エッセイ 「ドン・キホーテ<前編・後編>」セルバンテス <読書経験> 2
<続き> そうして、振り返って思えば、どこにでもいるような平凡な田舎娘を、貴婦人のドゥルシネーアとして、ここまで思い詰めることができる男とは、本当の阿呆ではないかという思いがどこかで過る。本で頭を焼かれた男。まさしく作者セルバンテスの狙ったところであろう。 「ドン・キホーテ」に見られる、数々の滑稽な... 続きをみる
エッセイ 「ドン・キホーテ<前編・後編>」セルバンテス <読書経験> 2
<続き> そうして、振り返って思えば、どこにでもいるような平凡な田舎娘を、貴婦人のドゥルシネーアとして、ここまで思い詰めることができる男とは、本当の阿呆ではないかという思いがどこかで過る。本で頭を焼かれた男。まさしく作者セルバンテスの狙ったところであろう。 「ドン・キホーテ」に見られる、数々の滑稽な... 続きをみる
エッセイ 「ドン・キホーテ<前編・後編>」セルバンテス <読書経験> 1
わたしは、読んだ本は、いつ頃読んだのかよく憶えている方なのだが、この「ドン・キホーテ」については、何歳ころに読んだのかほとんど記憶がない。おそらく、学生時代に読んだと思うが、不思議と内容については、よく覚えている。 まず、岩波少年文庫版の抄訳の「ドン・キホーテ」を読み、だが、それでは「ドン・キホーテ... 続きをみる
人間性とはいいますが、これほど偉大でまっさらな心情を持った作中人物は他にいないでしょう。著者のセルバンテスは、この書のために、風俗紊乱罪で投獄されています。現代の視点から見れば、滑稽なほどの法律の乱用に見えますが、著者の有名な「ドン・キホーテは私だ。」という裁判での弁明の言葉は、その後の文学の脊髄を... 続きをみる
#695 レビュー『アリストパネース1 ギリシア喜劇全集1』
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (81日目~90日目)
週刊 読書案内 乗代雄介「掠れうる星たちの実験」(国書刊行会)
#682 レビュー ウェルギリウスとホラティウスの作品を知る『ラテン文学を読む』逸身喜一郎
#693 レビュー『ギリシア喜劇案内 ギリシア喜劇全集別巻』
週刊マンガ便 浦沢直樹「あさドラ 8」(小学館)
#685 レビュー 『世界古典文学全集 ウェルギリウス・ルクレティウス』
週刊 マンガ便 会田薫「梅鶯撩乱1~5」(講談社)
週刊 マンガ便 石塚真一「Blue Giant Momentum 1」(小学館)
週刊 マンガ便 坂月さかな「星旅少年(2)」(PIE)
週刊 読書案内 吉野弘「母」 中村稔「現代詩人論 上」(青土社)より
#679 レビュー 『ギリシア・ローマの文学』高津春繁
週刊 読書案内 安東次男「其句其人」(ふらんす堂)
【NFTとは】知る買う稼ぐ目的別おすすめ本|初心者はこの3冊だけでOK!
週刊 マンガ便 ハロルド作石「ゴリラーマン40 第4巻」(講談社)
【京都府・京都市】本家 第一旭 本店 特製ラーメン+瓶ビール 1,690円【2024年4月訪問】
京都の夏の風物詩「鴨川納涼床」絶景の鴨川ビューでいただく和フレンチ
再訪したお店~2024年4月~
ホテルの朝食
最近よくいくアジア飯。タイ料理の「パッタイ」、とても美味しい。昼飲み抜群。
ホカンス
粽の由来
餅寅
③京都 寺町通を歩く/サー・トーマス・リプトン 三条本店
【京都角打ちはしご酒レポ】烏丸御池・河原町で穴場スポットも紹介
程よい田舎
「旅」という資産形成。
②京都 寺町通界隈でランチ「おくどはん」と「ここら屋」
パンデミックの時期に
偶然のアジア飯との出会い、「タイキッチンバラミー」のグリーンカレーセット。