春を知らない蕾は凍ったまま眠る 私もその隣で眠る 懐かしい遠くなった春を枕にして 凍える日も悪くはない 流れ出ようとする涙も凍らせてくれる だから 凍える日も悪くはない 無になって凍った蕾の隣で眠る 懐かしい遠くなった春を枕にして
ポエムのムラゴンブログ
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美しい過去のために 記憶のピースを書き換える なかったはずの物語が 徐々に鮮明になっていく 学生時代に毎日乗った電車 目的地だけを往復していた 今 僕の目に映るのは 通り過ぎてきた途中の駅 途中下車してあの頃には 出来なかった自分時間を 感情の赴くままに過ごす きっと変わった景色 それでもあの時に空... 続きをみる
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冷たい雨だから 心は優しく いつものコーヒーじゃなくて 少し甘めのミルクティー 泣くほどのことじゃないから 大丈夫 濡れた靴でも歩いていける
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何を夢見ていたんだろ 何を期待してたんだろ 無駄だって 頭の隅で分かってるのに 心がまだ夢見てる 心がまだ期待してる 無駄だって 何度も言い聞かせてるのに 心の対話する時は いつだって涙が邪魔をする 無駄だって 本当はとっくに理解してる なのにまた 夢を見て 期待して 涙する
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開いたばかりの花びらが 一瞬で風に散らされていく 惜しげもなく潔く 散り際の花が一番綺麗だと 教えてくれたのは今は亡き人 だから余計に慈しむ 春はまだ先 静かに想い出を辿る夜
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幻だったと思う 痛みも ときめきも 喜びも 落胆も 嵐のように過ぎ去って 残ったものと言えば 雨跡だけ それを愛しく見るだけの日々 狂おしいほどの恋しさも いつしかさざ波のように 懐かしいだけ その懐かしささえも 幻だったと思う今 雨跡だけは確かにある
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甘い匂いの風 傷ついた心を撫でるように 足元に咲く草花 落ち込む心励ますように どんなにゆっくりでも 一歩は一歩 道に迷っても間違えても 一歩は一歩 ちゃんと進んでいる 誰かと競う必要はない 自分の一歩 幸せに近づいていると信じていい
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三日月が綺麗だったから ブランコにして乗っていたい ゆらゆら揺れていたら 哀しいことも消えればいい 三日月が綺麗だったから またあなたを思い出した ふわふわと靡くように 恋しさも靡いていく 三日月が綺麗だったから ブランコにして乗っていたい いつまでもゆらゆらと いつまでもふわふわと
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夢だった 憧れだった 夢は夢のまま 憧れは幻滅へと そして実力を知り 現実を認めた 逃げるんじゃない 負けたんじゃない 別れを告げるだけ またいつか さよなら さよなら東京
- # ポエム
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キラキラしたのは朝の粒 風が吹くたび揺れたから 私は手を伸ばした 戻れないから歯痒くて やり直せないから尊くて それでも前を向いて また一歩進む キラキラしたのは朝の粒 届かないことは分かってた それでも 私は手を伸ばした
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まだ目覚めたくない 雨音を聴いていたい 雪は静かすぎるから まだ出て行かないで あなたの気配感じていたい 雪は静かすぎるから 雪が雨に変わっても あなたの心は戻らない わかってる それでいい でもまだ 出て行かないで あなたの気配感じていたい 雪は静かすぎるから
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傘を忘れた 雨ほど濡れない気がした それでも歩けば髪に肩に降り積もる 雪 いつもよりも混み合うコンビニ いつもの街なのに白くなるだけで 浄化されていく気がするから 雪 もう少し見ていたい 傘を忘れた 家までまだ遠い アーケードの片隅で 雪 もう少し見ていたい
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努力なんかしない 才能のあるなしは関係ない 好きなことだけして生きる そこに結果がついてくる それで駄目なら駄目でよし 下手な言い訳するだけ無駄 好きな人だけいればいい 嫌いな人からは逃げればいい 人と比べてなんになる 楽に生きれるならそれが万全
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冬の公園 雪に埋もれて 黙っている 黙っている 春の公園 草木が芽吹いて 笑っている 笑っている 夏の公園 日に焼けた子供達 輝いている 輝いている 秋の公園 風に舞う枯れ葉 賑わっている 賑わっている 公園のベンチ ずっと誰かを待って そこにいる そこにいる
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今日の風に 春の匂いがした それでも蕾は固いまま あなたの横顔は遠いまま 今日の風に 春の匂いがした きっと雨がくる 夢みる朝に別れがくる そして私は泣く 今日の風が過ぎれば 冬景色に舞う さよならだけを先延ばしにして
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何も変わってない 変わりようがない 私をみる貴方が変わった だからでしょ? 何も変わってない 多くも少なくもない 私はこれでいいのに 貴方は過剰を求めた だからでしょ? 何も変わってない 変えるつもりはない 私に求める貴方が変わった だからでしょ?
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花をあげよう 花を飾ろう 花を見よう 私のために 花を水に差しながら 心まで潤うのがわかる ありがとう
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優しいウソは もういらないの 冷めた横顔も もういらないの 創られたやり取りも もういらない あなたが欲しがってたモノ 私は贈ることはできないから あなたの巧くもない歌 最後に聴くから 不甲斐ないだけの二人 グラスの中の泡になって消える
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泣いてしまったの 泣いてしまったの だって あなた 優しかったから 泣いてしまったの 自分でも驚いたわ 泣くなんて 人前で泣くなんて 初めてのことだったから 泣いてしまったの 泣いてしまったの だって 冷たい私の手に あなたの手が 温かかったから もうそれだけで 泣いてしまったの
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髪を切るように 貴方への思い 一気に切れたらいいのに 何の痛みもなく 心まで軽くなるように 一気に切れたらいいのに
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紅い涙 滲んで消えた 紅い涙 凍って折れた 消えた悲しみ 折れた痛み 抱きしめて 抱きしてて 夢をみる
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もうやり直せない そんなことは許されない ならば 甘んじて受け入れよう 誰も咎めない事 されど その罪は大きい 生涯悔いて 生きていくしかないのだから
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一人で悶々としていた日々 すれ違いや勘違いで より孤独の色を濃くして 室内にふさぎ込んでいった 窓の隙間から見えた光が 眩しくて美しくて そっと窓を開けてみた 突然の風が全てを吹き飛ばす 押し出すようで 引き込むようで 多色の風が語りかける 居た堪れず部屋を出る 新しい風を頬に感じ 闊歩する住み慣れ... 続きをみる
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勝手に付けられた 勝手なイメージ ソレ通りじゃなかったら 裏切りになるなら 永遠に裏切り続けるだけ 縛られたくない 拘りたくない もっと自由に 感じたままに 永遠に裏切り続けるだけ そこには何のイメージもない
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消えたい 消したい 殺したい 許せない 許さない 殺したい 私を愛した貴方ごと 貴方が触れた女ごと 私の道連れに 地獄へ堕ちろ
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無邪気な笑顔が豹変する トリガーがあるなんて 人の琴線と暴かれる過去 自由と条件の関係性 知りたくて知ったんじゃない 知らなくてもいづれは知る 止められなかった事情 君が流した涙の訳は忘れない 声の大きな人に圧倒され 饒舌な人に翻弄され 少しずつ塗り替えられた 消された気配を忘れない 小さく怯える君... 続きをみる
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きっと。あなたなら。 なにかの選択時には必ず思う きっと。あなたなら。 間違いなくそうする そう言う きっと。あなたなら。 だんだんと迷わなくなる 悩まなくなる きっと。あなたなら。 いつも必ず根底には愛がある きっと。あなたなら。 今も私を叱るでしょう
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懐かしい人に出逢う 初めて出向いた街で 時間が戻るのではなくて 時間が進んだことを知る 言えずのままの言葉 今ならもっと 気の利いた言葉 どんな道を進んできたかの 勝負は突然に訪れる 星空の流星を数えて 重なる時間を熱望した 隣を歩く姿を想像し 見た目だけ変わらない 摩訶不思議な未来を 描いた僕 や... 続きをみる
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瞳に降り積もる雪 白い幻想 覆い尽くすまで 見上げる空 風が止んでも 加速する 手袋をわざと外して 痛みを感じて 白い幻想 いつまでも あなたを想う
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見上げれば混じりのない 青の世界 通り過ぎた季節も きっと同じ世界だったのだろう 青空に虹がかかり 夕焼けに鳥が飛んでいた 変化を知らずに 前だけを見てきた 今日見た青の世界に 頬を伝う涙 見慣れたはずの 見たことのない世界 真実が残る言葉にあるのなら その場限りの言葉には 惑わされなければいい ペ... 続きをみる
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悲しいから微笑んで 苦しいから笑って そんな君をいつも 側で見守る僕 迷っても振り向いても 答えが出ないことを 知っているかのように 君は前だけを見ていた 時には立ち止まり 時には時間を戻して 心の変化を理解すれば 見えてくるのに もどかしく思う僕 でも大丈夫 君は君のやり方で 今までも乗り越えて ... 続きをみる
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非常階段は螺旋 扉の向こうの鉄格子 空さえ自由は確約されない いつか読んだ小説 一小節だけの記憶 削られ切り開かれた道 崩れる時を静かに待つ もう誰の声も届かない 聞き飽きた昔話の反復 憐れみが一層増す 純粋に愛されたかっただけの人
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苦しくて切なくて どんなに思っても 届かない 叶わない 友達を超えても 親友になってしまう 不器用で幼稚な自分 待っていても 仕掛けても 伝わらない やって来ない 結ばれて浮き足だっても 違う相手と繋がる 待つだけの意気地なしの自分 憧れて 話せなくなって 距離を置いてしまう 平常心を求めて ありの... 続きをみる
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自分のためだけに 人を蹴落とし蹴散らして 相手の細胞を殺していく 無知なのか承知の上か 必要以上にできるとこまで 相手の存在を下げていく いつかは自分がされることも 知らないで 巡ってきても責任の所在を 容易く求めて亡霊になっていく 視界が違う 視野が違う 言葉では簡単 比較してもわからないのが 本... 続きをみる
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何を求めて彷徨う 何を探して奮闘する 下ばかり見たのなら 明日のことは見えてこない 人の指示や承認欲求のため 自分をそっちのけで動く 哀れな操り人形は 今日だけを生きていく 人の悩みを聞き続ける 宣教師が舞う月夜のダンス 人を助け続ける 先導者が見る夜空の絵画 混沌としているからこそ 見えてくる明日... 続きをみる
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優しい思い出だけでいいのに 思い出すのは悲しかったことばかり 優しい思い出も絶対あるのに 思い出すのは苦しかったことばかり その度に涙込み上げてくる 未だに乾かない思い もう忘れていいのに 思い出すのは寂しかったことばかり
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本能のままに抱きしめて 邪魔な理性は眠らせて 今夜だけの愛でいい 互いの罪を許し合って 後悔しかない朝が来るまで 今夜だけの愛でいい
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七色の虹が青空に寄りかかり 見たこともない風景を染め上げ 揺れる草花が一斉に 喜びのダンスを踊る 二度と来ない一瞬を慈しみ 儚さが示す美しさを提示する 偶然が運んでくる 奇跡の光景には 行き先もなく やがて消えていく 世の中の不条理を置き去りに 誰もいない場所で繰り返し 現れては消える 見える者にし... 続きをみる
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はしゃぎ過ぎ時は過ぎ 静まり返った街が深呼吸する 人々の歩幅も変わり 季節の移り変わりを実感する 優しくなったね 違う生き方を選んだ 僕に君が微笑む ダイヤモンドダストが舞う 北の街の優しい灯りが 二人の再会を刻む もう戻れないと思った僕 別人のように映る君 出会うはずではない 出会うべき人 時間だ... 続きをみる
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誰かの大切な思いを 不謹慎という言葉で 無駄にしないでほしい それとこれは別なこと 祝うことも救うことも どちらも大切だから 優しい誰かが 真面目な誰かが 落胆することのないように 誰かの大切な思いを 不謹慎という言葉で 無駄にしないでほしい
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ずっと きっと 幼い僕たちは いつも信じていた 君の耳ではなくて 手に届くように 必死だった僕 一人の時間を超えて 見えない君に 語りかけた満天の星空 同じ空を見上げた今は昔 期待と不安で降りたタラップ 軽くなる足取りも 君に届くかな 記憶の中で描く光景 激しく打つ鼓動 出迎える人などいないのに 輝... 続きをみる
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泣かないようにしてたんだよ 平然と見せていたんだよ 今思い出しても辛いよ あの頃の自分を 抱きしめてあげたいよ 誰にも話さなかった 誰にも話せなかった 本当に辛いってそういうこと でも大丈夫だよ 未来の自分はちゃんと幸せだよ あの頃の自分にそう言って 抱きしめてあげたいよ
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あの日 あの時の僕も 同じ判断をするのかな? それとも別の道を 選ぶのかな、、、? 戻れない時間を理解していても 繰り返してしまう 時間の経過が生み出す 人への試練なのか 今を生きていない証拠なのか 何も変わっていない そう思うのは自分だけ それぞれの分岐点で 皆 己の明日を思う 大丈夫だよ そっと... 続きをみる
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きっと夢 でも嬉し 夢ならもっと大胆に きっと夢 でも楽し いつか覚めても 余韻で生きる きっと生きていける
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通い詰めた蔦の絡まる喫茶店 アイスしか飲まなかった僕が 今ではホットのコーヒーを 意味あり気に味わっている 多くを語らないマスターも 今では愛想いを覚えて カウンターの常連と 天気の話を交わしている 蔦の分量以外にも 時間の経過を知らせる 店内で時を止めた 大きな時計が鎮座する 今にも動き出しそうな... 続きをみる
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人を押しのけてまで やりたいことなんてない 誰かに押しのけられるほど 自分の価値がないとも思わない むきになって人を押しのける人の 伸ばした手が得るものって何? ならば 押しのけられてよろける人を 私は支えてあげたい 不安と恐怖で怯える小さな子を 大丈夫だよと守ってあげたい その方があったかい
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NOしか言わぬ人々を オセロのようにひっくり返す 降りしきる線状のシルバーが 全てを洗い流していく 嘗ては同じ景色を見ていた 彼らの荒んだ心を晴らすもの 五感に語りかける言葉 アップデートされた囁き 真っ白なダイアリーを手渡して 同じ色で染めていくことを 願う儚き思い 何を見て前へ行くのか 何を持っ... 続きをみる
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いつもよりも白く見えるのは いつもよりも青いから いつもよりも哀しく見えるのは いつもよりも賑わっているから 相反して追随している 反発し合いながら惹かれ合う 君もどこかで同じ思い そんなこと願っている
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あなたらしさの無いあなたなど 何の魅力もない 興味もない だからもう 好きじゃない 好きじゃないから 忘れていくだけ 思い出しもしない それほどに 何の魅力もない 興味もない 私が好きだったあなたは もうどこにもいない 何の未練もない
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離れない情けに 縋り付くストーカー 計り知れない人の器でも 淀みの成分はいらない 最初の一滴が侵食するから 諦めの時間が人を浄化し 切り替えられた心が 成分分離を行ない 翌日にはクリアな気分になる 時々刺すよう痛みがあっても 思い出に変われば現れる 美しい時代 分離された不純物が 放り出された 美し... 続きをみる
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ただ遠くから見ているだけで 増していく思いは とっくに溢れている 溢れる思いをどうにかして あなたに伝えたいけれど そんな勇気など 私は持ち合わせていなくて 目で追うだけの毎日 すれ違うことさえない日々 それでも恋
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消えそうな灯火と 燃え上がりそうな炎 消えていく運命と 生まれ出る宿命 一つのものを争い 奪った後にまた別の何かを 匂いを嗅ぎ分けて探す 貯め込むのは生き物の性 新進気鋭の人々が その先を歩き 道を記すのなら 必要な分を必要なだけ 欲望との葛藤に優ってこそ 人が人である意味を知る 幾度も繰り返す摂理... 続きをみる
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人を傷つけ 人に傷つけられ 幼き経験は 価値を知る道標 人を貶め 人に貶められ 成熟した策略は 人の劣化を加速する やったらやり返すのは 目先の愚かさを露呈する やったらやられ倒し そのものの周囲を含めて 彼らの存在しないステージへ 視界からいなくなれば 意味のない経験として 浄化していく 二度と戻... 続きをみる
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夜明けの頃 あなたはもういない それから眠る 意味などない ただ単純な毎日に また戻るだけ それでいい それしかないから そこから眠る
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空に放つ言霊への願い 引き寄せられるものが 辿る経緯への興味 まだ知らない出会うべき人 まだ知らない来るべき事象 教会のオルガンが奏でる 本能を刺激する旋律 手を合わせて内なる自分と 語り合う作られた静寂 他人を見て自分を見るのではなく 自分を見てより深い自分を見る この上で他人を含めた世間を見る ... 続きをみる
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何の罪もない人が これ以上傷つくことのないように ただ和やかに暮らしている人が 追われることのないように 不安に嘆く人々が 一刻も早く安堵できるように 何も出来ない私に出来る 唯一の祷りを捧げる
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伸びた髪の分け目を変えて 鏡の中だけ別の自分 あの頃とは違う髪色で その次の自分に出会う 時代と共に変わる流行りに 身を委ねて自己暗示をかける 目まぐるしいほどの変化に 乗って辿り着く 誰だかわからない自分 就寝前のため息は 知らないうちに積み上げた 虚しさの悲鳴 本当に美しいものに 遭遇した時のた... 続きをみる
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昨日と何ら変わりのない今日なのに 何がめでたいのか分からない ねぇそんなことよりも 私をもっと抱き寄せて 心ゆくまで愛でてほしい 世間の価値観なんてどうだっていい 私の世界はあなただけで充分 だから愛でて 愛でて 私をもっと抱き寄せて 心ゆくまで愛でてほしい そしたら言うわ ハッピーニューイヤー
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去りゆくものに思いを馳せる 様々な思いが巡る 残ったものに思いを寄せる 大事な気持ちが湧く 心の中の優しさの灯火 消えないように 消さないように ゆっくりと あと少しだけゆっくりと この時を刻む
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知らない街から知らない街へ あてもなく路線バスに乗る 移りゆく車窓の景色 内を知らなければ 美しく優しい景色 笑って話せる景色の中の人 はぐらかすこともなく 二度と会わない背景が 真実を知らせてくれる 景色の中に入れない僕は 優しい言葉と好奇心だけを 全面にだし 小綺麗な言葉を 紡いでいく 街から街... 続きをみる
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溢れ出るくらいなら 誰にあげよう 僕の喜びを 金色の野になった 街の街路樹を見上げて 物事の始まりを考える 迷路のような街も 深呼吸して記憶を戻せば 聞こえてくる 木や水が話す単語の連続 伝わってくる母音の優しさ 相手を蹴落とすことも 自分を卑下することもなく 飄々とした正論が飛び交う 太古から変わ... 続きをみる
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昨日よりも楽しくて 明日よりも哀しいから 今日を生きてるって感じられる 泣いた日々を許してあげるよ その日があったからこそ 気づくことが出来たんだから あなたに逢えたんだから だから痛みをありがとう そう言える所までやっと来れたよ
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あいつやこいつ 面影だけを残して 日常を反映させた顔で 冷めた挨拶を交わす あの時やこの時 色々と溢れてくる感情 もう子供じゃないと 奥に秘められた瞳 幾度となく振り返り 幾重にも重ねた思い出が セピア色に褪せていく 写真の中の僕らは 一瞬を切り取っただけの一片 無くして得るもの 得るために無くすも... 続きをみる
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冷たい指のまま さよならしてしまったね 震えていた 心まで震えて 伝えたい言葉さえも凍ってしまった ふたり共が震えていたね あの時なんて言えば 互いに納得できたのだろう 冷たい指のまま 手を繋いでも暖まらないことを あの時に学んだんだ ごめんね 僕は幼すぎた
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手を伸ばして得れるもの 誰でも手に入れられるありふれたもの 姿すら見えないベールに包まれたもの 望む意思次第で向こうからやってくる もしも手にすることができても 永遠は一瞬となって 次を求めて 彷徨い歩く 一人きりで悩んでも 喉が切れるほど叫んでも 目の前には現れたりはしない 音が吸われ 静寂が訪れ... 続きをみる
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ピンと張り詰めた空気の中で ドクンと脈打つ気持ち 全てが透明に見える世界で あなたの吐く息だけは 確かに白くて そこに私の白も混ざって 一気に色づく世界 始まったばかりの恋は 冷たい季節を ふわっと暖かくする
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聞き慣れた音楽 刻むビートに体を委ね 無の時間を遊ぶ どこにいても 誰といても 我に帰る音の魔力 感情の抑揚を見事に支配する 暴走する音符の痕跡 太古から体に組み込まれた 天然音源の再現性 逃げれない 逃してくれない 挨拶もなしにやってくる 能天気なリズム 今を切り返すことも 過去を旅することも 可... 続きをみる
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まだ大丈夫 まだまだ大丈夫 そう自分に言い聞かせている だけど もうギリギリのとこ 大分ギリギリのとこ 来ちゃってるのも感じてる ここまで来て何故か このギリギリを超えてみようと 闘志を湧かす
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静まり返る空間 物言わぬ者達と対話する 孤独な作業 感情を殺して 息を潜めて 真実を求めていく 伝聞では見えない データでは見えてこない それでも探る心理戦 日常の切り抜きと 人の慣性が並ぶ 謎解きのピースが置かれた 無機質なテーブル 神経をすり減らし 聞こえるはずがない 部屋中に広がっていく 振動... 続きをみる
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何かに囚われるつもりもなく ただ粛々と過ごすだけ その中で もしも もしも 誰かに何か響くものがあるのなら それが私の残したものならば 光栄に思う
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特別なことなんて何もない 普通の日 昨日より寒いだけの 普通の日曜日 浮かれはしゃぐ人波に逆行して 寂しそうに見えないように 平気そうな顔して歩く 独り歩きが罪人のような 肩身の狭い人通り 別に特別なことなんて何もない 普通の日 昨日より寒いだけの 普通の日曜日
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旅を続ける者は言う 永遠に終わらない人生のようだと 旅は自分の意思 人生は自分の宿命 それだけの違いしかない 辿り着くはずもない 永遠にループする思い いつでも止められる旅 それでも続ける理由 擬似体験で得られるものを どうトレースするのか 動き揺らぐ感情を どうキープするのか 旅路の果てに 得られ... 続きをみる
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変わらないと思いながら 変わっていくのが自然なこと 風景も 物も 人の心も 変わっていくことは 決して悪いことじゃない ただちょっと 哀しくなる時がある ただそれだけのこと 心の中で折り合いつけながら 自分も変わっていく それが自然なこと
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無限に広がる無知の領域 とっくに飽和状態でも 無理やり詰め込んでいく 人の虚栄に満ち溢れた 逆引きの架空の正論 取捨選択の道を塞ぎ ブルドーザーのように 人々の感情を集めていく ほんのちょっとの突起でいい 小さな自分らしさを見せれば 多くの中の一つではなく 一つだけの自分が現れる ここまで歩いてきた... 続きをみる
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明日でいいよ 明日がいいよ 今日はもう 充分がんばったから 明日にしよう 明日はきっと 今日より もう少しがんばれるから やさしい夢をみて 明日のために
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幸せを願う言葉じゃない 不幸を待つ行動でもない あべこべに浮かぶ 薄っぺらな存在 後悔と期待が交互に現れて 手招きをする 自分で持ってないものは 人からもらえばいいって 言っていた君の浅ましさが 全ての日々を奪っていった だから君みたいな人を 避けてきた僕は 周りが君みたいな人しか いないことに気づ... 続きをみる
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風の子たちの弾む声が 寒々しい公園を 一気に明るくする 仲良く歩く老夫婦の 長く伸びた影までが 優しく寄り添い合っている ベンチでギターを弾く若者は きっと希望と絶望を 胸に秘めているんだろう 枯れ葉残る大樹から 一気に飛び立った鳥の群れ 私も仲間になれたらいいのに
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恋愛心理研究所
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★恋人の欠点にイライラせずポジティブになる“視点”(徳間書店「アサジョ」連載)
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◆【しあわせヒント3】Kindle1位な美女さまのお話/安藤房子ラジオ「ハッピー・パラダイス」
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★しつこい元カレに別れを納得してもらうには!?(徳間書店「アサジョ」連載)
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★“毒親”育ちの恋愛下手から脱出する方法とは?(徳間書店「アサジョ」連載)
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【複製】◆週刊「秘密の花園」2024/04/029(月)配信:憧れの心理学者・富田隆先生との会
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恋愛感情と友情の違い:好きな気持ちを確かめる方法
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メンヘラとヤンデレの違いを簡単に解説!恋愛心理学的視点から
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◆【しあわせのヒント】今のハッピーはみんなのおかげ(アンジーラジオ「ハッピー・パラダイス」)
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◆ほめ上手になる(週末恋活「恋マガジン」LoveText vol.56):詩/恋愛心理
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★知り合った人と今すぐ親密になるための秘訣【恋愛編】(徳間書店「アサジョ」連載)
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◆【しあわせのヒント】アンジーラジオ「ハッピーパラダイス」ひさしぶりに更新「海外旅行と行動」
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★知り合った人と今すぐ親密になるための秘訣【一般編】(徳間書店「アサジョ」連載)
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◆ネガティブなほうが恋愛体質になれる? 裏切られない信頼の仕方とは?:秘密の花園20240424
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◆恋愛心理研究所 5月の恋愛相談とKindle相談の優先割引予約のご案内
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宇宙生物ぷりちーぴ
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1 .改 茜さす 1p目更新しました(黒田チカ氏を詠んで:日本初の女性化学者にして帝国大学に入学した最初の女性)俳句
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7 .改 川つばめ 7p目更新、完結しました(江戸時代中期に延岡藩、岩熊井堰を造った藤江監物・江尻喜多右衛門を詠んで)
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5〜6 .改 川つばめ 6p目更新しました(江戸時代中期に延岡藩、岩熊井堰を造った藤江監物・江尻喜多右衛門を詠んで)
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3~4 .改 川つばめ 4p目更新しました(江戸時代中期に延岡藩、岩熊井堰を造った藤江監物・江尻喜多右衛門を詠んで)
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1~2 .改 川つばめ 2p目更新しました(江戸時代中期に延岡藩、岩熊井堰を造った藤江監物・江尻喜多右衛門を詠んで)
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7~9改 火宴供す 立花宗茂 9p 江戸時代(後)更新しました(筑後 柳川藩初代藩主、立花宗茂を俳句で詠んで)
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5~6改 火宴供す 立花宗茂 6p 関ヶ原の戦い更新しました(筑後 柳川藩初代藩主、立花宗茂を俳句で詠んで)
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1~4改 火宴供す (筑後 柳川藩初代藩主、立花宗茂を俳句で詠んで)4p目:九州平定(後)天正15年更新しました*不定期更新のお知らせ
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P240105 迎春🌺
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P231229 雪深い奥山で
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S231222 魔法の軍手
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SS231215 白紙29・・・🖊
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P231208 どこにでもある風景
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P231201 戸棚
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SS231124 閲覧注意と言われても・・・📘
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