気になって気になって兵法家伝書をもう一回見直して調べてみた。 いや何をって、私は参考文献として兵法家伝書や孫氏兵法や戦争論を用いるのだけれど、その兵法家伝書を書いた柳生の先生は書を著すにあたって何を参考にしたのかなと。 柳生の翁先生は全くの0から書いた訳では勿論ないので武術のみならず、それなりに文学... 続きをみる
読書録のムラゴンブログ
-
-
いつの間に出ていたのか、、、2015年に文庫版を購入したときはその値段の高騰ぶりに手が震えたのを覚えている。 その後、弟弟子にサン・テグジュペリ3部作として貸して今手元にないけれど、まだ大切に持っていてくれているかな? 人間はいつの時代も空を自由に飛び回る幻想に取りつかれるけれど、空で緊急事態に陥っ... 続きをみる
-
この本を初めて読んだ時、僕は22歳で、今更そう言ってしまうと空しいようだけれど、はっきりと僕は「恋」をしていた。 それは空の太陽のように燦然と世界の万物を照らし出すような恋ではなく、何かの化学反応によって地上に生まれた、妖しく謎めいた青い燃え上がりに似ていた。 自然のあるがままに慣れ合うのでなく、お... 続きをみる
-
「ドナウの旅人」は初めて読んだ宮本輝の作品だった。 僕自身3年前の冬にドナウの流れる東欧の国々を一人旅したことがあり、本屋で偶然目にしたそのタイトルに強く興味をひかれて上巻を手にしてみた。 ドナウの旅人〈上〉 (新潮文庫) 新潮社 本 作者の宮本輝は凄く昔の人だというイメージを勝手にもっていたけどW... 続きをみる
-
名作と有名なのでずっと読みたかった一冊。 叙述トリックを駆使した小説で、最後に種明かしされたときは頭の中がハテナでいっぱいに。 意味が理解できたとき、 文章の中での違和感が解消された。 殺人者は夫 母とは夫の実母 妻は息子を疑っているが息子は無実 息子は父の罪を知っている 整理すると結末は簡単なのに... 続きをみる
-
ドラマ化されていた杉村三郎シリーズの第1作目。 シリーズ物のしらず、名もなき毒を先に読んでいました。 派手な事件が起きるわけでもなく、杉村三郎は頭の切れる刑事というわけでもない。 事件に関わる人たちの人生を深く描きながら真相に近づいていく。 梶田さんの人生を辿ることでいろいろな人の過去が明らかになり... 続きをみる
- # 読書録
- # 60代の日常
- # おひとりさま暮らし