日々の恐怖 11月1日 実は私です(2)
日々の恐怖 11月1日 実は私です(2) 天井の靴跡です。 小学三年生の時、クラスで弱いクセにいつも威張り散らしていたヤツが、掃除時間にふざけて上履きを投げて、天井に見事な靴跡が付いて、そいつは滅茶苦茶怒られたんだが、その説教は公開説教じゃなかったために、クラスでも足跡の真相を知っていたのは半分もい... 続きをみる
日々の恐怖 11月1日 実は私です(2) 天井の靴跡です。 小学三年生の時、クラスで弱いクセにいつも威張り散らしていたヤツが、掃除時間にふざけて上履きを投げて、天井に見事な靴跡が付いて、そいつは滅茶苦茶怒られたんだが、その説教は公開説教じゃなかったために、クラスでも足跡の真相を知っていたのは半分もい... 続きをみる
日々の恐怖 10月31日 実は私です(1) 忘れもしない小学2年生のときの掃除の時間だ。 低学年ばかりが入る旧校舎、通称、蜂の巣校舎2階の男子トイレの入口横の壁を、同級生の斎藤君が濡れた手で叩いたところ、くっきりと手形がつき、拭いても取れなかった。 「 先生には黙ってて・・・・。」 「 うん・・・・... 続きをみる
日々の恐怖 10月29日 人形(2) そしたら親父が来て人形を抱き上げ、人形に向かって、 「 もう寝なさい。」 と言い、今度は木箱を持ってきて、中に入れ蓋を閉めた。 その後、親父に、 「 何をしてたんだ!」 と酷く怒られて、 「 箱の中から猫の鳴き声がした。」 と説明すると、溜め息をついて、 「 今... 続きをみる
日々の恐怖 10月26日 人形(1) 俺の実家は寺をやってて、親父が憑き物祓いや人形供養してるのを何度も見て来たが、今までで1番怖かったのが赤ちゃんの人形だった。 ミルクとか飲ませるような結構デカイ人形だ。 当時10歳くらいだった俺は、夜トイレに起きると、人形部屋(供養する人形や、供養前の人形を集め... 続きをみる
日々の恐怖 10月24日 祠の横 23時に仕事が終わって車で帰ってる途中のことなんやけど、家の少し手前の直線道路にさしかかったとき、いっつも点いてる街灯が全部なぜか消えてたんです。 そこでまず気味が悪くなって、ライトをハイビームにしたんです。 そしたら、道路の左側になんかあるんです。 もともとそこに... 続きをみる
日々の恐怖 10月22日 古い電車 小学校低学年の頃だった。 家の近所に市電、つまりちんちん電車が一両捨てられていた。 原っぱの一角に、錆びだらけで放置された車両だ。 今考えてみればちょっと薄気味悪いが、当時の子供たちにはかっこうの遊び場だった。 子供のよく作る秘密基地、この車両も当然ながら秘密基地... 続きをみる
日々の恐怖 10月18日 友達 中3の時まですごく仲の良かった友達がいた。 だが思春期特有のもつれでうまく話せなくなってしまい、こちらから話しかけても絶対口を開いてくれなくなってしまった。 そのまま別々の高校に進学したが、中学が同じ学区なだけあって、1年に数回は相手が自転車、こちらが歩きの時にすれ違... 続きをみる
日々の恐怖 10月17日 イマジナリーフレンド 賃貸のアパートにある家族3人が暮らしてたんだが、3,4歳の一人娘が言うには、部屋には○○ちゃんなる者がいる。 一人遊びしてるはずなのに、会話したり、バイバイしたりしてる。 イマジナリーフレンドかと思っていたが、ある日のことだ。 またしても、娘が○○ちゃ... 続きをみる
日々の恐怖 10月14日 タヌキ(5) ある日、お袋が買い物に行っている時にお絵書きを始めたが、途中で書くものが無くなって、和室の押入れの襖なんかにも書き殴ったらしい。 案の定、帰宅したお袋が激怒して、書いた物全て捨てられたみたいだ。 その時に、お気に入りの一枚だけ隠したと言う。 当然、みんな絵が気... 続きをみる
日々の恐怖 10月12日 タヌキ(4) みんな何が何だか判らない。 「 あのね、神棚にね、タヌキがいるのよ。 何か狸の絵が置いてあると思うんだけどね。 それに憑いちゃったみたい。 元々悪いものではなくてね、自然のままって感じなの。 初めは悪戯半分だったんだろうけどね。 神棚に上げられちゃって、毎日拝... 続きをみる
日々の恐怖 10月10日 タヌキ(3) 土曜日に、北海道に住んでる父方の伯父夫婦が定年退職したということで、家に遊びに来た。 家で2泊し、来週一杯、各地を旅行するらしい。 伯父の家は父の実家であり、俺や姉貴も何度も夏休みに遊びに行っていた。 だけど、伯父が家に来たのは記憶に無い。姉貴も覚えが無いと言... 続きをみる
日々の恐怖 10月7日 タヌキ(2) 姉貴が買い替えたのかなと思ったんだが、晩飯の時ニコニコして報告した。 自転車屋で修理してもらおうと店員に見てもらっていたんだが、結構修理代がかかるらしい。 新車か修理かという深刻な悩みの最中に、お婆さんが自転車を押してやって来た。 店員との話を聞いていると、自転... 続きをみる
日々の恐怖 10月4日 タヌキ(1) 俺の姉貴は運が良い人間だ。 宝くじを買えば、ほぼ当たる。当たるといっても、3億円なんて夢のような当たり方ではないのが残念なところだ。 大抵3,000円が当たる。 何回当たったかなんて、いちいち覚えてられないくらいだ。 高額なのは100,000円が3回だったかな。... 続きをみる
日々の恐怖 10月2日 家に出る(4) 一階はまだマシだけど、二階は酷い。 一日中誰かが歩き回ってるし、洗面所の鏡には時々女の人が写り込むし、やたら毛髪が落ちてたり、視線の感じ方がハンパない。 でもやっぱり兄は、 「 誰かが居ると思うと寂しくない♪」 と普通に言う。 兄は感じるだけで見えてないから幸... 続きをみる
日々の恐怖 9月30日 家に出る(3) 兄が24~26歳まで住んでた曰わく付き物件がある。 台所にはお婆さん、居間には影の集合体が家の中を徘徊する、よく分からない物体のいた一軒家だ。 一軒家なのに家賃は3万だ。 本当に気持ちの悪い家だった。 引っ越した当初、耳鳴りと金縛りにしばしば襲われたらしいが、... 続きをみる
日々の恐怖 9月27日 家に出る(2) 暫くは何事もなく過ごしてたけど、気づいたらいつも何か視線を感じる様になった。 飼ってた犬は部屋に来ると吠えるし、猫は壁とにらめっこして退室した。 “ 嫌だなぁ・・・・。” と思っていたんだが、その事を友達に話したら、 「 隣の部屋に、なんか居るんじゃね?」 と... 続きをみる
日々の恐怖 9月25日 家に出る(1) 小6の時、実家の二軒並びに建ててあったうちの一軒を建て替えた。 図面を見て祖父は大反対した。 祖父は、 「 水場と玄関の位置が悪いから変えろ。」 と言っていたと思う。 だかしかし、父は祖父の話を無視して家を建て替えた。 家が建ちあがり、初めて部屋を与えられたも... 続きをみる
日々の恐怖 9月23日 盗聴器の声(3) その捜査の中で、犯人は不思議な供述をしました。 それは、盗聴記録の中に、彼女の部屋に毎晩1時半頃に男が帰宅し、 「 ただいま~、帰ったよ~。」 と言葉を掛けたと言いうことです。 しかし、声を掛けられた彼女は無言のままだったようです。 その後も朝彼女が出勤する... 続きをみる
日々の恐怖 9月18日 盗聴器の声(2) 何故なら直感的にその部屋を紹介した不動産屋の担当者を疑っていたので、外してしまうと犯人との経路が途絶えてしまうと思っていたからです。 それに電波の届く範囲を考えれば、一々車で盗聴をしに来るか、近くに住んでいて普段は録音しているかのどちらかしかないと思うけど、... 続きをみる
日々の恐怖 9月15日 盗聴器の声(1) 10年以上前ですが、仲良くしてた職場の同僚(女性)が、引越しをして2日後くらいから無言電話や送り主不明の手紙がドアポストに入れられるようになりました。 その手紙の内容から、引っ越ししてからの彼女の行動が正確に捉まれている様なので、ストーキングされてるんじゃな... 続きをみる
日々の恐怖 9月12日 霧が出る(2) 霧については、もう一つ話がある。 これも7年くらい前の話だ。 母と祖母が車で一緒に出掛けていて、他の家族も家を空けていたので一人でテレビ見ていた。 「 夜九時くらいには帰る。」 と言っていた母達が戻らないまま日付が変わったので、 “ 世間話盛り上がって、帰るに... 続きをみる
日々の恐怖 9月9日 霧が出る(1) 5年くらい前かな、夜中の3時くらいに東北の山道車で走ってたら、ものすごい霧が出てきた。 前のトラックのテールランプがかろうじて見えるって状態だったのに、トラックはかなりスピード出してるのかあっと言う間に見えなくなった。 後ろには黒い車がついて来てたんだけど、一本... 続きをみる
日々の恐怖 9月6日 空き巣 去年頭までキャンギャルとかイベコンをやっていた。 今はその世界に嫌気がさして、毎日スッピンのヲタ喪女です。 その時の仲間の子のマンション(1k三階)が、ある日空き巣に入られた。 しかし窓の鍵が壊されて侵入されただけで取られたものは特になく、警察も不思議がっていた。 その... 続きをみる
日々の恐怖 9月2日 東京都板橋区(3) 以来、老婆の霊は出なくなった・・・・・、わけではなかった。 相変わらず、老婆の霊は出た。 しかし、佐藤さんがみかん箱に毎日お茶を置き、ご飯を炊いたら一膳のせ、を繰り返しているうち、1ヶ月ほど経ったら老婆の霊は、痩せこけた恨めしい姿から、ふくよかな微笑みをたた... 続きをみる
日々の恐怖 8月30日 東京都板橋区(2) ところが、その部屋で寝起きしている佐藤さんだけは、老婆の幽霊を見ない。 親父と鈴木さんが、 「 佐藤、変なもの見たことないか?」 というと、佐藤さんは、 “ きょとん・・・・??” とするばかり。 それで、引っ越して1ヶ月して、親父と鈴木さんが黙っているの... 続きをみる
日々の恐怖 8月27日 東京都板橋区(1) 親父から聞いた話である。 親父が大学3~4年の間、男3人で小さくて古い一軒家を借りて住んでいた。 と言っても、家賃をちゃんと払ってるのは親父と鈴木さんだけだった。 もう一人の佐藤さんはあまりにも貧乏なので、居候させる代わりに家の掃除、ゴミ出しなどをやっても... 続きをみる
日々の恐怖 8月24日 古民家(3) こんな偶然があるのかって驚いたが、全く同じ家にAさんも住んでいた。 そしてAさんもその声を聞いて、Aさんは一人っ子だったから怖くて怖くて、泣いて両親に頼んで引っ越したそうだ。 お互いにもうすぐ40歳になろうかって年だったし、今更怖いってのはないけど、好奇心に駆ら... 続きをみる
日々の恐怖 8月22日 古民家(2) ある日、思い切って姉に聞いてみた。 「 パパとママ、もしかして仲が悪いの? 離婚とかしないよね・・・・?」 すると姉も夜中の喧嘩に気付いてたらしくて、同じように心を痛めていた。 それで思い切ってふたりして母に言った。 「 どうして喧嘩してるの? 2階まで聞こえる... 続きをみる
日々の恐怖 8月19日 古民家(1) 私の父親は2年毎に転勤のある仕事で、両親と姉、弟の5人で、姉が高校受験を迎えるまで引っ越しは続いた。 大抵は県庁所在地のマンション住まいだったが、一度だけ回りが田んぼに囲まれて、柱が黒光りするような古民家に住んだことがある。 この間、愛しの座敷わらしって映画を放... 続きをみる
日々の恐怖 8月16日 海の家 (7) 姉は小さい頃は言わなかったが、人魂を目の前30cmで見たと、俺が大学生になってから白状した。 小屋の外にある便所に行ったとき、やたらと外が明るいなと思っていたら、目の前にバスケットボールぐらいある人魂が飛んできた。 そして、姉の目の前で静止したので、よくよく人... 続きをみる
日々の恐怖 8月13日 海の家 (6) 母曰く、 「 あの頃、うちは貧乏だったから、アレも哀れに思ったんだろう。」 ただ、骸骨だけは、 「 いかんヤツ。」 だと母は認識していた。 「 アレは、海で死んで、遺体が発見されてないヤツなんだと思う。」 骸骨は置いておいて、俺は海藻人間が見た目よりいいヤツだ... 続きをみる
日々の恐怖 8月9日 海の家 (5) 父親を無理矢理起こして、3人で窓からそっと覗くと、月明かりの中、骸骨が浜を歩いていた。 やたらと大きな骸骨で、表面にフジツボらしきものがびっしりついていて気持ち悪い。 それが酔っぱらいのように、フラフラと浜を歩いている。 なにかを探すかのようにうろついている骸骨... 続きをみる
日々の恐怖 8月7日 海の家(4) 姉と俺で小雨の中、波打ち際で遊んでいたら、全身も見たことがある。 磯でなにかを拾っている人影が見えて、俺が、 「 あれ・・・・?」 と声を出したら、 「 ゴブゴブ・・・・・。」 言いながら海へ向かっていって消えた。 全身が海藻まみれで、身長は2メートル以上あったと... 続きをみる
日々の恐怖 8月5日 海の家 (3) 雨の日は海の家は休みなのだが、母が町役場に出かけ、俺と姉は留守番した日のことだ。 けっこうな暴風雨で、昼間なのに真っ暗だったのを覚えている。 俺と姉は、映りが悪い14型のカラーテレビを見ていたのだが、突然、停電してしまった。 古い小屋だったから風雨の音ばかりが響... 続きをみる
日々の恐怖 8月2日 海の家 (2) この海の家で、俺と姉は不思議なものをよく見た。 夜、誰もいなくなった浜でよく火の玉を見た。 母親は、 「 イカ釣り漁船の照明だ!」 と言っていたが、絶対に違う。 沖の方に火の玉がヒョコヒョコ流れて、やがて上空に向かって、 “ スゥー!?” と飛び上がって、やがて... 続きをみる
日々の恐怖 8月1日 海の家(1) 昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃だった。 うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。 父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎのような状態だ。 母と姉(当時小6)... 続きをみる
日々の恐怖 7月30日 牛丼屋(3) 後ろ姿だけだったが服装も同じだし、靴も履いてない、傘も持ってないから、すぐにさっきの婆さんだとわかった。 店の外で雨を凌ぐように、ボーっと店とは反対方向の道路を見て立っている。 俺は、このままではまた店に入ってくる可能性もあるし、ボケていて住所も言えない老人を大... 続きをみる
日々の恐怖 7月26日 牛丼屋(2) 大雨なのに傘も持ってないし、よく見ると靴も履いてない。 「 いらっしゃいませー。」(婆さんの前に水を置く。) 「 ・・・・・・・。」(何も言わず席を立ち、持帰コーナーへ歩いていく。) 気味が悪いと思いつつ、俺も持帰コーナーのレジ前へ移動した。 「 いらっしゃいま... 続きをみる
日々の恐怖 7月25日 牛丼屋(1) 俺が会社辞めて、転職活動中にやっていたバイトでの話です。 1年半位前に牛丼チェーンのS屋で深夜バイトしてたとき、 うちの店はかなり暇な店で、夜22:00~朝9:00まで1人でまわしていた。 その日は大雨で、ただでさえ暇な店がより暇になっていた。 深夜1時に配送で... 続きをみる
日々の恐怖 7月22日 デイケア 施設までの通勤路に何軒か利用者さんのお宅があって、たまにデイケアのお迎えの時間を間違えて外で待っておられる時がある。 そういう時は熱中症とかの危険もあるので、一度室内に入り待って貰うよう促す。 駄目なら一人暮らしとかの場合は、同伴出勤もありということになっていました... 続きをみる
日々の恐怖 7月20日 映画館(4) そこでようやく、自分の身体が小刻みに震えて立ち上がれないんだと気付いた。 “ なんだったんだ、あれ・・・?” 幻覚かと疑ったが、青い顔をした若い女性が逃げるように出ていったから、たぶんアレを見たのは私だけではなかったんだろう。 私もフラフラになりながらも、天井を... 続きをみる
日々の恐怖 7月15日 映画館(3) スクリーンの光と非常灯の緑を頼りに非常口を凝視する。 誰かが立っていた。 私は非常口と壁が作る隅に収まる調度品でございとばかりに、影深い隅に誰かが立っていた。 たぶん、そのときは背の高い女性だったと思う。 驚いて視線をスクリーンへ移し、もう一度非常口を見たときは... 続きをみる
日々の恐怖 7月13日 映画館(2) なので日曜日になると、見れるものなら見てみたいと映画館に通い続けたのも無理もないと思う。 すっかり顔馴染みになった受付のおばさんに、 「 今日も来たのかい。」 と、驚異のハイペースぶりを笑われたりしつつ、映画そっちのけで非常口を凝視するが、やはりというか何も出な... 続きをみる
日々の恐怖 7月11日 映画館(1) 今はもう潰れてしまい月極の駐車場になってしまっているが、地元には単館系の昔ながらの映画館があった。 これはそこで噂され、そして私自身もそれらしきものを目撃した中学生の時の話である。 要は、 上映中、スクリーン近くにある非常口に幽霊が出る。 という全体的にぼんやり... 続きをみる
日々の恐怖 7月9日 借家(3) 家に残された遺書には、病を得て最期は故郷でと戻って来たが、周りの人間が先に次々死んでしまう、まるで自分が疫病神のようで本当に申し訳なかった、とたくさんの涙の跡とともに綴られていたという。 「 もう、十年以上前の話です。 この家はずっと放置していたのですが、去年リフォ... 続きをみる
日々の恐怖 7月7日 借家(2) 経緯を話すと、大家は顔を曇らせた。 「 お貸ししているあの家は、もともと僕の祖父母が建てた家で、いわくもないですし、事故物件でもありません。 あの家で何かがあったということはない。 ただ・・・・・・。」 「 ただ・・・?」 「 以前住んでいたのが、少し変わった人物で... 続きをみる
日々の恐怖 7月5日 借家(1) 彼は転勤族で、若い頃からあちこちを転々としていた。 とある田舎町に転勤になった際、せっかくだから田舎暮らしを満喫しようと、会社の用意したアパートを断って築七十年近い小さな借家を自分で探し、そこに住むことにしたという。 外観は古かったが中はリフォームされており、一人で... 続きをみる
日々の恐怖 7月3日 チャルメラ(3) すると夫は、 「 そんなはずないんだけど・・・・?」 と首を傾げた。 「 だってあのラーメン屋、俺が高校入った年に、事故してやめたはずだよ。 山の方に稼ぎに行って、帰りにカーブ曲がりきれずに谷に落ちたんだ、たしか。 おっちゃんは即死、車は廃車。」 「 え~!?... 続きをみる
日々の恐怖 7月1日 チャルメラ(2) そんな彼女は十数年後、同じ町内出身の男性と結婚した。 お互いの実家はすぐ近くだが、幼馴染ではない。 二人は、年が13歳も離れていたのだ。 隣近所のことでも、それだけ年が離れていればかなりのズレがある。 彼女たち夫婦は、そのジェネレーションギャップを会話のスパイ... 続きをみる
日々の恐怖 6月30日 チャルメラ(1) 彼女は中学校に上がるまでアパートに住んでいたのだが、そこには冬になると時々、ラーメンの屋台がやってきたそうだ。 さすがに人力ではなくトラック屋台だったが、夕方になると誰もが知る、 “ チャララ〜ララ〜。” という音楽を鳴らし、赤提灯とのれんをつけた、どこか哀... 続きをみる
日々の恐怖 6月28日 お釣り(2) 疑問顔の私に、店長は説明してくれました。 「 お釣りを渡そうとすると、何故か硬貨や紙幣がつるつる滑って取りづらくなることがあるんだよ。 その前後の客だと、問題なく取れるのに・・・・。」 取り損ねるだとか、取り落とすとか、取ろうとして空振りする、というニュアンスで... 続きをみる
日々の恐怖 6月26日 お釣り(1) コンビニ店長と世間話をしました。 そのときに出て来た話です。 コンビニ店長がいろいろな客の様子を話してくれました。 「 コンビニにはいろんな客が来ます。 すごく丁寧な応対をしてくれる客、あからさまにコンビニ店員を見下してくる客、声が小さくて何を言ってんだか分から... 続きをみる
日々の恐怖 6月24日 彼の妹(3) しかし、彼はどこか浮かない顔でため息をついた。 「 先日、久しぶりに妹に会ったんです。 今度結婚するんだと言うので、祝いに飲みに行ったんですよ。 少し照れくさかったけど、意外に話が盛り上がって、お酒も進みましてね。」 楽しい話のはずなのに、彼の顔はますます暗くな... 続きをみる
日々の恐怖 6月22日 彼の妹(2) 妹の違和感について、彼は心当たりがあったという。 実は彼と妹との間には、妹が生まれる五年前に、性別も分からぬうちに流れてしまったもう一人のきょうだいがいたのだ。 妹が生まれるずっと前に、 「 もうすぐお兄ちゃんだよ。」 と父親に頭を撫でられた記憶、肩を落として静... 続きをみる
日々の恐怖 6月20日 彼の妹(1) 彼には八歳離れた妹がいるのだが、その妹について、彼は子供の頃から不思議な感覚を持っているという。 彼に言わせると、 “ 時折、妹が妹でない時がある。” というものだ。 どこがどう違うのか、それを説明することはできない。 ただ、朝起きておはようと言った時、食事中、... 続きをみる
日々の恐怖 6月19日 嫉妬(3) 彼女がバツの悪さを感じた時だった。 「 やだ、なにこれ!」 叫んだのは母親だった。 なんだなんだと彼女と祖母は母親の手元を覗き込んで、言葉を失った。 母親が開けていたのは三人官女の箱だった。 そのうちの一つの人形には、首から上がなく、おまけにまるで暴行を受けたよう... 続きをみる
日々の恐怖 6月17日 嫉妬(2) その年の片付けの際、彼女はこっそりお雛様と三人官女の一人の首を取り替えた。 人形の頭は胴体と細く短い棒で繋がっており、少し引っ張るとすっぽりと抜けたため、犯行は簡単だった。 頭と胴体がややちぐはぐになってしまった人形を、素早くそれぞれの箱にしまう。 いつもそうして... 続きをみる
日々の恐怖 6月14日 嫉妬(1) 彼女が生まれた時、祖母は初めての女孫だと大変喜んで、七段飾りの豪華な雛人形を奮発して購入してくれたそうだ。 物心着いてから、毎年二月半ばになると、祖母と母親と彼女の三人で雛人形を飾り付けるのが恒例だった。 しかし彼女は、うっとり人形を眺めるよりは、外で遊ぶ方が好き... 続きをみる
日々の恐怖 6月13日 喫茶店(4) 思いがけない話が聞け、私はますます呆気にとられた。 予約席は亡き戦友のもの、という話に勝るとも劣らない、不可思議な話だ。 「 お父様は、何かご存知だったのでしょうか?」 「 何も知らなかったと思いますよ。 僕と違って真面目なもんだから、あの席をどうにかしようと、... 続きをみる
日々の恐怖 6月11日 喫茶店(3) 店主は途端に渋い顔になる。 店内を見渡し、私の他にはまだ誰も客がいないことを確認した。 「 絶対に他言しないと約束してください。 客足に響くと困りますから・・・。」 私が頷くのを見届けてから、彼は話しはじめた。 「 いや、大した話ではないんですけどね。 親父が定... 続きをみる
日々の恐怖 6月9日 喫茶店(2) それは、息子である今の店主にも引き継がれている。 雨の日や薄曇りの日には、その席にじっと腰掛ける若い男性の姿が、うっすら見えることもあるのだという。 「 なんですか、それは・・・・。 常連さんたちに担がれたんでしょう。」 店主はコーヒーを淹れながら、私の話を豪快に... 続きをみる
日々の恐怖 6月8日 喫茶店(1) そこは、雰囲気の良いジャズが流れる喫茶店だった。 中に入るとコーヒーのかぐわしい香りが漂い、音楽は耳に心地よい。 何時間でも居座れるような空間で、実際店内にはいつも、長居の常連客の姿があった。 現在切り盛りしている店主は二代目で、初代は戦後の混乱期、小さな定食屋か... 続きをみる
日々の恐怖 6月6日 お迎え(2) いよいよこれは大変だ、どうしたものかと悩んだが、不思議なことにその日以降、夢遊病はおろか不眠の症状さえピタリと治った。 夜中目覚めることはなく、朝も気持ちの良い目覚めだ。 今まではなんだったのかと思えるほどだった。 そしてそれと同時に、電池切れだと思っていたのです... 続きをみる
日々の恐怖 6月4日 お迎え(1) 彼女は家の玄関に、以前電池式の人感センサーライトを置いていたそうだ。 帰宅が大抵暗くなってからなので、いつも重宝していたという。 しかし一年程前、電池切れなのか調子が悪かったことがあった。 点いて欲しい時には点かず、ありがちな話だが、何に反応したのか誰も通っていな... 続きをみる
日々の恐怖 6月2日 不思議な話(2) 「 しかし、なんでそんな携帯まだ持ってるんだ。 新しいのあるんだから、さっさと解約して処分すればいいじゃないか。」 私は当然のようにそう指摘した。 「 そうなんだけどさ。」 と言いながら、友人はリビングの写真の前に携帯電話を置く。 そこが定位置のようだ。 「 ... 続きをみる
日々の恐怖 5月31日 不思議な話(1) 友人の家を久しぶりに訪ねた際、不思議な話はないかと問うと、 「 俺の携帯、よくなくなるんだ。」 と、彼は言った。 「 それは不思議な話なのか?」 私だって、自分の携帯がどこに行ったのかわからなくなることはしょっちゅうだ。 しかし、彼はそうではないと言う。 「... 続きをみる
日々の恐怖 5月29日 梅の古木(3) 祖母の言う通り、梅の古木の下は先程の賑やかさが嘘のように静まり返っていた。 そして少女は今度こそ無事に、父親のお使いを果たすことができたという。 「 梅の木の下では、春の訪れを寿ぐ宴が行われていたそうです。 祖母は運悪くそこに居合わせて、いたずらをされたんでし... 続きをみる
日々の恐怖 5月27日 梅の古木(2) 宴の参加者は皆笑って少女の方を見ていたが、その中に近所の見知った顔は一人も見つけられなかった。 なんとなく気味の悪さを感じた少女は、首を振って行かないことだけを表すと、そのままその場を離れた。 特に引き止められることもなかったが、少女を追いかけるようにドッと笑... 続きをみる
日々の恐怖 5月25日 梅の古木(1) 彼女の祖母が、まだ少女だった頃の話である。 春は名のみの、風の寒いある夕方、少女は父親から、晩酌の酒を買ってくるよう言いつけられた。 当時は入れ物を持参して、その分だけ酒を入れてもらう方法が一般的だった。 その為、一合徳利とぴったりちょうどの小銭を渡され、少女... 続きをみる
日々の恐怖 5月23日 挨拶(2) どうやら奥方は写真の周辺から動けないようで、それならば自由のない彼女か自分のことを知りたがるのは当然だと、彼は度重なる詮索に忍耐で答えていた。 しかし彼女の詮索は、次第に干渉と束縛へと変わっていった。 「 あなた、お疲れじゃない? 今日はお仕事お休みしたら?」 「... 続きをみる
日々の恐怖 5月20日 挨拶(1) 彼は若い時から、同い年の奥方と仲睦まじい夫婦として評判だった。 残念ながら子供はなかったが、その分いつまでも恋人気分で、二人きりの生活を楽しんでいた。 ところが、五十代半ばという若さで、奥方は不慮の事故で亡くなってしまった。 彼は深く悲しみ、しばらくは食事も手につ... 続きをみる
日々の恐怖 5月18日 勅使河原君と夢(3) 退院の日、荷物を運びにきたおいちゃんが、 「 そういや坊さんが布団のことを聞いてたぞ。」 と言い出しました。 “ 布団・・・・、布団・・・・・・。” と考えて、勅使河原君は思い出しました。 通夜のとき、母親を寝かせていた布団を倉庫に放置してあったのです。... 続きをみる
日々の恐怖 5月16日 勅使河原君と夢(2) そうこうするうちに、勅使河原君は吐血してしまいました。 ブハッと血を噴いて、あわてたものの、この状態では救急車は呼べないし、 家族もいないので、タオルで顔を押さえて自分で徒歩五分の病院にいきました。 ちょっと間抜けです。 即入院です。 検査の結果、胃と食... 続きをみる
日々の恐怖 5月14日 勅使河原君と夢(1) 勅使河原君の家族は母親だけでしたので、母親の死後、勅使河原君は広い家に一人ぽっちになってしまいました。 職場からも遠い上、勅使河原君の安月給では家の固定資産税が払えません。 かといって、育った家を売るには忍びなく困っていたところ、貸して欲しいという人が現... 続きをみる
日々の恐怖 5月11日 奇声 友人Aの話です。 彼が住むマンションに、迷惑な酔っぱらいがいた。 斜め向かいの部屋の男で、明け方近くに帰ってくると廊下で奇声をあげるのだ。 フリーデザイナーのAはそんな時間まで仕事をしている事が多く、酔っぱらいの奇声で集中力を削がれるのだという。 腹に据えかねたAは、あ... 続きをみる
日々の恐怖 5月8日 お参り(2) “ 一言挨拶してこの列から離れるか・・・。” しかし、Sさんは声を発してこの人達の注意を自分に向けさせるのは、何故か怖ろしいことのように感じたという。 “ このまま神社までついて行って、母と帰ってくるか・・・・。 などと考えていると、Sさんの斜め前を歩いていたおば... 続きをみる
日々の恐怖 5月6日 お参り(1) Sさんの村では重病人が出ると、村人が寄り合って、夜に神社にお参りし回復祈願をするという風習があった。 30年近くも前の真冬の出来事である。 村人の一人が手術を受けることとなり、その晩 村でお参りをすることとなった。 その日、仕事で遅くなったSさんが、最終バスで村に... 続きをみる
日々の恐怖 5月2日 電話ボックス(7) それが頭の先が見え始めたのだ。 “ うわっ!?” 頭がゆっくりと徐々に競り上がって来る。 “ うわ~~~~~。” そして、髪の生え際が見えたとき、 「 ねぇ・・・・、どうして・・・・。」 と女性の声がした。 友人はその声を聞いた瞬間、 「 ぐわっ!?」 と叫... 続きをみる
日々の恐怖 4月30日 電話ボックス(6) 彼は、 “ ヤバイ・・・・・。” と思ったが、それでも、力を振り絞って、 「 何?どうしたの、警察呼ぶ・・・?」 と震える声で返事した。 しかし、 「 ねぇ・・・・。」 と聞くだけで、他のことは一切口にしない。 彼が、もう一度、 「 何?どうしたの、警察呼... 続きをみる
日々の恐怖 4月28日 電話ボックス(5) 窓の外にはいなかったのに、トイレ下の開かれた明り取りから女性のヒールを履いた足が見えたからだ。 しかも今度はボックスを出て、トイレの壁を挟んだ真ん前に位置し、つま先が自分の方を向いていた。 “ えっ?えっ?どうして何で・・・・?” 彼は上の窓と下の明り取り... 続きをみる
日々の恐怖 4月27日 電話ボックス(4) 家の角を曲がりバス停の前にでると、ボックスに女性の姿はない。 “ あれっ・・・・・?” 辺りを見渡しても付近には深い闇が広がるだけで、誰一人いなかった。 多分玄関から人が出る来る音を聞き、女性は急いで離れたのだろうと思い家に戻った。 明日はそっと家を抜け出... 続きをみる
日々の恐怖 4月25日 電話ボックス(3) 翌日、同じように夜更かしした後にトイレに行くと、昨晩のように女性がいた。 昨日よりもじっと観察していると、その女性は本当に身じろぎもせず、少しうつむき加減でじっとたたずんでいる。 ボックスのガラスに微かに顔が映っているのでそれで確認すると、眼を伏目がちにし... 続きをみる
日々の恐怖 4月24日 電話ボックス(2) そして10月も半ばを過ぎ、山もそろそろ晩秋から冬の風景に移り変わる頃、夜更かしした友人はトイレに立ち小用を済ませようとしていた。 用を足しながら窓から電話ボックスを見ると、何時もは人のいないボックスに、一人の成人女性がコートを着て立っているのが見える。 そ... 続きをみる
日々の恐怖 4月21日 電話ボックス(1) 神奈川のある渓谷に友人宅があったんだけど、彼の家はバス終着場の真後ろにあって、 トイレからバス停とその横にある電話ボックスが見える位置にあった。 対面には雑貨屋がある程度の本当に民家の少ない場所で、今では水銀灯で林道も照らされているけど、当時は夏場にキャン... 続きをみる
日々の恐怖 4月19日 趣味は登山 登山が趣味だった先生から聞いた話です。 北アルプスに仲間二人と冬山登山した時のこと、山小屋で一晩泊まるはずが、吹雪で三晩過ごす羽目になったそうです。 夜になって、一人の登山客が転がり込んできました。 遭難しかけだったそうです。 雪が体中にかかり、寒さでブルブル震え... 続きをみる
日々の恐怖 4月17日 行き止まり(2) 何かの見間違いだろうと思って気にしなったのですが、その後2回同じ事があったのです。3回目の時は、さすがに私も、 “ またか・・・・。” と思い、ガラスに映った影をじっくり見たのですが、人相こそ判らないものの、頭や体の輪郭がはっきり判り、見間違いとは思えなかっ... 続きをみる
日々の恐怖 4月13日 行き止まり(1) 私が病気で入院中に体験した事件をお話します。 当時、私がいたのは無菌室という部屋です。 6畳程の広さの個室で、トイレや簡易シャワーが壁に取り付けられた、綺麗な牢屋といった印象の所です。(悪い例えですね。病院の方、ごめんなさい。) 細菌の進入を防ぐ為、医師や看... 続きをみる
日々の恐怖 4月11日 古井戸(3) もう驚きすぎて息できなくなって混乱して、その辺りの記憶が無い。 それで、いつの間にか次の朝になってた。 きっと私、真っ青になってたんだと思う。 泣きじゃくりながら意味不明なこと叫んでたって親が言ってた。 で、苦心して私から聞き取った言葉で、親も大変なことになって... 続きをみる
日々の恐怖 4月8日 古井戸(2) それで、私は注意しようと思って近づいたんだけど、遊んでるっていうよりは、ずっと蓋の上を飛んでるみたいだった。 何だかわからないが、何が楽しいんだか、ずっと同じことを繰り返してた。 私が、 「 そこ危ないよ。 上がっちゃだめだから降りておいで。」 って言ったら、ピタ... 続きをみる
日々の恐怖 4月6日 古井戸(1) 私、新潟のかなり田舎の方に住んでるんだけど、農家だからあんまり人に会わないんだ、田んぼとか畑とかばっかりで。 だから、人がいるとすぐにわかる。 それで、うちの私有地に、というより祖父の私有地に古井戸がある。 もう使われてない古井戸で、昔そこで男の子が落ちて死んでし... 続きをみる
日々の恐怖 4月5日 ダウンタウン(5) しかし男は僕の声にまったく反応せず、ただ突っ立っている。 歪んだ笑い顔は、まったく変わっていない。 永遠のように感じられた時間のあと、彼はくるりと向きを変えた。 とてもゆっくりと、また踊り歩きを始めて、僕から離れていく。 ホッとした僕は、もう二度と彼に背中を... 続きをみる
日々の恐怖 4月2日 ダウンタウン(4) 僕はショックを受けてしばらく突っ立ったまま、しばらく男を見つめていた。 すると、彼は再び、僕に向かって動き始めた。 今度は踊り歩きではなく爪先立ちでやけにおおげさに動く。 まるでマンガのキャラクターが抜き足差し足で忍び寄ってくる。 ただひとつだけマンガと違っ... 続きをみる
日々の恐怖 3月31日 ダウンタウン(3) 僕は道路をわたるために、一瞬その男から目を離していた。 歩いて反対側にたどり着いたとき、僕は後ろを振り返り、立ち止まった。 彼は向こう側の歩道の真ん中でダンスを止め、身動きせず、一本足で立っていた。 彼は僕と平行に移動していた。 彼の顔はこちらに向けられて... 続きをみる
日々の恐怖 3月28日 ダウンタウン(2) “ そろそろ家に引き返そうか・・・。” と思いながら歩道を歩いていたとき、僕は初めて、その男に気がついた。 僕のいる側の歩道の遥か遠くに、男の影があった。 男は踊っていた。 奇妙なダンスだった。 ワルツに似ているが、一連の動きを終えるたびに、一歩前進するよ... 続きをみる
日々の恐怖 3月26日 ダウンタウン(1) 5年前、僕はアメリカのある大きな都市のダウンタウンに住んでいた。 僕は夜型人間だったけど、ルームメイトはそうではなかったので、彼が寝てしまった後の夜中の時間はいつも退屈だった。 だから時間をつぶすために、夜中の長い時間、よく外を散歩して色々な考え事をしなが... 続きをみる
日々の恐怖 3月24日 馬(6) お祓いが終わり、社務所でお茶を出していただきながら、馬のことについて聞いてみました。 「 貴方の見たそれは、尻切れ馬というものです。」 その名前には聞き覚えがありました。 詳しい内容は覚えていませんが、小学校の文化祭での発表でその名前を聞いた記憶があります。 神主さ... 続きをみる
日々の恐怖 3月22日 馬(5) 実家の近所には神社がありました。 こういうものを相談するのは神社なのか寺なのかよく分かりませんでしたが、調べてみるとお祓いは神社でするようなので、とりあえずこの件を駄目元で相談してみることにしました。 社務所を訪ね、神主さんに事情を説明すると、不思議そうな様子でした... 続きをみる
日々の恐怖 3月19日 馬(4) 私はすぐにカーテンを閉め、窓と逆側の壁際に座り込み、 “ きょろきょろ・・・・。” と部屋を見回しました。 私は、 “ その馬が窓から入ってくるのではないか・・・・。” と思えてならなかったのです。 太鼓の音はずっと鳴り続けていました。 私は、 “ 家の周りをあの馬... 続きをみる
日々の恐怖 3月17日 馬(3) すると実家で飼っている犬が、 「 クゥーン、クゥーン・・・・・。」 と鳴き始めました。 野良猫か野良犬でも来たのかと思っていると、鳴き声に別の音が交じります。 「 ドン、デン、ドン!」 と、和太鼓の音です。 “ おかしい・・・・。” と私は思いました。 私の地元では... 続きをみる
日々の恐怖 3月15日 馬(2) 怪談こそよく読みますが、生まれてこの方心霊現象の類に遭遇したことのない私は、それが何なのかまったく分からず、コスプレか何かだとしても気味が悪いと思いつつ、飲みかけのコーヒーをゴミ箱に入れて急いで自転車で家まで帰りました。 途中、何度か振り返りましたが、追いかけてくる... 続きをみる
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