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10月8日のアクセス数 アクセス・ランキング アクセス解析 閲覧数381 訪問者数120 順位:10,277位 / 2,611,173ブログ中 ブログを見ていただき、ありがとうございます。カテゴリーに分類をして書きとどめていますが、発信にはここを、ご挨拶のぺーじとして、訪問に厚くお礼を申します。あり... 続きをみる
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徳川美術館で企画特別展が行われる。 開館80周年で国宝源氏物語絵巻を一挙公開する。 12世紀前半に白河院、鳥羽院を中心とした宮廷サロンで製作されたというものである。 >現在、尾張徳川家伝来の蓬生(よもぎう)、関屋(せきや)、絵合(えあわせ)、柏木(かしわぎ)一~三、横笛(よこぶえ)、竹河(たけかわ)... 続きをみる
巻名異名 私説 源氏語り38 花の宴の巻については、南殿の桜の宴と出てはくるが、、それを、須磨、乙女、薄雲の巻にそれぞれ花の宴としているので、そう呼ぶようになった。 巻の終わりになる夢の浮橋の名称も夢は多く見えても、巻名のことばそのものを、物語の中からは見いだせない。 このように巻の名前については、... 続きをみる
私説 源氏語り 紅葉の賀は、試みの日かくかくしつればもみじのかげや、と物語り中にあるが、次の、花の宴の巻には、紅葉の賀として出てくるのと、さらに藤裏葉で、紅葉の賀れいのふる亊、として語られることから、巻の名称となったとされる。
巻名② 私説 源氏語り36 文章中の語によるもの 桐壷、関谷、野分、梅が枝、藤の裏葉、匂宮、紅梅、手習 和歌の語によるもの 帚木、空蝉、若紫、葵、花散る里、澪標、薄雲、玉蔓、常夏、行幸、真木柱、横笛、夕霧、幻、御法、橋姫、椎本、宿木、浮船 文章と和歌両方にある語によるもの 夕顔、末摘花、賢木、須磨、... 続きをみる
巻名 私説 源氏語り35 源氏物語の巻名についてみておこう。 巻き巻きの名は物語成立当初からついていたかどうか、定かではない。 書物が写されて伝えられてくるあいだには、名称が整っていたいたことは確かである。 桐壷、帚木、空蝉、夕顔、若紫、末摘花、と、たどってきて、紅葉の賀、花の宴のところで、おやっと... 続きをみる
色好み 私説 源氏語り30 色好みと系図は、何の関係もないが、色好みといわれることに、いささか注釈を施す。 源氏物語がともすれば色好みの文学と規定され、それに異を唱えるのではないが、その色好みの語義の解釈に偏った見方がなされている。 この語をおえば、やはりそういう見方の文学だろうと思うが、若き日の光... 続きをみる
要覧のこと 私説 源氏語り29 この系図には書きこまれていたのである。 破線として語らえているできごとをそのままに、全巻系図と紅葉の賀と柏木のところと、それ以降の系図に、である。 ちょうど再販されたときに購入をしているので、そのときに参照をしていただろうと記憶を呼び戻すが、いま、思い出すことのようで... 続きをみる
後宮 私説 源氏語り27 物語の背景を理解するために、歴史と時代、風俗、習慣、因習などを含めた社会のあり方が、いあまなら問われるであろう。 この系図にあらわされた当時の状況はそれなりに、社会のようすをうかがわせる。 江戸時代の学者あるいは読者にとってみれば、はたしてどのような解釈があったか、そしてい... 続きをみる
見ない 私説 源氏語り 柏木の巻で女三の宮と柏木の子を、そこも破線にしてみて、同じ図が出来上がった。 重ねて一致するのを見る。 物語の宿世は因果として現れる。 桐壷の帝の気持ちを、光源氏は親の立場で知る、その感懐を持つことになる。 あの一枚の絵の通りだ。 そしてあるとき、源氏物語絵巻の展覧会に出かけ... 続きをみる
破線 私説 源氏語り25 物語の構想には歴史書の影響があり、編年体と紀伝体を併せ持つ。 ときの移ろいにはごくまれな前後する時間はあっても、一日の時間いは精確な物語だ。 時計というものの代わりに、月の動きにときの刻みを実感する。 年齢を追って描かれない時間は省筆という妙があるのであった。 系図を自分で... 続きをみる
年齢 私説 源氏語り24 源氏家系図であるうえに物語の人物関係を示す。 かなり複雑な線に出来上がっている。 この時代の婚姻の形態を表すものであるからだ。 王族がそうであったかどうか、貴族には通い婚を前提とする婿入りを当時には説明する。 それはまた一夫多妻制としていわれるが、宮廷を取り巻く作中人物の相... 続きをみる
系図 私説 源氏語り23 源氏物語には系図が添えられる。 物語を読むに、わかりよいからである。 源氏物語系図として、物語だけの系図研究が行われた。 そこには、ふつうには作中人物の関係がみてとれる。 系図は各家系を皇族、大臣、殿上人、受領と並べ、略歴を簡単につける。 ふるいもので、十一世紀以来、まとめ... 続きをみる
さし伸べる手 私説 源氏語り18 詞にあったように、まみ、口つきは笑っていた。 いや、絵詞の原文に即して、笑ひ給ふきみ、であったのである。 いま、絵を見ていると無表情にも見えるが、静かに眠るとも、そう見てもさしつかえない。 しかし、この手が差し伸べられていたのであったら、これは明らかに笑って愛くるし... 続きをみる
構図 私説 源氏語り17 この絵巻をX線で見るようすをテレビで紹介していた。 番組によって、その絵画の描き方には、いあ知られている絵柄を指示する詞などの書き込みがあって、興味を持っていた。 源氏物語絵巻の話題をいまは十年も前の新聞記事からのことであり、X線での調査がさらに四〇年もさかのぼる、昭和二七... 続きをみる
構図 私説 源氏語り16 源氏物語のテーマを絵巻の一紙は描き出す。 この絵の構図をほほえましい親子対面の図柄としてわたしたちは見る。 絵巻の優れた手法でその芸術性に表れた平安王朝の貴族生活を明らかにしている。 この素晴らしさを、物語に即して詞書は真実を物語る。 そしてこの物語絵にも絵師による工夫があ... 続きをみる
絵巻 私説 源氏語り18 源氏物語絵巻は、隆能源氏 たかよしげんじ と呼ばれる。 その制作は十巻本本と推定されている。 色紙に詞を寄り合い書きで執筆した経緯から製作工程も同様の見方を立てる。 隆能源氏と二十巻本源氏物語絵巻の関係を次のように捉える。 伝達者、詞筆者、絵筆者を省略。 発議者 白河上皇、... 続きをみる
小松 私説 源氏語り15 人々すべりかくれたるほどに、宮の御もとにより給ひて この人をいかがみ給や、かかる人をすててそむきはて 給ひぬべきによにやありける、あな心う、とおどろかし きこえ給へば、かほうちあがめておはす。 次に、物語で歌が詠まれた場面になる。 たかよにかたねはまきしと 人とはいかかいは... 続きをみる
嘆き 私説 源氏語り14 さはかりおもひあかりおよすけたり しみをこころもてうしなひつる よとあはれにかなしけれは あれほど気位が高く立派になった 身を自ら失ったことよ、と 哀れで悲しいので ここで源氏は憎いと思う心を抑えて嘆く。 めさましかりしこころもひきかへしなけかれたまふ けしからんと思った気... 続きをみる
とか 私説 源氏語り14 物語りが明かすことは、源氏の心情表現に託して、自己の思いの内に、あらわされる。 この場面と表現は見事に再現されたものである。 それは作者か、女房か、それと光源氏だけが知りうるはずのことであったが。 笑っていらっしゃる、文中、きみ となっているが、まみ であろう、そして口つき... 続きをみる
心 私説 源氏語り16 このことの意味を知っている、女房の中にもいるだろう。 その人と知らないでいる者こそ愚かなことだとみる人々もいるだろう。 心穏やかにはお思いにならないけれど、自分のとがであるだろうことは、いたしかたない。 女房のためにはかわいそうだが、などとお思いになり 顔色にもお出しにならな... 続きをみる
親の心 私説 源氏語り16 その一場は源氏物語のテーマを表す、筋立てのその一瞬である。 絵の枠に収めきれないかのように絵の作者は主人公を立たせた。 その姿には覗き込むような憂愁が現れているかのようである。 五十日の祝い、膳が画面に並び、喜びにあふれている。 手前の女房は一人顔を扇子で覆い、もうひとり... 続きをみる
場面 私説 源氏語り15 解釈をどうするか、注釈書が作られて、苦心をしてきた。 原文をまず、感性を働かせて読んで見るとよい。 歴史、社会、地域、民族、倫理、宗教と、もろもろの背景を考える。 そしてなにより、言語の感覚になる。 言葉が簡単でないむきには、やはり辞書を頼りに読み解くのが一番である。 それ... 続きをみる
想像 私説 源氏語り14 近代になって与謝野訳が書かれて、現代語訳といわれるが、いささか古いようでもある。 しかし物語の構成を考えるとき、その先駆的役割を果たした。 物語りを3部構成に見たり、2部構成に捉えたりするする。 次いで、読みやすくしたのは、谷崎訳である。 ふたたびみたび、新訳、新新訳と重ね... 続きをみる
作者説 私説 源氏語り10 筆写する小女たちが書き手としてかかわったテクスト論や、紫式部の娘が書き継いだ、といったことである。 作者が複数いた、といえば事実ではないが、真実にはそれに近いことがあったのだろうと思わせることがある。 それでも作者はいて物語を構想しつつ書きつづっていたのである。 源氏物語... 続きをみる
源氏を読むのに、湖月で読むといった。 源氏物語といえないときに、何を読んでいるか、湖月を読んでいると言ったりした。 20世紀前半までは湖月抄で源氏物語を読む時代だった、と言われる。 湖月抄は注釈書、北村季吟著、60巻の大部である。 延宝元年、1673年に成立した、源氏物語の古注を取捨し集成したものと... 続きをみる
作者 私説 源氏語り8 表紙に名を記す、奥付に著者名を書くという習慣は、本にはタイトル名を書くものだと思っているからである。 冊子の始めか、終わりに識語を書き、書写の由来を記すことはあった。 源氏の物語を書くことが噂になりそれを、むらさきのゆかりに求めて、そう呼ばれたことをもって作者となった。 自分... 続きをみる
いづれの御時にか、おーんときにか、と、強めて読む。 物語りの冒頭は、物語準拠論では遡る設定である。 延喜年間と天暦年間、947-957 の治世に範を求めて語り出される。 いまのわたしたちは、その順で読み始める。 源氏物語の作者は紫式部だといわれている。 言われているというのは、そう伝えらえてきたとい... 続きをみる
古人もこれに気づいて時間を追って筋をとらえようとした。 源氏物語のとしだてである。年立てと書く。 物語の最初は親の代で、そこに主人公の誕生が描かれ、元服までが書かれている。 現存の巻は、そこから、読み始める。 物語に入っていくのである。 そして青春時代の疾風怒濤、奔放な貴公子の振る舞いが印象を以て語... 続きをみる
五十四冊あっって巻の名前を数えて五十四で一致している、となるが、実はそうならない。 巻の名を眺めたら気づくのだが、多く活字化されて見られることのできるものは、上・下に分けた一つの名前が二冊で立てられていることがわかる。 それで五十四冊となるが、よくみると、たいてい巻の名には雲隠れがない。 つまり冊数... 続きをみる
五十余帖 私説 源氏語り4 源氏物語を原文で読んで古典の文学世界にある世代のドラマを語ることができるか。 読書会を通してこころみてもそれは容易なことではないが、本質を語ることはさほどでもない。 一枚の絵、二枚の図、三つの場面を描けば、それから源氏物語は見えてくるのである。 源氏物語は五十四帖からなる... 続きをみる
きよら 私説 源氏語り3 藤原氏の権勢に賜姓源氏が貴種としてあった。 貴種流離譚を唱える物言いに文学の背景がある。 優れた古典作品である源氏物語を一言ですますのは難しい。 師は宿世の物語と言った。 文学作品としての価値はいうまでもなく、その及ぼした芸術的価値は絵画、芸能、美術にとどまらない。 それが... 続きをみる
愛の葛藤の物語 私説 源氏語り2 すくせは、前世または前世からの因縁である。 語ること、それを語ることそのものが、すでに宿世であった。 光る君のその前世にあったものは人の愛である。 天あるいは王の、帝の愛であった。 源氏物語のテーマが愛の葛藤であるなら、それは読者に許されない愛でもあった。 その物語... 続きをみる
私説 源氏語り 光る君の物語 源氏物語には光源氏と呼ばれた主人公がいる。 呼称は物語展開の当初、源氏の君、光る君であった。 名前が源氏の某となるべく、その名は伝わらない。 つまり、源なになにであるかが、それがわからない。 光源氏と呼び、光るを、男児に付けた最高の形容と工夫した。 作者であったのか、読... 続きをみる
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