飯田下伊那地域における産科医療提供体制の変遷(平成の30年間を振り返って)
私は岐阜県瑞浪市の出身で、自然科学者になりたいという幼少時からの夢を実現するために、最初は名古屋大学理学部に進学しましたが、卒業を前にして医学を勉強したくなり医学部を再受験しました。受験科目の関係でたまたま信州大学を受験しましたが、入学試験の前日まで長野県内に足を踏み入れたことは一度もありませんでし... 続きをみる
私は岐阜県瑞浪市の出身で、自然科学者になりたいという幼少時からの夢を実現するために、最初は名古屋大学理学部に進学しましたが、卒業を前にして医学を勉強したくなり医学部を再受験しました。受験科目の関係でたまたま信州大学を受験しましたが、入学試験の前日まで長野県内に足を踏み入れたことは一度もありませんでし... 続きをみる
8月2日、飯田市立病院で産科救急実技セミナー(京都産婦人科救急診療研究会)が開催されました。6名のインストラクターの先生方が京都や東京から来てくださいました。飯田市立病院のスタッフだけではなく、近隣の開業医の先生や助産師も参加し、当地域の産科救急体制を維持していく上で非常に有意義でした。また、1か月... 続きをみる
14/07/01 第2回飯田市立病院ALSOプロバイダーコース 14/06/19 救急隊員向けの新生児蘇生法(Bコース)講習会の開催 14/06/03 AHA BLS for Healthcare Providers Course 14/05/31 Advanced Life Supporti n ... 続きをみる
第2回飯田市立病院ALSOプロバイダーコース(6月28日~29日)は無事に終了しました。今回も県内外の多くの方々が参加してくださいました。今回、当院のスタッフでは、産婦人科医2名、助産師3名の他、救急科に所属する医師も受講生として参加しました。昨年受講生としてALSOプロバイダーコースに初めて参加し... 続きをみる
6月18日(水)17:30~21:00、飯田市立病院で救急隊員向けの新生児蘇生法(Bコース)講習会が開催されました。当飯田下伊那地域でも病院前の分娩(自宅や救急車内)が毎年数件づつあり、今回私が担当したグループにも、自宅や救急車内の分娩を今まで何度も経験したことがある(!)という百戦錬磨のベテラン隊... 続きをみる
飯田市立病院の第3次整備事業(救命救急センター、周産期センター、がん診療・緩和ケアセンター)が完了し、本年1月より新しい周産期センターも運用が開始されました。 産科病棟、分娩部、新生児治療などの入院部門を、従来の本館4階東病棟と4階西病棟から新設の北棟2階の周産期センターに移転集約しました。周産期セ... 続きをみる
1月16日、飯田市立病院で北棟(周産期センター)の竣工セレモニーが開催され、同日、地域住民向けの内覧会も開催されました。北棟は地上2階・地下1階で、延べ床面積は1782m2、2階に産科病棟、分娩部、NICUを整備し、1階に産科・助産師外来と婦人科外来を配置しました。入院部門は1月23日、外来部門は1... 続きをみる
建設中の北棟(周産期センター)の周囲をおおっていた囲いが取り払われて、建物の外観が見えるようになりました。ここに分娩室、NICU、産科病棟、産婦人科外来などが集約されます。 思えば、24年前の平成元年3月に生まれて初めてこの地にやって来た時には、近隣に知り合いはいないし、右も左もわからず、果たしてこ... 続きをみる
ALSOプロバイダーコースの開催に向けて努力したいと考<wbr></wbr>えてます。最初は準備もこまごまとした点で難渋するかと思われますが、<wbr></wbr>多くの人達に協力してもらって開催まで何とかこぎつけたいです。<wbr></wbr>当院産婦人科医師の構成メンバーは数年ごとにほぼ総<wb... 続きをみる
現在、当科では常勤産婦人科医5人、助産師約50人の診療体制で、産婦人科医療を提供しています。 一次~二次周産期医療(年間分娩件数1200件程度)、地域における良性~悪性の婦人科疾患の治療をほとんどすべて担っているので、業務量は非常に多く毎日が緊急事態の連続ですが、チームの力を結集して目の前の難題を日... 続きをみる
医学の常識はどんどん進化していきますから、ベテラン産婦人科医でも孤立して診療をしていると自分では気がつかないうちに時代から相当とり残されている可能性もあります。大病院でも、知らず知らず相当に時代遅れの診療を実施している場合もあり得ます。やはり最新の医学常識を日々学んでいくためには、大学医局に所属して... 続きをみる
長野県では、ここ数年間で、県や大学の?方針に沿って、産婦人科医療の集約化がどんどん進行して?います。従って、各基幹病院で取り扱う症例数は年々うなぎ登りです。 各基幹病院でどの程度の症例数を扱うのか? 産婦人科の医師をどの?病院にどう配置するのか?は、すべて大学の采配で決まるこ?となので、私自身には、... 続きをみる
13/01/19 チーム医療体制の刷新 12/12/29 ?2012年の仕事納めの日にふと思ったこと 12/12/03 院内のICLSコースに参加しました 12/12/01 周産期救急への対応 12/11/10 光陰矢の如し 12/11/03 新生児蘇生法(NCPR)講習会Aコース(於:飯田市立病院... 続きをみる
飯田市立病院では、内科・外科・麻酔科・産婦人科などで幅広く後期研修医を募集してます。 平成24年度は麻酔科1名・外科1名、平成23年度は麻酔科1名、平成22年度は麻酔科1名、平成21年度は産婦人科1名・内科1名・麻酔科1名、平成20年度は外科2名・内科1名・麻酔科1名、平成19年度は産婦人科1名・麻... 続きをみる
椎名レディスクリニックは開業百周年を迎え、3代目院長の一雄先生が産婦人科医としての業務を担当、奥様が助産師業務を担当、院長のお母様が長く厨房を担当され、御家族を中心に年中無休で猛烈に働き続けて、年間4百件程度の分娩や不妊治療など、地域での産婦人科医療に積極的に取り組んでおられます。最近、椎名レディー... 続きをみる
平成元年4月に飯田市立病院に産婦人科が開設されることとなり、恩師の(故)福田透・信大教授に命ぜられて、不肖ながら信大産婦人科より初代一人医長として赴任しました。私が飯田の地に足を踏み入れたのはその時が生まれて初めてでしたし、病院内に産婦人科医はたった一人しかいませんでしたので、地域の皆様にはいろいろ... 続きをみる
現在、当科は常勤産婦人科医6名、非常勤医師2名、研修医3名(1年目1名、2年目2名)で、産婦人科診療を行ってます。 11月中旬より産婦人科研修中のT医師(2年目研修医)は、これまでの研修期間中に当院各科をローテートし、最後の研修先として産婦人科にまわって来ました。彼はこれまで産婦人科との接点がほとん... 続きをみる
飯田下伊那地域の最近の年間分娩件数は約1600件で、そのうち里帰り分娩は約300件程度と考えられます。医療機関別では、飯田市立病院で約1000件、椎名レディースクリニックで約400件、羽場医院で約200件の分娩を取り扱ってきました。羽場医院が来年2月末で分娩の取り扱いを中止することになり、来年3月以... 続きをみる
二十数年前まで、飯田下伊那地域には周産期二次医療機関が存在しなかったため、周産期の異変は地域内の医療機関では対処できない場合が多くありました。当時、当地域で分娩を取り扱っていた産婦人科の先生方は、周産期の異変が発症する度に大変苦労されておられました。児の救命はあきらめざるを得ない場合も少なくありませ... 続きをみる
最近の産婦人科施設数に関するニュースで、産婦人科・産科を標榜する病院数は、一貫して減少し続け、過去20年間で4割減となったと報じられました。 その一方で、最近は産婦人科志望者が増加傾向にあり、産婦人科基幹病院の産婦人科責任者に対する産婦人科動向意識調査では、『1年前と比べて良くなっている』との回答が... 続きをみる
最近の飯田下伊那地域の年間分娩件数は約千六百件程度で、最近数年間の年間分娩受け入れ数の内訳は、飯田市立病院が約千件程度、S医院が約四百件程度、H医院が約二百件程度で、現状のそれぞれの施設の受け入れ能力の限界に達してます。 ところが、最近、H医院が来年二月をもって分娩の受け入れを中止することを公表し、... 続きをみる
産婦人科に関して言えば、分娩予約件数が毎月百件近くあり、予定手術や緊急手術も増えたため、常時ほぼ満床の状態が続いてます。他の科も似たような状況なので、全病棟満床で新たな入院患者を収容するベッドが院内のどこにも見つからなくて困るという異常事態も最近ではめずらしくありません。 また、今春は4月1日付けで... 続きをみる
第62回日本産科婦人科学会学術講演会、一般演題(ポスターセッション)、2010年4月25日、於東京国際フォーラム
飯田下伊那地域では、現在、3施設(飯田市立病院、椎名レディースクリニック、羽場医院)で、地域の分娩(約1500件)を分担して取り扱ってます。しかし、時代の流れにかんがみて、数年後には地域の分娩のほとんどが飯田市立病院に集中する可能性も考えられます。 現在、飯田市立病院が取り扱っている年間分娩件数は約... 続きをみる
飯田市立病院に産婦人科が開設された1989年(平成元年)当時の飯田下伊那地域では、分娩を取り扱う施設は十施設以上ありましたが、産婦人科医の高齢化により地域の分娩取り扱い施設は年々減り続けました。2000年頃には地域の分娩取り扱い施設は計6施設(飯田市立病院、下伊那赤十字病院、西沢病院、平岩医院、椎名... 続きをみる
*** 第62回日本産科婦人科学会学術講演会一般演題抄録 【演題名】助産師と超音波検査を担当する臨床検査技師による妊婦健診の導入効果 (第2報) 【目的】産婦人科医の妊婦健診の負担を軽減する目的で、助産師と超音波検査を担当する臨床検査技師による妊婦健診(助産師検査技師健診)を当科に導入しその有用性を... 続きをみる
第61回日本産科婦人科学会学術講演会(京都)、2009年4月5日 助産師と臨床検査技師(超音波検査士)とが協同して担当する妊婦健診の導入効果 山崎輝行、松原直樹、小倉寛則、竹内はるか、澤 枝里、宮本 翼、金井 誠、塩沢丹里 【目的】 産科施設が相次いで分娩取り扱いを中止し、地域の分娩が飯田市立病院(... 続きをみる
コメント(私見): 絶滅の危機に瀕している地域周産期医療の崩壊を防ぐためには、さまざまな対策を同時並行的かつ強力に推進していく必要があります。 まずは、現役の産婦人科医の離職を防ぎ、病診連携を進めて地域の産婦人科の先生方との協力体制を強化し、新生児科医や麻酔科医との連携を密にすることが基本です。医療... 続きをみる
コメント(私見): 昨年の今頃、当地域の産科連携システムにおける連携先の2つの病院(下伊那赤十字病院、西沢病院)の常勤産婦人医が他県に転勤して、常勤産婦人科医不在となりました。また、開業の先生のお一人が、健康上の理由からしばらくの間休診することになりました。連携先が次々になくなって、それまでうまく稼... 続きをみる
全国的に分娩取り扱い施設は顕著に減り続けていますし、働き盛りの三十代、四十代の医師がお産からどんどん離れています。 次世代の若い人達が入門を尻込みするような過酷な勤務環境を放置したままでは、離職者が増え続けて医療現場の勤務環境は今後ますます過酷となり、我々の後を誰も継いではくれないでしょう。 産科医... 続きをみる
全国各地で分娩の取り扱いを中止する医療機関が続出し、早急な対応が求められています。今回の日本産科婦人科学会総会(横浜、2008年4月12日-15日)では、シンポジウムのテーマとして「産婦人科医不足の解消を目指して」が取り上げられました。 北里大・海野教授の基調講演に続き、6人のシンポジスト(東海大・... 続きをみる
我が国で分娩を取り扱う施設の46%は産婦人科医が1人しか勤務してませんし、分娩取り扱い施設の84%が勤務する産婦人科医数3人以下です。しかも、全国の産婦人科医の4分の1は60歳以上と、産婦人科医の高齢化も急速に進んでいます。 1人勤務の分娩取り扱い施設のほとんどは、今後数年以内に分娩取り扱いが中止さ... 続きをみる
社民党の福島瑞穂党首、阿部知子政策審議会長ら同党関係者8人が6日~7日にかけて、長野県(飯田、上田市)を訪問し、深刻な医師不足に悩む産科や小児科などの医療現場の実情を視察しました。 飯田市では、4月6日に地域医療をテーマにした市民集会(約二百人参加)が開催され、4月7日に飯田市立病院の医療現場(助産... 続きをみる
この4月から、飯田市立病院の産婦人科医の体制が、従来の5人体制から、2人ないし3人体制まで急減する見込みとなったため、昨年11月に開催された「第6回産科問題懇談会」(会長・牧野光朗南信州広域連合長)にて、4月からの飯田市立病院における里帰り分娩の受け入れ中止を決定しました。 その後、産婦人科医の体制... 続きをみる
現在、県内のいたるところで地域の産科医療提供体制が厳しい状況に追い込まれつつあり、産科医療を提供する体制を今後も維持・継続していくために、各地域で協力して新しい医療提供システムを構築していく必要に迫られています。 産婦人科医の数は急には増やすことができませんので、行政や住民とも一致協力して地域の状況... 続きをみる
地域周産期母子医療センターとして、地域のハイリスク妊娠・分娩を常時受け入れる立場にあり、婦人科診療も行っている関係上、ローリスク分娩の受け入れ数はある程度制限せざるを得ないと判断しています。科の存続を第一に考えて、あまり無理のない範囲内でローリスク分娩の受入枠を設定する必要がある考えています。 **... 続きをみる
全国的に産科施設数はどんどん減少してますから、施設あたりの分娩件数は増加傾向にあり、将来的に産科を維持していこうとする施設では、産科医、助産師、新生児科医、麻酔科医などの必要数を確保することが急務となっています。 また、日本では、産科業務だけに専念している産婦人科医は少なく、産科業務以外にも、子宮外... 続きをみる
地域の産科医療が危機的な状況に陥っていることは確かですが、これを一気に解決するような方法などどこにも見当たりません。地域のみんなで共通の問題意識を持ち、みんなでいろいろと工夫を重ね、力を合わせ、現場の状況を少しづつでも改善してゆく不断の努力が大切だと思います。例えば、女性医師が働きやすいフレキシブル... 続きをみる
産科では全国的に医師不足問題が深刻化し、全国各地で産科施設が相次いで休廃止に追い込まれています。残った医療機関も限界ぎりぎりの状況にあり、このまま放置すれば、早晩、都会でも田舎でも大量のお産難民が発生するのは確実な情勢です。 この事態は国の存亡に関わる国難であることは間違いないですから、国策として、... 続きをみる
国民対話集会『大臣と語る 希望と安心の国づくり』に初めて参加しました。今回のテーマは「地域医療の充実-医師確保対策-」でした。 まず、舛添厚生労働大臣の医師確保対策についてのプレゼンテーションがあり、その後に、発言を希望する参加者が一斉に挙手して、司会者から指名された者が次々に発言しました。一つ一つ... 続きをみる
長野県内の最近の年間総分娩件数は2万件程度で、分娩を取り扱っている産婦人科医が、(1次施設、2次施設、3次施設を合計して)まだ120人程度は県内に残っているものと仮定すれば、産婦人科医1人当たりの年間分娩件数は平均すれば160~170件程度ということになります。 従って、完全に手遅れになってしまう前... 続きをみる
多くの医療圏で里帰り分娩を制限すれば、医療圏外から里帰り分娩で流入してくる妊婦さんの数が減る一方で、本来なら医療圏外に里帰り分娩で流出する筈だった妊婦さん達も里帰り分娩ができなくなってしまうので、結局、プラス・マイナス・ゼロで地域内の総分娩件数は期待通りに減ってくれない可能性もあります。 県全体の産... 続きをみる
飯田下伊那医療圏の産婦人科医療にかかわっている産婦人科医師数は、最近まで計13人程度(市立病院:常勤5人非常勤3~4人、下伊那日赤:1人、西沢病院:1人、3診療所:計3人)でした。しかし、それが来年4月には計6~7人(市立病院:3~4人、3診療所:計3人)にまで減る見込みとなり、医療圏全体で担う産婦... 続きをみる
今、全国的、全県的に、分娩を取り扱う施設がどんどん減っていて、残り少なくなった生き残っている産科施設に地域の妊婦さん達が集中する状況にあります。 生き残っている産科施設の仕事量はどんどん増えていますし、今後も生き残っていこうとする限り、施設の仕事量がどんどん増えていくのは確実です。従って、将来的に地... 続きをみる
最近は、産科病棟閉鎖のニュースがよく報道され、非常に大きな問題となっていますが、今はまだまだほんの事の始まりでしかないと多くの人が考えています。 残り少なくなってきた産婦人科医が、援軍もなく、補給路も絶たれ、少人数づつに分散したままで、各自の持ち場を死守している現在の状況が続けば、どの病院の産科も人... 続きをみる
全国的、全県的に、地域産科医療体制の崩壊地域がどんどん広がりつつあり、この難局を一病院、一自治体の努力だけで何とか打開しようとしても、絶対に無理だと思います。地域全体で一丸となって、一致団結して、この難局に対応していくことが大切だと思います。 また、地域の周産期医療は、この半年、この1年が何とか持ち... 続きをみる
地域の産科医療を絶滅の危機から守るためには、地域住民、行政、地域の医療機関などが一体となって、地域の限られた医療資源を有効に活用して、一致団結して対応していく必要があります。 とりわけ、実際に病院内で分娩を担当する産科医と助産師とが一致協力して事に当たる必要があるのは当然です。それもできないようであ... 続きをみる
今、地域の産婦人科が次々と閉鎖に追い込まれています。朝日新聞の全国調査では、最近1年間だけで105施設が分娩取り扱いを中止したとのことです。 このまま放置すれば、さらに多くの産婦人科が閉鎖に追い込まれていくことが予想されます。 この全国規模のなだれ現象的な産科医療崩壊に対して、一つの医療機関の努力だ... 続きをみる
2年間の初期臨床研修で、内科、外科、小児科、産婦人科などを回った研修医達が、来週から、後期研修医として、専門診療科の修業を開始することになります。 現在の研修システムですと、3年目からようやく本当の医者の仕事が始まります。これまでの各科のローテーションでは、お客様扱いのこともあったと思います。しかし... 続きをみる
たかだかこの半世紀間だけを見ても、日本における分娩場所のトレンドは、自宅分娩中心から始まって、何度か大きく変化してきました。トレンドが大きく変わる変革期では、それまでの安定した体制が根底から崩れて、多くの人達が戸惑い、一時的な混乱も止むを得ないことだと思われます。 日本の他の地区と全く同様に、当医療... 続きをみる
長野県で昨年2月に実施された県民意識調査の結果が報道されました。 調査の時期が昨年の2月ということで、ちょうどその頃、飯田下伊那地域では、3施設がほぼ同時に分娩取り扱いを中止することが市民に知れわたって、『今後、この地域の産科は一体どうなってしまうのだろうか?地域内の妊婦さん達の分娩場所はちゃんと確... 続きをみる
当医療圏(飯田下伊那地域)では、帰省分娩を含めて年間1800~2000件程度の分娩があり、最近は計6施設で地域の分娩を担ってきましたが、2005年8月に、そのうちの3施設がほぼ同時に分娩の取り扱いを中止することを表明しました。その3施設の合計年間分娩受け入れ件数は800~900件程度でした。 このま... 続きをみる
長野県では、このガイアの夜明けという番組は真夜中にしか放映されてませんので、私は一度も見たことはありませんでした。担当ディレクターが病院にいらっしゃってお話した時に初めてその番組名を知りました。 開業医と勤務医とが連携して地域医療を守っている姿をドラマチックに撮りたいというようなお話でした。 一体全... 続きをみる
全国の多くの病院で分娩取り扱いを中止し、その結果、一部の医療機関に分娩が集中しています。分娩件数が急増している病院では、当然、助産師の仕事量が増えるので、助産師を大幅に増員する必要があります。 若い新卒の助産師は、まだ実務経験を全く積んでないので、現場でバリバリ働けるようになるのは就職してから数年経... 続きをみる
現実の地域周産期医療の現場では、低リスク妊娠・分娩を扱う産科一次施設(診療所、助産所)がどんどん閉鎖されるのと同時進行で、高リスク妊娠・分娩を扱う地域基幹病院もどんどん閉鎖されて、地域内の産科施設がすべて消滅する現象が日本各地で起こっています。 もしもバックアップする基幹病院が地域内に存在しなければ... 続きをみる
****** NHK衛星第一(BS1) WHAT'S ON JAPAN (2ヶ国語放送、英語主・日本語副) NHK衛星第一(BS1) 10月8日(日)朝4時10分~4時40分 同 9時10分~9時40分(再放送) 当地域の産科対策の取り組みが、NHKの海外向けの番組で取り上げられます。 ACCESS... 続きをみる
番組を見た私の感想(10月9日追記) 地域のお母様方の熱い思いが伝わってくる力作だったと思います。 飯田下伊那地域内でも、例えば、根羽村、阿南町、天龍村、飯田市南信濃、飯田市上村などでは、自宅から飯田市立病院まで車で1時間以上かかってしまう交通の便の悪い地区も非常に多いです。これらの地域の妊婦さんで... 続きをみる
会の冒頭で早乙女智子先生が報告されてましたが、日本有数の大都市である横浜市のど真ん中でも、妊娠6週になって病院に行ったんでは、もうどこにも分娩予約できない、とんでもない状況になっているんだそうです!妊娠反応が陽性になってすぐに必死になって探さないと産む場所がなかなか見つからないという厳しい状況になっ... 続きをみる
厚生労働省は、医師確保総合対策費として平成19年度予算で約1029億円を計上し、各都道府県に地域医療対策協議会を設置し、小児科医と産科医を都道府県単位で集約化・重点化する方針を打ち出すなど、医師不足、偏在を解消する対策に本腰を入れ始めました。 従って、今後、地域医療対策協議会で小児科・産科の集約化が... 続きをみる
地域の周産期医療を絶滅の危機から守るためには、長期的な視野にたって、地域全体で知恵を絞って、地域の少ない医療資源を有効に活用して、協力して地域医療を守り育ててていくしかない。 このことを地域住民の方々に繰り返し説明して理解を求め、今やらねばならないことを断固実行してゆかねばなりません。将来のビジョン... 続きをみる
助産師になるためには、1年間の助産師養成コースを修了し、助産師国家試験に合格する必要があるが、その1年間の助産師養成コースでは、せいぜい10例程度の分娩介助を実習するだけであるから、免許取りたての新人助産師の段階では、実際の分娩介助の経験は未だほとんどゼロに等しく、実際の臨床の現場ではまだ全く使い物... 続きをみる
当医療圏では『産科問題懇談会』を昨年の8月に立ち上げ、当地域の周産期医療のあり方などについて定期的に協議を重ねてきました。今年8月18日に開催された第4回産科問題懇談会の協議内容が地元紙に詳しく掲載されていましたので紹介します。今回の懇談会では、当医療圏の周産期医療体制のこの1年間の歩みについての経... 続きをみる
当医療圏において、昨年まで分娩を取り扱っていた施設は計6施設でしたが、昨年秋から今年の春にかけて、3施設で分娩取り扱いを中止し、今年の4月からは分娩取り扱い施設は計3施設に半減してしまいました。 そこで、今年に入ってから、地域の開業の先生方と中核病院の産科(当科)が連携して地域の分娩を担う、『産科セ... 続きをみる
最近は病院の産科部門閉鎖が相次ぎ、全国的に問題となっていますが、病院の産科部門閉鎖に伴い産科医が去ったあと病院にとり残された助産師達が、一般看護師として働くケースが増えているのは非常に問題だと思います。 助産師資格を生かせなくなった有資格者がどんどん増えている一方で、産科業務を継続している病院には地... 続きをみる
****** コメント 2次医療圏内に高リスク妊娠・分娩をきちんと管理できる基幹病院が存在し、その基幹病院がきちんとバックアップする体制のもとで、低リスク妊娠・分娩を扱う産科一次施設が地域内に多数存在するのが理想の姿であることは間違いないだろう。 しかし、現実の地域周産期医療の現場の姿は、低リスク妊... 続きをみる
今日は、1日、NHKの取材チームの方たちとお付き合いしました。 当科の助産師外来の様子、医師の産科外来の様子、小児科医の新生児の診察風景、分娩の様子(フリースタイル分娩、カンガルーケア、夫の臍帯切断)、インタビューなどなど、非常に盛りだくさんの撮影でした。それほど激務ではなくて、比較的余裕をもって働... 続きをみる
このまま現状を放置すれば、地域の周産期医療は滅亡の方向にどんどん向かってゆく一方である。今、我々が早急に取り組まねばならないことは一体何だろうか? 現状では、地域の中核病院に分娩が集中する流れは止められそうにない。従って、まず、中核病院の産婦人科医、助産師の数を現状の2~3倍に増やしてゆく必要がある... 続きをみる
今後の実際の分娩件数は、『分娩予約件数+緊急母体搬送受け入れ件数+帰省分娩受け入れ件数』ですから、分娩予約件数が従来の実際の分娩件数の2倍程度ということは、今後の実際の分娩件数は従来の2倍では済まないということです。 当科のスタッフをさらに大幅に増員してセンター化を目指すか?、科をたたんでスタッフご... 続きをみる
産婦人科医の総数は決まっていて全体として大幅に足りてないのは明らかなので、全部の病院に産婦人科医を十分に配置することはできない。要するに、現状の産婦人科医の総数に対して、病院の数は明らかに多すぎるのである。 この問題の対処は、産婦人科医をいかに適正に再配置するか?という問題につきると思う。広域医療圏... 続きをみる
産婦人科医がどんどん減って、地域の産科施設が激減している今、何も対策を講じなければ、早晩、地域から産婦人科機能が消滅してしまうことは確実です。地域の産婦人科機能を維持するためには、今、地域としてどう対策を講じたらいいのか?ということを地域全体で考えるべき時だと思います。 ***** 中日新聞、長野 ... 続きをみる
世間一般の人達は、妊娠・出産でまさか妊婦や胎児・新生児が死ぬことがあるなんてことは全く考えてなくて、分娩では母児ともに安全なのが当然と信じきっている人がほとんどだと思います。ところが、実際の産科医療の現場では、常位胎盤早期剥離だの、前置胎盤出血だの、弛緩出血だの、血栓性肺塞栓症だのと、まさに死ぬか生... 続きをみる
私の居住する医療圏では、従来、産婦人科を標榜する十数施設で分娩を担っていましたが、だんだん産科施設数が減ってきて、ここ数年は医療圏内の当院を含め計6産科施設で分娩取り扱いを分担してました。 ところが、2005年の夏頃に3施設がほぼ同時に分娩の取り扱い中止を表明しました。この3施設分を合計すると年間千... 続きをみる
近隣の病院や診療所の産婦人科の先生達が、次々と分娩取り扱いや手術をやめて診療規模を縮小しているため、最近は当科の診療規模が急拡大しています。 私が大学病院から今の病院に赴任してきた当時(十数年前)は、産婦人科の常勤医は私1人だけでした。当時は非常勤医にも来てもらえなかったので、手術のたびに他科の先生... 続きをみる
★無料★目黒記念2026(東京競馬)
第140回農林水産省賞典目黒記念(G2) 2026 予想
【目黒記念2026】1番人気の死角!2〜5枠の異常データと中1週の刺客
目黒記念2026予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向
第140回農林水産省賞典目黒記念(G2) 2026 出走馬名表
【目黒記念2026追い切り評価/全頭診断】ウィクトルウェルスを上回るトップ評価「S」はアノ馬!
オークス的中に続け!日本ダービーなど土日全15レース予想!
オークス的中に続け!日本ダービーなど土日15レース予想!
競馬常識を越え【日本ダービー】1着馬を解く
賢者の1点予想【東京優駿】攻略
32.2倍的中【3連複6点】オークス
日々進化する3連複6点《日本ダービー》予想
馬連専門予想【32.1倍的中】優駿牝馬
五角連珠引導の法則で一獲千金:日本ダービー
競走馬の研究領域を極める:日本ダービー
【#Xbox】 #FH6 03 痛車:うる星やつら!【#ForzaHorizon6】
クラブ・スーサイド 138
クラブ・スーサイド 137
クラブ・スーサイド 136
オズの原罪〜その24
オズの原罪〜その23
クラブ・スーサイド 135
クラブ・スーサイド 134
クラブ・スーサイド 133
クラブ・スーサイド 132
攫われる貝殻
【Find Matt's Cats】『実績コンプリートクリア』note更新
【トモダチコレクション わくわく生活】『結婚2組目と島日記』note更新
【#NintendoSwitch】#ナムコクロニクル【#GMODEアーカイブス】
【トモコレ22】アイカツ!わくわく生活 あろま&みかん結婚!【トモダチコレクション】