06/09/18 秀山祭九月大歌舞伎昼の部③兄弟共演の「寺子屋」
4.『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」 「寺子屋」は今回が初見。これまでに「道明寺」「車引」「賀の祝」を観ているので登場人物の気持ちがわかりやすかったと思う。また今回は昼の部の冒頭に「車引」があったのもなんとなくイメージがつながったのもよかった。通し上演でなくてもこういう上演もなかなか面白い。 配役は以下... 続きをみる
4.『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」 「寺子屋」は今回が初見。これまでに「道明寺」「車引」「賀の祝」を観ているので登場人物の気持ちがわかりやすかったと思う。また今回は昼の部の冒頭に「車引」があったのもなんとなくイメージがつながったのもよかった。通し上演でなくてもこういう上演もなかなか面白い。 配役は以下... 続きをみる
今月は国立劇場開場40周年記念公演の文楽の通し狂言「仮名手本忠臣蔵」に三部とも通って観た。9/16に第一部・二部、9/21に第三部と二回に分けて観た。 昨年9月の文楽公演で初観劇して以来、2月、5月と一日公演を全部ではないが観るようにしてきたのだが、今回初めて全部観た。「仮名手本忠臣蔵」は歌舞伎でも... 続きをみる
3.『双蝶々曲輪日記』「引窓」(ふたつちょうちょうくるわにっき・ひきまど) 「引窓」は今回が2回目だが、6月大歌舞伎で「角力場」を観ていたので今回の「引窓」は登場人物の気持ちがとてもよくわかった。 6月の「双蝶々曲輪日記・角力場」の感想はこちら あらすじは以下の通り。 八幡村の郷代官をしていた南方十... 続きをみる
9月の歌舞伎座は初代中村吉右衛門生誕百二十年を記念して初代の俳号から秀山祭と銘打った公演。毎年9月の開催も決まったようでスタートの今公演、期待が盛り上がっていていそいそと出かける。順不同だが即日感想アップ開始! 1.『菅原伝授手習鑑』「車引(くるまびき)」 松王丸 染五郎 梅王丸 松緑 桜丸 亀治郎... 続きをみる
先日は口上までのアップで力つきた。夜の部「義経千本桜」の感想を書く。 2.義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 歌舞伎三大名作のひとつ『義経千本桜』の三段目の切にあたる「下市村釣瓶鮓屋の場」は通称「すし屋」と呼ばれる。今回はその伏線になる「木の実」「小金吾討死」を含めての上演。あらすじは以下の通り。... 続きをみる
メトロ文楽というイベントに初めて行ってきた。地下鉄永田町駅乗り換え広場の特設会場にて18時30分~19時。10分くらい前に到着したが、立ち見だし見えるかどうかギリギリの位置。早く行けば椅子に座れたのね。 内容は文楽人形遣いによる人形解説と実演ということだが、今回の演者は吉田玉女師。左遣いの幸助、足遣... 続きをみる
「松竹大歌舞伎十八代目中村勘三郎襲名披露」と銘打った全国巡業公演の夜の部を板橋で観た。西コースは前日の松戸で幕を開け、板橋の次は九州へと回っていく。 1.十八代目中村勘三郎襲名披露口上 歌舞伎座での口上と違って勘三郎本人が口火を切る。そして人数が少なく並んだのは10人(右から扇雀・亀蔵・市蔵・勘三郎... 続きをみる
八月納涼歌舞伎の第三部は「南総里見八犬伝」。子どもの頃に少年少女版の本を読んだのとNHKの人形劇が懐かしい。♪仁義礼智忠親孝悌、いざとなったら玉を出せっ、力があふれる不思議な玉を~♪のフレーズを思い出す。 舞台では澤潟屋での上演も観ていないのでこの間ずっと再演を待っていたのだが、今回は歌舞伎座での上... 続きをみる
八月納涼歌舞伎の第一部後半の新作「たのきゅう」。大阪の小劇場で活躍しているわかぎゑふが初めて歌舞伎に書き下ろすという話題作で、彼女の作品自体初見になるので楽しみにしていた。 わかぎゑふは家族に連れられて子どもの時から歌舞伎に馴染み、高校生時代から三津五郎(当時は八十助)の追っかけだったという。夜行バ... 続きをみる
八月納涼歌舞伎の第一部。まず「慶安太平記」「近江のお兼」の感想を書く。 1.「慶安太平記-丸橋忠弥」二幕三場 河竹黙阿弥が由井正雪の乱を描いた小説『慶安太平記』をもとに明治初年に書いた八幕の実録物。容姿も押出しもよいのに強い上方訛りのために低迷していた初世市川左團次のために、科白を少なく長所を活かす... 続きをみる
八月納涼歌舞伎は三部制で一回あたりのチケット代は安いのだが、三部全部観ると他の月の昼夜合計よりも高くなるという嬉しくない料金体系。また今回は第二部で舞踊の三連発があってどうにも耐えられそうにない。そこで第一部を観た日に幕見で「吉原狐」だけ観ようと決めた。順不同だがこの幕見の感想から書く。 この作品は... 続きをみる
七月大歌舞伎の合間を縫って硬派の『夢の痂』だけでなく、グッとくだけた「風間杜夫ひとり芝居三部作」も観劇してきた。 趣味の落語でもアマチュアの域を大きく超えているという風間杜夫。彼のひとり芝居はけっこう面白いという評判が耳に入っていたので、今回の2年ぶりの新橋演舞場での再演を逃す手はなかった。「カラオ... 続きをみる
61年目の終戦記念日に合わせ、夜中に一気に書いた文章をきちんと読み直さずにアップしたために乱文の極みだった。「吉里吉里人」が「吉利吉利人」になっていたし、文章もおかしいところだらけだったのでかなり修正を入れさせていただきました。 私にとって初めての新国立劇場の小劇場。「小劇場新作連続上演」では、現代... 続きをみる
坂東玉三郎監修による泉鏡花作品4本一挙上演の最後をしめくくる演目。全てはここに収斂する。 昨年、いつかくるはずのこの作品の観劇に備えて玉三郎が監督した映画版も予習のために観にいっていたのだった。その時の感想は以下の通り。 「松竹110周年祭」のシリーズ上映の「天守物語」の感想はこちら 4.「天守物語... 続きをみる
前楽の7/30に観劇。今月夜の部の1本目だが、泉鏡花作品4本の一挙上演のため番号も通すことにする。 3.「山吹」 あらすじは以下の通り。 修善寺温泉の裏路。茶屋の板塀には操りの静の人形がかけられている。老いた人形遣いの藤次(歌六)は一日の稼ぎを得ると浴びるように酒を飲んでいる。店主が切り上げるように... 続きをみる
演劇「アレッポの養蜂家」(The Beekeeper of Aleppo)
臨場感あふれるシアター
メアリー・スチュアート
【日本語ミュージカル】シンドラマプロジェクト「今日も元気だ 病院集合!」
演劇「ナイルに死す」
演劇「ショーシャンクの空に」
瀬央ダリ御一行様が波うら号観劇
演劇『Poor』(プア)
推し活の死活問題!?切実に願う「女性トイレ事情」の改善
Vol.667 劇団マペヲ再々々々々々結成再々々々々々解散公演「桃太郎~お腰につけたマペ団子」
サムシング・ロッテン
劇団マペヲ再々々々々々結成再々々々々々解散公演「桃太郎~お腰につけたマペ団子」&西荻窪散策
日本一時帰国: 劇団四季ミュージカル鑑賞:バックトゥザフューチャー
2026年4月 韓国ミュージカル 観劇備忘録
レベッカ観劇できるのは嬉しいけれど…(ちょっと愚痴)
歌舞伎座の七月大歌舞伎も本日千穐楽。「泉鏡花強化月間」と多くの方が呼んでいた公演が終了した。My楽は前日30日の日曜日の夜の部。23日に昼の部を二等席で観て、夜の部は一等席という自腹で観劇した歌舞伎座では過去最高の大奮発。 高校時代以降、小説はあまり読まない生活を送っているので泉鏡花などひとつも読ん... 続きをみる
2.「海神別荘」 今月昼の部の2本目。あらすじは以下の通り。 海の公子(乙姫の弟:海老蔵)は美女(玉三郎)が輿入れしてくるのを待っている。美女の父親が海の宝物と引き換えにしたのだ。公子が迎えに遣わした女房(笑三郎)に伴われて人間である美女が海底深くにある御殿までやってくるにはかなりの時間がかかる。侍... 続きをみる
ようやく七月大歌舞伎の昼の部に行ってきた。まずは「夜叉ヶ池」から書く。 観劇前に玉三郎の鏡花作品一挙上演について考えた記事はこちら 1.「夜叉ヶ池」 話の内容は以下の通り。 越前三国ヶ岳の山中にある夜叉ヶ池にはある伝説があった。昔々高僧が竜神を行力で封じ込んだ際、竜神に戒めを思い起こさせるために山麓... 続きをみる
当月の七月大歌舞伎に坂東玉三郎監修で泉鏡花の4作品を歌舞伎座の昼夜で上演するという画期的な企画が実現。私もはりきってチケットをとっていた。海外旅行の前にはしっかり下調べをするのと同様、7/23と7/30の観劇前にある程度の予習をしておこうと原作を買って読もうかどうしようかと逡巡。しかしながら原作の科... 続きをみる
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室を急遽今月も観ることにした。社会人のための鑑賞教室に行けば上演台本つきの冊子がいただけるし、直前なので当日引取りでいいし、二等席がとれて1500円だというのも有難い。 1.「歌舞伎のみかた」 これにつきあうことに躊躇してはいたのだが、男女蔵の解説の評判がよかったのでちゃんと観... 続きをみる
急遽7/14に国立劇場の社会人のための歌舞伎鑑賞教室を観ることにした。先日「大入り!文楽手帖」のお園さまにハンドルネームの由来を教えていただいてから、今月の演目に俄然興味が湧いてしまったのだった。 「彦山権現誓助剣-毛谷村-(ひこさんごんげんちかいのすけだち-けやむら-)」 公演情報はこちら 先月の... 続きをみる
前進座五月国立劇場公演の演目順については順不同だが感想を書いている。その後半。 3.「謎帯一寸徳兵衛(なぞのおびちょっととくべえ)」 鶴屋南北が『夏祭浪花鑑』の書替狂言として作り、その後の『東海道四谷怪談』につながっている三幕六場の比較的コンパクトな作品。だから通し上演もしやすいらしい。復活上演は大... 続きをみる
怒涛の5月観劇分の感想をちゃんと書いていないことが心残りだった。そこで思い出しながら少しずつ書いていくことにしたい。 まずは5/22で創立75周年を迎えた前進座の国立劇場の公演からスタート。5/24の観劇後すぐ書いた記事は以下の通り。 06/05/22 祝!前進座創立75周年!!の記事はこちら 1.... 続きをみる
『和宮様御留』との初めての出会いは大竹しのぶ主演のTVドラマ。それも最後に狂ってしまった後の数十分を見ただけ。それでもいつかはちゃんと観たいと思っていた。2004年に花組芝居で『和宮様御留』が上演された時に興味が湧いたのだが結局行かず、花組芝居デビューがまだの私。新橋演舞場6月公演の『和宮様御留』の... 続きをみる
「暗闇の丑松(くらやみのうしまつ)」 昼の部の「角力場」の幸四郎が予想以上によかったので、昼の部終了後に夜の部の幕見に並んで入れれば観ようと思いついた。夜の大宮でのミニオフ会まで時間があるのでここまでは大丈夫だと。立ち見になると言われたが実際に4階に到着して探すとなんとか座れた。奥の奥のほうだが1列... 続きをみる
4.「江戸絵両国八景 荒川の佐吉」 真山青果が昭和7年に十五代目羽左衛門のために書いた新歌舞伎。十五代目は「最初はみすぼらしくて哀れで、最後に桜の花の咲くような男の芝居がしたい」とリクエストしたという。2時間モノなので話はちょっと長いが、以下にあらすじを書いておく。 主人公の佐吉(仁左衛門)は、両国... 続きをみる
3.「双蝶々曲輪日記・角力場(ふたつちょうちょうくるわにっき・すもうば)」 濡髪長五郎と放駒長吉という実在したふたりの相撲取りを名前をそのままに使って創作された世話浄瑠璃。「長」が付く名前が揃うので外題に「双蝶々」とつけられた。歌舞伎に移されてから人気が出たのだという。全9冊のうちよく上演されるのは... 続きをみる
地味な印象の歌舞伎座六月大歌舞伎の昼の部。七月散財の前のため、3階B席という思いっきり倹約席での観劇。しかしながら国立劇場に引き続き、予想以上の収穫あり。順不同になるが、まずは舞踊2本について書く。 1.「君が代松竹梅」 公家の衣装で松竹梅とめでたい物の3代表にちなんでの三人の短い舞踊。三人とも立役... 続きをみる
9月の歌舞伎座は初代中村吉右衛門生誕百二十年記念公演。演目・配役が発表されてあちこちのブログが盛り上がっている。 当代吉右衛門と幸四郎は実の兄弟だというのにずっとまともな共演がなかった。その辺の事情はよくわからない。PHP文庫になっている当代吉右衛門の著書『半ズボンをはいた播磨屋』を読んでなんとなく... 続きをみる
昨年の途中まで歌舞伎会会員の友人に頼んでチケットをとっていただいていたが、勘三郎襲名公演が終る頃から自分で入会。今年は一般会員で頑張っている?(笑) 歌舞伎会の会員制度は、利用が多いほど優遇されるということがシステム化されており、1年間で14公演以上購入で「特別会員」、28公演以上購入で「ゴールド会... 続きをみる
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室には高校時代に行ったきり。この2ヶ月間は平日の午後の部も2時半からと早い。団体の学生さんなどが多いためだろう。「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」(毎月2日間)だけが夜6時30分開演。 6月の「国性爺合戦」で「社会人のための観賞教室」を初体験。入口で配布された小冊子は新書版サイズ... 続きをみる
前の記事で『メタルマクベス』の舞台装置の中で一番感心した電光掲示板について書いた。字幕として登場したら画像も出てくるようになって、とこれまでの観劇経験からいろいろ思ったことを書いた。 その中で文楽には字幕があることから、お能や歌舞伎などの日本の伝統芸能全般に字幕を入れて欲しいと思っていることも書いた... 続きをみる
『メタルマクベス』全体への感想はこちら 5/16に観た『メタルマクベス』の舞台装置の中で一番感心した電光掲示板について思ったことを書くのを忘れていたので、ここで独立して書いてみる。 私の観劇における電光掲示板の初体験は、オペラ『カルメン』の来日公演。オペラも初体験だったのだが、歌詞の日本語訳が字幕で... 続きをみる
今年の歌舞伎座の七月大歌舞伎は玉三郎監修の泉鏡花の作品ばかりの特別な公演となった。企画発表の時からチケットが確保できるかどうか心配する声が飛び交い、私もいつもよりも高い席で確保する覚悟を決めていた。 夜の部はお茶屋娘さんと一緒に一等席をとってもらって7/30に確保。 そして、昼の部は自力で歌舞伎会で... 続きをみる
青山劇場にて新感線☆RS『メタルマクベス』の東京初日を観劇。ようやくの感想アップなので恐縮(^^ゞ 劇団☆新感線を観た3本めの舞台。新感線☆の後の「R」はロックで「S」はシェイクスピア。彼らの初めてのシェイクスピア劇の上演だというのも期待が増す。 高校時代にKISSを日本武道館に聞きにいった私。カー... 続きをみる
昨年のこの講座を録画しながら全部を通して観て大変勉強になった。今年も講師が魅力的なこともあり、第一タームを「歌舞伎入門」から観始めていた。 番組の公式サイトはこちら しかしながらついつい気が緩み「能・狂言入門」の3回目の録画を忘れてしまった。「文楽入門」から録画再開を決め、「能・狂言入門」は次のター... 続きをみる
宮本亜門演出の『Into the Woods』初演は、「月刊ミュージカル」誌の2004年ミュージカル・ベストテン第1位を獲得するなど評判がよかった。私はお伽話のようなあらすじだけ読んでなめてかかってしまい、後から観なかったのを大変に悔やんでいた。今年の再演は是非観ようと思っていたのだが、いろいろあっ... 続きをみる
「松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)」 八百屋お七と吉三郎の話も数多く脚色され上演されてきたようだが、私は全く初めてだった。今回は2つの作品からいい場面2つを抜き出して繋いだ演目とのこと。初代吉右衛門が『吉祥院お土砂』の場の紅長を演じて好評だったために当代が演じるのだという。 『吉祥院... 続きをみる
5/14に昼の部を観てきたら、夜の部を俄然観たくなってきた。ところが予算内の三階席は発売直後に売切れである。そこでしつこくウェブ松竹をチェックして戻りを発見できたのを幸いにしっかりとGET! 1)「増補双級巴 石川五右衛門(ぞうほふたつどもえ いしかわごえもん)」 2001年7月歌舞伎座で猿之助一門... 続きをみる
新橋演舞場五月大歌舞伎・昼の部の最後の演目はこれ。 「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」 予習としてコクーン歌舞伎版「夏祭浪花鑑」のニューヨーク公演のNHKの録画を観ておいた。古典歌舞伎としては今回が初見。あらすじは以下の通り。 夏祭最中の大坂が舞台。団七九郎兵衛(吉右衛門)は喧嘩がもとで入牢し... 続きをみる
5/22に前進座が創立75周年を迎えた。国立劇場で5月に公演をするようになって23年だという。長い歴史の積み重ねにまずは敬意を表したい。 昨年の10/16にお茶屋娘さんと吉祥寺の前進座劇場に行って「髪結新三」を観た。前進座の歌舞伎を観るのは初めてだったのだが、すごく納得のいく舞台だった(感想アップで... 続きをみる
吉右衛門を中心とした五月大歌舞伎が新橋演舞場で行われたが、毎年恒例の公演にする予定と歌舞伎会の会報「ほうおう」6月号にも書かれ、筋書巻末の演舞場支配人のご挨拶にも書いてあった。これでもう5月は毎年歌舞伎座・演舞場の両方で團菊吉の揃い踏みとなり、歌舞伎ファンは嬉しい悲鳴を上げることになるのだ。 なんだ... 続きをみる
「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)~将監閑居の場」 「吃又(どもまた)」を観るのは2回目である。最初は2004年6月歌舞伎座の海老蔵襲名披露公演の中で又平(吉右衛門)・おとく(雀右衛門)で観た。おふたりがよくなかったわけではないのだが、ちっとも共感が湧いてこなかったのだ。 だから今回もまた「吃又」... 続きをみる
「平成若衆歌舞伎」とは何か、まずは松竹サイトなどからメモメモ。 「平成若衆歌舞伎」は、片岡秀太郎丈の「上方で培われた芸を今の若い人に伝えたい。新作でも古典の手法を使うことによって、きちんと古典の魅力を伝えていきたい」という思いから2002年の「新八犬伝」からスタート。片岡愛之助と「松竹・上方歌舞伎塾... 続きをみる
團・菊のふたりの後継者による舞踊2本の感想を①として昨日書いたが、そのつながりで以下の演目を②に書く。 「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」浄瑠璃「忍岡恋曲者」清元連中 團十郎家の歌舞伎十八番『助六』の登場人物を使った河竹黙阿弥のパロディの世話物狂言なのだが、一幕目は菊パパが輪をかけてパ... 続きをみる
今日は演舞場昼の部と歌舞伎座夜の部をハシゴした。まずは歌舞伎座夜の部の舞踊2本から感想を書く。演目の流れも無理がなくけっこういい気分で始まって終わることができた。これってけっこうラッキーなのかもしれない。写真は歌舞伎座にかかる「團菊祭五月大歌舞伎」のタレ幕。 1)「保名(やすな)」 「保名」は歌舞伎... 続きをみる
シェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』はジュリー・テイモア監督の映画をまず観て原作も読んで、血で血を洗うような報復劇の内容にちょっとまいってしまった。それを舞台でどのように料理するのかと彩の国シェイクスピア・シリーズの2004年の初演も観たのだが、予想外の美しい演出に唸った。血をリリアンのよう... 続きをみる
今年=2006年『レ・ミゼラブル』日生劇場公演の感想を一回しか書いていない。それも劇場が帝劇から日生劇場になって気になったことについてだけだ。 その感想はこちら 一ヶ月だけの公演で別所バルジャン初日と今井バルジャンを一回だけの二回だけの観劇で今回は終了。昨年から観劇分野が広がってしまっていてなかなか... 続きをみる
5月歌舞伎座はチケットをとらずにいたが、團十郎が病気全快で一年ぶりに歌舞伎座の舞台に立つ姿をちゃんと観ようとお茶屋娘さんと幕見にかけつけた。開演20分前くらいに到着。すでに一幕目からの分は売切れて12:50からの二幕目以降の行列だった。2時間立って並ぶことになるので交替に抜け出してデパ地下で弁当を調... 続きをみる
2/14に観た蜷川シェイクスピアの『間違いの喜劇』の感想を書くことにする。なぜ今かというと5/6に『タイタス・アンドロニカス』を観る予定なので先にちゃんと書いておかねばと自分的に納得したいためである。 2/14の感動の第一報の短い感想はこちら 彩の国さいたま芸術劇場で37作品の上演を予定していてこれ... 続きをみる
「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」はこれで2回観たことになる。1回目は昨年8月歌舞伎座での三津五郎の貢初役の時。実はその舞台ではあまり面白く感じなかった作品だった。結局ブログには感想を書くのをさぼったまま放置(^^ゞ “ぴんとこな”といわれる貢の役を三津五郎は熱演していたのだが、その役の魅... 続きをみる
2月にTVで「鬼平スペシャル」、歌舞伎座昼の部「幡随長兵衛」と夜の部「人情噺小判一両」を続けて観て、すっかり吉右衛門にハマっている。どうも時代物の吉右衛門は好みではないのだが、世話物の侍や侠客、普通の時代劇はとても味わい深い。これはキリッと渋く決める演技と軽妙な演技のメリハリが活かせるからだと思う。... 続きをみる
六世歌右衛門自体は本舞台では「時雨西行」を舞踊の舞台でしか踊ったことがなく、歌舞伎の舞台で踊りたいと言っていたことにちなんで今回の追善の演目となったとのこと。 「時雨西行」は昨年の「演劇人祭」で初めて観たのだが、なんだかよくわからなくて眠気に襲われた作品。今回はイヤホンガイドもあるからなんとかなるだ... 続きをみる
4月の歌舞伎座はチケット前売りの時期にあまり乗り気になれなかったこともあり、なかなか観劇予定に入れられなかった。お茶屋娘さんとシネマ歌舞伎に行くついでに夜の部をひとりで観ることにしてようやく行ってきた。 さらに私の場合、六世歌右衛門に全く馴染みがなかったのでなかなかその気になれなかったということもあ... 続きをみる
3/31に「南番」を観て、今日ついに楽しみにしていたコクーン歌舞伎『東海道四谷怪談』の「北番」に行ってきた。 「南番」観劇の感想はこちら 「北番」の方が公演数が少ないので平日の昼の2階席最後列しかチケットがとれず、仕事を休んで観てきたが十分に報われた~。 BGMも通常の囃し方ではなく開幕から洋楽。冒... 続きをみる
帝国劇場が4~5月とアスベスト除去工事のために使えないため、4月『レ・ミゼラブル』は初の日生劇場での上演となった。4/3夜の部・別所バルジャン×今ジャベール初日、4/12夜の部・今井バルジャン×鈴木ジャベールの2公演を観劇。これで今公演の観劇を終える予定だが、なるべく早く感想は書こうと思っている。 ... 続きをみる
「ライフ・イン・ザ・シアター」をTHEATRE1010の千穐楽(その後全国公演あり)で観てきた。市村正親が藤原竜也と舞台やりたいなと言っていると何かで読んだが、この企画に結実。市村正親の二人芝居は勝村政信との『ストーンズ・イン・ヒズ・ポケッツ』を観たが、白石加代子との『ミザリー』は見逃した。これは絶... 続きをみる
私が歌舞伎座デビューを果たしたのは2000年8月15日(筋書にチケット挟んでおくのでわかる)、お盆最中の八月納涼歌舞伎の第三部「東海道四谷怪談」だった。これなら中学生だった娘を連れて行ってもわかりやすく飽きないだろうと選んだ演目。目論見通り「面白かった」と言ってくれた。しかしその後「私をこれから誘う... 続きをみる
歌舞伎座玄関を入ってすぐ左手に「十三世片岡仁左衛門の十三回忌追善」と書かれた台が設けられ、大きな写真が飾ってある。お人柄がにじみ出るようないい笑顔のお写真。息子や孫たちが大活躍の三月だった。 1.吉例寿曽我(きちれいことぶきそが) ①鶴岡石段の場:鎌倉鶴岡八幡宮の大石段のところで工藤祐経の家臣で白塗... 続きをみる
歌舞伎座昼の部の十三世片岡仁左衛門13回忌の追善狂言。『菅原伝授手習鑑』の二段目で、菅原道真を祀る道明寺の縁起を描いた道真の奇蹟を伝える一幕。菅丞相を当代仁左衛門、苅屋姫を孝太郎、立田の前を秀太郎と松嶋屋の3人がつとめる。 お話は以下の通り。松竹ウェブサイトよりの抜粋を踏まえて書き足す。 ①杖折檻:... 続きをみる
三月歌舞伎座は十三世片岡仁左衛門の13回忌の追善興行。追善狂言と銘うつ演目が昼も夜も一本ずつある。入口入ってすぐの左手にはその旨を添書きした13代目のお写真があり、2階ロビーには13代目の舞台写真が展示されていた。写真はその中の与次郎の写真を携帯で撮影したもの。 一月の坂田藤十郎襲名公演「曽根崎心中... 続きをみる
池畑慎之介(=ピーター)主演の舞台『越路吹雪物語』は2003年初演の時から観たいと思っていたのだが、なかなか観ることができないできていた。そういう舞台は劇評も気になり、劇評で誉められているのをみると後悔の気持ちがより大きくなってしまう。 さらに昨年のTVドラマシリーズ「女の一代記」でも『越路吹雪と岩... 続きをみる
三月歌舞伎座夜の部を3/19に観劇。まず舞踊「二人椀久」の感想を書く。 富十郎・菊之助の初共演の舞台だが、私はこの舞踊も初めて。富十郎が長く組んだ雀右衛門とのコンビも観たことがない。イヤホンガイドでも新コンビと紹介されていたが、雀右衛門とのコンビはもう観ることができないのかもしれないのがちょっとさび... 続きをみる
全席12000円という強気のお値段にもかかわらずすぐに完売となったPARCO歌舞伎!『決闘!高田馬場』。平日夜が先に完売となり初日直後の日曜日の夜の部の最後列しかとれなかったが、とれただけでよかったという状況。 三谷幸喜の作・演出による舞台で、1997年にやはりPARCO劇場の三谷作品に出演した市川... 続きをみる
順番があとさきになったが、国立劇場小劇場2月文楽公演第二部の感想。 そのメイン演目の「曽根崎心中」についてちょっと書く。 先月の歌舞伎座・坂田藤十郎襲名披露公演で扇雀時代から50年以上持役にされてきたお初を初めて観た。その時の感想はこちら その前後のお勉強2つ。①NHK「その時、歴史が動いた」で「曽... 続きをみる
前の記事で「お能デビュー」について書いたが、先に「文楽デビュー」を昨年9月国立劇場小劇場でさせていただいていた(感想アップさぼってて恐縮)。 正月2日のTV「新春桧舞台」で住太夫の「壺坂観音霊験記」ですっかり太夫の義太夫に惚れた私は早速ナマ住太夫の義太夫を体験しに9月に引き続いてyukariさんにお... 続きをみる
2005年度NHK教育TVの『日本の伝統芸能』をビデオに録画しながら「能・狂言」も含めて一通り見て「文楽」とともに未見だったもの2分野へのデビューを決意。先に「文楽デビュー」を昨年9月国立劇場小劇場でさせていただき(感想アップさぼってて恐縮)、お能漫画「花よりも花の如く」なども読みながら「お能デビュ... 続きをみる
二月歌舞伎座2/21夜の部でついに玉三郎・菊之助の「二人道成寺」を観ることができ、短い感想だけアップしておいたその記事はこちらが、1回しか観劇できずにとても残念。しかしながら他にも手広く観劇予定を入れてしまっていたので幕見もかなわず。 1回だけの観劇であったが、特に印象的だったことについて書いておき... 続きをみる
昨晩はル・テアトル銀座でミュージカル『アンナ・カレーニナ』観劇。さすがにレンチャンでお疲れモード。今晩仕事から帰って鏡を見たら目の下に隈ができていた。 まずい、いよいよ明日はお能デビューの日なのに~。新作能『紅天女』を国立能楽堂に観にいくのだ。居眠りしちゃうよ~。 早く寝なくては...。 『アンナ・... 続きをみる
二月歌舞伎座夜の部でついに玉三郎・菊之助の「二人道成寺」を観ることができた。一昨年一月の初演を見逃していて今回の再演はとても楽しみにしていたのだった。 前日に予習する。まず、てぬぐいさんのブログでご紹介があった方のブログ=まこさんの「真ん中な日々」に飛んでいって長唄の詞章をプリントアウト。それを見な... 続きをみる
2/18歌舞伎座昼の部を観てきた。感想は『幡随長兵衛』しか書いていないが、舞台写真をチェックした際に感じた疑問についてちょっと...。 今月の超話題の舞台『二人道成寺』は明日の夜観るのだが、先に写真を2枚買ってきた。せっかく二人なので玉三郎・菊之助のツーショットを買おうとしたのだが、なかなか表情よく... 続きをみる
松竹ウェブサイトから以下引用。柄本明…中村勘三郎…波乃久里子…藤山直美…あの“浅草パラダイス”シリーズでお馴染みの出演者達が、新たに繰り広げる人情喜劇!今回は、小池栄子、火野正平が初参加!金子成人作、ラサール石井演出により、昭和初期を舞台に、個性あふれる面々のおかしな物語。 「浅草パラダイスシリーズ... 続きをみる
今日は思いっきりミーハーでいく。 TVドラマ『鬼平スペシャル』の翌日、歌舞伎座昼の部で『幡随長兵衛』の吉右衛門...うーん、惚れた!侠客役いい!!舞台の吉右衛門で初めて反応。昨年の弁慶でも反応しなかったのに、どうしたことか?これって鬼平が触媒効果を果たしてる?? 劇評で吉右衛門の時代はニンではなく、... 続きをみる
一昨日のりゅーとぴあの能楽堂シェイクスピア・シリーズ『マクベス』に続き、蜷川シェイクスピア『間違いの喜劇』を彩の国さいたま芸術劇場で観てきた。 yukariさんもほめていらっしゃったが、予想以上の素晴らしい舞台となっていて、カーテンコールで思わず涙が出てきてしまった。喜劇だからストーリーで泣いたので... 続きをみる
この間ずっとマークしてきながら(チラシだけはファイルに残っている)東京での上演日程の短さから第3弾まで観劇できていなかったりゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズをようやく初体験できた。実は能楽堂というところに行くのも初めてだった。2/24に『紅天女』でお能デビュー予定なのでなかなかよいつながりだ。... 続きをみる
明日はりゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『マクベス』を観にいくし、風邪でおとなしく家にいて掃除機かけも終了したので書き残していた『ベガーズ・オペラ』2回目の感想を書くことにする。 1/15昼の部に2階1列目で観た翌週、1/22の昼の部に2回目の観劇。ステージサイド席チケットがあると友人が声をか... 続きをみる
1/24に観てきた国立劇場の『曽我梅菊念力弦(そがきょうだいおもいのはりゆみ)』の感想を真面目に書きたい。新春公演のてぬぐいGETねらいで花道外にしたのだが、そちらは全くかすりもしなかったけど、めげずに書くことにする。 その時の簡単なご報告の記事はこちら その記事に元古典めざましタイこと「バリバリか... 続きをみる
大御馳走の「伽羅先代萩」の後はデザートの舞踊2本というところ。終演後にはもう舞台写真を買えないので、その前の休憩時間にしっかり買う。その一枚が「島の千歳」の福助丈だった。立ち姿と座り姿の決まりのポーズの写真、奇跡のように美しいので両方欲しかったが、筋書の舞台写真に載っているポーズの方はぐっと我慢した... 続きをみる
歌舞伎座藤十郎襲名披露公演で最も期待していた演目がコレ。一昨年3月歌舞伎座で菊五郎丈が政岡を演じた時に一度観た。「花水橋」から「床下」まで三幕四場を通しての上演で御殿でのまま炊きは省略するバージョンだったのだが、有名な『先代萩』ってまあこんなもんかなあという感じで、正直あまり面白く感じなかった。 今... 続きをみる
夜の部の最初の演目は「藤十郎の恋」。菊池寛が書いた原作を歌舞伎化したもので、藤十郎役を初代の中村鴈治郎が演じて当たり役になったという。それを今回は曾孫の当代扇雀が演じた。相手役のお梶は時蔵。おふたりとも初役とのこと。1/3の昼の部観劇で扇雀の女方以外の姿を初めて観てこの演目にも期待していた。 扇雀の... 続きをみる
歌舞伎座藤十郎襲名公演夜の部は1/2の教育TVの「新春初芝居中継」で一度観ていて、「口上」も千穐楽で二度目になった。その頃、他の方のブログで今月出演している橋之助と染五郎は出ていなかったが...という話題が出ていた。それが気になってあらためて今回は「口上」で何人並んでいるのだろうかと数えてしまった。... 続きをみる
坂田藤十郎襲名公演夜の部は千秋楽でやっと観てくることができた。昼の部が初日の翌日だったのでまあ極端に間があいたものだ。 娘が不安定な時期に国立劇場と続いたので行けるかどうかかなりドキドキものだったが、なんとか行くことができて有難かった。 全体として満足度の高い舞台だった。観ることができて本当によかっ... 続きをみる
今まではお茶屋娘さんとご一緒していたので自分ひとりで行くのは初めて!国立劇場の歌舞伎はちょっと地味系なので敬遠気味だったのもある。今月は菊五郎劇団の復活狂言だし、職場から近いので仕事帰りに一人で行こうと夜の部の最後の日のチケットをとっていたのだった。 しかーし、昨日のこともあり、今日は仕事を休んでし... 続きをみる
昨日の『タイタス・アンドロニカス』に続き、今日はPARCO歌舞伎『決闘!高田馬場』の前売り一般発売日。昨晩なかなか寝付けなかったのに頑張って朝起きてフレンチトーストを焼いて食べて10時までにぴあに到着。 先に並んでいる人の多くが同じ舞台のチケットを頼んでいる。係の方は必死にパソコンの画面をみて検索し... 続きをみる
標題のような投票を募っているサイトがあると昨日おふたりのブロガーさん(六条亭さん、HineMosNotariさん)のブログでみつけた。締め切りは1/20!それも歌舞伎に限定だそうだ。無理だ~。大体私が真面目に歌舞伎を観始めたのは3月の勘三郎襲名からだから1年まともに観ていない。今年は「見てるだけ~」... 続きをみる
これまで二回見たことのあるブレヒトの『三文オペラ』は今回の原作をもとにしたものだという。一回目は1970年代の蜷川幸雄演出の初演で平幹二朗主演。二回目は数年前のやはり蜷川演出で鹿賀丈史主演。一回目はわけがわからなかったが、二回目ではようやく作品をクルト・ワイルの音楽ともども味わうことができた。 そし... 続きをみる
帝国劇場のアスベスト除去工事の関係で初の日生劇場での上演となった4月の『レ・ミゼラブル』。期間が1ヶ月しかない上に帝劇に比べて席数がかなり少ないためにチケットとりは大変であることが予想された。さらに今回はS席とA席のみの販売という東宝さん、強気の販売姿勢!それでもあちこちでやはり大変だったという記事... 続きをみる
歌舞伎ファンの皆様用に冒頭にまず書いておきます。プログラムに載っている蜷川幸雄との対談によると『桜の森の満開の下』を歌舞伎の脚本に書いてるそうです。私にとって未知の坂口安吾原作ですが、楽しみ~!!(お詫びと訂正m(_ _)m当初、太宰治って書きました。両方読んでないのバレバレ~) 昨年の『走れメルス... 続きをみる
国立能楽堂での『紅天女』の公演の詳細はこちら 今日はあぜくら会の先行予約日!今日の予定が空いていた私が3人分のチケットとりをすることになっており、朝10:00から左手で家の固定電話、右手に携帯電話でかけ始める。ところが10:30頃、0570のナビダイヤル、つながったのに「混雑しております。おかけなお... 続きをみる
5.曽根崎心中(そねざきしんじゅう) 昨日、歌舞伎座からの帰宅途中、新藤十郎の扇雀時代の写真をこのたびの襲名にあわせて出された『演劇界』の特別号の写真集を本屋で立ち読みしてびっくり。はんなりきれい!これは当時「扇雀ブーム」が起きたというのを得心せざるをえない美しさだった。 このお年で往年の美しさを期... 続きをみる
3.奥州安達原(おうしゅうあだちがはら) 奥州安倍一族源義家もの。あらすじは以下の通り。 安倍貞任により環宮(たまきのみやと読む)が誘拐され、その咎から環宮守役の平直方(段四郎)に切腹の命が下され、その立会いに上使の桂中納言実は安倍貞任(吉右衛門)と源義家(染五郎)が直方邸にきているという設定。貞任... 続きをみる
2.夕霧名残の正月(ゆうぎりなごりのしょうがつ) 三代目中村鴈治郎が231年ぶりに坂田藤十郎という大名跡を襲名する披露公演。初代藤十郎が大当たりをとった演目だが全く当時の台本などが残っていないので、地唄「由縁の月」などを元にあらたに書き下ろされた作品で、最近大活躍の今井豊茂による脚本(NINAGAW... 続きをみる
初日の翌日、歌舞伎座藤十郎襲名公演の昼の部を観に行った。昨晩の教育TVの「新春初芝居中継」で予習済み?! 早いうちに観に行って筋書きを買えない場合はイヤホンガイド活用が多い私。今回の昼の部は祝儀舞踊2本が入る5本立てなので寝ないためには必須だった。プリペイドカード式になっていて借りる時も保証金がいら... 続きをみる
伝統芸能関係のお正月特別番組の事前チェックが全くもって不十分で、昨日は見逃してしまった。今日の「新春桧舞台」は「日本の伝統芸能」シリーズを録画したビデオテープの残りにしっかり録画しながら観た。 1.高麗屋父子の「連獅子」(昨年11月歌舞伎座) 11月歌舞伎座はさぼったが、この演目はちょっと観たかった... 続きをみる
鹿賀丈史が日本初演してからずっと大事にしている『ジキル&ハイド』の再再演の千穐楽を前から2列目センターブロック通路脇席で観る。鹿賀丈史ファンの私はもちろん三演ともしっかりおっかけている。再演の時の感想は下記の記事でちょっと書いている。 9/18にチケットを入手した時の記事はこちら あらすじを書く余裕... 続きをみる
今年の6月に鈴木清順監督の映画『オペレッタ狸御殿』も、実はこの舞台を観るための予習だった。残念ながら映画はあまり面白くはなかったのだが。しかし先月の松竹座の劇評が『演劇界』1月号にあって、なかなかの舞台のようで期待は高まっていた。 映画『オペレッタ狸御殿』の感想はこちら 今回の舞台は...面白かった... 続きをみる
帝劇で千穐楽の前の晩に『マイ・フェア・レディ』を観劇。日本で初めて上演された海外ミュージカルで、大地真央イライザになってからも15周年ということだが、私は今回がまったくの初見。席は3階B席の最前列娘と観てきた。 ストーリーはよく知られた話だし、省略。 それにしても今回けっこう気にして観たのは、イライ... 続きをみる
早稲田大学演劇博物館21世紀COEプログラム「演劇研究センター」主催、ポール・クローデル歿後50年企画・研究上演事業の舞踊詩劇『女と影』を観てきた。 yukariさんにお誘いいただいたのだが、何がなにやらわからないまま観にいくことにしてしまったというのが本当のところ。この研究センターについても知らな... 続きをみる
十月歌舞伎座の「加賀美山~」であまりに菊之助がよかったので、私にしては珍しく奮発してしまい、最前列のかぶりつきで観劇。上手寄りの席だったのだが、最後の地獄谷シーンで真正面で菊之助の児雷也が奮闘する踊りを観ることができ、「若いお肌がなんてキレイ!」とドキドキしてしまった。いやあ、実に久しぶりです、こん... 続きをみる
今年度のNHK『日本の伝統芸能』シリーズについては、このブログで何回かご紹介したが、第3タームの「歌舞伎入門」が明日から始まる。今まで見逃していた皆さん、けっこうテキストは本屋さんにあるのを最近でもみかけているので、あきらめずにご覧になることをおすすめしたい。なんとなればテキストなくても大丈夫な内容... 続きをみる