日本語文法論議23のムラゴンブログ

  • 叙述類型

    叙述類型を検索したら、トップにヒットしたのは、第51回中日理論言語学研究会発表要旨であった。 叙述類型論のこれまでとこれから―として、益岡隆志氏の論である。 叙述の類型の概要については,特定の時空間に実現する事象(event)を叙述する事象叙述 と,対象の属性(property)を叙述する属性叙述と... 続きをみる

  • 日本語文法研究書大成一覧

    日本語文法論議231025 日本語文法研究書大成 https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN13406896 日本語文法研究書大成 北原, 保雄 キタハラ, ヤスオ 古田, 東朔 フルタ, トウサク 関連文献: 14件 漢訳日本口語文典 松下大三郎原著 ; 徳田政信編集解説 勉誠出版 ... 続きをみる

  • 文章法大要

    日本語文法論議231024 品詞に拠る語法に記述を費やして文章法に及ばないから次の機会を待つと著者は口をそろえて言う。これはその世紀を超えてなお国語教科書で同様に品詞から構文への記述に至らない傾向となっていた。日本文法文章法とタイトルに見える文法解説書は、明治期に見える。 日本語文法研究書大成 / ... 続きをみる

  • 教科書審査官吉岡郷甫

    日本語文法論議2310923 文語口語対照語法 日本語文法研究書大成第11回配本を見る。著者は吉岡郷甫 よしおか きょうすけ、1876年(明治9年)1月6日 - 1937年(昭和12年)10月10日)、ウイキペディアに山口県出身の文部官僚と見える。 出版は、文語口語対照語法、光風館、1912年、明治... 続きをみる

  • 文語が口語に

    日本語文法論議231022 文法よりも文章法の議論が生まれるべきところ1930年代からこの方に影響した語学教育は文法を議論することに展開した。国語に合った伝統は1940年代後半からの話ことばにシフトする言語観に変わっていく。それまでには書き言葉の語法が盛んであったのが受け継がれてそのままに、文法観が... 続きをみる

  • 国語法査察

    日本語文法論議231021 国語法査察を披きその序説を読むとーー昭和10年緒言がある。1935年の書を復刻した版である。語の断続についての議論に対し語の位置について考究したとある。国語学の橋本学説が世に問われたころの議論になる。その論説を断続の視点としこの論述は位置性によるとする。そこで第1章に書き... 続きをみる

  • 習得ステップ

    日本語文法論議231011 妙だと言っても妙味は伝わらない。品詞という呼称の分かりよさが、かえって伝統的な詞と辞を知らなければわかりにくい。 文節といった呼称はそれなりに定義をもってすればわかりよい、が、それをまた理屈をつけてわからなくしてしまったのは語学の研究者たちにある。 語といって単語と言い、... 続きをみる

  • 品詞の原理

    すなわち 日本語文法論議239108 品詞という翻訳語は妙である。詞という漢字語に九品の階級を模したか、その思い付きが文法研究の品位を与えたかのような、勝手な関心の仕方をする。英語の話部のようにわかりよいのは形態の形式からくるものと、つまりスペース空けの分かち書きをするようになてのだから、そのとらえ... 続きをみる

  • 品詞

    日本語文法論議23106 文節と句と、この句は時枝学説に拠る、そして形態の語となる単位は同じ考え方に見ることができる。形態のとらえ方では詞と原辞で分析するものとも同じである。もとは国語の現象であるから、文法観をそれぞれに見ても結果とする単位には同じであるとみてよい。自立語に付属語をつけると単語として... 続きをみる

  • 格と述語動詞

    日本語文法論議23105 国語文法は文章法とならずに文法規則を入れた。すなわち文の単位の創出であった。前代からの外来語の移入にはその論理があり、近代になってその意識をコトバに持つように学習をする。動作、作用、現象を動詞のカテゴリーに見るとその主体が動詞述語を軸にした要素となる。品詞論でそれを取り入れ... 続きをみる

  • 主格ガ

    日本語文法論議23104 古典語を捉えて江戸期徳川時代以前の国語では、文の議論がどうであったか。構文と呼ぶものにおいては、もともと日本語で主語を明示する、あるいはその方法において現代語で言う標識を持つ、格助詞がつくことはなかった、文章において、そこによく使われるのは係助詞のハであったと、こう言えば、... 続きをみる

  • 文と主語

    日本語文法論議23103 日本語文法は文の法則を述べる。文法単位に文を規定する。文とは何かを述べて、主語と述語からなる英語の規則を入れて、そのまま文とは何かを述べると、日本語の文にも当てはめて、文とは必ず主語と述語からなるということができないと批判される。必ずという必須の要件をいれることになってしま... 続きをみる

  • 言語類型

    日本語文法論議23102 自分の言葉はわかりやすくとらえたい。どの言語でもそうだろう、生得言語話者と成人後の言語習得者のとらえ方は同じにはならないのはその言語環境、影響の受け方による。つまり、修得言語が生得であるかどうか。望むべくは、理屈抜きで同じである方が良いだろう。全く同じというわけではないのは... 続きをみる

  • 涼しいと

    日本語文法論議23101 日本語は漢語訓読を句法に学び、英語文法を模範とすべく、句法の欠を補おうとしてきたように見える。そして、なんと大主語のみならず、主格主語を否定してしまおうと、文の規定を揺らぎにまかせ、文そのものを議論できなくしている。それは、そういう言語学の議論の流れにあわせ日本語文法を組み... 続きをみる

  • 漢語と英語教育

    日本語文法論議23930 日本語をとらえて漢語漢字による文化を入れたことは歴史の出来事とすると必然でもあったとするか、偶然には過ぎないとするか、宗教文献の渡来から考えあわせれば古代インドの言語に及ぶ学びになるので起こるべくして起こったことと見るのが良いだろう。そこに国語に対する意識の目覚めがあったの... 続きをみる

  • 格のとらえかた

    日本語文法論議23928 文法範疇という。範疇は難しい訳語となった。カテゴリーとカタカナで用いることがある。もとは哲学の用語としての難しさにあったが、それをさらにというと、どうなのかと思ってしまうところ、英語学習で知る用語になる。もちろん洋語とひとくくりに言うのも文法範疇があるわけでその影響は時代を... 続きをみる

  • 格 承前

    日本語文法論議23927 文法議論は考え方にあると、その学説主張の立場で言語の現象を規則化しようとすると、そう思ってきたのだが、それが減少に拡大して解釈することによって理解されるところがあるともる理論が変えられていくものであるというのもわからないことではない。しかし、その説明となる法則、定義が受け止... 続きをみる

  • 格の関係

    日本語文法論議23922 文法格を名詞の語形と捉えて、述語動詞と関係するものと規定してきた。そのように考えて来たものが、説明では代名詞、形容詞、数詞などにも格がある言語ではそのそれそれが語形変化をするという。 ここに日本語と言語の違いで捉え方が変わるから、日本語では述語との関係を構成して名詞がとる語... 続きをみる

  • それぞれ

    日本語文法論議23925 句法 中国語、古代漢語漢文の影響による 文法 西欧語概念の翻訳輸入による 語法 英語の学習による では日本語はどうか。 国語文法 この100年ほどの間で理解してきている 日本語文章法 文章も借り物の見方であるから 現代日本語話法 話し言葉の規則 古語、古典語と言われる文学な... 続きをみる

  • かれこれ

    日本語文法論議23924 句については文法用語として英語学習のもとに理解をしてきていることが多くなった。したがってフレーズという語との相関があるが、それと似たようなことに、節という文法用語もクローズとしてのとらえ方を言う。これには国語文法の文節という用語がいわば干渉しあうようなところがあり、英語学習... 続きをみる

  • 日本語文法論議23922 詞とは何か。品詞と翻訳語を用いるようになってから、語を分類すると詞になるということかと思ってきている。詞と語の違いは何か。文法上の性質によって語を分類する詞に対して、語とは何か。 どうもいまさらに辞書を引いてたしかめるようなことをすると、広辞苑では詞を言葉と説明する。 広辞... 続きをみる

  • 接辞

    日本語文法論議23921 句と文節と詞と、それぞれに時枝の句、橋本の文節、松下の詞と、学説の立場で見る必要があるものの、すでにこの単位のとらえ方には国語の文法で付属語とする辞の分類を併せ考えることになる。一概に同じような言い方で見ると日本語の形態論で見る接辞にかかわってくる。ここにも助辞という見方を... 続きをみる

  • 句の論

    日本語文法論議23919 句についていくつかを述べて、深く知るとはそれなりにどれもよく知っていることばかり、それがかえって文法単位に句の規定をとらえがたくしたようである。文句ばかりを言うと、この語の用い方に、文と句と、それをモンクと言ってしまえば、わかったようなことになる。句には区切るという、句を切... 続きをみる

  • 句の成立

    日本語文法論議23918 句構造の文法には句構造文法、phrase structure grammar、PSGがある。句構造規則で定義された文法を指す用語としてノーム・チョムスキーが考案したものとして知られている。句構造文法は直接構成素分析 immediate constituent analysi... 続きをみる

  • テンでない

    てんでない と言えば、どうするか。イントネーションにはならない、下降調、上昇調、ショウコウチョウ、あるいはプロミネンスとする。 点ではない、とは。 ―― 点でない。 点でない、これ。 点でないよ。 ーー てんで、ハナシにならない! 句読を付けることでまとまりを作るようになる。 もちろん、トーンを加え... 続きをみる

  • 文と句と

    日本語文法議論23915 文は、あや とも読む、いろいろあるの意と見える、文様、彩、綾と見せる、文句は、句の表現が多様である。 文を、ふみ と見ると、それこそいろいろとある。 モン、ブンと音読みして、それぞれの、天文地文水文、文学などの分野、領域の意を持つ。 文字は、表現のことばそのものになる。本文... 続きをみる

  • 句にまつわる

    日本語文法議論23914 句の構造、句の成立を考えて、かつてのことに、国語学思い起こすことがある。それは、駆け出しのころで、国語学原論を読み、国語学史を紐解き、日本語文法を口語、文語とそれぞれに、時枝学説の手に入れやすい、岩波書店の刊行書を求めた。ついで学生時代の文法書は橋本進吉著作集に始まっていた... 続きをみる

  • 辞と詞と

    日本語文法議論23913 祖先は字を知り文字に辞をとらえるがすぐにも詩句を学び詞と辞とを区別し文章を章句に学び句を編み出す。 辞と詞と言の意味を見出し項目にする日本国語大辞典の説明に、項では事と同語源とするが、その語誌になるとその説明が少し曖昧で、一語に両義があるということではなくという、次のようで... 続きをみる

  • 誰が何を

    日本語文法議論23912 主語を言わない、というのが、主語を表現しない、そしてまた、主語がわかる表現方法を選ぶ、というように理解しているかどうか、少なくとも古典文を読むとそういうふうに思ってしまう。それが古典文学の文章だと、まず平安時代の和歌、物語文で知ることになる。時代が下がってくるとメインの文学... 続きをみる

  • 会話の主体

    日本語文法議論23911 古文を学習すると主語の省略と言っていい文法の上での言葉づかいであることが多いのを知る。これは学習すればわかることなのか、日本語はそういうものだと自然に思っているから、誰もがそういうものだと知ることになるはずであるが、なんとそうはならなようである。 いまでもそういう解説が学習... 続きをみる

  • 句にする

    日本語文法議論23910 日本語が漢語をとり入れて漢文を学び、広く西洋語に接して英語を学び、その学びに日本語があるという仮説をわたしは持つ。 その学びの証明には句を成立させてきたこと、主格を文に見出したことを取り上げることができる。 むずかしいことを言おうとするのではないから、それだけに専門研究の煩... 続きをみる

  • 成句 成語 熟語

    日本語文法議論23897 成句の説明に、2語以上の結びつきが習慣的に固定し、ある決まった意味を表す句、と広辞苑に見える。また、 古人の作った詩文の句で、よく知られているもの、とある。 人間到る所青山あり 腹を割る 目が高い この例のように、言葉を使う上では、おおかたの共有するところである。 成句(和... 続きをみる

  • 文と句

    日本語文法議論2396 句について、文単位を議論するようになるまで、句は文機能で捉えられていた のだが、国語文法、日本語文法でそもそも文単位の規定によって、句は慣用法になる。学説に拠って句、断句と参照できるが、現代語ではフレーズによる解説になるも、その単位は見えない。 句は文法用語で理解するところ、... 続きをみる

  • 句とは

    日本語文法議論2395 句点という。文点と言わない。なぜか。句点は漢文を学び、取り入れた。文点は西洋文法を学び、ピリオドを文点としなかったためである。もんてん という読みで検索にヒットした。句点をそのまま、piriod 英語の翻訳にしてきたわけではない。カタカナで、ピリオドという語になり、欧文やロー... 続きをみる

  • 句点には

    日本語文法議論2394 文の形式と意味内容を議論して、おおかたにとらえる句読とひとまとまりの思想というあらわれかたに収束する。ことばを用いるわたしたちの営為であるから、それを現代にコミュニケーションのために見ても時代をさかのぼって文法の普遍をみようとしてもその文の成立と組成にあまたの見方がある。文と... 続きをみる

  • 意味内容の連鎖

    日本語文法議論2392 文章の単位、文類型を分析する。資料は新聞記事、ネットサイトの無料記事を引用する。会員になると有料記事を使うが、無料会員での引用をお断りして利用の謝意を申し上げる。 文章をとらえるには文を複数、連鎖するひとまとまりを見る。そこに文単位を見ると、文と文の関係が意味内容を伝える文法... 続きをみる

  • 文章、文

    日本語文法議論23831 文章文法と考えるとわかりよいかもしれない。文法は文を単位のである。文章文法はその文を複数にして文章とする文の文法である。日本語文法は文を単位にして文法分析をしてきている、構文というが、文を規定することが困難な議論で、構文論はシンタクスとなっても容易に日本語を解説しない。文章... 続きをみる

  • 文章 話題

    日本語文法議論23830 文章は書き手と受け手が複数の文をひとまとまりとして表現し理解している。その形式には段落を以て示し、その内容を明らかにしていく。文章の主題即ち話題となる内容の展開に、その主題が何かを明らかにする主語述語の文がる文例が見える。 ーは と文に意味内容であらわして文章の話題としてい... 続きをみる

  • 文章、段落

    日本語文法議論23829 文章の単位、文類型を分析する。資料は新聞記事、ネットサイトの無料記事を引用する。会員になると有料記事を使うが、無料会員での引用をお断りして利用の謝意を申し上げる。 文章は書き手と受け手が複数の文をひとまとまりとして表現し理解している。その形式には段落を以て示し、その内容を明... 続きをみる

  • 文類型

    日本語文法議論238228 日本語の文の規定、定義、そしてにおける文における成分、また要素など、簡便なとらえ方で共通するのは、次のようである。 文は句点つまり区切り符号の〇、丸あるいはピリオドであらわされる形式で示される。 文はまとまった意味内容のひとまとまり、また、それだけでひとつの思想を表す。 ... 続きをみる

  • 日本語の文とは

    日本語文法議論23827 日本語構文論がその議論を展開できなかった、しなかったのは、文の単位を設定できなかった、それをあえてしなかったところで、対照文法で捉えるなら、単文にとどまっている、いまも明らかにしないようである。問題点は単文の規定に文成分をわかってしまった、わかりきったこととして、彼我におけ... 続きをみる

  • 文の3類型

    日本語文法議論23825 文法の議論ではつねづね考え方にあると言ってきていたことがあって、文法観とそれによる見方を立場にする議論は文法の考え方を知るうえで大切なことである。しかし、その議論が一般にはわかりにくいということになるといかに優れた文法論であっても応用して人々が身に付けるための考え方にはなり... 続きをみる

  • 題述というのは、どれ、どこ

    日本語文法議論23824 主語とするか、主題とするか、subjectの翻訳にも、同じなのか違うのかと、主題がまた題目となって、題目述語構造の文と唱えられて、さらに題述構造といわれる、題述文のようないいかたもあり、主語述語による文の構造について、対比される。主題また題目と述語というようになっている。文... 続きをみる

  • koto o wa

    漢字は言葉の意味を区別して語を認識させる。訓読みについてはもとより日本語である。それに対応する漢字の語彙は日本語にとってどれだけ有効であったか。 ことば について、こと と、コトバ と、ことのは というふうに、その意味内容の区別を知ることができるのは、コトバは言葉と表し、こと には、言 事を充てて、... 続きをみる

  • 辞、コトバ

    日本語は漢文訓読によって語法を学んできた。文章とは何かを知ってきた。中国語の文章である。漢文は中国文であるが、漢字に読み加える点を日本語文字にを工夫し読み下した、つまり日本語に翻訳した。語法は語と語との関係を日本語の意味にあきらかにした。そしてその符号を仮名文字としてつくり出す創意は、日本語という、... 続きをみる

  • 言葉の発想

    はじめに言葉ありき、創世は神の言葉ロゴスからはじまった、新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章から。 ロゴスを言葉と訳しても、真実、真理、論理、理性、概念、調和・統一のある法則などを示すという解釈もできるそうである。 その言葉だから、始めに神の言葉ありという思い込んできたのだが、その言葉の大切さだとな... 続きをみる

  • 発想とは

    発想を類語で見ると、思いつくこと、ひらめく考えというニュアンスである。日本人の発想、日本人と発想ということに思いを致すのは難しい。大げさに言って、自然信仰に育む、仏教などの外来思想に影響する、日本人の霊性にもとづくものとか、哲学の思想を近代になって考え出す民族だから、その発想とはどういうものか。日本... 続きをみる

  • 日本語発想

    書物を整理していたら、次の本があった。書名はとうに忘れているが中にある写真刷りの絵を思い出してパラリと開いてそうだったと思い出す。絵の分析をする解説が詳しいので興味深かったがあらためてテクスト分析のところを読み直した。まざまざおもいだすことである。同じ著者に日本語レッスンのあることがわかり、発想する... 続きをみる

  • 理屈の論

    日本語文法議論23813 理論というよりは理屈だと思ったから、reason、 theory のいずれか、当初には国語文法はだめであると言い続けるこじつけのようにも思っていたので、なぜかというと、こう 見えて一方の側しか見えてこない論理の立て方であった。それをいわなければならないようで、なんだったんだ... 続きをみる

  • 理論

    日本語文法議論23812 文学に親しんだというと趣味と研究と合わせたような本の読み方で古典作品に興味があってスタートしてからの学生時代のゼミナールで文学語法に重心を置いたからその後に古典、国語国文学から日本語学日本語教育に至る興味と実益の広がりをもつことになり日本文化そのものに及んでいる。あくまで文... 続きをみる

  • 述格とは何ぞや

    日本語文法議論23812 述格とは、述語のことだと日本国語大辞典は説明する。 英語でpredicativeとしているが、例文が610件に最初の3つで、引用する2番目の例文は訳語に述格を与えている。これは国語文法の述語に対する一様の解釈にある。そのもとには山田文法の、時枝文法にも受け継がれた呼称による... 続きをみる

  • 読み始めには

    日本語文法議論23811 本が読みたくなって小遣いを握っては駅前の古本屋に顔を出した 阪急電車西宮北口駅の改札を出て線路沿いに歩くとビルの1階部分にある 震災でその風景は一変してしまっている というほどの店構えではなくてシャッターをあげればそこに2畳ほどの空間で 店主は奥に座っているか店先の裸電球の... 続きをみる

  • 助詞

    日本語文法議論23810 助詞は、てにをは と伝統的に捉えられてきた。 近代になって、西欧の翻訳文法に比較して国語の独自のものであるため、大槻文彦は品詞名にそのまま用いたことはよく知られている。 訓読語法でテニヲハ点、オコト点という星点に代表するもので、国語に意識する。 弖爾乎波、天爾遠波 >仮名の... 続きをみる

  • 語序

    日本語文法議論23810 語順、助詞という文法用語をあたり前のように聞く。学校教育の成果である。そこには加えて文法嫌い、国語の苦手意識というものもある。それだけ学習してきているから、わかりよくもわかりにくくも、助詞が品詞なのかとか、語なのかとか、日本語の語順はどうなっているのかとか、英語学習を義務教... 続きをみる

  • 順番、助詞

    日本語文法議論2389 漢文を学び洋文を学び和文を綴ってきている日本語、洋文とは何のことか、造語してみて英文だけでいいのでないかと思うけれど、漢語洋語和語という発想に合わせたようなもので、外来語とか、外国語とか、漢語も中国語として外国語扱いだから、日本語を本来日本語として探すのは、探すというか、古典... 続きをみる

  • 主語があるから補語がある

    日本語文法議論2388 主語はないと言って補語にすると文は成立しない、それが文法であると学んできたから、主語のある構造を想定することができるので、とくに不都合があったわけではない。もちろん、日本語で、ワレがワレが、ということは表現法で国語の伝統でもしてこなかった。仏教的な小我大我の影響もあったかもし... 続きをみる

  • 甲乙丙、紹介シタ

    日本語文法議論2387 次に二つの例文比較である。 いずれも述語に向かうと解釈すれば、日本語の理解にあるのはどちらか、明らかである。 甲が乙に丙を紹介シタ 甲、乙、丙、紹介シタ あえて、甲は乙に丙を紹介シタというふうに言っても同じようである。 つまり、甲、乙、丙、紹介シタ となると、その関係はとらえ... 続きをみる

  • 甲ガ乙に丙を

    日本語文法議論2382 なにをいまさらと思われるようなことで、学説がどうだと言いだしても、聞く耳を持つ人はない、そうかもしれないし、まして文節がどうのと言ってわたしにい出してもこれまた済まされたことになってしまうようなことであるから、わかりよいと思うところで、三上学説に手短かにする物言いで、どこが問... 続きをみる

  • 文、要素と成分

    日本語文法議論2385 主語廃止論は二重主語の気まずさから、そうぼやくように言っている、その用語をあらためて主格補語と言おう、と提唱した三上学説の説明であるが、その論理はどう述べられたか。それは難しくもやさしくも、とらえやすさがあったので、一般的にも国語学者にも、反論なく沈黙してしまったのだろうか。... 続きをみる

  • ーはーが構文

    日本語文法議論2384 日本語の文例を抽出し分析する。その場合に、文章は次のようである。日本語文章の文単位に見る文法は、その文例を形式に捉え、意味内容を情報の単位にする。その文の構造には係り受けのまとまりが繰り返し現れているので、単純化する例文の引用には注意がいるだろう。たとえれば組木細工を分解する... 続きをみる

  • 承前 象は鼻が長いと言っている 文例

    日本語文法議論2383 象は鼻が長いのである、といえば、どうしてか、と聞くことになるから、それはこれこれこうだから、というように、そこには、この表現についての文章があらわれてくる。象は鼻が長い、と、言い切りで、言い放てば、聞く方では、象は 短いよ、と混ぜ返しができそうであるし、もっといえば、長くも短... 続きをみる

  • 学説の例文は正しくない

    日本語文法論議2382 文章は次のようである。 >豊臣秀吉は天下を統一する少し前、マイホームと政庁を兼ねた城郭を築いた。京都・平安京跡の聚楽第である。その形状も規模もはっきりしないが、近年の発掘調査で、石垣の一部やいくつもの金箔瓦が見つかっている。さぞかし豪華絢爛(けんらん)で、威容を誇ったに違いな... 続きをみる

  • 三上学説、文法がわかっていない

    日本語文法論議23801 主語廃止論の根っこは国語に二重主語があるといわれていたころの文法批判によることを三上学説で言い続けていることを知る。そうしてそれを、かの、象は鼻が長い構文でセンセーショナルにとにかく具合が悪いのであると、象の鼻が長い、とすればいいんじゃないかと言い出して用語の廃止を主語抹殺... 続きをみる

  • なにかがわかる

    日本語文法論議23731 文章における文節が文章の構成単位である、とするのは、文を文節に分ける、文章を連文節に分ける、つまり連文節が文節扱いとなれば、文章を構成する文節を言うことになる。文と文章の単位をどう議論するか。文の単位は構造的には国語文法で整理する意味的な捉え方がわかりよいし、よりシンプルに... 続きをみる

  • 何か言いたい

    日本語文法論議23730 述べてきたことを繰り返し、語と単語の別で、わかりにくいので、言い言い直しして、言いたしてみる。 付属する語は自立する語につくので単語を言うときには自立語がそれで単語となる、つまり自立語は単語であり、自立語と付属語もまた単位語である、自立語に付属語、付属語となってもそれは単語... 続きをみる

  • 発想の転換

    日本語文法論議23729 議論という言葉を用いているから難しいこと言うのかとおもったら、そうでもない。会議で飛び交う言いたい放題ということだけ、結論を求めない意見の言い放しである。それを言い出すようになって、議論の義と侖とを考えれば論いになるか話し合いになるか、筋があるようにしてきた。言いたいことを... 続きをみる

  • 議論のもとには

    日本語文法論議23728 国語と日本語で文法単位に異なる定義があるのは困ったこと、文について説明に統一がないから混乱を招く。日本語の文には主語でなく補語があるとする議論は日本語教育文法で唱えられるようになる。基礎日本語文法にも文の説明には句点を以て文とするという。 これだけでなく文法をとらえる考え方... 続きをみる

  • 主語を見つけた国語

    日本語文法論議23727 文章を単位に、文章を構成する文について実例を見ていくと、すぐにも国語で説明する文の形としているものがわかる。あまりにも自明のこと、国語教育の説明で足りる。もちろん教科文法として規範を説明するので、実際の文章においては例外、規則に当てはまらない例文もある。それも学習の応用で理... 続きをみる

  • 西洋語の影響にある文には

    日本語文法論議23726 日本語文法で日本語には文という規定がなかった歴史経緯から、それを振り返る議論はほとんど見られないが、なかには文とは何かを議論していて、そこには文法論には文ありきだったようすがある。文の議論にまして文章の議論は文法論では行われない。といっても、文論は確かであるし、文章論は学校... 続きをみる

  • 文法則

    日本語文法論議23725 日本語文法は文法として文法則をつくり出してきた。 日本語には文があったのか。 句というものと文章というとらえ方があった。 だから、幕末、徳川政権の時代から、近代に移行する中で文法を学び、文というもの取り入れようとした。 文はそれまでの文章と呼ぶものにあいまいに文また文章とい... 続きをみる

  • 文章には

    日本語文法論議23724 文章には文章を構成する下位単位がある。すぐにわかるのは文という単位である。文のほかには何があるか。日本語の句は文章を構成する単位になる。句は連文節として文における文節の単位に分けることができる。文節は句と文の下位単位であるから、文章の関係構成を持つと、文章は文節からなると見... 続きをみる

  • 文章単位

    日本語文法論議23723 文段は文章の一部、文章を構成するとする。これを文法の論議にするかどうか、文章を全体としてそう見るならば、つまり文章が文法の対象となると、文段も必然的にそうなる、と考えられるのだが、どうも、文章の論議に作品総体という時枝学説の議論があるので、文段を文法対象の論に、そう捉えなか... 続きをみる

  • 文段

    日本語文法論議230722 ← 23717 文段という語を造語してきたように思っていた。段落、パラグラフ、あるいは章節となる文章の単位である。それを検索していて、なにを検索していたかというと、市川孝氏のネットサイトの情報である。が、それがヒットしない、陶芸作家には次々とヒットするので、その同姓同名で... 続きをみる

  • 学校文法の文章論

    日本語文法論議23717 文章論の必要な日本語文法論議にその後継スル理論の発展にどうにも文法研究の立場が災いしてこれまた時枝学説の縛りになる物言いだが一理あるので致し方ないだろう。ただ日本語文法となればその学説には日本語研究の対象にあるだけに相関性があるのを否定できない。つまりいくら立場を固執して理... 続きをみる

  • 文章論と文法

    日本語文法論議23716 文章論の議論はなぜ生産的でなくなったか。文章論の提唱が時枝学説の継承にあると見ると、その議論委は前提と対象とが収束するものであったからである。そんなことを言うと学校文法文章論を文法として議論するもの、日本語教育で日本人向けの文章論といった試みで行われているものがあり、文章論... 続きをみる

  • 文章の主題主語

    日本語文法論議23715 文章論は日本語文法の語論、文論、文章論と部門に議論が展開する。語論法則、文論法則、文章論法則と単位が大きくなれば相互に関係構成を以て小単位は中単位に、中単位は大単位にと包括的に規則性を持つことになる。語に意味の核となる形態があれば、文も同様に核となる意味内容を持ち、文章にも... 続きをみる

  • 文章作法

    日本語文法論議23714 文法は文章作法につきる。文章作法はまた作文法である。しかし、作法と作文の違いがある。文章作法は文章のいろいろに及ぶが、作文法はまず文を書くことから始まるから、文章のゴールとスタートの位置をそれぞれに持つことになる。ともに文章の書き方を説く。そこで文法という語をあらためて見る... 続きをみる

  • 章段

    日本語文法論議23713 章段、章節、章句と、詞章に用いる語があって、文章の単位にそれぞれの機能がある。詞章は詩文、詩歌や文章のことを指す。 文章また段落はそれぞれの関係を構成する意味内容のまとまりをとらえる。 章段は長い文章の一区切りとするように、古典の随筆作品の文章には章段に分ける例がある。枕草... 続きをみる

  • 文章単位

    日本語文法論議23712 文章単位は形式段落に設定できる。文はそのうちに2文以上を持つ。書き手が段落とするところで読み手がそれに従えばひとまとまりの文章である。形式段落に一段落としてまとめてしまえばそれはそれでよいが、意味段落の設定をすれば形式のうちに文章のまとまりを読み手によって作ることができるし... 続きをみる

  • 語論

    日本語文法論議23710 語論には語構成の論があった。阪倉篤義氏著「語構成の研究」1966 である。刊行4年前、博士論文と見える。語構成論の単純語、複合語は分類の分かりやすさがあったが、その後、野村雅昭氏に単純語と合成語の議論が出て国語と日本語の語の類別に議論が異なる。講座日本語、語彙、岩波書店に論... 続きをみる

  • 句論

    日本語文法論議2379 く‐ろん【句論】 文法で、句、文章についての理論。 日本国語大辞典「句論」 精選版 日本国語大辞典 - 句論の用語解説 - 〘名〙① 文法で、句、文章の構造についての理論。シンタクス。 く‐ろん【句論】 文法学上、句・文についての理論。 広辞苑「句論」 https://wap... 続きをみる

  • 学説の相関

    日本語文法論議2378 山田学説を継承して日本文法の思想と意味理論を得ようとする。 松下学説を日本文法の形態分析の発見として日本語独自の表現を理論構築する. 橋本文法を文節文法と決めつけたままに文法教育の成果をみようとしない、それだけわかりよい証左。 時枝文法を仮説理論のままにその証明ができないにも... 続きをみる

  • 句を文にしてしまった

    日本語文法論議2377 句法を漢文句法とすると、漢文文法句法と汎称を採るいいかたがある。語法が文法であったように句法が文法であるという。 漢文学習に句法、句形という便宜がる。学習用の文法ということであるが、句そのものが何かを説明することがない。しかし句法を構文のとらえ方とする。 句を言語単位のひおっ... 続きをみる

  • 語法が文法であったから

    日本語文法論議2376 語法と文法と近代以降の用法には翻訳語の概念を持つようになる。語法にその経緯がある。しかし、文法には漢語としての用法が移入語として見える。法令の条文をあらわすというのは文字のままの意味内容である。 語法は哲学辞彙に翻訳語としている。日本国語大辞典の用例より。 *哲学字彙〔188... 続きをみる

  • 語法、文法

    日本語文法論議2375 語法は語の単位を扱う文法である、と言い出すと、語法が文法とどう違うのか、語の単位を扱う文法が語法である、とでも言えばよいか。 英語学習で語法問題、文法問題と区別することがある。grammar と word usages になる。日本語教育の kanji usages 漢字用法... 続きをみる

  • 文法だから文が単位になる

    日本語文法論議2374 文法単位はまずは文そして語であった。 まずというのは文法であるから文の法則、規則とでもすれば文単位が設定されるというとらえ方である。文の分析には語による構成単位としての関係がある。 それを文節とする橋本学説は自立語、付属語の単位をとらえた。 そこに概念の過程をみようとした時枝... 続きをみる

  • 日本語文法論議

    日本語文法論議2373 語論、文論、文章論と、文法単位体にあわせて大まかにそれぞれの論を構成する日本語文法論の構想である。 文法単位には、形態を分析することもあるので、語論のうちに形態論を含める。ただし、形態、統語とその論の内容を見る場合に文法論は別だてになる。 さらに句また節を見るときは文論のうち... 続きをみる

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