日本語語彙のムラゴンブログ

  • 総理と総裁 は

    0819 徹底して派閥に支援を求めない選挙をすると、50歳手前の立候補表明者は語った。推薦人を並べるとは仕組みとしてはどうなんだろう。パーティーの集合ではなくなった党という組織に立候補者が続々と出ることが、これまでにそういうことがなったのを、これまでの派閥のしがらみのように言う候補志望者もいる。撞着... 続きをみる

  • ニッポン語

    0603 ニッポン語を話す、日本人のことではなくて、YouTubeのチャンネルに外国の方が、それは韓国、中国の人たちのような漢字圏、アジアの出身ではない、そこに特徴を持つアニメで日本を知る欧州の人たちで、流暢に日本語をしゃべって番組作りをしているユーチューバー、なかでインフルエンサーがいる。 観光ブ... 続きをみる

  • ツイリ

    0602 低気圧に寒気が入り込んで荒れた天候になる。雷、突風、豪雨とおどろおどろしい。夜中だというからその地方は要警戒。台風1号はとっくに熱低となってしまっているが悪さを残して東海へ去る。 日本語日記に、栗花落の話題が出ていた。 辞書検索して、日本国語大辞典に用例があった。 >*易林本節用集〔159... 続きをみる

  • やすみなつき、みなづき

    0601 陰暦異名、水無月になった。いみょう、いめい と使わないことが多くなった。別称、呼称の方が聞き取りやすい。その読みを分かりやすいものにする、そうなると、この、みなづき と言うのは、水無し月のイメージで梅雨がある時期にかえってわからないような呼び方になる。しかしこれにはどう読むか、なぜか、とい... 続きをみる

  • ぬまった

    イタリア人女性が日本語を学習して深くはまった、じわじわ来る思いを書いている、というタイトル。 はやりことばに隠語めいた用語なのだが、売り出して2刷目になったと、YouTubeのチャンネルで伝えた。 どうも日本語による文化発見のようなことらしい、著作の宣伝サイトで見てみる。さきの映像ともう一つ二つ、見... 続きをみる

  • 遊び、ゴム跳び 0512

    コラム日本語日記に ごむだん を紹介する。これで4回目の連載になる。なかなかに面白いのだけれど、2円のゴムだん という表現で1956年出版の小説から採録するが、難しいことである。 輪ゴムのことかと推測すれば段跳びだねと連想してそれがその通りであるというだけの話になる。しかし今やネット検索の時代だから... 続きをみる

  • みどり 240504

    憲法記念日と子供の日に挟まれた、みどりの日 Greenery day は2007年から、緑豊かな自然を持った国であることによる。 >竹や木の表面の皮を剥ぎとり、その皮が散らばった様子を示しているといわれています。 若竹のような色に染まった糸を「緑」と表すようになったとか。 5月4日は「みどりの日」。... 続きをみる

  • 皐月 240501

    さつき 陰暦5月に、皐月 こうげつ の表記がある。 また早月、早苗月と、この呼称は日本国語大辞典、語源の項目、始めに >サナヘツキ(早苗月)の略。早苗を植える月の義〔奥義抄・和爾雅・日本釈名・大言海〕 と見える。 さきの漢字には語例として、爾雅‐釈天、五月為皐 を引用する。 2月の如月の漢字表記も見... 続きをみる

  • グランドハンドリング 240421

    日経新聞記事、コラム日本語日記が3回目、日曜版文化面に掲載。筆者はよく知る、『百年前の日本語』(岩波新書、2012)、『正書法のない日本語』(岩波書店、2013)、ほかにも、多くを学ばせていただいている。 国語学をいわず、日本語文献学とする。 それでちょっと気になったのが、この日本語学者という記載の... 続きをみる

  • がむしゃら 240415

    我武者羅と書く。サイトの解説は4文字熟語の辞典、これそうなの。その注記に見える。 さて、意味には、後先を考えないで強引に事をなす、とあるので、がむしゃらがむしゃらに行うこととは―― 羅はととある、ものどもら、こいつら、とか、つけると、がむさぼりというイメージになりそうか。 >「我貪がむさぼり」が転化... 続きをみる

  • アジャイル

    アジャイル Agile 「素早い」「機敏な」「すばしっこい」「明敏な」といった意 状況の変化に対して素早く対応すること アジャイル開発 アジャイルソフトウェア開発 https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/aa/agile アジャイルの定義 2001... 続きをみる

  • ノミネート30語

    新語流行語大賞2023、ノミネート30語は次の通り。12月1日に年間大賞やトップテンを発表する。 https://hochi.news/articles/20231102-OHT1T51065.html?page=1 ノミネート語は、以下の通り。 1 I’㎡ wearing pants! 2 憧れる... 続きをみる

  • 野戦病院

    野戦病院(臨時医療施設)のようなものと、記事には注釈がつく。 また、酸素投与や抗体カクテル療法を行う臨時の医療施設いわゆる野戦病院の設置と、CBCテレビニュースは言う。 新型コロナウイルスの患者を受け入れるために計画している1千床規模の臨時医療施設は、大阪府である。 吉村知事は府民から要求でこの語を... 続きをみる

  • 戦争用語

    戦争用語とは何か。軍事用語、軍略語でもなさそうで、次の語であるらしい。 野戦病院 コロナとの戦いに打ち勝った ワクチンという武器 記事の文学者が投稿したのはこれ以上は読まないのでわからないが、戦争用語の使い方があやしい。 同じ新聞社の記事に、記者は「兵隊」? 日常に浸透する戦争用語を考える というの... 続きをみる

  • 5輪開催についてあれこれと議論があって、開会の式典にもその演出者ひとりの解任という出来事があったりして、どうなるかという推移にも、観客がいない、反応が取れないなかでテレビ画面だけの観賞はどうなるかと思っていたのだが、わたしには5論開会に感動し、そのパラリンピックの閉会にも感激した。開閉会、併せて4回... 続きをみる

  • 八朔

    姓で、こう書くと、読みは何かと、検索して、次のようにヒットした。八朔とすれば、これはなじみがある果物についた名前である。八月だけでなく、朔には、4月と六月に読み方が見える。 十二月一日(十二月朔日) しわすだ これはインチキだと言われたよう、しかし、ほかに、 というのも加えると、 正月田,二月田,三... 続きをみる

  • ―素の語彙

    素で終わる言葉 1ページ目 8/ 32ページ目 アールエヌエー‐ごうせいこうそ【RNA合成酵素】 ⇒RNAポリメラーゼ アクチニド‐げんそ【アクチニド元素】 ⇒アクチノイド あさんか‐たんそ【亜酸化炭素】 二酸化三炭素の通称。 あさんか‐ちっそ【亜酸化窒素】 窒素の酸化物。正式名称は一酸化二窒素。弱... 続きをみる

  • 祝休日

    祝日、休日を祝休日と3字熟語にするのは便宜、まとめて言うに過ぎない。これに祭日を加えると、祝祭日になる。祝休日と祝祭日ではその意味に異なりがある。祝休日には祝日法、休日法と法律があるからである。ただ、休日法は 行政機関休日法、裁判所休日法及び国会休日法によって世間一般にも通念による週休二日制などとな... 続きをみる

  • 二十四節気、大雪

    二十四節気 にじゅうしせっき、七十二候 しちじゅうにこう、というふうに、読む。にじゅうよんせっき、ななじゅうにこう、と読んでしまって、季節の話しにならないけれど、日本語読み、何が悪いか。七十二候は二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと、それで、閉塞成冬 そらさむくふゆとなる と読まなけ... 続きをみる

  • 九は、ク、キュウ

    九は、ク、キュウ、いずれも音読みである。 > 字源 象形。肘をを曲げて一つにまとめるさま。一からの数字を最後にまとめる意味(藤堂)。竜を象った文字で、音を仮借したもの(白川)。 音読み : 呉音 : ク 漢音 : キュウ(キウ) 唐音 : キュウ(キウ) >助数詞が続く場合や小数部ではきゅうと読むこ... 続きをみる

  • 七は、なな、シチ

    数字の読みについて、素朴な疑問として、4,7,9がある。そのうち、7について。 https://kanjibunka.com/kanji-faq/old-faq/q0175/Q0175 「七」の読み方には、「しち」と「なな」の2つがありますが、この両者はどう違うのですか? 以前の漢字文化資料館で掲載... 続きをみる

  • 2019-nCoV

    流行する新型コロナと聞くと、往年の車種を思い出す、こともなくなってきたと思いきや、ウイルスの方はこれからも変異するようなことである。2019-nCoV Novel Coronavirus このnovel は、まず小説の意味として用いるが、カタカナ語で、ノベルというジャンルもある。しかし流行語は、それ... 続きをみる

  • 語彙単位

    語彙単位を問う。語彙の単位と読むと、語彙の論をどう見るか、ふたつの考えがある。語彙論で語彙を語の集合と見れば、語彙単位はそのまとまりを単位とする。語彙論で語彙項目にしてとらえると、その単位をとれば、語の項目となり、語彙単位を語単位と理解することになる。したがって、語彙単位を説明する場合に、語の集合を... 続きをみる

  • 日本語教育語彙表

    http://jhlee.sakura.ne.jp/JEV.html 日本語教育語彙表 - コーパス日本語学の情報館 > 日本語教育語彙表は,科学研究補助金で構築したもの 日本語教育語彙表 ver1.0 は,約18000語の日本語教育用の語彙を収録 「基盤研究 (A) 汎用的日本語学習辞書開発データ... 続きをみる

  • 日本語と漢語、英語

    国語の語彙に、漢語、和語、外来語を出自による別とする。これは国語学の捉え方である。中国語、日本語、外国語とすると、明治時代の言語の分析に実証する古代中国語の漢語、大和語になる和語、外来と在来の対比による外来語となって、いずれにも日本語発音の仮名文字が可能な言語である。発音が日本語読みなのである。国語... 続きをみる

  • 介護単語808 元宵節

    http://www.acras.jp/?p=1298 アクラス研修「『チュウ太の虎の巻』~介護・看護の日本語における「チュウ太」のおいしい使い方』のご報告 kazushimada 2013年4月15日 >「リーディング・チュウ太」が誕生したのは1999年、日本語教育現場では、読解学習においていろい... 続きをみる

  • ネット流行語大賞2019

    日本語の特徴は新語、流行語にある。隠語、俗語は造語力があるとされた漢字語彙を超えて、今はネットスラング、若者語、そして流行語に顕著な、しかし現象としては泡沫ともなる、日本語となっている。 「ネット流行語100 2019」の年間大賞は「にじさんじ」、でも真の主役は…… 小林哲雄 2019/12/16 ... 続きをみる

  • 文字、漢字はことばである

    文字の一つが詞の一つであると、古代の中国語、古典漢語を取り入れて、祖先はそう思ったはずである。漢字の一文字に、言葉の一つ一つがある使い方から、文字は漢字となり、日本語になって、仮名文字が工夫されてできたのは、漢字を言葉でとらえる、日本語読みとする訓をつける読みかたであった。それは語の単位にとどまらず... 続きをみる

  • 素量

    quantum mechanics 量子力学と訳がある。この量子は原始、分子、またそれを構成する電子という説明で、アナログ人間は、なんとか、イメージしようとする。太陽の黒点を説明するのに量子で解明とあるので、これは見えない、アナログではないか、デジタルでもないか。そこで、quantum の語を、どう... 続きをみる

  • ギグエコノミー

    単発のライブ、それは音合わせのためしであった言葉、ギグ gig 辞書の解説には、演奏会やパフォーマンスと見える。そのギグを用いて、ギグエコノミーとなる用語は、中日新聞コラム視座、浜矩子さんによると、お座敷芸人経済となる。あるいは、渡り職人経済とも呼ぶそうであるが、いつものことのよう、その適不適が気に... 続きをみる

  • 理解語彙 passive vocabulary

    発表する、表現する、使用する、それぞれの語彙と、理解する語彙との違いをとらえる。日本語の理解語彙と言えば、使用語彙との対で、おおむね、 理解語彙 聞いたり読んだりしたときに理解できる語 使用語彙 話したり書いたりするときに使える語 と説明がある。 また、 >理解語彙(passive vocabula... 続きをみる

  • 機械分析はツールにならないことを

    ニホンゴ、にほんご、日本語、そしてまた、ニッポンゴ、にっぽんご、日本語となると、漢字読みは読み分けを認めれば、6種類の語がある。くわえて、日本語をいずれも、もじにより良しとするかで、7類の語があり、表記による別には文字の言語を証明するものがある、というのは、機械分析がそれを可能として形態分析に入り混... 続きをみる

  • つうず、通弁

    つうじ つうず 解説によると、 >[語誌]①は中世古辞書では「通事」という表記が多いが、後に「通詞」と書くことが多くなる。キリシタン資料では「つうず」が一般的で、「日葡辞書」では「つうじ」と「つうず」を同等に扱っている。 精選版 日本国語大辞典 と見える。 通訳となった語には、 >初見は『日本書紀』... 続きをみる

  • 語の意識

    品詞分解をさせてみると、その指示が小学唱歌で、できないという、学生がいて、それはすでに10年になる。学力のこととは思えない様子に、国語、日本語についての知識、理解がないと、その状態がひどくなってきた。ひとり、ふたりの不出来には少数者の不勉強となるかもしれないし、それはどの時期にもいることになるだろう... 続きをみる

  • 語の単位、語彙の項目

    語彙項目の単位に文法単位を用いるのは語の単位をみることで語彙を表しているからである。語彙調査のスタートに語とは何かを議論して語の複合をとらえるのはそれとして、形態を捉えての議論には、語彙の論に形態素をまじえることになったのはたして生産的であったか。形態には音素レベルのことがあって、文字による仮名の分... 続きをみる

  • ふりがな文庫にある言葉、詞、ことば

    ふりがな文庫、検索すると、青空文庫に翻字されたふりがなを検索できる。ルビが振られた語句をデータベース化したものという。2016年8月に公式アカウントを登録、2017年12月にサービス公開13カ月をつぶやく、それからして、2016年末の運用開始のサイトである。サイトには、プライバシーポリシー、係り受け... 続きをみる

  • 日本に漢字が渡来する

    Google検索 [検索語] 漢字 渡来時期 発音 20190929 約 62,800 件 (0.46 秒) 音読みと訓読み、大陸文化の受容 - うたことば歳時記 - Gooブログ https://blog.goo.ne.jp › mayanmilk3 2015/11/12 - それらの区別は後述す... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙㉓ 漢字の読み方

    文字の意味の説明に類義語をもって言い換えるのは、同義語をもってすれば成り立たないことだが、漢字語を用いる国語では、漢字についての訓読みが日本語の意味の説明になるので、漢語和語の言いかえで、詞すなわち、ことばを知る。中国から漢語を入れて訓読を行ってきた意味習得の方法である。ただ、すべての漢字に訓読みす... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙㉒

    日本語教育学入門書の語彙. 語彙論、語彙の論そして意味論、そこに日本語教育の語彙をとらえる。語彙論は学生時代の学習にあった。語彙の論は、その後になって語彙史研究、語彙研究というべく語彙と意味の論が行われる一方で、意味論が現れると、語彙は意味と並び立つようになった。辞書における語誌、辞典解説など、いわ... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙㉑ 言語記号

    言語記号の恣意性 〈フランス〉arbitraire の訳語 ソシュールの用語 言語記号の記号表現、能記 と記号内容、所記 との結びつきが恣意的であるということ 有契性か恣意性か 言葉を話す人間は、自分の言いたいことを記号化して発声するということであり、言葉を聞いた人間は、自分の頭の中でその記号が何を... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑳ 言語記号

    概念意味と聴覚音象徴を言語記号で図式にしたのは大学講義の受講者たち、そして弟子による書き加えであったと、草稿本のイラストから説明をする、ソシュールの一般言語学講義である。言語記号のその図には内円に絵が描かれている、円形の半分上部にクリスマスツリーの原木に似た絵柄があり、その下には仕切られた半円の中に... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑲ 意味

    史的意味論 >史的言語学 してきげんごがく historical linguistics いかなる言語も時間とともに変化するが,その言語の変遷を研究する学問を史的 (歴史) 言語学という。分野別に分けるときには,史的音韻論 (音韻史) ,史的文法論 (文法史) ,史的意味論などという。 19世紀には... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語⑱ 意味

    漢字には語義がある。漢字は文字であり詞であるから、字音と字形にある字義として捉えている。それに対して、意味はとなるとどうか。日本国語大辞典で17世紀から用例を載せている、それには、含蓄を指す、また言外の意味という用法である。 >楊載‐敗裘詩「意味存鶏肋、寒涼視馬毛」 元代中国の詩人の例を載せている。... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語⑰ 意味と意義

    文字の義と言えば、漢語の形音義による。語すなわち文字そのものが持つ意義である。意味と言えば、この漢語の意義を意味という言い方ですると、意義と意味とはどう違うのかと、使い分けを意識することがあるかどうか、まして、言葉の意味と言って、意味を使う方が多い。この区別についてサイト検索をすると、意味の範囲が広... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑯ 語の意味

    語彙の論で語と意味を述べる。意味論には哲学の議論があり、意味とは何か、あるいは伝統形式論理学での問答、それに倫理学的意味、道徳論など、そして心理、認知における意味を、21世紀になって明らかにしてきている。言語についての意味は歴史言語で語の用法と意味変化を議論し、語の形式と内容を捉えてきた。現代言語学... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑮ 語に意味があるか

    語彙の議論で語の意味を扱うと、語と意味という問題を考える。語にある意味とは何か、そも語に意味はあるのか、そのスタートに言語学の意味論で、語を記載する辞書は辞書義に過ぎず、臨時の意味を持つ、文脈によってうまれる、したがってもともと語に意味はないという捉え方がある。語を形式としてその内容にあるのは指示物... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑭ 外来語、外国語

    カタカナ表記の語彙 外来語 外国語 動植物の学術名 オノマトペア カタカナ表記の語彙には、表記にカタカナを用いる外来語、外国語、動植物の学術名、そして、オノマトペアなどがある。表記により語彙とするのは形式のことだけになる。日本語の語彙は本来語と外来語に分けると、在来する語は何かという類わけの困難さが... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑬ 語の分類3

    音韻 形式 語 形音義による漢字の説明は中国から伝来した音義書によるものである。仮名文字を工夫して、文字に形音だけを表したから、その文字の組み合わせは漢字の訓に用いられた。もちろん日本語として語を意識するものであったが、仮名文字にして一字にあらわす語もあった。しかし一音一義は限られたことであった。文... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑫ 語の分類2

    位相語は国語学者の用語である。職業や集団による語彙、いわば仲間うちの符牒であるが、一般用法と隔絶するということから特殊をなすものなおで注目される。位相という語そのもののわかりにくさ、そう思うのはわたしだけか、この語用法で指し示し語彙の採集は今も変わらずに、若者語となったり、ギャル語、うちら語など、ま... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑪ 語の分類

    語の分類は、語彙分類表、日本語辞書に意義分類を項目としたもの、類語辞書などのモデルがある。日本語の分類は国語を漢語に倣って、釈儀を記す記述を行った辞書があり、和名を記載している。意味の分野での捉え方は、その工夫によって伝統的であった。意義分類体辞書と呼ぶ。和名類聚抄という、漢籍の伝来に漢語辞書を参照... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑩ 文字

    語彙に文字をみる、漢字語彙となるか、漢字語また漢語、捉え方では字音語となる。文字を漢字仮名とみると、ひらがな、カタカナの別がある。そしてこれは日本語表記のこととなると、語彙学習の文字使用で、読むこと、書くこと、その練習が日本語では必要である。発音を学習して音節文字に写すこと、つまり仮名文字を習得する... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑧ 語の構成

    語の構成、語構成、この違いをもとに、語の構成を説明するようである。語構成にはすでに日本語語彙を捉えて、接頭語、接尾語などの用語でその考えを示すものがある。文法論とかかわる分析には複合語と合成語をわけてそこで派生語を見る。この語構成論は国語学において議論されていた。そこに英語文法、日本語文法で語の構成... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑦ 単語と単位

    形態素を語と数えるか、形態を語とするか、そのとらえ方に、語の単位がどれをもって語とするか、考え方を知ることであるが、説明の用語で、単語を用いない、語ということにする、とあって、記述説明に単語の単位が明確ではない。単語と語と、語と語彙と、それぞれに日本語の用法で区別を持つ。言葉における単数、複数の別を... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑥ 語と形態

    語彙の単位を語とするか、形態素とするか、あるいは国語研究所が実験を繰り返したように、語彙調査、語彙項目の立て方に長、短単位、α、βの単位とする考え方もあって、さまざまに統計値をとれば個別の現象と見ることになる。話を戻して、語彙の論に文法の論での形態論を見るところまでは良いかもしれないが、それはまた文... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙⑤ 基本語彙カバー率

    日本語教育の教授法で動詞活用を効率的に学習することができること、そのステップアップが説明になくて、語彙を文法と切り離す記述になっている。日本語習得だけではない、これは語彙の分野であるということから、語彙習得の困難さのひとつに、活用変化形をあげて、言語の特徴にしてしまうのは、記述説明の内容に教育方法が... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙④ 基本語彙

    基本と基礎と、この語の違いをとらえる。まさに語彙のかなめである。語彙論をその立場でいえば、基本もとにすれば、語彙の定義となって、基本語彙は明らかである。しかし、学習語彙として基礎と基本を決める作業は、それぞれに選定理由のあるところであり、意味内容も基礎、基本に重なり合うことが出てくる。 語彙論におい... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙③ なにをどのように

    学習語彙であるから、覚えるということで言語習得の出発を学習者に説明する。はじめに、そのことから入門を記述する、というときに、使用頻度の高い語彙として基本語彙をまず方法に挙げるのは、その通りである。ところが、基本語彙には一方で、基礎語彙の捉え方もある。しかし、この入門書ではその説明が見えない。索引に求... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙② 語彙習得

    語彙習得 この入門書の記述は日本語教育経験を踏まえていないか、誇大にとらえることで、学習困難であることを日本語教師に訴えようとする、あるいはそこを譲って、学習のステップを教師にどう考えさせようとするのか、わからない。学習時間を能力別試験で標準時間が指定されているが、それによればレベルが高くなって90... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙① 理解と使用

    日本語教育で学習者は何語覚えればよいかと、説明する。理解語彙と使用語彙を捉える。ここで理解語彙は、日本語を母語とする人は、4~5万語と言う。この理解語彙は語彙量としては何によるものか、一般的に受け止めるとどうか。たとえば、日常の国語辞書をおいて開くと、ほぼ机上版辞書の項目は漢字の理解で説明を読み取る... 続きをみる

  • 日本語教育学入門書の語彙

    すでにふれてきたことであるが、去る4年前に、日本語教育学として入門書が出版されて、タイトルにひかれたのだが、日本語教育学というのは日本語学とすべきもの、それではまた、音声、語彙、文法とだけする内容構成には不足が生ずるように思われるので、このような日本語教育学にある分野の言語関係、日本語解説による入門... 続きをみる

  • 語彙と研究10

    語彙論と意味論、そして文法論の分野で、音声科学を音韻論と区別して、音韻と文法を主にすれば、語の意味になる言語の現象である。語彙の論はひろく意味の議論に包含することになる。語誌のうち、語史また語彙史は通時論にあって、現代語の意味については共時論になる。 日本語教育の語彙7 2018-08-15 | 日... 続きをみる

  • 語彙と研究9

    国語学に語彙論があり、言語学に意味論がある。日本語には語彙・意味となる。国語の語彙は語誌を記述する。この語誌を語史と造語したことは語彙史がそうであるように国語研究らしいところ、本来の語誌という用法がわかりよい。語の形式をおいて議論すると、語の内容を取り上げることになるが、これは少し考えてみれば、とら... 続きをみる

  • 語彙と研究8

    語彙・意味は、日本語学、日本語教育で連ねて書く分野である。語彙は語と意味を扱って、語の意味変化などを探求していた。歴史言語学の手法である。しかし、語彙論をもって語基の研究とすると、語と意味の記述は語誌に相当する、語論を考えることで、語彙論と語論の違いを闡明にする議論が行われた。語の議論はまた、語構成... 続きをみる

  • 語彙と研究7

    国語語彙論と国語意味論と、この二つを挙げると、これは分野として語彙論と意味論の対になるようである。語彙の議論と、語の意味の議論である。実はこの二つには、それぞれ専門書のタイトルとして見ることができるので、それによれば、その著述によるところにもなる。国語語彙論は、計量語彙の進められる中で語彙とは何かを... 続きをみる

  • 語彙と研究6

    語彙の研究 語の意味 意味変化 語構成 語源 語の発生と派生、語の廃棄 そして、文法と語という 語とかかわりあう語彙である。国語学で1950年代から2000年代まで語彙論が議論されている間に、語の集まり、集合としての語彙の見方に、語のまとまりとする見方を、いわば、本来の語彙の捉え方として、語の体系を... 続きをみる

  • 語彙と研究5 史的研究

    語彙に体系があるか、恩師はそう言って、あるとも、ないとも、語ることはなかった。ちょうど、その講義を学生、院生として聞いていたころである。講義、特殊講義、特殊研究のそれぞれに続けていたテーマをまとめて、心身語彙の史的研究 明治書院 1979年 を上梓し、研究成果を示されたので、そこにその問いをよすがと... 続きをみる

  • 語彙の研究4

    語彙の研究は国語研究所の電子計算機利用に時代をつくった。それは何か、コンピュータによる統計処理による。計量言語、計量国語の流れである。語彙はそれまで日本語に特有の語の歴史研究から語の用法にシフトをしていたが、そこに、語彙論として語集合で扱う方法が進められるようになった。1950年代から、およそ200... 続きをみる

  • 語彙と研究3

    語彙と研究3 国語学と日本語学と、その研究対象が異なるわけではない。同じくわたしたちの言葉を扱う。それを、国語は文献実証による、日本語学は実験証明による、方法論の帰納と演繹と、その手法をはじめ、歴史言語と現代言語を範囲にする、そこには通時論と共時論が絡み合うことになる。日本語の研究分野である音声音韻... 続きをみる

  • 語彙と研究2

    語彙と研究2 字通によれば語彙の、彙字は、訓義に、はりねずみ を言う。説文解字にある解説は、そこに豪猪と見える。やま‐あらし 山荒であるが、古辞書の訓によると、毛虫でもある。その字義に、あつまる あつめる たぐい とあって、その意味を持つ。語彙は、したがって、語の集まりである。 語彙を、音韻、文法と... 続きをみる

  • 語彙と研究1

    語彙と研究1 語彙論は国語学で議論する。日本語語彙に借用語が占める割合を、そのうちのひとつに漢語として計算をしたのが国語語彙論である。語彙はその語項目を選定する。総語彙、総体、総量を問うたのは、古典文学作品の語彙索引が作られていた時期に、計量言語でみれば、それを現代語の語彙として議論する対象をどうす... 続きをみる

  • # 多頭飼い
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