本を読みますのムラゴンブログ
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耋録である、耄碌でない
言志四録(4) 言志耋録 (講談社学術文庫) (文庫) 著者: 佐藤 一斎, 川上 正光 てつろく、と読む。耋字の意味するところ、80歳である。高齢の90歳をも指し示すが、言志耋録の著者には、はしがきで、80歳になったことを言う。嘉永四年、1851年、夏五月、一斎老人自題と見える。はしがきに、一息で... 続きをみる
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言志耋録六二から 六五まで
言志耋録六二から 六五まで (怒と欲を去る) 情の発するや緩急あり、忿欲尤も急と為す。 忿はなお火のごとし。 懲らさざれば将に自ら焚けんとす。 慾は猶お水のごとし。 塞がざれば将に自ら溺れんとす。 損の卦の工夫、緊要なること此に在り。 (忍耐と敏捷) 「忿を懲らし欲を塞ぐ」には、一の忍字を重んじ、「... 続きをみる
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聞こえにくいのに、言の葉を
聞こえにくい子供たちに言の葉を ――ともに輝きつづけるために、聾・難聴児教育の現場から―― 加藤和彦さんから、いただいた本である。タイトルに見られるように、国語科目の教育実践をつづっている。生徒児童は聴覚を持たない、あるいは失って、聾教育、養護教育を受けるか、普通教育を受けている。 この著作は、著者... 続きをみる
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言志耋録五六から 六一まで
言志耋録五六から 六一まで (道心と人心) 知らずして知る者は道心なり。 知って知らざる者は人心なり。 (青天白日は己内のもの) 「心静にして方に能く白日を知り、眼明かにして始めて青天を識るを会す」とは、此れ程伯氏の句なり。 青天白日は常に我に在り。 宜しく之を座右に掲げて以て警戒と為すべし。 (心... 続きをみる
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言志耋録五一から 五五まで
言志耋録五一から 五五まで (赤子の心) (知行合一) (心身合一) (工夫と本体)
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言志耋録四八から 五〇まで
言志耋録四八から 五〇まで (喜怒哀楽 一) 喜怒哀楽の四情、常人に在りては、喜怒の発する十に六七、哀楽の発する十に三四、過失もまた多く喜怒辺に在り。 警む可し。 (喜怒哀楽二) 喜気は猶お春の如し、心の本領なり。 怒気は猶お夏の如し、心の変動為り。 哀気は猶お秋の如し、心の収斂在り。 楽気は猶お冬... 続きをみる
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言志耋録四四から 四七まで
言志耋録四四から 四七まで (天地の気象) 一息の間断なく、一刻の急忙無し。 則ち是れ天地の気象なり。 (理・気の説) 主宰より之を理と謂い、流行より之を気と謂う。 主宰無ければ流行する能わず。 流行して然る後其の主宰を見る。 二にあらざるなり。学者輒ら分別に過ぎ、支離の病を免れず。 (一旦豁然) ... 続きをみる
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言志耋録三八 から 四三まで
言志耋録三八から 四三まで 欲―向上心― 克己の工夫 真己と仮己 欲心 飲食欲 飲食の節約
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言志耋録三一 から 三七まで
言志耋録三一 から 三七まで (艱苦と安逸) 困心衡慮は知恵を発揮し、暖飽安逸は思慮を埋没す。 猶お之れ苦難は薬を成し、甘品は毒を成すがごとし。 (得意と失意) 得意の物件は懼る可くして喜ぶ可からず。 失意の物件は慎む可くして驚く可からず。 得意の事多く、失意の事少なければ、其の人知慮を減ず。 不幸... 続きをみる
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日本語全史 古代前期
日本語全史、古代前期を読んだ。 国語史の力作である。 日本語の変遷を通史に記しているとあるわけだから、まだその入り口での感想はこれまでのことである。 国語史といったのは、すでに述べてきているように、音韻、文法、語彙に沿って文献実証をしようとしている。 古代はその論法、手法ですれば、日本語とすべく、国... 続きをみる
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「印欧人」のことば誌
「印欧人」のことば誌、副題は、比較言語学概説、である。 著者は、アンドレ・マルティネ、訳者は、神山孝夫である。 邦訳版の発行年月日は、2003年4月15日、発行所は、ひつじ書房である。 マルティネは1999年7月16日に亡くなっている。 1908年生まれだから、享年91か。 原著は1986年、198... 続きをみる
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サイバーテクノロジー行き着くまでの果ては
サイバー時代の戦争 岩波新書1393 2012年11月20日 谷口 長世 第1章を読み終えてただごとではない実感を持つ。サイバーの耳が盗み聞いている逸話はまさにそこにある実話だ。筆者の取材力は中途じゃない。はやりことばで,ハンパじゃない。サイバー時代はいつ始まったか、アイゼンハワーの演説、軍案複合体... 続きをみる
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上から目線を解明する本
上から目線の構造 日経プレミアムシリーズ139 2011年10月11日 榎本 博明 上から目線が気になる人がいて、その人の心理構造を解明しようという。 前に読んで紹介をした、「すみません」の国 を書いた著者だ。 上から目線を気にする人は、自信の有無、本物のプライドと偽物のプライド、劣等コンプレックス... 続きをみる
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頭脳は怜悧で、背中は暖かい
佐藤一斎「言詩四録」を読む 平成5年2月 致知出版社 この書の著者は、神渡良平、著者プロフィールによると、作家である。脳梗塞で右半身不随になったが、リハビリで社会復帰なる。38歳に闘病生活を強いられた(102ページ)が、人生は一度しかないとさとったそうだ。その解説には、閑想客感は志の立たざるによる、... 続きをみる
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