• 2018年問題

    ボクが司法書士試験に合格した年の合格率は3.3%でした。人数でいうと700人くらいの合格者がいたことになります。実はここ数年受験者数はどんどん減少しており、今年の受験者数は1万5000人程度。平成初期の頃の人数にまで落ちてきているそうです。全国の司法書士の人数は、現在2万2000人強ですが、こちらは年々微増傾向。業務廃止と新規登録のバランスはいい方なのかもしれません。受験者数の減少は、資格そのもの

  • 相続人は誰か④

    配偶者と子供達の、いわゆる「家族」の人達が相続人であるケースはとても多いと思います。結婚して子供が生まれ、年を取って死んでいく。そういう人生は「普通の人生」といえるでしょう。在りし日の思い出を語り合いながら故人を偲ぶということは、家族であるからこそできる大切な儀式でもあります。 最近の相続相談で多かったのが、「未婚の叔父叔母が死んだ後」の問題でした。いずれも未婚で子供どもがいないため、相続人は兄弟

  • 相続人は誰か③

    法定相続人を特定するためには、戸籍という公的証明書が必要なのですが、それは、何かしらの事務手続きに必要だということでもあります。相続財産は相続人全員のものですから、そのうちの一人が勝手に処分したりはできません。ちゃんと戸籍を見て誰が法定相続人かを調査する必要があります。登記にしろ預貯金の払戻しにしろ、相続手続きはすべて戸籍が出発点です。つまり、必要な手続きの分だけ戸籍の通数が必要ということになりま

  • 相続人は誰か②

    戸籍を見ると、その人の人生が多少なりともわかります。身分関係だけですけど。生涯独身でいたとか、結婚離婚を何度か繰り返していたりとか、子供を幼くして亡くしていたりとか。性別が変わっていた人もいました。戸籍は過去に何度か改正されていますし、結婚や転籍などで新しく作られたりします。多くの方の場合、戸籍は少なくとも二通以上になる可能性があるということは知っておいた方がいいかもしれません。 戸籍は本籍地でし

  • 相続人は誰か①

    複雑な家庭環境の人ほど、「自分が死んだら誰が相続人になるのか」ということに関心があると思います。お互いが子連れの再婚同士だったりすると結構シビア。相談者の立場によっても話の内容が変わるため、相続については、受け手としてはたくさんの引き出しが必要です。 自分が死んだ後のことを相談に来た方に対して、ボクは、「遺言書を残しましょう」という回答をすることがほとんどなのですが、実際に手続きをされる方はまれで

  • 五十嵐は「いがらし」なのか「いからし」なのか

    事務所を立ち上げる際に、名前をどうしようかと考えたわけですが、結局「いからしやすなり司法書士事務所」という名前に落ち着きました。ひらがなフルネームとやたら長いのが特徴ですが、もう一つ見落とせない大事な特徴があります。 いからし? いがらし?  ボクの名前には濁点はありません。「いからし」が正解です。ボクの出身地である新潟県では、五十嵐を「いからし」と読む人が圧倒的に多いと思います。地名にもあるし、