• 夢のカケラ

    そよ風が心地よい、初夏の真夜中 薄暗い空には雲がかかり、 わずかな隙間から月が覗いていて 川に映る月の光も空間を演出している。 「君とずっといたいんだ。」 僕は、できる限り確かな声で伝える。 君はただ、夜空の向こうを見つめたまま。 虫の鳴き声がやけに耳につく。 どれだけの時間が経過したのだろう。 君はすっと立ち上がり、 「帰ろう」 と少し微笑みながら手を伸ばす。 背後に光を感じながら、 手の中に君

  • 君と僕の川辺に見えた景色

    「足りないものって何?」 そう僕は呟くけれど、 君は何も答えず ただ下を向いて、ゆっくりと歩き続けている。 少しだけ強い風が吹き、 靡いた髪に君は手を伸ばす。 橋の下に見える川にもわずかな漣が立つ。 僕があの日の僕にその結末を伝えられたなら。 僕以外の誰かに君を。 そんな未来と過去を作りはしなかったのに。

  • マザー

    マザー マザー 僕は今生まれ変わります。 マザーマザー 僕の過ちを許してください。 マザーマザー 僕に愛をください。 僕は人として生まれ、 そして人だから、 死んでゆく。 そこには 正解も 不正解もなく。 僕はまた生まれる。 人として生まれる。 そして、息をする。 マザーマザー 僕の身体は進化し、いつか退化する。 みんなそれを老いと呼び、 悲しいですと、 明日から目を背けたがる。 マザーマザー 僕

  • 騙り語り

    ぼくらはただひたすら 夢ばかり語り 夜を明かす。 たどり着く場所も無いのに ただひたすら 頭の中で繰り返す。 言霊とは誰が言ったか。 いくら口に出せど 叶いもしないのに。 滑稽だとか 哀れだとか。 みんな気づかず夜がすぎる。 僕も君も道化師だ。 自分自身に 嘘を吐く。 お祭り騒ぎで楽しくわいわい。 僕らは 何時になったら歩き出す。 夢を語らず歩き出す。 見えない未来に何度絶望しようが その歩みを止

  • この世界に孤独になれる場所などない。 孤独に慣れる場所などないが、 孤独に馴れる場所もない。 僕らは 明るい街並みをすぎ 暗い空の下をゆく。 店じまいを働く人たちは きっと 僕を見向きもしない。 しかし、 僕は知っている。 彼らがこれからいえに帰るのを。 もしかしたら、 ひとりのいえかもしれないし、 愛しい誰かが待っているかもしれない。 僕はまた、 この道を行く。 きっと、 この火がある限り、 僕

  • 多摩川の河川敷

    「彼についていくわ。」 君はそれっきり、僕の前から居なくなった。 河原で何を話したか、 緊張していた僕は何も覚えていないけど。 河原を走る少女に、 あの日の君を重ね合わせる。 僕がもう少しだけ大人だったら。 いつもその繰り返しだから。 だからきっと、君はきっと。

  • なんとなく。

    綺麗だと思って写メりました。 「NO REASON」 です。

  • 妖精の里「アルダ」

    剣に生き、剣に斃れ… 無から生まれ、鉄塊を我が身として生きる。 そう生きる事が生きる意味だったはずなのに。 いつの日か、彼は守るべきもの、いや守りたいものを見つけてしまった。 剣は折れずとも、身は朽ちる。 その魂を自我に食い入る事で得た力も もうその身を支える力も失いかけていた。 「花吹雪く。小人達が住む里。そこにいけばあるいは。」 その里の名は「アルダ」 髭と眉毛で表情の見えぬ仙人は、そう言った

  • アメに打たれた蝶になる🦋

    わたしがどんなに頑張っても あの雲の先へ飛べはしない。 「あなた」はそれを教えてくれた。 守るべきものを、失わざるものを 持たざる者になれたなら。 例えこの身が滅びても… クレマチスの赤い花は、 私の羽に似合うかしら? 光は地上を目指し、 私の羽は貴方にちゃんと見えてるかしら? 涙乾かぬこの羽を、 誰かに見つけて欲しいから。 今日もまた、雨は降るから。

  • dogs on the beach

    今日もまた、高い波とは無縁だった。 あれからずっと、来る日も来る日も 僕は何度もパドを繰り返すだけ。 西を見つめるだけの不毛な作業。 君は砂浜からあの水平線の彼方に 沈む夕日を眺めていて。 ようやく僕が陸へ向かい始めると、 君は舌を出して嬉しそうに踊り出す。 アボリジニと彼らもきっと。 あの波が、あの風が。 明日はきっと、掴めるはず。

  • 亦の心に愛は宿る(blowin'in the wind)

    わたしがいつでもあなたを想っていたとして、 報われるとは限らない。 あなたが私を想っていたとして、 私がそれに応えられるとも限らない。 そんな馬鹿な事ばかり、気持ちに焦りが募るのは きっとアレのせいなのね。 「一番大切なものって何?」 失いたくないものって。 私には解らない。『わからなかったわ。』 北から風が吹く寒い夜、 厚い毛布に包まりながら 窓から見える夜空を見あげていた。 わたしの肩を抱いて

  • 太陽が破裂した日 エピソード

    あの彗星は1億年に一度の旅を終えた。 「あの土産」が届いたのなら、 バルジが爆発を起こすのとは 逆の現象が起こる。 あいつの命を賭けた、 長い旅路の終着点は、 黄色い星だったって事。 その光は、もうすでに僕や君にも届いている。 さぁ、僕らも「あの切符」を探しに行こう。

  • 「勇気 2」plus 「希望」

    「金や財産を失うは小なり、 誇りや地位を失うは中なり、 勇気と希望を失うは全てを失う」 あなたは毎晩の様に私に言った。 私は「金」も「財産」もないし、 失うべき「誇り」や「地位」もない。 けれども今では「勇気」と「希望」はお釣りが来るほどある。 そんな自分を見つけられた。 毎晩下手な「15の夜」を 唄うのは恥ずかしかったけれど、 「自由になれた」気がします。 お酒と女好きな「海の仙人」に感謝。

  • 「幸せ」のお裾分け

    暖かくて晴天だったのでお花見に行ったら、四つ葉のクローバーを見つけました。

  • サイフォン式

    「冷めても味が変わらないコーヒーが本当に美味しいコーヒーだ。」 あるギャラリーのマスターはそう言ってました。 こちらのコーヒーは最後まで味が変わりませんでした。 豆か、機械かわかりませんが、とにかくいいコーヒーを頂きました。

  • サクラ草

    「風が吹いたら…」 君はそう寂しそうに言うけれど、 ヒラヒラ舞うレースの様に 素敵なその姿が僕にはとても嬉しくて、 思わずにやけてしまう。 春の訪れと共に、 ヒラヒラ舞う蝶たちが 絡まり合う恋の季節に。

  • リアリティ

    ポエムブログを始めて3ヶ月。 もう一年近くやってる感覚ですが、やみくもに始めましたがお陰様で、ブログが何たるかようやく何となく分かってきました。 現在別に、自分のHP作成を始めました。 ブログと違って構成やら何やら必要なので完成、公開までには暫く掛かるでしょう。 こちらの方はのんびり続けて行きます。 写真は某鉄道博物館のジオラマです。 なんでも一人で作ったとか。凄い。

  • 名水あれこれ

    ペットボトルの水って、「美味しい!」って思えるものが少ない気がしませんか? 100円以上も払っているのに。 実は、私は昔水を販売する会社に少しだけ所属していた事があります。 富士山の水で凄く美味しいかったです。 そのせいもあって水に対してはうるさいのですが、先日は駅でどうしても飲みたくなって、自販機にて購入。 この水はまぁ、合格。 水道水よりは良い気がしました。 谷川岳。名水どころなんでしょうね。

  • コーン大福

    観山洞のコーン大福。 ガリガリ君のコーンポタージュも美味しかったけど、甘いコーンと芋ペースト&クリームは相性良いです。 皆さんも一度ご賞味あれ。

  • 生きる道

    「めんどくさいや」 君に会うのが辛くなり、 全て投げ出してしまったあの夜。 「答え」や「真実」「愛」なんて そんな難しいこと わかりゃしないって思ってさ。 「答え」はいつも表裏一体。 「真実」はいつも嘘のそば。 「愛」は恋とは全く別のとこにある。 絶望の果てを越えれば希望が生まれる。 …なんてどうでも良いことで。 君といて、見つめあって、 寝息を立てる君の香りと温もりを 感じられる時こそ、 生きる

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