読書のムラゴンブログ

  • 永遠の宙ぶらんと…

    よく見ると、へんな題名である。 『宙ぶらん』(伊集院静 集英社文庫) 一般的には「宙ぶらりん」だろう。でも「宙ぶらん」という言葉もあるような気がしないでもない。 短編集であり、その一つとして表題作があるが、その作品の中に「宙ぶらん」という文字はなくて、「宙ぶらりん」なら使われている。 ちなみに辞書で... 続きをみる

  • 直感を重ねることによって

    これは確かに読ませる小説だった。 ベストセラーになったというが、残念ながら題名も知らなかった。 『水曜の朝、午前三時』(蓮見圭一 新潮文庫) この作者が秋田県出身で地元の新聞で連載していたことは知っていて、時々目にしていた。ただそんなに興味があったわけでなく過ごしていたが、あの俳優児玉清の死去がきっ... 続きをみる

  • 季節を越してしまった本たち

    春以来、いつも手元にあったり鞄の中にあったりしながら、実際あまり読み進めていない本がいくつかある。 『悪いのは子どもではない』(公文 公 くもん出版) 「公文式教育法81のポイント」という副題がついているこの本は発刊されてから十数年経つものである。 わが子に対して「ちょうど」の内容を、学習させること... 続きをみる

  • ここにも楽観の人がいた

    勤務終了後、動かなくなったPCを持って家電量販店へ。 修理依頼コーナーのカウンターで待っていたら、隣のカウンターにも親子連れが来た。子どもが二人。そこらじゅうを触って、跳ねてまわっている。 なんだか見覚えのある子ではないか…ああ、本校児童かあ。 目があったとたんに驚き、やや動きが鈍った。弟とおぼしき... 続きをみる

  • 楽観の人、最後の授業

    「楽観」という言葉を使うときは、どこかその考え方の甘さを指摘するようなイメージがある。 「事態を楽観視しているのではないか」「君は楽観的な見方をする人だね」のように…。 確かに辞書においても「好都合に考える」「希望的な見通しをつける」という表現があり、ある意味ではそうしたニュアンスの強さが感じられる... 続きをみる

  • 祈る高度を上げる

    先月、内田教授の「祈りと想像力」と題されたブログを読んだとき、わからないことも多く、何かぼやあと考えていただけにすぎなかった。 http://blog.tatsuru.com/2011/06/18_1251.php 今週に入ってから、そこで取り上げられていた今月号の「ダ・ヴィンチ」誌上の鼎談を読み、... 続きをみる

  • 温度差の自覚と慎重さ

    『ちくま』の7月号は読み応えがあった。 いずれも震災関連なのだが、まず巻頭随筆「テレビ幻魔館」の佐野眞一の文章がいつもに増して熱い。 「原発事故の温度差」と題されたそれは、関西地区でのエピソード、そして沖縄問題との比較を取り上げる。 連日、多量の震災・原発報道がされている現状にはあるが、確かにその受... 続きをみる

  • 情報代謝を続ける

    続・ちょっと面白い本。 そうそう、書名は『情報のみかた』(山田奨治 弘文堂)である。 昨日の正規分布のことに続けて、この本では「ものごとを調べる方法」を大きく二つに分けて、次のように呼んでいる。 95パーセント法と5パーセント法 初めて知る言葉で、検索してみても出てこないので、筆者独自の名づけだと思... 続きをみる

  • 起こりにくいこととの付き合い

    ちょっと面白い本を読んでいる。 帯には「小学生から読める大学用テキスト誕生!」と記されている。 第一章は「ゆうれいの顔はなぜこわいか」。 この本の際立つ特徴は、本の左上角にいわゆる「美人画」が全ての奇数ページに配置されていることである。パラパラまんが風にページをめくると、その美人画が幽霊画になるとい... 続きをみる

  • 経験を盗むための条件

    この本は以前文庫化したものを読んでいるはず http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/8c0ef5a760e27965d6f314d396fb4bab とわかっていても、105円だものと迷わず手にとったのが 『経験を盗め』(糸井重里 中央公論新社) 「食べ物のお話」から「... 続きをみる

  • 皿においてみたり、包んだり

    最近、読んだなかで書き留めておきたいこと。 自分らしくあるための消極の決断が、私の自立の始まりだった。 『金ではなく鉄として』(中坊公平 岩波書店)より 見た目から入るのって、あんたが思っている以上に大事なの、人生では 『ハレルヤ!』(重松清 「新刊展望」連載小説)より 静かに神経を尖らせることだ、... 続きをみる

  • 訓授されなくても

    105円のコーナーにも教育書が並んでいる箇所がある。 今までこうした類の単行本は買った記憶がないが、一冊ぐらいは見てみようかと題名だけ見てカゴに放り込んだ。 『講話のポイントとすぐに使える講話事例』 他の本と一緒に書棚に横積みして、どれどれと手にとったのが二、三日後。改めて表紙を見て、えっと思った。... 続きをみる

  • 世の中で一番悪いこと

    「世の中で一番悪いことは何か?」 こう問われたらなんと答えるか。 もし子どもにこう訊かれたら、どんなふうに言うだろう。 「人の命を奪うこと」…人殺し、殺人、そして戦争などいう言葉が浮かんでくる。 こんな文章に出会って、おおっと思った。 「順番を守らないことがこの世の中での一番大きな罪です。」 『カバ... 続きをみる

  • 沈黙入門、挫折の気配

    『沈黙入門』(小池龍之介 幻冬舎文庫) インパクトのある題名である。 「沈黙」に憧れてきた気がする。少年期からどこかダジャレを連発して人の気を惹こうというようなタチだったので、無口な陰りのある同級生などを見て渋いと思ったり(さすがにシブイとは言わなかったが、そんな感じ)、「自分、不器用ですから」と呟... 続きをみる

  • 「脱線」するゆとり

    昨日書いた98歳の国語教師の実践を読みながら、一字一行へのこだわり方は大きく二つの観点があるよう思う。 一つは言葉の意味の分析や拡充、もう一つは体験と重ねて実感としてとらえること、と言ってもよいだろう。 後者については、幾度となく考えてきた気がする。 まず、「総合的な活動の時間」についての議論が盛ん... 続きをみる

  • # 読書
  • 98歳の立ち姿から教えられる

    週刊誌の表紙に載った「98歳、奇跡の授業」という文字。興味がわいて買い求めた。 かの灘中学校で教鞭をとり、優秀なる人材を世の中に送り出したとある。 教職を退いてだいぶ経つが、請われて特別授業として教壇へ立つという。 日曜日の新聞やネット上でもそのことが取り上げられていた。 http://headli... 続きをみる

  • 言葉でつなぎとめる自分

    この地を離れていた学生時代を除けば、おそらく私は二軒の理容店しか利用していないと思う。 一軒は親に連れていかれた近所の店で、中学以降はもう今行っている店にしか通っていない。 いつの頃からか、「床屋」という場所はずいぶんと話の弾むものだなあと感じていた。それに世間一般の見方もそうであるような、映画やテ... 続きをみる

  • 受けとめる術を身につけて

    そういえば佐藤正寿先生が先日ブログに書かれていたな、と机上に上げられていた冊子を読んで思いだした。 http://satomasa5.cocolog-nifty.com/jugyo/2011/06/post-579b.html 「『保護者は怖い』と身構える先生方へ」と題された小野田正利大阪大学大学院... 続きをみる

  • 確実だが不確実・・・

    処分する本も、愛する本である。 ただ、古いから処分するのではない。スペースがないから仕方なのである。今、気がついたが、本を詰め込みすぎたカラーボックスの板が裂けていた!このままでは、部屋の床が抜けてしまう。だから、許して欲しい。 処分する前に、パラパラめくっていると、「生命と医療倫理」と言う本のp.... 続きをみる

  • 自分に引き寄せる戦略~杉渕講座感想②

    杉渕先生が、講座で繰り返された言葉の中に次の二つが印象深い。 (表現は少し不正確だが、ニュアンスとしてこんなこと) 「校長の言うことはテキトーに聞いておけ。」 「私の真似はしないでください。部分的にはいいと思うが。」 前者はともかく(まずは棚上げしておいてください)、後者は複合された意味を持つように... 続きをみる

  • ホトトギスの句から考えた

    『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』(松下幸之助 PHP研究所)から、もう一つ考えたことを。 名高い三人の武将の性格を、ホトトギスの句で喩えている逸話は、あまりに有名である。 「鳴かずんば殺してしまえホトトギス」(信長) 「鳴かずんば鳴かせてみようホトトギス」(秀吉) 「鳴かずんば鳴くまで待... 続きをみる

  • 読書考

    最近は読書冊数を記録にとどめていないため、年間何冊読んだかは不明である。 ただし、ちゃんとした本だけで、年間500冊以上は読んでいるはずである。雑誌他をカウントすると(あるいはカウントしなくても)1,000冊以上読んでいるだろう。 サラリーマンでは多読な方だろう。とはいえ、暗記するために読んでいる訳... 続きをみる

  • 素志を持つとは

    松下幸之助の本など読んだことがあったろうか。 PHP誌は何度も手にしたことがあるので、その文章に触れていることは確かだが、まとまって読むのは初めてだろう。 『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』(松下幸之助 PHP研究所) 確かに含蓄のある語りである。 「松下政経塾の未公開テープ 約百時間から... 続きをみる

  • 「ホームレス博士」

    読んでいて恐怖に身の毛がよだってしまった・・・ 博士がホームレスになる時代、博士がコンビニで働く時代、博士がワーキングプアになる時代・・・本当にそんな世の中でいいのだろうか? 筆者自身、「2011年春以降の身分は未定」と、この本には書かれてある。心配この上なし・・・筆者の本は「高学歴ワーキングプア」... 続きをみる

  • 県民性の持つ毒と薬

    気軽に楽しく観ていたテレビのバラエティ「秘密のケンミンSHOW」も、確かに一皮むけばそんな心理が潜んでいるんだなと、この一文を読んで納得してしまった。 特定地域集団に対する蔑視的な語り方が執拗に繰り返されている。 まあそれほど堅苦しく考えることはあるまいと思ってはいても、これが「政治的」な色合いを帯... 続きをみる

  • 「大学院生物語」

    書名が絶妙なので読んでみた。 感想は、「読んでよかった」とういものである。架空の大学の事実と思われる内容。理系博士取得までの道のりにおける指導教官の苦悩ともいえる作品であった。 博士課程ではないが、大学院という世界に足を踏み入れたので背景は理解できる。しかし、実験実験の理系は大変と思いつつ、文系の方... 続きをみる

  • 今こそ受動の力を鍛えよう

    昨日書いた受動性、能動性のことが頭に入っていたからか、ある雑誌のページをめくっていたら、こんな言葉が目に飛び込んできた。 能動的「受動」の力 これは副題として書かれていた言葉である。 いったい何のことだと予想するだろうか。 きく力(一) というタイトルである。 ああそうかと、簡単に結び付けてはいけな... 続きをみる

  • 食べ合わせ?

    「日本社会の決まりごと」と言う本のp98に「食べ合わせ」について書かれたページがあった。 この記事によると貝原益軒の「養生訓」には、豚肉とショウガが食べ合わせとして紹介されているそうな・・・っていうことは、「豚肉のしょうが焼き」はどうなるのだろう? あと、牛肉とニラも食べ合わせということだ・・・って... 続きをみる

  • アイタタタタ、それでも…

    私が一番信じられないのは、三十歳にも四十歳にも五十歳にもなって、人から課題を押しつけられてそれに応じる受動性だ。 アイタタタタタタ…と思わず胸を押さえてしまう。そうきましたか保坂和志、である。 この「寝言戯言」というエッセイは愛読しているが、今回はかなり辛辣である。 就職試験の話題から始まって、算数... 続きをみる

  • 本屋大賞の罪

    普段使っているバックの生地が破れてしまい 買い換えることにしました。 なので早速、新宿に向かいました。 自分が知る限り、一番品数が多いのが 新宿の東急ハンズで開店と同時に中に入り 散策開始です。 条件としては、①ものがたくさん入る ②肩がけと背負える2WAY若しくは3WAYタイプ ③カジュアルなもの... 続きをみる

  • 本屋大賞の罪

    普段使っているバックの生地が破れてしまい 買い換えることにしました。 なので早速、新宿に向かいました。 自分が知る限り、一番品数が多いのが 新宿の東急ハンズで開店と同時に中に入り 散策開始です。 条件としては、①ものがたくさん入る ②肩がけと背負える2WAY若しくは3WAYタイプ ③カジュアルなもの... 続きをみる

  • 本屋大賞の罪

    普段使っているバックの生地が破れてしまい 買い換えることにしました。 なので早速、新宿に向かいました。 自分が知る限り、一番品数が多いのが 新宿の東急ハンズで開店と同時に中に入り 散策開始です。 条件としては、①ものがたくさん入る ②肩がけと背負える2WAY若しくは3WAYタイプ ③カジュアルなもの... 続きをみる

  • 惜しみなく力を出させること

    先日紹介した、道徳の副読本にも載っている上大岡トメの本をまた見つけてしまった。 『しろのあお』と題されているが、副題が興味をそそる。 小学生に学ぶ31コのこと まあ、目次をぺらっとみれば、「キッパリ」線上の小学生主人公版と言えることはわかるのだが、なかなか面白そうではないか。 誰しも小学生だったこと... 続きをみる

  • 希望をもつために何かを続ける

    「被災地で子どもが書いた作文」という言葉に惹かれて、また文藝春秋誌を買った。 お目当ての記事の冒頭に「東六郷小」という校名が登場して少し驚いた。 震災以来心の隅にその名前はあったのだが、これは大学4年次に教育実習をした学校だった。思い出が多いわけではないが、確かにその場所で教えた記憶は残っている。 ... 続きをみる

  • ど忘れにしつこくつきあえ

    一時ほどのブームではないが、「脳」に関する本は依然として多く出版されているようだ。 自分でもブームに乗って結構読んだ気はする。しかし数年前のベストセラーだったこの2冊の新書はまだだったので、先週続けて読んでみた。 『脳が冴える15の習慣』(築山節 NHK出版) 『ひらめき脳』(茂木健一郎 新潮新書)... 続きをみる

  • 『海の壁』を読む

    この文庫が売れていると新聞で見たような気がする。いきつけの書店に置いてあったので手にとってみた。 『三陸海岸大津波』(吉村昭 文春文庫) 「記録文学」というジャンルにはあまり馴染みはない。しかしノンフィクションそのものは結構好きなので、抵抗なく読み進められた。 というより引き込まれるように読み入った... 続きをみる

  • 「暗号戦争」

    2つ前の記事に「暗号」というキーワードがあった。 暗号と言って思い出すのが「暗号戦争」という本である。これは、吉田一彦先生が書かれたもので、その昔、先生には英語を教えていただいたことがある。一時期、先生と郵便でやり取りをしていたのだが、転勤で住所を短い期間で3回移転したため、その後、音信不通となって... 続きをみる

  • 寛容しない本を読む

    読みだしてからとんでもない選択だったなあと思った。 この2冊である。 『なぜ日本人はかくも幼稚になったのか』(福田和也 角川事務所) 『対談集 むのたけじ 現代を斬る』(むのたけじ・北条常久 イズミヤ出版) 思想・信条について詳しく知っているわけではないが、かなり離れた、対照的といってもいい位置にい... 続きをみる

  • 連休手当たり次第に読む

    連休初日、家族の買い物につき合って出かける。ショッピングモールに降ろし、急いで中古書店へ。 与えられた時間は40分弱。そこそこ見る時間はあるかなと思いつつ、105円コーナーを順に見ていくとあっという間に時は過ぎる。 こうなれば…とぱっと目に入ったものを10冊ほど、そういいながらカゴの中は、16冊にも... 続きをみる

  • 読書。

    連休中、読書に勤しむ。 書くべきものがたくさんあるが、書く前に読むという作業が必要である。とはいえ、レポート作成には関係のない本も読んでいるのだが、何もしないよりかはましだろう。 すでに4月も終わり、5月も3日がたとうとしている。光陰矢のごとし。今、やるべきことを、清々とやるだけである。

  • 教育する権利を棄てないこと

    『総合教育技術』誌5月号の特集は「家庭教育力」であるが、冒頭の論文で、内田樹教授(もはや大学教員は辞したらしいが私にとっては教授という呼称がしっくりくるなあ)が、こんなことを書いていた。 教育というのは社会全体が取り組む事業であり、その中のどこか一部分だけが選択的に劣化するというようなことはありえな... 続きをみる

  • 頑張るのは被災者じゃなくて

    朝日新聞出版のAERA誌は、たしか震災直後の号では不安感を煽る表紙写真ということで批判をうけたような記憶がある。まあ、それはともかく、先頃出した増刊『東日本大震災100人の証言』は読み応えがあった。 それはいわゆる執筆している識者の範囲の広さ、そして実際に被災された方々の生の声が豊富であるという2点... 続きをみる

  • 誰かのための包む存在

    ある教材社の出している冊子に、詩人の工藤直子のインタビュー記事が載っていた。 私にとって工藤直子の詩はずいぶんと思い出深い。十数年前だったが研究大会の講演で本人の話を聞いたこともある。ただのオバサンだなあ、あまり話は上手ではないなあ、という残念な印象だったが、書く詩は別物でその後もよく授業に取り上げ... 続きをみる

  • 選択を嘆かないチカラ

    『生きるチカラ』(植島啓司 集英社新書) あらゆる選択は誤りを含んでいる これは名言だなあと思う。 「人生は選択の連続である」と言ったのは確か我が師匠だったと記憶している。 人は常に選択をし続けながら生きている…言われてみればもっともである。 目の前にある仕事を先にすべきか、後回しでもいいか。 休憩... 続きをみる

  • つまらない男にならないタイプ

    『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』(幻冬舎文庫)のなかに「旅する女」という映画の紹介があって、ストーリーそのものはありふれたように感じたが、妻に去られ残された夫についての記述には、五十代男としてその悲哀に同調してしまう。 すべての夫はつまらない男になっていく なぜつまらなく感じるのか... 続きをみる

  • 無数の私をもつ強さ

    先月、沢木耕太郎の90年代のエッセイ集を読んだときに、いい文章を書く人だなあと思った。 今回の文庫本で一層その思いが強くなった。 『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』(幻冬舎文庫) これは、いわゆる映画評論という分類になるのかもしれない。読み終わる頃に、『暮らしの手帖』誌での連載だった... 続きをみる

  • 「新しい」を本気で考える

    4月になって一番使った言葉は、「新しい」かもしれない。トップという確証はないにしろ、まんざら的外れとは言えないだろう。 新学期、新担任、新入生、新教科書…年度が新しくなったことで、多くのモノに、そういう形容をつけることができる。 それを受け取る、受けとめる側も、確かにその「新しい」に気持ちが動き、一... 続きをみる

  • 龍馬くんと龍馬と弥太郎

    『発達障がい児 本人の訴え ~龍馬くんの6年間』(向山洋一監修 東京教育技術研究所) この本は2冊シリーズで、1冊目については先月下旬に感想をメモしておいた。 http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/9676c18d43a63dc0341644eaa5e9d8b2 2冊... 続きをみる

  • わからなさの魅力を湛えて

    行きつけの書店で、ひさしぶりに「彼女」の本が読みたいなと思って手にしたのは、あの地震の後に初めて立ち寄ったときのことだ。 中味など見ずに、ただ真っ赤な表紙を半透明のカバーで覆った体裁もなかなか素敵だったから。 家に帰って風呂につかりながら、読み出したら、「えっ、なんだ」という思いが初っ端からわいてく... 続きをみる

  • 不思議なもんだね、と呟く

    我が家の必需品に家庭用精米機がある。 ただ、関連飲料に頼ることが多く、その割に米が消費されていない。あっ、これは別の話か。 あの『通販生活』が薦めるピカイチの機械を買っている。最初に購入したのは十年近く前かもしれない。ちょうど震災当日に、その二代目が動かなくなってしまった。 電気が復旧してからすぐに... 続きをみる

  • 灰色の虹

    灰色の虹という小説を読みました。 これからネタバレしてます。 同僚の恋人が上司に理不尽に怒られているのに 我慢できずに掴みかかったら その日の夜に何者かにその上司が殺害され 容疑者として逮捕された主人公(江木)が 無実にも関わらず実刑判決を受けて 職場も恋人も家族も失い その裁判を担当した刑事、検事... 続きをみる

  • 灰色の虹

    灰色の虹という小説を読みました。 これからネタバレしてます。 同僚の恋人が上司に理不尽に怒られているのに 我慢できずに掴みかかったら その日の夜に何者かにその上司が殺害され 容疑者として逮捕された主人公(江木)が 無実にも関わらず実刑判決を受けて 職場も恋人も家族も失い その裁判を担当した刑事、検事... 続きをみる

  • 教育の関係を結ぶために

    『必ずクラスがまとまる教師の成功術!』(野中信行・横藤雅人 学陽書房) 野中、横藤両先生の強力タッグによるこの本は、小学校における学級経営の一つのバイブルと呼んでもいいほど、よくまとめられている。 「織物モデル」という提唱は、まさに今多くの学校で抱えている問題にフィットすると思う。多くの新任教員が入... 続きをみる

  • 「可能性へのあくなき挑戦」

    私の好きそうなタイプの本です。 なんと、著者は三重大学大学院と南山大学大学院を修了され、ダブル修士で税理士を取得されたかたです。昔は、要件を満たして法律と会計の修士を取得し、申請すると税理士試験の5科目が免除となったのです。 「生涯学習インストラクター」で、「FP」というのも、私と同じです。 しかし... 続きをみる

  • 肌身で知る経験

    職員の一人が研修会に参加して勧められたという書籍を、私も買い求めて読んでみた。 『発達障がい児 本人の訴え ~龍馬くんの6年間』(向山洋一監修 東京教育技術研究所) 昨年の日本教育技術学会で紹介された発達障害を持つ小学生の作文と、いわゆる向山一門の教師たちがその作文に書かれた実態をもとに著した文章を... 続きをみる

  • 耐震サラリーマン

    「震災復興の心得」と副題のついたこの本。 電車の中で行き帰りの時間を使って読みきりました。著者は綜合警備保障の、当時、神戸支社長で、後に代表取締役社長になられた方である。 読んでいるうちに色々なことを思い出した。私は大阪の独身寮に住んでおり、震災直後から、ほぼ1ヶ月間、神戸の支店の応援に派遣されてい... 続きをみる

  • 給油待ちで、『生きる歓び』

    3月4日に入れたきりのガソリン。地震のあった11日に実は入れるチャンスがあったのだが、スタンドの職員に「緊急でなければ」と言われて、列をつくるのを止めた経緯がある。 幸いなことに勤務校は近いので、それほどの危機感を持たず、スタンドに並ぶ長い行列を横目で見てきたが、もう限界に近くなった。 昨日の朝、縁... 続きをみる

  • 教師・賢治の輝き

    一週間前に読んだ本。地面と海面が大きく揺れる前日にメモしておいたものだ。 『教師 宮沢賢治のしごと』(畑山 博 小学館) 芥川賞作家が教え子たちへの取材、証言を基に書き上げた。80年代の名著といってもいい本だろう。 たしかこの本を基にドラマなども作られたのではなかったかと記憶している。 教師としての... 続きをみる

  • ドックのベッドでベストセラー

    仕事の都合で延期してもらった人間ドッグが今の時期になってしまった。ジタバタしてもしょうがないので、読書に勤しもうと三冊の本を持ち込んだ。 一つは軽い小説で、あとは以前から気になっていたが読めずにいた本である。 まずは 『ゾウの時間ネズミの時間』(本川達雄 中公新書) かなり前のベストセラーである。多... 続きをみる

  • 思い出したように読書日記

    たしか一月から読み始めたんじゃなかったかなあ。通勤バッグに入れたけれど、どうしたわけか遅々と進まず、ようやく昨日読了したのが 『日本語作文術~伝わる文章を書くために~』(野内良三 中公新書) ひと月ほど前、ちょっと引用して書いたこともあったはずだ。 http://blog.goo.ne.jp/spr... 続きをみる

  • こんな日に『苦役列車』

    過日、ある人に「『苦役列車』読みましたか?」と訊かれた。 芥川賞作品をすぐに手にするほど文学好きでもないし、その人も取り立てて感想を口にしなかったので、それだけのやりとりだったが、書店で某月刊誌が平積みされていて、つい買ってしまった。 賞の発表があったとき作者のことはずいぶんと話題になり、新聞や雑誌... 続きをみる

  • 最高の誉め言葉に近づく本

    小学校教師に対する子どもからの最高の誉め言葉は、「受け持ちの先生はどんな先生?」と訊かれた時に、こんな答が返ってくることだと、いつからか思っていた。 「きびしいけど、やさしいよ」 数人の先輩教師を思い出すことができる。自分は残念ながらそこまでたどり着けなかった。 野中信行先生より新刊『新卒教師時代を... 続きをみる

  • 火の粉を振り払い火元へ向かう

    これは80円でなく、普通の書店で買いました。 『さらば脳ブーム』(川島隆太 新潮新書) http://www.shinchosha.co.jp/book/610396/ 二回お話を聞いたことがある。 特に初めて講演を聴いたときのことが忘れられない。脳の話をわかりやすく、理路整然と、そして測ったように... 続きをみる

  • 80円のベストセラー読む

    「105円の本は、本日80円になっております」と連呼されたので、ベストセラー本のコーナーで新書を数冊手にとってみた。 『しがみつかない生き方』(香山リカ 幻冬舎新書) ああ、VS勝間和代として話題になった本だ。 コメンテイタ―としての香山は時々なるほどと思うことを言うので、嫌いなタイプではない。(し... 続きをみる

  • 授業を見抜く三つの原則

    名古屋への行き帰りに読もうと一冊の新書と、まだ手をつけられなかったこの本を持っていった。 『大西流 授業の見方』(大西貞憲・玉置崇 PLANEXUS) ある程度は「授業を見る」ことは出来ると自負していたが、いやいやこの本は読みどころ満載だった。 「さすがプロ」と感じた箇所がいくつかある。 「指導案へ... 続きをみる

  • 健美屋さんに本もらいました。

    ミンナ(゜∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀゜)ナカーマ ↓ポチっとあればうれしいデス。 にほんブログ村 不動産投資の健美家 健美屋さん。 本をくれるというので、 もらってみました。 でも家の中をコロコロ。 子供のミニカーを並べる道具になってたり。 帯の長嶋さんの顔が怒っているように見える・・・。 そー... 続きをみる

  • 「学び合う学び」私的解題

    『「学び合う学び」と学校づくり』(副島孝 PLANEXUS) 愛知県小牧市の副島前教育長がネットで公開した「教育委員だより」が玉置氏の手によって編集されたものである。 何度かサイトを訪問したことがあり、時間があるときなどは読みふけったこともある。その度に、教育者として明確に理念を持つ骨太なリーダー像... 続きをみる

  • 顔は広がり、貌は絞られ

    読むことは知っていたが、自分で書いた記憶がない文字にまた出合う。 貌 熊谷達也のエッセイ『勘違いのサル』(PHP文芸文庫)には、次のような副題がある。 日本人の貌、作家の貌 辞典で調べる前に自分なりの予想をたてると、「顔」が一般的な言葉で、「貌」は特徴や表情が強調されているものではないだろうか。 「... 続きをみる

  • ぶれのない活用術の本

    週末に参加する研究会に関わりが深いプラネクサスという会社がある。そこから出版されている三冊の書籍を先月にまとめて買った。 感想をメモしながら自分の意欲を少しずつ高めて、会に臨みたい。 『玉置流・学校が元気になるICT活用術』(玉置崇) 本校のIT環境ではすぐに取り込めることは限られると感じたが、本当... 続きをみる

  • 反対言葉の群生地はここにも

    徳永進という方が、「反対言葉の群生地」と題した文章を『図書』(岩波書店)に書いていた。医療現場にいる著者が患者に接するときの言葉を取り上げて考えている内容で、実に興味深かった。 がんの告知場面やホスピスでの言葉かけでは、一面的に正しい言葉が存在するわけではない。 ただそのことを頭で理解していようとも... 続きをみる

  • 談志噺その弐

    『人生、成り行き~談志一代記~』(立川談志 新潮文庫) 談志が語る この人とならば、なんとかドロップアウトしないで済むだろうナと思って一緒になったわけですけどね 談志のおかみさんの話がほんわかとして面白い。 「則子(のんくん)語録」と名前をしたためたノートがあるそうだ。 「パパは一番大切。でも何もし... 続きをみる

  • 談志噺その壱

    『人生、成り行き~談志一代記~』(立川談志 新潮文庫) 聞き手が評論家の吉川潮。立川流の顧問にいる彼であったからこその企画だったと思う。 生い立ちから様々なことが語られるが、やはり一番興味深い言葉はこれだった。 人間の業の肯定 世間の通念の嘘を見事に見せてくれる落語という存在には、そういう面があるよ... 続きをみる

  • ごく、かるうい読書メモ

    お気軽読書ということで… 『イン・ザ・プール』(奥田秀朗 文藝春秋) 以前読んだ『空中ブランコ』が面白かったので、そのルーツと言われるこの作品を読んでみた。主人公である精神科医伊良部のデビューとなる小説だ。 本当にお気軽に読める内容だと思う。 伊良部の「無敵さ」は魅力的だが、このデビュー作ではややこ... 続きをみる

  • アダルト・エデュケーション

    今日の夕刊に来週の占いが書いてあって 「精神的疲れあり。娯楽必要。飲むのもよい。」 「ストレス増加。不眠症、感情のいら立ち注意。」という これ以上のない位、最低の内容で 週末なのに最低の気分です。 でもこの通りになってもおかしくないほど 厄介ごとが多そうなスケジュールになっており 心労は増すばかりで... 続きをみる

  • アダルト・エデュケーション

    今日の夕刊に来週の占いが書いてあって 「精神的疲れあり。娯楽必要。飲むのもよい。」 「ストレス増加。不眠症、感情のいら立ち注意。」という これ以上のない位、最低の内容で 週末なのに最低の気分です。 でもこの通りになってもおかしくないほど 厄介ごとが多そうなスケジュールになっており 心労は増すばかりで... 続きをみる

  • 「脳死は本当に人の死か」

    死生学を学ぶ上で、脳死の問題は避けて通ることができない。 脳死の家族を抱える人もいれば、臓器を待っている人もおり、取り上げるテーマとしては、重たすぎるといってもいいテーマである。私も、思うところはあるものの、ブログの中では書かないつもりである。 ただ、このような本をたくさん読んで、無論、偏った見方に... 続きをみる

  • 「甦れニュータウン」

    休みなので、読書三昧である。 連休初日は一歩も外出せず。武蔵野大学大学院のレポートを作成した際に、参考文献にした書籍を読んでいた。で、この本の著者は、なんと、元銀行員!1967年に東大を卒業し、当時の財閥系都市銀行に入行。私の生まれた年に、銀行員になったのだ。 1971年「経済成長下の東京と近郊の変... 続きをみる

  • 場や副音声や田舎住まいや

    『話の後始末』(立川志の輔・天野祐吉 マドラ出版) 中古書店で手に入れた2001年刊の本であるが、とても面白かった。 志の輔の落語があって、その後二人のトークという形式。「大人の学校」とか「江戸大学」などと記されている章もあって、そうした催しの書籍化ということだろう。 志の輔は富山出身、天野も厳密に... 続きをみる

  • 僕のなかのニガイ大根の部分

    『僕のなかの壊れていない部分』(白石一文 光文社) 初めて読む作家である。 確か何か賞をもらっているはずと、調べたら直木賞だったが、結構この本は難解だなあと感じた。 奥田英朗など非常にエンターテイメント的な作家も受賞しているし、直木賞って幅が広いんだなということを初めて思う。 この主人公は理解しがた... 続きをみる

  • おっさん、何ゆうとんねん!

    久々に、ハラワタが煮えくり返る思いをした。 画像の本、第一章の冒頭に「独学は学習ではない」とのたもうた上に、「『学習』は低レベルのもの」と書き始めているからたまらない! >「生涯学習」という新しい言葉は官僚がつくったのだろうか。誰がつくったにしても、 >この言葉はあまりにも妙だ。大人がいまさら学習し... 続きをみる

  • プラチナデータ・往復書簡

    図書館から相次いで予約していた本が届き 空いた時間を使って読んでいます。 その中で2つの小説の感想を書きます。 「プラチナ・データ」は東野圭吾著の作品で DNAから身長・体重・人相まで割り出して 犯人を捕まえようというシステムに纏わるお話です。 その為には全国民のDNA情報を管理しないといけないわけ... 続きをみる

  • プラチナデータ・往復書簡

    図書館から相次いで予約していた本が届き 空いた時間を使って読んでいます。 その中で2つの小説の感想を書きます。 「プラチナ・データ」は東野圭吾著の作品で DNAから身長・体重・人相まで割り出して 犯人を捕まえようというシステムに纏わるお話です。 その為には全国民のDNA情報を管理しないといけないわけ... 続きをみる

  • 読書術・・・

    「いつも目標達成している人の読書術」と言う本を読んだ。 普通の本で、可もなく不可もなく・・・というものであったが、pp.46-49に共感できるところがあったので、述べておく。「短期間に同一ジャンルで多数の本がでていたら注意」ということだ。 同じことをただ繰り返している危険性があるし、本人が書いていな... 続きをみる

  • 基準を自らに課す厳しさ

    『教師のための 叱る作法』(野口芳宏著 学陽書房) 「『叱り』の成立」と題して、読者7000人ほどのメールマガジンに原稿を載せたことがあった。 心のつながり、そして叱り方の一貫性ということを結論付けた論考だったが、暴力行為について否定的な見解を述べた部分もあった。 そこに喰いついたのだろうか、一通の... 続きをみる

  • 三つの言葉が励ます

    先日、「プリコラージュ」という言葉を知って心に留めていたからか、内田教授の本にこの言葉が出てきた時にはすぐ同じだなと感じた。 ブリコルール プリコラージュする人のことを指す。内田教授は「詩人」という言葉を類義語的に用いていたが、原義は日曜大工のことらしい。 いずれにしても、手持ちでなんとかするという... 続きをみる

  • 二、三の原則を突き詰めてみる

    『教師のための 話す作法』(野口芳宏著 学陽書房) 12月の会の折に野口先生がお持ちになった書籍で、買い求めていなかったことに気づき、その場で購入したのだが書棚に上げたまま年を越してしまった。 出版社がどのような編集意図、そして購読層の中心をどこに置いているのか予想してみると、都市部で多くなっている... 続きをみる

  • 驚いた連載から思う

    ちょっと驚いた。 『国語教育』(明治図書)2月号である。 「読書活動の日常化への取り組み」ということで連載しているのが大森修先生。第11回目となる今月号が、次のように題されて目次に載っている。 秋田県教育委員会の挑戦!「秋田わか杉っ子 学びの十か条」に見る挑戦 あの大森先生の執筆である。 どんな辛口... 続きをみる

  • プリコラージュへ踏み出す

    長いような短いような冬休みが終わった。 正直なところ、あまり生産的なこともできず、かといって読書三昧ということにもならず、ぼんやりとした年明けからのスタートだ。 理由ははっきりしているが、そのことに囚われていてはちょっとしんどくなっていく。学期開始を機に、今年の再スタートとしたい。 ぱらぱらと雑誌を... 続きをみる

  • 書名に惚れる

    いくら中古書店に並んでいたとしても、書名だけを見て即買おうと思ってしまう本は今まであったろうか。 一応、ペラペラとめくってみて、ちょっとでもひっかかる箇所が目に入ったら考えるのが普通だ。 唐突に、先日読んだ『ゴールデンスランバー』の一節が思い浮かぶ。 「勢いで行動するんじゃなくてさ、もっと、冷静に手... 続きをみる

  • 年末、こんな結論があるか

    整理法や健康法など、実践できないからこそ本を読んで知識を得た気分に浸る?のが好きな自分である。 『疲れない体をつくる免疫力』(安保徹 知的生きかた文庫) 加齢による健康不安が大きくなっているこの頃、なんとなくこの手の本にも手が伸びる。 どこかで以前読んだようなものもあり、実践していることを見つけると... 続きをみる

  • 豊かな時代の教育論

    『「家族」を考える』(田下昌明・野口芳宏 モラロジー研究所) モラロジー研究所の主催した家庭教育シンポジウムの記録である。二人の講師の講演、そしてトークセッションという内容となっている。 小児科医田下氏の論は実に明快。最初に「子育てには三つの育児方針が必要」とする。何気なく読み過ごしがちになりそうだ... 続きをみる

  • 三つの世界にはまる

    『解剖学個人授業』(養老孟司・南伸坊 新潮社) 私にとっては結構難解な本だった。 しかし、妙にはまる箇所が出てくる本でもあった。 自分の内なるテーマ(なんかカッコイイぞ)に、「名づけ」があるのだが、その部分にビビッときたのがここである。 名前をつけることは、ものを「切ること」なのである。 解剖という... 続きをみる

  • 例の小説について

    1週間ぶりに図書館に行ったら ついつい2時間近くいてしまいました。 本を集中して読んでいると 時間ってあっという間に過ぎていきます、 仕事中もこれだけ進んでくれたらいいのに。 本といえば水島ヒロの噂のあいつが販売されましたが 予想通りの不評の嵐のようです。 あれだけ話題になりそれなりの作品でも 厳し... 続きをみる

  • 例の小説について

    1週間ぶりに図書館に行ったら ついつい2時間近くいてしまいました。 本を集中して読んでいると 時間ってあっという間に過ぎていきます、 仕事中もこれだけ進んでくれたらいいのに。 本といえば水島ヒロの噂のあいつが販売されましたが 予想通りの不評の嵐のようです。 あれだけ話題になりそれなりの作品でも 厳し... 続きをみる

  • 「作法を嗜む」という心がけ

    『明治人の作法~躾けと嗜みの教科書』(横山験也 文春新書) 横山先生の講演を拝聴した時にも感じたが、つくづく礼儀や作法が定着していないことに我ながら呆れることがある。世代的にそうなのかもしれないが、親と同居もしていないし、冠婚葬祭の時などは本当にあたふたとしている現実がある。 この本の「進物」という... 続きをみる

  • 本。

    今朝は2時半ごろ起床した。 といっても、寝たのも早かったので、睡眠不足という感じがしない。といいつつ、数時間しか寝ていないのは事実であるが・・・で、本日2杯目のコーヒーを片手に、ショパンの英雄ポロネーズを聴きながら打鍵している(おいおい、コーヒー片手じゃ打鍵できないじゃん)。 今、一番困っていること... 続きをみる

  • こりゃあ、つかえますぜえ

    『もっと声に出して笑える日本語』(立川談四楼 光文社知恵の森文庫) 面白い。 「もっと」でわかるが、第二弾である。 「もっと」のつかない本をアマゾンで注文しているのでもうすぐ届くだろう。楽しみである。 いわば、落語のマクラのネタになりそうな、言い間違い、シャレ、流行語、名台詞、迷台詞、変な看板、珍回... 続きをみる

  • 初冬の頃の読書メモ②

    先日少し引用した『メメント』(森達也 実業之日本社) 著者に同世代として親近感を持ったことがあると以前書いたことがある。しかし、その仕事の範囲の広さや洞察には到底迫りきれない。 とすれば自ずと身近な話題にくっつくわけだが、先日書いた「現代史の教育現場」のことに加えて、もう一つ書き留めておきたいのは「... 続きをみる

  • 初冬の頃の読書メモ①

    読書メモが滞っているが、本を読んでいないわけではない。 なんか少し半端な(いや、ちょっとこの表現は違うなあ、「とらえどころのない」ような、とでも言えばいいだろうか)本を手にしているからだろうか。 まあ、とりあえずは一言でも感想は残しておこうと思う。 『オーロラマシーンに乗って』(明川哲也 河出書房新... 続きをみる

  • 意味を教えるよりも

    『子育て貯金箱』(伊藤善重著 新風舎)を読み終えた。 この本を一言で語るのは難しいが、読めばおそらく「なんだか怪しげな」という印象を持つ人も多いかもしれない。 それはとにもかくにも「戸塚宏」の名前と実践が強調されているという理由になるだろう。 多くの出版社がそれを理由に断ったという。あのソニーの井深... 続きをみる

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