国宝 納涼図屏風など 東京国立博物館(2020.8.10)
2020年8月10日に行った東京国立博物館シリーズ、今日は本館2階、屏風絵コーナの紹介です。 国宝 納涼図屏風と再会しました。 前回は2012年7月28日 狩野派の高弟だった久住守景、狩野派を離れた後、狩野永徳などの豪壮な画とは対極をなす傑作を残してくれました。 農夫の家族の部分を近づいて撮影。 夫... 続きをみる
2020年8月10日に行った東京国立博物館シリーズ、今日は本館2階、屏風絵コーナの紹介です。 国宝 納涼図屏風と再会しました。 前回は2012年7月28日 狩野派の高弟だった久住守景、狩野派を離れた後、狩野永徳などの豪壮な画とは対極をなす傑作を残してくれました。 農夫の家族の部分を近づいて撮影。 夫... 続きをみる
東京国立博物館の春の恒例行事、「博物館でお花見を」に行ってきました。 庭園の中にある茶室「春草蘆」の屋根部分に懸かる桜。 法隆寺宝物館前。 桜と柳が主役。 桜は、さわりだけにして(別途、昨年のものと一緒に掲載予定) 今日は、前田青邨の「維盛高野」という素晴らしい作品を見ることができました。 作品を見... 続きをみる
もう、旧正月も過ぎましたが、博物館に初詣 #3をまとめました。 小林古径「踏絵」と前田青邨「朝鮮之巻」です。 両作品とも、トーハク所蔵の近代日本画では大好きな作品で、それぞれ、過去のブログ にも掲載しています。 小林古径「踏絵」・・・・2013年6月6日のブログ 前田青邨「朝鮮之巻」・・2011年6... 続きをみる
1月5日に 国宝「松林図屏風」の記事をアップしましたが、1月11日にトーハクを再訪し 「松林図屏風」の写真と、その複製品の映像インスタレーションを撮ってきましたので 紹介します。 まず、本物の国宝「松林図屏風」 。(この時は、すいていました。) 今回は落款も撮ってみました。 国宝室に掲げられた説明パ... 続きをみる
東京国立博物館(略称:トーハク)の新年展示、人気No1は 長谷川等伯の国宝「松林図屏風」だと思います。 本館 国宝室の展示状況です。(1月2日 10:37頃) これでは、ゆっくりと鑑賞するのは無理。 2016年のトーハク初詣の時にも、この屏風図が展示されていました。 この時のブログで、少し苦労しまし... 続きをみる
木島櫻国は、明治10年(1877年)に京都市内、三条室町に生まれた。 京都の経済や文化の中心地だったこの地で、絵の才があった櫻国は、16歳で京都画壇の重鎮であった 今尾景年に入門し、技量を磨いた。 一方、漢籍も別の師について学び、昼は絵画制作、夜は漢籍 読書の生活を生涯送る。 20代前半には独立し... 続きをみる
「生誕140年記念特別展 木島櫻国 PartⅠ 近代動物画の冒険」 に行ってきました。(2018/2/23) フライヤーです。 フライヤーにも載っているメインヴィジュアルの「寒月」が素晴らしい。 私にとっては、国宝級の屏風絵に思えます。 室内の展示光景。 左の屏風絵が「寒月」です。(美術館より、特別... 続きをみる
秋田蘭画って、 まったく知りませんでした。 そのため、「秋田蘭画展」プレミアムトークの参加案内をいただいたとき 申し込みをためらったのですが、こんな時は、積極的に参加した方が良い と、経験からの後押しで応募して当選。 当日、会場に貼ってあったポスター プレミアムトーク概要は次の通りでした。 ●日時 ... 続きをみる
10月4日から2週間以上、ご無沙汰でした。 両親の回忌法要で、11,12日は滋賀県の彦根、米原に。 その後は、風邪でダウンして、またぶり返したりで、やっと落ち着いてきました。 横浜美術館コレクション展第Ⅱ期も、10月18日に終わりましたが、未紹介の作品をアップします。 カンディンスキー、色調や細かい... 続きをみる
トーハク本館の展示も、お花見に因んだ作品が多く展示されています。 国宝「花下遊楽図屏風」は国宝室に展示され、多くの鑑賞客の眼を惹いていました。 以前にも紹介したことはあるのですが、もう一度撮ってみることにしました。 キャプションの解説者も変わり、内容も変わっています。 右側の若衆の粋な姿が、前回撮れ... 続きをみる
特別展「栄西と建仁寺」 (平成館 特別展示室 2014年3月25日 ~ 2014年5月18日) を見に行った4月25日の本館での、海北友松の作品紹介です。 「栄西と建仁寺」 展では、宗達の「風神雷神図」とともに、友松の「雲竜図」や「竹林七賢図」が見応えがありましたが 本館でも、タイアップして友松の屏... 続きをみる
昨日に引き続き、江戸絵画の神髄 第Ⅱ章 革新の時 以降を紹介します。 曽我蕭白は、作品によって好き嫌いが分かれます。 今回は好きな作品が多かった。 部分拡大 部分拡大です。 この展示会のメインヴィジュアルで、伊藤若冲の「象図」 迫力十分。 もう少し拡大。 鈴木基一の風神雷神図は、端正で宗達や光琳とは... 続きをみる
5月25日(日)に行った東京富士美術館の二つの所蔵品展を紹介します。 開館30周年記念で、素晴らしい内容でした。 まず初めに 江戸絵画の真髄 ─秘蔵の若冲、蕭白、応挙、呉春の名品、初公開 !!─ 以下、公式サイトからの引用です。 本展では260年余にわたる江戸絵画の流れを、 Ⅰ章:開花の時̶江戸前期... 続きをみる
今回の近代武術館では、 所蔵作品展「MOMATコレクション」が充実した内容で楽しめました。 特集「何かがおこってる:1907-1945の軌跡」(2-10室)と銘打って、日露戦争から太平洋戦争の終結までの時代相を、美術作品等を通して透かしていきます。 その前に、ハイライトコーナ(美術館の精華ともいうべ... 続きをみる
トーハクの近代日本画で良かった鏑木清方、伊東深水の作品を紹介します。 まず、伊東深水の師匠である鏑木清方の作品から 黒髪を梳く女性の拡大を。 昔からの日本美人の描き方なのですが、少しリアルさを取り入れてくれたら、もっと好きになるのですが。 弟子の伊東深水の美人画「春」。 上半身部分を拡大。 深水の描... 続きをみる
先週、4月20日(土)にトーハクに行ってきました。 ミュジアムシアター「三蔵法師の十一面観音」や、大神社展などを見ましたが、やはり撮影もできる本館や東洋館の展示物がいい。 この日は寒くて、冬に戻った感じ、来場者も冬姿の本館前です。 それでは今日は、江戸時代の日本画を紹介します。 屏風と襖絵 安土桃山... 続きをみる
戦争記録画のコーナに日本画の作品があり、純粋に芸術作品として紹介したいと思います。 川端龍子の「洛陽攻略」 磨崖仏と合掌する日本兵隊長らしき人物。 芸術作品として、大仏の威厳、祈りが大胆な構図のなかにピタッとはまっており、素晴らしいと思います。 戦争への士気高揚のベクトルは感じません。むしろ平和を祈... 続きをみる
下村観山の「大原御幸」は以前にも採りあげましたが、一部でした。 今回は画巻全部を紹介します。 大原御幸(おおはらごこう) 明治41年 彩色・絹本・画巻・1巻 52.0×790.0 本作品は『平家物語』などで知られる大原御幸に取材したもの。出家して大原に閑居している建礼門院を後白河法皇が訪ねる光景を、... 続きをみる
日本画コーナの作品。 線描の手法の解説と、実作品による対比が面白い。 パッと見は、印象に残らない絵だったのですが、 下部の十二単を着た女性たちの繊細な線描に驚きました。 まさに春蚕吐絲描。 そして、安田靫彦の「日食」 国立美術館の公式サイトから引用 安田靫彦(1884−1978) YASUDA,Yu... 続きをみる
国立近代美術館(MOMAT)3階の日本画コーナです。 鑑賞環境は抜群で、絵の素晴らしさを堪能できます。 入口正面には東山魁夷の「残照」、右側に加山又造の作品(撮影禁止でした) 右奥に見える作品がこれです。 近くで見ると迫力があります。 速水御舟の「浅春」 掛け軸スタイルの絵の写真は小さくなり、良さが... 続きをみる
国立近代美術館の工芸作品を紹介中ですが、一旦、休止して、本館の日本画作品を紹介します。 やはり、近代美術館は日本画コレクションが凄いので、そちらを先にします。 まず4階のハイライトコーナです。 ここでは洋画を含めた重要文化財級の作品が展示されています。 一番手前には、春にふさわしい「小雨ふる吉野 」... 続きをみる
本館1階の近代美術 絵画・彫刻のフロアから、日本画を。 速水御舟の「京の舞妓」 最初みたときは、デロリの印象を受けました。 稲垣仲静の作品にその傾向のものがありましたが、この御舟の作品はよく見るとデロリではなくて、舞妓独特の化粧が異様な雰囲気を感じさせたと思います。 衣装の描写の緻密さは驚きです。 ... 続きをみる
トーハクの日本画作品から 山田抱玉は、江戸琳派の酒井抱一の弟子。 師匠の名前から一字もらっています。 左下の落款の抱の字について、1089ブログで触れられていますが、師匠の書体に似ているとのこと。 絵は、琳派らしさは感じませんが、軽さや温かみを感じます。 海北友松の琴棋書画図屏風。 海北友松は狩野派... 続きをみる
日本画の前編が人物像が主題となっていたのに対し、今日は自然を主題とした作品です。(展示されていた順に紹介しています) 下村観山の木の間の秋。 解説にもあるとおり、酒井抱一の作風を感じさせます。 川端龍子は背景を黒くした草花。 デザインにインパクトがありますが・・・何か足りない感じ。 加山又造の作品で... 続きをみる
東京国立近代美術館の日本画コレクションはいつも凄いと感心します。 今回は、そのなかでも選りすぐりの逸品が展示されていました。 大半は既に見たものでしたが、初めての作品もあり改めてため息でした。 何よりも、リニューアルで展示室が日本画だけの部屋となり、照明もご覧のように適度なものとなり、鑑賞の質が大き... 続きをみる
トーハクの作品紹介に戻ります。 英一蝶の人物雑画巻が面白い。 英一蝶は、以前、朝妻舟の絵を紹介したときに略歴を述べていますが、江戸の風流人で人気絵師でしたが、47歳のときに島流しの刑にあっています。 生類憐みの令に違反(釣りをした)して、三宅島に12年流罪されたのですが、江戸に戻って、また旺盛に作品... 続きをみる
山水画もいい作品がありました。 雲谷等顔は、初めて聞く名前でしたが、力量は一流です。 右側の屏風です。 拡大です。 緻密ですね。 左側の屏風 拡大したもの 次は、久隅守景です。 守景の国宝「納涼図屏風」は今月5日に紹介しました。 一緒に紹介しても良かったのですが、同じ作者でも趣きの異なる絵なので、別... 続きをみる
見たいと思っていた久隅守景の「納涼図屏風」(夕顔棚納涼図屏風)を見ました。 いいですね。 制作されて400年は経っているので、薄汚れた印象はあるのですが、晩夏の夕べの空気が感じられます。 しかし、月を眺めているという説明は?です。 親子の部分を拡大。 夕顔の描き方の軽やかさと、親子の人物の丁寧な描き... 続きをみる
竹内栖鳳の作品。 旧来の日本画(山水画)とは違い、自然な描写がすんなりと受け入れられます。 西洋画とも違う、当時としては意欲的な作品だった。 伝統的な山水画ですが、デザインや描き方に大観独自の個性が出ています。 さて、前田青邨の「朝鮮之巻」ですが、2011年6月3日のブログで紹介しています。 今回は... 続きをみる
昨日トーハクに行って撮ってきた日本画です。 トーハクの日本画コレクションも素晴らしく、いつ行ってもため息がでるような作品に出会えます。 今回は小林古径の「踏み絵」から紹介します。 中央部の女性の拡大です。 表情が素晴らしい 土田麦僊の「大原女」。 左右の屏風の大原女の表情や、衣服の青が印象的です。 ... 続きをみる
日本画のラストです。 加山又造は華麗で大胆なデザインの日本画作品が多い。 この作品も大胆なデザインと色ですが、「悲しき鹿」と題された心は良く分かりませんでした。 安田靫彦は昨日も作品紹介をしましたが、この「六歌仙」も紹介します。 ただし、3人に絞りました。 文屋康秀・・・・知らなかった。 吹くからに... 続きをみる
日本画の大家の作品です。 小林古径のこの「橋」を最初に見たときの印象は、つまらないなと思ったのですが、牛の目や父親の子供を見る眼などに、だんだん惹かれていきました。 その部分の拡大写真を追加しています。 安田靫彦のこの作品も、一見つまらないのですが、顔の表情に凛としたものがあります。 菊池 契月の作... 続きをみる
東京国立近代美術館は、日本画のコレクションが凄い。 今回も堪能。 まず、平田 百穂から この大きさでは、細部がわからないので、人物のところを拡大しました。 秋田出身の画家であり、アララギ派の歌人でもあった百穂、軽いタッチでスナップのような一瞬を切り取っています。 百穂の晩年の作ですが、枯れた心境が現... 続きをみる
5月19日に続き、ミュージアムシアター「洛中洛外図屏風 舟木本」の6月バージョン「京の信仰/京の政」に行ってきました。 シアターの導入画面は、蝋燭の灯りに照らされた屏風でした。 ちなみに、5月の導入画面は町屋の部屋の片隅にー そして4月の導入部は見逃したのですが、花見の宴の席にーでした。 それぞれに... 続きをみる
国宝展示室では、「平治物語絵巻」が展示されていました。(展示期間は5月27日までなので終了しています) さすがに国宝の絵巻、絵も詞も素晴らしいものでした。 内裏のなかの様子。 脱出を手助けした者を、警備の武士が問い詰めているところでしょうか。 二条天皇と中宮が乗った牛車の簾をあげて、なかを確かめてい... 続きをみる
小林古径の「出湯」も、いい味わいがありました。 日本画における裸婦は、ほとんどみかけませんが、小林古径は、代表作である「髪」で半裸の女性の髪すきを描いています。 日本画に裸婦を導入しようという思いがあったのでしょう。 右側の女性の、恥らうような初々しさ、碧い湯の色の心地よさ・・・。 生糸貿易で財をな... 続きをみる
前田青邨の「湯治場」も良かった。 昨年、東京近代美術館での前田青邨の「那須七湯」を思い出しました。 前田青邨は温泉が大好きなんですね。 草津の昼 江戸時代の草津のようです。 修善寺の朝。 川原に露天風呂、確かにありましたね。 伊香保の夕方。 今はこんな風情を残しているところはないと思います。
今回のトーハクでは近代日本画に印象に残るものが多かった。 まず、上村松園の「焔」 髪を噛んでいる表情に、狂った女性の怖さを感じますが肌の白さや服地の白が、その焔を氷のように冷たく見せます。 1年前に見た府中市美術館の、曽我 蕭白「美人図」の手紙を噛み千切る女性といい、何かに狂った女性の描き方には共通... 続きをみる
5月19日((土) トーハクへ1ヶ月半ぶりに行ってきました。 「東洋の青磁」という企画ものがあって、そのパンフレットをもらうつもりでインフォメーションコーナへいったら、間違ってミュージアムシアター「洛中洛外図屏風 舟木本」のパンフレットをもらいました。 パンフを見ると面白そうなので、11時からの予約... 続きをみる
平成24年4月1日に訪れた東京国立博物館の作品を紹介します。 「博物館でお花見を」と題され、博物館庭園でのお花見ができました。 連携して、作品展示も花見関連が多くあり、国宝展示室に飾ってあったのが次の作品です。 右隻は、満開の八重桜の下で貴婦人を中心に酒宴が繰り広げられるさまを描いています。 関東大... 続きをみる
今村紫紅の絵巻物模写で伴大納言絵巻(其一) 模写なので、原本の剥がれなどもそのままうつされており、なかなか雰囲気があります。 以下はウィキペディアからの引用です。 応天門の変における、大納言伴善男の陰謀を描いた作品で、 放火され、炎上する応天門 無実の罪で捕らえられる左大臣源信と、嘆き悲しむ女房ら ... 続きをみる
東京国立近代美術館は何といっても日本画が凄い。 いつ訪れても日本画には満足します。 そして最近は、前田青邨のファンになってしまって、今回も期待したら、素晴らしい作品に出会いました。 顔の部分を拡大。 写実でないことは当然ですが、リアル以上のものを感じました。 石棺の周りの朱色、それが血糊のように付着... 続きをみる
文人画の大家である池大雅は、私は好みません。 独特の味はあるのですが、酒脱そうに描いている匂いが鼻につくのです。 しかし、この絵は国宝であることを抜きにして、キチンと描いている作品としていい感じでした。
屏風絵も絵画ジャンルで独特の面白さがあります。 狩野元信はさすがです。 拡大したもので、精密な描写がわかると思います。 正月はこの風神・雷神が定番。
1月2日に行ったトーハクの展示物から、近代日本画の巨匠、横山大観と前田青邨の作品を紹介します。 「五柳先生」 大胆な構図でさすが大観。 一方、前田青邨の「切支丹と仏徒」も凄い。 説明プレートを撮ったのですが、ぶれていたので書き込みます。 「切支丹と仏徒」 1917年(大正6年) 絹本着色 キリスト教... 続きをみる
動物の描写が卓越しています。 眼が可愛い。 応挙の作品です。 応挙の作品には、いい意味で淡白な味を感じます。 応挙の弟子の一人、長沢芦雪。 奇想派の絵師とも呼ばれているとおり、奔放な構図や題想で知られています。 この絵もその系列の作品ですが、ダイナミックな描き方など、画の技量は凄い。
久隅 守景は初めて聞く名前でしたが、絵は素晴らしい。 解説にもある通り、狩野探幽の一番弟子にあたる技量です。 しかし、一男一女の息子が罪を犯し佐渡に流され、娘も狩野門下の塾生と駆け落ちするなどして、狩野派から距離をおき、金沢、京都で生活し、そこで独自の制作活動を行った。 この時期の作品が彼の絶頂期に... 続きをみる
トーハク本館の展示作品の紹介です。 まず、国宝コーナから 「観楓図屏風」 狩野秀頼筆 室町~安土桃山時代16世紀 左右の部分部です。 当時の風俗がよく分かります。 次に一休和尚像。 昔、本で見たことがありましたが、実物をみて感心。 ユニークだし何といっても表情が面白い。 恰好よくとか、気取るとか一切... 続きをみる
松村景文は知らなかったのですが、器用な絵師。 町衆に受け入れられたのは分かるような気がします。 狩野派の絵を学んだ勝田竹翁、小さな絵で写真ではよく分からないと思いますが、情感がよく出ていました。 狩野山楽の娘婿。 絵は力強い線と構図で力感がある。 晩年、獄中死しているが何の罪かは分かっていない。
古いのですが、好きな前田青邨の絵巻ものを紹介します。 絵巻物のスタイルですが、描かれる人物の表情や、動きに非凡な才能が感じられます。
今年1月9日撮影分の日本画のラストです。 大観の松並木はすっきりと描いているのに、松の大木の生命力が感じられさすが。 古径の作品は歴史画から出発し、大正期はロマン主義の華やぎを持っていた。 この作品も赤や青、黒の色彩が鮮やかでした。 柳塢(りゅうう)は初めて聞く名前。 当時の生活が垣間見られて、面白... 続きをみる
住吉具慶の絵巻「洛中洛外図巻」を紹介します。 住吉具慶は徳川幕府の奥絵師として、狩野派に対抗する活躍をした大和絵の大家。 しかし、父の如慶は土佐派の門人であり、住吉の名号も昔、途絶えた住吉家の再興をはかって後西天皇が当てたもの、従って土佐派の分派になります。 2回前の記事で土佐光起の源氏物語絵巻を取... 続きをみる
俵屋宗達の絵と伝えられる屏風絵。 背景を金地模様だけにして、物語の場面を浮かび上がらせている。 俵屋宗達と同時代の岩佐又衛兵は、特異な経歴がある。 織田信長に反逆した荒木村重の子供で、落城して村重の一族が虐殺されるなか、2歳の又衛兵は乳母に救出されて生き延び、さまざまな主につきながら一流の絵師となっ... 続きをみる
土佐家は宮廷絵所預職であったが、戦国時代の終わりに主の戦死とともに失われた。 土佐光起は宮廷絵所預職に85年ぶりに返り咲いた土佐家中興の祖であり、温和な大和絵に細密な写生を取り入れて土佐派の絵に新しい息吹を持ち込んだ。 室内装飾など細かく描いているのですが、顔の描き方はぽっちゃり顔でどの顔も同じよう... 続きをみる
トーハク、今年1月9日撮影の未紹介作品です。 日本画の屏風絵は、屏風という形から横長で折った形で見る必要がありますが、その形を活かしたダイナミックな絵だとか時の移ろいなども表せて、面白い方法だと思います。 瀧側から撮ったもの。 正面から見るよりも迫力があるように思います。 こちらは囲棋を楽しんでいる... 続きをみる
近代美術館の日本画のコレクションは凄いの一語です。 今回も堪能できました。 西洋画のたしなみもある近藤浩一路が描いた「水田」 安田 靭彦の挿花。 昔、安田靭彦の絵はつまらないと思った自分ですが、今はすっかりファンです。 中村貞以は初めてです。 美人画で有名な北野恒富に師事したことや、2歳のとき大やけ... 続きをみる
日本画の大家を二人。 まず高山辰雄。 幻想的な雰囲気のなか、しっかりと慈愛を表現していると思います。 東山 魁夷 青緑の森林と滝の清冽な白が映えていました。 近代美術館は作者寄贈のものが多く、作者が大事にしていた作品が見られます。
国立近代美術館のアート紹介シリーズに戻ります。 国立近代美術館の日本画の所蔵品は質・量ともに世界最高峰ではないでしょうか。 毎回、訪れるたびに思います。 まず、小林古径の「唐蜀黍」から 清潔・高雅という感じ。 前田 青邨です。 すっかりお気に入りの画家になりました。 絵は郷里の先覚を描いたものですが... 続きをみる
近代美術館の作品紹介を続けます。 明治期の日本美術です。 岡倉天心の肖像。 下村 観山の五浦時代に制作された作品。 「唐茄子畑」 大原御幸の中段の絵を見て気づいたのですが、下村観山の代表作の一つである「弱法師」の主人公俊徳丸と 中段の絵の子供を抱いた女性の顔のイメージが似ていることです。 中段の絵の... 続きをみる
平成22年11月20日に撮影した作品。 江戸末期の高名な絵師、谷文晁の「彦山真景図」。 彦山の麓、添田町で生まれ育った私から見ると、山が柱状節理のように見えるのはデフォルメのしすぎですが、迫力はあります。 なお、地元では神社の正式名称として英彦山を使います。 この絵を見たとき、現代作家が描いた洋画だ... 続きをみる
東京国立博物館のアート紹介。 平成22年11月20日に撮影したものです。 作者の前田青邨の作品で最近、「那須7湯」を紹介しました。(国立近代美術館所蔵) 軽妙なタッチが、この朝鮮之巻でも味わえます。 今村紫紅の「熱国の巻」はこちらで。 明治43年に韓国併合となっており、それから6年後のことになります... 続きをみる
安田靫彦は前田青邨と並ぶ歴史画の大家。 楚々とした味わいは独特のものがあります。 安田靫彦は、13才の頃、大観の作品を見て、画家を志したとされ大観は憧れであり、先達であった。 この絵も大観の気迫が気品高く描かれている。 歴史画に技を見せた靫彦。 右の頼朝像は、国宝の源頼朝像の顔と似ている。
前田 青邨の「那須七湯」という水彩画。 合計26画あるのですが、展示されていたのは12画でした。 青邨は平山郁夫の師匠であり、文化財の保護などにも功績のあった画家です。 歴史画が得意な画家でした。 那須野が原でしょうか。 日本最大級の扇状地である那須野が原。 水墨画でいい雰囲気です。 那須之町 しっ... 続きをみる
近代美術館の日本画は、質・量ともに凄いものがあります。 京都画壇の正統派を歩んだ、菊池契月から。 1910年(明治43年)の作品。 この頃の契月は、歴史上の故事にちなんだものを多く制作していた。 1937年(昭和12年)の作品。 「麦挋い」 作風も変化し、クールで抑制された色使いになっている。 岸田... 続きをみる
「学術論争図屏風」 司馬江漢 司馬江漢の洋画。 当時の蘭書の挿絵などをもとに描いたものらしい。 江戸の人々には物珍しく映ったことでしょう。 実物は黒くくすんでいて、ぱっとしない感じです。 「人物図屏風」 曾我蕭月 曾我蕭白の弟子のようですが、詳しいことはあまり分かってなく、絵の伝来も分からないところ... 続きをみる
「関羽像」 葛陂 古馮 暗い背景から鋭い眼差しを向けるこの絵は、従来の日本画にはない洋風の趣があります。 アルファベットのサインに?と思ったら、後世になって司馬江漢の贋作用として書き加えられたものとか。 人を欺いて利益を得ようとする輩は、いつの時代にもいるものです。 「ヒポクラテス像」 渡辺崋山 西... 続きをみる
府中市美術館で開催されている「江戸の人物画 姿の美、力、奇」の紹介です。 撮影禁止のため、同展の図録を購入し、スキャニングしたものをアップします。 テーマごとに展示グループ分けされていましたが、気に入ったものを展示順に紹介します。 布袋図 円山応挙 縦2mほどの大きな絵。 胸毛や腹毛?メタボ、実物を... 続きをみる
1月30日(日)に、トーハクに行ってきました。 特別展「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」 と総合文化展(平常展)そして、法隆寺宝物館の見学で半日堪能。 別途、これらは紹介したいと思います。 とりあへず、総合文化展での、素晴らしい作品の紹介を続けます。 弱法師(よろぼし)です。 謡曲や歌舞伎などさ... 続きをみる
特別公開作品ではないのですが、それに劣らぬ素晴らしい作品を紹介します。 柔らかい調子の雪と鋭い松葉が絶妙の調和 次は伊藤若冲です。 昨年、「皇室の名宝展」で若冲の代表作「動植綵絵」を見て感嘆したのですが、この屏風図もそれに劣らず素晴らしい。 当時の最高級の画材を使っているので、退色などほとんどなし。... 続きをみる
特別公開シリーズ 2 国宝 秋冬山水図 雪舟等楊筆 室町時代・15世紀末~16世紀初 右側が秋景で左側が冬景。 素晴らしいのですが、私は冬景の中央上部の岩?の描きかたに違和感を感じます。 なお、この作品は2月6日まで展示されます。 贅沢な料紙と散らし書きの美!
特別公開の作品です。 狩野永徳畢生の代表作と謳われている 国宝「檜図屏風」 狩野永徳筆 安土桃山時代・16世紀 解説文から 「金箔地の大地と雲を背にした檜の大樹は、幹をくねらせ、大枝をふりかざし、枝先はまるで爪を立てるかのよう。 この豪放な形態と濃密な色彩は、檜の力強い生命力となって、桃山の美意識を... 続きをみる
平成22年11月20日に東京国立博物館で撮影した作品から 横山大観の「瀟湘八景」。 山水画と水彩画をミックスしたような軽妙さが素晴らしい。 なお、日本でも金沢八景などの言葉があるが、八景の元祖はこの瀟湘八景 遠浦帰帆 [おんぽ きはん] 瀟湘夜雨 [しょうしょう やう] 烟寺晩鐘 [えんじ ばんしょ... 続きをみる
久し振りに東京国立博物館の作品紹介を。 日本画の絵巻で、熱帯の国の生活を描いた作品です。 明るい色彩のこの作品は、暗い山水画が多いなか目立ちました。
気味が悪い絵がありますので、その種のものにアレルギーがあるかたは、ご覧にならないでください。 国宝コーナでは、「餓鬼草紙」が展示されていました。 解説プレートを撮ったのですが、ぶれてしまって見づらいと思います。 ご容赦を。 最初は、優雅な音曲の宴の絵です。 (水平に置かれた絵をガラス越しに斜め上から... 続きをみる
東京国立博物館 シリーズで今回は日本画です。 浦上玉堂の脱藩前の作品。 ぐにょっとした独特の描線 渡辺崋山の描く肖像画。鋭さと端正さが同居。 狩野探幽の屏風絵。 当時は山林に隠居生活をすることが、文人の理想だった。
仲間に殺された性格温順な雛。 仲静の死を見つめる眼差しに畏怖と優しさを感じます。 (右から読む文章には違和感がありますね) 鵯(ひよどり)及び2羽の鳥の死にも同様な慈愛を感じます。 大正8年頃の動物を描いた作品。 犬の可愛さ、静物の細密な写生、仲静の絵の骨格は伝統的な日本画であることは間違いない。 ... 続きをみる
舞妓などを題材にした仲静の作品です。 昨日紹介した厳しい作品との落差に驚きます。 この頃の京都の画壇の一部に<デロリ>といわれる、妖しげで猥雑、土着的な匂いを持つ表現が流行っていた。 会場でも、甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)の作品も展示されていましたが、デロリの系統です。 デロリは岸田劉生の造語... 続きをみる
9月24日(金)、稲垣仲静・稔次郎兄弟展に行って来ました。 稲垣仲静(1897-1922) ・稔次郎(1902-1963)の両氏は初めて聞くお名前でしたが、アート関係のブログ「はろるど・わーど」をみて興味がわき行って来ました。 特に仲静氏の作品には惹かれるものがありましたので、そのへんを紹介したいと... 続きをみる
昨日は7月17日に東京国立近代美術館へ行ったときの企画展を紹介しました。 今日は、また戻って、3月21日に行ったときのものを紹介します。(既に、工芸館の記事も含め、13回採り上げていますが、まだあります。) 淡い色合いが清楚な雰囲気を醸し出しています。 しかしファッション等はモダンですね。 吉岡 堅... 続きをみる
児玉 希望の仏蘭西山水絵巻です。 水墨画の表現で、西洋の風景もまた、オツですね。 希望は川合玉堂の門下。 絵巻は左へと続いていきます。
1900年代初期の日本画です。 河合玉堂(1873~1957) 「行く春」 大正5年 彩色・紙本・屏風6曲・1双 各183.0×390.0 重要文化財 秩父・長瀞(ながとろ)に散る桜を題材にした、河合玉堂の大作です。 玉堂美術館の作品とは風合いが違っていて、こんな絵も描くんだと感心しました。 水車の... 続きをみる
5月15日(土)は美術展のはしご。 奥村土牛展(山種美術館)、ルーシー・リー展、三軌展、新工芸展(国立新美術館)、ボストン美術館展(森アーツセンタギャラリ) を廻りアートで満腹! 予定では、奥村土牛とルーシー・リーを観て、平塚市美術館で開催中の「 長谷川りん二郎展」を観る予定でしたが、ルーシー・リー... 続きをみる
今日は、特別展「長谷川等伯」に行ったのですが、予想どおりの大混雑で、肩越し、頭越しの鑑賞となりました。 で、印象だけを簡単に。 肖像画に素晴らしいものがありました。 <長谷川等伯 重要文化財「日堯上人像」>(1572年・本法寺) 本法寺の第8世、日堯上人が説法を行う姿が描かれている。ちなみに本法寺と... 続きをみる
横山大観の「長江之巻」という水墨画を、昔、何かの本で見て、いい作品だなと思った記憶があった。 実物がここにあるとは知らなかったので、見て驚きました。 長い巻物の作品のため、写真で紹介するには、断片に分けた形になります。 最初のところは山々が描かれているのですが、そこから人家が点在しだすところを撮って... 続きをみる
東京国立博物館の展示品に戻ります。 この掛け軸も説明文を記録していないので、見るだけになります。 人物の表情に魅了されました。 顔の部分を拡大。 刀剣です。 これも説明の記録はとっていませんでした。 この短刀は説明ありです。 秋冬山水図屏風(円山 応挙筆 江戸・18c) 2双の屏風。 素晴らしいので... 続きをみる
御岳橋の近くに日本画の川合玉堂(1873~1957)の美術館があります。 日本画の巨匠で作品例として「鵜飼」を次に。 上手いと思います。 絵は撮影禁止でしたが庭はOKでした。 竜安寺の石庭風でした。 晩年の玉堂のアトリエを再現しています。 玉堂は晩年、ここ御嶽駅の近くに住んでいたそうです。 日本画の... 続きをみる
4/12 先週まとめ 相場好転で利益も増加ノ
【ゲームウィズ】2026年4月9日【黒字浮上】
【週間 ボラティリティ・ランキング】2026/4/6-4/10
【2026/04/11・株式ランキング・一覧】
4/10 日経平均と個別の動きがバラバラな日
自動売買への道 (2026-04-10)
2026/4/10【25日移動平均線乖離率・ランキング】
【日本株 ストップ高・ランキング】2026/4/10
【2026/04/10・株式ランキング・一覧】
2026/4/10 【移動平均線 ゴールデンクロス・ランキング】
2026/4/10【連続陽線・連続陰線・ランキング】
【千代田化工建設】2026年4月8日【エネルギープラント】
2026-4-10 ボラティリティ・ランキング
崩れてないけど、物足りない。
勝ってるのに、なんか負けた気がする日
忙しさは、忙しさを呼ぶ?
多肉のメンテナンス
黄金の輝き!1998年製エンジェルキティのステンレスマグカップが奇跡の未使用で入荷✨
【希少】2005年製エンジェルキティのプランター入荷!川口市 リサイクルショップ これわん!
【新入荷】たべっ子どうぶつのクッション!中身が取り出せる?川口市のこれわんスタッフも驚き
昭和44年の新聞紙が語る!川口市で大量の和食器やグラスを救出したお片付けの記録
『フキハラ』〜相手を支配ようとしていませんか?〜
春の足踏みと風速と体感気温の関係…アラカンの「今日は何を着よう?」迷うのも脳トレ?!(^^)!
溜め込んだ燃えるゴミを21袋まとめて断捨離してドーパミンがドバドバ【2026年4月】
はい、心して…!
ハワイでよく見るスパイシーソースにタバスコが〜!
春の大掃除をしてスッキリ。身軽っていいね!
完売御礼!4/15(水)やましたひでこ断捨離®IN町田
一軍だけを選び抜く(洋服の断捨離)。
春に山菜を食べることには意味があるのです