「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・17《Q 抗体検査で陽性率が大きく異なるのはなぜですか?》
《Q&A》 Q 抗体検査で陽性率が大きく異なるのはなぜですか? A・ウィルスに感染すると1週間ほどでIgMがつくられ、その後に比較的長寿命のIgGがつくられる。コロナウィルスではIgMの血中濃度が1か月ほどで低下し、IgGの血中半減期も約36日と短いことがわかった。このために血中の抗体濃度も感染数か... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・17《Q 抗体検査で陽性率が大きく異なるのはなぜですか?》
《Q&A》 Q 抗体検査で陽性率が大きく異なるのはなぜですか? A・ウィルスに感染すると1週間ほどでIgMがつくられ、その後に比較的長寿命のIgGがつくられる。コロナウィルスではIgMの血中濃度が1か月ほどで低下し、IgGの血中半減期も約36日と短いことがわかった。このために血中の抗体濃度も感染数か... 続きをみる
「本当はこわくない新型コロナウィルス」(井上正康・方丈社・2020年)通読・15《第5章 コロナウィルスと免疫》
《第5章》コロナウィルスと免疫(要約) ■新型コロナウィルスの標的は免疫弱者 ・今回死亡した人の多くは、高齢者、癌・糖尿病などの基礎疾患を持った「免疫弱者」だった。 ・免疫力が低下するとウィルスが肺の奥まで侵入し、血管の細胞に感染して血液を凝固させる。これで生じた血栓によって肺では呼吸困難を引き起こ... 続きをみる