小さな握りこぶし61
担任の先生にも (これなら、上級クラスに戻れる) そう言われた 高校2年後半くらいから 同姓の男子からいじめを 受けるようになっていたわたしは 死に物狂いで勉強し そこから這い出したかった しかし進級した私は 変わらず5組だった 大人が信用ならないものだと 身をもって思い知った いじめは相変わらず続... 続きをみる
担任の先生にも (これなら、上級クラスに戻れる) そう言われた 高校2年後半くらいから 同姓の男子からいじめを 受けるようになっていたわたしは 死に物狂いで勉強し そこから這い出したかった しかし進級した私は 変わらず5組だった 大人が信用ならないものだと 身をもって思い知った いじめは相変わらず続... 続きをみる
高校生活は想像以上に楽しかった 同級生とは一歳差があったけれど ほとんど気にされなかった 上級クラスで あぐらをかいていたわたしは 進級するとともに 3クラス落ちることになる 自分の甘さが露呈し 恥ずかしくなった 授業の質も下がり 普通にクラストップは取れた ただ、やっぱり 上級クラスに戻りたい気持... 続きをみる
合格通知が来た瞬間 ああ、高校生になれるんだ また学校に通えるんだ もはや、どの高校に行くかは 些細な問題にもならなかった ただただ 高校生になれる確証が得られただけで 満足であった 当時の気持ちは 今思い返してみても 表現できる言葉がない 感動とは違う 1人きり落とされた落とし穴から カッコ良く這... 続きをみる
私立は学費が高いと 聞いていたわたしは 受験はしても通う気はなかった ただ、当然のことながら 半年まともに勉強しない状態で 本命に受かるとも 思っていなかったが 精一杯の悪あがきはしようと思った 私立の試験は それほどにプレッシャーもなく 気楽な気持ちで受けた 受験した高校は 学力別にクラス分けされ... 続きをみる
それでも勉強する気は起きず 残り半年は 家族が出かけると 家でゲームをしたり テレビを見たり 今で言うところの 中学生"ニート"になっていた 外出するのは周りの目が怖かった 買い物やレストランで食事をすると (買い物とかレストラン 行く暇があるなら勉強しろ) と誰かに言われている様な錯覚に陥った そ... 続きをみる
当時も今も "中学浪人"というのは まあいない というので 最寄りの大手予備校でも 受け入れを拒否され 仕方なく 自宅学習となった 最初の半年間は 中学3年時の担任の先生の助力もあり 何とかやる気を維持できた しかし 半年をすぎる頃には 一体なんのために勉強しているのか 周りからはどう見られているの... 続きをみる
わたしは海外生まれの 日本育ち小中学校は 普通の学校に通った 中学3年の時 両親、主に父の期待に応えるため 市内1位の公立高校を 単願受験し 落ちて稀に見る 中学浪人を経験した 小さな握りこぶし
BGMはラジオしかなく 歌うのは好きだったけど 空で歌えるほど 歌唱力に自信はなかった 「だから歌を歌うって言うより お互いの昔話とかどうかなって」 付き合い始めて もうすぐで半年になるのに お互いの事を ほとんど知らない 遠距離の性なんだろう まるで知り合って2週間くらいの 初々しさが残っている ... 続きをみる
高速に乗るまでの間 涙が止まらず 車内のティッシュで 目頭を押さえた 「あーあ 泣かないつもりだったのに ごめんね」 「あ、うん」 いつまでも泣いていては 彼に申し訳がない 鼻をかんで 気持ちを切り替える 「長い道のりですが よろしくお願いします」 ここから約8時間 雪国までは遠い この日は春の嵐で... 続きをみる
気づけばお母さんに抱きついて 涙を流していた お母さんはしばらくの間 わたしの背中を優しくさすり 何も言わず抱きしめてくれた どのくらいの時間 そうしていたのだろう 少しずつ高ぶった気持ちが 落ち着いていくのがわかった 「だいじょうぶ あなたなら、だいじょうぶ」 安心させるように 優しくお母さんが言... 続きをみる
翌朝 いつものように食卓を囲む お父さんも お母さんも いつも通り わたしもいつも通りの …筈だった お父さんが彼に 朝刊の話題を振っていた 話し好きのお父さん 聞き役のお母さん ああ この団らんとも しばらくお別れかぁ …っ そう思った瞬間 どっと涙が溢れ出た みんなに気付かれないように さっと洗... 続きをみる
「やっぱ、長距離運転後の 動物園はキツい」 帰りの車内で彼が言う 「だから、言ったじゃん? 言う事聞かなかったの誰? 自業自得です」 彼はたまにへそ曲がりで 人の助言を無視して 自分を通すことがある やっぱり言った通りだった、と 後で言うのが たまに面倒臭い 家に着いたのは 17時まわった頃だった ... 続きをみる
閉園のお時間が近づいております…" 園内アナウンスが流れる 「そろそろ、行こっか」 「うん…」 まだ目の前の小さな木の枝と 格闘している象を 名残惜しく見送りながら 足早に出口を目指した 一斉に出口へ向かう人々が まるで何かから逃げている様に 見えた 車に乗りこみ 動物園を後にする 「満足出来ました... 続きをみる
閉園間近で象も 屋内の檻でゆうご飯の木の枝を 食べていた 器用に前脚と鼻を使って 大きな枝を細かく裂いていく 私たちには容易いことだが 自分の身体を使って ここまでの芸当ができる象に 心から感動した 1度で裂くのは容易いことではない 檻の中の象は 何度も何度も 同じ枝を裂こうと 挑戦し続ける やっと... 続きをみる
空っぽの檻を横目に まっすぐキリンの檻を目指す その手前の象の檻まで来た 「象見てく?」 彼が尋ねる いや、見たいのは山々だけど… 「ううん、止まったら動かないから キリン行く!」 ということで 象の檻を迂回した そして、しばらく行くと とうとうキリンの標識が目に入った 眼前にキリンの野外檻があり ... 続きをみる
キリンの檻は 入口からいちばん遠い場所にあった 前回来た時は その手前の象の檻で 時間になるまで居座ったので キリンの檻までは行かなかった 彼はキリンを見たことが 無いらしいという事を 帰りの車内で話すものだから 罪悪感に襲われた 次回はキリンを見ようと 約束したのはその為だった というのも 不思議... 続きをみる
ということで急遽 動物園へいくことに 調べてみると閉園が 午後4時30分 15時過ぎについたとして 1時間ちょっとは見て回れる 「しっかし元気だね とても8時間運転してきたとは 思えないよ」 本当にサイボーグか? 「あはは」 まあ、本人が良いのなら 良いのだ 動物園に着くと まだまだ入園者がいた 入... 続きをみる
久々の再会 お互いにぎこち無く 交わす言葉を選んでいた 「なにか飲む?」 「あ、うん じゃあいただきます」 お茶を入れていると 「今日はどうする?」 と彼が尋ねる 「うん?特に何もしないよ?」 「ふーん」 いや、だって 長時間運転で疲れてるでしょう? 「疲れてると思うから 布団敷いてあるし 寝てくれ... 続きをみる
その日 わたしの両親は仕事で 彼が着く予定の時間 家には私と愛犬だけだった 片道8時間という距離を 走ってくるのだから たいそう疲れているだろうと思い 床を用意する すると間もなく 慣れぬ車の音がした 窓のカーテンをチラッとめくると 彼のワンボックスカーが バックしながら テールランプを光らせていた... 続きをみる
翌朝6時 彼からメールが来ていた 「今から出発します」 「はーい 気をつけてね」 メールを返しながら 少しづつ不安がつのる 不安の方が大きくて "好きな人に会う"ドキドキ感は 全くと言っていいほど 湧いてこなかった はぁー わたし上手くやっていけるだろうか ここまで来たら "やっぱり止めます"とは ... 続きをみる
診察を終えて 診療所を出ると 次は転出届をだしに 役場へ行った あーいよいよ 引っ越すんだなぁ 実感が湧いてきた もう後戻りはできない 行くだけだ 内心ビビっていた 引越しは2日後に迫っていた 翌日、彼が来る前の日は 人生初のパーマをかけ マツエクをした 面倒くさがりな私の なんちゃって化粧である ... 続きをみる
「ですので、エコーで見て 問題ありそうだったら 内診をするってことでどうでしょう?」 すごく丁寧な応対だった 「はい」 「いきなり、内診ていうのは 初めてだと抵抗があるからね」 そう、そうなんですよ先生! 分かってらっしゃる 「そうですね、じゃあ エコーでお願いします」 初エコー ゼリー質の潤滑剤は... 続きをみる
しばらくすると 名前を呼ばれ診察室に入った 案の定 補助の方は女性だが 医師は男性であった しかも割とおじさん マジかー 大丈夫かな? 「はい、お座り下さい」 診察が始まる 「えー、今日は 子宮頸がん検診という事だね」 「はい、そうです」 どんな感じかな? やっぱカメラとか入れるんかな? 怖いな 「... 続きをみる
今日は人生初 産婦人科に行く日 先日家に届いた 市の"子宮頸がん検診"はがき 今まで行ったことないけど これからは自分だけの身体じゃないから 引越し前に意を決して 受診を決めた 親友ママにオススメを聞いた 場所に行ってみると 内装は別段普通だが 患者が女性ばかりだった …当たり前だけど(笑) 問診表... 続きをみる
お互い話は尽きないけれど もう出発の時間になっていた 「いやぁ、4年分は語りきらないけど 楽しい4時間だったよ! ありがとうね」 彼女が言った 「こちらこそ 時間作ってくれて ありがとう! また会おう」 そう言って帰りのバスに 乗り込んだ 充実した時間を過ごせた あまり やり取りがないからこそ たま... 続きをみる
ふたりの関係は 俗に言う"ぬるま湯" お互い居心地がいい関係 付かず離れず 彼女もそれで諦めがつかず かと言って前進もなかった 「うーん 今まで通り進歩はない、かな」 思った通りでした 「えー。なんかこう、 前進しそうな兆しは無いの?」 「あはは(苦笑)」 無いらしい 1度振られている彼女は "居心... 続きをみる
結婚前提にお付き合いする 彼ができて 雪国に越すことになった私は 最後に大学時代の先輩に メールを送った (この度、念願の彼氏ができ 雪国に嫁ぐ事になりました たくさんご迷惑を掛けましたが 先輩とのご縁は大切にしたいと思います これからも、よろしくお願いします) 先輩からの返信は …来なかった まぁ... 続きをみる
その後はお互いの近況報告 「そういえば あの彼とはどうなったの?」 彼女が一番気になっていたこと 「ああ、もう連絡取ってないよ」 ドイツに居た頃に ある事から 連絡を取り合うようになり 一方的に猛アタックしていた人がいた もともと大学の先輩で 研究室が一緒だった 帰国後も何度か 食事をしたり、映画を... 続きをみる
塾は予備校ではないので 基本的に夕方 子供たちが学校から 帰るまでは仕事がない 朝から夕方まで 初めのうちは実家で 腐っていた 何をするでもなく 家事を一通りして お昼寝して 夕方になったら 仕事に行った 生活に活力がなかった このままでは 自分がダメになる 何かないかな、やる事 それも外に出る仕事... 続きをみる
「その後は実家に戻ったんだけど 縁があって同じ系列の塾に お世話になって今に至る」 塾講師という仕事は 決められた時間しか 生徒といないが その分濃密な人間関係を 築くことも出来た 実際わたしは 多くの生徒から 先生と呼ばれていても "先生"とは思われていない様だった 私自身その方が 教えやすかった... 続きをみる
その寂しさを自覚して 受け入れた時 わたしは声優の道を諦めた 「辞めてからは 塾講師と居酒屋だけ続けてたの」 目標を失ったわたしは 1番責任が重い インストラクターを辞め 自然と塾講師の仕事に重きを置いていた 居酒屋は生活費のためであった こどもはどこまで行っても 純粋で 一緒の時間を過ごすと 心が... 続きをみる
「声優学校は半年で辞めたの」 「え、なんで?」 彼女は不思議そうに尋ねてきた 無理もない わたしは絶対に声優になると そう言い切ってドイツを出たのだから 「うん、結論から言うと 結婚したかったから、かな」 私の通った声優学校は オーディションを経て入学し 半年ごとに昇格オーディションがある 講師は実... 続きをみる
ドイツで恋愛したり 失恋したり ちょっと遅めの青春を 一緒に過ごした彼女は わたしが帰国したあと 仕事でフィンランドに移っていた 「お腹ペッコリータだよ いただきまーす」 朝早く出て 高速バスで約4時間 お腹に何も入れていなかった わたしは空腹で目が回りそうだった 「さて何処から話そうかな」 「どっ... 続きをみる
彼女とはドイツで出会った わたしが働いていたレストランに お客として来たのがきっかけ 当時わたしは やっとウェイトレスとして 起用された頃で 必死に生きていた 「グーテンアーベント いらっしゃいませ!」 ドイツ人のお客さんばかりいる中に 自分と同じアジア系の2人連れで 彼女はやってきた もちろん面識... 続きをみる
午後から仕事があるという 学友と別れ 2人目との待ち合わせ場所に向かう 相変わらず人でごった返す東京駅 午後になって 心なしか人がまた増えたようだった 2人目は海外で研究員をしている 5つ上の親友 彼女とはドイツに住んでいた頃に 出会った 実に4年ぶりの再会 連絡は密にしていた訳では無い 今回は 日... 続きをみる
「ありがとう!」 引越しの日を 2週間後に控えたわたしは 東京で学友に会っていた 「雪国の人なんて どうやって出会ったの?」 まぁ 到底ふつうの出会い方は 出来ない地域どうし お見合い(小さな握りこぶし4,5,6) をした話をした 「え、すごく感動した 涙出てきた」 と彼女が目頭を抑える 「そ、そう... 続きをみる
「へえ、雪国?どうして?」 彼女は不思議そうに 目をこちらに向ける 「うん、彼と一緒に住むの」 「結婚するの!?」 歳も歳だし 結婚の字が浮かぶのは おかしくないのかもしれない でも 初カレ初カノのときめきを もっと感じていたかった 不安定で確約がない まっさらな恋心 喜びあったり 喧嘩したり 切な... 続きをみる
何年ぶりかの東京 以前来た時はまだ 東京駅が改装工事中で 道がわかり易かったけど 見違える改装を遂げたそれは 方向音痴の私にとって もはや迷路以外の何物でもなかった 春休み期間の週末という事もあってか 人でごったがえしていた ひえー 早く合流しないと 人に酔いそう 急いで目的の改札へ向かう 時折矢印... 続きをみる
さて、引越しが 2週間後に迫っていた 結局、難しいことは考えずに 彼のプレゼントは サクッとネットで買った 買ってみてしまうと こっちの方が楽だった ように思える あとは、お詫びの 編みぐるみを編むだけ 今週、満開を迎えた 桜を見ながら わたしは東京へ向かっていた フィンランドに住む親友が 一時帰国... 続きをみる
周りに悪態つきながら どう切り出そうか 考えていた時だった ふと我に返る瞬間 ひょっとしてコレって わたしの方が悪いのかも 彼がいつもニコニコ 笑って 「良いよ」 って言ってくれることが 当たり前だと 思い込んでた 思い上がってたのかも知れない 彼は全てを受け入れる体制でいる わたしは 少しずつ自分... 続きをみる
「○✕の時計が欲しいな♪」 これを聞いた時 内心 え、なんで? と思った 実は○✕時計というのは 以前、大手のブランドと デザインが酷似しているという事で 先方から訴訟を起こされ 問題になったメーカーである 「○✕時計、好きなの?」 わたしはあまり世間体は 気にしない方だが 流石に好きな人が 詐欺ま... 続きをみる
テレビはこたつのすぐ近くにあるのに その音はとても遠くに聞こえる 「ちょっとわがまま 言ってみてもいい?」 真剣な話だけど ちょっと言いやすくしてみる 「うん、なに?」 これで後には引けなくなった いけ、わたし 「えっとね わがまま言っちゃダメだけど 家に一人ぼっちは寂しいので お家に置いてもらえな... 続きをみる
「あのね」 何から言えばいいんだろう 引っ越すこと? 同棲したいこと? まとまらないまま話し出す 「実はいま、 こっちに引っ越す事考えてるの」 引越しの話から切り出す 「うん」 彼は少し驚いた様子で こちらを見た 「なんでかって言うとね わたしの仕事ちょうど3月末が 区切りがいいの」 わたしは講師を... 続きをみる
彼のアパートで過ごす 最後の夜 温泉に浸かったあと スーパーによって 晩ご飯 主にお酒とつまみを買って こたつに入っている 彼はテレビを見るのが好きらしく なにかの番組が煌々と流れていた 「うん」 彼は2本目のビールを開け 目がとろとろしていた 本当に大丈夫かな? 半信半疑で切り出す 小さな握りこぶ... 続きをみる
「もちろんOKっすよー ウォーキングとかしたかったんだけど 1人じゃ寂しくてねー(笑)」 彼もまた 私とおんなじ性分だったらしい 「良かった わたしも! やっぱり1人は寂しいよねー あなたが居てよかった」 これなら長年続かなかった ダイエットが実りそう ついでに彼を豚さんに 逆戻りさせずに済みそう ... 続きをみる
「ねえ、俺の部屋に泊まるの 大丈夫だった?」 ただいま、年が明けて 神社に初詣した後の 彼のアパート 少しふたりでお酒を飲みながら おしゃべりする 「うん ホテル代浮いたし 実家はお兄さん、いらっしゃるでしょ? 泊めてもらえて良かったよ」 倹約家のわたしは 特に自分のために お金を使うことが あまり... 続きをみる
彼のお母さんに迎えに来てもらい アパートに着いたのは 夜の11時をまわった頃だった 久しぶりにアルコールが入ったわたしは 眠りに落ちる寸前であった 「お母さん 夜遅くにお手数お掛けしました ありがとうございました」 「いいえ 楽しんだのなら良かったわ」 お母さんには頭が上がらない 「じゃあ、明日の晩... 続きをみる
「冷たくない?」 彼が心配そうに声を掛ける 「ううん、気持ち良い」 なんだか涙が出てきた 自然ってすごいな この大自然の中で 雪の冷たさすら心地よく感じる 生命の営みに包まれているよう 「そっか」 「うん」 もはや言葉はいらなかった どのくらいの時間が 流れたんだろう 彼は何も言わず ただ傍に居てく... 続きをみる
〜回想〜 年末の仕事収めをして 身支度をしている 明日から4泊5日 彼の家にお泊まりです 本当はホテル借りるか 迷ったんだけど お金が無い経済事情 知った仲だし 彼の実家は お兄さんが同居中のため 彼のアパートに置いて頂くことになりました ワクワクとドキドキ 次の日 最寄り駅まで 彼が迎えに来てくれ... 続きをみる
「〇〇君てS?」 お昼休憩にふと聞いてみた 6つ歳上の彼に 君付けのわたし でも 幼い彼は 歳上感がなくて さん、よりは君 の方がしっくりくる しばらくして 「突然なに?(笑)」 まぁ、そうですよね なんの話題を振ったわけでもなく いきなりSですかって 答えに困るわな なんか聞いてはいけない事を 聞... 続きをみる
(…説明してなかった俺の責任です ごめん) ううん、違うよ これは 私の責任 『ううん、違うの ケジメとして、わたしが 言わなきゃいけなかったの 今日、ご両親に電話して直接 "来月からお世話になります 不束者ですが、よろしくお願いします" って伝えたから もうだいじょうぶ ありがとう 』 いろいろ話... 続きをみる
夜が明けて 朝日が射している 「おはよう」 いつもより ちょっぴり爽やかな朝 「おはよう」 彼も今日は 返事が幾分はやかった 朝ごはんを食べて 洗濯物を干すと もうすぐ8時になるところ 仕事終わりが遅い私は 出勤前に 電話を入れる事にした いきなり実家は どうかと思ったので 彼のお母さんの携帯にダイ... 続きをみる
プルルル プルルル なんか電話口で待たされると 緊張してくる プルルル プルルル 2コールで出ないのは いつもの事 たぶん寝てるか 出るのに戸惑ってるか いやいや 私も緊張してるからね? …ガチャ 「もしもし」 「あ、もしもーし」 女子を電話口で焦らすとは さてはSか 「うん、どうしたの」 「うん、... 続きをみる
迷わずリダイヤルする プルルル プルルル …あれ、出ない プルルル プルルル …もしかして寝ちゃったのかな それとも 誤解されたまま 嫌われちゃったのかな …お願い … 電話に出てくださいっ! …ガチャ 「もしもし」 わー神さま仏さまーー ありがとう 「あ、もしもし 今だいじょうぶ?」 「あ、うん ... 続きをみる
さーてと すべき事をやり切った わたしは 居間に降りていき 冷蔵庫から冷えた牛乳を グラスに注いだ 「彼、なんだって?」 台所の片付けをしていた 母がおもむろに聞いてきた 「え?うん 三連休空いてるか聞かれたけど 仕事繁忙期だし断った」 母は目を丸くした 「そう」 なんか変な感じだったけど あまり気... 続きをみる
…というわけで 彼に秘密にしている事 今夜打ち明けるぞ! 仕事が終わって 彼に電話をかけようと 画面に名前を表示する うわーなんて言おう 取り敢えず 昨日のこと言ってくれて ありがとう言って それから 私も打ち明けることがある って言って それからそれから わーーー もう変な事言いそう 紙に書くか ... 続きをみる
「ポテトのLひとつと コーヒーMひとつ あと紅茶Sホットストレートで」 店内は私たち以外に 家族連れが1組 プレートを受け取り 席に着いた まだ冬真っ只中で ガラスが曇っていた 彼女は前の彼と別れてから 死んだようにやつれていた 詳細は聞けなかったが どうやら長い間暴力を 受けていたらしかった そん... 続きをみる
「おはよう」 毎朝日課のあいさつ わたしの方が早い ふたりの距離を なるべく感じないように 彼に告白された日から わたしが送り始めた めんどくさいって 思う人もいるかもしれない でも、やってみないと 分からない 何よりわたしは 彼を近くに感じていたかった 「おはよう」 いつもなら10分ほどで そう返... 続きをみる
会場のセッティング待ち 控え室はもちろん男女別 各々のフリータイムを終えた ライバル達が反省会をしている (どうしよう…緊張するねぇ) (私たぶんダメだと思う…) (もっと話しておけば良かったなぁ) (大丈夫だよ、自信もって!) それぞれの想いを胸に秘め つかの間の休息 数人、仲良くなった子が 話し... 続きをみる
「そっか…(笑)」 なんだか拍子抜けして 思わずタメ語になってしまった 私のさっきの決意を かえせーー(笑) と叫びたくなった でも ちょっと抜けているところが また可愛くもある そして どんな理由であれ 私を選んでくれたのが とても嬉しい もうひとつ分かったのは 彼は絶対に嘘がつけない 純粋無垢で... 続きをみる
ふたりの出会いは お見合いだった 彼はもともと 参加しないつもりだったらしい 一方私はと言うと お見合いは今までに… 2〜3回くらいかな 昔のトラウマで 男性には どうも積極的になれない とは言っても 生涯一人は嫌だった 意を決して参加した 街中の婚活パーティ カップリングしたのは 1回きり 数回食... 続きをみる
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