卒寿小論 634 千年の憂いを背負って 寒山
寒山拾得図 千年の憂いを背負って 寒山 百年時代の幕開けに 千年の憂いを背負う わが病治れども 子孫の末を思い煩う 大地の稲を調べ 桑の葉の手入れをする 重い心も海に沈み 底に至れば安まるものよ (正悟訳) 人生不満百 人生百に満たざるに 常懐千載憂 常に千載の憂いを懐く 自身病始可 自身病始めて可... 続きをみる
寒山拾得図 千年の憂いを背負って 寒山 百年時代の幕開けに 千年の憂いを背負う わが病治れども 子孫の末を思い煩う 大地の稲を調べ 桑の葉の手入れをする 重い心も海に沈み 底に至れば安まるものよ (正悟訳) 人生不満百 人生百に満たざるに 常懐千載憂 常に千載の憂いを懐く 自身病始可 自身病始めて可... 続きをみる
前回のつづき・・・ 寒山、拾得、豊干を現代の横尾忠則が引き受けて多くの人達に伝えようとするものがぼんやりと見えてくる。横尾さんが言うとおり、これらの作品に「テーマはない」 寒山や拾得が手にしていたものは箒と巻紙。身の回りを掃除し、時代の風を詩に書き写す。それを横尾さんは、掃除機とトイレットペーパーに... 続きをみる
上野公演を東京国立博物館側に足を向ける機会はほとんどなくて、自分の浅ましい記憶でもここで大々的に円空仏の特集が施されて以来のことだと思う。調べると2013年のことだった。つまりちょうど10年ということになる。円空のことを書き出すとまた止まらなくなるので何もしないが、あれから10年後、偶然ここで横尾忠... 続きをみる