「文章読本」三島由紀夫
三島は、現代では稀な名文家と言っていいのですが、この文章読本は、谷崎のそれに劣らないほどの仕上がりになっています。「あなたが小説を書くとき、彼女は絶世の美女だと書けば、それで、そのままその人は絶世の美女となるのです。」というような言葉には、なんとも言えないユーモアさえ籠もっています。鴎外の簡潔な文章... 続きをみる
三島は、現代では稀な名文家と言っていいのですが、この文章読本は、谷崎のそれに劣らないほどの仕上がりになっています。「あなたが小説を書くとき、彼女は絶世の美女だと書けば、それで、そのままその人は絶世の美女となるのです。」というような言葉には、なんとも言えないユーモアさえ籠もっています。鴎外の簡潔な文章... 続きをみる
良い文章を書きたい願いは誰でもあります。この本は大谷崎と称された文豪が、読書人のために良い文章を書くための便宜を図るために書かれたものです。単に文章の手引き書というだけではなく、文章自体に味わい深い品格があります。懇切丁寧な文章の紹介を読むと、思わず自分でも何か文章を書きたくなってきます。作品として... 続きをみる
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