源氏の物語 30 評釈
源氏物語評釈は花宴の巻までである。萩原広道はここで評釈をとどめた。 >さはれ、よの物識人にとひはかりたることにしもあらず、ただおろかなる心ひとつにおもひかまへてものしつるなればかならずひがことはおほからんかし。それが中にも、さばかりつくりぬしの心ふかう物せられたる文の詞どもを、さしいでてさだしこころ... 続きをみる
源氏物語評釈は花宴の巻までである。萩原広道はここで評釈をとどめた。 >さはれ、よの物識人にとひはかりたることにしもあらず、ただおろかなる心ひとつにおもひかまへてものしつるなればかならずひがことはおほからんかし。それが中にも、さばかりつくりぬしの心ふかう物せられたる文の詞どもを、さしいでてさだしこころ... 続きをみる
書き継ぐのは理想の女性をモチーフにしての物語である。それは恋の物語の、現代風の言葉でいえば、男目線であるのか、女目線であるのか。女房達のひそひそ話はそれを語らなかった。それは理想の男性の誕生をまことしやかにあれやこれやと言ってきたにすぎない。はたして、その話の深層にあるのは、物語は舞台を転じて、品定... 続きをみる
源氏物語の本文は文学の成立とその伝播に写字、写本のことがあり、作者が書いたものとそれを写したものとしての関係がある。作者自筆のものが伝えられた、それが現存いしていた、わけではないのは、古典文学に起こリ得ることである。しかも作品の成立と書写過程のことが時間の隔たりをもって原本の特徴を失ってしまったもの... 続きをみる
文章の冒頭と末尾に照応がある。それを読むことで、読者は物語のいわば結束を見る。 原文引用は、http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/text01.html による。 段落は、渋谷栄一校訂(C)による。 桐壺冒頭 いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、... 続きをみる
物語りの始まりは語りだしである。いつの御代であったか、あるいはまた、巻き巻きの冒頭においてはどうか。 どの帝の御代のことであったか、女御や更衣たちが大勢お仕えなさっていたなかに、たいして高貴な身分ではないで、きわだって御寵愛をあつめいらっしゃる方があった 渋谷栄一訳、 それをまた、 光る源氏と、名前... 続きをみる
源氏物語を読んで何を得るか。宮廷のささめごと、古女房の伝える素性である。素性が知れるとは、その語によって、すじょう 素性、素姓、素生、種姓 であって、まさに血筋、家柄、また、生まれ、育ちなのである。グーグル検索による。その次に見える、伝わった由緒であるとする。例文に、素性正しい名器というのも、この語... 続きをみる
リンボー源氏物語、謹訳を手に入れた。アマゾンで全冊を発注して一冊ずつのように届いたのはまいった。アマゾンが一つの店舗のようでそうでない、ネットの仮想店舗であることを思う。仮想とは言わずともサイバーの一部にある書店のことである。さてそれはともかくも、祥伝社の綴じがまた、気になるところ、丁合でばらけるか... 続きをみる
源氏物語は皇室のできごとである、と、庶民はとらえる。皇室は王室であり、宮廷である。サロンのなかで文学が行われたとみることである。その皇室にあってはならぬことがあったと庶民は源氏物語で思う。そのことばには不義、密通という語が用いられて、語り伝えることとなる。それは後世の通念をもってしてまことに語られる... 続きをみる
きよらかな となる語である。きよら をみると、前の世にも、御契りや深かりけむ、世になくきよらなる玉の男御子さへ生まれ給ひぬ 源氏物語 桐壺 とみえる。対照すると、つらつきいとらうたげにて、眉のわたりうちけぶり 源氏物語 若紫 とみえる。らうたし は、かわいらしい、かれんだ、となろうか。らうたげなり ... 続きをみる
源氏物語のシーン scene は、物語の展開にあらわされる。作者の用意に想像力の豊かさに物語がある。物語の創造は想像の作品となる。作り物語である。フィクションにおいて場面があらわすものは物語テーマでもある。そのシーンにおいて印象にあるものは、次の1場面である。 http://www.sainet.o... 続きをみる
物語を読むと、それなりに浮かび上がる源氏の苦悩である。物語をテクストにしてその筋立てが語られる。かつてその場面を描く絵巻に源氏のすべてがあると思った。その本文を見出して、抱き出でたてまつらせたまひ という、抱き取りたまへば という、いと心やすくうち笑みて、つぶつぶと肥えて白ううつくし である。 原文... 続きをみる
源氏物語を難しいという。難しさはどこにあるか。古典文学のことである。日本文学の古典が古典であること、そのものの捉え方にある。古典が古典であるとは何を意味するか。難しいとすればそれを解き明かさなければならない。古典を通常、古い時代に著された、立派な内容の書物とすれば、その立派さが問われてくる。それが難... 続きをみる
源氏物語を愛の物語とする、愛の葛藤を描き上げたと、わたしは書いた。そしてそれが読者に許されない愛であったとして、源氏の愛した女性とのかかわりを考える。平安時代の男女は、現在でいう、婚姻関係をどう持ったか。世に言う足入れ婚の、通い婚であった。それは風習としてのことであるが、婚姻は配偶関係の締結のほか配... 続きをみる
源氏物語は長編の物語である。そしてその筋立てから、主人公とする光源氏の生涯とその後の物語と受け止められる。それは54帖を一つの作品として前半部と後半部の分け方をする。ごく普通に読み取ると、そこで物語が主人公の世代から次の世代へと変わる。それに対して3部構成を唱える読み方が行われた。源氏の、いわば、出... 続きをみる
源氏物語の謎 ウエブ文庫にある、宿世について、謎では82番目であったのを引用した。その数は84におよぶので、一覧にする。ブログ記事でもあるようで、2015.10.26のものである。このサイトは国研出版の提供であって、平安朝文学の研究書が見える。さて、その謎1に、いつ書かれたか、という、問いがあり、寛... 続きをみる
源氏物語に そのひとつのことをもとめるなら、それは宿世である。すくせ しくせ そして、しゅくせ である。宿世浅からで、と見える。帚木。>『源氏物語』には、全編にわたって、この「宿世」の語が六八回、「御宿世」が四六回、それに「宿世宿世」他が七回、合計一一九回も使用されています。(『源氏物語大成』索引篇... 続きをみる
源氏物語となったのは、本文研究があり、注釈研究があり、古典語の研究がありして、活字本として成立し、人々に読まれるようになった、流布本を言う時期から、それぞれが自由に手に取って読める時代となった、それは昭和の民主主義といわれる世のことである、愛され、新たな喜びとともに、だれもが知ることができるようにな... 続きをみる
源氏物語の梗概は3世代にわたる。それは各巻ごとに展開すれば、首巻と巻袖に物語のすべてが象徴される。そう読むのは54帖を一つの作品とみるからである。源氏物語の巻き巻きは独立して物語となり、そのいくつかが物語の展開となって連鎖して時空を超えてつながりあっていく。注釈は並びの巻を編み出した。それは作者の意... 続きをみる
源氏が誰にどのように読まれたか。文学研究のいろはである。作品があり、作者がいて、読者がいる。源氏物語を愛読した人は誰であったか。作者はだれか、作品がいつ書かれたか。出版をすればその出版社による奥付があるし、出版物であるから、それを求める読者ということである。源氏は書き写されて人々に読まれた。それを玉... 続きをみる
源氏物語の本文をとらえて校異源氏がつくられた。のちに源氏物語大成となる。池田亀鑑編著、1942年、昭和17年、10月25日刊行である。校異を、こうい また、きょうい と読んだ。この呉音読みは交合から読み習わしたと思ってきたが、こうごう また、きょうごう と読むこと、校本を、こうほん また、きょうほん... 続きをみる
源氏の物語には伝本を考えなければならない。印刷技術においてその発達を遂げるまでは、媒体が紙であり、いわゆる活字が作られるまでにどのように人々は物語を読んだろうか、それは本を読むという行為が源氏の物語にどのように実現をしていたかを考えることになる。紙の普及と墨書による物語の記録は、それはものを書いて伝... 続きをみる
源氏物語の作者を紫式部とする。その名を紫とするのは、紫にゆかりがあると伝えられていることからである。巻の名に若紫があり、紫の上となるその人の、ゆかりである。物語の呼称を、紫の物語としたという捉え方があり、その時代に作者を紫とする、あの物語を書いている、紫を書いている人、といったことが、宮廷サロンでも... 続きをみる
源氏の物語に、源氏とそれを取り巻く登場人物を思い合せると、それは平安貴族の社会である。源氏物語絵巻を鑑賞して、そこに描かれた人々がいる。絵巻物の作者のイメージに去来したのは、この絵に表わされた描画の特徴である、人物、建具に屋台、そして前栽と、そこに住まいする生活がつぶさに、ではないが、物語のストーリ... 続きをみる
源氏物語が源氏であるのは物語中に語る御子の出自である。源氏性は、姓の代表的なものの一つである。平氏、藤原氏、橘氏とともに、源平藤橘、四姓と総称される。そのうち、もっとも新しいのが源氏である。嵯峨天皇が皇子に源姓を与えたことに始まる。源氏姓は、平氏ともに臣籍降下で名乗る氏の1つであり、その系譜に、嵯峨... 続きをみる
源氏の物語りは文学である。物語文学として、この前も、この後にも、作品が、歌物語、伝奇物語、歴史物語、擬古物語、戦記物語、説話物語などとならぶ、作り物語といわれる源氏物語のその以前にも、その以後にも、日本文学の特徴に物語となるもので、源氏物語を超える作品はない。古典文学の最高峰にある。源氏物語が、もの... 続きをみる
源氏物語を、げんじものがたり と読み慣わしている。むかしは、源氏のものがたりであったとする、の をいれて、源氏の物語とするのが、古代での読みであるとされることがある。書名を作者がそう書いて残したわけではない、いつしか、源氏 と呼ばれたかもしれないが、それを、げんじ と作者自筆で書いたものがあるわけで... 続きをみる
徳川美術館、蓬左文庫会館80周年記念特別展に出かけた。 連休の初日とあって、休みに合わせて、みんながここに来るわけはないのだろうけれど、観光バスを仕立てて鑑賞に来る人がいて、展示室には二重、三重の人垣であった。 全点一挙公開として、五島美術館の所蔵と個人所蔵を含めて、国宝20点を含む27点の展覧であ... 続きをみる
古典の日というのがあるそうで、法律まであって、それは11月1日だそうだ。その制定は2012年のこと、それは源氏物語に由来するとか。それで検索をしてみた。その由来には、紫式部日記、寛弘5年11月1日、1008年12月1日の記述にある。あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ、この呼びかけで、若紫は源氏物... 続きをみる
0327 南海トラフ想定 名古屋の死者、最悪6700人 南海トラフ地震で市想定 20140327中日新聞記事、見出しである。 記事には、名古屋市は二十六日、南海トラフで最大震度7の巨大地震が発生した場合、市内の死者数は最多で六千七百人に上り、全壊、焼失の建物数は六万六千棟に達するとの想定を公表した、... 続きをみる
玉林師範学院日本語科 2014年3月21日pm7:30 文 学 の 影 響 ―中国文学が日本古典文学に対する― 中国文学と日本文学は相互に影響しあいました。中日交通史においては長く、漢文学から日本古典文学に対して、その文学の享受があり、そこに文学の影響が実現しています。その漢文学をいま中国文学
なぞ 私説 源氏物語32 物語りはのちに女三宮が降嫁して光源氏の物語正妻を初めて迎えるかたちになる。 読んでいくと、北の方をそれまでに迎えることはなかった、となりそうだが、すでに葵上も紫の上も、そのように遇されて語られて、葵上には夕霧がうまれる。 ほかに光源氏の子は誰々がいるかと系図を読むことになる... 続きをみる
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