• 教育の基本 6  一人ひとりの幸福論を

     6月に入って幸福論も盛り上がったある日。廊下で3年生のグループが声をかけてきた。 「校長先生、幸せですか。学校は楽しいですか。」 「幸せです。楽しいなあ。」 「どんな時に幸せや楽しさを感じますか。」  さすが3年生、いいところをついてくる。  私は、立ち止まって大きく息をした。  妻がいて娘(こ)がいて我に新茶あり  それにね。学校でみんなと幸福論を話し合うときが最高だな。  みんな納得とうなず

  • 国語 俳句・短歌の授業 3参観

    国語 俳句•短歌の授業 3参観 高学年の参観ネタ 一人ずつ発表できるように、俳句や短歌をそれまでに作ります。 俳句の作り方の授業についてはまた今度紹介します。 坪内捻転さんやプレバトで有名な夏井いつきさんの本を読んでみてください。 子どもたちには、一つだけではなく、たくさん作らせます。 その中で一番の作品を短冊に筆ペンで書かせて、前で発表してもらいます。 また、お気に入りの俳句や短歌を選んで暗唱し

  • 国語 俳句・短歌の授業2石川啄木

    国語 俳句・短歌の授業2石川啄木 想像力「魔法のテレビ」を使った指導 6年生の実践 石川啄木の短歌 ふるさとの なまりなつかし 停車場の 人ごみの中 そをききにいく 前回の記事で子どもが詠んだ俳句を想像力で鑑賞文を書いているので、難易度が高いと思われる短歌でも、深い読みができて、味わうことができました。 「魔法のテレビ」に映ったものを出し合います。 ①短歌の中にある言葉を一つずつ想像力で膨らませて

  • 花かるた 色は匂へ 「あ」の3 朝顔(秋)

        出勤の日々の朝顔汚れなく     清水徹亮                 季節の花300より      朝顔の昔の色の濃むらさき   寺谷なみ女                  季節の花300より       朝顔のしづかにひらく折目かな  片岡片々子                        季節の花300より     花言葉は「平静」「はかない恋」「固い絆」「愛情」 花名の朝顔

  • 国語 俳句・短歌の授業 1

    国語 俳句・短歌の授業 1 教科書に載っている有名な俳句や短歌を鑑賞する前に、全国の小学生が詠んだ句や歌を鑑賞します。 その方が、子どもにとっては、身近で想像しやすいのです。 これまでに紹介してきた「魔法のテレビ」が効果を発揮します。 特に俳句は、五・七・五の十七音しかありません。 たった十七音の中にたくさんのことが詰まっています。 俳句の読みは、その十七音を広げていくことなのです。 いつのこと❓

  • 花かるた 色は匂へ 「こ」の2 コスモス(秋)

       病めばなほ人のこひしく秋櫻  谷口てる子             季節の花300より    透きとほる日ざしの中の秋ざくら  木村享史               季節の花300より    コスモスの風にぬすまれさうな色  藤崎久を                季節の花300より コスモス全般の花言葉は、「乙女の真心」「調和」「謙虚」 赤いコスモスは「愛情」「調和」 白いコスモスは「優美」

  • 花かるた 色は匂へ 「ふ」の6 芙蓉(秋)

         紅芙蓉色淡く咲き濃ゆく散り   星野立子               季節の花300より      白芙蓉芯まで白く開きけり   杉浦冷石                 季節の花300より    フヨウの花言葉は、「繊細な美」「しとやかな恋人」  フヨウの種の名称「mutabilis」には変化しやすいという意味があります。フヨウの八重咲きの種は、朝の咲き始めは白、昼間はピンク、夕方には

  • 花かるた 色は匂へ 「ふ」の5 藤袴(秋)

       藤袴手に満ちたれど友来ずも  橋本多佳女            季節の花300より       藤袴何色と言ひ難かりし   栗津松彩子               季節の花300より    フジバカマの花言葉は、ためらい、遅れ 花名の由来 和名の「藤袴(フジバカマ)」は、藤色の花を咲かせ、花の形が袴(はかま)に似ていることに由来します。 花言葉の由来 花言葉の「ためらい」「遅れ」は、フジバカ

  • 花かるた 色は匂へ 「ふ」の4 富士薊(秋)

          富士薊咲いて二合目霧うすれ   谷川朱朗                 季節の花300より       八丈に富士山ありて富士薊    湯浅桃巴                 季節の花300より  ふじあざみはキク科の多年草。関東・中部地方の山中の砂礫地に生える。特に富士山に多い。高さ50センチメートル~1メートル。とげのある葉を広げ、秋開く紫色の頭花は径5~10センチメートルでア

  • 花かるた 色は匂へ 「ふ」の3 富士桜(夏)

      富士桜こゝに一瀑ありてよし   廣瀬海星   富士桜日和の風の冷たかり    副島いみ子             季節の花300より   山道のいづれを来しも富士桜   勝俣のぼる             季節の花300より  富士桜は別名、「乙女桜」「豆桜」とも呼ばれている。富士山麓に多く富士吉田登山道大石茶屋辺りには群生しているそうです。花色は白またはうす紅色で、やや小さく下向きに開くのが

  • 江戸を見れば 55  旗本奴が町奴を殺害 芭蕉14歳

     1657年明暦3丁酉(ひのととり)7月、水野十郎左衛門茂之が幡随院長兵衛を殺害する。  町奴の長兵衛が、水野の旗本奴の屋敷へやってきて遊里へ誘ったが、水野が今日は都合が悪いと言って断ったのに立腹して、自分の勇気が恐ろしいから断ったのだと罵倒し無礼なふるまいをした。  水野も怒って長兵衛を討ち捨てた。  町奴の強きをくじき弱きを助けるという侠気が武士に対抗するという庶民意識に支持されて旗本奴との対

  • 花かるた 色は匂へ 「け」の4 鷄 頭 (秋)

       鷄頭や一つは育つこぼれ種    大 祗    鷄頭の宿や窓から答へけり    召 波            季節の花300より    活けてみて鷄頭といふ昏(くら)き花  後藤比奈夫            季節の花300より    花言葉は、「おしゃれ」「気取り」「風変わり」 花名の鶏頭(ケイトウ)は、雄鶏の赤いトサカのような花の形にちなみます。英語でも「Cockscomb(雄鶏のトサカ)」

  • 花かるた 色は匂へ 「け」の3 月下美人 (夏)

          月下美人咲いて客なき今宵かな  藤岡細江                 季節の花300より       月下美人開くところを圍みけり  入星曉圃                季節の花300より       寝もやらず月下美人の開く待   渡部三與   花言葉は、「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」   花名の月下美人は、この花が夜に咲き始め、翌朝までにしぼんでしまうことに

  • 花かるた 色は匂へ 「け」の2 罌粟(けし)の花 (夏)

       僧になる子の美しや芥子の花   一  茶                    季節の花300より    輕ろやかに見えゐて風に散らぬ罌粟  小山白云                季節の花300より    芥子挿してドラマ始まりさうな宵  竹腰八柏    花言葉は「眠り」「慰め」「恋の予感」「思いやり」   和名: 雛芥子(ヒナゲシ) 別名: 虞美人草(グビジンソウ)、ポピー、コクリコ、シ

  • 花かるた 色は匂へ 「ま」の3 曼珠沙華(秋)

       赤も亦悲しみの色曼殊沙華  中村芳子            季節の花300より    燃えうつることなく燃ゆる彼岸花   桔梗きちかう            季節の花300より    花言葉は、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」    花名の彼岸花(ヒガンバナ)は、秋の彼岸の頃に開花することに由来します。別名の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は、法華経などの仏典に由来。彼岸(あの世)とい

  • 花かるた 色は匂へ 「ま」の2 待宵草・月見草(夏)

       帰らざる人を待宵草と待つ       川口咲子    天幕張る待宵草も中に入れ       城谷文城             季節の花300より    よりそへばほころびそめぬ月見草    池内友次郎    月見草ランプのごとし夜明け前     川端茅舎            季節の花300より     花言葉は、「無言の愛情」「移り気」  花言葉の「無言の愛情」も人目を避けるように夕方ひっ

  • 花かるた 色は匂へ 「や」の6 山葡萄 秋

       山葡萄熟れてこぼるゝばかりなり  大瀬雁來紅        裏山にのぼればいたるところに山葡萄の木が茂っていた。それを初めて口にしたのは、近くに住むがき大将のおかげである。がき大将はいろんなことを知っていて子分たちに教えていた。  がき大将になるにはいろんな知識や生きる力を持っていなければなれるもんではない。  山葡萄を見るとがき大将を思い出す。いい思い出として。がき大将には可愛い妹が二人い

  • 花かるた 色は匂へ 「や」の5 山法師(やまぼうし)の花 夏 

       羽の旅の白に印象山法師  佐久間庭蔦              季節の花300より        花言葉は 「友情」 「山法師」の名前は、中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえた。  秋には実がイチゴのように赤く熟す。花水木とよく似ているが、咲く時期が花水木より2週間ほど遅く、また、花の先端がとがっている。(花水木は丸い)別名「山桑(

  • 花かるた 色は匂へ 「や」の4 山牛蒡(ごぼう)の花 夏 

    山ごばう花をかゝげて谷深し   平賀よしを  山牛蒡(ヤマゴボウ)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草である。原産地は中国である。日本へは薬用として渡来した。  現在では逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて分布するが、個体数は少ない。  根を干したものを生薬の商陸(しょうりく)といい、利尿、鎮咳、去痰薬とする。ただし、根は硝酸カリを含み有毒である。  山菜として市販される「ヤマゴボウの味噌

  • 花かるた 色は匂へ 「や」の3 矢車菊 夏

       北歐は矢車咲くや麥の中   山口青邨               季節の花300より               季節の花300より   ヤグルマギクの花言葉は、「繊細」「優美」「教育」「信頼」 花名の矢車菊(ヤグルマギク)は、5月5日の端午の節句が近づくと花を咲かせ、その姿がこいのぼりの先端につける矢車に似ていることにちなむといわれます。 なお、矢車草(ヤグルマソウ)と呼ばれた時期もありま

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