• 不戦勝

    私も一応100キロウォーカーなんで決戦に挑む! 夕食も中盤に差し掛かり「プレバト」の時間がやって来た。お題は「朝食の風景」これは難しい、高校の時、ヤマはって沈没した試験の気分だ。しばらくTVを見ながら考える。夏井先生の毒舌に相変わらずな嫁の「はっはっはーアンタの句みたいやー」・・・気にしない、でも浮かばない。寒み〜朝に、行きたくない仕事、飯食ったら元気が。こんなことが句に出来たらと思うんだが、私の

  • Hideの俳句・短歌 4

    夏座敷縁側降りる猫の子や耳をそばだて秋の音をきく 夜の秋窓より風のまたぎ来る 月天心とんがりおりぬピラミッド ランボーという男あり秋の夜 くったりと女ねむるやキリギリス しばらくは月を見ていし無人駅 永遠という観念の秋は深み

  • Hideの俳句・短歌 3

    日なた日陰小春日和の散歩道 眺め入る空には秋や信号待ち 部屋を出でずこころ散らかる日曜日 <無季> 寒風にひとり吹かれて帰り道 雷鳴やひとり過ごせる部屋に風 レクイエム聴くよしもがなかの日にはモーツァルトは死にたりければ 聴くも良し聞かずともよしレクイエムモーツァルトは生きたりければ

  • 立冬と石蕗の花(つわのはな)

    暖かい立冬も過ぎてはや四日。ずっと穏やかな天気が続いている。 徳島との県境に近いダム湖。湖面が硝子のように滑らかで静か。 舟に乗って釣りを楽しんでいる人たちもいる。周辺の山々の紅葉は まだこれからというところだった。 冬来れば母の手織りの紺深し     細見 綾子 投函の封書の白さ冬に入る      片山 由美子 米一合磨ぐ指先や今朝の冬      田中 愛 冬に入る買ひ足しておく葛根湯    エ

  • はっはっはー!

    私も一応100キロウォーカーなんで、悩む。 本日のプレバト、「京の紅葉と渋滞」で一句。頭には言いたい事は浮かんでいる。がしかし、5.7.5にするのが難しい、悩んでいる目先でパチパチとつめ切りの嫁。さすがに紅葉、渋滞、パチパチは私の実力では一句に出来なかった。 我を見よ 多勢が見惚れる 紅葉ぞ よし、なんとか言いたい事は入れた!いつものように、恥ずかしいからパチパチしてる嫁にLINE、「ピロン」とエ

  • Hideの俳句 2 

    猫じゃらし思い思いにクビ揺らし 霧雨やすっと立ちたる赤き花 もみじ葉やアスファルト上二三枚 心病みてむさぼるごとく月を見し 心病めど澄み渡りたる名月や 人形の首のみ取れしさびしさよ 雨上がり沈む西日のすごきかな 春深み小さき花や線路わき

  • 菊花展

    先日、高松市の「公渕(きんぶち)森林公園」で開催されている「菊花展」へ、菊の観賞と俳句作りをかねて、俳句仲間と出かけた。 三本仕立てのふっくらとした菊は、一般に「厚物咲き」と呼ばれているものではないかと思うが、これには「ダルマ菊」という札が立っていた。 ドーム型のは「千輪菊」。三本仕立ても千輪菊も、ともに根は一本。大変な手間をかけてここまでの形に仕上げたことと思う。 今年は菊の開花が遅いとのことで

  • 秋の海

    「秋の海」の俳句が作りたくて海を見に行ってきた。ここは、市内にあるいくつかの小さな漁港のうちの一つ。二つの半島にはさまれた湾にある港。正面に小豆島が見える。真青な空と海が気分を爽快にしてくれる。 最近は漁船の数が減り、個人の釣り船が増えてきたらしい。年配の男性が何人か防波堤で釣りをしていた。チヌ(黒鯛)やボラが釣れるとのこと。 秋の海遠きものほどよく光り     斉藤 淳子 秋の海ひねもす糸を垂ら

  • 秋の空

    先日素晴らしい青空が広がっていた。まさに、「秋天」 「秋の空」だった。秋は台風が来たり、長雨が降ったりするが 澄み切った、爽やかな日の空こそ「秋の空」と言える。 心も晴れ晴れとしてくる。 秋天にわれがぐんぐんぐんぐんと    高浜 虚子 秋天に神の彫りたる由布二峰      田村 木国 真青なり瑕なき秋の天と海        檜 紀代 秋天に一蝶放ちモンブラン        大木 さつき 懸垂に引

  • だきね!①②

    私も一応100キロウォーカーなんで、嫁と一緒によく買い物に行く。 今日も仕事が終わり、愛孫の買い足しがあるからと一緒に出かけた。店に着くと「本日2回目」との事、忙しくやってくれている。いつものように私は先にトイレに行き、遠くに嫁を見つけるといつもの光景!あーやっぱりねー・・・。 買い物カゴを小脇に抱えている。そもそも愛孫のマミーポコと麦茶だけのはずなんやけど、辺りを色々と見ている。始まった!結局は

  • 木の実いろいろ

    先日も「真弓の実」との出会いに感激したばかりだが 秋はいろいろな木の実が見られて楽しい。 先ず、「クサギの実」 漢字は「臭木の実」または、「常山木の実」 二三日前、地元の道の駅の敷地内にあるのを見つけた。 遠くからだと赤い花のように見えるが、赤いのは萼(がく)で 光沢のある直径6~7ミリ位の藍色の実が真ん中に生っている。 この実は、あさぎ色という薄い青を煮出す染料になると歳時記に出ている。臭いのは

  • マユミの実

    昨日は小雨の中、郊外の古い寺町にて吟行句会を実施。 そこで初めて出会ったのが、「マユミの実」。漢字で書くと 「檀の実」あるいは「真弓の実」。晩秋の季語になっている。 マユミの実が赤いというのは何となく知っていたが 実際に見たのは初めてで、しかもこんな風に四つに裂ける ことは知らなかったので、その可愛さに思わず興奮してしまった! 歳時記によると、マユミはニシキギ科の落葉低木で 紅葉もきれいなので山錦

  • 「病床六尺」正岡子規 岩波文庫

    子規晩年の四部作の中の一つです。子規は36歳で結核で世を去りましたが、この病気の特徴で、意識は臨終の最後まではっきりとしていました。子規の文体は、その死病に冒されていたと思えないような驚くほど乱れのない、健康そのものの精神を伝えるもので、しかも若年で世を去ったにも関わらず、円熟さえしています。子規には辞世の句が3句あります。「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」「をととひのへ

  • 駒繋ぎ(コマツナギ)

    先日散歩をしていて水辺に咲いているのを見つけた花。 花は萩に似ているが、枝が萩の感じではない。 調べてみると、「駒繋ぎ」という花のようで、なんと秋の季語として 歳時記にも載っている。だが、それほどよく知られた花ではないためか 例句は少ない。 萩と同じくマメ科の植物。茎や根が堅く強いので馬を茎につなぎとめることができることから、この名がつけられたとのことで、他に「こまとどめ」「こまとめはぎ」「うまつ

  • 秋の蝶

    「秋の蝶」  歳時記によると季語「秋の蝶」の「秋の」には、蝶のさかりを過ぎた名残りの哀しさを感じさせるとあり、蜆蝶のような小さな蝶が、弱々しく地に近いところを飛び、しばしば草に止まっては、羽をたたんだり広げたりしている様子は、いかにも「秋の蝶」といった感じ。 曼珠沙華のまわりを飛び回り、蜜を一生懸命吸っている蝶の方は、まだ元気があり、秋の蝶といった感じではないが、いずれもつい先日見た光景。   半

  • 萩の花

    萩の花がいよいよ本格的に咲き始めた。咲いてはこぼれ、こぼれては咲き続けている。萩関連の季語として 「白萩」「萩むら」「山萩」「野萩」「萩散る」「こぼれ萩」 「乱れ萩」「萩の宿」「萩の主」「萩見」 等々  これらの季語を見ているだけで、もう充分詩心を誘われ、いろいろな場面が想像できる! 萩の花の句で一番好きなのが 萩の風何か急かるゝなにならむ   水原 秋桜子 風に揺れている萩に、心の中の不安、人生

  • 果実とは

    nuubasu 【果実とは】 果実とは 転がるもの 果実とは 飛ぶもの 果実とは 染み込むもの みやんげ 再生 回帰 不動なるものから変転を経て大いなる流れへと参加して立ち止まる者に語りかけ語り継がれた神話を不動の額縁に飾りながら 果実とは 日曜の日溜まりを 銀河遊泳の 糧にすること nuubasu

  • 吟行会で見かけた花

    一昨日いつものメンバーで月一回の吟行句会を実施。地元の山の中腹(200m辺り)を歩いて、初秋の季語との出会いを楽しみ、句を作り、句会を楽しんだ。 ▼ 曇りで見晴らしはあまりよくなかったが、遠くに讃岐山脈(阿讃山脈)   が見える。 ▼ 藪蘭(ヤブラン)    山の至る所で見かけた 上品なうす紫の花 ▼ 茶店の庭さきに咲いていた「金水引」(キンミズヒキ)   いわゆる「水引草」はタデ科だが、これはバ

  • 通草(あけび)

    今月末にもたれる所属結社の定例句会の兼題の一つが「通草」。日頃あまり身近に見る機会のないものだ。去年吟行に行ったときに見た通草を思い出しながら、また歳時記などの例句を参考にしながら作らなければならない。 これはまだ青い通草 山の子に秋のはじまる青通草  後藤 比奈夫 季重なりだが、雰囲気があり好きな句だ。 あけびの実かさなりあひてまだ熟れず  小林 はる子 これも青通草を詠んだ句で、情景が浮かんで

  • 「俳句という遊び」小林恭二 岩波新書

    「俳句の愉しみ」の姉妹編です。俳句は句会や吟行などをおこなって句作するというのが一番ですが、一人しずかに句作してみるというのも、また味のあるものです。どういう句が自分の好みなのか色々と句例を挙げて、読者にも句を選んでもらい自分の目の付け所を確かめてみるという工夫がなされています。読む者も思わず句作してみたくなり、十七文字の世界最短の詩の世界に誘ってくれます。ちなみに、著者自身の句は、好きこそものの

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