• 第一話 3-5 百済亡国の悲報は早々と届けられていた

    3-5 百済亡国の悲報は早々と届けられていた   大国唐と戦う恐さは、今では想像できないほど大きいと思います。よく日米開戦を引き合いに出す方もおいでですが、状況は全く違います。やっと国家の体を成しはじめ、政治制度や法制度、都形態や宗教・医術・文化まで見習うお師匠さまに立ち向かうのは、横綱と小学生の相撲のようなものです。日米開戦時と違って、ひとときの勝利さえ覚束ない力量差があったでしょう。 唐と戦端