読書のムラゴンブログ

  • 八面六臂も一点の掘り下げから

    『頭がよくなる四字熟語力』(齋藤孝著 角川書店) ここでも齋藤孝ワールド全開というか、単純明快路線、無理矢理上機嫌志向というか、まあまあ楽しくポジティブに読める本ではある。 著者の多くの本で書かれたことの焼き直し的な部分もあるが、そればかりでなく私にとって新鮮な知識が折り込まれていることもあり、その... 続きをみる

  • ほころびを見せる、途中点を見つける

    『大人になるって何?』(晶文社)という本を見つけた。 「鶴見俊輔と中学生たち」とある。つまり、老齢の思想家と中学生たちが寺子屋風に語り合った記録である。 京都のローカル放送が企画したものらしい。それを出版するとはなかなか晶文社らしい。 「親って何?」「先生って何?」「大人になるって何?」という三章に... 続きをみる

  • 読書について

    まつもとさんの6月1日のブログに「読書の冊数を自慢する人ってどう思う?」って、書かれていて、ずっ~と気になっていた。 私も読書年間400冊とかいており、読書の冊数自慢をしているような気になっていた。昔は、もっと多かったのだが、読んだ本を記録しなくなってから、少なめに申告している。年間500冊というよ... 続きをみる

  • 「好き」は、仕事に生かすもので、仕事にするものではない

    とある書籍のP.144に表題の言葉がありました。 「一見、好きな趣味を仕事にできれば最高にいいように思えます。しかし「趣味は仕事にしてはいけない」というのが、この本の著者の持論です。 私も、自分の好きなことを仕事にできれば、どれだけ幸せだろうと思うことがあります。しかし、それは、自分の好きなことを失... 続きをみる

  • 快眠で「やせる体質」

    最近、リバウンドがとまらない。 このままでは70キロ台に突入してしまう。そのため、タイトルの書籍を読んだわけだ。この本の帯には以下のことが書かれています。 「奈良県大和郡山市は金魚の養殖で有名です。ここの観賞用金魚は大きくてまるまる太っています。それはなぜでしょう。ある秘訣があるのです。その秘訣は、... 続きをみる

  • ananを読む

    いくら雑誌好きを公言していても、さすがに「anan」までは手を伸ばせない。 その「anan」にリリー・フランキーが連載したエッセイが単行本になっていたので、ブックオフで500円で手に入れた。 『マムシのanan』(マガジンハウス) しかし、こういう文章を書かせると本当にリリーは上手い。 女性誌である... 続きをみる

  • やさしさの漢字は奥行きで決まる

    小学校であれば、教育目標に取り上げやすい言葉として「やさしさ」「かしこさ」あたりが筆頭と言えるのではないだろうか。 「やさしさ」「やさしく」はありふれた言葉だが、他の人を思いやる心を表す字句としては、簡潔であり明確でもあると思う。だからこそたくさんの学校で使われている、そして教室の中でも何か問題の起... 続きをみる

  • 「肌色」という偏見

    「グローバル化時代をいかにいきるか」の95ページに書いてあった。凄く、考えさせられた。 思えば「肌色」って、本当に差別的な表現なんですよね。私たちが思っている「肌色」とは、外国人労働者が思っている「肌の色」とは違うものであろう。 そう考えると、非常に申し訳なく思ってしまう・・・・ 偏見をなくすよう、... 続きをみる

  • つまらぬ本を・・・

    俗なベストセラー作家の本を読んでしまった。 「つまらぬ」 出だしは少し読めるものだったので、「読まず嫌いだったかな?」と一瞬、思ってしまったが、20ページもしたら、ネタ切れなのか、根拠のない、「嘘でしょ!」ってガセネタで綴る、綴る・・・ きっと、この作家も納期があったので、うろ覚えの、聞きかじったも... 続きをみる

  • つまみ食い読書の作法

    読書法、読書術の類も結構読んでいると思うが、何か特定のことを実践しているわけではない。 先月ある雑誌にも「読書術 キホンの『キ』」というページがあった。ビジネス系だったので、そこでの結論はおそらくこの文章か。 読む「人」、読む「本」、読む「目的」などによって、適した方法は違う。そこで必要なのは、言葉... 続きをみる

  • 笑いをとるための準備

    ダジャレなら自信はある。 あたりかまわず撒き散らしているわけではないが、おやじギャグ選手権があったら(あるかもしれないなあと思いつつ)地方予選突破ぐらいはいけるだろう。 と、何もならない自慢を書いているわけだが、それがユーモアとかジョークとかになるとちょっとハードルが高いなあ、というのが正直な気持ち... 続きをみる

  • 最近の私の読書の傾向

    読書冊数にこだわらなくなったので興味のある書籍だけをピンポイントで読んでいる。 傾向としては以下の分野を特に集中して読破している。 ①生涯学習関連分野 ②大学・大学院・学位関連分野 ③メンタルヘルス・うつ病関連分野 ④キャリア・人事・人材育成・HRM関連分野 ⑤就職・転職・雇用関連分野 ⑥労働法関連... 続きをみる

  • 4つの定理で乗り越える

    『ウェブ時代 5つの定理』(梅田望夫著 文藝春秋) 著者の書いた新書は読んだことがあるし、雑誌記事なども目にしたことがある。現代社会のトップランナーの一人とも言うべき人物だと思う。 ネット時代の聖地ともいうべきシリコンバレーがどんな場所なのか自分の頭では想像がおよばない。しかし、そこで語られること、... 続きをみる

  • サボリ方の哲学

    『いきいき教師の仕事術~仕事サボリの教職学~』(家本芳郎著 学事出版) ちょっと物騒な?副題がついているが、内容には納得できる。 もう二十年近く前の書籍である。 しかし十分に今でも通用する。いや逆に今だからこそ、という部分も大きい。 家本先生は、多忙化する現状に対する教師の仕事について、自分なりのル... 続きをみる

  • 今さらだけれど、キッパリ!

    数年前、ベストセラーになっていた『キッパリ!』(上大岡トメ著 幻冬舎)が、ブックオフで105円だったので買い求めた。 流行っていた頃、書店で少し立ち読みをしたことがある。整理本好きの私でも、まあちょっと単純すぎるかなと思って購入しなかったが、105円だったら損はないだろう、そんな気持ちである。 手に... 続きをみる

  • # 読書
  • 「正しい視点」を見る視点

    それは「正しい視点」と「共感できる意見」が入っているかいないかです。 ある二つのことを比べた言い方である。 「正しい視点」と「共感できる意見」を兼ね備えているものは何か。 正論…これには正しい視点があるけれど、共感を得られないというニュアンスが感じられる。 同意…これは共感できるだけ、または賛同する... 続きをみる

  • 装飾的を前向きにとらえる

    『イラストで見る楽しい「授業」入門』(家本芳郎著 高文研)を読んでいたら、「学力観にもいろいろある」と題されたイラストがあって、7つの「~~学力」が記されていた。 基礎学力、受験学力などはお馴染み?であるが、幸福になる学力、自治の学力などは一般的とは言えないかもしれない。しかし意味はある程度つかめる... 続きをみる

  • イトイさんも言いますねぇ

    『イチローに糸井重里が聞く』(「キャッチボール製作委員会 朝日文庫」 上手い作り方の本だと思う。 特徴その1 欄外の注釈(というより、というより関連づけているイチローの発言など)が非常に多い。45項目。しかもそれ一つ一つに読み応えがある分量。 特徴その2 インタビュー紙面の後で、振り返りともいうべき... 続きをみる

  • 群像劇的手法ってどうなの

    連休中に計4冊、3つの小説を読んだ。 発刊されたときから気になっていた本だが、文庫化に合わせて買い込んだものだ。 『告白』(湊かなえ著 双葉文庫) 『カシオペアの丘で(上・下巻)』(重松清著 講談社文庫) 『東京島』(桐野夏生著 新潮文庫) どれもそれなりに楽しく読めた。 『告白』はさすがに本屋大賞... 続きをみる

  • 日常的平穏が育てる文化

    『すぐそこにある希望』(村上龍著 幻冬舎文庫) この本に出てくる、いやあまり多いとは言えないが自分が読んだ村上龍の書くエッセイには、何度も「大手既成メディア」という言葉が登場する。むろん、批判的なニュアンスを持って書かれることが圧倒的である。 経済や外交、安全保障に関して書かれる頻度が高いが、知識と... 続きをみる

  • 動的平衡という生き方

    知ったかぶりをして「動的平衡」という言葉を職場で話したのは去年の4月年度初めだった。 毎年職員が替わる学校という場にあってもそういう働きがあるのではないかと、思いつきのように語っただけだったが、結構その言葉の意味するイメージは心の中に残ったままだった。 『動的平衡~生命はなぜそこに宿るのか』(福岡伸... 続きをみる

  • 図書館での人間模様

    ボクシングの長谷川穂積、負けちゃいましたね。 今まで勝った試合は初めからちゃんと見たことなくて 今日はたまたま1Rから見てたらこの結果で 長谷川選手、並びに関係者の皆さんには申し訳なく思います。 現在放送中のドラマ原作の「新参者」を読みました。 三井峯子の殺人事件を軸にした9章仕立ての短編で 読みや... 続きをみる

  • 図書館での人間模様

    ボクシングの長谷川穂積、負けちゃいましたね。 今まで勝った試合は初めからちゃんと見たことなくて 今日はたまたま1Rから見てたらこの結果で 長谷川選手、並びに関係者の皆さんには申し訳なく思います。 現在放送中のドラマ原作の「新参者」を読みました。 三井峯子の殺人事件を軸にした9章仕立ての短編で 読みや... 続きをみる

  • 求めるもので距離が違う?

    先週読んだ『叱る技術』(上條晴夫著 学陽書房)の中の第1章「叱る技術」のトップにあるのが、「距離をとってから叱る」。 かつて、上條先生を招いてお話を聴いたとき、それから児童対象の授業をしていただいたときも、「距離感」という点が強く印象に残っている。 メモ程度であるが、こんなふうに書き残している。↓ ... 続きをみる

  • 声は鍛えられてきたか

    かなり前のことである。 地方のある首長の演説を聞いたことがあった。 低く落ちついた声で始まったその話は、徐々に(本当に知らず知らずのうちに)高く強い声になり、叫ぶような調子で締めくくりとなった。聴衆はそれにつられた様に熱い拍手を送ることになった。 はああ政治家という人種の語り方とはこんなふうなものか... 続きをみる

  • 週末読書のメモ

    金曜の夜に寝床で「この週末は読書デーにしよう」と決めた。 目標は5冊だったが、結局読了は4冊にとどまった。たまったビデオなども結構観たのでまあ仕方ないか。 『セレンディピティの時代』(茂木健一郎著 講談社文庫) 『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎著 新潮文庫) 『声の秘密』(アン・カーブ著 梶山あゆみ著... 続きをみる

  • 人脈。

    サラリーマンの癖に、私の専門分野の1つに大学教育というものがある。 通信制大学や大学での学習に関連して「学士(教育)」や「学士(社会科学)」を授与されている。また、「修士(教育学)」についても、修士論文は大学について言及している。 で・・・「出逢いの大学」という本の題名だけで、勝手に「大学での出逢い... 続きをみる

  • 雑談は雑には語れない

    少し以前に発売されたビジネス誌をみていたら「雑談力」という特集があった。 何でも「力」をつければそれなりに感ずるものだが、ビジネスの世界では雑談が好印象につながることは多いだろうし、一つの強力な武器と言えるかもしれない。 教育現場であれば、対象は同僚だったり子どもだったりするわけだが、その点を意識し... 続きをみる

  • ジョークは声にのせて

    アメリカ映画などを観ていると、腹を抱えたり身体を叩き合ったりして笑い合うシーンがよく出てくる。ジョークということなのだろうが、その意味がよくつかめずポカンとしてしまったことも結構あったなあ。 日本の映画やドラマには、めったに見られない場面でもある。そもそも実生活でそういった事はめったに起こらないだろ... 続きをみる

  • 「1Q84」 BOOK2〈7月ー9月〉

    先ほど、読み終わりました。 「BOOK1」を読み終えてから4ヶ月、間が相当空いてしまい 細かい内容を忘れてしまっていて 序盤はそれらを確認しながらだったので 読むのに時間が掛かってしまいました。 「BOOK1」を読み終えたときに これからどうなっていくんだろう、と この「BOOK2」を読むのを心待ち... 続きをみる

  • 「1Q84」 BOOK2〈7月ー9月〉

    先ほど、読み終わりました。 「BOOK1」を読み終えてから4ヶ月、間が相当空いてしまい 細かい内容を忘れてしまっていて 序盤はそれらを確認しながらだったので 読むのに時間が掛かってしまいました。 「BOOK1」を読み終えたときに これからどうなっていくんだろう、と この「BOOK2」を読むのを心待ち... 続きをみる

  • しがみつかない生き方

    という本を読みました。 結構売れているらしくて図書館も予約して半年ほど待たされました。 著者の香山リカ氏は精神科医で、テレビのコメンテーターなどにも 出演しているのでご存知の方もいらっしゃると思います。 平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」が最大の幸福で その為に方法を紹介している本で 自分が考え... 続きをみる

  • しがみつかない生き方

    という本を読みました。 結構売れているらしくて図書館も予約して半年ほど待たされました。 著者の香山リカ氏は精神科医で、テレビのコメンテーターなどにも 出演しているのでご存知の方もいらっしゃると思います。 平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」が最大の幸福で その為に方法を紹介している本で 自分が考え... 続きをみる

  • 数値化の問題と向き合う

    80年代後半に発表された深澤久氏の道徳実践「命の授業」は衝撃的だった。 追試という形で当時受け持っていた学級で行った記憶がある。 道徳に腰がひけていた自分が、ほんの一歩前へ進むきっかけを作ってくれたようにも思う。 さて、今さらながら『道徳授業言論』(日本標準)を手に入れて読んだ。2004年の刊である... 続きをみる

  • 好つごうな条件を数える

    岩波新書(黄版)の再読である。 『知力と学力』(波多野諠余夫・稲垣佳世子著)を読んだ。 1984年の発刊であるが、なかなか刺激的であった。書名からだと知力と学力の定義や違いなどが話題になっているように思うが、実はこの副題が内容となっている。 学校で何を学ぶか 日常生活における人の有能さを検証したデー... 続きをみる

  • その科学が成功を決める

    という英国の心理学者の本を読みました。 その中で気になったトピックを紹介 ・嫌なことがあったら人に話すより、日記に書く 話をすると余計に混乱を深める可能性が高いのに対して 書くことは筋道や構成があるので系統立った問題解決への 手段になるそうです。 ・面接は話の中身より好感度 実体験からすると、7割の... 続きをみる

  • その科学が成功を決める

    という英国の心理学者の本を読みました。 その中で気になったトピックを紹介 ・嫌なことがあったら人に話すより、日記に書く 話をすると余計に混乱を深める可能性が高いのに対して 書くことは筋道や構成があるので系統立った問題解決への 手段になるそうです。 ・面接は話の中身より好感度 実体験からすると、7割の... 続きをみる

  • 新しい何かを生むために

    『僕たち太陽があたらへん』(福井達雨著 柏樹社) 「止揚学園」「福井達雨」の名前は、かなり以前から知っていたが、じっくりと一冊の本を読むのは初めてだった。 読んでいて心がうきうきするような内容ではないが、著者の持つ激しい熱が伝わってきて、少し高揚感を覚え、一気に読み切ってしまった。 「知恵遅れの子の... 続きをみる

  • 充電メモ「楽しさの保障と質」

    『遺伝子学者と脳科学者の往復書簡』(村上和雄・川島隆太 くもん出版) ありそうでなかった組み合わせである。 対談をもとにこの形式での出版となったそうだ。ある程度まとまった形で論が示されるのでわかりやすい。 私たちが意識しているようで見過ごしがちな点の指摘もある。川島氏は次のように書いている。 「喜ん... 続きをみる

  • 充電メモ「覚悟と習慣」

    『返事・挨拶の上手な子に育てる10のポイント50の技術』(山中伸之著 ひまわり社) 「返事・挨拶」だけの指導に関してもこれほど内容を網羅できることは素晴らしい。 「教師自ら挨拶する」「徹底して繰りし指導する」などはよく言われていることだけれど、その内容をどれだけ細分化できるか、これは科学ということに... 続きをみる

  • 夢はいつか実現できる

    久しぶりに読み直してみた。 以前も一度書かせていただいたが「夢はいつか実現できる」という、社会人の大学・大学院への挑戦について記されている良著である。 拙ブログのブックマークに「社会人大学院生ままちの夢実現物語」とあるのが、著者のお一人である。 大変な環境にもかかわらず、多くの方々が立命館大学・大学... 続きをみる

  • その表題は思考停止を促していないか

    寺脇氏は今年も隣市の十文字映画祭に来たのだろうか、などと思いながらその本に手を伸ばしていた。 『百マス計算でバカになる』(寺脇研著 光文社) 過激なタイトルである。 「常識のウソを見抜く12講座」という副題もあり、百マス計算を取り上げたのは冒頭の1講座に過ぎないのだが、それを表題と掲げている。つまり... 続きをみる

  • 明るく元気にだけでは備わらない

    先週私用があり上京するときに、車内で読む文庫本でも思い、駅の売店で買ったのが、『遊行の門』(五木寛之著 徳間文庫)。 『大河の一滴』以降のエッセイは、どうも書いていることがワンパターンのような気がして、この頃はあまり読んでいないのだが、たまにはいいかと思い買い求めた。 目標達成、プラス思考、ポジィテ... 続きをみる

  • かくしてロボットは作られる

    本県には「高校生ボランティア」という事業があり、三学期に進路の決まった高校三年生の希望者が、母校の小学校で10日間ほど活動する。 先月、勤務校にも2人の女子生徒が来校した。 そのうちの一人の子と話をしたとき、工業大学へ進み介護用ロボットの開発に携わりたいという希望を持っていることを知った。 その時は... 続きをみる

  • 「無理」奥田英郎著

    「曲げられない女」を今見終わりましたけど 回を重ねるごとに展開に無理がそこらかしこに、 偶然多すぎるし、ラスト15分のラストスパートで次週も見てもらおうという手法が 今週はやけに目についてしまいました。 そんな風で次回予告がはじまったら何と次が最終回とのこと、 いきなりお腹が大きくなり、司法試験直前... 続きをみる

  • 「無理」奥田英郎著

    「曲げられない女」を今見終わりましたけど 回を重ねるごとに展開に無理がそこらかしこに、 偶然多すぎるし、ラスト15分のラストスパートで次週も見てもらおうという手法が 今週はやけに目についてしまいました。 そんな風で次回予告がはじまったら何と次が最終回とのこと、 いきなりお腹が大きくなり、司法試験直前... 続きをみる

  • 笑いも冷める「からくり民主」

    『からくり民主主義』(橋秀実著 新潮文庫)を読んだ。 著者の本は初めて読んだが、実に面白い。 序章の「国民の声~クレームの愉しみ」は、アシスタント・ディレクター経験者として実に生々しく描かれているが、そういう現実に埋没しなかった発想があるからこそ、この本ができたと思われる。 著者の視点は現場主義そ... 続きをみる

  • R+(レビュープラス) COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年3月号

    ミンナ(゜∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀゜)トモダーチ ↓ポチっとあればうれしいデス。 にほんブログ村 不動産投資の健美家 レビュープラスさんから献本頂きました。 今回はクーリエ・ジャポン 2010年3月号です。 看板記事は貧困大国(アメリカ)の真実。 あまり見えないアメリカの暗部がいろいろ紹介され... 続きをみる

  • 科学の特質で見る

    唐突だが、科学って何だろう。 それは辞書的に「体系的」「実証可能」といったまとめ方はできるだろうが、では教育の場でどうだろうと考えると、ずいぶん生半可な知識しか持ち合わせていない自分に気づく。 「教育科学」と名のつく雑誌を購読していたり、かつてはそういう名前の団体の会員だったりしたのに、一体どういう... 続きをみる

  • 「私」の上昇ということ

    家本芳郎先生の著した『私語・おしゃべりの教育学』(学事出版)を読んだ。1990年の発刊である。 著者が言いたいことは、あとがきに記された次のことと解してよいだろう。 私語は、撲滅するのではなく、その私語を切口に、私語の「私性」を、子どもと教師ともどもに共有できる「共有語」に上昇させていくこと、すなわ... 続きをみる

  • 平等神話を抱えたままか

    採用されて三年目だったろうか、陸上競技大会への引率を断ったときがある。出場する子どもは去年と同じであり参加するメリットは低いし、それよりは学級で授業をするべきだと考えたからである。 当時はそれが平等だと思い、そんなことばかりしていたように思う。 次の学校にいって二年目だったろうか、組合青年部の活動が... 続きをみる

  • 五感の喪失を細かく見る

    2002年に読んだ『五感生活術』(山下柚実著 文藝春秋)は印象的な新書だった。 当時、教師向けのメールマガジンに感想を書いた記憶がある。 感想を読み返してみると、「五感」というテーマをどう教育活動に生かすかという視点だったのだなあ、ということがわかる。 上述した新書のもとになっている『五感喪失』(山... 続きをみる

  • 偏愛に胸が打たれる時

    もはやタレント教授と呼んでいいのだろうか。かの齋藤孝明治大教授が爆笑レッドカーペットの審査員?の席に座っていた。 「この人と話したことあるよ」と言うと、娘が妙に羨ましがる。 といっても、講演後のサイン会で三つほど質問をしてみて、実にフレンドリーに応えていただいたという記憶なのだが…。 『くんずほぐれ... 続きをみる

  • 達人に出会い、振る舞いを反省

    『日本語は天才である』(柳瀬尚紀著 新潮文庫)を読む。 著者は紛れもなく日本語の達人、名人といっていいのだと思う。 翻訳家として有名であるそうだが、それ以上に本書のテーマ「天才である日本語」を縦横無尽に使いこなしているということが何よりの証明ではないか。 この書で、たくさんの知らなかった言葉に出会っ... 続きをみる

  • 哲学は、逆境を救う、か

    『稲盛和夫の哲学』(PHP文庫)を再読する。 週刊誌などでは例のJALのことで様々な話題が取り沙汰されるが、経営の第一線を退いたとはいえ、やはりその影響力の強さは甚大なのだろう。 著者は、老師より「あなたは、得度して実社会で社会のために貢献していくことが仏の道でありましょう」という言葉をいただいたと... 続きをみる

  • 相変わらず学習できない自分

    中谷彰宏といえば、いわゆるビジネス・自己啓発系書物の書き手としてはかなり有名だが、あまり読んだ記憶がない。 今回、自称「整理下手の整理本好き」にふさわしい本?『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)に目を通してみた。 いや、さすがのベストセラー作家。内容をぐっと絞り込み、ずばりと斬り込み読... 続きをみる

  • 作家のディテールはそこにあったか

    趣味と尋ねられれば、今なら「読書」と答えることはできるが、若い頃はそうではなかった。 まして小説などはあまり手をつけなかったし、かなり限定された作者しか読まなかった。それが今では人並みに人気作家と呼ばれる人の著書にも手を伸ばすようになり、いくらか読めるようになってきたのかもしれない。 小山薫堂。 『... 続きをみる

  • 三冊の再読メモ

    最近再読した三冊の一言感想メモを記しておきたい。 『平成の校長学 学校バッシングとどう向き合うか』(向山行雄著 明治図書) 2003年の著書である。現在、全国の校長会会長として精力的な活動を行っている。 読みなおして改めて見えてくることがいくつもある。ただ個別の事項はさておき、読み終えるとやはりロマ... 続きをみる

  • 遅読『唯脳論』

    遅読シリーズ?である。 「唯脳論とはなにか」という章を読む。 まず本題が書かれている。 ヒトの活動を、脳とよばれる器官の法則性という観点から、全般的に眺めようとする立場を、唯脳論と呼ぼう。 唯脳論というのは「立場」である。 この場合の立場とは「見地。観点。考え方」ということである。これは唯物論でも唯... 続きをみる

  • 書くことで乗り越える

    次の二冊を再読した。 『日記力 「日記」を書く生活のすすめ』(阿久悠著 講談社+α新書) 『頭より先に手が動く! メモの技術』(坂戸健司著 すばる舎) 特に意識したわけではないが、「書く」という並びになった。 趣きの異なる二冊ではあるが、読み終わってみていくつか共通する考え方があることがわかる。 ど... 続きをみる

  • 暴走老人、一歩手前

    『暴走老人!』(藤原智美著 文春文庫)が面白かった。 何気なくしていると思っていたことの背景をあぶり出してみせる…この作家の真骨頂が発揮されていると感じた著書だ。 いくつもそうした事柄があったが、特にああそうかと思わされたのは次の箇所である。 「待つ」から「待たされる」へシフト 日常は「待つこと」で... 続きをみる

  • R+(レビュープラス) COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年2月号

    ミンナ(゜∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀゜)トモダーチ ↓ポチっとあればうれしいデス。 にほんブログ村 不動産投資の健美家 レビュープラスさんから献本頂きました。 今回はクーリエ・ジャポン 2010年2月号です。 この手の雑誌は難しいので手に取ることも無く、 現在に至るのですが、せっかく献本してもら... 続きをみる

  • 逸らさないから鍛えられる

    再読、『悪人正機』(吉本隆明、糸井重里著 新潮文庫) この本は2004年に読んでいる。残念ながら感想等は残していない。一覧におススメというチェックはしているが、結構その時も難儀して読んだだろうなあと思う。 糸井が発した?「○○ってなんだ?」という問いに、吉本が答えている形の内容である。○○は「生きる... 続きをみる

  • ネットという巨大居酒屋

    ネットは暇つぶしの場であり、人々が自由に雑談をする場所である。放課後の教室や居酒屋のような場所である。 『ウェブはバカと暇人のもの』(中川淳一郎著 光文社新書) この本を読んで、実に言い得ているなあと感ずる箇所である。 とてつもなく巨大な居酒屋に、様々な人々が行き交っている。 大きなテーブルがあり、... 続きをみる

  • せめて肉声、直筆にきちんと向き合う

    『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』(小山鉄郎著 新潮文庫)からもう一つ。 漢字についていくつか自分でも実践してきたが、よりどころは藤堂明保編集の辞典、それをもとにしたテキストだった。 その時点ではあまり考えなかった奥深さを今感じている。 たとえば「目をめぐる漢字」と題された項である。 「相」は当然「... 続きをみる

  • 表現や伝達は、言と語で

    『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』(小山鉄郎著 新潮文庫)を読んだ。 『常用字解』は手元においてあるので、いくらかの予備知識は持っているが、ある程度まとまった形を読むのもまた楽しい。 漢字のでき方以外にも興味深いなあと感じた箇所がいくつかあるが、ここはへえっふむふむとなった。「言」の項である。 一般... 続きをみる

  • 一国民の覚悟

    1月号だから昨年に発刊されたものだろう。雑誌『新潮45』を手にとった。 背表紙にあった「新春特別対談 養老孟司VS内田樹」に惹かれたのだが、表紙を見ると「333号記念特大号」と赤字で打たれていた。 その下には「日本の行く末」と大きく書かれ、「佐伯啓思」という名前がある。 京都大学の教授という肩書きが... 続きをみる

  • 「型」が目指す「かたち」

    『素読のススメ』(岡本紋弥著 PHP文庫) 再読の2冊目である。 平成14年の発刊であり、当時ベストセラーとなっていた『声に出して読みたい日本語』に肖る出版といったら著者に失礼になるが、著者が以前から何度か企画を持ち込んでいたものが、そのブームによって日の目をみたのは確かなようである。 『声に出して... 続きをみる

  • 昭和の本から再読を始める

    年末から恒例のように本の整理をしたのだが、結局「整理」には行き着かず「移動」になってしまった。この顛末ももはや恒例と言えるのだが…。 こういう挫折の原因の一つは、途中で立ち読みをすることにある。 書棚に寄りかかったままペラペラと書物や文集などをめくってしまい、いったいどのくらい時間を浪費していること... 続きをみる

  • 過剰さ、執着の表現は

    年を跨いでの読了となった二冊目は、 『編集者という病い』(見城徹著 集英社文庫)である。 かなり以前のことだが、たまたま見たNHKの「課外授業」で強烈に印象付けられ、それ以来常に気にかかる存在であり続けている。 番組を見た時、それから番組の記録が出版されて読んだ時、その言葉遣いにある教育界の実践家と... 続きをみる

  • 「質問箱」から取り出す目標

    『谷川俊太郎質問箱』(東京糸井重里事務所)を結局去年のうちに読みきれず、年明けの読了となった。 「ほぼ日」のサイトで一度覗いたときはあったが、再構成されて出版されたようだ。 様々な質問に対して谷川俊太郎が答えていくわけだが、もちろん普通の人生相談のような答え方をかの詩人がしているわけではない。 質問... 続きをみる

  • 変容できたかを常に問う

    何百回もその言葉を目にしている。 何度も何度もその言葉を直接聞いている。 はてには、受け売りとしてその言葉を語り、引用してきた。 それでもなおかつ、本質をとらえていなかったというべきか。 向上的変容 野口芳宏先生が発する代表的なキーワードの一つである。 『教師の作法 指導』(野口芳宏著 さくら社)に... 続きをみる

  • 面倒くさがらずに、と諭される

    『日本辺境論』(内田樹著 新潮新書)は、読みどころ満載であった。もう一度、少し時期を置いて読み直してみようと思うほどだ。 日本が辺境であるという論の根拠は数々挙げられているが、あっと思ったのは「日本」という国の名づけである。 それが「日ノ本」「日出ヅル処」から来ている程度の知識はあったが、この一言に... 続きをみる

  • 今年最後の小説~ゼロ

    『永遠の0』(百田尚樹著 講談社文庫) 第四章が「ラバウル」となっていて、そこを読んでいるとき頭の中でなぜか「♪さらば、ラバウルよ。また来るまでは~」という歌が繰り返し思い出された。 きっと幼い頃に家の誰かが唄っていたということだろうと思う。 気になって検索してみたら、こんなページがあり、ここではそ... 続きをみる

  • 今年中に読んでおきたい本

    今年もあと一週間。 読書100冊は達成できそうだが、振り返っていつも質はいかほどのものかと反省することも多い。 今、手元にある文庫本二つの他に、三冊ぐらいは今年の締めとして読みきっておきたい。 前から注目しているが、まだ購入していない本を即注文することにする。 著者からしても、書評を読んでも、まず外... 続きをみる

  • その準備で充たされる身体

    やっぱり上手だな、と思う。 伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』(新潮文庫) 洒脱な会話とか気の利いた警句、緻密な構成などということばが伊坂作品を形容するコピーになっているがまさにその通り。今回も面白く読めた。 4編の中編集?という分野らしいが、どれもそれなりの味がある。 まあ、標題になっている「フィ... 続きをみる

  • 関心がないという関心

    ある著名な女流作家が、新刊小説についてのインタビューにこんなふうに答えたと自ら書いている。 「わたしが、女子アナを書きたい、と思ったわけじゃないんですよ。世の中には様々な職業がありますが、関心がない職業ベスト5にはいるぐらいだったんじゃないですかね、女子アナという職業は。(以下略)」 初め読んだ時は... 続きをみる

  • 新しさを掘り進む

    『優しい子よ』(大崎善生著 ポプラ文庫) 『傘の自由化は可能か』というエッセイ集の中に書かれた箇所を読んだだけでも心動かされたある少年の話が、私小説という形で収められたのがこの本である。 さらに、著者と交流のあった名プロデューサーの病、死、そしてその後の取材を巡る出来事と心象が、もう一つの内容といっ... 続きをみる

  • 「Another」綾辻行人

    4連休の2日目、今日は地元の温泉に行ってきました。 大体ひと月に一回行ってます。 ここではいつも昼に天丼セットを頼みます。 海老天、白身魚、茄子、いんげんが入ったミニ天丼に 野菜サラダ、茶碗蒸し、味噌汁、お漬物がセットになっていて 値段も720円とそんなに高くなく、味もすこぶる美味しいです。 普段は... 続きをみる

  • 「Another」綾辻行人

    4連休の2日目、今日は地元の温泉に行ってきました。 大体ひと月に一回行ってます。 ここではいつも昼に天丼セットを頼みます。 海老天、白身魚、茄子、いんげんが入ったミニ天丼に 野菜サラダ、茶碗蒸し、味噌汁、お漬物がセットになっていて 値段も720円とそんなに高くなく、味もすこぶる美味しいです。 普段は... 続きをみる

  • 傘の自由化が語りかけること

    愛読誌であったマガジンハウスの『ダカーポ』が廃刊?になってからどのくらい経つのだろう。 真っ先に読むのが、大崎善生の日記風エッセイだった。そのユルイ日常の描き方がたまらなく自分にフィットしたなあと思い出せる。 その当時書かれたと思われるエッセイが集められたのが、この本だった。 『傘の自由化は可能か』... 続きをみる

  • 『唯脳論』も読め…

    発刊から20年、もはや古典と言っていい?名著である。理解力の乏しさ、根気の無さから逃げ出していたが、せめてこのぐらいは読み通したいと思った。今年の最後の課題としよう。 「はじめに」に目を通す。やはり難しい。 現代とは、要するに脳の時代である。 この比喩的表現が結論と言えるのだろうが、それがどう噛み砕... 続きをみる

  • 「1Q84」 BOOK1〈4月ー6月〉

    7月に図書館に予約していた「1Q84」をやっと借りれて読みました。 500ページ以上あって初めは貸し出し期限までに読めるか不安でしたが 案外余裕で読みきりました。 というのも前作の「海辺のカフカ」があまり面白くなくて 先のこの本を読んだ会社の人もよく分からないと言っていたこともあり ちょっと覚悟して... 続きをみる

  • 「1Q84」 BOOK1〈4月ー6月〉

    7月に図書館に予約していた「1Q84」をやっと借りれて読みました。 500ページ以上あって初めは貸し出し期限までに読めるか不安でしたが 案外余裕で読みきりました。 というのも前作の「海辺のカフカ」があまり面白くなくて 先のこの本を読んだ会社の人もよく分からないと言っていたこともあり ちょっと覚悟して... 続きをみる

  • カレー、おごれよの衝撃

    同年代人として注目している宮沢章夫の演劇をいつかは観てみたいという願いがあるのだが、なかなか実現しない。まあこういう人は他にもたくさんいるのだけれど…。 それはともかく 「『資本論』も読む」(宮沢章夫著 幻冬舎文庫)を読んだ。 まず最初に、高校生の頃に「資本論を読みたい」と友人らと共に挑戦したことに... 続きをみる

  • 「いのち」は名付けを嫌う

    母たる万智ちゃんの姿が見える『プーさんの鼻』(俵万智著 文春文庫)に、次の歌がある。 とりかえしのつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ 解説でこの歌を取り上げた穂村弘もまた、こう書く。 とりかえしのつかない「名付け」によって、この世界に新たな時間が流れだして 名付けの素晴らしさは畏れと... 続きをみる

  • 結果的ポエムは自らの妄想

    行きつけの書店から、毎月出版社からのPR誌を数冊いただく。その中でも『波』(新潮社)と『ちくま』は特に愛読している。 『ちくま』の楽しみはなんといっても、穂村弘の「絶叫委員会」という連載である。これがなんと最終回と銘うってある。 ああ残念。45回なので約4年か…などと思いながら本文に目を通すと、最終... 続きをみる

  • 小説の年代を駆け巡って

    ここ一週間ほどで読んだ小説の印象を書き留めておきたい。 「魔王」(伊坂幸太郎著) 面白かった。娯楽、エンターテイメントといった分類もできるだろうが、その中にも知的な要素を取り入れてみせるあたり、さすがの流行作家だと思う。 第一部の主人公である兄のパソコン端末が突然使われなくなる件や、第二部で弟が語る... 続きをみる

  • 「愛」という言葉をお勧めします

    結構前に買ってあったのだが、きちんと読んでいなかった『子どもがグーンと賢くなる 面白小話・国語編』(二瓶弘行編 明治図書)を読みとおしてみた。 「授業でそのまま使える」が売り文句なのだが、どうだろう。ちょっと批判的な目で全体をみてみる。 ①字が小さくて読みづらい(自分の眼のせい?) ②1ページに詰め... 続きをみる

  • 正義と彩

    『七夕しぐれ』(熊谷達也著 光文社文庫)を読む。 作者の自伝的小説なのかなと思うが、仮にそうではないにしろ小学生であった時代の独白の多くは、作者自身の部分も多いと予想した。何度も出てくるそういった記述がややうっとうしいように感じたが、ストーリーそのものは面白いし、舞台が仙台であるという要素は私には大... 続きをみる

  • 湊かなえ「贖罪」

    今日夢で、ドリカムのボーカルが仲間由紀恵になっていたにも関わらず それを受け入れてしまった困りもんです。 目とか顔のおおまかな感じは似ているけど、それにしてもねぇ~ 中村さんの他にもう一人メンバーがいましたが それが誰かは全く憶えていません。 だからといって別に自分が贖罪したいわけではありません。 ... 続きをみる

  • 湊かなえ「贖罪」

    今日夢で、ドリカムのボーカルが仲間由紀恵になっていたにも関わらず それを受け入れてしまった困りもんです。 目とか顔のおおまかな感じは似ているけど、それにしてもねぇ~ 中村さんの他にもう一人メンバーがいましたが それが誰かは全く憶えていません。 だからといって別に自分が贖罪したいわけではありません。 ... 続きをみる

  • 川上未映子「ヘヴン」

    川上未映子は作家では今まで自分が見てきた中で 一番美形だと思います。 印象が椎名林檎とどうしてもかぶります。 でもこの小説は別にそれとダブるようなことはありませんでした。 大まかに言うと中学校の「いじめ」の話です。 物語の全編を通して陰惨ないじめのシーンが幾度となく登場します。 この部分が全く受け付... 続きをみる

  • 川上未映子「ヘヴン」

    川上未映子は作家では今まで自分が見てきた中で 一番美形だと思います。 印象が椎名林檎とどうしてもかぶります。 でもこの小説は別にそれとダブるようなことはありませんでした。 大まかに言うと中学校の「いじめ」の話です。 物語の全編を通して陰惨ないじめのシーンが幾度となく登場します。 この部分が全く受け付... 続きをみる

  • 少し寂しい読後感

    熊谷達也の『新参教師』(徳間書店)を読んだ。 結構長い教職歴を持つ熊谷がどんなふうに書くのだろう。かなり興味があった。 帯に書かれているこの言葉。 学校の常識は世間の非常識ってホント? 確かにその通りと断言できることはいくつかあるが、そう言いながらどの範囲が「世間」かという気もするし、それよりも教育... 続きをみる

  • 100歳の詩人の誕生日

    今日は、詩人まど・みちおの誕生日だそうである。 しかも、100歳。 理論社の『まど・みちお全詩集』はおそらく一番開く頻度の多い詩集だと思う。教材として、掲示用の紹介詩として、ずいぶんとページをめくった。 まどさんの『いわずにおれない』という文庫本を再読する。 数年前に出された本なので、以前にも感想は... 続きをみる

  • ユーモア、品位、人間観察

    再読シリーズの三冊目は『なんとユーモア』(高橋俊三著 文教書院)をとってみた。 これは、実に高橋先生らしい本だと改めて思う。あのにこやかな口調が聴こえてくる内容だ。 ユーモアの実例が豊富であるが、それだからこそ平凡な言葉で語られる原則がずしりと響く。 要は、相手の心に、明るく、あたたかく届くこと。P... 続きをみる

  • 整理は質的な変化を求める

    『思考の整理学』(ちくま文庫)が書店で平積みされていたのは、夏頃だったと思う。 へえーっ80年代に発刊されたこの文庫が今何のブームなのか、と思ったら、学生の間で売れているとのこと。個人的にも外山氏のエッセイなどは好きな方なので、もう一度書棚から取り出して再読することにした。 改めて読むと、なるほど学... 続きをみる

  • 掘り進んでいく楽しみ

    再読シリーズである。 『無所属の時間で生きる』(城山三郎著 朝日新聞社)を出張に向かう電車の中で読んだ。 こんなエッセイを書きたいと思った。 こんなエッセイを書きたいと、ずっと思ってきた。 人物を追っていく、心に残る場面や言葉を取り上げて、自分の考えや思いを綴る形に、憧れがあるのだろう。 そういう内... 続きをみる

  • 喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな

    一昨日の一青さんのイベントでリクエストコーナーがあって 今日当然、そういえば「冬めく」があったじゃん、って降ってわいて来ました。 というかFC限定で披露するには格好の条件が揃っていて この曲を歌う為のコーナーであったと今更ながら思いました。 まぁ当らなかったので後悔も少ないのですが あの場で思いつか... 続きをみる

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