読書のムラゴンブログ

  • 目的地へ行くための目標値

    かつて「必達目標」を掲げる学校経営に取り組んだ吉永順一氏はこう書いた。 数字の良さは解釈が一つしかないことである。 目標に数値を入れて文章化する難しさはあるが、同時に経営や実践の評価として大きな有効性を示していると私はとらえた。 いくつかアプローチを試みているが、正直徹底できていないもどかしさを感じ... 続きをみる

  • 大人の出番という難問

    「子供の挑戦 大人の出番」(野口芳宏著 モラロジー研究所)を読んだ。 23の小話は、どれも学校や子どもに関わる日常の風景を描いている。いくつか野口先生の著書で読んだ内容も含まれているが基本的には書き下ろしの形で機関誌に掲載されたものだ。 結論が明示されているものが多いとはいえないが、将来を暗示してい... 続きをみる

  • 未知を読む、未知に気づく

    学校がすることのうちでもっとも重要な一つは、この未知を読む能力を育てることだ 『読みの整理学』(外山滋比古著 ちくま文庫) この本によると未知を読む「ベーター読み」の力。それを育てることが学校の使命の一つとなる。 では、その実現のために何が必要と言えるだろう。 一つは、語いを増やしていくこと。ある程... 続きをみる

  • 赤めだかの存在感

    『赤めだか』(立川談春著 扶桑社)を読んだ。 恰好よさが際立つ随筆だ。 談春の青春記ともいうべき内容は、もちろん貧乏あり煩悩あり挫折ありなのだが、それでもなお自分の心に強く問いかける姿が実に眩しい。 噺家の自伝的な書きものはあまり読んだことはないが、文句なく面白い。 特に、師匠立川談志の言葉は立ちあ... 続きをみる

  • とりあえず30冊!

    部屋を見回すと、やけにたくさん本があることに気がつく。 いったい、本は何冊あるのだろうか? 同じような言葉が並ぶ。「キャリア」「人材」「組織」「生涯学習」「貿易」「カウンセリング」「メンタルヘルス」等々・・・ 私のポリシーとして、基礎知識を得るためには、その分野の本を、手当たり次第に、とりあえず読書... 続きをみる

  • 意図的教育の拡散

    学校が純粋な教育だけの機能(単独機能)から、生徒指導、食育等と「学校の生活化」が進行したからである。つまり、「学校の生活化」し、「社会が教育化」しているわけである。 森隆夫『悠+』7月号(ぎょうせい) 「生活化」という言葉は、現実として「教育目的」が増大していることを示している。 そして、「無意図的... 続きをみる

  • 30代未婚男

    研究しているテーマが「人」なので、リクルートワークス研究所の大久保氏の著作は読むようにしている。 昨日読んだ本は、一風変わっている本で「30代未婚男」という本だ。 この本によれば、20代前半では「できちゃた婚」が63.3%、20代後半でも22.9%とされている。 「やまとなでしこ」なんて言葉は、過去... 続きをみる

  • 生きる力の中身としての批判力

    「批判力」(批判的思考力・批判的理解力・読解力)を軽視ないし無視しておいて、いくら「生きる力」と言っても虚しい。「自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断」することを奨励しても、中身は虚ろである。 『文章吟味力を鍛える』(阿部昇著 明治図書) 学習指導要領には「批判」「批判力」という言葉は... 続きをみる

  • 山も半分、人も半分…

    「山は半分殺してちょうどいい…」 『相剋の森』(熊谷達也著 集英社文庫)のキーワードとなる言葉である。 名作!『邂逅の森』と同様にマタギを取り上げた作品であるが、舞台が現代であり、主人公が女性ジャーナリストという設定もあってか、その主張はかなりわかりやすかったと思う。 安易に「自然との共生」といった... 続きをみる

  • 教室で使ってみたい侍言葉

    コンビニの雑誌が並んでいる棚に、ちょっと目を引く題名の新書があった。 『日常生活で使ってみたい「侍」の日本語』(市川スガノ著 日本文芸社) 「武士の言葉を現代に応用した実戦会話術」というコピーも表紙にあるが、まさか実際に使えるわけではないだろうが、面白そうな企画ではないか、笑えるはず…と休日読書用と... 続きをみる

  • 軽い・・・

    私が生活するマンションには図書室がある。 本がたくさん置いてあるので、何冊か借りて電車のなかで読んでみた。 「石田衣良」と「綿矢りさ」。う~ん軽い。軽すぎる。中央線で国分寺から新宿までで、2冊とも読めてしまった。 書いてある内容は、まあ、似通ったものだった。恋愛だの青春だの・・・そんな感じ。この手の... 続きをみる

  • 見事な国の人間の精度

    6月14日の地震からちょうど一か月。 雑誌を見ていたら、こんな文章が目に入った。 山根一眞氏が、その地震発生からの四日間について調べたことをもとに「日本の地震対応力」について書いたものだ。 そして、結論。日本は凄い国だ。見事な国だ。 地震発生時における国や官庁の動きを評価して、山根氏はそう言い切った... 続きをみる

  • 新鮮な、ジレンマ、あるよなあ

    ジレンマ――これは、社会制度や業務の処置の仕方などすべてが、きめ細かく法規やマニュアルなどで決められている現代社会において、専門的職業人が仕事の進め方に柔軟性を取り戻すための、重要な指標となるキーワードではなかろうか。 柳田邦男『壊れる日本人』(新潮文庫) 鳥取市にホスピスを開いている医師のエッセイ... 続きをみる

  • やっと200冊・・・

    今年読んだ本の冊数がやっと200冊となった。 過去最低の遅い水準か? 電車に乗っている時間が長くなったので、読書のペースは上がるかと思ったが、図書館が遠く、転居してから一度も行っていないことが足を引っ張っている。 読んでいる本も、通勤カバンを重くしないように「文庫本」「新書本」が中心となっているため... 続きをみる

  • オオカミなんか…

    休日にテレビを見ていたら、あの旭山動物園の話題が取り上げられていた。 今度の新施設は「オオカミの森」とのこと。 偶然、その日の朝に読み始めていたのが『漂泊の牙』(熊谷達也著 集英社文庫)だった。 テレビに映るなんとなく貧相な狼の姿を見ると、いくら「行動展示」と言われてもそれは野生とはよべない行動しか... 続きをみる

  • # 読書
  • 嫌いな経理の本も・・・

    購入しました。。。

  • ビジネスキャリアの本も・・・

    この本だけで3,100円+税となっています。。。 しかし、私、営業1級の資格保有者なのですが・・・

  • 更に、こんな本も・・・

    買いました!

  • 一万円!

    国分寺の紀伊国屋で本を買った。 4冊で、ほぼ1万円。高いのか、安いのかよくわからぬ。私の好きな逸話にエジソンの話がある。 エジソンは、欲しい本があると、晩御飯を買うためのお金を使ってまで買ってしまったそうだ・・・・私は晩御飯を食べるけど、本については、ケチケチしない。 本って、先達の貴重な知恵が、わ... 続きをみる

  • 自然に対するために

    少し長い時間を列車で過ごすことになったので、文庫本を3冊ほどバッグに入れた。 最近、熊谷達也の著書を続けて読んでいて、今回も代表作の一つらしい『ウェンカムイの爪』(集英社文庫)をその中の一つとした。 主人公吉本とヒグマの遭遇から始まる冒頭場面が、なんとも迫力がありぐいぐい引き込まれた。 以前読んだ『... 続きをみる

  • 言葉の敗北を

    『友だち地獄』をめくり直してみる。 この本に書かれてある現象や分析を読むにつれ、次の一節の重さがずしんと響く。 言葉によって作り上げられた思想や信条が、時間をこえて安定的に持続しうるのに対して、自らの生理的な感覚や内発的な衝動は、いまこの一瞬にしか成立しえず、まったく刹那的なものである。 それゆえ、... 続きをみる

  • 生きづらさと向き合う

    『友だち地獄』(ちくま新書 土井隆義著) なるほど、と納得する文章が非常に多かった新書である。 若い世代の生態と背景を見事にえぐり出している好著だと思う。 そして、実は一番深く頷いたのは「おわりに」で著者が記した次の言葉だった。 私自身にしても、本書で述べてきた若者のメンタリティの半分は、自分にも当... 続きをみる

  • 資源の見きわめ、与え方

    物品に限らず、情報や人脈など、相手が欲しい「資源」を与えられる態勢を常に取っておくこと。それが影響力を生む。 日経ビジネスアソシエ(08.06.17) 学校での授業や生活で教師が子どもに影響力を持つのは、つまりはこういうだなと今更ながらに思う。 そして資源の与え方こそが教育という見方もできるのだろう... 続きをみる

  • 話をモマス場所

    学校というところは、意見を言うことが本質的に持っている危険性を子どもたちが経験を通して学んでいく場所です。 北川達夫 『ニッポンには対話がない』(三省堂) 「危険性を学ぶ」と考えた場合、そもそも意見とは危険性を孕むという認識を私たちが持っているかどうかである。 漢語で書くと何か仰々しい気がするが、要... 続きをみる

  • 表現と表出の場の逆転

    親密圏における子どもたちのふるまいが「素の自分の表出」から「装った自分の表現」へとシフトしているのに対して、公共圏のそれは「装った自分の表現」から「素の自分の表出」へと逆にシフトしているのです。 『「個性」を煽られる子どもたち』(土井隆義 岩波ブックレット) 修学旅行引率中に、電車の中で見かけた女子... 続きをみる

  • 好きな大人の条件

    良い教育を成り立たせるための条件は、子どもたちにとって「好きな大人」がいることです。学校でも塾でも地域にでも「好きな大人」がいれば、大人を信頼することができる 角田明『人は人により人になる』(MOKU出版) では、子どもが大人を好きになるためにはどんなことが必要か。 やさしさであったり、話しやすさで... 続きをみる

  • 可能性の表現としての言語

    われわれは現実に生きるしかない。この現実の中で、空気振動やインクの染みや塩化ビニールの塊を適当に操りながら、さまざまな可能性を表現するのである。 野矢茂樹 『本』(2008.5 講談社) 「語りえぬものを語る」という題の連載に、少しハマッテいる。難解な部分もあるのだが、それをまた繰り返し読んでいると... 続きをみる

  • 境界の外へ通用するレベル

    相手に、少なくても「この人の主張に賛成できないが、この人なりに真剣に考えたメッセージであることは確かだな」と伝わるレベルのものがなければ、境界の外には通用しない。 寺島実郎 『PRESIDENT 2008.6.16』(プレジデント社) 最初は単なる興味であったり怒りであったりするものが、熱意となった... 続きをみる

  • 素晴らしい教育は

    教育とは、政治や経済の諸事情から超越すべきものである。人々がボロをまとい、ひもじい思いをしようと、子供たちだけには素晴らしい教育を与える、というのが誇り高い国家の覚悟と思う。 『この国のけじめ』(藤原正彦著 文春文庫) ボロをまとうこともなく、ひもじい思いもすることがないという現状が問題なのか。 そ... 続きをみる

  • やさしさとたくましさの同居

    「優劣をつけないための懸命な教育的配慮」は無駄な努力である。ここからは子どもが育つうえで有益なものは生まれない。 『人は人によりて人になる』(角田明著 MOKU出版) 長い間、頭にこびりついているかつての同僚の言葉がある。 「人は生まれながらにして差別されている。学校は、その差別を狭めようとする場所... 続きをみる

  • 邂逅できる場

    「俺は、何も法律のことば語っているんでねえ。人間が作った法律よりも先にある、自然の掟のことば語っているのしゃ」 『邂逅の森』(熊谷達也 文春文庫) 数年前の直木賞作品であるこの小説を、休日に都会へ向かう列車の中で読み入った。 生身の人間の息遣いにあふれている作品だと感じた。「マタギ」の世界を通して、... 続きをみる

  • 同じ内容を別の表現で

    同じ内容を別の表現で行う訓練をつんでおくと、言いづらい問題を指摘することに応用可能となる。 佐藤 優『プレジデント』(2008.6.2号) 「『ワルの殺し文句』辞典」というなんとも、あの佐藤優にふさわしい?タイトルであるが、実に楽しく読めた。 人心掌握術という意味合いで書かれたものだろうが、単純なコ... 続きをみる

  • 道徳のチカラ

    道徳授業によって、教室は、安心して自分の経験を語れる居心地のいい場所になっていく。それが、道徳のチカラである。友達の発言を聞いて「退屈だ」などと感じる子を育ててはならない 佐藤幸司『道徳教育改革 第6号』(道徳教育改革集団) 道徳授業を行う学級担任の目指すべき姿が書かれてある。 子どもにとって「居心... 続きをみる

  • 規範意識を持ち出す人

    「子どもの規範意識低下」は、教育基本法がらみの嘘のなかでもっとも許せない大嘘です。この嘘を、子どもたち自身が信じてしまっているからです 池田香代子『黙っていられない』(池田香代子・鎌田實 マガジンハウス) 規範意識の低下や上昇を何で測るかと問われれば、答に窮する。 確かにアンケートなどによる調査もあ... 続きをみる

  • 線の可動範囲

    統治教育とサービス教育のあいだに明確な線は引けないにせよ、原理的に異なる二つの教育が現在の制度のなかに組み込まれていることを忘れてはならない 『文明としての教育』(山崎正和著 新潮新書) バランスをとりながら義務教育を進めていくことは非常に困難なことだと思う。 その地域や学校における個別の姿を作り出... 続きをみる

  • ねばり強い子は幻想か

    『「捨てる力」がストレスに勝つ』(斎藤茂太著 集英社文庫) の冒頭に、エジソンの6000回の失敗例を挙げてこんなことを書かれている。 ねばり強さというのは、試練に「耐える力」から生まれるものではない。・・・(略)・・・・ねばり強さのヒケツは「気にしない力」「捨てる力」にある。 確かに…。そういう見方... 続きをみる

  • 徒手空拳の強さ

    徒手空拳の強さ 『懐郷』(熊谷達也著 新潮文庫) 昭和30年代を生きた男女が主人公になっている短編集である。 奇抜なストーリーや大袈裟な事件などを扱っているわけではないが、妙に心に沁みる物語ばかりである。 東北が舞台になっているものが多いせいもあるだろう。ノスタルジーというのではないが、その時代の背... 続きをみる

  • コテコテ!

    通天閣って、昔、吉本が所有していたってご存知? そのほかにも「吉兆」の話(よかったときの話)も、ちょこっと載っています。 電車の歴史については、なかなか、よかったのではないかしら。近鉄と南海が一時期、一の会社だったっていうのも知っている人は知っていると思う。知らない人には驚きだろうな・・・ それはそ... 続きをみる

  • 自分が滲み出る言葉

    また先生は、 「自分の字は一生書かなくていい。すぐれた手本に学び続けていく心がけが肝心だ」 ともおっしゃっていました。 野口芳宏 『野口流 授業の作法』(学陽書房) 野口先生の書道の師のあたる方の言葉である。 そうした対象には生半可な気持ちではめぐり合えないだろうし、また一つのことを究めようとする者... 続きをみる

  • 要約と思考習慣

    複数の場合、お互いの要約の違う点が論点となる。批判的思考をせざるを得ない。 一人の場合でも、要約で蓄積されているものとの比較で批判的思考をせざるを得ない。 大森修『国語教育 2008.5』(明治図書) 批判的思考のもとは、確かに要約力である。 同時に「何が違うか」「何が問われているか」という「頭の向... 続きをみる

  • 非言語的表現が使える場

    言語の表現も理解も十分にできない子どもは、非言語的表現を多用し、また大人の表現から非言語的メッセージを読み取ることが得意である。 平木典子『児童心理 2008.5』(金子書房) 非言語的表現が一番使えるのは、対面するときであることは言うまでもない。 そうすれば「思い」を伝えたいときに、文字言語はそれ... 続きをみる

  • 艫綱の解かれる日

    艫綱(ともづな) 蠱惑(こわく) 馥郁(ふくいく) 霧笛荘夜話(浅田次郎著 角川文庫)に出てきた言葉だ。今までお目にかかっていない気がする。「ふくいく」は知っていたが漢字としては初対面だ。 ふと、中島みゆきの『命の別名』という歌の冒頭が思い出される。 ♪知らない言葉を覚えるたびに 僕らは大人に近くな... 続きをみる

  • 分析批評は感動に始まる

    分析批評は、感動に始まって、やがて冷静な論理的思考に終わる学習を目指している。 井関義久 『国語教育2008.5』(明治図書) 「分析批評」には遠い位置にある言葉だと思っていた「感動」。 こんなふうに言い切られると、少し「感動」する。 その表現の素を挙げてみれば、分析批評、感動、論理的思考という三つ... 続きをみる

  • 去り際の背中に

    生徒や部下が自分の背中を見ていることに自覚的な人は、あまり多くないと思う。同じように、授業や会議でどんな立派な言葉を並べても、去り際の背中にそれが見られなければ、結局は何の説得力もないことになる。 山辻哲雄『早朝座禅』(祥伝社新書) 言葉や面と向かっての表情の重要性は言うまでもないことだが、それらを... 続きをみる

  • もっと細かにもっと疑って

    僕たちが食事をするように、あるいは楽しみで何かのメディアに触れるように、表現されている何かを見たときに感じる共感的な意味での感動の精度はとても低くて、自分に関係のあることがそこで行われていれば人は感動するよ。だけど、その精度や価値を疑うこともやっぱり必要で。 穂村 弘(『新刊展望』5月号より) 「自... 続きをみる

  • ウェットな資本主義社会

    そういう社会の細部を支える、温かなネットワークについては、ぜんぜんアメリカの真似をせずに、ドライな競争主義だけを導入しようとしたことで、この十年間、日本は冷たい資本主義社会になってきたと思うのです。 鎌田 實 (『いのちとは何か 別冊宝島1505』) 後戻りできない社会構造のなかで、嘆いたり投げ出し... 続きをみる

  • 中央線なヒト!

    中央線の国分人になって、はや、20日・・・ 「通勤」は「痛勤」なれど、この街自体は、かなり気に入っている。というより、愛しているといってもいいくらいだ。 ・奈良の「法華寺」から、「国分寺」へと「寺」から「寺」へ移り住めたこと。 ・「牛丼」だけでなく「スタ丼」の店があること。 ・放送大学や学位授与機構... 続きをみる

  • 切実さを持って考え直す

    子どもたちの作文の中の『しかし』だとか『けれども』だとか『が』とか『でも』というような、思考や生き方に屈折を与えて考え直すことばが、急速に衰弱してきているように思われることを実際の作文や、子どもたちの行動のあり方の例を挙げて会員の皆さんに訴えたのを思い出す。 『いのちの根を育てる学力』(東井義雄著 ... 続きをみる

  • 汲み取り、伝える

    辛いときに心の支えになってくれた言葉にいくつか出会っています。それらに共通していたのは、私を変えるために発せられた言葉ではなく、私を理解していることを伝える言葉だということでした。 山田ズーニー(『PHP2008.3月臨時号』より) ここにいわゆる生徒指導の原則がある。 私たちは子どもを変えようと多... 続きをみる

  • 諦めの教育

    「確かめられる」価値についてばかり重要視していると、 「確かめられる」ところだけ取り繕った、 つまらないものが増えていくような気がするんだよなぁ。 なによりも、人間のよさについては、 「確かめられる」ことが少ないように思います。 『思い出したら、思い出になった』(糸井重里著) 端的に「確かめられる」... 続きをみる

  • 子どもが担うべきもの

    そのテーマを成立するか否かの最終的な責任を、担任教師が背負っていると子どもが判断すれば、お気楽なテーマを選ぶ危険性があります。でも、その責任を自分が背負っていると子どもが判断すれば、責任ある判断をするものだと思いますよ 『忙しい!を誰も言わない学校』(西川純著 東洋館出版社) 「子どもが担うべきもの... 続きをみる

  • 個人として主体的に

    親たちが、それぞれ個人生活を全うし、子供を個人として主体的に生きさせる。親と子の関係をそうした目で洗い直すことが、いまわれわれの社会でも必要とされている 気骨の作家、故城山三郎の文章である。 城山の子育ては、言葉ではなかったらしい。 「いきなり水をかける」「物置に入れる」「部屋に入れて外から鍵をしめ... 続きをみる

  • 取り出すための言語化

    自分の経験から言うと、五感はいったん言葉に変換しないと記憶できない ビジネス誌に載っていたソムリエ田崎真也の言葉である。 もちろん私たちは全てを言語化して生きているわけではないが、知識とは言語であり、よりたくさんの知識を得ることはよりたくさんの言葉を知ると同じとも言える。 言葉では表現できないような... 続きをみる

  • タフな現実に向かう芯

    私には、いまの子どもは、ある種の無常観すら抱えているように思える。 大人は、子どもがこれほどタフな現実を生きていることを、もっと理解するべきだと思う。 『バカ親、バカ教師にもほどがある』(藤原和博・川端裕人著 PHP新書) 「タフな現実」とは、便利さが築き上げてきた社会のことである。 コミュニケーシ... 続きをみる

  • 個性と死

    人が大事で、個性が大事で、社会は個性を大事にするように動こうという考えは、つまり日常生活から死が遠ざかってる社会である。 死の隠蔽と個性の尊重は表裏にある。 講談社のPR誌『本』2月号に、コラムニストの堀井憲一郎が書いている文である。落語に関しての連載であり、「左利きのサムライはいたか」というのがそ... 続きをみる

  • レッテル剥がしから

    自分にレッテルを貼る行為は、相手を自分に合わさせようとしたり、自分は相手への強調や妥協を拒否しようとする、傲慢な姿勢でもあるのです。 『憎まれ役』(野村克也・野中広務著 文藝春秋)で野村克也は語る。 「僕は~~しない人だから」「私ってこういう人だから」といった言葉に、違和感を覚えたのはいつだったろう... 続きをみる

  • さらぴんの一日を続ける

    今日もまた、さらぴんの一日が始まります。 『東井義雄 一日一言』(致知出版社)の一節である。 「さらぴん」とは広辞苑にはなかったので、おそらく方言なのかなと思う。 ネット検索してみると「新品」「真新しい、おろしたてのモノ」という意味のようだ。 学校は今日が元旦。さらぴん中のさらぴんの一日である。 継... 続きをみる

  • スタイルへの憧れこそ

    『子どもの集中力を育てる』(斎藤孝著)の「まとめ」に、納得の文章が書かれている。 幼児教育にも、学校教育にも、それぞれの潮流があり、スタイルがあり、それを肯定した上で、それぞれのスタイルにおいて一流かそうでないかというふうに考えていかないと、不毛な原理原則的な議論に終始してしまいます。 様々なスタイ... 続きをみる

  • センスとエネルギー

    久しぶりに齋藤孝氏の本を読んでいる。 『子どもの集中力を育てる』(文藝春秋) 氏の本はずいぶんと読み込んでいるので、この本自体にことさら目新しい主張が発見できたわけではないが、読み直しの感覚でいくつか響いてくることばがあった。 センスとは何となくの感覚ではなく、認識力です。 スポーツのセンス、音楽的... 続きをみる

  • 教師であることを支える

    池田修先生の著した『教師になるということ』(ひまわり社)を読んだ。 単純だが、書名が「教員」ではなく「教師」になっていることは、とても大切だろう。 その違いについて記している箇所などはないが、1章に「一つ、きちんと押さえておきたい事柄があります」と宣言されていることがある。 教育はビジネスではない ... 続きをみる

  • 授業上達法が機能する下地

    『図解 よくわかる授業上達法』(上條晴夫著 学陽書房)を読み終えた。 上條氏の著書はワーク集等を除いて8割ほどは読んでいると思うが、昨年発刊されたこの本は購入していなかった。明治図書の「国語教育誌」で岩手大の望月先生が絶賛していたので早速注文して読んだ。 なるほど素晴らしい!まさに上條ワールドともい... 続きをみる

  • 地に足のついた方法論

    『一斉授業の復権』(久保齋著 子どもの未来社)を読む。 久保氏の本を読んだのは初めてであったが、その主張は概ね賛同できるものだった。 というより、自分自身がやってきたこと(やろうとしても力及ばなかったことも含めて)と重なることも多く、そうだそうだと受け止められる箇所が多かった。 指導法としての「一斉... 続きをみる

  • 雪の土曜の「この私」

    新書『学校のモンスター』(諏訪哲二著)は、去年の11月頃に買っていたのだが書棚で寝たままだった。前の『オレ様化する子どもたち』もそうだったが、諏訪氏の本は歯ごたえがありそうなので、つい手が遠のいてしまったのだろうか。 週休ではあるが所属している研究会の会議が持たれるというので秋田市に出かけることにな... 続きをみる

  • 身の丈で、足元を見つめ

    『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』(阿久悠著 新潮文庫)に、次のような文章がある。 あるがままにとか身の丈に合ったとかが、情報化社会の中でいちばん困難なことであろう。 若者に人気のある女性歌手が暴言を吐いたと、陳謝し、しばらくの間謹慎すると今日のメディアは伝える。そういう類の話が連日のようにある。ま... 続きをみる

  • ややこしさに可能性を見つけられるか

    筆者が言うところの「長く膨大にして、ややこしくかつ広範な本」である『日本の行く道』(集英社新書)。 なんども逸れそうになったり、もどってみたりしながら一応最後まで読み進めた。 いくつもの付箋、マーカー引きの文章があるにはあるが、で、結局なんだと問われれば前書きにもどるしかないか。 その「原因」がある... 続きをみる

  • 見返しの文章に惹かれて

    『日本の行く道』というタイトルを見ると、人は「これからの日本の行く道を教えてくれる教科書のようなものだ」と考えるでしょう。そして人は「教科書のような顔をした本」を求めます。なぜなら「教科書ならよっかかれる。だから安心だ」と思うからです。しかしこの安心は生きるための選択肢を狭めることです―― 『日本の... 続きをみる

  • 自分の「人間力」を育てるために

    『「人間力」の育て方』(堀田力著 集英社新書)を読んだ。 この本は堀田氏による現行の教育批判という括り方をしてもよいだろう。 政府主導の教育再生会議に対抗?して教育再生民間会議を立ち上げるだけの度量も気概もある方である。 総論として頷けることが多い内容であったし、「自助・共助」という根本の発想や「時... 続きをみる

  • ゴールを見る良い身体の向き

    『「言語技術」が日本のサッカーを変える』(田嶋幸三著 光文社新書)を読んだ。 なぜサッカーか。 サッカー以外のスポーツを題名に当てはめても頷けるが、他に比べてその意味合いが一層強くなるには訳があるだろう。 一つのボールの行方をめぐって競技するスポーツは他にもあるが、フィールドの広さ、人数という要素を... 続きをみる

  • 「ガマンの価値」の見直し

    悲惨な事件があれば必ずといっていいほど犯人の心理判定のようなことが取り沙汰される。特に青少年の犯罪である場合にはそれが当たり前になっている。むろん、大切なことである。その衝動性は何が原因だったのか詳らかにされるのだから…。 しかし、アバウトな見方であるのかもしれないが、結局自分の感情を抑えられなかっ... 続きをみる

  • 「悪人」との出合い

    小説に嵌まるのは年に一度か二度ほどだろうか。 書評関係の特集で高い評価を得ていた『悪人』(吉田修一著 朝日新聞社)を、昨年末に注文した。 正月休みのとある午後、その420ページの単行本を3時間ほどで一気に読みきる。ぐいぐいと惹きつけられた。こんな感覚は久しぶりだった。 2006年春から2007年にか... 続きをみる

  • 「普通」の変質

    本の帯にかの養老孟司氏が寄せている言葉は、大げさとは言えない。 「誰も口にできなかったことを、表面化させている。その現実は、ホラーよりもホラーである」 『普通の家族がいちばん怖い~徹底調査!破滅する日本の食卓』(岩村暢子・新潮社 )は、読み進むにつれて、気分が悪くなっていく本である。少なくても私と同... 続きをみる

  • 見た目

    どの時代でも「人間は中身で判断すべき」「中身を見ろ」という主張は繰り返されてきた。その批判はいつの時代でも正しい。が、いつの時代でも、現実的効力は持たない。 それよりも、社会が「見た目印象主義」であることを認識した上で、その社会では、どんなことがおき、どんな行動や努力が効率的に機能するのか。その対応... 続きをみる

  • 跳躍

    人類は前進するという習性に恐らく逆らえない。たとえそれが完全なるゼロに続く道であろうとも。 我々は止まるのではなく、新しい価値観を生み出す為に、むしろスピードを上げて思い切った跳躍をするべきなのだ。 太田 光『パラレルな世紀への跳躍』(集英社文庫) 問題はスピードである。 スピードを上げていくために... 続きをみる

  • 陥穽から風穴をさがす…未了

    今年の読了は103冊。 読みかけが2冊。買ってはあるが手にとれない本が6冊ある。もっともそのうち4冊は今日宅配で届いたものだが。 良くも悪くもこんな感じの読書であった。 つまりそれなりの冊数はこなしているが、乱読気味に次々に手にするが、方向性も定まらず追求性も弱い。 今年の読書記録をたどってみて、著... 続きをみる

  • 確かに『くだらない法律集』だ

    作家の椎名誠が薦めていた『世界一くだらない法律集』(デビット・クロンビー)を読んでみた。 確かに、笑える。 帯に載っているものだけで想像がつくだろう。 これらが法律として実際にあると言うのである。 風に向かって鼻くそを飛ばしてはいけない(アメリカ・アラバマ州) おかっぱ頭の教師を昇進させてはいけない... 続きをみる

  • ものは、汚れをもたらす

    まど・みちおの作った「朝がくると」という詩がある。 朝がくると とび起きて ぼくが作ったのでもない 水道で 顔をあらうと で始まる有名な詩だ。 この詩は例の『心のノート』にも取り上げられたように、日本人の価値観に強くフィットするのだと思う。 私自身にもそういう思いがある。 繰り返される「ぼくが作った... 続きをみる

  • ダ・カーポはもうないのですか

    かなりの雑誌好きを自称しているが、その中でも愛読していたのは『ダ・カーポ』である。様々な分野の話題があるのがいいし、本についての情報も豊富だ、何よりB5版というのが持ちやすい(風呂場でもトイレでも)。 購読を始めてかなりの年数になるが、とうとう。 そう、とうとう休刊である。実質、廃刊ということだろう... 続きをみる

  • 読書について

    今年もあと半月。読書についても一区切りついた。 毎年100万円分の本を読むという目標が本日達成された。625冊目の書籍で達成だ。本の名前と金額をつけ始めた2003年から5年連続となる。 「雑誌」「マンガ」はカウント外なので、結構、厳しいノルマではある。しかし、続けていくうちに習慣化されているので、苦... 続きをみる

  • 弱い味方という立ち位置

    内田樹氏の『ためらいの倫理学』(角川文庫)を読んでいるが、遅々として進まない。 副題が「戦争・性・物語」であり、自分の知識では読みとれない部分もあるし、ううんと考え込んでしまうこともまた多い。 もちろん刺激的な論述には違いなく、目を見開かされる表現も多い。 「有事法制」に絡んで、内田氏はこう言いきっ... 続きをみる

  • 言葉なんかおぼえるんじゃなかった、という本

    三十数年ぶりに買った詩人田村隆一の本。 『ぼくの人生案内』(光文社) 旅先で読み始めたら、「なんでこんな本買ったんだっけ」と思ってしまった。 月刊誌?か何かでいわゆる20代向けの人生相談の連載があって、それをまとめたものである。 相談は、就職や恋愛、人生観から家族、性の問題まで、実にありがちな内容で... 続きをみる

  • 小説を恐ろしく思えるということ

    阿刀田高の『脳みその研究』(文春文庫)という短編小説集に、「雨のあと」という作品がある。 主人公は愛読したある小説の舞台となっている南の島を訪れて、一人の日本人男性と出会う。 今は現地民と見間違うような格好をしているその男は、かつて中学の国語教師をしていて、教え子との関係を世間に邪推され退職してこの... 続きをみる

  • 問い質す言葉を吟味する

    自分の精神の中を見つめていき、何が傷になっているかを知るのです。傷が見えた途端に、それが原因で起こっていた問題が解決します。 私は子供が元気に走り回っているのを見るのが好きです。大人のいるところではしゃぎ回る子供を見て眉をひそめる向きもありますが、子供はそのくらいの方がうまく育つのです。 この言葉だ... 続きをみる

  • 祝100巻「美味」に思いをよせて

    『美味しんぼ』のコミック本がついに100巻となった。 もう20年以上も続いているはずだ。 自宅の建替えのときにそれまでのコミックを処理したので、今は80巻台からしか手元にないが、発刊されれば即購入する一つとなっている。 さらにコンビニで再編本なども買ったりする。 さて、振り返ってみれば、出会いである... 続きをみる

  • 明快さを強く打ち出す

    道徳教育改革集団の機関紙である『道徳教育改革』第4号を読んだ。 北海道の堀裕嗣先生も書いておられたが、民間団体の機関誌としては大変読み応えがある冊子である。 深澤代表の巻頭言、そして特集は野口芳宏先生を始めとしてそうそうたる陣容で執筆している。 そうした論文もおもしろかったが、それ以上に?惹かれた連... 続きをみる

  • 自分の国の言語で語るということ

    先週の研修会で、「中国の若者事情」と題した講演を聞いた。 地元の高校教師を退職なさった先生が、2年間中国の河北大学大学院に客員教授として招かれ、日本語専攻の学生を教えられた。今年で任期を終えられたのでお話を聞こうということになったわけである。 日本語を専攻する中国人学生の弁論大会のことが興味深かった... 続きをみる

  • 奇数が魅力的だということ

    『反・鈍感力』(朝日新書)という浅井慎平氏の書いた本を読んでいたら、「奇数」について書かれた部分に興味を覚えた。 ゲームというのは奇数で争うほうが面白い という文に続いて、野球もバスケットも、サッカーもラクビーも1チームの人数が奇数であることが書かれている。バレーもかつては9人制だった。…そんなこと... 続きをみる

  • 脱・自動販売機の人

    養老孟司氏が「こんな日本人もいる」というその人は、今ラオスに住んでいる。 若原弘之さんは、幼い頃から蝶を採ることを一番に優先してきた人である。 その半生については、季刊誌『考える人 №22』(新潮社)に詳しい。 取材した編集部が、若原さんに「日本人をどう思うか」と尋ねた。 即座に返ってきた答がこれで... 続きをみる

  • 「個性を伸ばす教育」の先

    「個性は、いいものか」と問われたら何と答えるだろう。 現実にはそんな唐突な問い立てがあるわけもないのだろうが、多くの人は「いい」と口にするだろう。 「個性的」という形容詞は、ユニークとか独創的という価値のある響きにつながっている。 私たち現場の教員であっても、やや揶揄めいた言辞の場合もあるが、普通で... 続きをみる

  • 頭を巡る身体の問題

    『私の身体は頭がいい』(内田樹著 文春文庫)を読む。 どちらかというと私は「余暇に武道を稽古している大学教師」というよりは「生活のために大学教師をしている武道家」なのである。 と自らを称し、しかも 私は武道家としてはたいへん凡庸な人間である。「三流の武道家」と言ってもまだ詐称に近いであろう。 という... 続きをみる

  • 子どもを家畜と言う覚悟

    『子ども家畜論』(小川義男著 祥伝社) なんとも強烈な書名である。 著者でさえ、前書きにこう記す。 我ながらおぞましいタイトルである。 なぜ「家畜」という言葉を使うかは、表紙裏にも載っているしネット上の紹介文にもある。しかしどんな思いであるかは、私には次の文章の方がより伝わってきた。 愛し、かわいが... 続きをみる

  • もっと自分の頭で考える

    『日本人よ!』(イビチャ・オシム著 新潮社)で、オシムが言いたかったことは間違いなく次のことである。 日本人よ!もっと自分の頭で考えろ! 様々な切り口から語られているが、私は「考えることのススメ」のように受けとめた。 そして、考えるためのいくつかのヒント、いやいつも注意深くその点を意識し、忘れてはい... 続きをみる

  • その比喩を使う者

    『日本人よ!』(イビチャ・オシム著 新潮社)を読み始めた。 プロローグは、次の文章で始まる。 サッカーとは、人生である。 こうした比喩は何度か目にしたことがある。「サッカー」の部分は様々に置き換えられる。 「野球とは、人生である」「競馬とは、人生である」などスポーツや競技系だけでなく、「ジェットコー... 続きをみる

  • 本が来た!

    アマゾンで注文した本が来た。 普通の書店では、絶対に売ってなさそうな本である。学術的な本・・・ 最近、資料の山にうずもれていて、本を読む暇もない。電車の中で読んでみようかな。

  • 本購入!

    まだ、論文ができていないのに・・・ 次の学校で師事したい先生の著書をオンラインで注文した。されど・・・もし、この本を読んで「相性が合わない」ことがわかったら、辛いよな・・・ 2冊で5千円(+消費税)。安いのか、高いのかよく分からない(安くはないか・・・)。

  • スポーツニュースに刷り込まれる

    カーラジオからニュースが聞こえてくる。 「続いて大リーグの話題。今日先発したレッドソックスの松坂は7回表まで…、マリナーズのイチローは4打数2安打で…、ヤンキースの松井は…、」 そのあたりまでならいいが「…井口は9回代打出場してフォアボール、田口は出場しませんでした。岩村は…」まで聞かされると、どう... 続きをみる

  • 「繋ぎ目」論に目からコンタクト

    年に2回ぐらいは買うだろうか。 『ダヴィンチ』(メディアファクトリー)という読書系の月刊誌である。 コンビニで何気なく表紙を見ていたら、こんなコピーが… 保存版 中島みゆき 大特集 ちょっと惹かれた。そしてその横に「寄稿 谷川俊太郎 井上荒野…堀江敏幸」と続いている。ぐんと惹かれる。さらにその横にこ... 続きをみる

  • 「ほめる」の芯にあるもの

    あるビジネス誌が30ページ強の「ほめる技術」という特集をしていた。 インタビュー、ケース別、タイプ別、トレーニングなど、様々な視点から経営者や研究者、著名人が語っている。 記事の全てが興味深かったわけではないが一応目を通してみて、その上達のために必要なことは三つに括れると思った。 ほめるを習慣化する... 続きをみる

  • 立ち往生から進む

    たまには小説でも、と思って選んだのが『しゃべれども しゃべれども』(佐藤多佳子著 新潮文庫)。 実は5月に映画を先に見ている。 原作は冒頭から映画には登場しない人物との絡みが結構続いていて少し面食らったが、逆にこれまた新鮮であった。結局そういう箇所の方がより興味を持って読み進めることができた。当然と... 続きをみる

  • 世界を救えなくても…

    『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』は、第一話がタイトルと同じであり(つまり「はだかの王様」を扱い)、おしまいの「泣いた赤鬼」まで全15話構成である。 集英社の雑誌の連載で、いくつかの号の話が割愛され新書にまとめられた形のようである。 けして童話にあかるいわけではないので、いくつか読んだこ... 続きをみる

  • 何やってんだか・・・

    論文書けない病から抜け出せていない・・・ にもかかわらず、年間目標の読書500冊を本日クリアした。 一体、「最優先課題は何なんだ!」って、晴天の青空に叫びたい。現実から逃避しているとしかいいようがない・・・ 読書に逃げる。よくないことであるが、いつになく、抵抗感なく本を読むことができるのが、唯一の利... 続きをみる

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