桐野夏生「アンボス☆ムンドス」を読んで
7つのお話の載った短編集です。 どの話もギトギトしています。 「ページ数も少なくて読みやすそうだわ」と 軽い気持ちで本書をとるのは止めたほうがいいと思います。 桐野ファンになると、このギトギト感が堪らないのですが・・・。 自分的には「植林」という話の宮本真希が一番可哀想に感じました。 デブでブスで勉... 続きをみる
7つのお話の載った短編集です。 どの話もギトギトしています。 「ページ数も少なくて読みやすそうだわ」と 軽い気持ちで本書をとるのは止めたほうがいいと思います。 桐野ファンになると、このギトギト感が堪らないのですが・・・。 自分的には「植林」という話の宮本真希が一番可哀想に感じました。 デブでブスで勉... 続きをみる
記憶が曖昧だからこそ、そこに遊びや余裕が生まれます。これとあれを結び付けてみようという「知の連合」が可能になります。そういう意味で、記憶力と独創性は反比例すると思いますよ。 池谷裕二「プレジデント 2006.3.20」(プレジデント社) 状況の変化に応じて、知識を活用していくためには 記憶があまりに... 続きをみる
昨日、八重洲ブックセンターで購入した、上記の本を読みました。まさに、私が思っていることが書いてあるので、非常に好感を持ってよませていただきました。 LESSON2「思いついたら始めよう!」もその通り。グダグダいっている前に、始めちゃいましょう。 LESSON9「仲間作りは継続のキモ」もその通り。仲間... 続きをみる
ある場で生まれた力や自信を、他の場所へも発展させる。これは、小学校教師に必要な技である。 岩下修『国語の授業力を劇的に高めるとっておきの技法30』(明治図書) 学級担任という仕事のメリットはそこにある。 この、いつでもどこでもできる技を 意識的に使いこなしている教師がどれほどいるのか。 言語として明... 続きをみる
授業で子どもが発したもの、表情、手の動きなど、何一つ子どもの動きや声に無駄はないとおもっています。無駄にするのは、先生だと思います。だから無駄にしないようにしてあげれば、子どもはどんどん、素直に出力してくれます。 和田裕枝~名古屋フォーラム「子どもを伸ばす教師力」セミナー・模擬授業解説より~ 「表情... 続きをみる
今まで恋愛小説は読んだことありませんでした。 雑誌でこの本が紹介されていたので読んでみました。 以下はネタバレの部分があるので気をつけてください。 200ページ位まではあんまり面白くなくて やっぱり恋愛小説は合わないのかな、 なんて思いつつページを捲っていましたが それからラストまでは一気に読破しま... 続きをみる
今まで恋愛小説は読んだことありませんでした。 雑誌でこの本が紹介されていたので読んでみました。 以下はネタバレの部分があるので気をつけてください。 200ページ位まではあんまり面白くなくて やっぱり恋愛小説は合わないのかな、 なんて思いつつページを捲っていましたが それからラストまでは一気に読破しま... 続きをみる
教育界では、基本的に前例主義であり、運動会も学芸会も、その原案は前年度のものがベースになります。変化はほんの少しずつ取り入れるような仕組みになっているのです。 学校という組織のこの性格が、流れの速い社会の動きと次第にズレてきているのです。 堀田龍也『できる教師のデジタル仕事術』(時事通信社) 社会の... 続きをみる
知識で整理していけない限り、力はつかない 野口芳宏~日本言語技術教育学会大阪大会の発言より~ メモせざるを得なかったこの短い発言は ともすれば聞き逃してしまいがちな 当たり前といえば当たり前のことなのだが きっと、自分の現況を見事にあらわしているのだろう。 例えば、学習指導上の問題点 例えば、研究の... 続きをみる
教師たるもの、 「何としても、毎日子どもをほめる習慣をつけること」である。 これは「義務」であるとわたしは考えている。 有田和正「授業研究21 2006.3」(明治図書) 今日、誰をどこでどのようにほめることができたか 二つや三つは軽く言えるようでなければ 習慣がついているとは言えないだろう。 教師... 続きをみる
余計な物が掲示されていれば、授業者以外の物を見てしまう。それを省くために、この教室は、必死になって環境を整えてあるんです。 横山浩之『科学の目による授業検証』(私家版) 注意欠陥のある児童がいる学級では こうした配慮が必要になってくるという。 「ある」ということに対して教室環境を考えたことはあったが... 続きをみる
ブラームスを聞きながら、10日かかりで1冊の本を読みきった。「国民の教育」という渡部昇一先生が書かれた本(というより、口述筆記らしい)だ。この本、あとがきまで入れると561ページ・・・。同時並行的に何冊かの本を読んでいたが、この本が結構重荷になっていた。 私はどんな本でも、読み始めれば必ず最後まで読... 続きをみる
教育であれば、子どもの幸せのためだけに学校はあり、すべての行事、すべての授業、それが子どもの幸せのためになっているのかどうかを問い続けろと…。先生や学校の都合で何かを決めているのではないかと…。 渡邉美樹「総合教育技術 2006.3」(小学館) この若き経営者の言動には関心を寄せている。 熱く、強い... 続きをみる
未知の相手や、未知の状況の中で、「理解する→考える→表現する」術を、試し、磨き、工夫する機会は、学校でも、日常生活でも、だれでもおとずれています。 年のわりに関係把握が弱い人は、なんとなくその機会を逃してきてしまったのではないか、やった人と、なんとなくやらずにきてしまった人の差、ではないかと、いま、... 続きをみる
自分の欲望は自己造りには必要不可欠である。教師のいうことや学校の決まりばかりを守る生活では、自己の欲望から生まれる自分造りは不可能になる。 高橋良臣「学校マネジメント 2006.3」(明治図書) はみ出る子に対してどんな視線を投げかけるか はみ出せない子に対してどの程度の後押しが妥当なのか まず大雑... 続きをみる
Read books/「謎の香りはパン屋から2」を読みました
「あまたん」のその後。
プチ感想・レビュー#444【さむわんへるつ】3巻
ご当地キャラと『嫁はフランス人』【読書感想】
初ガツオと中崎タツヤさん
『現代思想入門』要約・書評
【読書】恩田陸『夜のピクニック』
着物で女子会展覧会
【読了】境遇 湊かなえ
【書評】どちらかが彼女を殺した ネタバレ含む
三姉妹探偵団5 復讐篇(講談社)
高齢者としての危機管理意識をしっかり身につけるために
冨原眞弓『ムーミン谷のひみつ』を読んだ感想
【まとめ】週刊プチ感想・レビュー#201~210【ぷにるはかわいいスライム】
イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』を読んだ感想
ダカーポの今年面白かった本の特集で 紹介されていたので読みました。 この作者の三浦しをんさんは 「爆笑問題のススメ」のゲストだった時 結構面白い話をしていたので それも加味して期待していました。 かぐや姫や桃太郎などのいわゆる昔話をモチーフにした短編集ですが 必ずしも物語の中身が似通っている感じはし... 続きをみる
ダカーポの今年面白かった本の特集で 紹介されていたので読みました。 この作者の三浦しをんさんは 「爆笑問題のススメ」のゲストだった時 結構面白い話をしていたので それも加味して期待していました。 かぐや姫や桃太郎などのいわゆる昔話をモチーフにした短編集ですが 必ずしも物語の中身が似通っている感じはし... 続きをみる
読書指導のために教科書の外に出て教材を求める能力、余力、キャパシティをもつ教師の少ないことを痛感する。 学習者の読書量を伸ばす指導は、読書量、読書経験豊かな指導者のみ実践できる。 小田迪夫「国語教育 2006.2」(明治図書) 実践に取り掛かるためには、一冊の本、一行の文章があれば足りる。 しかし、... 続きをみる
日本の「効果ある学校」は、何よりも仲間とのつながりを大事に考え、集団のなかでの切磋琢磨を通じた人間形成の筋道を探求してきた。 志水宏吉『学力を育てる』(岩波新書) 学校を少し外側から見てみると 「同一地域の子どもたち」が「希望するかしないかにかかわらず」 「同じ建物、敷地のなか」で「長時間を過ごす」... 続きをみる
「SEを極める50の鉄則」という本を読みました。まあ、「SE」も「SEマネジャ」も大変ですね。この本を読んでいて、「人月」という単語がでてきました。知っている人は知っていますね。 短い期間だったのですが、私の要件定義をした案件を合計すると、500人月ぐらいになるのでしょうか。単体の案件では200人月... 続きをみる
2004年に発行された本ですが人気があるらしく 半年以上も待たされてようやく借りられました。 内容に関して何の情報も知らずに借りたので 表紙みて学校ものだと気づいた時は「やっちゃったなぁ」って思いました。 元来、こういう青春小説は苦手なのでつまんなかったら 途中で読むの止めようかと思った程でしたが ... 続きをみる
2004年に発行された本ですが人気があるらしく 半年以上も待たされてようやく借りられました。 内容に関して何の情報も知らずに借りたので 表紙みて学校ものだと気づいた時は「やっちゃったなぁ」って思いました。 元来、こういう青春小説は苦手なのでつまんなかったら 途中で読むの止めようかと思った程でしたが ... 続きをみる
情報のなかみに感動することはあるだろうが それ以上に、伝え手の存在は大きいと感じることがある。 「結局伝わるのはエネルギー」という思いは ここ数年の自分の結論めいたものにもなっている。 それは子どもをとりまく現場で、一層確信を持って響いてくる。 情報というのは、最後にタッチした人の熱の部分が加わらな... 続きをみる
指導者には何が必要か。 様々な要素はあろうが、適切にアドバイスできる力は大きいはずだ。 またそれを支える、深く分析できる力が大切だと常々に考えてきたのだが、 次の言葉によって、また別の視点があるように感じた。 コーチって分析する人っていうイメージがあるでしょ。でも問題を発見するというのは分析力じゃな... 続きをみる
平尾誠二氏の文章は、確かビジネス雑誌で見かけたことがあった。 今回、羽生善治氏との対談集を読み、触発されることが多かった。 この人は、動きと考えをいつもつき合わせているんだろうなと感じた。 一流のスポーツプレーヤーだった人の中でもこれほど明晰な言葉を紡げる人は 数少ないのではないだろうか。 「集中力... 続きをみる
ノーコメントとさせてください。
教員は、人間らしくとか、人間性の回復などといいながら、人間性の回復が真に望まれるようになった背景へと、子どもたちを引き連れていくような自己矛盾に気付いているのだろうか。 若月秀夫『学校マネジメント 2006.02』(明治図書) 自分の言葉と自分の行動を照らし合わせられることが 教員の資質として大きな... 続きをみる
現在放送中の「アンフェア」というドラマの原作本ということで ドラマ自体は見てませんが読んでみました。 一応ドラマの原作なので図書館で予約が多く入っていると思っていましたが 全然入っていなくてすぐに借りれたので拍子抜けしてしまいました。 そんで読んでみるとこれがひどい。 トリックとか動機は人殺しの考え... 続きをみる
現在放送中の「アンフェア」というドラマの原作本ということで ドラマ自体は見てませんが読んでみました。 一応ドラマの原作なので図書館で予約が多く入っていると思っていましたが 全然入っていなくてすぐに借りれたので拍子抜けしてしまいました。 そんで読んでみるとこれがひどい。 トリックとか動機は人殺しの考え... 続きをみる
自分の生は、自分一人のものではない。子供を産む、産まないもそうだし、自殺するしないもそうだ。これは、子供たちに是非とも教えなければならないことである。個人の選択の自由ばかり教え、自由にならないものがあることを、きちんと教えてこなかった結果が、少子化や子供の自殺につなかっているのではないだろうか。 本... 続きをみる
ちゃんと考えろと言われても、考える方法を知らなければ、何も考え出すことはできない。しかし、残念ながら、学校でも社会でも、考える方法というものは提示されなかったように思う。 宮川俊彦『北風は太陽に負けない!』(角川書店) 「よく考えてから…」「じっくりと考えよう」 頻繁に使われる言葉である。 考える方... 続きをみる
この本を読んで、数学って大切だな~と思いはじめました。大学生のjくせに数学ができないって許されるの?とさえ考えました。もともと、数学は得意中の得意。にもかかわらず、できなくなったのは、高校のときのK先生の「おかげ」である。だって、彼、人前でしゃべれないんだから・・・。何で、そんな人物を学校の先生にす... 続きをみる
例の本、そう、「夢はいつか実現できる 社会人の大学・大学院への挑戦」を読みました。自分でも珍しいくらい、ゆっくりと。 この本に出てこられる方々は、一般的な方(そうじゃない方もいるかもしれませんが・・・)です。立命館大学を共通点として集まった方々なんですね。私の父は同志社だし、叔父が立命館なので、大変... 続きをみる
将棋界の慣習として師匠は教えないということになっていますから。だからコーチじゃないんです。教えないのが師匠の務めだということです。基本的に自分の力で強くなりなさいと。将棋は誰かに教わって強くなるというのじゃないんですよね。 羽生善治『簡単に、単純に考える』(PHP文庫) 特殊な世界に学ぶことは大きい... 続きをみる
アマゾンで注文した「夢はいつか実現できる」がとうとう到着しました。さらっと読んでしまうには、もったいない気がします。この本を入手するために費やした時間は「かなり膨大」ですので・・・。先輩であらせられる大学生、大学院生の方々の挑戦はじっくりと読ませていただきますね!
>1-Click注文を受け付けました。 >ありがとうございました。 以下の商品のお届け先: フラ夫 宅配便経由: >夢はいつか実現できる―社会人の大学・大学院への挑戦 (Book) 上記、本を買いました。早く来ないか楽しみです。
「楽毅」をつらつらと読みました。まさに一日がかりで。4冊で千数百ページでしたが、比較的容易に読めました。宮城谷昌光先生の本は読みやすいですね。
実践においては意識付けを中心に、「備えあれば憂いなし」「準備の充実なくしていい結果は得られない」という準備重視(プロセス重視)が私の野球である。 野村克也『野村ノート』(小学館) 実践の質は、すべて準備にある。 ある意味では結果を見ずに、過程を見ることである。 顕在意識をいかに持たせて取り組ませるか... 続きをみる
現在の国語教育(本書で扱ってきたような文章理解ですが)に違和感を持っている学生は決して少なくはありません。ということは、その時期を通り過ぎた大人の多くも、かつては少なからぬ違和感を持っていただろうと推察されます。文章を読むのは好きだけれど、国語の授業はちょっと、と感じている人は少なくないのです。その... 続きをみる
私たちは目が悪いとメガネをかけます。メガネをかけなければ生活に支障をきたしてしまうからです。子どものニーズに応じた教育的支援とは、目の悪い人にとってのメガネみたいなもの。大事なことは、その子の診断名ではなく、その子がどういう課題を抱えているかを知り、その課題に対してどういった教育的支援ができるか考え... 続きをみる
教育のように、将来にわたって大きな影響を及ぼすテーマにもかかわらず、感情的な反応や、一人一人の体験や印象だけでいろいろいな意見が飛び交い、物事が決められていくことの多い領域では、自分たちで考える力はとても大切な力だと思います。それも、たんに自分たちのアイデアを出すということだけでなく、考え方や見方を... 続きをみる
そうした「論理的に正しい」ものがゴロゴロある中から、どれを選ぶか。その能力がその人の総合判断力です。それにはいかに適切に出発点を選択できるか、が勝負です。別の言い方をすれば「情緒力」なのです。 藤原正彦『国家の品格』(新潮新書) ここに、家庭教育と幼児教育、初等教育の使命がある。 かつて、普通に過ご... 続きをみる
草が一本一本違っている、クラスの全員がそれぞれ違っている。そうした「ものの本質を見る」ことができる目を獲得できた生徒は、「うまい」か「へた」というひとつの尺度ではなく、それぞれのすばらしさを自分の眼で見ることができる。そうなれば「3」がついたからといって、自分自身に「3」の価値しかないのだという発想... 続きをみる
子どもが1冊、図書館で借りた本を返却漏れしてしまったので、図書館に行ってきました。祝日にもやっているのは、大変ありがたいです。「日本型を活かす人事戦略」等、6冊借りてきました。早ければ明日返却にいけるでしょう(ちょっと、厳しいかな。目標今年中の返却!)。 返却期限はもう来年。そう、2006年はもうそ... 続きをみる
もう・・・文字を見たくないほど、読み続けています。やっと今年の読書冊数500冊突破です。産能、放送、日福大のテキスト等、読んでいるけどカウントしていない本も多数あるので、実質的にはもっと冊数は多いのですが、もう、集計するのも嫌になってきました。(ということは、前年、前々年は800冊以上、あるいは90... 続きをみる
最近、運動会のかけっこで順位をつけない学校が出てきていると聞きます。必ずしも賛成できませんが、結果よりプロセスを重視するという意味ではひとつの見識だと思います。だとしたら、こうした教育を行うことと、その教育を受けた子どもたちが競争社会に送り出されることの整合性を考える責任があります。教育現場だけが特... 続きをみる
「何としても見てやるぞ!」「何としても理由をつかんでやるぞ!」というように力んでしまうと、逆にみえなくなる。子どもを理解しようとか、子どもをつかもうとか力むと、ちょっとしたことを大げさに見てしまう恐れがある。 これは、わたしにも経験があるのでよくわかる。自然に、力まずともみよう。 有田和正「授業研究... 続きをみる
本も見るのも嫌になるくらい、本を読んでいます。今年は、色々あったので、読書のペースが上がりません。あさっては図書館にこもる覚悟で最後の追い上げに入ろうかと思っています。家にある本で読んでいない本が「専門書」だけになりつつあるので、1冊読むのに時間がかかって仕方がありません。もっと、気楽に楽しめる本を... 続きをみる
魂を揺さぶられたような感動を、最近の子どもたちはしなくなってきた-そのように周囲のおとなには思えることもある。あるいは、子どもと感動を共有できないことを、寂しく思ったりする。 しかし、それでも、私たちは、子どもの感動にこだわざるを得ないように思う。なぜなら、感動が、自他の可能性への信頼低下を揺さぶる... 続きをみる
読書、がんばっています。12月に入って30冊読みました。でも、このペースで行っても、750冊には届きません・・・。残念です。
某書曰く「プロジェクトの歴史:プロジェクト方式は米国が1940年代に原子力爆弾製造のために結成した「マンハッタン・プロジェクト」が最初で・・・ そうだったんだ。プロジェクトなんて、大昔からあったとおもっていたのだが・・・。
某書170ページ。仕事の4Kとは「工面」「工夫」「苦労」「苦心」ということらしい。
社会の現実は、社会の現実を生きるようになれば、自ずから学ぶことである。子供のうちには、子供のうちにしかできないことがある。それが、考えることである。内省する習慣を持ち、正確に思考する仕方を覚えることである。生きているとはどういうことか、自分であるとはどういうことか、それを考えて知るよりも先に、金のも... 続きをみる
あまり外れのなかった貫井氏ですが この作品はどうでしょうか。 話的には好きな感じの内容ですが 最近ありがちなドラマ化を前提にしているような感じが 気になりました。 まず巧という小学5年生の子供が出てくるのですが これが間違いなく神木龍之介をイメージした役で 整った容姿で、利発そうで、頭も良くて、ちょ... 続きをみる
あまり外れのなかった貫井氏ですが この作品はどうでしょうか。 話的には好きな感じの内容ですが 最近ありがちなドラマ化を前提にしているような感じが 気になりました。 まず巧という小学5年生の子供が出てくるのですが これが間違いなく神木龍之介をイメージした役で 整った容姿で、利発そうで、頭も良くて、ちょ... 続きをみる
子どもは親に対する建前の心がある 教師や大人に対する子どもの建前があるんです 手塚治虫『明日を切り拓く手塚治虫の言葉201』(ぴあ) 本音を語れない子どもを 素直でないとか、嘘で逃れようとしているとか そんなふうにとらえていないだろうか。 「建前」として理解してやれば 内に抱える様々なことが見えてく... 続きをみる
「自ら学び、自ら考える力」を子どもにつけるというのは、「授業の中で学ぶ子」から「授業を活用しながら学ぶ子」にしていくことにほかならない。そのためには、教師も授業だけでなく、子どもの生活全体での学習を視野に入れるべき時期にきているように思う。 市川伸一「総合教育技術 2005.12」(小学館) 子ども... 続きをみる
将棋って、基本的に他力本願なんですよ。こちらが指した瞬間に相手がすべての選択肢を持てるわけですから。ほんとに自分の力だけではどうにもならないところがあります。技をかけるときにも、自分の動きで、というより、相手の力も利用してかけにいく。自分で何とかするというよりも、相手に何とかしてもらおう、という部分... 続きをみる
教育実践は、子どもに一番近いところで発想した仕組みが一番である。 長南博昭~学力向上関連の講演(11.30)より~ 教えたり支えたりすることについての様々な方法は もとを正せばどこかの教室から生まれたものである。 どこかの教室の方法がそっくりあてはまることはそうめったにない。 模倣、改善そして創造と... 続きをみる
久々にブックレビューです。 この小説は「本」に纏わる物語が書かれています。 自分は本は図書館で借りることばかりなので 何か申し訳ない気持ちになってしまいました、 この本も借りて読みましたし・・・ お金を出して買ってまでも、というセコイ気持ちもたぶんにありますが 本ってものすごくかさばってスペースをと... 続きをみる
久々にブックレビューです。 この小説は「本」に纏わる物語が書かれています。 自分は本は図書館で借りることばかりなので 何か申し訳ない気持ちになってしまいました、 この本も借りて読みましたし・・・ お金を出して買ってまでも、というセコイ気持ちもたぶんにありますが 本ってものすごくかさばってスペースをと... 続きをみる
叱る、叱られるという関係は、平たく言って叱る側に権威があり、叱る側が優位に立っている。これが望ましい関係である。ひとまずそういう関係を正常と考えた場合、叱っている中味そのものの吟味は大切であるが、「叱り方」というようなところはあまり心を向けることは、却って叱る者の自信を無くし、望ましい権威を崩しかね... 続きをみる
「全力疾走していたマラソンランナーが突然路上で倒れたら、道端で小旗を振っていた人や大声で応援していた人は皆、息を呑んで思わず駆け寄ろうとするかもしれない。でもね、ランナーに駆け寄り、声をかけ、体調を察し、棄権をするか、マラソンを続けるか決断させることができるのは身近でランナーを見続けていたコーチ、そ... 続きをみる
「国際理解」という、いろいろの国のことを理解しようと考える。いろいろの国に日本を理解させようとの発想は、なかなか生まれない。(略) 日本人は、自分を表現しないことを、慎ましさ、謙虚さと捉えているが、時にそれは「ずるさ」に映りもするのだ。確かに「国際理解」といえば「理解する」ことと、「理解させる」こと... 続きをみる
私は今でも「医師は人間の生物的生命を、弁護士は人間の社会的生命を、そして教師は人間の精神的生命を」担当するのだから、教師が最も難しい仕事をになっており、そのためには養成機関がより長くならざるをえないと考えている。 安彦忠彦「現代教育科学 2005.12」(明治図書) 今日、この子のどんな心を育てたか... 続きをみる
小さい頃にもう一人尊敬している先生がいて、禅のお坊さんの逸話みたいなものを語ってくれたことがありました。それを聴いて、意味はわからないんだけど、子どもながらにとても満足するということがありました。するとその先生は、満足できるわからなさというのは必要なんだよって言われたんですよ。 齋藤孝『自分を「売る... 続きをみる
教育用語は、いつでも、「防衛的武装」をしている。どこからも、何も文句を言われまいとして、個性と独創性と具体性を欠いた表現になってしまっている。 野口芳宏『第二著作集 5』(明治図書) 学校要覧や研究計画であれば どの部分を読んでも、 大方が批判を飲み込んでしまうような美辞麗句が並ぶ。 一般の方がはっ... 続きをみる
「勉強」を子どもににさせていく場合、何より重要なことは、「子どもは本来勉強に向いていない」という本質認識、現実認識、あるいは事実認識である。そこからの、腹を据えた出発が教師にとって重要である。子どもを甘く見てはいけない。 野口芳宏「児童心理 1996.12」(金子書房) 面白さで引きつけよう 必要感... 続きをみる
大学の助教授である湯川教授が事件の真相を 暴いていくといういささか非現実的な話です。 今回はこの湯川教授の大学時代の同級生で 高校の数学教師の石神がこしらえたトリックを解いていくのが 話の中心です。 数学ものといえば「博士の愛した数式」が有名ですが 読んでもさっぱりわからなかったので、この作品も不安... 続きをみる
大学の助教授である湯川教授が事件の真相を 暴いていくといういささか非現実的な話です。 今回はこの湯川教授の大学時代の同級生で 高校の数学教師の石神がこしらえたトリックを解いていくのが 話の中心です。 数学ものといえば「博士の愛した数式」が有名ですが 読んでもさっぱりわからなかったので、この作品も不安... 続きをみる
そして「離」に至れば、それまでの経験をベースに、真正面から子どもと向き合い、自らの創意によって子どもの事実を変える。「子どもとともに」自分も成長・発達するという考え方に進まねばならない。自分が変わらないうちはまだ「上達」したとは言えないのである。 安彦忠彦「現代教育科学 2005.11」(明治図書)... 続きをみる
いろいろ言われたけどね、「暗い」って言われたのが一番こたえた。だから勉強したわけですよ。自分の性格を変える、明るく変える勉強をね。 有田和正 ~わくわく授業(NHK教育)2005.11.6放送~ 初めて授業を参観させていただいた時の 有田先生の表情の柔らかさ、笑顔を忘れることができない。 そして、そ... 続きをみる
生き物の親子関係って何億年も続いているんですよ。人間に脳みそができて意識が生まれたのなんて、ほんの10万年前のこと。脳みそなんて、親子関係に邪魔になるだけ。基本的に脳が親子関係に干渉するのは余計なお世話なんだ。 養老孟司「日経アソシエ 2005.11.15」(日経BP) 本能だけで動けはしないことは... 続きをみる
学校の中で、職場の中で、自分の心と一番遠い人に、一番心を飛ばす。大変なことですが、それなしには《みんなちがって、みんないい。》は成り立ちません。 矢崎節夫『みすゞコスモス』(JULA出版局) 表面的な個性尊重ではなく 一人ひとりを大事にするには、具体的な行動が大事である。 それは時間であり、それは言... 続きをみる
北の国からというドラマをご存知でしょうか。あのドラマがなぜ人の心をうったのでしょう。あれは教育のドラマだと思うのです。不器用な父親が子供たちと正面から向き合う。子供のミスは全部自分にあるとし、子供のすべてを受け止めてただ抱きしめ、見守るという愛し方。じっと抱きしめているだけの教育はすごいと思いました... 続きをみる
高学年になっても「好きか嫌いか」「損か得か」を基準にして行動する子や、感情をコントロールできない子が多い。 こんな子どもたちに、今、必要なのは、「共同」することによって、自分の存在と他の存在がはっきりするという体験である。「共同」によって、知と情がバランスよく高まっていく。 岩下修「授業研究21 2... 続きをみる
ページ数は300ページほどありましたけど 字が大きいので2日で読めました。 基本的に横山さんは短編のほうが面白いと思っていますけど この作品は長編でも面白かったです。 毎度毎度の警察内部のゴタゴタが書かれていますが こういうのありそうで本当はそうはないんだろうなみたいな話です。 出てくる人たちもあぁ... 続きをみる
ページ数は300ページほどありましたけど 字が大きいので2日で読めました。 基本的に横山さんは短編のほうが面白いと思っていますけど この作品は長編でも面白かったです。 毎度毎度の警察内部のゴタゴタが書かれていますが こういうのありそうで本当はそうはないんだろうなみたいな話です。 出てくる人たちもあぁ... 続きをみる
基礎学力というと、一般的には「読み書き計算能力」と思われていますが、それができても新しいことにチャレンジしないのなら、それは学ぶ力がないのと同じでしょう。新しいことにチャレンジしようとする力を、基礎学力と言うほうがふさわしいと、私は思っています。 平井雷太『らくだ学習法』(実業之日本社) カテゴリー... 続きをみる
「看板に偽りあり!」といわれそうですが、やっと、今年の読書が400冊を超えることとなりました。年間750冊は夢のまた夢・・・。そんな気がしてきます。今月はほぼ、読書が困難ともえいるので、12月にスパートをかけても、500冊到達がやっとってとこでしょうか?もちろん、読書は「冊数」ではなく「感動」の数で... 続きをみる
現代人に見られる品格のなさ、慎みのなさ、等々といった憂うべき姿に対しては、単なる対処療法ではなく、人格全体のあり方、「欲求、欲望」の自己統制に関わるメカニズムのあり方、を視野に入れた対応策が必要であることが明らかになるだろう。 梶田叡一「日本教育 2005.10」(日本教育会) 「自己統制」を具体的... 続きをみる
創造の過程にある学校には、「正しさ」が人の数ほどあります。その中から新しい方向を見つけ出すのには、「仲よく」を欠くことはできません。---仲よく出来ない人は、教育の場には無用です。 船越準蔵『教師が変われば子供が変わる(下篇)』(公人の友社) 「仲よく」というシンプルな言葉の中には きっと精神力の強... 続きをみる
今ここで、子どもたちの学力向上を目指すのなら《生活集団の機能を重視した少人数学級》を優先させる以外に方法はない。少人数指導も一つの指導である。それでも《学級》を優先すべきである。我慢も苦労もしなければならない《学級》という人間関係の中で、「みんで協力してわかった」という経験を一人ひとりにさせない限り... 続きをみる
本当に腹の底から持っている価値観を、親や先生は徹底的に子どもに押しつけろ。それが踏み台になる。それがないと子どもは踏みだしていけない。 藤原正彦~県PTA研究大会記念講演より2005.10.23~ 強くなれ、強くあれ 今この言葉は子どもに対して向けられるのではなく この国の大人たちに向けられている。... 続きをみる
そもそも、本当にやる気になってるかどうかは、当人しかわからない。表面的にことらに同意しているようでも、別のことを考えているかもしれない。もちろん、心から同意している場合もあるだろうが、あくまでそこは推測の域を出ない。 しかし、これが表に現れる行動となると別である。心のなかはともかく、行動なら具体的か... 続きをみる
例えば民主主義の歴史と意味をしっかり勉強すれば、状況を高みから見ることができる。そうすればオタオタせず、確信を持って行動することができます。いろんなことを分からないままに続けていると、自分ばかりが苦労している気になります。 河合隼雄「総合教育技術 2005.11」(小学館) 授業のことでも、職場のこ... 続きをみる
私は国語の講座でSMAPのコンサートに行ったことがある人に次のように聞いたことがある。 「SMAPのコンサートでだれと一番目が合いましたか」 全員が「木村拓哉」だと答えた。 椿原正和「国語教育 2005.11」(明治図書) データとしてよりエピソードというとらえであろうが この事実は重い。 人を引き... 続きをみる
いくつかの大学で物議をかもし出していますが、「無視する」という言い方がありますよね。「無視」ですよ。 このような技術は、今までの授業の中ではほとんど語られてこなかったのですね。個別対応という言い方はありますよ。でも、今はその子の相手をしない。今は相手をする時間ではない。というような言い方は、ほとんど... 続きをみる