■金大中拉致事件~元大統領の娘②~
金大中拉致事件に関するインタビューは今日が最後です。昨日に続き、朴正熙元大統領の娘、朴槿恵さんのインタビューでひとまず終えます。 『元大統領の娘②』 吉岡(以下Y)「金大中さんは朴正熙大統領に対してはかなり批判的でした。お父様から金大中さんのことを聞いていましたか?」 朴槿恵(以下K)「父は、自分を... 続きをみる
金大中拉致事件に関するインタビューは今日が最後です。昨日に続き、朴正熙元大統領の娘、朴槿恵さんのインタビューでひとまず終えます。 『元大統領の娘②』 吉岡(以下Y)「金大中さんは朴正熙大統領に対してはかなり批判的でした。お父様から金大中さんのことを聞いていましたか?」 朴槿恵(以下K)「父は、自分を... 続きをみる
朴槿恵(パク・クネ)さんといえば、いまは韓国野党ハンナラ党の党首である。父親は元大統領の朴正熙氏。金大中拉致事件が起きたときの大統領で、政敵でもあったことから、朴正熙大統領の指示で事件は起きたのではないか、と疑われもした。正確なところはいまも不明だ。 京都を訪れていた金大中氏は、事件は明らかに元大統... 続きをみる
韓国政府は再発防止と共に、事件に対して公権力が介在したことに公式的な謝罪をした。当然のことだが、事件から34年も経っての謝罪というところに、事件の特異さがある。その多くは、南北分断という東西冷戦下における状況が、事件を真実を覆い隠した、ということだろう。 《以下引用》 「韓国の柳明桓駐日大使は30日... 続きをみる
金大中さんが拉致された事件について、大阪港から釜山港まで運んだ船員の証言を続けます。 『竜金号乗組員の証言⑦』 吉岡(以下Y)「ここに韓国語で書かれた〈誓約書〉というものがあります。1980年12月29日付けですから、事件から7年経った時に作られたものです。あなたのサインもあります。覚えていますか?... 続きをみる
金大中拉致事件の真相報告書に対して日本政府はどのような姿勢を見せるのか、それを見極めるかのようなタイミングで、当の金大中氏が来日した。 《以下引用》 「金大中(キム・デジュン)前大統領と李姫鎬(イ・ヒホ)夫人が29日、立命館大学の招請を受け京都に向かった。金前大統領は4日間日本に滞在し、同大学で名誉... 続きをみる
金大中拉致事件が韓国公権力によるものだとすると、以下の記事が伝える内容はその通りだろう。 《以下引用》 「韓国政府が「金大中拉致事件」を中央情報部(KCIA)の組織的犯行と認めたことを受け、事件を捜査する警視庁公安部は24日、実行犯とされるKCIA要員で在日韓国大使館の金東雲1等書記官(当時)らから... 続きをみる
『竜金号乗組員の証言④』 吉岡(以下Y)「金大中さんが拉致されたことは、何で知りましたか?」 李淳柱船長(以下I)「船の中にあったラジオでした。そのときは一体誰がやったのか、と思いました」 Y「誰がやったと思いましたか?」 I「私の考えでは最初、もしかしたら北朝鮮のスパイがやったのではないかと思った... 続きをみる
やっぱり隠せないものだ。案の定、明るみに出た。 《以下引用》 「一九七三年に韓国の野党指導者だった金大中(キム・デジュン)前大統領が拉致された金大中事件の調査報告書をまとめた韓国政府の「過去事件の真相究明委員会」の安炳旭(アン・ビョンウク)委員長は二十六日、ソウルで記者会見し、日本側から調査を中断す... 続きをみる
今日の朝刊各紙には、韓国の国家情報院(元KCIA)が発表した金大中拉致事件の真相が掲載されている。国家による犯罪であり、日本の主権を侵したことを認めるとともに、真相解明には当時の日韓両政府間で曖昧な決着が図られたこと、責任の一端は日本政府にもあることなどがまとめられている。 国家間の軋轢にもなりかね... 続きをみる
事件は国家が関与していた、と認めた。34年前、東京・飯田橋のホテルから拉致された金大中氏事件に、韓国の国家情報院の真相調査委員会は今日、調査報告書を公表した。 《以下引用》 「1973年に発生した「金大中事件」は、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が直接指示した可能性が排除できず、最低でも黙示的な... 続きをみる
原因を作っておいて、それはおまえたちが悪いからだ、という。これが「恫喝外交」なのだが、北朝鮮はこれを常套手段にして、結局は実を取ってきた。今回のミサイル発射にも同様な姿勢を見せている。 追い込まれているからだ、と解説しても、周辺国の「恫喝外交」対応には温度差がある。日米vs中ロvs韓国、という図か。... 続きをみる
写真は、拉致された15歳の時のキム・ヨンナム氏 7発のミサイル(スカッド、ノドン、テポドン)発射と、日本人記者団をピョンヤンに招いて、キム・ヨンナム氏への会見インタビュー。このふたつは別々の事柄ではない、と断言してもいいと思う。 先日、離散家族再会事業の一環として、実母と姉に再会したキム・ヨンナム氏... 続きをみる
北朝鮮の飛翔物(ミサイル)が6発も発射された。このうち1発は長距離ミサイル「ノドン」だという。この1カ月あまり、やるやる、といっていたことをやった、ということになるのだが、この結果が北朝鮮にとって吉と出るのか、凶と出るのか。瀬戸際外交の危うさ、ではあるが、北朝鮮の思惑は今回も通用するのかどうか? 日... 続きをみる
やはり出てきた北朝鮮風外交術。 横田めぐみさんの夫とされる人物が、実は韓国で拉致された高校生だった、という真実が暴かれたとき、自国にも500人近い拉致被害者を抱えながら、真相解明には冷淡だった韓国政府はいったいどう出てくるのだろう、と思い、その一方で、当の北朝鮮はどんな手を打ってくるのだろう、と思っ... 続きをみる
朝鮮半島は真の和解に向けて動き出したのか。この6月には、金大中前大統領の再訪朝が実現する。金正日書記との差しの会談で核問題などの解決を一気に図ろうとする意気込みの表れなのだろう。そして分断の歴史には自らの手で終止符を打とうという考えなのかも知れない。 日本国内でも南北関係に劇的な変化がやってきた。在... 続きをみる
写真は「独島はわが国の領土だ」と叫ぶふたり。日の丸ではなく旧日本海軍旗〉というのが彼らの主張の背景を窺わせる。 今日のニュースに、おいおい、ちょっとは頭を冷やせよ、といいたい。日韓関係のことだ。首脳間同士の不信感極まれり、とはこういうことを言うのだろう。〈戦争〉にならないことを、望む?!。ま、自国の... 続きをみる
ワシントンにて一日。 アメリカでも、たとえば「盗聴法」のようなブッシュ政権の政策を巡っては、恣意的な解釈がまかり通っている。「テロの脅威がある以上、それを取り除くためには、私的な権利は縮小されても仕方がない」という理屈である。この理屈の上に、いまアメリカにはマッカーシズム以来の無力感が漂っている、と... 続きをみる
サンフランシスコから3時間の時差と5時間の飛行を経てワシントンDCに来た。寒い。サンフランシスコとは15度以上の温度差があるのではないか。零下に近い気温だ。明日一杯、ワシントンで仕事をして、また移動ということになる。取材の際のいつものパターンでもある。 ネットを通じてニュースを見ていたら、小泉首相の... 続きをみる
やはり3時に目が覚めた。 昨日、サンフランシスコは快晴。サンフランシスコ大学で予定通りの取材を終え、久々韓国料理店で食事。米産牛肉のBSE再発覚で日本は大騒ぎだというのに、韓国料理店の店主は「こっちでは全く問題ありません」とのたまう。何を根拠に、全く問題がない、のか、つまびらかにはしてくれなかったが... 続きをみる
時差ぼけの兆候か、午前3時には目が冴えた。この時間を使って、「再考・靖国参拝」を短くまとめてみる。 題して『汚名』の第五回目。靖国神社への〈合祀〉は旧厚生省の官僚体質そのままの結果だった、と疑わせる。 私にはもうひとつ判然としないことがあった。 靖国神社側は誰々がいつ戦没したという情報を知る手だてが... 続きをみる
前日の雪の影響で、成田発サンフランシスコ行きの全日空機は4時間遅れの夜9時に出発。サンフランシスコ到着も12時半と3時間も遅れた。まあ、日本もサンフランシスコも日曜日とあって仕事に差し支えたわけではないが、それにしても成田空港の雪対策はお粗末すぎないか。前日の「名残」が今日まで影響し、空港ロビーはヒ... 続きをみる
第164通常国会(1月20日招集)で演説した小泉首相は、自らの靖国参拝で滞ったままの日中・日韓関係について以下のように触れた。 「中国、韓国とは、経済、文化、芸術、スポーツなど幅広い分野において、いまだかつてないほど交流が盛んになっています。(中略)一部の問題で意見の相違や対立があっても、中国、韓国... 続きをみる
再考・靖国参拝。『汚名』の第二回です。 これまで日本国内においても、仏教やキリスト教といった神道とはまた異なった信徒の遺族から、靖国に祀るのだけは止めてくれ、という切実な訴えが神社側に寄せられてきていた。その都度神社側は、すでに祀られてしまった神を降ろしたり、霊爾簿から抹消することはできないと答えて... 続きをみる
「靖国参拝」問題がくすぶり続けている。以前にも書いたが、9月の自民党総裁選での「踏み絵」にもなりかねない。自民党内のことだったらまだしも、いまの国会の状況では、自民党総裁が首相に就くわけだから、本当に困った事態ではある。 そんなことを考えていたら、総裁候補のひとりと目されている福田元官房長官が、以下... 続きをみる
なにかおかしな雲行きになってきた。 秋の自民党総裁戦に向けて、靖国参拝問題が大きな影を落としそうだ。というのも、靖国参拝をするかしないかが、総裁にふさわしいか否かの決めてになりそうだからである。おかしなことである。 そうでなくとも、ひとりの人物が招いた「駄々」が、思わぬ方向へと向かっている。その「駄... 続きをみる
ある韓国人遺族から見た「靖国神社」。 題して『許嫁(いいなづけ)』の第四回です。 いつだったか、韓国動乱(朝鮮戦争)が過ぎて随分経ったころに、テレビのニュースで靖国神社だとかどこかに祀られているといってあの人の写真が出たんですよ。そのときわたしの夫が、お前の許嫁の写真が出ているじゃないか、というんで... 続きをみる
この問題に関していえば、相当うんざりするニュースではある。新聞が伝えている。 《以下引用》 「安倍晋三官房長官は七日、日本テレビ系列の報道番組で、九月の自民党総裁選への出馬について「多くの国民の視線も集中するだろうから、私もある段階では判断をしなければいけない」と述べた。また、靖国神社参拝については... 続きをみる
首相の靖国参拝をめぐって、元外務事務次官の栗山尚一(たかかず)外務省顧問が外交誌に批判的な記事を寄せている、と朝日新聞が報じている。 《以下引用》 「元外務事務次官で駐米大使も務めた栗山尚一・外務省顧問が、外交問題専門の月刊誌「外交フォーラム」(都市出版発行)の1,2月号に小泉首相の靖国参拝を批判す... 続きをみる
2006年1月4日の年頭の会見で、小泉首相は、以下のようなことを語った。 《以下引用》 「小泉純一郎首相は四日午前、官邸で年頭の記者会見を行い、自身の靖国神社参拝を批判している中国、韓国について「外国政府が心の問題に介入して外交問題にする姿勢は理解できない。一つの問題で他の交渉を閉ざすべきではない」... 続きをみる
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