卒寿小論 581 花かるた色は匂へ 蝋 梅(冬)
蠟梅の香の一歩づつありそめし 稲畑汀子 花言葉は「先導、先見」 稲畑汀子 1931年~2022年(91歳) 俳人高浜虚子の孫 日本伝統俳句協会会長 「ホトトギス同人」 初めてこの花を見たときはびっくりしてしまった。 「これ花?」蝋細工のような梅の花。中国原産で17世紀ごろに渡来、
蠟梅の香の一歩づつありそめし 稲畑汀子 花言葉は「先導、先見」 稲畑汀子 1931年~2022年(91歳) 俳人高浜虚子の孫 日本伝統俳句協会会長 「ホトトギス同人」 初めてこの花を見たときはびっくりしてしまった。 「これ花?」蝋細工のような梅の花。中国原産で17世紀ごろに渡来、
#4995 思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花
#4976 鈴蘭の白きに込める花言葉齢八十路の我に贈りて
#4941 夕の陽にみつまたの花咲きけぶる甦りくるいのちの明かり
#4895 かぎろひの春なりければ木の芽みな吹き出づる山べ行きゆくわれよ
#4868 佐保川に凍りわたれる薄ら氷の薄き心を我が思はなくに
#4720 白露を玉になしたる九月の有明の月夜見れど飽かぬかも
#4711 あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり喉うごかして氷みづ飲む
#4672 海原の遠き渡りを遊士の遊ぶを見むとなづさひぞ来し
#4631 五月雨は今ふりやみて青草の遠の大野を雲歩みゆく
#4557 古の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし
#4492 さきがけて地を割りそめし蕗の薹あさ黃みどりのひとつを摘みぬ
#4458 この家の誰より古き伝説となりて渇きぬ柊一樹
#4433 冬の虹途切れたままにきらめいて、きみの家族がわたしだけになる
#4407 ひねもすを書に労れし目にしみるベゴニアの花のよき紅きかな
#4301 大君の遠の朝廷とあり通ふ島門を見れば神代し思ほゆ