イプシロン、侵略の手口
日頃から訪問販売の類は一切お断りしているボクだが、興味半分に玄関を開けてみた。 「は?さっき、なんとおっしゃいました?」 「いやだから、ウ、チュ、ウ、ジ、ン、宇宙人なんですよ」 聞きまちがいじゃない。宇宙人だって?愛想よく笑う、この小柄なオッサンが? 「どちらの?」 「一応、イプシロン星人なんですけ... 続きをみる
日頃から訪問販売の類は一切お断りしているボクだが、興味半分に玄関を開けてみた。 「は?さっき、なんとおっしゃいました?」 「いやだから、ウ、チュ、ウ、ジ、ン、宇宙人なんですよ」 聞きまちがいじゃない。宇宙人だって?愛想よく笑う、この小柄なオッサンが? 「どちらの?」 「一応、イプシロン星人なんですけ... 続きをみる
会社の一室で五人の男性が殺害されるという、凄惨な殺人事件が起きた。 害者はいずれもその会社の重役、エアダクトから室内に送られた青酸ガスによる中毒死である。 そして何よりこの現場が異様なのは、彼らが共同で粘土作品創作中に絶命していたことだった。 通報後ただちに現場に駆けつけた警部、そして探偵桶津香具郎... 続きをみる
「ア、流れ星!!ネ、今見えたよね!」と由里子ちゃん。 「う、うん・・・」とボク。 ううっ、また見逃してしまいました。 由里子ちゃんの指さす彼方には、とっくにカケラもありません。 ペルセウス座流星群がたくさん見られるはずの、8月某日真夜中。 それなのに、それなのに~っ。 畜生、絶対見てやっからな。北東... 続きをみる
あ、当たってる? 当たってるよね?コレって。 何度も何度も番号を確かめる。 「どうしたの?ノゾミ」 うろたえているアタシに同僚が声をかける。 「ウッソ~!!当たってるじゃないの、1等!」 その声に、SSの看護師たちがわらわらとアタシを取り囲む。 ドリームジャンボ宝くじ、1等2億円。それが今、アタシの... 続きをみる
彼女のこと、好きかって? もちろんですよ。ボクたち、愛しあってるんですから。 ゆくゆくは一緒に暮らしたいなあって。 そりゃもう彼女も同じ気持ちですよ。 あたりまえじゃないですか。ボクが彼女をいちばん愛してるんですから。 今朝? ええ、会いましたよ。 ふふん、すっぴんで油断してる彼女なんて、ボクしか見... 続きをみる
ガイ者は、応接間のクリスタル灰皿で後頭部を叩き割られて絶命していた。 ガイ者の名は、権藤三郎。悪徳商法で荒稼ぎしていた権藤に怨みを抱く者は多かった。 灰皿から指紋は検出されなかった。 唯一の手がかりは、権藤が手にしていた、高崎屋のお品書きである。 高崎屋といえば、地元では有名なカツ丼専門店だ。 その... 続きをみる
とある老人施設の一室、おじいさんがベッドに腰掛けています。 おじいさんは、なにげなく頭を上げ、サイドテーブルに目をやります。 「なんじゃ、コレは?」 一輪挿しのとなりに、金色のランプが置いてあるのを見つけます。 “コレを磨いたら、なんでもアレをかなえてくれるアレが出てくるんじゃないか?” そう思いは... 続きをみる
「もう一度聞くが、君たちは未来から来たというのは本当か?」 取調官の小林が問うた。 パイプ椅子にお行儀よく腰掛けたふたりが、素直にうなずいた。『ふたり』と呼んでいいものかどうか。 「どのくらい未来だって?」 「六百万年だブー」 六百万・・・途方もない未来すぎてイメージできない。 「六百万年後、人類は... 続きをみる
あけましておめでとうございます。 え~昔、江戸は神田に虎蟲というカラクリ師がおりまして、アンドロイドとなかよく暮らしておりました。 さて、元旦の夜のことです。 「これ、メカ吉」 メカ吉ってぇのはアンドロイドの名前でございます。 「ヘイ、旦那様、御用デスカ?」 「お前、夢を見たことがあるかい?」 「イ... 続きをみる
こんな夢を見た。 瀕死の庄太郎が戻ってきた。 豚に誘われるままについて行った先は崖の上だったそうだ。 そこで幾万の裸女の群れに襲われたのだという。 鼻を鳴らして迫る牝豚を自慢のステッキで退けること七日六晩。 精根尽き果て杖先を舐められてしまった。 ほ~ら豚と女、置換するとこんなにエロい。 (青空文庫... 続きをみる
こんな夢を見た。 ざわざわ胸騒ぎが治まらない。 なんだ、俺のベルトに紐が結わえてあるじゃないか。 俺の浮気癖が治るようにと、妻がお百度参りをしたせいだ。 通勤電車内を見渡すと、みんな紐がついている。 みんな一緒なら安心だ。どう?今夜も飲みに・・・。 途端、ベルトの紐をグイと引かれた。 (青空文庫・夏... 続きをみる
こんな夢を見た。 床屋に入ると、四角の白い部屋だった。 「すみません。時計が止まってまして」 親爺が髪を切るがいっこうに短くならない。 そういえば往来のパナマ帽の男も金魚売りもぴたりと動かない。 どうやら止まったのは時間のほうらしい。 時間などもう気にする必要がないと思うと無性に嬉しい。 (青空文庫... 続きをみる
こんな夢を見た。 巨大宇宙船に乗っている。 果てしない空間を航行しているが、いったいどこへ行くともいつ着くとも皆目わからない。 異星人ばかりの船に俺の居場所などなく、憂鬱のあまり宇宙に身を投げた。 宇宙を漂っていると腹の虫が鳴いた。 俺自身が宇宙船の腹の虫だったのかもしれない。 (青空文庫・夏目漱石... 続きをみる
こんな夢を見た。 超有名な運慶が仁王像を彫るパフォやってんで、出掛けてみたらも~黒山の人だかり。 運慶ほどのプロは、そもそも木の中に埋まっている仁王を彫り出すんだってさ。 「で、どうやって仁王像埋まってる木材を見分けんの?」 運慶、木材をクンクン嗅いで、 「こいつが・・・」 (青空文庫・夏目漱石の『... 続きをみる
こんな夢を見た。 学校に間に合わない!急ぎに急ぐがこのぶんでは遅刻だ。 そうだ。恋人が私を待っていることにしよう。 敵の武将に捕らえられ、死刑の前にひと目私に会いたいと願うイケメンの武者が。 急げ、私! あともう少し! そのとき足がもつれて転倒、顔面直撃。大の字でチャイムを聞く。 (青空文庫・夏目漱... 続きをみる
こんな夢を見た。 ステージの上で親爺がヒョロヒョロと笛を吹いている。 しかし黒布を掛けた台から蛇が現れる様子はない。 ステージから親爺がふいと立ち去ると、蛇見たさに追いかける。 柳の下を抜け、川の中へ。そのまま二度と出てこない。 赤い蛇、緑の蛇はもちろん、人間の頭部さえも。 (青空文庫・夏目漱石の『... 続きをみる
こんな夢を見た。 暗い森を歩いていく男の背中に、俺はしがみついている。 どうやら父親らしい。だが父親のくせに、俺を捨てようなんて思ってやがる。 捨てるもなにも、百年前、文化五年の辰年に杉の下でお前は俺を殺したじゃないか。 やっと思い出したか?ほ~ら、ずっしり気が重いじゃろ? (青空文庫・夏目漱石の『... 続きをみる
2012年12月25日・・・。 なんで? なんで、12月25日? マヤ暦によると、2012年12月21日~23日までの間に、人類は滅亡すんじゃなかったの? マヤ人っちゃんとやろうよ、ちゃんと~! ボクはすっかり今週がないつもりだったのにぃぃぃっ。 先週末、意中の深雪を体育館の裏に呼び出してこくった。... 続きをみる
冷蔵庫を覗いて、 「おまえは侍であろう。侍ならば悟れぬはずがあるまい」と和尚が挑発する。 さらに、「チンが鳴るまでに悟れねばクズじゃ」とまで云う。 怒り心頭、悟りと和尚の首を引き替えにする覚悟でレンジへ入室。 チン。 和尚は、アッツアツの「無」を取り出すのに四苦八苦。 (青空文庫・夏目漱石の『夢十夜... 続きをみる
こんな夢を見た。 「百年待っていてください」と言って妻が息をひきとる。 幾日幾晩と待ち続けているうちに百年が経っていた。 おや?埋めた土からニョキニョキ女が生えてきたじゃないか! 妻ではない。吉永小百合(百歳)。 冷たい露も滴る、楚々とした立ち姿。 まだイケそうである。 (青空文庫・夏目漱石の『夢十... 続きをみる
練習試合から連れ帰った息子がため息をひとつ。ショゲきっている。 わたしは、特製の栄養ドリンクを渡し、息子を元気づける。 「監督は、おまえのつかい方をまったくわかっていないんだ。おまえのせいじゃない」 ゴクリと飲んで、息子はまた、ため息をついた。 「おまえの素質を見抜いていれば、レギュラーじゃなきゃお... 続きをみる
恐竜の島に会いに行こう! 宝の島続々編 第10章 真のヒーローは誰だ?…9
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お姫様のいうことには&御手洗さんのいうことには…444
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異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。16
5分後に意外な結末 ①赤い悪夢
死の森の魔女は愛を知らない
最推しの悪役令嬢に転生したので、シナリオ無視で「私」を全力で幸せにします!: ~王子とヒロインを論理と経済力で完全論破したら、隣国の氷の皇帝に溺愛されちゃいました~
恐竜の島に会いに行こう!宝の島続々編 第10章 真のヒーローは誰だ?…7
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