ショートショートのムラゴンブログ
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たいていはBARにいる
場末のBAR、カウンタ席の隅でバーボンを飲んでいると、背後のカウベルが鳴った。 ボク以外に客はいなかったが、男は迷わずボクの隣の席に収まった。 黒のタートルネックに水晶石のペンダント、白髪に白髭。かつてTVでもよく見かけた著名な占い師アンドロメダ土石川だ。 「ピエール万田林さん、だね?」 なぜ聞く?... 続きをみる
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お寺だって楽じゃない
盆休み、中学の同窓会に出席すると、珍しく斉藤が来ていた。 「おい、久しぶりだなぁ。戻ってきてたんなら連絡くらいくれてもいいじゃないか」 斉藤が頭を掻いた。 「いやぁ実は俺、中村になるんだよ、来月」 中村?驚いていると、同じテーブルに座っていた中村鈴子がウフフと笑った。え?そういうこと? 「鈴子ちゃん... 続きをみる
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- # ショートショート
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ウンポコ族のシビヤさん
(久米明ナレーション風) 『ツブツブコーン自然保護区には、ウンポコ族という、千年前からの生活スタイルを守り続けている部族が住んでいる。 彼らの夏の朝は早い。この時期ならではのごちそうの準備のためである。 夜も明けぬ早朝、彼らは家族総出で森林に出かけ、地上に出てきたばかりのセミを袋一杯に集める。 村に... 続きをみる
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【twitterショート140字×3】自転車三台
自転車通勤の途上、ふと気になった。朝の出勤時間と、夕方の帰宅時間を比べると、明らかに朝の所要時間が短い。同じ速度でペダルを漕いでるし、上り坂も下り坂も等しい度合いである。なぜだ?なぜなんだ?あ、そうか!職場は自宅の西にあるじゃないか。地球の自転速度を計算に入れなければ。 さらに明晰な頭脳が仮説を立て... 続きをみる
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生まれ変わったみたい
定時の見回りが終わり刑務官の足音が遠ざかると、オレはシーツを丸めてオレのダミーを作った。 そしてリタ・ヘイワースのお気に入りのポスターをめくる。毎日コツコツとスプーンで削ってついに開通した地下トンネルが現れた。 いよいよ刑務所とはおさらばだ。 体がやっと通るほどの狭い地下道、完全な暗闇の中、手足の感... 続きをみる
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忠告を聞かないからこんなことになるんだ
仕事帰り、今日も駅前ビルの発毛クリニックに寄った。 担当の娘がヘアチェック。白衣の胸がさりげなく腕に当たって心地よい。 「残念ながら頭皮の状態に改善は見られませんわ」 ヤバイ。思わず手をやった頭には、ほとんど髪がない。 「本当にハエルンKって発毛剤効くの?もう3カ月続けてるのに」 娘が同情をこめた口... 続きをみる
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鬼斬千兵衛、鬼を斬る!
蕎麦屋に入る体を装い闇にまぎれて路地を抜けると、約束どおり桝屋吉右衛門が待つていた。 貝染めの頭巾で顔を隠した吉右衛門が押し殺した声で言う。 「待つておつたぞ、千兵衛」 「うぬ。して今回のタアゲツトは?」 千兵衛と呼ばれた男、身の丈170センチもあろうかという大漢である。 人呼んで鬼斬千兵衛、天涯孤... 続きをみる
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I Love Money
盆休み、家でごろごろしていたら妻から掃除機の吸込み口でコツコツ小突かれました。 うっとうしい?うっとうしいのはお互いさま、散歩にでも出掛けよう。 近所のコンビニに寄って雑誌の立ち読みです。ここで横になれたらどんなに幸せでしょう。 それにしても最近のコンビニの食いもんの充実ぶりってすごいなぁ。 ふんわ... 続きをみる
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どうして最近のアイスは高いのか?
「おいし!」 デザートのアイスを食べながら、彼女が満面の笑みを浮かべた。可愛い。 「ね、コンビニでね、ゴディバのチョコアイス売ってるんだよ。ちっこいカップのアイス。いくらだと思う?」 フフフ、もちろん知っている。でも敢えて答えを待った。 「ハーゲンダッツでも250円なのよ。ゴディバは420円だって!... 続きをみる
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俺たちのタイムマシン
カララン、カララン ファミレスの床に下駄の音が鳴り響き、まっすぐオレに近づいてきた。 ヤツだ。ヤツが来たのだ。 腰に手拭いぶら下げている。さすがに蛮カラ学生服ではないが、汗じみた男の匂いは昔のままだ。 「お、久しぶり。遅れてすまん。暑中見舞いだ」 おいおい、もう秋だというのに今さら暑中見舞いの返事か... 続きをみる
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【twitterショート140字×3】三大がっかり昔話
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんに名前を聞くと、「わしゃあ山西じゃ」と名乗りました。へえ、山西さんか。するとお爺さんたちが次から次へと現れて、「わしも山西じゃ」「わしも」「わしも」エーッ、この辺りのお爺さんはどうしてみんな、やまにしばかりに? 悪童に苛められていた亀を助... 続きをみる
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ブミキチャンカラノメセッージ
コンチニハ。ミサナン、ワシタ、キウノノ オナハシデ トウョジウシタ ブミキ デス。 ワシタガ アリマモニ ニゲンンニ ニテルイカッテラ ミナン ビクッリ シタシデョウ? ア、ソダウ。ミサナン、キウノノ オナハシノ サゴイノ トロコ、マガチイニ キツガイタ? 「最後まで読んでいだたいてあがりとうごいざ... 続きをみる
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【twitterショート140字×3】蚊がいっぱい
開けてみろよって、これってマトリョーシカだよね。中身はひと回り小さな人形だろ?そしてその中身も。もう誰も意外に思わないんだよ、コレ。じゃ、開けるぞ。おや?中から唸るような音がする。これは蚊の羽音じゃないか。それも膨大な数の!何なんだよ、これ!え?マトリョーシ蚊? 会議中、上司が口を挟んだ。「おい、君... 続きをみる
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コラーゲンたっぷり、お肌プリップリ
あ、お嬢さん、お嬢さん! え?人妻?45歳? ホントにぃ?見えないなぁ。お肌もピッチピチ、綺麗だもん。言われるっしょ? 何かスポーツとか?やってない?体も若々しいのに。旦那さんが羨ましいなぁ。 ボクと並んで歩いてもさぁ、恋人同士にしか見えないよぉ。ボク、奥さんならOKっすよ。 サプリとか?飲んでない... 続きをみる
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かくして老犬は偶像となれり
それはまだ犬が鎖なしで町をうろついていた時代のことである。 駅前の焼鳥屋に今日も老犬が現れた。 店前に座った犬の顔を見て、客が失笑した。 目にはメガネ、鼻にはヒゲが墨で描かれ、羽根突きの罰のようだ。悪童の仕業である。 「おいおい、なんてブザマなんだ」 「大きな犬、あたし怖いわ」 「大丈夫、老いぼれだ... 続きをみる
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空の上からこんにちは
午前六時、携帯が鳴った。 おいおい、こんな朝っぱらから一体誰が電話をよこすんだ? 出てみると、大学時代の友だちだった。気の弱いヤツで、いつもボクを頼って引っついてた。 「朝からスマン。困ったことになっちゃって」 「え?どしたの?」 一応、相談に乗ったが、もうボクらは学生じゃない。今年の春からボクはこ... 続きをみる
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ロジャー・ボンド絶体絶命!
<絶体絶命までのあらすじ> ニューオリンズで英国諜報部員が次々と殺された。暗黒街を支配するミスタービッグが黒幕と睨んだ英国情報部は、腕利きのスパイ、ロジャー・ボンドを現地に送り込んだ。空港に颯爽と降り立ったロジャー・ボンドの前に、清楚だけど巨乳のジェーン・セイモアが現れる。女に目がないロジャー・ボン... 続きをみる
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イソップ課長、かく語りき
オホン!課長が大きく咳払いをした。 「チミ~、準備する時間は十分にあったはずじゃないかぁ。報告書がまだできていないなんてどうなってんの?」 「す、すみません・・・」 ボクは平謝りに謝った。 「チミは『アリとキリギリス』の話を知っているかね?夏の間、こつこつ働いていたアリさんと、歌って遊んでいたキリギ... 続きをみる
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おじいさんのおんがえし
ある町に心のやさしい青年がひとりで暮らしておりました。名前をマサト君と言います。 マサト君がバイトを終えてアパートへの帰り道、おじいさんが倒れているではありませんか。 おじいさんの足もとには野良犬殺しの毒マンジュウが! 「おじいさん、こんなもん食っちゃダメじゃないっすか」 マサト君はおじいさんの背中... 続きをみる
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ボクたちなんだか気が合うね
携帯を傍らに置いて、文庫本を読みながらパスタを啜る。 美味いなぁ、この店の焼きカルボナーラは。濃厚なチーズとパセリの風味が味わいを深め、黒胡椒がピリッと締めている。 イタリアン専門のファミレスで、ひとりで食事を楽しんでいると、 「相席してもいいですか?」 突然声をかけられてドキッとした。見上げると、... 続きをみる
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マッチ売りの少女のために
たとえばオレが大晦日に雑踏を歩いていたとしようじゃないか。 路傍のあちこちにはガチガチの雪が残っていて、冷たい風に身も心も凍てついてしまう。 そんな往来の片隅で、いたいけな少女がひとり、手提げ籠を抱きかかえ声をあげているんだ。 「マッチはいかがですか?マッチを買ってくださいませんか?」 気忙しく行き... 続きをみる
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味噌汁はやっぱりイリコのダシでしょう?
むむっ 味噌汁を一口、二口と啜って、眉間にシワを寄せた私を見て、妻が言う。 「どうしました?おダシはちゃんと入れましたよ」 「うむ、だが、やはりちょっと薄いのではないか?」 「ちゃんと粉末スティック半分を入れましたよ」 私は黙り込む。 ちゃんとイリコを使ってダシをとってほしい。自分ならそうする。だが... 続きをみる
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そしてラジオは雄弁に語った
ボクが心にたまったアレコレをひとしきり話し尽くす間、医師は神妙にうなずいていた。 一言も邪魔せずに聞き入る姿勢に好感がもてた。それで、ボクは思いの丈をぶちまけた。 今、この国で起こっている大厄を乗り越えるに、現政府はあまりにも無力に思えること。 国民生活を脅かしかねない、この現状を変えるために、ボク... 続きをみる
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つまり、ものは見方次第って話
たとえばさ、お前のアパートの、そこ、棚ン上、音楽プレイヤーの隣にさ、ドクロが置いてあったら不気味だよね。 ヨーロッパ中世の知識人は、書斎にホンモノの頭蓋骨を置いていたのさ。メメント・モリ、つまり『汝、死を忘るるなかれ』ってわけ。 今じゃ考えられないよなぁ。 それにさ、本物のドクロの横の、ほら、漫画雑... 続きをみる
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科学的な、あまりにも科学的な
ピンポ~ン 誰だろう?インターホンの画面を見ると、玄関に立っているのは、作業衣にヘルメットの男。電気作業のお知らせかぁ? 「はい?どちらさまで?」 「お宅から漏電している様子で、検査にまいりました。NJKの不知火という者です」 漏電?うちから? 玄関を開けると、門の前にテレビ中継車みたいにアンテナや... 続きをみる
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やり直したい、何もかも
休日、ミチコちゃんと映画を見て食事して、車で自宅に送った。 ミチコちゃんの家の前で車を停めると、ボクは勇気を奮い起こして告白した。 「ミチコさん!結婚を前提におつきあいしてください!」 ・・・・・・長い沈黙・・・・・・アレ? 「ゴメンナサイ。ホントにゴメンナサイ。でも急に結婚だなんて。よく知り合って... 続きをみる
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ユカタン(ゆうてることがさっぱりわからん)
イギリスの物理学者トラヴィス博士の研究所に、数名の記者が集まっていた。 「博士、ついに完成ですか?タイムマシン」 「ホッホッホッ、そういうことじゃ。人類初のタイムマシン1号、ご照覧あれ!」 壁がスルスルと上がり、記者たちの目の前に巨大な電子レンジみたいな装置が出現した。 記者たちはどよめき、慌ててカ... 続きをみる
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おまかせ、ラッキー君
ラッキー君に最初にお願いしたのは、誰だったんだろう? フクイのおばちゃんも自分が最初だって言うし、ヤマダのばあさんもそう主張している。 フクイのおばちゃんは、ラッキー君の肩を撫でたら、年来の肩コリがウソのように消えたという。 ヤマダのばあさんは、ラッキー君の口に小銭を投げ入れたら、音信不通だった息子... 続きをみる
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見合い相手は、ガマ女
慎太郎のアパートに珍しく母親が訪ねてきた。 「慎太郎、おまえもじきに四十だろ。そろそろ身を固めて安心させとくれ」 「その気がないわけじゃないんだけど、なかなか良い縁がなくってね」 「良い縁なんて贅沢言ってるからダメなのよ。お前だって十人並みなんだから折り合いつけなきゃ」 「わかってるさ」 「それで、... 続きをみる
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なぜ人は男右女左の位置が落ち着くのか?
あ、おはよう。 よく眠れなかったのかって?実はそうなんだよ。 理由?う~ん、たぶんさぁ、位置の問題だと思うんだ。先週、こっち側に寝るようになってから熟睡できないんだよ。 やっぱり落ち着かないよ、左側。 神経質?かもなぁ。でもね、男ってだいたいそうみたいだよ。カップルで歩くときでも女性が左にいたほうが... 続きをみる
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YOUTUBE版秘宝館第5弾『雨の午後のマーチ』
動画をまた作ってしまいました。今の季節らしいかな。どうぞ、ごらんくださいませ。
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新美南吉作『あめだま』最短解決Ver.
春のあたたかい日のこと、わたし舟にふたりの小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。 舟が出ようとすると、「おオい、ちょっとまってくれ。」と、どての向こうから手をふりながら、さむらいがひとり走ってきて、舟にとびこみました。 舟は出ました。 さむらいは舟のまん中にどっかりすわっていました。ぽかぽかあた... 続きをみる
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YOUTUBE版秘宝館第4弾『赤と青のCONFLICT』
『赤と青のCONFLICT』 『青い珊瑚礁』と『赤いスイートピー』 先輩、どっち好きっすか? え?スイートピーかな。 じゃ、赤盤と青盤じゃあ? う~ん、青かな。 もう先輩、どっちなんすか?赤か青かはっきり決めてくださいよっ 決めろって、そんなんで決められないだろうが。 どっちかなんでしょ?どっちかを... 続きをみる
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OOPARTS(オーパーツ)
ディレクターのキューを確認して、私はカメラに向かって話し始める。 「皆さん、今晩は。本日、皆さんは世紀の大発見の目撃者となります」 カメラがゆっくりとスタジオ中央特設ステージに移動する。 そこには、ブルーシートに覆われた山のような塊が鎮座していた。 「お願いします」 番組スタッフたちが覆いをスルスル... 続きをみる
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未来から感謝をこめて
「リサ、未来で会おう」 「きっと会えるよね、マサルさん」 見つめ合うボクたちの腕に血管注射が打たれる。ボクたち二人は冷凍睡眠ポッドに横たわった。 空気が抜けるような音が響き、ハッチが閉まる。睡眠ガスが充填され、ボクたちは深い眠りに落ちた。 その半年前、結婚を誓い合ったボクたちに突然の悲劇が襲った。 ... 続きをみる
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YOUTUBE版秘宝館第3弾『ZIPPER』
性懲りもなく、第3弾です。 『ZIPPER』 裏山にUFOが墜落しました。 ドドーン! 恐る恐る船内を覗くと、宇宙人がひとり倒れています。 宇宙人を連れ出した途端、UFOは大爆発。 ドドーン! フー、危ないところでした。 助けた宇宙人を見てビックリ。すっげーイイ女です。 「大丈夫ですか?」 「苦しい... 続きをみる
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ひん曲がれ、スプーン!
「さあ、それでは挑戦していただきましょう!どうぞ!」 日本テレビ局のスタジオ。セット中央のソファに腰掛けているのは、超能力ブームに火をつけた張本人、ゲリ・ユラーである。 ゲリが話し始めると、同時通訳が追いかけて翻訳していく。 「さあ、ここにスプーンが5本あります。どれも仕掛けがないことを確かめてくだ... 続きをみる
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YOUTUBE版秘宝館第2弾『好き好き大好き!』
調子に乗って2作目を作ってしまいましたぁ。 『好き好き大好き!』 男 君はいつもボクを見つめてささやく。 あなたの瞳が大好きよ。 もっと見つめて。 ずっと見つめて。 好き好き大好き。 飽きることなくのぞき続ける君の瞳 まぶしいくらいにキラキラしてる。 熱いまなざしに酔っちゃいそうだ。 惚れられちまっ... 続きをみる
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YOUTUBE版秘宝館!ショートショート劇場『夏は夜』
haruさんを見習って、ショートショートを動画にしてみました。Windowsムービーメーカーで作りました。 ショートショート劇場第1弾!(次があるのか?)『夏は夜』!枕草子のパロディです。 活動写真の字幕場面だけだぞ!みたいな動画になりました。 新しいことにチャレンジする勇気を与えてくれたharuさ... 続きをみる
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アレルゲン免疫療法、失敗です
電話予約の初診の患者は、約束どおり夜中に診療所を訪れた。 診察室に入ってきたのは長身の二枚目、昭和の少女マンガに登場しそうな面長の濃い顔立ちだ。 似合わないカジュアルから長い手足がはみ出して、まるでピノキオ人形みたい。 タキシードとか、ちゃんと着こなしたら映画俳優にだって間違われそうなのに。 「すみ... 続きをみる
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