『アイリッシュマン』
1950年代のフィラデルフィア。トラック運転手のシーラン(ロバ―ト・デ・ニーロ)は、イタリアンマフィアのボス・ラッセル(ジョー・ペシ)の手下となり、殺人を繰り返す。そんな中、ラッセルは全米トラック運転手組合長のジミー・ホッファ(アル・パチーノ)にシーランを紹介。ホッファはシーランをボディガードとして... 続きをみる
1950年代のフィラデルフィア。トラック運転手のシーラン(ロバ―ト・デ・ニーロ)は、イタリアンマフィアのボス・ラッセル(ジョー・ペシ)の手下となり、殺人を繰り返す。そんな中、ラッセルは全米トラック運転手組合長のジミー・ホッファ(アル・パチーノ)にシーランを紹介。ホッファはシーランをボディガードとして... 続きをみる
やはり試写室だけではなく、ちゃんと映画館で見ておこうと思い、地元のMOVIX亀有へ。昼過ぎの上映回だったが、ほぼ満席の盛況ぶり。3日前に試写室で見た時よりも集中して見られたし、思いのほか2度目の方が楽しめた。やはりこうした映画は映画館の大画面で見なければ、との思いを新たにさせられた。一緒に見た妻は「... 続きをみる
1862年イギリス。気象学者のジェームズ(エディ・レッドメイン)と気球操縦士のアメリア(フェリシティ・ジョーンズ)は、酸素ボンベなしで気球に乗って高度1万メートル余まで上昇するが…。 実話を基にしたアドベンチャーロマン。最新の映像技術を駆使して、19世紀のロンドンの風景と、空中、雲上の世界を見せるの... 続きをみる
1996年、アトランタオリンピック開催時に、爆発物を発見して多くの人命を救った英雄であるにもかかわらず、FBIやメディアに爆破テロの容疑者と見なされた実在の警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)と弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)の闘いを描く。 クリント・イース... 続きをみる
前作で、ゲーム内の試練を生き抜いた4人のティーンエージャー。大学生になった彼らが、再び「ジュマンジ」の中に入り込んでしまったスペンサー(アレックス・ウルフ)の救出作戦を行う。 ところが、ゲームキャラのブレーブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、オベロン教授(ジャック・ブラック)、フィンバー(ケビ... 続きをみる
歌手になる夢がかなわず、荒れた生活を送りながらクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)の前に、好青年のトム(ヘンリー・ゴールディング)が現れる。ケイトはトムに心引かれるが、彼にはある秘密があった。 同名タイトル曲のほか、ワム!、ジョージ・マイケルの数々の曲に乗って展開するほろ苦く切ないク... 続きをみる
『アナと雪の女王2』(MOVIX亀有) 『アナと雪の女王』(13)の続編。前作から3年後、アレンデール王国の女王として平和な日々を過ごしていたエルサだったが、ある日、自分を呼ぶ北からの「不思議な歌声」を聞く。その歌声に導かれ、彼女は妹のアナとクリストフ、オラフ、スヴェンと共に、自分の持つ魔法の秘密を... 続きをみる
『フォードVSフェラーリ』(2019.11.7.20世紀フォックス試写室) 1959年、ル・マン24時間耐久レースで優勝したキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。だが心臓を悪くした彼は、車のデザイナー兼セールスマンに転身する。彼のチームには優れたレーサーだがくせ者の英国人ケン・マイルズ(クリスチ... 続きをみる
前作は129分、今回は160分。主人公のすず(のん)や娼婦のリン(岩井七世)の“女心”を表すシーンなど、新たなエピソードを加えて、前作では描き切れなかった秘密を明かしながら、“自分の居場所”というテーマをさらに強く印象付ける。また、日常の日付がさらに細かく示され、8月6日(原爆投下)へのカウントダウ... 続きをみる
『ターミネーター2』(91)から28年後に作られた正統な続編。ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、監督は『デッドプール』のティム・ミラーが務めた。 どうやら『2』とこの映画の間に作られた諸作は全てなかったことにするようだ。何だか引退や解散を何度も宣言しながら、復帰や再結成を繰り返すプロレスラーやロ... 続きをみる
最近では、スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』(18)にも登場した伝説のホラー映画の続編。スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(80)の40年後をマイク・フラナガン監督が描く。 惨劇から生き残ったダニー(ユアン・マクレガー)は、父親から殺されかけたトラウマと、... 続きをみる
このドキュメンタリー映画の主人公であるレオン・ヴィターリは、『バリー・リンドン』(75)に出演後、俳優の道を捨て、自ら志願してスタンリー・キューブリックの助手となった。 以後、キャスティング、演技指導、プリント・ラボ作業、サウンドミキシング、効果音の製作、字幕と吹き替えの監修、宣伝レイアウトの作成、... 続きをみる
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンに改造されて登場し、世界的に有名になったデロリアン。この伝説的な車を作った男ジョン・デロリアン(リー・ペイス)の物語を、実話を基に映画化した。果たしてデロリアンは詐欺師だったのか、それとも天才だったのか…。 監督のニック・ハムと脚本のコリン・ペ... 続きをみる
映画監督スタンリー・キューブリックの専属運転手兼世話係を長年務めた、イタリア人のエミリオ・ダレッサンドロへのインタビューを中心にしたドキュメンタリー映画。 2人の縁は、エミリオが『時計じかけのオレンジ』(71)の大道具(巨根)を丁寧に運搬したことから始まる。ちょうど運転手を探していたキューブリックが... 続きをみる
昨年大ヒットした『カメラを止めるな!』に続く上田慎一郎監督の第2作。売れない俳優の和人は、数年ぶりに弟の宏樹と再会し、演じることを使った何でも屋を請け負う俳優事務所「スペシャルアクターズ」に誘われる。そんな中、カルト集団から旅館を守ってほしいという依頼がくる。 オーディションで選んだ無名の俳優たちを... 続きをみる
小説家となった満男(吉岡秀隆)は、妻を亡くし、娘のユリ(桜田ひより)と二人暮らし。妻の法要で実家を訪れた彼は、母のさくら(倍賞千恵子)や父の博(前田吟)と共に、伯父の寅次郎(渥美清)に思いをはせる。そんな中、満男は初恋の人・泉(後藤久美子)と再会する。 第1作(69)から50年目に作られたシリーズ第... 続きをみる
『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)(2019.9.10.アスミックエース試写室) 第1作の『ジョン・ウィック』(14)では、愛犬を殺された怒りからロシアン・マフィアを壊滅させ、第2作の『ジョン・ウィック:チャプター2』(17)では、家を爆破された怒りからイタリアン・マフィアを壊滅させた、伝説の... 続きをみる
伊坂幸太郎の6章からなる連作小説を映画化。監督はインディーズ出身で、今年は『愛がなんだ』も公開され、進境著しい今泉力哉。音楽と主題歌「小さな夜」は斉藤和義。全編が仙台・宮城ロケで撮られている。 10年前と現在とを交差させながら、出会い、連鎖、絆をキーワードにした複数のラブストーリーが展開する。10年... 続きをみる
内向的な青年ジョナサン(アンセル・エルゴート)には、ジョンというもう一つの人格があった。“2人”は医師が脳に埋め込んだタイマーで、午前7時と午後7時の12時間ごとに入れ替わるように設定され、互いにビデオメッセージを残すことで、自分がいない時間に起こった出来事を共有していた。ところがジョンに恋人ができ... 続きをみる
『スノーマン』『風がふくとき』などの絵本作家レイモンド・ブリッグスが、自身の両親の人生を描いた絵本を、アニメーション映画化。1928年の牛乳配達のアーネスト(声:ジム・ブロードベント)とメードのエセル(声:ブレンダ・ブレシン)の結婚から、1971年の彼らの死までが描かれる。あえて2Dアニメで撮ってい... 続きをみる
クリント・イーストウッドの『運び屋』、ロバート・レッドフォードの俳優引退作『さらば愛しきアウトロー』に続いて、今度はバート・レイノルズの遺作が公開される。彼らは1970年代に全盛を誇った映画スターという点で共通するだけに、彼らの映画を見ながら育った自分としては、やれ引退作だ、遺作だとなると、時の流れ... 続きをみる
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案にした新感覚の学園ミステリー。少年探偵団の団長・小林少年のひ孫の芳狼(高杉真宙)が学園で起こる怪事件の謎に迫るというもの。 懐かしのポプラ社の原作本をコラージュするシーンもあり、ひと昔前のジュブナイル映画のような雰囲気を出そうとしているが、怪人二十面相と芳狼の... 続きをみる
東西冷戦下のポーランドを舞台に、戦後設立された民族合唱舞踏団で出会ったピアニストのビクトル(トマシュ・コット)と歌手のズーラ(ヨアンナ・クーリグ)が、15年にわたって東西両側で揺れ動き、別れと再会を繰り返す様子を、音楽を媒介にして描く。ポーランドの体制の変化に加えて、2人が関わる民族音楽、伝統音楽、... 続きをみる
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)(2019.7.31.ソニー・ピクチャーズ試写室) もし、1969年のロサンゼルス(ハリウッド)に、落ち目の西部劇スターのリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と彼のスタントマンを務めるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)がいたら…。 そし... 続きをみる
自殺志願の若者ウィリアム(アナイリン・バーナード)は、殺し屋のレスリー(トム・ウィルキンソン)と、1週間以内に暗殺してもらう契約を結ぶ。ところがウィリアムの前にキュートな女性エリー(フレイア・メイバー)が現れて…。 この映画の、自殺志願者が美女と出会って生きたくなる、という皮肉な設定は、例えば、フィ... 続きをみる
偉大なライオンの王ムファサの息子としてアフリカの大地に生まれたシンバは、王座を狙う叔父のスカーの策略によって父を失い、王国から追われる。 1994年にアニメーション映画として製作され、97年には舞台化された『ライオン・キング』が、アニメでも実写でもない、全てがCGで作られた“超実写版”として新たに登... 続きをみる
『記憶にございません!』(19)(2019.7.10.東宝試写室) 史上最低の支持率を記録した総理大臣・黒田啓介(中井貴一)。ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり記憶喪失に陥る。側近たちは、国政の混乱を避けるために、事実を隠して黒田に公務を続けさせるが…。監督・脚本は三谷幸喜。 悪徳政治家が突然善... 続きをみる
『トイ・ストーリー4』(19)(2019.6.24.ディズニー試写室) 最初の『トイ・ストーリー』(95)から24年、前作『トイ・ストーリー3』(10)から9年がたち、アンディと別れたウッディたちは、新たな持ち主となったボニーと暮していた。そんな彼らの前に、ボニーの手作りおもちゃのフォーキーが現れる... 続きをみる
舞台は、1851年のゴールドラッシュに湧く米西部。シスター姓の殺し屋兄弟イーライ(ジョン・C・ライリー)とチャーリー(ホアキン・フェニックス)は、提督を名乗るボスの命令で、川内の金を発見するための薬品の化学式を知るウォーム(リズ・アーメド)と連絡係のモリス(ジェイク・ギレンホール)の行方を追う。 米... 続きをみる
戦艦大和の建造をめぐるさまざまな事柄を史実とフィクションを組み合わせて描いた三田紀房の同名漫画を、『三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(13)などでVFXを駆使して過去を再現した実績のある山崎貴監督が映画化。 日本と欧米の対立が激化する1933(昭和8)年、大日本帝国海軍上層部は巨大戦艦の建造計画... 続きをみる
アポカリプスとの闘いから10年。ミュータントの一人ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、宇宙での事故によって、自身の中のダークサイドの力が増幅し、制御不能に陥る。仲間たちは何とか彼女を救おうとするが…。 若き日のプロフェッサーX(ジェームズ・マカボイ)やマグニートー(マイケル・ファスベンダー)を中... 続きをみる
レジェンダリー・ピクチャーズ製作のモンスター・バースシリーズの第3作。前作『GODZILLA ゴジラ』(14)から5年後。極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関モナークのエマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)と元傭兵の環境テロリスト・ジョナ(チャールズ・ダンス)のたくらみによって、ゴジラをはじめとす... 続きをみる
度重なる銀行強盗と16回の脱獄を繰り返しながら、誰も殺めなかった74歳の紳士的なアウトロー、フォレスト・タッカーの“ほぼ真実の物語”。タッカーを演じたロバート・レッドフォードの俳優引退作である。原題は「老人と海」ならぬ「老人と銃」だが、けれども銃は使わないという逆説的な意味があるわけだ。そういえば、... 続きをみる
(原題)『Hostiles=(敵対)』→『荒野の誓い』(9月6日公開) やっと日本公開が決まった西部劇の新作だが製作は2017年。監督は『クレイジー・ハート』(09)『ブラック・スキャンダル』(15)『ファーナス/訣別の朝』(13)と、骨太でニューシネマっぽい映画を撮ってきたスコット・クーパー。 撮... 続きをみる
『アベンジャーズ エンドゲーム』(19) 「アベンジャーズ」シリーズの第4作で完結編。前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で、宇宙最強の敵サノス(ジョシュ・ブローリン)によって、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られたアベンジャーズ。残されたメンバーたちが世界や仲間を救うため、... 続きをみる
米ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレン(エバン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)は、自分たちが普通の大人になりかけていることにいら立ちを感じていた。そんな中、2人は大学図書館に保管されたオーデュポンのビンテージ画集を強奪することを思いつき、新たに2人の友人を仲間に引き込む。 自... 続きをみる
クリスマスを迎えたイギリスの田舎町に突如ゾンビが出現。冴えない日常を送る高校生のアナは、日頃のうっ憤を晴らすかのように、仲間たちと共にゾンビに立ち向かっていく。 闘いの最中に、本格的なミュージカルさながらに、彼らが歌うシーンが挿入されるという、青春コメディとミュージカルとゾンビを融合させた珍品。常々... 続きをみる
明治時代末期から大正時代にかけて、茨城・日立鉱山の亜硫酸ガスによる煙害に対して、当時世界一となる大煙突を建設した人々の姿を描く。原作・新田次郎。監督・脚本は『天心』(13)の松村克弥。 足尾鉱毒事件の田中正造代議士の半生を描いた『襤褸の旗』(74)のような、日本の近代を背景にした社会派劇。国策・殖産... 続きをみる
ブログを基にした人気エッセーの映画化。舞台は八丈島。夫を事故で亡くしたシングルマザーに篠原涼子、その娘に芳根京子という配役。 随分物騒なタイトルだが、実は反抗期で口もきかない娘に向けて、高校3年間、母がメッセージ弁当を作り続けたという話。裏を返せば、嫌がらせとは名ばかりの愛情弁当に他ならない。本来、... 続きをみる
『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』 結婚50年を迎えた老夫婦(藤竜也、倍賞千恵子)の飼い猫チビが突然いなくなる。それを機に夫婦間の溝が露わになり、妻は離婚を考え始めるが…。 西炯子の人気漫画を小林聖太郎監督が映画化。『毎日かあさん』(11)や『マエストロ!』(15)でユニークな家族と隣人たち... 続きをみる
音楽ライターの父とドラッグ依存症だった息子が、それぞれの視点から書いた2冊のノンフィクションを映画化。父親役をスティーブ・カレル、息子役をティモシー・シャラメが演じている。シャラメは『君の名前で僕を呼んで』(17)の同性愛に続いて、今度はドラッグ依存症の役。このまま行くと際物俳優になりかねないのでは... 続きをみる
記憶を失いながらも、クリー帝国のエリートソルジャーとして活躍していたヴァース(ブリ―・ラーソン)は敵との闘いの中、誤って地球に不時着する。彼女は断片的な記憶のフラッシュバックに悩まされながらも、やがて自らの過去に隠された真実を知ることになる。 主人公の正体を探るミステリーの要素もあるマーベル映画の新... 続きをみる
1953年、かつての人気喜劇コンビ(スタン・)ローレル&(オリバー・)ハーディが、イギリスでホールツアーを行うが、すでに彼らは“過去の人”になっていた。だが、2人が懸命にツアーをこなす中、やがて満員の観客が客席を埋めるようになるが…。 スティーブ・クーガンとジョン・C・ライリーが、本物そっくりになっ... 続きをみる
舞台は、1970年代半ばの米コロラド州コロラドスプリングス。この町で黒人として初めて刑事になったロン・ストールワース(ジョン・デビッド・ワシントン)が、白人至上主義を掲げる過激派団体KKK(クー・クラックス・クラン)に入団し、彼らの悪事を暴く。ロンいわく「俺は電話担当。代わりに白人刑事(アダム・ドラ... 続きをみる
あるマンションに引っ越してきた会社員の志織(川口春奈)は、部屋のエアコンの通風孔から聞こえた「1年後の隣人・平野」を名乗る“謎の声”のおかげで命を救われるが、そのことでタイムパラドックス(矛盾)が生じ、1年後に自身の存在が消える事態に直面する。志織は本物の平野(高橋一生)と共に、「シラノ」と名付けた... 続きをみる
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』(2019.2.14.アスミック・エース試写室) 2003年、アメリカのイラクに対する軍事戦略、通称“衝撃と畏怖”が実行された。01年の同時多発テロ後のアメリカを覆った異様な空気(愛国、報復、好戦)を巧みに利用して、政府が捏造した情報によって始まったイラク戦争。 大手新... 続きをみる
1970年代初頭。女性弁護士ルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)が挑んだ“男女平等”に関する裁判をクライマックスに、性別による差別が当たり前だった時代の風潮を描く。だから原題は「On the Basis of Sex=性別に基づく」となる。現在85歳のルースは現役の最高裁判事で、アメリカ... 続きをみる
日本のSFコミック「銃夢」(木城ゆきと)を、製作ジェームズ・キャメロン、監督ロバート・ロドリゲスが実写映画化。キャメロンに原作を紹介したのは『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)のギレルモ・デル・トロだという。 大戦後の未来は、天空に浮かぶユートピア都市ザレムと、荒廃した地上のアイアンシティに分断さ... 続きをみる
『メリー・ポピンズ』(64)の続編で、前作から25年後の設定。監督は『シカゴ』(02)のロブ・マーシャル。 大人になったジェーンとマイケルのバンクス姉弟(エミリー・モーティマー、ベン・ウィショー)のもとに、魔女のメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が再び現れ、前作に引き続き、親子3代にわたるバンク... 続きをみる
警官のアスガー(ヤコブ・セーダーグレン)は、ある事件をきっかけに、現場を退き、緊急通報指令室のオペレーターを務めていた。ある日、車で誘拐されたという女性からの通報を受けたアスガーは、電話の声と音だけを頼りに、事件解決に挑むことになる。 スウェーデン出身のグスタフ・モーラーの長編監督デビュー作となった... 続きをみる
日露戦争下、松山に実在したロシア兵捕虜収容所を舞台に、日本人の看護師ゆい(阿部純子)と、ロシアの将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)の許されない愛を描く。基は史実とフィクションを融合させたラジオドラマで、惹句は「日露戦争時代のロミオとジュリエット」。 監督・脚本の井上雅貴は、アレクサンドル・ソ... 続きをみる
前作『クリード チャンプを継ぐ男』(15)で新章に突入した「ロッキー」シリーズ。前作のアポロの息子アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)に続いて、今回は『ロッキー4 炎の友情』(85)のロシア人ボクサー、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と息子のビクターが登場。親子二代、息子同士の宿命の戦... 続きをみる
1988年、米コロラド州。ジョン・F・ケネディの再来と言われ、大統領選挙の最有力候補=フロントランナーに躍り出たゲイリー・ハート(ヒュー・ジャックマン)。だがマイアミ・ヘラルド紙がつかんだスキャンダルが報道されると事態は一変する。 政治家に対する報道のルールや、候補者の政策よりも人柄を重視する国民感... 続きをみる
進行性の筋ジストロフィーを患いながら自立生活を送り、堂々と自己主張をしながら生き抜いた鹿野靖明(大泉洋)。彼と彼の日常を支え続けた大勢のボランティア(通称ボラ)の姿を、実話を基にユーモアを交えながら描く。キャッチコピーは「体は不自由、心は自由」だ。 この映画は、鹿野とボラたち(三浦春馬、高畑充希ほか... 続きをみる
最悪のリゾートウエディングに招待された偏屈男と屁理屈女。飛行機やバスは隣の席で、ホテルは続き部屋。これは奇跡の出会いか、と思いきや、口を開けば皮肉の言い合いに。果たして2人の関係はどうなる…というシチュエーションコメディ。 ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブス4度目の共演作。セリフがあるのはこの2人... 続きをみる
妻を楽にするために必死になった結果、安全で安価な生理用品の普及に尽力することになった男の奮闘努力の様子を、実話を基に映画化。 まるで瓢箪から駒のような話だが、主人公ラクシュミの健気さにほだされて、見ながらほのぼのとした気分になってくる。これはインドのジョージ・クルーニーと呼ばれているらしいラクシュミ... 続きをみる
人類史上初めて月面に立った男、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)を主人公に、ディミアン・チャゼル監督が、アメリカの宇宙計画の裏側を描く。 1960年代はまだ携帯電話もパソコンもなかった時代。そのためチャゼル監督は、可能な限りアナログ感を表現し、観客に当時の現実を体験させることを主眼に置... 続きをみる
『シュガー・ラッシュ』(12)の続編で、原題は「Ralph Breaks the Internet=ラルフがネットを破壊する」。 前作で親友になったヴァネロペとラルフが、今回はインターネットの世界に飛び込み冒険を繰り広げる。アーケードゲームのキャラクターがネットの中に入るとどうなるのか…。新たな世界... 続きをみる
前作のラストで捕らえられた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃走。魔法学校の恩師ダンブルドア(ジュード・ロウ)の頼みを受けて、ニュート(エディ・レッドメイン)はパリに向かう。 シリーズ物の常だが、まずは前作の流れを思い出すのに一苦労する。前作のニューヨークに代わって、今回は192... 続きをみる
容姿に自信が持てず、消極的な毎日を過ごすレネー(エイミー・シューマー)。ある日、ジムでトレーニング中に頭を打って気を失い、目覚めると鏡に写った自分は絶世の美女になっていた…。でも、そう見えているはレネー本人だけ。彼女の大いなる勘違いなのだが、美女に変身したと思い込んだレネーは、超ポジティブな女性に生... 続きをみる
監督ブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ主演の今回が4度目の映画化となる古典話。 最初は、ウィリアム・A・ウェルマン監督、ジャネット・ゲイナー、フレドリック・マーチ主演の『スタア誕生』(37)、続いてジョージ・キューカー監督、ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイスン主演の『スタア誕生』(54)、... 続きをみる
1970年のメンバー同士の出会いから85年のライブエイドでのパフォーマンスまで、ロックバンド・クイーンの軌跡を、リードボーカルのフレディ・マーキュリーを中心に描く。監督はブライアン・シンガー。 何より、フレディ役のラミ・マレックをはじめ、メンバーのブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディー... 続きをみる
1934年に29歳で夭折した伝説の映画監督ジャン・ヴィゴの遺作で、唯一の長編劇映画。日本では91年にようやく初公開された。今回は4Kレストア版での公開となる。 田舎町とル・アーヴル間を運行する艀(はしけ)船アタラント号。乗組員は船長のジャン(ジャン・ダステ)、老水夫のジュール(ミシェル・シモン)と少... 続きをみる
『壬生義士伝』に続く浅田次郎原作の新選組外伝。 幕末、壬生浪士組が新選組へと転化していくさまを、土方歳三(溝端淳平)を慕う京・島原輪違屋の天神・糸里(藤野涼子)、平山五郎(佐藤隆太)の恋人で桔梗屋天神の吉栄(松井玲奈)、芹澤鴨(塚本高史)の愛人・お梅(田畑智子)といった女性の視点から描く。 クライマ... 続きをみる
1980年代初頭、“西のウォールストリート”と呼ばれたロサンゼルスを舞台に、実在した若者投資グループによる前代未聞の詐欺事件を描く。 グループの中心人物のジョー・ハントとディーン・カーニーを、若手のアンセル・エルゴートとタロン・エガートンが演じているが、2人の上を行く詐欺師を演じたのが今や半引退状態... 続きをみる
最近妻を亡くした韓国系アメリカ人のデビッド。彼の16歳の娘マーゴットが、ある日忽然と姿を消した。行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか、誘拐なのかも分からないまま、時は刻々と過ぎていく。娘のSNSを必死に探ったデビッドは、そこに自分の知らない娘の姿を見ることになる。 キム一家の歴史を紹介す... 続きをみる
両親を亡くしたルイス(オーウェン・ヴァガーロ)は、伯父のジョナサン(ジャック・ブラック)に引き取られ、彼が住む古い屋敷を訪れるが、彼は二流の魔法使いだった。ルイスは、ジョナサンと隣人の魔法使いツィマーマン夫人(ケイト・ブランシェット)と共に、屋敷に隠された“世界を破滅に導く時計”を探すことになる。 ... 続きをみる
三上延の原作小説を、三島有紀子が監督して映画化。 就職浪人の五浦大輔(野村周平)は、祖母(渡辺美佐子)の遺品で、夏目漱石のサインが入った『それから』を、鎌倉のビブリア古書堂に持ち込む。店主の篠川栞子(黒木華)は筋金入りの古書マニアだったが、大輔はこの店でアルバイトをすることになる。 現在と50年前の... 続きをみる
1969年、米ペンシルベニア州。孤独な寮生活を送る高校生のジェイミー(アレックス・ウルフ)は、J・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を劇化することを思いつき、許可を得るため、演劇サークルで知り合ったディーディー(ステファニア・オーウェン)と共に、隠遁生活を送るサリンジャーの居所を探す旅に出る... 続きをみる
舞台はニューヨーク。しがないフィクサー(仲介者)のノーマン・オッペンハイマー(リチャード・ギア)は、ユダヤ人の上流社会に食い込むため、小さな嘘を積み重ねながら人脈を広げてきた。 ある日、イスラエルの政治家エシェル(リオル・アシュケナージ)に近づいたノーマンは、成り行きで最高級の靴をエシェルにプレゼン... 続きをみる
「もしも、あの時に戻ることができたら…」という、誰もが抱く後悔の思いを描いてベストセラーとなった川口俊和の小説を映画化。タイムトラベルという、あり得ない現象を描いているのだから、妙な設定についてとやかく言う気は全くない。そこを論じたらこうした話は初めから成立しなくなるからだ。逆に、よくこんな設定を考... 続きをみる
“西洋版の落語” 舞台は、17世紀オランダのアムステルダム。チューリップの球根売買がバブル景気を呼んだ時代。貧しい画家のヤン(デイン・デハーン)は、富豪のコルネリス(クリストフ・ヴァルツ)から、自身と若妻のソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)の肖像画製作を依頼される。やがてヤンとソフィアは恋に落ち、... 続きをみる
ここにも野球が… 世界を滅ぼすという伝説の巨人の来襲を信じる少女バーバラ(マディソン・ウルフ)は、奇異な言動で周囲から孤立するが、実は彼女の行動の裏にはある秘密があった…。製作クリス・コロンバス、デンマーク出身のアンダース・ウォーター監督によるダークファンタジー。 前半と後半でこれほど印象が変わる映... 続きをみる
棋士・瀬川晶司五段の自伝的同名小説を映画化。 プロ棋士の登竜門である奨励会に入会するも、「26歳までに四段に昇格できなければ退会」という規定をクリアできず、一度はサラリーマンとなった主人公が、再びプロ棋士を目指す姿を描く。監督は、自らも奨励会入りしながら挫折し、賭け将棋の世界を描いた『王手』(91)... 続きをみる
不慮の事故で亡くなった男(ケーシー・アフレック)が、妻(ルーニー・マーラ)への思いを胸に、幽霊となってさまよい続ける。 と聞いて、見る前は『ゴースト/ニューヨークの幻』や『オールウェイズ』をイメージしたが、監督・脚本のデビッド・ローリーは、幽霊に対して全く違うアプローチを試み、成仏できない魂、時間と... 続きをみる
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