『アンダー・ザ・シルバーレイク』
舞台はロサンゼルスのシルバーレイクという貯水池のある街。夢破れた青年サム(アンドリュー・ガーフィールド)は、隣に住む謎の美女サラ(ライリー・キーオ)に恋をするが、突然、彼女は失踪する。サラを捜す中、サムは街の裏側に潜むある秘密を知る。 例えば、探偵くくりで『チャイナタウン』(水源)、『インヒアレント... 続きをみる
舞台はロサンゼルスのシルバーレイクという貯水池のある街。夢破れた青年サム(アンドリュー・ガーフィールド)は、隣に住む謎の美女サラ(ライリー・キーオ)に恋をするが、突然、彼女は失踪する。サラを捜す中、サムは街の裏側に潜むある秘密を知る。 例えば、探偵くくりで『チャイナタウン』(水源)、『インヒアレント... 続きをみる
B級モンスターパニック映画の味わいあり 200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ・メガロドン(通称MEG)と、レスキューダイバーのジョナス(ジェイソン・ステイサム)との闘いを描く海洋パニック映画。米中合作のためか、全体にうさんくささが漂うことに加えて、ステイサムよりもリー・ビンビンの方が目立ってしまうと... 続きをみる
当時の興奮がよみがえる 1980年のテニスのウインブルドン選手権決勝、ビョルン・ボルグ対ジョン・マッケンローの死闘をクライマックスに、2人のそれまでの道のりや葛藤を描く。ビリー・ジーン・キングとボビー・リッグスの試合を描いた『バトル・オブ・セクシーズ』に続く実録テニス映画の公開だ。 まず、スベリル・... 続きをみる
上田慎一郎監督の劇場長編デビュー作だが、ほぼ無印だった。ところが、新宿K's cinemaと池袋シネマ・ロサの2館で始まった上映が、まるでゾンビのように、100館以上にまで増殖。TOHOシネマズの日比谷、日本橋、六本木などは軒並み満員で、自分たち夫婦も上野でやっと見ることができた。珍現象というか、も... 続きをみる
『スカイスクレイパー』(18)(2018.8.9.TOHOシネマズ六本木) イーサン・ハント対ザ・ロックが見たくなる 元FBI人質救出部隊のリーダー、ウィル(ドウェイン・ジョンソン)。ある事件の爆発事故で片足が義足となった彼は、今は香港にある世界最高峰のビル「ザ・パール」に家族と共に住み、ビルのセキ... 続きをみる
リターン・トゥ・プー・コーナー イギリスを舞台にした童話を実写映画化した『パディントン』『ピーターラビット』に続いて、今度はくまのプーさんが登場した。 A.A.ミルンの『プー横丁にたった家』は、寄宿学校に行くことになった主人公のクリストファー・ロビンが、くまのプーに別れを告げる場面で終わっている。 ... 続きをみる
ABBAのヒット曲をちりばめたミュージカルの10年ぶりの続編。 娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)がギリシャの島にホテルを開業する現在と、若き日の母のドナ(リリー・ジェームズ)とソフィの3人の父親候補が出会う過去を交錯させて描く。 ジェームズはなかなかチャーミングで頑張ってはいるが、若きドナの行状... 続きをみる
何があっても、イーサンはイーサンだ! アメリカの秘密機関IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、盗まれた三つのプルトニウムの回収に失敗。裏組織が目論む“同時核爆発”を阻止するため、プルトニウムの奪還に挑む。だから副題が「fallout=放射性降下物」なんだな。シリーズ第6作。監督... 続きをみる
ヒーローもつらいよ 『Mr.インクレディブル』(04)14年ぶりの続編で、監督・脚本は前作同様ブラッド・バード。目まぐるしく展開するアクションシーンが見ものだ。 今回のテーマは、ズバリ「悪と戦うヒーロー家族にも、日常生活や悩みがある」。そこに、女性(妻)の社会進出、仕事と子育ての両立など、ごく一般的... 続きをみる
『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(2018.7.11.ショウゲート試写室) ジョン・F・ケネディ暗殺後、急遽、副大統領から大統領に昇進したリンドン・B・ジョンソンの知られざる素顔と功績を描く。監督は『アメリカン・プレジデント』(95)で、理想的な大統領の恋愛を描いたロブ・ライナー。 特殊メークに... 続きをみる
身長1.5センチのヒーロー、アントマン(蟻男)の続編。 前作は特殊スーツによってミクロ化した駄目男のスコット・ラング=アントマン(ポール・ラッド)の視点を生かしたカメラワークが新鮮で面白かったが、今回は、まるでウルトラセブンのように、大きくなったり、小さくなったりと、伸縮自在のアクションや視点が見ど... 続きをみる
前作『ジュラシック・ワールド』(15)から4年後が舞台。恐竜たちが放置されたままのイスラ・ヌブラル島の火山が噴火の兆候を示し始める。恐竜たちを見捨てるのか、保護するのかの議論が行われる中、オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、再び島を訪れるが…。 3部作の中間作。バ... 続きをみる
ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャン達との演奏を中心に描いた音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)の18年ぶりの続編。彼らの“その後”と、アディオス(さよなら)ツアーの模様を描く。 独特のリズムを刻む彼らの音楽(サルサと言っていいのか?)は相変わらず魅力的。そんな彼ら... 続きをみる
つくづく不思議な映画 幼い頃に誘拐され、外部から遮断されたシェルターの中で、にせの両親が作ったにせの教育番組「ブリグズビー・ベア」を見ながら育った25歳の青年ジェームズ(カイル・ムーニー)。 と、出だしは『ルーム』(15)か『10クローバーフィールド・レーン』(16)のような、監禁ものを思わせるのだ... 続きをみる
久しぶりの目腐れ、超カルト映画 江戸時代、ある藩に紛れ込んだ浪人・掛十之進(綾野剛)が、自らまいた種のせいで騒動に巻き込まれる。藩内の人々、人間の言葉を話す猿、「腹ふり党」なる新興宗教の教祖…。現代語と時代劇風の言葉を交えたセリフを語る奇抜なキャラクターが登場し、時代劇の形を借りた摩訶不思議な世界を... 続きをみる
「視界がぼやけ、涙が頬をつたうけど、ずっと微笑んでいられる」 遺伝子の疾患で、人とは異なる顔で生まれたオギー(ジェイコブ・トレンブレイ)。度重なる手術のため、自宅学習を余儀なくされたが、両親(オーウェン・ウィルソン、ジュリア・ロバーツ)は、10歳になった息子を、学校に通わせることを決意する。オギーは... 続きをみる
ルークとレイアと出会う以前の、若き日のハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)の知られざる姿を描く。彼がいかにしてグッド・バッド・ガイ(愛すべき悪党)になっていったのかが明かされる。 監督は、ジョージ・ルーカスつながりで言えば『ウィロー』(88)も懐かしいロン・ハワード。脚本は新旧の『スター・ウォー... 続きをみる
ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー共演、ピーター・シーガル監督の『50回目のファースト・キス』(04)を、長澤まさみと山田孝之、監督・脚本、福田雄一でリメーク。 舞台はハワイ、記憶が1日で消える障害を持つヒロインの瑠衣と、天文学者を目指すヒーローの大輔が出会う。大輔は毎日、初対面から始め、愛を告... 続きをみる
米国政府と米軍による理不尽な沖縄占領と闘い続け、本土復帰に尽力した実在の外交官・千葉一夫(井浦新)の知られざる事実を描く。沖縄の戦後側面史の趣があって興味深く見た。 仲代達矢がナレーションをすることで、かつての東宝の「8.15シリーズ」を思い出した。よくできた社会派のテレビドラマのようだと思ったら、... 続きをみる
2013年、米アリゾナで発生した巨大な山火事に立ち向かう森林消防隊ホットショットの活躍を、実話を基に描く。 壮絶な山火事のシーンが最大の見ものだが、それを背景に、地方自治体の一団からエリート森林消防隊へと昇格するプロセス、隊員同士の友情と絆、仕事と家族との間で生じる葛藤といったドラマが丁寧に描き込ま... 続きをみる
ビアトリクス・ポターの児童書『ピーターラビット』を基に、時代設定を現代に移して初映画化。 イギリスの湖水地方を舞台に、うさぎのピーターとその仲間たちと、動物嫌いで潔癖症のマクレガー(ドーナル・グリーソン)が、隣に住むビア(ローズ・バーン)を巡って繰り広げる争いを、CGを駆使して描く。 監督はアメリカ... 続きをみる
悪女と見せかけておいて、実は… 『ソーシャル・ネットワーク』(10)『マネーボール』(11)『スティーブ・ジョブズ』(15)と、実在の人物の知られざる裏側を描いてきた名脚本家アーロン・ソーキンの監督デビュー作。 今回は、ジェシカ・チャステインを主役に迎え、スキー、モーグルのオリンピック候補から一転、... 続きをみる
『ヒロシマナガサキ』などで知られる日系3世のスティーブン・オカザキが監督した、三船敏郎の生涯を描いたドキュメンタリー映画。チャンバラ映画の歴史や、先の戦争について説明する冒頭を経て、本題の三船に入っていく。名場面と、関係者へのインタビューを中心に構成されている。 証言者は、息子の三船史郎、黒澤久雄、... 続きをみる
怪獣VSドウェイン・ジョンソン 遺伝子操作の実験の失敗によって、ゴリラとオオカミとワニが巨大化かつ凶暴化。シカゴを舞台に、大乱闘を始めた“怪獣”たちに、ドウェイン・ジョンソンが立ち向かう。 特撮を前面に出した“超おバカ映画”。もともとがアーケードゲームだったせいか、アトラクションの要素が強い。 ジャ... 続きをみる
『ボーン・アイデンティティ』の女性版か CIAの尋問官アリス(ノオミ・ラパス)は、英国でのバイオテロ計画の鍵を握る容疑者からメッセージを聞き出すように命じられるが、それは罠だった。容疑者は殺され、アリスは米英の両政府から追われる身となる。果たしてアリスはテロを阻止することができるのか…というサスペン... 続きをみる
『ロンドン、人生はじめます』(2018.3.28.アスミック・エース試写室) これは本当に“いい話”なのか ロンドンの高級マンションに暮らすエミリー(ダイアン・キートン)が、森の中の小さな小屋に住むドナルド(ブレンダン・グリーソン)と知り合い、2人は互いに引かれ合うようになるが…。 国立公園で暮らす... 続きをみる
頭では分かっていても… 1983年、北イタリアの避暑地。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、考古学者の父(マイケル・スタールバーグ)を手伝いに来た24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と恋に落ちる。 オリヴァー役が女性なら何の問題もない、よくある切ない恋物語だが、男同士の恋というところ... 続きをみる
うなじの匂いをかぎ、キスをし、愛撫すれば分かる 原題は「Eye on Juliet」。つまり「ロミオとジュリエット」のような、運命の相手との障害のある恋を描いていることを暗示しているのだが、この邦題では…。 米デトロイトに暮らす孤独な青年ゴードン(ジョー・コール)は、ロボットを遠隔操作して北アフリカ... 続きをみる
『レディ・プレイヤー1』(2018.3.13.丸の内ピカデリー) 仮想現実(ゲーム)内で繰り広げられるトレジャー・ハンティングの冒険を描いたスティーブン・スピルバーグ監督作。 ゲームのクリエーターが思い入れる、1980年代に関するポップカルチャー(オタク)ネタが満載。未来の話なのに懐かしいという不思... 続きをみる
ちょっと高尚な2時間ドラマ ドイツの高級ホテルでG8財務相会議が行われる朝、国際通貨基金理事のロシェ(ダニエル・オートゥイユ)が自室で遺体となって発見される。果たして自殺なのか、他殺なのか。前夜、ロシェの告解を受けた修道士のサルス(トニ・セルヴィッロ)は証言を求められるが、戒律に従って沈黙を守る。 ... 続きをみる
山田洋次監督によるシリーズ第3作。 3は周造(橋爪功)版の『ホーム・アローン』(一人で留守番)とのうわさもあったが、1の熟年離婚問題、2の高齢者ドライバーや無縁社会の問題に続いて、今回は専業主婦の労働問題が“喜劇”の中で描かれる。 タイトルの「妻よ薔薇のように」は、成瀬巳喜男監督の『妻よ薔薇のやうに... 続きをみる
反ロシア・キャンペーンのような映画 ジェニファー・ローレンスが、誘惑と心理戦を武器にアメリカを手玉に取るロシアの女スパイを体当たりで演じるているが、全体的には、反ロシア・キャンペーンのような映画だと思わずにはいられない。元CIAが原作者だというから、リアルなのかもしれないが、思わず目をそむけたくなる... 続きをみる
『卒業』+ウディ・アレン 映画の舞台はニューヨーク。大学卒業後の人生に迷うトーマス(カラム・ターナー)が、不思議な隣人(ジェフ・ブリッジス)と、父(ピアース・ブロスナン)の愛人(ケイト・ベッキンセール)との出会いによって、本当の自分を見付けていく様子を描く。マイク・ニコルズの『卒業』(67)とウディ... 続きをみる
『~上の句』『~下の句』(16)に続いて、高校生たちが競技かるたに熱中する様子を描いたシリーズ第3弾。 主人公の千早の高校三年間を描いたと考えれば、“三部作”にした意図も分からなくはないのだが、結局は三つとも全国大会までの紆余曲折を描くことを繰り返しているだけなので新味はない。 安定感、予定調和とい... 続きをみる
この列車はやばいぜ!(劇中のセリフから) ジャウマ・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演による、『アンノウン』(11)『フライト・ゲーム』(14)『ラン・オールナイト』(15)に続く、快作アクションの第4弾。 今回は、定年間近で保険会社からリストラされた元刑事に突然降りかかる罠の恐怖を描く。通... 続きをみる
クルーガーが入魂の演技を見せる ドイツ・ハンブルグの外国人街で爆弾による爆発が発生。カティヤ(ダイアン・クルーガー)はトルコ移民の夫と息子を失う。在住外国人を狙ったドイツ人の右翼によるテロと判明するが、容疑者をめぐる裁判はカティアの思うようには進まない。やがてカティアはある決断を下す。 実際に起きた... 続きをみる
イメージギャップを生かした“入れ替わり”が見どころ 謎のボードゲームの中の出来事が現実に起きてしまう様子を、特撮満載で描いた『ジュマンジ』(96)を、装いも新たに再映画化。 今回は「ジュマンジ」という“テレビゲーム”をプレーした4人の高校生が、ゲームの中に入り込んでしまう。気弱なゲームマニアが筋骨隆... 続きをみる
今回の方がおとなしく見えたのは意外 南北戦争下、7人の女性が暮らす南部の寄宿学校に、負傷した北軍兵士(コリン・ファレル)が紛れ込んで波紋を生む。 ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の『白い肌の異常な夜』(71)を、ソフィア・コッポラが再映画化。女たちの隠された欲望、嫉妬の怖さを見せると... 続きをみる
盆と同じなんだな ミュージシャン志望の少年ミゲルを主人公に、亡き人とのつながりを大切にするメキシコの“死者の日”の精神を核にした、家族の絆を描く。 リー・タンクリッチ監督が「私たちは、ずっと後の時代になっても、自分が子孫にとって大切な存在であり続けていると思いたい、という共通の願いを持っている。今回... 続きをみる
多国籍のキャストでつづる悲喜劇 1995年、停戦直後のバルカン半島某所。ある日、村の共同井戸に死体が投げ込まれ、生活用水が汚染されてしまう。現地で活動する「国境なき水と衛生管理団」のメンバーは、死体を引き上げるための“ロープ”を手に入れるため、地雷が埋められた危険地帯をさまよう羽目になる。 考えるこ... 続きをみる
1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、反戦の機運が高まる中、国防総省(ペンタゴン)が作成した、ベトナム戦争に関する極秘文書が流出する。スクープ記事でニューヨーク・タイムズに先を越された、ワシントン・ポストの編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を入手し、公表しようと奔走するが…。と... 続きをみる
クリント・イーストウッドが、2015年にアムステルダム発パリ行の列車内で起こった無差別テロ事件を映画化。同事件で現場に居合わせ、武装した犯人に立ち向かった3人のアメリカ人の若者たちの実話を描く。 『ジャージー・ボーイズ』(14)『アメリカン・スナイパー』(14)『ハドソン川の奇跡』(16)と、80を... 続きをみる
浮遊シーンをカメラワークで見せる 舞台はハンガリー。医療ミスで病院を追われた医師のシュテルンは、難民キャンプで出会ったシリア人の少年アリアンが、重力を操り、浮遊する能力を持っていることを知る。シュテルンは、金儲けに使えると考え、アリアンをキャンプから連れ出すが…。 寓話的な発想に、難民やテロ、宗教の... 続きをみる
東野圭吾版の『砂の器』か 東野圭吾原作の『新参者』シリーズの完結編を試写で。 冒頭の、刑事たちが少ない証拠を基に“足”で殺人事件の謎を追う姿を見ながら『砂の器』を思い出したのだが、実は、事件の背後にある暗い悲しみも、甚だ松本清張的であった。また、船で巡る日本橋周辺の“橋づくし”のシーンを見ると、改め... 続きをみる
今年最初の試写は、『ハートロッカー』(08)『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)の“女オリバー・ストーン”こと、キャサリン・ビグローが、1967年のデトロイト暴動の最中に起きた「アルジェ・モーテル事件」を描いた『デトロイト』だった。 前半は、暴動が広がる様子を、中盤はアルジェ・モーテル事件を、後半は裁... 続きをみる
あなたは本当に天才なのか? 1964年パリ。著名な芸術家ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)が、友人の米人作家ロード(アーミー・ハマー)に「肖像画のモデルになってほしい」と声を掛ける。2日で終わるという言葉を信じて、気軽に引き受けたロードだったが、作業は遅々として進まない。果たして肖像画は完成する... 続きをみる
愛すべき小品とは言えない 悪友3人組(太賀、中村蒼、矢本悠馬)の、高校卒業間近の数日間の“小さな旅”を描いたロードムービー。 愛すべき小品と言いたいところだが、残念ながら、演出、脚本、撮影、音楽の全てが独りよがりで、自主映画やテレビの深夜ドラマを見ているような気にさせられる。 例えば、何を考えている... 続きをみる
度重なる自然災害に世界中が悩まされる中、地球の天候を制御する気象コントロール衛星“ダッチボーイ”が開発され…、 という『ジオストーム』を試写で見た。 この、ダッチワイフならぬ“ダッチボーイ”という衛星の名は「堤防の穴を見つけたオランダの少年ハンスが、一晩中穴に腕を差し込んで、村を洪水から救ったという... 続きをみる
大林ワールド、ここに極まれり! 檀一雄の『花筐』を基に、大林宣彦監督が映画化。太平洋戦争勃発前夜の唐津を舞台に、自身の戦争への思いを込めながら、若者たちの青春群像を描く。 時にはあきれ、辟易させられ、気恥ずかしさすら覚えながらも、なぜか目が離せない2時間50分。それは、今まで彼の映画をずっと見続けて... 続きをみる
肝心のユダヤ人問題がぼやける 舞台は1939年、ポーランド、ワルシャワ。動物園を営むヤン(マイケル・マケルハットン)とアントニーナ(ジェシカ・チャスティン)夫妻が主人公。彼らは動物園を隠れ家として、ナチスによってゲットーに追い込まれたユダヤ人たちを救うことを思い立つ。 自らの命の危険をかえりみず、ナ... 続きをみる
やっと役者がそろった 『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』から数ヵ月後の物語。絶大な力を得るために、三つのマザーボックスを手に入れようとするステッペンウルフを迎え撃つため、バットマン(ベン・アフレック)は、ワンダー・ウーマン(ガル・ガドット)、アクアマン(ジェイソン・モモア)、フラッシ... 続きをみる
ゴジラという存在は、ハードなSFとは合わない 20世紀末、突如地球に姿を現した巨大生物ゴジラ。人類はゴジラとの半世紀にわたる戦いに敗れ、移民宇宙船にわずかな人々を乗せて地球を脱出する。だが宇宙には人類が生存可能な地はなく、移民船は地球に帰還することに。長距離亜空間航行での20年の間に、地球では2万年... 続きをみる
大人が楽しめる正調喜劇 歩きスマホの衝突を防ぐ電子機器の開発で成功した門脇誠一郎(風間杜夫)。だが、会社を私物化したかどで、突然社長の座を解任される。65歳の門脇は、第二の人生を共に歩むパートナー捜しを始めるが、そこに35歳の美人編集者(片瀬那奈)が現れて…。 広島県庁の婚活事業「こいのわプロジェク... 続きをみる
開き直りコメディ 両親の離婚の危機に直面した大学生の美唯(田野優花)。ひょんなことから、2017年から1991年にタイムスリップしてしまった彼女は、若き日の両親と出会い、二人の恋を成就させるべく、アイドルグループを結成する。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もろ頂きの青春コメディに、アイドル映画の... 続きをみる
もはや直球では正義は描けない 天才的な戦略を駆使して、政界を影で動かすロビイストの実態に迫った社会派サスペンス。銃規制法の改正を巡る、反対派と賛成派のパワーゲームの渦中に身を置く主人公エリザベス・スローン(ジェシカ・チャスティン)の強引な手法と葛藤が描かれる。 監督はジョン・マッデン。新人ジョナサン... 続きをみる
身障者の性を強調し過ぎた感あり 脳性まひのため車いすで暮らす主人公と人格(パーソナル)障害を持った風俗嬢の出会いと愛を描く。リリー・フランキー、清野菜名は、まさに体当たりの熱演を見せるが、二人の間で揺れるヘルパー役の小池栄子もなかなかの好演。 身障者にも性欲はあるということ、あるいは身障者のセックス... 続きをみる
消化不良で原作が読みたくなる どんな悩みも解決する雑貨店の郵便口を介して過去と未来がつながった。2012年と1980年を手紙がつなぐという奇跡を描いた東野圭吾原作のファンタジー小説を映画化。 時空間のねじれを扱ったファンタジーは、作り方を間違えると普通の映画よりも絵空事感が増す。本作も、現在と過去、... 続きをみる
魅力的なバディ・ムービーにはならず 香港の刑事(ジャッキー・チェン)とアメリカ人詐欺師(ジョニー・ノックスビル)が、ロシアと中国を舞台に逃げまくるバディ・アクション。 ロードムービー、または中国の紀行映画的な要素もあり、久しぶりのレニー・ハーリン監督作ということで、ちょっと期待したのだが…。 ジャッ... 続きをみる
女性の強さを前面に押し出した現代性も 1970年代後半に放映されたリンダ・カーター主演のテレビシリーズも懐かしい「ワンダーウーマン」。長い間映画化が望まれていた女性ヒーローが遂にスクリーンに登場した。 第1次大戦下、女性だけが暮らす島で育ったアマゾン族のプリンセス・ダイアナ(ガル・ガドット)。ある日... 続きをみる
これでファイナルをうたってはいけない 近未来、人類が五つの派閥に分割、管理された社会を描いたシリーズのファイナル編。シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ、マイルズ・テラー、アンセル・エルゴートら、若手俳優たちのグループ劇的な側面もある。 結局、シリーズ3作を全て見てしまったが、今回も全ての謎は... 続きをみる
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』とは兄弟映画か 思い膵臓病を患う高校生の桜良(浜辺美波)と、彼女の秘密を唯一人知ったクラスメートの「僕」(北村匠海)との、友情とも恋愛ともつかぬ不思議な関係を、12年後に教師になった「僕」(小栗旬)が回想する。 脚本の吉田智子は『ぼくは明日、昨日のきみとデートす... 続きをみる
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(17)(2017.6.28.東宝東和試写室) あくまでも新シリーズの序章 2000年の眠りから目覚め、人類への復讐を開始した古代エジプトの王女と、飛行機事故による死からよみがえり、世界を救うべく立ち上がった男の戦いを描く。 マーベルやDCコミックのシリーズに対抗し... 続きをみる
デップよりも、バルデムやラッシュの方が目立つ ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)によって、海の死神にされたサラザール(ハビエル・バルデム)は復讐の機会を狙う。一方、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)と、謎の天文学者の... 続きをみる
3人の監督が3組の地方アイドルを描いたオムニバス映画『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』の公開が決定! コメント掲載中。 http://www.locodd.com/pc/about.html
こんなところにシェーンが! 2000年に始まった『X-メン』シリーズの第9作。シリーズを支えたウルヴァリン=ローガン(ヒュー・ジャックマン)の“最後の戦い”を描く。 時は2029年。老いたミュータントのローガンとチャールズ(パトリック・スチュワート)の前に、謎の少女ローラ(ダフネ・キーン)が現れる。... 続きをみる
ぜひ完結編を 『イップ・マン 序章』(08)『イップ・マン 葉門』(10)に続く、ウィルソン・イップ監督、ドニー・イエン主演によるパート3。今回も実在の人物であるイップ・マンを主人公に、フィクションを巧みに入れ込んだオリジナルストーリーが展開する。『~葉門』のラストに登場した少年が成長し、李小龍(後... 続きをみる
良く出来たほら話を聞かされたような気分になる 破産寸前の探鉱者(マシュー・マコノヒー)と落ち目の地質学者(エドガー・ラミレス)が、インドネシアの山奥で巨大な金鉱を発見する。と、実話を基にした、どん底から金鉱を掘り当てた男たちのサクセスストーリーかと思いきや、物語は終盤にあっと驚く展開を見せる。何と1... 続きをみる
名もなく貧しく美しく 1950年代から映画の絵コンテ(脚本をカメラの視点で捉え、カットごとにイラスト化する作業)を担当した夫のハロルド・マイケルソン、後に映画リサーチャー(映画製作に必要な情報を調査・収集する)として活躍した妻のリリアン。多くの映画作りに多大な貢献をしながら、ほとんど“無名”だった二... 続きをみる
緩急自在の語り口 兄ジョー(カイル・チャンドラー)の死をきっかけに、ボストンから故郷に戻ったリー(ケーシー・アフレック)。兄の遺言で16歳のおいパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人となるが、それはリーが過去の悲劇と向き合うことを意味していた。 マット・デイモンのプロデュース作。そのためか、デイモ... 続きをみる
ちゃんとフロスもしなきゃダメだぞ 2010年、メキシコ湾沖の石油掘削施設ディープ・ウォーター・ホライゾンで起きた原油流出による大爆発事故の様子を、SFXを駆使して描く。 大筋は海洋パニック(デザスター)映画の趣だが、実話の映画化だけに、ドキュメンタリーを見ているような気分にさせられ、映画的興奮を削が... 続きをみる
カルト映画の匂いがぷんぷんする伝奇ロマン 黒色火薬を手に入れるため、万里の長城にたどり着いたウィリアム(マット・デイモン)とペロ(ペドロ・パスカル)。だが、長城では60年に一度現れる敵を迎え撃つ準備が進められていた。実は、万里の長城は饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪物の襲来を防ぐために築かれたものだった... 続きをみる
怪獣が出てくるベトナム戦争映画 1973年、太平洋の孤島スカル・アイランド(髑髏島)を、軍人、学者、カメラマンからなる調査隊が訪れる。そんな彼らの前に島の守護神キングコングが現れる。 1933年製作の第1作以来、キングコング映画としては通算8作目となる本作は、コングが都会に連れていかれて大暴れ…とい... 続きをみる
催眠術映画か… 地球の誕生から生命の進化の歩み、自然現象などを最新の映像技術で見せるドキュメンタリー映画。テレンス・マリックが『ツリー・オブ・ライフ』で描いた神、母、命といったテーマをさらに進め、ストーリーを一切排除して描いたものだが、あまりにも実験的、観念的過ぎて見続けるのに一苦労。 試写室では前... 続きをみる
二人の愛の軌跡を淡々と描く 1958年、黒人と白人の結婚が違法だった米バージニア州で結婚したラビング夫妻の受難とラブストーリーを実話を基に描く。 異人種間結婚禁止という法律を変えるきっかけを作った夫婦の姿は、いささかきれいごとでまとまり過ぎている気もするが、監督のジェフ・ニコルズは、本来ならばクライ... 続きをみる
月末画像館(2026.3)~スプラトゥーン3
【原神】Ver.6.5が2026年4月8日から!モンドの新エリア「ドーンマンポート」新キャラ「リンネア」の登場!
【ぽこポケ プレイ日記16】ポケモンスナップ始まる
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絆石を洗うと良いことあるらしいっすよw
もう一人の男子はコカよりの子だったw
・メインキャラクター
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