新作映画を見てみたのムラゴンブログ
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
消化不良で原作が読みたくなる どんな悩みも解決する雑貨店の郵便口を介して過去と未来がつながった。2012年と1980年を手紙がつなぐという奇跡を描いた東野圭吾原作のファンタジー小説を映画化。 時空間のねじれを扱ったファンタジーは、作り方を間違えると普通の映画よりも絵空事感が増す。本作も、現在と過去、... 続きをみる
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『スキップ・トレース』
魅力的なバディ・ムービーにはならず 香港の刑事(ジャッキー・チェン)とアメリカ人詐欺師(ジョニー・ノックスビル)が、ロシアと中国を舞台に逃げまくるバディ・アクション。 ロードムービー、または中国の紀行映画的な要素もあり、久しぶりのレニー・ハーリン監督作ということで、ちょっと期待したのだが…。 ジャッ... 続きをみる
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『ワンダーウーマン』
女性の強さを前面に押し出した現代性も 1970年代後半に放映されたリンダ・カーター主演のテレビシリーズも懐かしい「ワンダーウーマン」。長い間映画化が望まれていた女性ヒーローが遂にスクリーンに登場した。 第1次大戦下、女性だけが暮らす島で育ったアマゾン族のプリンセス・ダイアナ(ガル・ガドット)。ある日... 続きをみる
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『ダイバージェントFINAL』
これでファイナルをうたってはいけない 近未来、人類が五つの派閥に分割、管理された社会を描いたシリーズのファイナル編。シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ、マイルズ・テラー、アンセル・エルゴートら、若手俳優たちのグループ劇的な側面もある。 結局、シリーズ3作を全て見てしまったが、今回も全ての謎は... 続きをみる
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『君の膵臓がたべたい』
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』とは兄弟映画か 思い膵臓病を患う高校生の桜良(浜辺美波)と、彼女の秘密を唯一人知ったクラスメートの「僕」(北村匠海)との、友情とも恋愛ともつかぬ不思議な関係を、12年後に教師になった「僕」(小栗旬)が回想する。 脚本の吉田智子は『ぼくは明日、昨日のきみとデートす... 続きをみる
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『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(17)(2017.6.28.東宝東和試写室) あくまでも新シリーズの序章 2000年の眠りから目覚め、人類への復讐を開始した古代エジプトの王女と、飛行機事故による死からよみがえり、世界を救うべく立ち上がった男の戦いを描く。 マーベルやDCコミックのシリーズに対抗し... 続きをみる
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『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』
デップよりも、バルデムやラッシュの方が目立つ ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)によって、海の死神にされたサラザール(ハビエル・バルデム)は復讐の機会を狙う。一方、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)と、謎の天文学者の... 続きをみる
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『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』の公開が決定!
3人の監督が3組の地方アイドルを描いたオムニバス映画『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』の公開が決定! コメント掲載中。 http://www.locodd.com/pc/about.html
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『LOGAN/ローガン』
こんなところにシェーンが! 2000年に始まった『X-メン』シリーズの第9作。シリーズを支えたウルヴァリン=ローガン(ヒュー・ジャックマン)の“最後の戦い”を描く。 時は2029年。老いたミュータントのローガンとチャールズ(パトリック・スチュワート)の前に、謎の少女ローラ(ダフネ・キーン)が現れる。... 続きをみる
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『イップ・マン 継承』
ぜひ完結編を 『イップ・マン 序章』(08)『イップ・マン 葉門』(10)に続く、ウィルソン・イップ監督、ドニー・イエン主演によるパート3。今回も実在の人物であるイップ・マンを主人公に、フィクションを巧みに入れ込んだオリジナルストーリーが展開する。『~葉門』のラストに登場した少年が成長し、李小龍(後... 続きをみる
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『ゴールド 金塊の行方』
良く出来たほら話を聞かされたような気分になる 破産寸前の探鉱者(マシュー・マコノヒー)と落ち目の地質学者(エドガー・ラミレス)が、インドネシアの山奥で巨大な金鉱を発見する。と、実話を基にした、どん底から金鉱を掘り当てた男たちのサクセスストーリーかと思いきや、物語は終盤にあっと驚く展開を見せる。何と1... 続きをみる
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『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』
名もなく貧しく美しく 1950年代から映画の絵コンテ(脚本をカメラの視点で捉え、カットごとにイラスト化する作業)を担当した夫のハロルド・マイケルソン、後に映画リサーチャー(映画製作に必要な情報を調査・収集する)として活躍した妻のリリアン。多くの映画作りに多大な貢献をしながら、ほとんど“無名”だった二... 続きをみる
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『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
緩急自在の語り口 兄ジョー(カイル・チャンドラー)の死をきっかけに、ボストンから故郷に戻ったリー(ケーシー・アフレック)。兄の遺言で16歳のおいパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人となるが、それはリーが過去の悲劇と向き合うことを意味していた。 マット・デイモンのプロデュース作。そのためか、デイモ... 続きをみる
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『バーニング・オーシャン』
ちゃんとフロスもしなきゃダメだぞ 2010年、メキシコ湾沖の石油掘削施設ディープ・ウォーター・ホライゾンで起きた原油流出による大爆発事故の様子を、SFXを駆使して描く。 大筋は海洋パニック(デザスター)映画の趣だが、実話の映画化だけに、ドキュメンタリーを見ているような気分にさせられ、映画的興奮を削が... 続きをみる
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『グレート・ウォール』
カルト映画の匂いがぷんぷんする伝奇ロマン 黒色火薬を手に入れるため、万里の長城にたどり着いたウィリアム(マット・デイモン)とペロ(ペドロ・パスカル)。だが、長城では60年に一度現れる敵を迎え撃つ準備が進められていた。実は、万里の長城は饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪物の襲来を防ぐために築かれたものだった... 続きをみる
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『キングコング 髑髏島の巨神』
怪獣が出てくるベトナム戦争映画 1973年、太平洋の孤島スカル・アイランド(髑髏島)を、軍人、学者、カメラマンからなる調査隊が訪れる。そんな彼らの前に島の守護神キングコングが現れる。 1933年製作の第1作以来、キングコング映画としては通算8作目となる本作は、コングが都会に連れていかれて大暴れ…とい... 続きをみる
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『ボヤージュ・オブ・タイム』
催眠術映画か… 地球の誕生から生命の進化の歩み、自然現象などを最新の映像技術で見せるドキュメンタリー映画。テレンス・マリックが『ツリー・オブ・ライフ』で描いた神、母、命といったテーマをさらに進め、ストーリーを一切排除して描いたものだが、あまりにも実験的、観念的過ぎて見続けるのに一苦労。 試写室では前... 続きをみる
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『ラビング 愛という名前のふたり』
二人の愛の軌跡を淡々と描く 1958年、黒人と白人の結婚が違法だった米バージニア州で結婚したラビング夫妻の受難とラブストーリーを実話を基に描く。 異人種間結婚禁止という法律を変えるきっかけを作った夫婦の姿は、いささかきれいごとでまとまり過ぎている気もするが、監督のジェフ・ニコルズは、本来ならばクライ... 続きをみる
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『アサシンクリード』
ないないづくしのBomb(爆弾)映画 死刑囚のリンチ(マイケル・ファスベンダー)は、遺伝子を操作する装置によって、15世紀に生きた先祖の運命を追体験することになる。 ゲームを基にした冒険ファンタジーのようだが、ストーリーの描き方や人物描写があまりにも雑過ぎる。従って、まず、主人公を祖先と一体化させる... 続きをみる
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『トリプルX:再起動』
こりゃあ漫画だわ ヴィン・ディーゼル扮するエージェント、トリプルXことサンダー・ケイジが15年ぶりに復活。とは言え、同じくNSA(米国家安全保障局)の暗躍を描いた『スノーデン』とは正反対の、見事なまでに能天気なアクション映画。こりゃあ漫画だわ。 エクストリームスポーツ、タトゥーなど、いかれた若者が喜... 続きをみる
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『サバイバルファミリー』
フジテレビ、やればできるじゃないか 「ある日突然、電気がなくなったら…」という発想から生まれたコメディータッチの“SF(少し不思議な)話”。一組の家族のサバイバルの様子(東京から自転車で鹿児島を目指す)を通して、物質に依存し過ぎている現代社会に警鐘を鳴らす。音のない世界、不思議な現象によるパニックを... 続きをみる
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『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
異形の者にこだわり続けるティム・バートン 孤独な少年ジェイク(エイサ・バターフィールド)と奇妙な子供たちとの不思議な友情と冒険の物語を描いたダークファンタジー。時間のループ(輪)=繰り返しを用いたティム・バートン流のひねりが見ものとなる。 祖父(テレンス・スタンプ)からジェイクへに伝えられる嘘のよう... 続きをみる
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『ドクター・ストレンジ』
『ドクター・ストレンジ』(2016.12.7.ディズニー試写室) 魔術を駆使する新ヒーローが登場 「アベンジャーズ」シリーズをはじめとする「マーベル・シネマティック・ユニバース」の新作。 天才的な技術を誇る傲慢(ごうまん)な神経外科医スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、突然の... 続きをみる
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『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』
何故これほど多くのナチス関連映画が作られるのか 1950年代後半に起きたナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの拘束劇の裏側を、ドイツの検事長フリッツ・バウアーとその部下の動静を通して描く実録サスペンス。 ユダヤ人であるバウアーにとって、これは復讐なのか、正義なのかが大きなテーマになっている。また、バウアー... 続きをみる
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『レミニセンティア』
知人の紹介で、伊勢佐木町近くの横浜シネマリンに『レミニセンティア』という自主製作映画を見に行った。 この日は、終映後に監督の井上雅貴氏のトークショーも開催された。 本作が監督デビュー作となった井上氏は、イッセー尾形が昭和天皇を演じたアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』(05)にスタッフとして参加... 続きをみる
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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
ファンタジーを説得力を持って見せるのは難しい 京都の美大に通う高寿(福士蒼汰)は、電車の中で見かけた愛美(小松菜奈)に恋をする。二人は付き合い始めるが、愛美には「30日間しか一緒に過ごせない」という秘密があった。二人の切ない運命やいかに…。 パラレルワールド、時間軸のずれによる現在、過去、未来のすれ... 続きをみる
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『ミス・シェパードをお手本に』
イギリス映画らしいシニカルな視点で 舞台は1970年の英ロンドン、カムデン。劇作家のベネット(アレックス・ジェニングス)は、路上に止めたオンボロの黄色い車を住み家とするミス・シェパード(マギー・スミス)に、ほんの一時のつもりで自宅の駐車場を提供する。ところがシェパードは15年間そこに居続けることにな... 続きをみる
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『海賊とよばれた男』
激動の時代を背景にしたある男の一代記 明治・大正・昭和の激動の時代を背景に、名もなき存在から身を起こし、戦後の日本で一大石油事業を展開させるまでに至った国岡鐡造(モデルは出光佐三)の生涯を描く。原作・百田尚樹、監督・脚本・山崎貴、主演・岡田准一という『永遠の0』のトリオが再集結。 山崎監督が「違う時... 続きをみる
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『メン・イン・キャット』
何も考えずに楽しめるおバカコメディ わがまま社長のトム(ケビン・スペイシー)が、娘の誕生祝いのため、怪しいペットショップの店長(クリストファー・ウォーケン)から猫を買う。その帰り道、会社の乗っ取りを企む社員の罠で猫と一緒にビルから転落したトムは、猫の中に意識が入ってしまう。 という、何も考えずに楽し... 続きをみる
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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
シリーズ化への布石を打ったに過ぎないか 「ハリー・ポッター」の新シリーズ。魔法動物学者で魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークで巻き起こす騒動を描く。 舞台は1920年代あたりか。ジェームズ・ニュートン・ハワードのオールドジャズ風の音楽が光る。スキャマンダーのトラン... 続きをみる
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『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016.10.27.東宝東和試写室) “アメリカン浪人”の活躍を描く第2弾 『アウトロー』(12)に続いて、元陸軍指揮官の一匹狼ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)を主人公にしたシリーズ第2作。 ジャックは、後任のターナー少佐(コビー・スマル... 続きをみる
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『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』ニコラス・ケイジ
ハロウィンの起源が分かるB級ホラー ニューヨークで暮らす大学教授マイク(ニコラス・ケイジ)の一人息子が、ハロウィンの夜「幽霊に償いをして」という一言を残して失踪する。 1年後、必死に息子の行方を捜すマイクの周辺で怪異現象が起こる。 ハロウィンの起源と言われる古代ケルト人の逸話を盛り込んだB級ホラーだ... 続きをみる
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『われらが背きし者』
スパイものに夫婦の再生や家族の絆を盛り込んだ異色作 モロッコ旅行中の英国の大学教授ベリー(ユアン・マクレガー)とその妻で弁護士のゲイル(ナオミ・ハリス)は、ロシアン・マフィアの組織を裏切ったディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合ったことから、危険な亡命劇に巻き込まれていく。 原作ジョン・ル・カレ... 続きをみる
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『スター・トレックBEYOND』
『スター・トレック BEYOND』(16) 監督が代わり、ちょっと原点帰り J・J・エイブラムスが製作に回り、「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リンが監督になった。 罠にはまり、無数の飛行物体の急襲によりエンタープライズ号は破壊され、クルーも散り散りに…。このエンタープライズ号がボロボロ... 続きをみる
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『ダゲレオタイプの女』
写真が魂を吸い取る!? 世界最古の写真撮影方法であるダゲレオタイプの写真家ステファン(オリビエ・グルメ)の助手になったジャン(タハール・ラヒム)。彼は撮影法の不思議さとステファンの娘マリー(コンスタンス・ルソー)に心を引かれる。だがその撮影はモデルが何時間も静止することを要求される苦痛を伴うものだっ... 続きをみる
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『グッドモーニングショー』
作り手だけが楽しんでいる上滑りなコメディー 落ち目のキャスター澄田(中井貴一)が陥った災難だらけの1日を描いたコメディー。監督・脚本は『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一。 ワイドショー制作の裏側や、たてこもり事件の犯人(濱田岳)に逆恨みされる澄田など、ジョディ・フォスター監督、ジョージ・クルーニー主... 続きをみる
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『ジェイソン・ボーン』
そろそろ打ち止めでいいのでは 記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者ジェイソン・ボーンを主人公にしたポール・グリーングラス監督、マット・デイモン主演のシリーズ4作目。 このシリーズは、スピード感や臨場感を生むために考えられたノンストップアクションが見ものだが、実のところ、寄りのカメラ、早過ぎるカ... 続きをみる
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『高慢と偏見とゾンビ』
珍品なり この映画のように、複数の作品を複合し、新たに別の作品を作り出すことを“マッシュアップ”というらしい。ジェイン・オースチンの『高慢と偏見』にゾンビの世界をミックスさせ、四姉妹がカンフーの使い手というめちゃくちゃな設定まで加えたのは、『リンカーン/秘密の書』(12)の原作と脚本を書いたセス・グ... 続きをみる
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『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』
落語家の性(さが) 脳いっ血で倒れ、リハビリを続けながら高座に上がり続ける車いすの落語家・林家かん平の姿を追ったドキュメンタリー。竹藤恵一郎監督の先輩にあたる友人に薦められて見てみた。落語家が主人公の『寝ずの番』(06)を監督し、『落語娘』(08)では落語家を演じた津川雅彦がナレーターを務めている。... 続きをみる
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『トレジャー オトナタチの贈り物。』
見る者を戸惑わせる妙ちくりんな映画 ルーマニアのブカレストに住むコスティは、ある日隣人から曽祖父が実家の庭に埋めた宝探しへの協力を求められる。 そして金属探知機の業者も加えて、三人の中年男による宝探しが始まるが…。 ルーマニア発のシニカルな人間喜劇。 カンヌ映画祭「ある視点」部門の「ある才能賞」受賞... 続きをみる
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『聲の形』京都アニメーション
アニメの効用 原作は大今良時の漫画。製作は京都アニメーションで、山田尚子が監督している。 視覚障害のため、いじめを受ける少女・硝子と、いじめの中心人物として周囲から孤立する将也。高校生になって再会した二人の動静を中心に、彼らと同級生たちの、孤独と友情、後悔、絶望と希望、愛と憎しみなどの二律背反が描か... 続きをみる
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『スーサイド・スクワッド』
いささか食傷気味 舞台設定は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』直後の世界。善悪のはざまや、正義のあり方に悩むヒーローに代わって、DCコミックに登場する悪党を集めて“スーサイド・スクワッド(自殺集団)”が結成される。 忘れないうちにメンバーを記しておこう。デッドショット(ウィル・ス... 続きをみる
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『ゴーストバスターズ』
アニメ以外で親子そろって楽しめる貴重な映画 1984と89年に製作されたシリーズのリブート(再起動版)。大量のゴーストがニューヨークに現れて…という設定は旧作と同じだが、何かと女性の強さが目立つ昨今の世相を反映してか、ゴーストバスターズのメンバーは全て理系女性に様変わり。代わりに“黒一点”のクリス・... 続きをみる
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『X-MEN アポカリプス』
もはや“単品”では楽しめない ブライアン・シンガーが監督した「X-MEN」シリーズの第6作。人類初のミュータントであるアポカリプス(オスカー・アイザック)が数千年の眠りから目覚め、間違った方向に進んだ文明を、強力な力で正そうとする。 今回のテーマは「X-MEN対神」。とは言え、前作を見逃した者には何... 続きをみる
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『ミモザの島に消えた母』
「その気持ち、分かるよ」とはならない 今から30年前の1980年代、フランスのミモザの島の沿岸の海で、一人の女性が謎の死を遂げた。女性の長男であるアントワーヌは、40歳になった今も、母を失った悲しみから抜け出せずにいた。彼は母の死の真相を突き止めようとするが、なぜか家族も知人も母の死については固く口... 続きをみる
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『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
ディズニー版『時をかける少女』 ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を基に製作された『アリス・イン・ワンダーランド』(10)の続編。 帰らぬ家族をひたすら待ちながら衰弱していくマッドハッター(ジョニー・デップ)を救うべく、アリス(ミア・ワシコウスカ)が時をさかのぼり、過去を変... 続きをみる
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『教授のおかしな妄想殺人』
さすがにアレン老いたりか? 「人生は無意味だ」と考える大学教授(ホアキン・フェニックス)が、転校先で女子大生(エマ・ストーン)と親しくなる。それに加えて、何故か完全犯罪への挑戦に熱中し始め、次第に生気を取り戻していく。 ウディ・アレンがヒッチコックタッチやプレストン・スタージェスの『殺人幻想曲』(4... 続きをみる
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『ズートピア』と『ボーダー』
どちらも相棒物語 『ズートピア』(2016.6.5.TOHOシネマズ日本橋) 骨子は、純朴な田舎者が都会に出てきて…という『スミス都へ行く』(39)などの古典的なパターンを踏襲しながら、主人公を女性ウサギにすることで、フェミニズムやマイノリティ差別といった問題を巧みに盛り込んでいる。 大筋はウサギの... 続きをみる
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『エンド・オブ・キングダム』
サミット開催に合わせて公開? 『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)の続編。敏腕シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が今回は英ロンドンを舞台に大活躍を見せる。英国首相の葬儀に出席するためロンドンを訪れた各国首脳を狙った同時多発テロが発生。生き残った米大統領(アーロン・エッ... 続きをみる
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『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』
『栄光のル・マン』(1974.11.5.テアトル東京) もう一度『栄光のル・マン』を見直してみようか… 自身もカーレーサーとして鳴らした希代のアクションスター、スティーブ・マックィーンが企画、製作、主演し、ル・マン24時間耐久レースの模様を描いた『栄光のル・マン』(71)。その製作の裏側を描いたドキ... 続きをみる
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『ヘイル、シーザー!』
パロディの基や時代背景を知らないと… 舞台は1950年代、キャピトルピクチャーズの社運を懸けた超大作史劇『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優(ジョージ・クルーニー)の誘拐事件が発生。スタジオの“何でも屋”マニックス(ジョシュ・ブローリン)に事件解決が託される。 スチュアート・M・カミンスキー原... 続きをみる
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ヒーローたちの壮大な内輪もめ アベンジャーズの戦いは全世界に拡大し、多くの人々を救った反面、彼らが与えた人的、物理的な被害は甚大なものとなった。そんな中、遂にアベンジャーズを国際的な組織の管理化に置くことが決定する。 それを受けて、アベンジャーズたちは、片やトニー・スターク=アイアンマン(ロバート・... 続きをみる
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『フィフス・ウエイブ』
クロエ・グレース・モレッツよどこへ行く… 地球外生物(アザーズ)からの5段階攻撃(フィフス・ウエイブ)を受け、絶滅の危機に瀕した人類。ヒロイン、キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)の孤独な闘いを描く。 見た目は敵と味方の区別がつかないことから生じる怖さや面白さは、オーソドックスな侵略SF(ボディス... 続きをみる
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『アイアムアヒーロー』
ついにここまでやったか… 漫画家のアシスタントをしている英雄(大泉洋)は、謎のウイルスに感染し「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビと化した人々から必死に逃げまくるが…。ヒーローになりたくてもなれない“英雄”という名の男を主人公にしたスプラッター・ゾンビ映画。 気弱な主人公が最後は暴力に目覚める姿を... 続きをみる
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『グランド・フィナーレ』
ハリウッド映画にはない“避暑地物” 世界的な音楽家フレッド・バリンジャー(マイケル・ケイン)。80歳を越えた今は引退し、ハリウッドスターや、(マラドーナのような)元サッカー選手ら、セレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを楽しんでいる。 親友の映画監督ミック(ハーベー・カイテル)も一緒だ... 続きをみる
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『モヒカン故郷に帰る』
今回も“沖田ワールド”は健在なり カープの菊池も協力? 瀬戸内の島を舞台にした沖田修一監督のオリジナル脚本作。東京でデスメタルバンドのボーカルをしている永吉(松田龍平)は、同居している恋人(前田敦子)が妊娠したため、7年ぶりに里帰り。ところが、父(柄本明)が末期がんに侵されていることを知り、しばらく... 続きをみる
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『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
これならシャーロキアンも満足か 探偵を引退後、93歳となったシャーロック・ホームズ(イアン・マッケラン)が、老いと闘いながら、引退の原因となった事件を回顧する。アーサー・コナン・ドイル原作の「名探偵シャーロック・ホームズ」のパスティーシュ(作風模倣)映画。監督は『ドリームガールズ』(06)などのビル... 続きをみる
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『僕だけがいない街』
つじつま合わせが下手過ぎる ある時点まで何度も時間が巻戻るリバイバル(再上映)という現象に巻き込まれた主人公(藤原竜也)が、現在(2006年)と過去(1988年)を行き来しながら、過去の連続児童殺人事件の謎と真犯人に迫る。 この映画もまた、最近流行の、漫画→テレビアニメ→映画という形態の一環。 映画... 続きをみる
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『エヴェレスト 神々の山嶺』
哀れな熱演 山岳カメラマンの深町(岡田准一)は、カトマンズで“エベレスト史上最大の謎”を解く可能性を秘めた古いカメラを発見する。そして孤高のクライマー羽生(阿部寛)と出会う。 深町が実在のイギリスの登山家マロリーと羽生についての証言を集め、推理していく出だしはなかなか面白く、その後に期待を抱かせる。... 続きをみる
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『星ガ丘ワンダーランド』
大いなる勘違い 星ガ丘駅の落し物預かり所で働く温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母(木村佳乃)の訃報が届く。母は今は閉鎖されたワンダーランドの観覧車で自殺したというのだが…。 架空の街を舞台にした、CMディレクター柳沢翔の監督デビュー作。主人公のトラウマの原因や母の失踪や死因の真相を、幻... 続きをみる
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『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
現実感の薄いマネーゲーム 2000年代半ばのアメリカを襲ったリーマンショック以前に経済破綻を予見した男たち。彼らはウォール街の常識を疑い、一世一代の勝負に出たアウトローだった…。 実話を基に、金融業界の裏側や人間模様をユーモアを交えながら描く。演じるは、クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ス... 続きをみる
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『猫なんかよんでもこない。』
よくぞここまで映画の中に猫を撮り込んだ 元ボクサーの主人公(風間俊介)と捨て猫だったチンとクロとの生活を描く。原作は杉作の実体験コミックス。 最近CMやドラマにあふれる猫たちを見ていると、ずるいとは思いつつ、その愛らしさについ目を細めてしまう。タイトル通り、もともとマイペースの猫は、映画には不向き(... 続きをみる
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『の・ようなもの の ようなもの』
落語の人情噺を思わせる心地良さ 亡くなった森田芳光監督の『の・ようなもの』(81)の35年ぶりの続編。前作の主人公、出船亭志ん魚(しんとと=伊藤克信)と、兄弟子の志ん米(しんこめ=尾藤イサオ)、志ん水(しんすい=でんでん)のその後と、新入り弟子の志ん田(しんでん=松山ケンイチ)の成長が描かれる。何と... 続きをみる
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『はなちゃんのみそ汁』
ユーモアを交えて描くことで見えてくるものとは… がんを患い、33歳の若さで亡くなった千恵(広末涼子)。結婚、妊娠、出産を体験し、変化していく夫婦の姿を、実話を基に半ばコミカルに描いていく。 タイトルは、余命わずかとなった千恵が幼い娘のはなに、みそ汁作りを通して愛情と生きる力を伝えるところからきている... 続きをみる
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『消えた声が、その名を呼ぶ』
私的 2015年外国映画のベストワン 1915年のオスマン・トルコ。鍛冶職人のナザレット(タリール・ラヒム)は、アルメニア人であるが故に、妻と双子の娘から引き離される。砂漠での強制労働の末に、喉をナイフで切り裂かれ、声を失ったナザレットは、娘に会いたい一心から、レバノン、キューバを経て、最後はアメリ... 続きをみる
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『完全なるチェックメイト』
ボビー・フィッシャーを探して 米ソ冷戦下の1972年、アイスランドのレイキャビクで行われたチェスの世界選手権。チャンピオンのボリス・スパスキー(ソ連)とチャレンジャーのボビー・フィッシャー(米国)の勝負をクライマックスに、“奇行の天才”と呼ばれたフィッシャーの半生を描く。 原題は「ポーン・サクリファ... 続きをみる
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スター・ウォーズ祭り
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は試写で見たのだが、ちゃんと大画面で見直してみようと思い、妻と共にTOHOシネマズ六本木ヒルズへ。 ここはドルビーアトモス方式で上映している。専門的なことはよく分からないが、要は音がいいということだ。 ロング・アゴ―。ドルビーステレオ・サラウンドで上映された『地獄... 続きをみる
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『ディーン、君がいた瞬間(とき)』
ジェームス・ディーンを演じることとは 『エデンの東』(55)『理由なき反抗』(55)『ジャイアンツ』(56)。たった3本の映画で伝説となったジェームス・ディーンが、24歳の若さで事故死する直前に、写真家のデニス・ストックと行った2週間の旅を通して、「ディーン伝説」誕生以前の秘話を哀感を込めて描く。 ... 続きをみる
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『マイ・ファニー・レディ』
『マイ・ファニー・レディ』(14)(2015.9.24.京橋テアトル試写室) ボグダノビッチ、75歳での復活に拍手 『ラスト・ショー』(71)『ペーパー・ムーン』(73)などを撮ったピーター・ボグダノビッチ13年ぶりの監督作。ボグダノビッチは、私生活も含めて波瀾万丈の監督人生を送ってきた人だけに、長... 続きをみる
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