『アサシンクリード』
ないないづくしのBomb(爆弾)映画 死刑囚のリンチ(マイケル・ファスベンダー)は、遺伝子を操作する装置によって、15世紀に生きた先祖の運命を追体験することになる。 ゲームを基にした冒険ファンタジーのようだが、ストーリーの描き方や人物描写があまりにも雑過ぎる。従って、まず、主人公を祖先と一体化させる... 続きをみる
ないないづくしのBomb(爆弾)映画 死刑囚のリンチ(マイケル・ファスベンダー)は、遺伝子を操作する装置によって、15世紀に生きた先祖の運命を追体験することになる。 ゲームを基にした冒険ファンタジーのようだが、ストーリーの描き方や人物描写があまりにも雑過ぎる。従って、まず、主人公を祖先と一体化させる... 続きをみる
こりゃあ漫画だわ ヴィン・ディーゼル扮するエージェント、トリプルXことサンダー・ケイジが15年ぶりに復活。とは言え、同じくNSA(米国家安全保障局)の暗躍を描いた『スノーデン』とは正反対の、見事なまでに能天気なアクション映画。こりゃあ漫画だわ。 エクストリームスポーツ、タトゥーなど、いかれた若者が喜... 続きをみる
フジテレビ、やればできるじゃないか 「ある日突然、電気がなくなったら…」という発想から生まれたコメディータッチの“SF(少し不思議な)話”。一組の家族のサバイバルの様子(東京から自転車で鹿児島を目指す)を通して、物質に依存し過ぎている現代社会に警鐘を鳴らす。音のない世界、不思議な現象によるパニックを... 続きをみる
異形の者にこだわり続けるティム・バートン 孤独な少年ジェイク(エイサ・バターフィールド)と奇妙な子供たちとの不思議な友情と冒険の物語を描いたダークファンタジー。時間のループ(輪)=繰り返しを用いたティム・バートン流のひねりが見ものとなる。 祖父(テレンス・スタンプ)からジェイクへに伝えられる嘘のよう... 続きをみる
『ドクター・ストレンジ』(2016.12.7.ディズニー試写室) 魔術を駆使する新ヒーローが登場 「アベンジャーズ」シリーズをはじめとする「マーベル・シネマティック・ユニバース」の新作。 天才的な技術を誇る傲慢(ごうまん)な神経外科医スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、突然の... 続きをみる
何故これほど多くのナチス関連映画が作られるのか 1950年代後半に起きたナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの拘束劇の裏側を、ドイツの検事長フリッツ・バウアーとその部下の動静を通して描く実録サスペンス。 ユダヤ人であるバウアーにとって、これは復讐なのか、正義なのかが大きなテーマになっている。また、バウアー... 続きをみる
知人の紹介で、伊勢佐木町近くの横浜シネマリンに『レミニセンティア』という自主製作映画を見に行った。 この日は、終映後に監督の井上雅貴氏のトークショーも開催された。 本作が監督デビュー作となった井上氏は、イッセー尾形が昭和天皇を演じたアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』(05)にスタッフとして参加... 続きをみる
ファンタジーを説得力を持って見せるのは難しい 京都の美大に通う高寿(福士蒼汰)は、電車の中で見かけた愛美(小松菜奈)に恋をする。二人は付き合い始めるが、愛美には「30日間しか一緒に過ごせない」という秘密があった。二人の切ない運命やいかに…。 パラレルワールド、時間軸のずれによる現在、過去、未来のすれ... 続きをみる
イギリス映画らしいシニカルな視点で 舞台は1970年の英ロンドン、カムデン。劇作家のベネット(アレックス・ジェニングス)は、路上に止めたオンボロの黄色い車を住み家とするミス・シェパード(マギー・スミス)に、ほんの一時のつもりで自宅の駐車場を提供する。ところがシェパードは15年間そこに居続けることにな... 続きをみる
激動の時代を背景にしたある男の一代記 明治・大正・昭和の激動の時代を背景に、名もなき存在から身を起こし、戦後の日本で一大石油事業を展開させるまでに至った国岡鐡造(モデルは出光佐三)の生涯を描く。原作・百田尚樹、監督・脚本・山崎貴、主演・岡田准一という『永遠の0』のトリオが再集結。 山崎監督が「違う時... 続きをみる
何も考えずに楽しめるおバカコメディ わがまま社長のトム(ケビン・スペイシー)が、娘の誕生祝いのため、怪しいペットショップの店長(クリストファー・ウォーケン)から猫を買う。その帰り道、会社の乗っ取りを企む社員の罠で猫と一緒にビルから転落したトムは、猫の中に意識が入ってしまう。 という、何も考えずに楽し... 続きをみる
シリーズ化への布石を打ったに過ぎないか 「ハリー・ポッター」の新シリーズ。魔法動物学者で魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークで巻き起こす騒動を描く。 舞台は1920年代あたりか。ジェームズ・ニュートン・ハワードのオールドジャズ風の音楽が光る。スキャマンダーのトラン... 続きをみる
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016.10.27.東宝東和試写室) “アメリカン浪人”の活躍を描く第2弾 『アウトロー』(12)に続いて、元陸軍指揮官の一匹狼ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)を主人公にしたシリーズ第2作。 ジャックは、後任のターナー少佐(コビー・スマル... 続きをみる
ハロウィンの起源が分かるB級ホラー ニューヨークで暮らす大学教授マイク(ニコラス・ケイジ)の一人息子が、ハロウィンの夜「幽霊に償いをして」という一言を残して失踪する。 1年後、必死に息子の行方を捜すマイクの周辺で怪異現象が起こる。 ハロウィンの起源と言われる古代ケルト人の逸話を盛り込んだB級ホラーだ... 続きをみる
スパイものに夫婦の再生や家族の絆を盛り込んだ異色作 モロッコ旅行中の英国の大学教授ベリー(ユアン・マクレガー)とその妻で弁護士のゲイル(ナオミ・ハリス)は、ロシアン・マフィアの組織を裏切ったディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合ったことから、危険な亡命劇に巻き込まれていく。 原作ジョン・ル・カレ... 続きをみる
『スター・トレック BEYOND』(16) 監督が代わり、ちょっと原点帰り J・J・エイブラムスが製作に回り、「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リンが監督になった。 罠にはまり、無数の飛行物体の急襲によりエンタープライズ号は破壊され、クルーも散り散りに…。このエンタープライズ号がボロボロ... 続きをみる
写真が魂を吸い取る!? 世界最古の写真撮影方法であるダゲレオタイプの写真家ステファン(オリビエ・グルメ)の助手になったジャン(タハール・ラヒム)。彼は撮影法の不思議さとステファンの娘マリー(コンスタンス・ルソー)に心を引かれる。だがその撮影はモデルが何時間も静止することを要求される苦痛を伴うものだっ... 続きをみる
作り手だけが楽しんでいる上滑りなコメディー 落ち目のキャスター澄田(中井貴一)が陥った災難だらけの1日を描いたコメディー。監督・脚本は『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一。 ワイドショー制作の裏側や、たてこもり事件の犯人(濱田岳)に逆恨みされる澄田など、ジョディ・フォスター監督、ジョージ・クルーニー主... 続きをみる
そろそろ打ち止めでいいのでは 記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者ジェイソン・ボーンを主人公にしたポール・グリーングラス監督、マット・デイモン主演のシリーズ4作目。 このシリーズは、スピード感や臨場感を生むために考えられたノンストップアクションが見ものだが、実のところ、寄りのカメラ、早過ぎるカ... 続きをみる
珍品なり この映画のように、複数の作品を複合し、新たに別の作品を作り出すことを“マッシュアップ”というらしい。ジェイン・オースチンの『高慢と偏見』にゾンビの世界をミックスさせ、四姉妹がカンフーの使い手というめちゃくちゃな設定まで加えたのは、『リンカーン/秘密の書』(12)の原作と脚本を書いたセス・グ... 続きをみる
落語家の性(さが) 脳いっ血で倒れ、リハビリを続けながら高座に上がり続ける車いすの落語家・林家かん平の姿を追ったドキュメンタリー。竹藤恵一郎監督の先輩にあたる友人に薦められて見てみた。落語家が主人公の『寝ずの番』(06)を監督し、『落語娘』(08)では落語家を演じた津川雅彦がナレーターを務めている。... 続きをみる
見る者を戸惑わせる妙ちくりんな映画 ルーマニアのブカレストに住むコスティは、ある日隣人から曽祖父が実家の庭に埋めた宝探しへの協力を求められる。 そして金属探知機の業者も加えて、三人の中年男による宝探しが始まるが…。 ルーマニア発のシニカルな人間喜劇。 カンヌ映画祭「ある視点」部門の「ある才能賞」受賞... 続きをみる
アニメの効用 原作は大今良時の漫画。製作は京都アニメーションで、山田尚子が監督している。 視覚障害のため、いじめを受ける少女・硝子と、いじめの中心人物として周囲から孤立する将也。高校生になって再会した二人の動静を中心に、彼らと同級生たちの、孤独と友情、後悔、絶望と希望、愛と憎しみなどの二律背反が描か... 続きをみる
いささか食傷気味 舞台設定は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』直後の世界。善悪のはざまや、正義のあり方に悩むヒーローに代わって、DCコミックに登場する悪党を集めて“スーサイド・スクワッド(自殺集団)”が結成される。 忘れないうちにメンバーを記しておこう。デッドショット(ウィル・ス... 続きをみる
アニメ以外で親子そろって楽しめる貴重な映画 1984と89年に製作されたシリーズのリブート(再起動版)。大量のゴーストがニューヨークに現れて…という設定は旧作と同じだが、何かと女性の強さが目立つ昨今の世相を反映してか、ゴーストバスターズのメンバーは全て理系女性に様変わり。代わりに“黒一点”のクリス・... 続きをみる
もはや“単品”では楽しめない ブライアン・シンガーが監督した「X-MEN」シリーズの第6作。人類初のミュータントであるアポカリプス(オスカー・アイザック)が数千年の眠りから目覚め、間違った方向に進んだ文明を、強力な力で正そうとする。 今回のテーマは「X-MEN対神」。とは言え、前作を見逃した者には何... 続きをみる
「その気持ち、分かるよ」とはならない 今から30年前の1980年代、フランスのミモザの島の沿岸の海で、一人の女性が謎の死を遂げた。女性の長男であるアントワーヌは、40歳になった今も、母を失った悲しみから抜け出せずにいた。彼は母の死の真相を突き止めようとするが、なぜか家族も知人も母の死については固く口... 続きをみる
ディズニー版『時をかける少女』 ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を基に製作された『アリス・イン・ワンダーランド』(10)の続編。 帰らぬ家族をひたすら待ちながら衰弱していくマッドハッター(ジョニー・デップ)を救うべく、アリス(ミア・ワシコウスカ)が時をさかのぼり、過去を変... 続きをみる
さすがにアレン老いたりか? 「人生は無意味だ」と考える大学教授(ホアキン・フェニックス)が、転校先で女子大生(エマ・ストーン)と親しくなる。それに加えて、何故か完全犯罪への挑戦に熱中し始め、次第に生気を取り戻していく。 ウディ・アレンがヒッチコックタッチやプレストン・スタージェスの『殺人幻想曲』(4... 続きをみる
どちらも相棒物語 『ズートピア』(2016.6.5.TOHOシネマズ日本橋) 骨子は、純朴な田舎者が都会に出てきて…という『スミス都へ行く』(39)などの古典的なパターンを踏襲しながら、主人公を女性ウサギにすることで、フェミニズムやマイノリティ差別といった問題を巧みに盛り込んでいる。 大筋はウサギの... 続きをみる
サミット開催に合わせて公開? 『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)の続編。敏腕シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が今回は英ロンドンを舞台に大活躍を見せる。英国首相の葬儀に出席するためロンドンを訪れた各国首脳を狙った同時多発テロが発生。生き残った米大統領(アーロン・エッ... 続きをみる
『栄光のル・マン』(1974.11.5.テアトル東京) もう一度『栄光のル・マン』を見直してみようか… 自身もカーレーサーとして鳴らした希代のアクションスター、スティーブ・マックィーンが企画、製作、主演し、ル・マン24時間耐久レースの模様を描いた『栄光のル・マン』(71)。その製作の裏側を描いたドキ... 続きをみる
パロディの基や時代背景を知らないと… 舞台は1950年代、キャピトルピクチャーズの社運を懸けた超大作史劇『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優(ジョージ・クルーニー)の誘拐事件が発生。スタジオの“何でも屋”マニックス(ジョシュ・ブローリン)に事件解決が託される。 スチュアート・M・カミンスキー原... 続きをみる
ヒーローたちの壮大な内輪もめ アベンジャーズの戦いは全世界に拡大し、多くの人々を救った反面、彼らが与えた人的、物理的な被害は甚大なものとなった。そんな中、遂にアベンジャーズを国際的な組織の管理化に置くことが決定する。 それを受けて、アベンジャーズたちは、片やトニー・スターク=アイアンマン(ロバート・... 続きをみる
クロエ・グレース・モレッツよどこへ行く… 地球外生物(アザーズ)からの5段階攻撃(フィフス・ウエイブ)を受け、絶滅の危機に瀕した人類。ヒロイン、キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)の孤独な闘いを描く。 見た目は敵と味方の区別がつかないことから生じる怖さや面白さは、オーソドックスな侵略SF(ボディス... 続きをみる
ついにここまでやったか… 漫画家のアシスタントをしている英雄(大泉洋)は、謎のウイルスに感染し「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビと化した人々から必死に逃げまくるが…。ヒーローになりたくてもなれない“英雄”という名の男を主人公にしたスプラッター・ゾンビ映画。 気弱な主人公が最後は暴力に目覚める姿を... 続きをみる
ハリウッド映画にはない“避暑地物” 世界的な音楽家フレッド・バリンジャー(マイケル・ケイン)。80歳を越えた今は引退し、ハリウッドスターや、(マラドーナのような)元サッカー選手ら、セレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを楽しんでいる。 親友の映画監督ミック(ハーベー・カイテル)も一緒だ... 続きをみる
今回も“沖田ワールド”は健在なり カープの菊池も協力? 瀬戸内の島を舞台にした沖田修一監督のオリジナル脚本作。東京でデスメタルバンドのボーカルをしている永吉(松田龍平)は、同居している恋人(前田敦子)が妊娠したため、7年ぶりに里帰り。ところが、父(柄本明)が末期がんに侵されていることを知り、しばらく... 続きをみる
これならシャーロキアンも満足か 探偵を引退後、93歳となったシャーロック・ホームズ(イアン・マッケラン)が、老いと闘いながら、引退の原因となった事件を回顧する。アーサー・コナン・ドイル原作の「名探偵シャーロック・ホームズ」のパスティーシュ(作風模倣)映画。監督は『ドリームガールズ』(06)などのビル... 続きをみる
つじつま合わせが下手過ぎる ある時点まで何度も時間が巻戻るリバイバル(再上映)という現象に巻き込まれた主人公(藤原竜也)が、現在(2006年)と過去(1988年)を行き来しながら、過去の連続児童殺人事件の謎と真犯人に迫る。 この映画もまた、最近流行の、漫画→テレビアニメ→映画という形態の一環。 映画... 続きをみる
哀れな熱演 山岳カメラマンの深町(岡田准一)は、カトマンズで“エベレスト史上最大の謎”を解く可能性を秘めた古いカメラを発見する。そして孤高のクライマー羽生(阿部寛)と出会う。 深町が実在のイギリスの登山家マロリーと羽生についての証言を集め、推理していく出だしはなかなか面白く、その後に期待を抱かせる。... 続きをみる
大いなる勘違い 星ガ丘駅の落し物預かり所で働く温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母(木村佳乃)の訃報が届く。母は今は閉鎖されたワンダーランドの観覧車で自殺したというのだが…。 架空の街を舞台にした、CMディレクター柳沢翔の監督デビュー作。主人公のトラウマの原因や母の失踪や死因の真相を、幻... 続きをみる
現実感の薄いマネーゲーム 2000年代半ばのアメリカを襲ったリーマンショック以前に経済破綻を予見した男たち。彼らはウォール街の常識を疑い、一世一代の勝負に出たアウトローだった…。 実話を基に、金融業界の裏側や人間模様をユーモアを交えながら描く。演じるは、クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ス... 続きをみる
よくぞここまで映画の中に猫を撮り込んだ 元ボクサーの主人公(風間俊介)と捨て猫だったチンとクロとの生活を描く。原作は杉作の実体験コミックス。 最近CMやドラマにあふれる猫たちを見ていると、ずるいとは思いつつ、その愛らしさについ目を細めてしまう。タイトル通り、もともとマイペースの猫は、映画には不向き(... 続きをみる
落語の人情噺を思わせる心地良さ 亡くなった森田芳光監督の『の・ようなもの』(81)の35年ぶりの続編。前作の主人公、出船亭志ん魚(しんとと=伊藤克信)と、兄弟子の志ん米(しんこめ=尾藤イサオ)、志ん水(しんすい=でんでん)のその後と、新入り弟子の志ん田(しんでん=松山ケンイチ)の成長が描かれる。何と... 続きをみる
ユーモアを交えて描くことで見えてくるものとは… がんを患い、33歳の若さで亡くなった千恵(広末涼子)。結婚、妊娠、出産を体験し、変化していく夫婦の姿を、実話を基に半ばコミカルに描いていく。 タイトルは、余命わずかとなった千恵が幼い娘のはなに、みそ汁作りを通して愛情と生きる力を伝えるところからきている... 続きをみる
私的 2015年外国映画のベストワン 1915年のオスマン・トルコ。鍛冶職人のナザレット(タリール・ラヒム)は、アルメニア人であるが故に、妻と双子の娘から引き離される。砂漠での強制労働の末に、喉をナイフで切り裂かれ、声を失ったナザレットは、娘に会いたい一心から、レバノン、キューバを経て、最後はアメリ... 続きをみる
ボビー・フィッシャーを探して 米ソ冷戦下の1972年、アイスランドのレイキャビクで行われたチェスの世界選手権。チャンピオンのボリス・スパスキー(ソ連)とチャレンジャーのボビー・フィッシャー(米国)の勝負をクライマックスに、“奇行の天才”と呼ばれたフィッシャーの半生を描く。 原題は「ポーン・サクリファ... 続きをみる
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は試写で見たのだが、ちゃんと大画面で見直してみようと思い、妻と共にTOHOシネマズ六本木ヒルズへ。 ここはドルビーアトモス方式で上映している。専門的なことはよく分からないが、要は音がいいということだ。 ロング・アゴ―。ドルビーステレオ・サラウンドで上映された『地獄... 続きをみる
ジェームス・ディーンを演じることとは 『エデンの東』(55)『理由なき反抗』(55)『ジャイアンツ』(56)。たった3本の映画で伝説となったジェームス・ディーンが、24歳の若さで事故死する直前に、写真家のデニス・ストックと行った2週間の旅を通して、「ディーン伝説」誕生以前の秘話を哀感を込めて描く。 ... 続きをみる
ボグダノビッチ、75歳での復活に拍手 『ラスト・ショー』(71)『ペーパー・ムーン』(73)などを撮ったピーター・ボグダノビッチ13年ぶりの監督作。ボグダノビッチは、私生活も含めて波瀾万丈の監督人生を送ってきた人だけに、長いブランクを経た晩年に、息子のような年のウェス・アンダーソンとノア・バームバッ... 続きをみる
「ミステリーゾーン」がポイント 『トゥー・ウィークス・ノーティス』(02)『ラブソングができるまで』(07)『噂のモーガン夫妻』(09)に続き、ヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が4度目のタッグを組んだラブコメディー。原題は「リライト」で、脚本と人生のやり直しの二重の意味がある。 かつて『間違... 続きをみる
ロバート・ボーン、デビッド・マッカラム共演のテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」のリメーク版。舞台は1960年代の米ソ冷戦時代、敵対するCIAのソロとKGBのクリヤキンがコンビを組んで、スパイチームを結成するというもの。テレビシリーズでは描かれなかった2人の前日談を創造し、60年代のしゃれたフ... 続きをみる
原作のエッセンスから新たな物語を抽出し、ピーターパンの前日談を創造。一人の少年がどのようにしてピーターパンになったのかを描く。スティーブン・スピルバーグが大人になったピーターパン(ロビン・ウィリアムズ)を描いた『フック』(91)とは逆のパターンということになる。 前半の孤児院のシーンは薄暗く陰気で、... 続きをみる
『ジョーのあした~辰吉丈一郎との20年~』 赤井英和主演のボクシング映画『どついたるねん』で監督デビューした阪本順治が、波瀾万丈のボクシング人生を歩む辰吉丈一郎を20年にわたって取材したドキュメンタリー。 若くて生意気なイメージが強かった辰吉ももう45歳になるのか…という感慨に加えて、年を経るに従っ... 続きをみる
2265年、スペースコロニーと地球を結ぶ幹線道路、通称「ギャラクシー街道」にある小さなハンバーガーショップを舞台に、さまざまな“宇宙人模様”を描く、三谷幸喜監督、脚本のシチュエーションコメディー。あえてCGを使わず、昔ながらの書き割りのセットをバックに物語が展開する点は舞台劇を想起させられる。 また... 続きをみる
「勇敢」「無欲」「高潔」「平和」「博学」の五つの共同体に分かれ、管理された未来社会。どの共同体にも属さないダイバージェント=異端者たる少女の戦いを描くシリーズ第2弾。 前作の設定を思い出すのに時間がかかる。やっと思い出してきて、さてどうなるかと思ったところで今回は終わり、また次回へと続く。『ハンガー... 続きをみる
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮し、ロシアン・マフィアを相手に激しい“ガンフー”(ガン+カンフー)アクションを見せる。 まず、愛犬と愛車を奪われただけで、ここまでやるか!という違和感。そして、ほとんどゲーム感覚の撃ち合いが延々と繰り広げられ、見ていて空しくなってくる。名脇役たるジョン・レグイザモ、... 続きをみる
1939年に起きたヒトラー暗殺未遂事件を、事実に基づいてオリバー・ヒルシュビーゲル監督が映画化。実行犯のゲオルグ・エルザーの人生を明かしながら、歴史の闇に葬られた事件について描く。 ファーストシーンでいきなり時限爆弾を仕掛けるエルザーの姿が映る。つまりこの映画は結果を先に示し、エルザーが暗殺を企てる... 続きをみる
物質転送装置を研究していた若手チームが、異次元のパワーによって不思議な能力を身に付けてしまう、というマーベルコミック原作シリーズの再起動版。 マイルズ・テラー(『セッション』『ダイバージェント』)、ケイト・マーラ(『トランセンデンス』)、マイケル・B・ジョーダン(『クロニクル』『フルートベール駅で』... 続きをみる
幼いころに交通事故で母を泣くし、小説家の父(ラッセル・クロウ)と二人きりになったケイティ(カイリー・ロジャース)。だが、その父も事故の後遺症に苦しみながら亡くなる。 ケイテイ(アマンダ・セイフライド)は長じて大学で心理学を学ぶが、過去のトラウマからセックス依存症に陥っている。そんなある日、ケイテイは... 続きをみる
舞台は1981年のニューヨーク。アベルは移民ながら一代でオイルカンパニーを築き上げた。そして、さらなる発展を目指して巨額の土地買収を企てた矢先に、何者かによる積み荷のオイルの強奪、脱税疑惑、妻のアナとの不仲など、次々にトラブルに襲われる。やがて銀行から融資を断られたアベルは、絶体絶命の危機に陥る。「... 続きをみる
ロバート・アルトマンの山あり谷あり、波乱万丈の監督人生を描いたドキュメンタリー。カナダのプロデューサー、ロン・マンの監督作。ゆかりの人々が“アルトマンらしさ(アルトマネスク)”を語る。 サム・ペキンパーを描いたドキュメンタリーの公開と同時期にアルトマンのものも公開されるという因縁。二人の誕生日はわず... 続きをみる
マイク・シーゲルなるドイツ人の映画史家が製作したサム・ペキンパーの生涯を描いたドキュメンタリー。ペキンパーゆかりの人々へのインタビューと映画のメーキングシーンや名場面を中心に構成されている。 まずは「ペキンパーを語る男たち」 『ワイルドバンチ』(69)『コンボイ』(78)のアーネスト・ボーグナイン。... 続きをみる
個人の依頼に合わせてシナリオを書き、メンバーが架空のキャラクターを演じて依頼を解決する劇団兼探偵事務所「エンジェル」に舞い込む騒動を描く。テレビバラエティーから派生した企画映画だけに、次から次へと登場する芸人たちの小ネタを集めたコント集のようなところもある。 架空のキャラクターを演じて人をだますとい... 続きをみる
原題は「サンアンドレアス断層」。ネバダからカリフォルニアにかけて史上最大規模の大地震が発生。主人公のレスキュー隊員(ドウェイン・ジョンソン)は妻と娘を救うために奮闘する。 特撮を使って表現された、これでもかの地震や津波によるカタストロフィのシーンに驚かされる反面、救護用ヘリコプターの私物化? など、... 続きをみる
“一瞬の輝き”を求める物語 米名門少年合唱団を舞台に、恵まれない家庭環境に育った少年ステット(ギャレット・ウェアリング)が、厳格な指導者カービル(ダスティン・ホフマン)と出会い、類まれな美声の才能を開花させていく様子を描く。 監督のフランソワ・ジラールは『レッドバイオリン』(98)など音楽物を得意と... 続きをみる
独立プロの勃興を描いたドキュメンタリー タイトルの薩チャンは山本薩夫、正ちゃんは今井正のこと。二人は東宝を追われ、1950年代に独立プロを起こし、監督として数々の映画を製作した。本作は、この二人を中心に、新藤兼人、家城巳代治、亀井文夫、吉村公三郎なども加えて、当時を知る関係者にインタビューし、独立プ... 続きをみる
ここまで不幸を描かなければダメなのか 舞台は米ルイジアナの田舎町。高校時代に出会い、互いに深く愛し合いながらも、不幸な事件のために別々の道を歩んだドーソンとアマンダ。 20年ぶりに再会した二人は、互いへの思いを再燃させるが…。 現在と過去を交差させながら描く一種の悲恋ものだが、ダブルキャストが似てい... 続きをみる
70~80年代のB級アクション的な味わいがある 舞台は近未来のアメリカ。犯罪の多発に頭を悩ませた政府は、その解決策として、1年に一度、12時間だけ全ての犯罪が合法になる「パージ法」を施行する。という、とんでもない設定で描かれた『パージ』の第2弾。 今回は、毎年行われることになった“パージの日”に、あ... 続きをみる
月末画像館(2026.3)~スプラトゥーン3
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絆石を洗うと良いことあるらしいっすよw
もう一人の男子はコカよりの子だったw
・メインキャラクター
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