樋口一葉と鏑木清方・朝倉 摂
去年の12月、台東区竜泉にある樋口一葉記念館に行った。 常設でなかったかもしれないが一葉の作品を舞台化したときの資料として舞台の模型が展示してあった。 そして、その舞台美術担当というのだろうかビッグな二人のお名前が記されていた。 鏑木清方 朝倉 摂 亡き一葉を偲ぶ演劇公演に参画したお二人であるが、月... 続きをみる
去年の12月、台東区竜泉にある樋口一葉記念館に行った。 常設でなかったかもしれないが一葉の作品を舞台化したときの資料として舞台の模型が展示してあった。 そして、その舞台美術担当というのだろうかビッグな二人のお名前が記されていた。 鏑木清方 朝倉 摂 亡き一葉を偲ぶ演劇公演に参画したお二人であるが、月... 続きをみる
動物愛護に違背するドキッとする題名 本屋に並んでいたので手に取ってみた。 冒頭はその猫の話。 少年時代住んでいたのが西宮市。 関東に住む人間にはわからないが石井修氏の手掛ける有名な邸宅もある高級住宅地でもある。 当時は避妊するなどなく、また不要な猫は捨てるのが世間でも一般視されていたらしい。(昭和2... 続きをみる
朝吹真理子さんの「きことわ」を短く紹介すればこう(出版社) 発売日:2013/08/01 貴子(きこ)と永遠子(とわこ)。葉山の別荘で、同じ時間を過ごしたふたりの少女。最後に会ったのは、夏だった。25年後、別荘の解体をきっかけに、 ふたりは再会する。ときにかみ合い、ときに食い違う、思い出。縺れる記憶... 続きをみる
英国籍で日本人じゃないのに騒ぐのはおかしいなどと言う人も当初はいたが 日本人の両親の元日本で生まれ二十歳過ぎまで日本国籍だったのだし、 何しろご本人自身が日本文化、映画等の影響を受けていると言っており、国籍とは関係なく日本人 として喜ぶのはおかしいことではないと思う。 作品自体、感情を大切にする日本... 続きをみる
黒田さんより、読みやすく新鮮だったのがこのお三方の対談だった。 坂根さんについては、全く知らなかった方だが、WBSでのトップ経営者対談で、なんと深く、鋭く、広 く考えているのか衝撃すら受けた。 そこらへんのエコノミスト、コメンテーターのレベルを超えている。 雑誌でも3人はいろいろ教えてくれる。 産業... 続きをみる
このところ売り上げ第1位が続く。 そしてアイフォン5の売り上げが落ち、生産縮小という報道が2日前にあった。 当然かもしれない。 シャープSH02Eの仕様をみると 防水 高画素数 抜群のバッテリー持ち テレビ それにテザリング SDファイル64Gまで自由に入れられる とある。 確かにこれじゃブランド名... 続きをみる
旧小沢派のせん滅状態のほうがはるかにひどいのにマスコミは好意的にあまり報道しない。 嘉田代表が会いたいと思っても思っても「小沢さんと連絡がつかない」そうだ。 やっぱりね。 ここまで来ると小沢の性格問題だろう。 国民は賢明と思う。 嘉田代表の後ろにいる小沢を感じて拒否反応を起こしたということ。 文化放... 続きをみる
今回の選考に受賞者と利害関係ある人(翻訳者。奥さんも親密とか)がかかわったのは不 公正だとの批判が上がっている。 利害関係人を除外するのがあるべき姿のはずだけど、中国語をわかる人がいないから お願いせざるを得なかったというのがホンネでしょう。 ところで、先日大江がNHKで話していて印象深かった。 ・... 続きをみる
昨日でNHK Eテレでの25分4回の放送が終了した。 これとは別に1時間の番組も先日NHKであった。 こちらの方は特に驚くほどの充実と豊かな出演者であった。 方丈記は特に震災以後取り上げられる傾向が強い。 昨日の放送では玄侑さんはお坊さんらしく災害とは別に仏教・経典との関係をも述 べていた。こうなる... 続きをみる
大江が今回の中国人作家を推薦していると聞いて、 これは村上でなく中国人の方が受賞するのではと思った。 発表が近づくにつれ3分の2、いや五分の4でそうなるのではと思うにいたり、現実に そうなった。 同国人の同一部門での受賞者から推薦をもらえないというのはきつい。 かねてから大江が口にこそしないが村上作... 続きをみる
同じ新潮社でも本によって趣は随分変わる。 芸術新潮は「良心」というイメージ 週刊新潮は「えげつない」というイメージ。買う気は起きない。つり革広告で十分。 新潮45は週刊新潮とずいぶん違う。 比べるとずっとまともかも。時折読む価値ある記事もある。 8月号倉田真由美さんの記事は秀逸だ。 見出しがすべてを... 続きをみる
新明解国語辞典の女性編集長が出て興味深く拝聴した(6.30 TBSラジオ)。 アナウンサーが話していて、へーと思ったのが、すべてにアクセント記号がついているこ と。 実は、音声業務の人だけでなく文章審査業務の人も必携としている。 逐語的に常用漢字か否かの表示もされているからだ。 大きさも手ごろだし、... 続きをみる
同じく声の欄左隣で埼玉の無職70歳の男性館野さんが鋭く指摘している。 「国会事故調査委員会は東電が「全面撤退」しようとしたとは認められないとしたが、7 00人程度いたという作業員を10人くらいしか残さないのなら、事実上全面撤退と同じ である。」 「大きな問題が起きているときに10人くらいで一体何がで... 続きをみる
大飯原発再稼働の理由として 首相はブラックアウトになった場合の国民生活への悪影響を言うが 「では、万が一、原発事故起きた場合の影響も考慮したのだろうか。 ブラックアウトになった場合と原発事故が起きた場合を比べれば、より影響が大きいのは 原発事故ではないか」 と、28歳の会社員栗岡ゆき子さんは言う(2... 続きをみる
5月22日、亡くなったことを各紙が大きく報道している(98歳)。 追悼の記事も多い。 朝日文化欄には、堀江敏幸氏が書いている。 「ユーモアと冷えた理性と」 が、悼みの文にしても少々持ち上げすぎの感が。 もう少し芥川賞作家らしく理性的抑制がほしかった。 私もFM放送での独特の語り口を思い出す。
西行の名作、道のべの歌は好きだ(新古今集)。 道のべに清水流るる柳陰(カゲ) しばしとてこそ立ち止まりつれ 芭蕉は西行の風雅を追って那須へ行き、道のべの柳の旧蹟を見、詠んだ。 田一枚植えて立ち去る柳かな 白洲正子はいう。 芭蕉は西行の身になって、昔を思い出しているのである。 そういうふうに考えると、... 続きをみる