• “Soul bar-IORI” 味噌

     味噌は大豆の発酵食品であり、日本で独自の発展を遂げた調味料だ。使われるこうじにより、米味噌、麦、豆に分けられる。米味噌とは米を発酵させたものでは決してない。あくまでも大豆を発酵させたものが味噌で、酵母の種類によって分類される。味噌の約8割が米味噌だが、名古屋に多い赤味噌は豆味噌。熟成期間がながく色が付くようだ。  若い方はあまり使うことがないかもしれないが、「手前味噌」と言う言葉がある。自分で自

  • “Soul bar-IORI” 飛ばない鶏

     もし私に翼があるとすれば、大空に舞い、向かうべきところは温泉街だ。温泉街は美しい景観に囲まれた地が多く、空から見てみたい。決して女性の露天風呂を覗きたいわけではない。あっ、まったく関係のない話だが、私の愛する人の次男坊が「翼」くん。大空を舞い、女性風呂を覗くような真似はして欲しくないと願う。ただ、私を抱えて飛んでくれるのは、特別に可。私を温泉街に連れてって~~~  名古屋は飛ぶことを忘れてしまっ

  • “Soul bar-IORI” 伊vs印

     イタリア南部に位置する都市ナポリは、ローマ、ミラノに次ぐイタリア第三の都市だ。ピッツァ「マルゲリータ」の発祥の地でもあり多くの食文化を築いてきたのであろう。そしてこの地の名を冠したあまりにも有名な「スパゲティ・ナポリタン」がある。ナポリに行って本場のナポリタンを食べようと 「すいませ~ん、スパゲッティ・ナポリタンください!」 「???あなたアンポンタンね~」 と思われる可能性があり、辞めておいた

  • “Soul bar-IORI” 必修科目2

     日本に麻雀は明治末期に伝わり、広く一般に知れ渡ったのが大正の終わりごろだと言われる。明治42年、かの夏目漱石も「満韓ところどころ」で麻雀を紹介している。そして、同時期にアメリカにも麻雀は伝わった。  戦時中は麻雀も下火であったが終戦ととともに復活し始め、麻雀愛好家でもある作者による「麻雀放浪記」を期に麻雀ブームが到来する。しかし、賭博も絡みあまり良いイメージを持たない方が多いのも事実だ。  刑法

  • “Soul bar-IORI” 必修科目1

     私の中学時代はバンドに明け暮れ、学校の成績はあまり褒められるようなものではなかった。進学した高校でよく言われた言葉は、 「何でこんな中学の問題がわからんのだ!」  あのね、先生、、、中学の問題がわからないから、この高校に来てるわけで、わかっていたらここに居ませんよ。  高校からは掛け持ちで新たにジャズバンドに加わり、より一層アフリカ系アメリカ人の音楽にのめり込む。自分の前世はアフリカ系アメリカ人

  • “Soul bar-IORI” 日本のお茶1

     日本にも多くの種類のお茶があるが、そのほとんどが緑茶である。中国では「釜炒り」して発酵(熟成)を止めるの対し、九州の一部を除き「蒸す」行程で発酵させないお茶を作っている。一部の茶葉産地では紅茶も生産されているようだが、商業的に成功してるわけではない。私の住む四日市も山間に行けば茶畑が広がりお茶の生産では三重県が全国3位を誇っており、伊勢紅茶なるものも生産しているようだ。まぁ、三重県は悲しいかなマ

  • “Soul bar-IORI” 原因と結果1

     国連が2015年の総会で「持続可能な開発目標」なるものを掲げた。「持続できる」「支持できる」「耐えうる」の意味の形容詞‘Sustainable ’、「発達」「発展」などの意味の名詞‘Development’、そして‘Goals’の頭文字を取ってSDGs(エスディジーズ)と呼ばれているものだ。17の目標と169の達成基準を設け各国への具体的な行動指針を示し、2030年の目標達成を目指している。  

  • “Soul bar-IORI” お茶 中国茶編2

     中国茶として飲まれるものを詳細に分類すると数千種にも及ぶとされるが、私もそこまでの知識はない。大まかには緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶に分けられ六大茶類と呼ぶ。  緑茶(リョウチャ)は、摘み取った茶葉を釜煎りして発酵をさせずにつくったお茶で、生産消費共にもっとも多く中国茶を代表するお茶だ。不発酵茶。  白茶(パイチャ)は、茶葉が芽吹いて早い段階で摘み取り、発酵がごく浅い段階で自然乾燥(一部文

  • “Soul bar-IORI” お茶 中国茶編1

     私は中国茶葉と茶器のセットを持って自宅を出た。明日香に紅茶について教えてもらった礼に、美味しい中国茶をご馳走するためだ。別に下心はない。私は狼ではなく、おっちゃん。  日本での中国茶の代表烏龍茶の輸入は、1970年前から少しずつ始まり大阪万博で広まった。中国政府や福建省政府が地道なキャンペーンをし輸入量は2トン。国交が正常化されておらずこの数値も致し方ないと思うが、'72年の日中国交正常化以降は

  • “Soul bar-IORI” 絶頂のお馬鹿

     明日香が店を後にしノーゲストが続きニュースを見ていた。 「小学校の標準服がアルマーニ」  バブル経済に酔いしれた20代(私の)、今思えば馬鹿な金の使い方をしたと思う。ただ、当時にそう感じることはなく、高価なスーツを身に纏い夜の栄(名古屋の繁華街)を闊歩したものだ。欧米人と体系が異なり、決して似合うことはなかったであろ。アルマーニ、ヴェルサーチなどなど、、、欲しいのは名前だけ。  う~んBGMは、

  • “Soul bar-IORI” お茶 紅茶編2

     私はさほど知識がなかった紅茶について、明日香から多くのことを教わった。BGMはカフェ繋がりでこの曲を。The Eaglesが長い活動に幕を下ろした曲。ジャズのアルト奏者David Sanbornのソロも泣かせる。 The Eagles with David Sanborn - The Sad Cafe Live Los Angeles 1980.mp3.mp4  「ダージリン」とはインドの地名で

  • “Soul bar-IORI” お茶 紅茶編1

     「ちょっと一服」コーヒー、お茶を楽しむ者それぞれに嗜好は違えど、安らぎを与えてくれる有意義な一時だ。コーヒーも自家焙煎(本当の話)している程好きなのだが、お茶もとても好きだ。買出しで四日市で唯一の百貨店に立ち寄った。ふらふらと食材コーナーを見て回っているとコーヒー豆、各種の茶類が並べられた棚に行き着いた。紅茶、中国茶、そして緑茶と多くの商品が所狭しと並べられている。お茶には麦、とうもろこし、マテ

  • “Soul bar-IORI” 顔3

     「偉人」と言われる方達は、少々お歳を召してから評価されることもあり、おじちゃん、おばちゃん、はたまた、おじいちゃん、おばあちゃんになってからの写真も多く、イメージとしてある。五千円札に描かれるこの女性、若くとても美しい。う~ん、いい女、、、 「若い頃の写真使っちゃってさ~嫌な女」 と思われる女性も多いと思うが、この方は24歳の若さで他界している。24歳までにお札の顔となるまでの偉業を成し遂げたわ

  • “Soul bar-IORI” 顔2

     私のワインの勉強法は、知識として得た様々な事柄にプラス味を確かめるのだが、そんなこと自分の金でやっていては破産だ。客の飲み残したワインはとても重要である。ボトルの中に少しだけでも残っていれば至高の喜びだ。この方達であればグラスの飲みかけであっても大歓迎だ。でも、おじさんのは、ちょっと嫌、、、馬鹿っ!こんなこと考えてるときの私の顔、いったいどんな顔してるのだろうか、、、  二人の話はラベルに印刷さ

  • “Soul bar-IORI” 顔1

     私は野口英世の大ファンなのであろうか、、、いつも彼の顔写真付きの紙切れを大切に持ち歩いている。細菌学者より、どちらかと言えば『天は人の上に人をつくらず 人の下に人をつくらず』と説いた教育者が本当は好きだ。 「私はあなた様を尊敬致しております。どうぞ、いつまでも私の側でゆっくりなさってくださいね」  私の願いは聞き入られることはなく、彼はすぐに旅立ちをしてしまう。彼とはどうも縁がないようだ。開店準

  • “Soul bar-IORI” 自立1

     四方をドイツ、オーストリア、イタリア、フランスに囲まれ海のない国、スイス。オーストリアからフランスに跨るアルプスの山々、険しい山容のマッターホルン、美しいモンブラン(食べたいって言ったの、「popiarさん」ですか?)が見事であろう。スイスからモンブランを見るのはちょっと無理かも、、、。アルプ(山腹の放牧場)には、セントバーナドのヨーゼフを連れた「やまみほさん」が元気に走り回る姿を思い描く、、、

  • 『ら~めん処 庵』 ラーメン4

     予約当日、私は早朝から仕込みで大忙しだ。4人で申し合わせ、あっさり系のラーメンに決まり、私はトリガラを一旦茹で上げ、水洗いをして水を張った大きめの寸胴鍋に、ニンジン、玉葱、ねぎ、生姜、ニンニクを合わせて入れ、上から昆布を乗せ火にかけた。完成するスープは10人前のラーメンが出来そうな量だ。  味は醤油で、こちらも数種の野菜と酒を入れ、醤油ダレを仕込む。具の準備はメンマを塩抜きさせ、半熟のゆで卵を作

  • “Soul bar-IORI” ラーメン3

    「以前ね、休日によく自宅でラーメン作ってたんですよ。お肉屋さんにトンコツ、トリガラ、背油なんか頼んでおいて、いろいろ研究しましたよ。そのとき結婚してたんですけど、かみさんに怒られてしまいましたけどね、、、」 「わ~本格的。でもなんで怒られちゃったんですか?」 「まぁ~価値観の違いでしょうけど、前日からコトコトとスープを取ってやるわけですけど、一杯のラーメンが恐ろしいほど高くついてしまい、『食べに行

  • “Soul bar-IORI” ラーメン2

     映画“The Ramen Girl”をDVDにセットをした。 The Ramen Girl - OFFICIAL TRAILER  カラン、カランと呼び鈴が鳴り客の来店を知らせると、仕事を終えた優子が顔をだした。ハーパーのロックを頼み、かかっている映画に文句を言いつつ見入っている。 「もう、最近はここ何の店かわかんないですね~。映画はまだいいですけどテレビはやめてくださいよ。でも日本映画って」

  • “Soul bar-IORI” ラーメン1

     日本の国民食とまで言われるラーメン、大好きな方も多いであろう。カレーとどちらが好きか尋ねられた場合、私にとっては、ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスのどちらが好きか尋ねられることと同じぐらいの愚問だ。好きは、もちろん演技である。  ラーメンは明治期の末、東京浅草の店舗が始め、その後大正期に入り広く一般に知れ渡ったのだが、最初にラーメンを食べた日本人は、城主を退いた後、越後のちりめん問屋の隠

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