嗚呼70年代②『軍用列車』
これも41年ぶり 舞台は1873年の米ネバダ州。騎兵隊の砦でジフテリアが発生し、部隊の全滅が危ぶまれる中、補充隊員を乗せた軍用列車内で連続殺人事件が起きる。原題が「ブレークハート峠を越えろ」とあるように、SLが走る鉄道が陰の主役。『レッド・サン』(71)『ホワイト・バッファロー』(77)と並ぶ、チャ... 続きをみる
これも41年ぶり 舞台は1873年の米ネバダ州。騎兵隊の砦でジフテリアが発生し、部隊の全滅が危ぶまれる中、補充隊員を乗せた軍用列車内で連続殺人事件が起きる。原題が「ブレークハート峠を越えろ」とあるように、SLが走る鉄道が陰の主役。『レッド・サン』(71)『ホワイト・バッファロー』(77)と並ぶ、チャ... 続きをみる
約41年ぶりに再見。 アメフトの試合が行われているロサンゼルスのスタジアムに、無差別に人を撃つライフル魔が現れる。それに立ち向かうSWATの動静とスタジアムにいるさまざまな人々の恐怖を描く。公開当時(77年)はパニック映画がはやっていたのでこんなタイトルがつけられたが、原題は「Two-Minute ... 続きをみる
今年のアカデミー賞作品賞は『ムーンライト』。『ラ・ラ・ランド』が受賞と誤発表のハプニングあり。プレゼンターは『俺たちに明日はない』(68)のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイだった…。 https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1094954
西部劇に、黄金伝説をめぐる冒険活劇の要素を取り込んだ異色大作 1975年のリバイバル公開時以来の再見となった。当時、同じくリバイバルで『アラビアのロレンス』(62)を先に見たので、オマー・シャリフがラクダではなくて馬に乗る姿に違和感を覚えたことも懐かしい。 この映画の製作者は『戦場にかける橋(57)... 続きをみる
年末年始、まともに見た映画はこれだけだった。 ウーピー・ゴールドバーグ扮する“偽シスター”が、音楽を使って、オリジナルでは教会を、そしてこの『2』では学校を救う様子がコメディータッチで描かれる。 ウーピー絶好調といった感じの映画だが彼女は続編に出る気はなかったという。では何故出演したのかといえば…。... 続きをみる
1960年代後半、阪急ブレーブスでプレーしたダリル・スペンサーが亡くなった。ここではフィクションの中のスペンサーを振り返りながら、彼を偲んでみたい。 ジャイアンツ、カージナルス、ドジャース、レッズを経て64年に阪急入りしたスペンサーは、アグレッシブなプレーとは裏腹に、投手の癖を盗む名人であり、プレー... 続きをみる
「スター・ウォーズ」シリーズでレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが60歳で亡くなった。2008年に出版された『外国映画女優名鑑』(共同通信社刊)で彼女について書いたものを転載し、哀悼の意を表します。 クリックすると拡大します。↓ この後、キャリーは、30年数年ぶりにレイア姫を演じた『スター・ウォ... 続きをみる
『ダーティハリー3』 まずは初見(76年)の際のメモを。 「泣けるぜ!」 ハリー(クリント・イーストウッド)がサンフランシスコ市長を誘拐した過激派グループと対決するシリーズ第3弾。 タイン・デイリーが魅力的に演じた女性相棒ケイトの人物描写が良く描かれており、原題の「THE ENFORCER=執行人」... 続きをみる
ロバート・ボーンが亡くなった。 ボーンといえばテレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』(64~68)のソロ役が最も印象に残っているが、もう一つ、彼を語る上で欠かせないのが『荒野の七人』(60)のメンバーの一人だったことだ。元祖『七人の侍』(54)にはいない屈折したキャラクターのリーを好演し、強い印... 続きをみる
ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞の報には驚いた。ならば、ジョンやポールは…などとも思うが、それはまた別の話だ。ここでは映画とディランのかかわりについて触れてみたい。 ディランが出演し、音楽も担当したサム・ペキンパー監督の『ビリー・ザ・キッド21歳の生涯』(73)では、スリム・ピケンズとジャック・イ... 続きをみる
高峰秀子の夫としても知られた監督、脚本家の松山善三が亡くなった。自分にとってのリアルタイム作品では『人間の証明』(77)の脚本、監督作の『典子は、今』(81)がある。 以前、代表作『名もなく貧しく美しく(61)について書いたものを転載。 脚本家・松山善三の監督デビュー作。主人公のろうあの夫婦に扮した... 続きをみる
もじゃもじゃ頭がトレードマークのコメディ俳優ジーン・ワイルダーが亡くなった。 彼は1970年代に活躍した名物俳優の一人。デビューは『俺たちに明日はない』(67)の端役だが、映った瞬間に彼だと分かる。こういう場合、特徴のある容姿は得だ。 『夢のチョコレート工場』(71)では、『チャーリーとチョコレート... 続きをみる
永六輔さんが亡くなった。 永さんとは一度だけお会いしたことがある。時は1997年。当時、編集を担当していた『20世紀映画のすべて 淀川長治の証言』(毎日新聞社)というムック本の中で、「20世紀映画が与えてくれたもの」と題して、淀川先生と永さんの対談が行われたのだ。永さんは普段から「淀川学校の卒業生」... 続きをみる
『天国の門 デジタル修復完全版』(13)(2013.10.6.新宿武蔵野館) 最後のマイケル・チミノ 初見は今から30年以上も前、しかも短縮版だった。今回見直してみて、細部に関してはほとんど覚えていないことに気づき、初めて見るような錯覚に陥った。従って、今回加えられたのがどんなシーンだったのかもはっ... 続きをみる
「ディア・ハンター」(78)(1982.2.26.丸の内松竹) 期待通りの素晴らしい映画だった。けれども何と悲しい映画なのだろう。監督のマイケル・チミノは「ベトナム戦争をテーマにこの映画を作ったわけではない」と語っているようだが、その言葉通りだとすれば、彼の監督としての力量は相当なものだと思う。友情... 続きをみる
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)(1986.1.22.イイノホール) マイケル・チミノは損をしている ニューヨークのチャイナタウンを舞台に、勢力の拡大を狙うチャイニーズ・マフィアの若きボス(ジョン・ローン)と、ベトナム戦争の体験から黄色人種に憎悪を抱く一匹狼の刑事(ミッキー・ローク)の戦いを描... 続きをみる
マイケル・チミノが亡くなった。彼が脚本を書いた『サイレント・ランニング』(72)と『ダーティハリー2』(73)。監督作の『サンダーボルト』(74)『ディア・ハンター』(78)『天国の門』(80)『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)『シシリアン』(87)『逃亡者』(90)『心の指紋』(96)。 振り... 続きをみる
イチローの日米通算安打記録にいちゃもんをつけ、男を落とした感のあるピート・ローズ。その人間性はともかく、彼が不世出の大選手であることは周知の事実。だから、イチローの記録達成で、ローズの記録が見劣りするようなことは決してないのだ。 逆に、ローズがいかに素晴らしい選手だったかをイチローが思い出させてくれ... 続きをみる
イチローがいよいよメジャー通算3000本安打に近づいている。そんな中、一冊の本のことを思い出した。 時は1983年8月、日本橋の丸善の洋書コーナーで、電話帳のように分厚いハードカバーのその本を見付けた時の喜びと驚きは今も鮮明に覚えている。価格は約1万円で、貧乏学生にとってはおよそ手が出ない代物だが、... 続きをみる
プロボクシング元世界ヘビー級王者のモハメド・アリが亡くなった。その死に接して、かつての好敵手ジョージ・フォアマンが、「アリ、フレージャー、フォアマン、私たちは一つだった。自分の一部がなくなってしまった」と語ったように、俺にとってのリアルタイムでもある1970年代、彼らが作り出した三つ巴のドラマは文句... 続きをみる
「月曜ロードショー」の荻昌弘さんの解説風に書いてみた。 今晩お送りするのは、メジャーリーグ史上最年長の35歳で投手としてデビューしたジム・モリスの実話を基にした物語です。この映画が公開された時、これは実話だっていうけれど、なんだか漫画みたいだっておっしゃる方が大勢おられました。確かにそういうところは... 続きをみる
ライアン・ゴズリングが、昼はスタントマン兼修理工、夜は車での“逃がし屋”を演じた『ドライヴ』(11)。デンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフンが監督したこの映画を、『シェーン』(53)の現代版のようだとする声がある。 流れ者の孤独な主人公が偶然知り合った人妻(キャリー・マリガン)に惚れ、彼女... 続きをみる
三人のあらくれ者による三すくみの葛藤劇 40数年ぶりに再見。従って細部は見事に忘れていたのだが、妙な西部劇だなと思った当時の記憶がよみがえってきた。 原題は「Three Violent People」という。その三人とは、南北戦争帰りで激情型の牧場主コルト(チャールトン・ヘストン)、酒場女の素性を隠... 続きをみる
昨年に引き続き、ちいさなひとのえいががっこう主催の「ちいがくベストテン」に投票。 このベストテンは、前年に劇場公開された映画の中から、「親子で観てほしい!」「子どもたちと一緒にぜひ観たい!」映画を5本選ぶもので、今年は3月31日に結果が発表されるとのこと。 「ちいさなひとのえいががっこう」のホームペ... 続きをみる
以前、彼について書いたものを転載して哀悼の意としたい。 1925年2月18日、米ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。193センチ。父はオーケストラの指揮者。母はバレエダンサー。幼い頃から舞台に立つ。第二次大戦で陸軍に入隊。終戦後も軍に残り、軍関係のラジオやテレビで活躍。60年に映画デビュー。 パニッ... 続きをみる
今年のアカデミー賞授賞式のトピックスを挙げるとすればこんなところですかね。 ・『ロッキー』から40年ぶりノミネート、『クリード/チャンプを継ぐ男』のスタローン受賞ならず ・超ベテラン、エンニオ・モリコーネがタランティーノの『ヘイトフル・エイト』で作曲賞を初受賞 ・『マッドマックス~』最多6部門で受賞... 続きをみる
『ザ・コール 緊急通報指令室』(13) いい拾い物をしたような気分になる 謎の男に誘拐された少女(アビゲイル・ブレスリン)からの通報を受けた、911(緊急通報指令室)のオペレーター(ハル・ベリー)が、少女の声だけを頼りに奮闘する姿を描く。 前半は、911の仕事を紹介しながら、一度救助に失敗し、トラウ... 続きをみる
デビッド・ボウイが亡くなった。小学生の頃、初めて彼の映像を見た時、この人は男なのかそれとも女なのか…と感じて不思議な思いにとらわれたことを思い出す。 彼は俳優としても活躍したが、ニコラス・ローグ監督の『地球に落ちて来た男』(76)の孤独な宇宙人、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(83)のホモセ... 続きをみる
予知夢を発端として、死の運命に取り付かれた若者たちの恐怖を描く『ファイナル・デスティネーション』シリーズの第5弾。飛行機、高速道路、ジェットコースター、サーキットと来て今回はつり橋ときた。 このシリーズは、登場する若者たちは決して死の連鎖から逃れられないという設定だから、突然彼らに訪れる死の瞬間の突... 続きをみる
久しぶりにテレビで見直す機会を得た。初めて見た79年の公開時に書いたメモを。 この映画の監督であるコリン・ヒギンズが脚本を書いた『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(71)に続いて、 『大陸横断超特急』(76)を見た時に、面白い映画作家が出てきたと思い、陰ながら注目していたのだが、監督デビュー作のこ... 続きをみる
毎年受講している文京学院大学の「映像で読み解く現代社会」。 https://www.ext.u-bunkyo.ac.jp/cgi-bin/lecture/lecture2.cgi?c=literature&mode=detail&no=A11 その下準備として1984年、サッチャー政権下の英ウェール... 続きをみる
東京国際映画祭の一環として、と言うよりもスターチャンネルの宣伝を兼ねて『シェーン』(53)のデジタルリマスター版が上映された。上映前には逢坂剛氏と川本三郎氏によるトークショーも行われた。 今さらながら『シェーン』の粗筋を書くと、アメリカ西部開拓期、牧場経営者と開拓民が対立する緑豊かなワイオミングの地... 続きをみる
1950年代、ミッキー・マントルらと共にヤンキースの黄金時代を支えた強打のキャッチャー、ヨギ・ベラが90歳で亡くなった。 ベラは、MVP3回、オールスターの常連、しかも背番号8はヤンキースの永久欠番で、野球殿堂にも入っている大選手なのだが“ヨギイズム”と総称されるその愉快な言動でも有名だった。 以下... 続きをみる
新交響楽団の第230回演奏会を聴きに行った。今回はモーリス・ラベルの「古風なメヌエット」と「ダフニスとクロエ」、グスタフ・マーラーの「交響曲第4番」というプログラム。 ラベルを初めて聴いたのは、クロード・ルルーシュ監督の『愛と哀しみのボレロ』(81)の劇中音楽としてだった。この映画は、第二次大戦から... 続きをみる
ベルリン・フィルによる映画音楽コンサートをテレビで見た。 ラインアップは以下の通り。()内は作曲者名 「20世紀フォックスファンファーレ」(アルフレッド・ニューマン) パンパカパーン~ オープニングにこれを持って来るとは何とも粋ですなあ。ニューマンは20世紀フォックスの音楽部長。 https://w... 続きをみる
キンキンこと愛川欽也が亡くなった。晩年は司会者や2時間ドラマの名脇役としてのイメージが強かったが、その昔、キンキンば“声の名優”だったのだ。 子供の頃に見たテレビアニメなどでは、例えば、「おはよう!こどもショー」のロバくん、「スーパースリー」のマイト、「マッハGoGoGo」の覆面レーサー、「悟空の大... 続きをみる
フィルムセンターで開催中の日本映画史横断6 東映時代劇の世界Part2 『江戸っ子繁昌記』(61) 中村錦之助が酒好きで気のいい魚屋勝五郎と旗本・青山播磨という対照的な一人二役を演じる人情時代劇。 これは、やはり錦之助が二役を演じた『一心太助』シリーズの魚屋太助と将軍徳川家光、『森の石松鬼より恐い』... 続きをみる
フィルムセンターで開催中の日本映画史横断6 東映時代劇の世界Part2 『殿さま弥次喜多 捕物道中』(59) 監督・脚本沢島忠、脚本笠原和夫による『殿さま弥次喜多 怪談道中』の続編。尾張と紀州の若殿(中村錦之助と賀津雄兄弟)が町人“弥次喜多”に身をやつし、さまざまな騒動に巻き込まれながら道中を行く。... 続きをみる
フィルムセンターの日本映画横断・東映時代劇の世界で『風雲児 織田信長』(59)を再見。 尾張の大うつけと呼ばれた若き日の織田信長が、桶狭間で今川義元を討つまでを1時間半余りでテンポ良く描くこの映画は、未見のモノクロ、スタンダード作『紅顔の若武者・織田信長』(55)の後半部分を、カラー、ワイドでリメー... 続きをみる
アメリカ西部史上に名高い、アープ兄弟とクラントン一家のOK牧場での対決をクライマックスとする名作西部劇『OK牧場の決斗』(57)を再見。 同じ題材を描いたジョン・フォードの『荒野の決闘』(46)のような詩情はないが、いかにもジョン・スタージェスらしいテンポのいい運びと小気味のいいアクションに加えて、... 続きをみる
NHK BSで「もうひとつのニュー・シネマ・パラダイス~トルナトーレ監督のシチリア~」という興味深いドキュメンタリーをやっていた。 タイトル通り、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、自らの故郷であり、『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)のロケ地でもあるシチリアを案内し、映画誕生の秘密を明かすというもの... 続きをみる
『洲崎パラダイス赤信号』と『不滅の熱球』 ところで、映画で描かれた洲崎といえば、洲崎遊廓の入口の飲み屋を中心に、そこに出入りする男女の姿を描いた芝木好子原作、川島雄三監督の名作『洲崎パラダイス赤信号』(56)がある。 作られたのは1956年だからなんと60年前、自分が初めてテレビで見たのは高校生の頃... 続きをみる
ニューヨーク・ヤンキースからFAとなり去就が注目されていたイチローだが、ようやくマイアミ・マーリンズとの契約が決まりそうだという。これで、あと156本に迫っている、メジャー通算3000安打の達成が現実味を帯びてきた。マイアミ(旧フロリダ)・マーリンズは93年に創設された新興球団だが、97と03年にワ... 続きをみる
声優の大塚周夫さんが亡くなった。アニメでは「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王、「ルパン三世」の初代石川五エ門など枚挙にいとまがない。さらに洋画の吹き替えでは、主にチャールズ・プロンソンとリチャード・ウィドマークを担当した。テレビの洋画劇場を見ながら育った世代にとっ... 続きをみる
知り合いからの依頼で、「ちいさなひとのえいががっこう」の「ちいがくベストテン2014」に投票。このサークルは、「映画を勉強しよう!」をコンセプトに、子どもも親も一緒になって映画を楽しめる場を作りたい、とボランティアの有志が集まって活動を始めたらしい。 詳細はこちら↓ https://blog.goo... 続きをみる
三谷幸喜脚本のテレビドラマ「オリエント急行殺人事件」を見る。 アガサ・クリスティ原作、ポール・ディーン脚色、シドニー・ルメット監督の映画版(74)を、よくぞここまで模倣したものだと感心するやらあきれるやら。同世代の映画狂、三谷幸喜の面目躍如の一作で、きっと彼は俺と同じようにあの映画が大好きなのだろう... 続きをみる
肉体を武器に、次々に男を代えながらしたたかに生きていくヒロイン浜子の姿を描く、渥美マリ主演の“軟体動物シリーズ”第一作の『いそぎんちゃく』と『続・いそぎんちゃく』をチャンネルNECOで見る。 今から見ると、皮肉な味わいを持った悲喜劇の中に、1960年代後半(昭和40年代前半)の世相が浮き彫りになって... 続きをみる
ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェントとなっていた黒田博樹投手が広島カープに復帰のニュースには驚いた。一部では19~21億円ともいわれるメジャー球団からの巨額のオファーを断っての復帰劇に、義理と人情の任侠映画を見ているような気分にさせられ、胸が熱くなった。 『仁義なき戦い』で、山守親分(金子... 続きをみる
奇しくもというべきか、健さんの後を追うようにして菅原文太が亡くなった。相前後して東映の任侠と実録路線を支えた二人だが、その役柄と個性は対照的だ。 ストイックで寡黙な様式のヒーローを演じ続けた健さん。片や文太はぎらぎらとした欲望をむき出しにするアウトローとして実録路線で活躍した。健さんはクールだが文太... 続きをみる
『網走番外地』シリーズの橘真一、『昭和残侠伝』シリーズの花田秀次郎はリアルタイムでは見ていないが、子供心に、高倉健という人には凄みや怖さを感じたものだった。若いころの彼は親しみが持てるスターではなかったのだ。 初めて映画館で見た健さんはシドニー・ポラック監督、ロバート・ミッチャム共演の『ザ・ヤクザ』... 続きをみる
フィルムセンターで開催中の「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」 続いてはテレビで見て以来、久しぶりの再見となった『暗黒の恐怖』Panic in the Street (1950・20世紀フォックス)。 肺ペストの蔓延を防ぐため、ニューオリンズの公衆衛生局の医師(リチャード・ウィドマー... 続きをみる
フィルムセンターで開催中の「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」 まずは、大先輩方から「とても面白い」という話を飽きるほど聞かされ、いつか見たいと思っていた『真昼の暴動』Brute Force (1947・ユニバーサル)。日本公開は57年。 ウエストゲート刑務所を牛耳る残忍な看守長のマ... 続きをみる
本日、某所で西部劇談議。話し足りない気がしたので、以前「ウエスタン・ユニオン・特急便 第4号」に書いたものを転載。 テレビ洋画劇場の思い出、そして『荒野の七人』 過日、「MOVIE」という映画雑誌で、ジョン・ウェイン=デュークを大特集した際、デュークの大ファンである大林宣彦監督にインタビューをする機... 続きをみる
3カ月に1回、都内某所で行われている熱烈な西部劇ファンの同好会「ウエスタン・ユニオン」の例会に出席。今回は会報誌「ウエスタン・ユニオン・特急便」に寄稿させていただいた。 http://members.jcom.home.ne.jp/mich/union/ ■フォードのことを楽しそうに語る映画人たち ... 続きをみる
ソフィスティケートは今何処 ジェニファー・アニストンとベン・アフレック、ジェニファー・コネリーとブラッドリー・クーパー、ジニファー・グッドウィンとジャスティン・ロング、スカーレット・ヨハンソンとケビン・コノリーのカップルが入り乱れて、恋の大騒ぎを繰り広げる。プロデューサー兼任のドリュー・バリモアも賑... 続きをみる
『すべての美しい馬』(00) 現代版の西部劇かと期待したが… 1949年、カウボーイになるという夢を捨て切れず、テキサスを後にしたジョン(マット・デイモン)とレイシー(ヘンリー“ET”トーマス)が主人公。 前半は、見事な景観を背景にした二人の旅の様子と、メキシコの牧場でのカウボーイとしての生活、ジョ... 続きをみる
ジョン・フォード生誕120年を記念して、シネマート新宿で『駅馬車』(39)と『静かなる男』(52)を上映中。 まずは、もう何度見ているか分からない『駅馬車』。7人の乗客と保安官と御者を乗せ、アリゾナからニューメキシコまでをひた走る駅馬車。何と言ってもその疾走感が素晴らしい。 そして、個性豊かな俳優た... 続きをみる
不死身の殺し屋“ジョーズ”死す 2メートル18センチの巨漢俳優リチャード・キールが亡くなった。『007/私を愛したスパイ』(77)と『007/ムーンレイカー』(79)で、鋼鉄の歯を持つ不死身の殺し屋“ジョーズ”を演じて強烈な印象を残した彼である。ジョーズという名前は、スピルバーグの大ヒット作『ジョー... 続きをみる
『オール読物』に連載中の長部日出雄さんの新作映画時評「新・紙ヒコーキ通信」が、9月号の「幕引きの弁」で最終回を迎えた。病が重なり、もはや映画を見に行くことも大変になったとのこと。映画館で映画を見ることにこだわった長部さんだけにさぞや無念であろうと思われる。 残念ながら「新・紙ヒコーキ通信」はまだ単行... 続きをみる
アンドリュー・V・マクラグレン逝く ジョン・フォードの後継者と呼ばれ、西部劇や戦争映画の秀作を残したアンドリュー・V・マクラグレン監督が亡くなった。94歳だった。 父がフォード一家を代表する俳優のビクター・マクラグレンだったこともあり、『静かなる男』(52)などのフォード映画の助監督を経て1960年... 続きをみる
続さらば新橋文化劇場 昨日は長年親しんだ新橋文化劇場の最終日ということで同好の士である友人と共にその“最期”を看取りに行った。 満員の観客の中で、壁に貼られた「昔の上映映画のポスター」に囲まれながら見た最後のプログラムは、美女軍団が殺人鬼に立ち向かう、痛快バイオレンス『デス・プルーフinグラインドハ... 続きをみる
ビッグX、リチャード・アッテンボロー逝く 渋い脇役として、また監督としても活躍した英国出身のリチャード・アッテンボローが亡くなった。90歳。介護施設で最期を迎えたという。俳優としての彼は、『紳士同盟』(60)の集団強盗の一人、『飛べ!フェニックス』(65)の航空士役、中国人女性と結婚する『砲艦サンパ... 続きをみる
さらば新橋文化劇場 娯楽アクション洋画の2本立てを上映し続けてきたガード下の映画館「新橋文化劇場」が残念ながら8月31日で閉館する。最後となる今月はいかにもここらしいプログラムが並ぶ。 中でも今週は、テロリストにハイジャックされたジャンボジェット機内で奮戦する男たちの活躍を描いた『エグゼクティブ・デ... 続きをみる
(写真は『三つ数えろ』) その誘うように輝く瞳と独特の上目遣いから“ザ・ルック(目線)”と呼ばれた往年の名女優ローレン・バコールが12日に死去した。89歳というから大往生といってもいいだろう。バコールは、映画デビュー作『脱出』(44)でいきなり25歳年上の大スター、ボギーことハンフリー・ボガートと共... 続きをみる
ロビン・ウィリアムズが亡くなった。63歳。うつ病による自殺の可能性が高いという。デビュー作の『ポパイ』(80)からリアルタイムで見続けてきた俳優だけに訃報を目にした時のショックはとても大きかった。スタンダップコメディアン出身である彼の得意技は、早口で一気にまくし立てるマシンガントーク。時にはあまりの... 続きをみる
「東京音頭」の中山晋平と黒澤明の『生きる』 昨日は神宮球場でヤクルトVS広島戦を観戦。6本のホームランが飛び交う乱打戦で花火も上がった。結果は贔屓の広島が勝ってめでたしめでたし。 ところで、神宮球場ではヤクルトが得点した時と7回裏の攻撃前に、いつの間にかチームの応援歌となった「東京音頭」が歌われる。... 続きをみる
『大脱走』のメンバーがまた一人消えた…。 拙著『外国映画男優名鑑』の記事から抜粋して追悼の意としたい。 ジェームズ・ガーナー James Garner 1928年4月7日、米オクラホマ州ノーマン生まれ。本名ジェームズ・スコット・バムガーナー。185センチ。母はチェロキー族の血を引く。ハイスクール中退... 続きをみる
『複製された男』にちなんで 思い付くくままに“二役映画”を挙げてみる。 『雪之丞変化』(35ほか)監督:衣笠貞之助 二役:林長二郎(長谷川一夫) 『どんぐり頓兵衛』(36)監督:山本嘉次郎 二役:榎本健一 『チャップリンの独裁者』(40)監督・二役:チャールズ・チャップリン 『ダニー・ケイの天国と地... 続きをみる
そうとうヤバい(・・;)
【羊毛フェルト色見本】ハマナカ『ウールキャンディ12色セット2種』色味チェック!【レビュー】
反省2秒❤️
ご予定に入れておいてくださいませね〜❣️
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つまみ細工ネットショップ追加しました 7月7日 戸出七夕
つまみ細工 ネットショップ追加しました
【途中経過04】レーシープルオーバー
【途中経過04】レーシープルオーバー
nunuさんのオンラインレッスン「調理光景」のつづき
クジラとサメのトートバッグ
負けず頑張ってるキララと枝豆
オーダー作品☆ぬいぐるみ(ゴロン寝リラックスポーズ/じゃんちゃん)
ブルーベリーにカナブン? やっと完了〜
0630 起床 晴 【ある昭和の7つの映像】⑥ 『東京オリンピック1964』。 「日本は復興した」と宣言する「昭和の真ん中」を知るための必修作品。
オススメ映画アルマゲドン!YouTubeから転載!
0530 起床 曇 【ある昭和の7つの映像】① ゴジラ(1959) 「戦後日本そのもの」を描いた、深夜の能舞台を観るような怪獣映画。
0630 起床 雨 【ある昭和の7つの映像】② 『少年時代』は 失われた昭和の原風景への憧憬。振り返れば消えてしまった風景、誰もが一度は持っていた少年の日々。
0630 起床 雨 【ある昭和の7つの映像】③ 『東京物語』には「失われていく昭和」が静かに映っている。そして象徴としての「原節子」について。
映画「黒牢城」感想
0630 起床 曇 【ある昭和の7つの映像】⑤ 『ALWAYS 三丁目の夕日』。「昭和」という時代が最も輝いていた瞬間、未来を信じられた高度成長の始まり。
0630 起床 曇 【ある昭和の7つの映像】④ 『この世界の片隅に』。歴史は、大きな出来事を記録します。思い出は、小さな出来事を覚えています。
「猿の惑星/キングダム」
フロントライン(ネタバレ)~あの時、あの場所で誰がどうしたか~
復讐に行くのが遅すぎる復讐劇「復讐の誓い 汚された天使たち」
映画『Michael/マイケル』――創造の瞬間と圧巻のパフォーマンスに感動!
映画『急に具合が悪くなる』を観た感想。人生を見つめ直す、魂の対話の物語。
LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘
何者