ジェームズ・カーンの映画 その2『ローラーボール』『キラー・エリート』『サイレント・ムービー』『遠すぎた橋』『愛と哀しみのボレロ』『第2章』
『ローラーボール』(75)(1979.6.11.月曜ロードショー) 近未来の管理社会。人々は、抑圧された暴力への欲望を、トラック内をローラースケートで走り鉄球を奪い合う、ローラーボールという殺人ゲームに求めていた。人気スターのジョナサン(ジェームズ・カーン)は、そうした体制に疑問を抱き始めるが…。 ... 続きをみる
『ローラーボール』(75)(1979.6.11.月曜ロードショー) 近未来の管理社会。人々は、抑圧された暴力への欲望を、トラック内をローラースケートで走り鉄球を奪い合う、ローラーボールという殺人ゲームに求めていた。人気スターのジョナサン(ジェームズ・カーン)は、そうした体制に疑問を抱き始めるが…。 ... 続きをみる
『不意打ち』(64)(1974.9.20.ゴールデン洋画劇場) 鳥かごのようなホームエレベーターに閉じ込められた中年女性(オリビア・デ・ハビランド)が体験する恐怖を描く。ヒロインを苦しめる街のチンピラを演じたジェームズ・カーンの実質的な映画デビュー作。 『エル・ドラド』(67)(1974.5.29.... 続きをみる
亡くなった名脇役の野村昭子さんの代表作は、「家政婦は見た!」の家政婦事務所の所長役と、橋田壽賀子脚本の「渡る世間は鬼ばかり」と出ているが、自分の中では、 「ウルトラQ」(66)の「カネゴンの繭」での、金に執着するあまり怪獣カネゴンになってまう主人公・金田金男の母親役。「渥美清の泣いてたまるか」(67... 続きをみる
映画を中心に、流行、社会風俗、サブカルチャーなどから時代の欲望を読み解くドキュメンタリーシリーズの第3回は、いよいよリアルタイムの70年代。この時代は後に「空白の70年代」などと呼ばれたが、実は現代アメリカの社会構造を規定している諸要素が生まれた時代でもあった。 ウォーターゲート事件、オイルショック... 続きをみる
女優のアンバー・ハードが、元夫のジョニー・デップから家庭内暴力(DV)を受けたとの主張は名誉毀損に当たるとして、デップがハードを訴えた裁判で、米バージニア州の裁判所の陪審は、訴えを認める評決を下した。 どちらが真実かは、この2人にしか分からないのだが、役者の各や人気ではデップが遥かに上だから、ハード... 続きをみる
1972.3.12.荏原武蔵野館 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン/帰ってきたウルトラマン/ミラーマン/みなしごハッチ/かしの木モック/天才バカボン 1972.8.5.荏原武蔵野館 男はつらいよ 柴又慕情/祭りだお化けだ全員集合!!/吹けば飛ぶよな男だが 1973.3.17.荏原武蔵野館 ゴジラ対メガ... 続きをみる
1971.3.17.浅草東宝 怪獣大戦争/アタックNo.1/みなしごハッチ/いなかっぺ大将/ムーミン 1971.3.20.五反田東映 どうぶつ宝島/魔法のマコちゃん/タイガーマスク/のりものいろいろ/キックの鬼 1971.4.3.荏原武蔵野館 公式長編記録映画 日本万国博 1971.7.17.荏原武... 続きをみる
1970.3.21.浅草東宝 キングコング対ゴジラ/巨人の星/アタックNo.1/やさしいライオン 1970.3.21.荏原武蔵野館 ガメラ対大魔獣ジャイガー/透明剣士 1970.7.19.五反田東映 海底3万マイル/タイガーマスク/ひみつのアッコちゃん/もーれつア太郎/柔道一直線 1970.8.1.... 続きをみる
1969.3.18.五反田東映 長靴をはいた猫/怪物くん/ひみつのアッコちゃん/チャコとケンちゃん/ひとりぼっち 1969.3.21.荏原武蔵野館 ガメラ対大悪獣ギロン/東海道お化け道中 1969.7.有楽町・ニュー東宝 白雪姫 1969.7.19.? 恐竜グワンジ 1969.7.20.五反田東映 ... 続きをみる
1968.3.20.荏原武蔵野館 ガメラ対宇宙怪獣バイラス/妖怪百物語 1968.4.13.渋谷パンテオン 猿の惑星 1968.7.21.五反田東映 太陽の王子 ホルスの大冒険/ウルトラセブン/魔法使いサリー/ゲゲゲの鬼太郎「大海獣」 1968.8.1.武蔵小山南星座 怪獣総進撃/海底軍艦/海ひこ山... 続きをみる
1967.2.21.東急レックス 恐竜100万年 1967.4.22.荏原センター劇場 大巨獣ガッパ/宇宙大怪獣ギララ 1967.7.15.渋谷パンテオン サンダーバード劇場版 1967.7.21.五反田東映 ひょっこりひょうたん島/魔法使いサリー/キャプテンウルトラ/黄金バット 1967.7.22... 続きをみる
1966.7.21.五反田東映 サイボーグ009/大忍術映画ワタリ/なかよし合奏団 1966.7.31.大井スズラン座 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ/ジャングル大帝/つるのおんがえし 1966.8.有楽町・ニュー東宝 バンビ 1966.12.10.五反田大映 大魔神/大魔神怒る/大魔神逆... 続きをみる
『モスラ対ゴジラ』(64)(日本映画専門チャンネル) 『シン・ウルトラマン』を見た後で、この古き良き東宝特撮映画を見ると、いろいろな意味で隔世の感があった。この映画を初めて見たのは1970年の12月、映画館は二子劇場(後の二子東急)。併映は『柔の星』と「アタックNo.1」と「みなしごハッチ」。いわゆ... 続きをみる
『きみがくれた未来』(10)(2010.10.8.東宝東和試写室) 救命士フロリオ 原題の「チャーリー・セント・クラウド」は主人公(ザック・エフロン)の名前。毎日、日没時にキャッチボールをする仲のいい兄弟が交通事故に遭い、兄だけが助かる。 だが、弟は成仏できずに兄の前に霊となって現れる。罪の意識を持... 続きをみる
『コリーナ、コリーナ』(94)(1996.1.1.WOWOW) 大学を卒業したものの、差別によって仕事に恵まれず、家政婦として働く黒人女性コリーナ(ウーピー・ゴールドバーグ)と、母親の死にショックを受けて口がきけなくなった娘モリー(ティナ・マジョリーノ)のためにコリーナを雇った父親のマニー(レイ・リ... 続きをみる
『不法侵入』(92)(1993.1.20.丸の内ピカデリーⅡ) 警官ピート ある夜、ロサンゼルスの高級住宅地に住む夫婦(カート・ラッセル、マデリン・ストウ)の家に泥棒が侵入する。捜査に来た警官の一人ピート(レイ・リオッタ)は、彼らに優しく接し、その後もいろいろと助言をする。だが、やがて、ピートの裏に... 続きをみる
レイ・リオッタが映画撮影のために滞在していたドミニカ共和国で客死したという。リオッタといえば、『フィールド・オブ・ドリームス』のシューレス・ジョー・ジャクソンと『グッドフェローズ』のヘンリー・ヒルという、対照的な役が印象に残っている。 『フィールド・オブ・ドリームス』(89) https://blo... 続きをみる
映画を中心に、流行、社会風俗、サブカルチャーなどから時代の欲望を読み解くドキュメンタリーシリーズ。語りは玉木宏。第2回は、東西冷戦、キューバ危機、ベトナム戦争、公民権運動、ジェネレーションギャップなどを背景に、激動のカウンターカルチャーの時代を描く1960年代編。 登場する主な映画やドラマは 『アラ... 続きをみる
『トップガン』(86) 『トップガン マーヴェリック』を見る前に、復習のためにおよそ30年ぶりに再見してみた。公開当時は、軍人訓練校を舞台にしたスタイリッシュな青春もの、というところに反発を覚えて、ヒットを横目にしらけた気分で見つめていた。 時を経て改めて見ると、トム・クルーズの二枚目ぶり、戦闘機の... 続きをみる
『ガンファイターズ・ムーン』(95) 知人に勧められて見た劇場未公開のカナダ製西部劇。伝説のガンマンであるフランク・モーガン(ランス・ヘンリクセン)は、町民からの加勢を見送られた臨時保安官と再婚した妻(ケイ・レンツ)と娘を救うため、お尋ね者との戦いに挑む。 『真昼の決闘』(52)と『シェーン』(53... 続きをみる
映画を中心に、流行、社会風俗、サブカルチャーなどから時代の欲望を読み解くドキュメンタリーシリーズ。語りは玉木宏。第1回は、第2次大戦後の東西冷戦、赤狩り、郊外生活などを背景に描く1950年代編。 登場する主な映画やドラマは 強い男と神話(ジョン・ウェイン)『赤い河』(48) 冷戦と赤狩り『真昼の決闘... 続きをみる
「ロシア軍、イルカを軍事利用か」という記事を見て、マイク・ニコルズ監督のこの映画のことを思い出した。 『イルカの日』 https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c11f29dd0e13b412d13df5f13fbddf65
チャン・イーモウ監督の『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』を見て、巡回映画が出てくる2本の映画のことを思い出した。 ファティ・アキン監督の『消えた声が、その名を呼ぶ』(14)で、流浪の主人公が、巡回映画でチャップリンの『キッド』(21)を見る印象的なシーンがあった。 https://blog.go... 続きをみる
NHK BSシネマで『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)と『若草物語』(94)が続けて放映された。いい機会なので、歴代のものを並べてみようと思う。 19世紀半ばの米マサチューセッツ州の小さな町で、つつましく暮らすマーチ家の四姉妹。南北戦争に出征した父の帰りを待ち、さまざまな困難... 続きをみる
『ダイ・ハード4.0』(07)(2007.6.12.フォックス試写室)ジョン・マクレーン刑事 朝の9時から六本木で試写。席が前の方だったので、あまりの目まぐるしい展開に、何だかジェットコースターに乗っているような感じがして目が回りそうになる。これはあまりいい気分ではないということ。 以前、初老の知り... 続きをみる
『ダイ・ハード3』(95)ジョン・マクレーン刑事 https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a1c9f06e13439da8c8e0dbfd6e244a4f 『12モンキーズ』(95)未来人コール 「この素晴らしき世界」 https://blog.goo.ne.jp/tana... 続きをみる
『パルプ・フィクション』(94)(1994.10.17.渋谷パンテオン) 八百長を持ちかけられるプロボクサー 2時間半以上という上映時間の長さの割には、スピード感のある流れで一気に見せられるし、三つのエピソードを微妙に交錯させながら描く構成も秀逸で、特に、唐突に始まるファーストシーンが、巡り巡ってラ... 続きをみる
ブルース・ウィリスが失語症のため引退することを宣言した。ずっとリアルタイムで見てきた人だけに、こういう形での幕引きは残念だ。『メイクアップハリウッド』(カオリ・ナラ・ターナー)という本のゴーストライターをした時、彼に関する面白いエピソードがあった。 ある時、筆者が「日本に行く」と話すと、当時、髪の毛... 続きをみる
『ニューヨーク 冬物語』(14)(2014.3.18.ワーナー試写室)ヒロインの父 ニューヨークを舞台に、1人の男の100年の時を超えた愛を描く。監督・脚本アキバ・ゴールズマン、撮影キャレブ・デ・シャネル、音楽ハンス・ジマー。 2014年、冬のニューヨーク。約100年にわたり若き日の姿のまま生かされ... 続きをみる
『A.I.』(01)ホビー教授 https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f91a5c22366435b6562bed2e4f17447d 『グッド・シェパード』(06)(2007.8.16.東宝東和試写室)CIA長官 第2次大戦前夜のアメリカ東海岸。名門イェール大学のエリー... 続きをみる
『ロスト・イン・スペース』(98)(1998.12.30.渋谷東急) 2058年、高度に発達した文明によって、地球環境は破壊されてしまった。ジョン・ロビンソン教授(ウィリアム・ハート)とその家族は、人類生存のための新天地と目される惑星「アルファ・プライム」を調査する使命を帯び、宇宙へと飛び立つが…。... 続きをみる
宝田明が亡くなった。4月1日から公開される主演映画『世の中にたえて桜のなかりせば』に合わせて、インタビューの話もあったので、とても残念だ。 宝田といえば、やはり何といっても、本多猪四郎監督の『ゴジラ』(54)の主役・サルベージ会社に勤める尾形青年役だろう。そして、本多作品への出演は、『世界大戦争』(... 続きをみる
『スモーク」(95)(1996.3.20.) ニューヨーク、ブルックリンの小さなタバコ屋を舞台に繰り広げられる人間模様を、それぞれの真実と嘘、現在と過去を交錯させながら描く群像ドラマ。監督はウエイン・ワン。店主のオーギーをハーベイ・カイテル、常連客のポールをウィリアム・ハートが演じている。 去年の公... 続きをみる
『ドクター』(91)(1994.4.27.) マッキー(ウィリアム・ハート)は成功した外科医だったが、がんを宣告され、自らが患者の立場になることで、今まで医療者の立場から見てきた医療現場に対してさまざまな疑問を感じるようになる。 この映画、公開時は、どうせまた安直な心の回復劇なのだろう、あるいは病院... 続きをみる
『偶然の旅行者』(88)(1992.7.6.) 旅行ガイドブックのライターのメーコン(ウィリアム・ハート)は、一人息子の死以来、妻(キャスリン・ターナー)との関係もうまくいかず、やがて彼女にも去られてしまう。そんな彼の前に、ちょっと奇妙な女性ミュリエル(ジーナ・デイビス)が現れた。彼女と行動を共にす... 続きをみる
『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(90)(1992.7.1.) イタリア人のジョーイ(ケビン・クライン)が経営するピザ屋は街で大評判。だが、ジョーイの浮気現場を目撃した妻のロザリー(トレイシー・ウルマン)は、彼女に思いを寄せる店員のディーボ(リバー・フェニックス)や母親(ジョーン・プロウライト)と共... 続きをみる
『再会の時』(83)(1992.6.7.) 友の葬儀で10数年ぶりに再会した大学時代の友人たち(ケビン・クライン、グレン・クロース、トム・ベレンジャー、メアリー・ケイ・プレイス、ジェフ・ゴールドブラム、ウィリアム・ハート、ジョベス・ウィリアムズ)。彼らが、卒業後の生活を語り合う姿を、「無情の世界」(... 続きをみる
『ブロードキャスト・ニュース』(87)(1989.10.25.月曜ロードショー) 日本でも、最近はそれらしき“もどき”は登場しつつあるようだが、テレビニュースの本場アメリカには、昔からウォルター・クロンカイトやエド・マローら、そのテレビ局の顔とも呼ぶべき、アンカーマンと呼ばれる人たちが存在していた。... 続きをみる
映画デビュー作『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(79) https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c67a90d39617af78d6136c4ebe402d9e 『白いドレスの女』(81)(1984.1.24.銀座ロキシー.併映『ミスター・アーサー』) 弁護士のネッド... 続きをみる
『ゴーリキーパーク』(83)(1991.3.31.ウィークエンドシアター) モスクワのゴーリキー公園で、顔も指紋も判別不能の三つの死体が発見され、KGBに対抗する人民警察主任捜査官レンコ(ウィリアム・ハート)が捜査を開始。現場近くに落ちていたスケート靴の持ち主(ジョアンナ・パクラ)や、弟を探しにやっ... 続きをみる
また一人名優が去った。ウィリアム・ハート。まずは、最近の出演作の中で印象に残ったものを。 『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』(07)(2008.4.23.京橋テアトル) 家庭では良き夫、よき父である成功した実業家。だが実は彼には、殺人依存症という別の顔があった…というストーリー。 イメージチェンジ... 続きをみる
ウクライナ関連の映画、もう一本は、ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ビットリオ・デ・シーカ監督という名トリオとヘンリー・マンシーニの音楽による戦争悲話。ひまわり畑のシーンは、ウクライナのヘルソンで撮影されたらしい。 『ひまわり』(70)(1975.11.8.名画座ミラノ)
ロシアのウクライナ侵攻の様子を見ながら思い出した映画がある。チェルノブイリ原子力発電所事故によって人生を激変させられた人々の姿を描いたオルガ・キュリレンコ主演の『故郷よ』(11)だ。 当時、イスラエル出身の女性監督ミハル・ボガニムにインタビューをした際の、「どうしても自分の土地が捨てられない人々の気... 続きをみる
アントニオ猪木の闘病生活に密着したドキュメンタリー番組「燃える闘魂 ラストスタンド~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~」がNHKで放送された。 あの猪木の、病を得て老いさらばえた姿を見るのは忍びなかったが、この人は人に見られることがエネルギーの源なのかもしれないとも思った。思えば悲しい性である。... 続きをみる
先頃、93歳で亡くなった井上昭監督の最後の作品となった『殺すな』の撮影現場に密着したドキュメンタリー。 井上監督の作品は、大映時代の、いずれも市川雷蔵主演の『桃太郎侍』(63)『眠狂四郎多情剣』(66)『陸軍中野学校 密命』(67)『陸軍中野学校 開戦前夜』(68)をテレビで見たのみ。だから、映画を... 続きをみる
自分は新御三家(野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ)に親しんだ世代なので、橋幸夫、舟木一夫と共に、御三家と呼ばれた歌手としての西郷輝彦の活躍はよく知らないが、小学生の頃にはやった「星のフラメンコ」(作詞・作曲:浜口庫之助)だけはよく覚えている。 当時のご多分に漏れず映画化もされているが、さすがにこれは見て... 続きをみる
『マイレージ、マイライフ』(09)(2010.1.30.パラマウント試写室) 親父よりも息子の方がシニカル 原題は「Up In the Air=空(飛行機)の上から」。まずオープニングの全米各地の空撮が印象的。主人公はジョージ・クルーニー扮する1年のほとんどを出張に費やす敏腕リストラ宣告人だが、この... 続きをみる
『キンダガートン・コップ』(90)(1991.7.23.日劇プラザ) 麻薬密売組織のボスを追う、ロス市警の鬼刑事キンブル(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、ひょんなことから幼稚園の先生になる羽目に…。 シュワルツェネッガーがコメディに初挑戦した、同じくアイバン・ライトマン監督の『ツインズ』(88... 続きをみる
『ツインズ』(88)(1989.10.13.丸の内ルーブル) 頭脳、肉体ともに優れた人間を作るという極秘実験で生まれたジュリアス(アーノルド・シュワルツェネッガー)。孤島で研究対象として育てられ、成長したジュリアスは、35歳の誕生日に双子の弟(ダニー・デビート)がいることを知る。だが、ようやく会えた... 続きをみる
ベストワンは『デーヴ』 『ゴーストバスターズ』(84)『ゴーストバスターズ2』(89) https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/36a29bb6b28ecdaef9aefedaa45296a8 『デーヴ』(93) https://blog.goo.ne.jp/tanar61... 続きをみる
アイバン・ライトマン死去。最後の映画が、息子のジェイソンと一緒に作った『ゴーストバスターズ/アフターライフ』だったのだから、いい人生だったのではないか。初めて彼を知ったのは、彼が製作し、ジョン・ランディスが監督をしたこの映画だった。 『アニマル・ハウス」(78)(1980.5.4.三軒茶屋映画.併映... 続きをみる
この映画に関しては、いろいろと分かってから見た2度目の方がよかった。主演の2人の好演(特に小松菜奈がいい)に加えて、肝はやはり、レトロな雰囲気の京都で繰り広げられるクラシカルな恋愛模様が、現代が舞台なのに、そうは見えない不思議な雰囲気を感じさせるところだろう。 https://blog.goo.ne... 続きをみる
『ちょんまげぷりん』(10)(2011.2.26.) 映画の見巧者が集った席で、なかなか評判が良かったこの映画をDVDで拝見。昨年、この映画のイベントを2度取材したので、ちょっと気になった。 江戸時代の侍が現代にタイムスリップし、シングルマザーとその息子と出会い、洋菓子作りに目覚めてパティシエになる... 続きをみる
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞の作品、監督、脚色、国際長編映画の各賞にノミネートされた。この映画が、カンヌ映画祭など、ヨーロッパで受けるのは分かるとしても、アカデミー賞もというのはいささか驚いた。 濱口監督は、言葉の壁を超えた理由として「声」を挙げ、「言葉の意味が分からなくても... 続きをみる
『札幌オリンピック』(2006.1.7.) 先日、トリノオリンピックにちなんで放送される札幌オリンピックの記録映画(篠田正浩監督)についての記事を書いた。谷口千吉が監督した『日本万国博』(71)は、小学校の行事として近所の映画館に見に行った憶えがあるが、こちらはそうはならず、後に個人的に見たのだった... 続きをみる
『松ヶ根乱射事件』(2007.1.18.DVD試写) バカボンのおまわりさん 新作『松ヶ根乱射事件』公開に寄せて山下敦弘監督にインタビュー取材。何とも不思議な映画で、正直なところ個人的にはあまり好きになれなかったが、改めていろいろと話を聞いてしまうと、好き嫌いは別にして、人情というか、妙な感情が湧い... 続きをみる
去年の東京オリンピックの際にまとめたもの。 オリンピック記録映画 https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/182a7c09eca1cb94cfc2054752351e46 オリンピック関連映画 https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9949122... 続きをみる
『HERO 英雄』(02)(2004.10.14.日曜洋画劇場) 「日曜洋画劇場」淀川長治風解説第3弾。 はい、いかがでしたか。何とも不思議な不思議な映画でしたね。 この映画を監督したチャン・イーモウは『紅いコーリャン』(87)『菊豆』(90)『紅夢』(91)…。いい映画をたくさん撮ってきましたねえ... 続きをみる
2008年の北京オリンピックに続いて、今回も映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)が開会式の総監督を担当した。去年の東京オリンピックよりは、ずっとましな感じがしたが、何でまた「イマジン」なんだと。そこは疑問に思った。彼の映画でメモが残っていたものを幾つか。 『活きる』(94)(2008.7.31.) ... 続きをみる
『ナイル殺人事件』(78)(1979.6.28.自由が丘武蔵野推理劇場.併映は『サイレント・ムービー』) 『オリエント急行殺人事件』(74)は列車内だったが、今回は豪華客船が舞台。雑多な出演者の中でも、特にエルキュール・ポワロ役のピーター・ユスチノフと友人役のデビッド・ニーブン、いかにも病的なミア・... 続きをみる
『NIGHTMARE ALLEY 悪魔の往く町』(47) ギレルモ・デル・トロ監督がリメークした『ナイトメア・アリー』が、3月25日から公開予定ということで、予習してみた。直訳すれば「悪夢横丁」といったところか。 監督エドマンド・グールディング、脚本ジュールス・ファースマン、撮影リー・ガームス、音楽... 続きをみる
『墜ちた打撃王 ピート・ローズ』(04) “雇われ監督” 『マイ・ファニー・レディ』(14) 13年ぶりの復活作
『マスク』(84)(1991.6.21.金曜ロードショー) ライオン病と呼ばれる奇病を患った実在の人物ロッキー・デニスの生涯を描く。 かつてニューシネマの旗頭として活躍したものの、その後は全く精彩を欠いてしまったピーター・ボグダノビッチ。この映画が今のところ日本で公開された彼の最新作ということになる... 続きをみる
『ニューヨークの恋人たち』(81)(1993.11.3.) ピーター・ボグダノビッチ監督の劇場未公開作をビデオで。探偵が尾行する人妻に恋をしてしまう話と聞いて、ひょっとするとキャロル・リード監督の『フォロー・ミー』(72)のような映画なのかと勝手に想像し、もし出来がよかったら、ボグダノビッチを不当に... 続きをみる
『ニッケル・オデオン』(76)(1987.11.15.) 先日、タビアーニ兄弟がハリウッドの草創期を描いた『グッドモーニング・バビロン!』(87)を見たので、ピーター・ボグダノビッチ監督この映画を再見してみた。 とはいえ、こちらは『グッドモーニング・バビロン』の時代よりも少し前、つまり、ハリウッドが... 続きをみる
『おかしなおかしな大追跡』(72) 四つのかばんが巻き起こす傑作コメディ 『デイジー・ミラー』(74) 退屈で冗漫な失敗作
『ペーパー・ムーン』(73)(1982.5.9.日曜洋画劇場) 1930年代を舞台に、聖書を売りつける詐欺師のモーゼ(ライアン・オニール)と、母親を交通事故で亡くした9歳の少女アディ(テイタム・オニール)が、旅の中から互いの絆を深めていく様子を描いたロード・ムービー。 最近のテータム・オニールは、妙... 続きをみる
『殺人者はライフルを持っている』(68)(1987.6.16.) 引退を決意した老俳優バイロン(ボリス・カーロフ)主演の恐怖映画を上映しているドライブイン・シアターで、ライフルを持った青年による無差別銃撃が起きる。 ピーター・ボグダノビッチの監督デビュー作。何とロジャー・コーマン命令の下、カーロフを... 続きをみる
『いつも心に太陽を』(67)(1987.5.22.日曜洋画劇場) 就職難に悩む通信技師のサッカレー(シドニー・ポワチエ)は教師の口を見付け、ロンドンの下町にある中等学校に着任する。だが、そこの生徒は、さまざまな問題を抱える不良ばかりだった。 この映画が作られた当時は、ブラックパワーと呼ばれる運動が盛... 続きをみる
『野のユリ』(63)で黒人初のアカデミー主演男優賞を受賞した、黒人スターのパイオニア、シドニー・ポワチエが亡くなった。大好きな俳優の一人だった。とにかくかっこいい人だった。 『手錠のまゝの脱獄』(58) https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7d336209125b1a4... 続きをみる
『ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実』(72) ジャズ歌手ビリー・ホリデイの半生を、シドニー・J・フューリー監督、ダイアナ・ロス主演で描いた伝記映画だが、今見直すと、いささか麻薬中毒者としての部分を強調し過ぎている感じがした。 そもそもホリデイとロスとでは容姿も声質も全く違う。伝記映画は再現と独創のど... 続きをみる
「紅白歌合戦」の白眉は、さだまさしの「道化師のソネット」と薬師丸ひろ子の「Woman~Wの悲劇より~」だった。どちらも80年代に公開された映画の主題歌だ。 『翔べイカロスの翼』(80) 「道化師のソネット」 『Wの悲劇』(84) 「Woman~Wの悲劇より~」 Woman (From "W No H... 続きをみる
『スパイダーマン3』(07) https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8d0e50093c4f22ab82e4ac555504e5fe 『アメイジング・スパイダーマン』(12)(2012.6.19.ソニー・ピクチャーズ試写室) 『スパイダーマン』の「リブート(再始動)作品。... 続きをみる
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』のウェス・アンダーソン監督がこの映画の「ライフ・レッスン」に影響を受けたと語っていた。 『ニューヨーク・ストーリー』(89)(1989.9.24.みゆき座) ニューヨークへの逆説的愛情表現 マーティン・スコセッシ、フランシス・フ... 続きをみる
亡くなった喜多條忠が作詞したかぐや姫の曲は、「四畳半フォーク」なとど言われたが、当時中学生だった自分にとっては、どれももの悲しく聴こえたものだ。訃報に接して久しぶりに聴いてみたら、どれも空で歌えたので驚いた。体に染みついているということなのか…。 1974年には、東宝が出目昌伸監督、関根恵子、草刈正... 続きをみる
『夏の終り』(13) 亡くなった瀬戸内寂聴の小説を映画化したものは、意外と少ないが、最も印象的なのは、自伝的小説を映画化したこの映画ではないかと思う。 【映画コラム】“大人の映画”という印象が強く残る『夏の終り』 https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview... 続きをみる
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(13)(2014.3.18.東宝東和試写室) アルコール依存症の中年男ゲイリー(サイモン・ペグ)は、社会的に成功した4人の幼なじみたち(ニック・フロスト、バディ・コンシダイン、マーティン・フリーマン、エディ・マーサン)と20年ぶりに再会し、学生時代に達... 続きをみる
『犬神家の一族』(76)(2021.10.12.イマジカ試写室) 角川映画45周年記念企画として「角川映画祭」が11月19日から開催される。それに先駆けて、角川映画の第一作『犬神家の一族』(76)の4K修復版を試写。 この映画を最初に見た時(1976.11.21.蒲田プラザ)からもう45年もたったの... 続きをみる
録画していた 日曜美術館「横尾忠則 ART IS LIFE」を見る。確かにすべてがアートだ。 小学生の頃、ほぼ毎週読んでいた『少年マガジン』の表紙が、1970年のある時期、急に変わったのには驚いた。 『あしたのジョー』『巨人の星』『ワル』『リュウの道』『吸血鬼ドラキュラ』『桃太郎』『形見草四谷怪談』... 続きをみる
『ワイルド・スピード』のオリジナルの3部作は、違法なストリートレースに焦点を当てたB級映画のノリだったが、『ワイルド・スピード MAX』(09)からは、強盗やスパイをテーマにした作品に移行し、スケールアップした。 『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)(2013.6.25.東宝東和... 続きをみる
すぎやまこういちの死去に際して、「ドラゴンクエスト」シリーズなどのゲームミュージックの作曲家として語られているが、これは、例えば、三國連太郎が亡くなった時に、『釣りバカ日誌』シリーズのスーさんでくくられてしまい、他のすさまじい演技のことがあまり語られなかったのと似ている気がする。 何が言いたいのかと... 続きをみる
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の驚くべきシーズンが終わった。155試合に出場し、打者としては、打率こそ257だが、138安打、26二塁打、8三塁打、46本塁打、100打点、26盗塁、投手としては、防御率3.18、投球回数130回1/3、9勝2敗、奪三振156という、二刀流でとんでもない成績を残し... 続きをみる
「映像で読み解く英米社会講座」(文教学院大学) 第二回「米ソ諜報機関の歴史」(2012.10.11.) 『裏切りのサーカス』(11) イギリスのエリートたちがなぜ英国とソ連との二重スパイになったのか 東西冷戦下、通称サーカスと呼ばれる英国諜報部の元部員ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)が... 続きをみる
『007/スカイフォール』(12)(2012.10.30.TOHOシネマズ日劇) イスタンブールに潜伏だったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、アシスタントエージェントに誤射され、列車の上から谷底へ落下する。その頃、MI6はサイバーテロに遭い、本部が爆破される。一命を取りとめたボンドはロンド... 続きをみる
『明日に向って撃て!』(69)(1975.8.12.有楽町シネマ1) (1995.1.) 久しぶりのシネスコ、ステレオ版での再見。最近、メロディーメーカーとしてのバート・バカラックに再注目していることもあり、音楽的にはとても懐かしく楽しいものがあった。 ただ、ドラマ的には、以前はそれほど気にならなか... 続きをみる
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008.6.13.パラマウント試写室) いきなりパラマウントのロゴのパロディーが映る。時代設定は1957年ということで、エルビス・プレスリーの「ハウンド・ドッグ」が流れ、ソ連のスパイによるネバダの米軍基地の占拠、そして第1作『レイダース/失われた... 続きをみる
2012年7月、渋谷ヒカリエの「東急シアターオーブ」のこけら落とし公演は、本場ブロードウェイから招いた「ウエスト・サイド・ストーリー」だった。「レッツエンジョイ東京」で、ヒカリエのオープンまでのリポート記事を書いていた関係で、珍しく『DANZAダンツァ』というバレエ情報誌に紹介記事を書いた。 東急シ... 続きをみる
『ディア・ハンター』(78) ビリヤードをしながらフランキー・ヴァリの「君の瞳に恋してる」を歌う、マイケル(ロバート・デ・ニーロ)、ニック(クリストファー・ウォーケン)、スタン(ジョン・カザール)、スティーブン(ジョン・サベージ)たち。彼らはまだベトナムを知らない。 The Deer Hunter ... 続きをみる
『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(80)(1981.11.2.蒲田パレス座.併映は『未来元年破壊都市』『宇宙の七人』) 神を否定し、人間の中に永遠を見つけ出すという考えに取りつかれた一人の科学者(ウィリアム・ハート)が体験する奇妙な出来事が描かれる。 出だしの、ドラム缶状の装置に入った男の姿か... 続きをみる
亡くなったジャン・ポール・ベルモンドの代表作といえば、ジャン・リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(59)や『気狂いピエロ』(65)を挙げる人が多いのだろうが、個人的にはフイリップ・ド・ブロカ監督の『リオの男』(63)や『カトマンズの男』(65)『おかしなおかしな大冒険』(73)の彼の方が好き... 続きをみる
1937年に生まれ、61年に松竹に入社し、加藤泰に師事。20年以上助監督を務めた後、ようやく松本清張原作の『天城越え』(83)で監督デビューを果たした三村晴彦。 1938年に生まれ、61年に東映に入社し、マキノ雅弘に師事。20年間助監督を務めた後、ようやく伊藤左千夫原作の『野菊の墓』(81)で監督デ... 続きをみる
東京オリンピック開会式の「イマジン」はひどかったが、パラリンピック閉会式の「この素晴らしき世界」はなかなかよかった。 サッチモ=ルイ・アームストロングが歌う原曲(作詞・作曲ボブ・シール)は、『グッドモーニング, ベトナム』(87)や『12モンキーズ』(95)で、決して“素晴らしき世界”ではない場面で... 続きをみる
『ジュラシック・パーク』(93)(1993.7.27.日本劇場) 去年の夏、マイケル・クライトンによる実に面白い小説を読み終えた際に、スピルバーグが映画化すると知って、このところ『オールウェイズ』(89)『フック』(91)と不振が続いた彼にとっては、起死回生の一発となるか、と思ったものだ。 あれから... 続きをみる
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