その「顔」が語りかける~立春読書
『じゃないほうの歌い方』(佐々木愛 文藝春秋) 書名は、いわば一つの「顔」だ。特徴を感じるのは「じゃないほう」という語であり、自分にない感性があるのだろう。カラオケ店が舞台として出てくる短編集であることは書評で知っていた。連作とは言えないが、結びつく設定も入っている。昨年秋に読んだ二作と同様に、共感... 続きをみる
『じゃないほうの歌い方』(佐々木愛 文藝春秋) 書名は、いわば一つの「顔」だ。特徴を感じるのは「じゃないほう」という語であり、自分にない感性があるのだろう。カラオケ店が舞台として出てくる短編集であることは書評で知っていた。連作とは言えないが、結びつく設定も入っている。昨年秋に読んだ二作と同様に、共感... 続きをみる