• Segwitに関して調べた記録6

    前回の続き Segwitで採用される新しいアドレスフォーマット(はじめに)  その送金先がSegwitアドレスであることを示す為のアドレスフォーマットについてここでは書く。  Segwitのアドレスフォーマットは元々BIP-142に定められていたのだが、後にそれを上書きするものとして、BIP-173が提案された。  BIPは提案なので、実際にBitcoinがSegwitを導入できていない今、BIP

  • Segwitに関して調べた記録5

    前回の続き はじめに  この記事ではSegwitによって新たに採用されるトランザクション署名用メッセージのシリアライズ方法について書くが、ここで一点前置きをしておきたい。  Bitcoinの署名用メッセージの生成方法は、予めいくつかの決められたパターンが存在し、そのパターンはHashTypeと呼ばれる。このHashTypeは署名データの一番後ろに1byteで表現されて付け加えられ、unlock s

  • Segwitに関して調べた記録4

    前回の続き Witnessと署名検証に関して  Segwit(BIP141-BIP145)で新たに導入されるWitnessという構造は、それ以前のBitcoinscriptとは異なる部分が多い。  例えば、Witnessは今までのBitcoinscriptのように、OpCodeを淡々と処理した結果がtrueであれば署名を正当なものと判断するのではなく、検知した“バージョン”毎に決められた処理を行い

  • Segwitに関して調べた記録2

    前回の続き 2,トランザクションと新たに追加されるWitnessという構造に関して  これを書かないと始まらないので、いきなりになるが構造に関して書こうと思う。今までのトランザクションの構造を知っているものとして書くので、わからない方は  Transaction - Bitcoin Wiki  (“general format of a Bitcoin transaction (inside a

  • Segwitに関して調べた記録3

    前回の続き 3,Segwitとトランザクション展性攻撃耐性に関して  Segwitがもたらしてくれる恩恵として「トランザクション展性攻撃の耐性が増す」ということをよく言われ、それがライトニングネットワークを実現するのに必要だと言われている。 トランザクション展性攻撃(はじめに)  トランザクション展性攻撃耐性に関して書く前に、そもそもトランザクション展性攻撃って何だ、どういった手法で攻撃するんだ、

  • Segwitに関して調べた記録1

    MonacoinでSegwit可決されたということで、今更だがSegwitに関して詳しく調べてみた。折角なので他人が見れる形で調べた内容に関する記録を残しておこうと思う。 はじめに(事前知識など)  これから私が書くのはSegwitがもたらしてくれる利益や不利益などと言った概要的な内容ではなく、詳細な仕組みに関することがメインだ。  そのため、現時点で「Segwitって何?」という方には全く理解で