日本で一番古い歴史書は「古事記」(こじき)だと、学校の授業で初めて教わった とき、筆者はその語感りから「乞食」(こじき)を連想してしまったものです。 今思えば、まことに不謹慎な所業でした。 もっとも、この「乞食」という言葉自体もあまり歓迎されるものではなかったようで、 後には、「差別用語/放送禁止用... 続きをみる
日本で一番古い歴史書は「古事記」(こじき)だと、学校の授業で初めて教わった とき、筆者はその語感りから「乞食」(こじき)を連想してしまったものです。 今思えば、まことに不謹慎な所業でした。 もっとも、この「乞食」という言葉自体もあまり歓迎されるものではなかったようで、 後には、「差別用語/放送禁止用... 続きをみる
ことばは、生き物であるから、時代とともに生き死にするものであるが。 啓蒙とは、一頃、いわゆる、人々の行動の主軸とさえなったものであるが、今となっては、まったく、見向きもされなくなった言葉に、堕した。 ヨーロッパは、キリスト教を各地に普及させるときに、この言葉を使った。キリスト教こそが、本当の宗教であ... 続きをみる