小説『おちび/エドワード・ケアリー』
コロナ禍において、ペットを飼う人が増えたといいます。室内での遊び相手という意味合いのほか、暗く苦しい状況下にかわいい犬や猫がいてくれるだけで心が和み、明日への活力が湧いてくることもあるでしょう。 今回ご紹介する小説『おちび/エドワード・ケアリー著・古屋美登里訳』にも、厳しい状況下におかれた人々が一匹... 続きをみる
コロナ禍において、ペットを飼う人が増えたといいます。室内での遊び相手という意味合いのほか、暗く苦しい状況下にかわいい犬や猫がいてくれるだけで心が和み、明日への活力が湧いてくることもあるでしょう。 今回ご紹介する小説『おちび/エドワード・ケアリー著・古屋美登里訳』にも、厳しい状況下におかれた人々が一匹... 続きをみる
この仕事を始めて16年ほどになります。依頼されるペットは犬と猫が9割以上を占め、あとはウサギが少しと、フェレット、リスなどがほんのわずかという内訳です。犬と猫の比率は、2005年に名古屋で開業した当時はほぼ半々で、若干猫が多いくらいでした。その後、2010年に岡崎市に移ってからは、逆に犬の依頼のほう... 続きをみる
椛が”お仕事ワンちゃん”を目指そうとしたきっかけの一つがこちら。 保護犬出身で、現在もイジメにあったトラウマを引きずりながら、小型犬ながら警察犬として活躍するトイプードルのお話です。 その後、岩崎書店から絵本にもなっています。 シェパードやドーベルマン、レトリバーなど大型犬がほとんどの警察犬の中で、... 続きをみる
夏の猛烈な暑さがようやく過ぎ去りました。今年は新型コロナの一件もあり、なかなか厳しい夏となりましたが、ようやくペットシッターの依頼もぽつぽつと入るようになってきました。このまま収束へと向かい、人々が普通の日常を取り戻すことを強く願っています。 さて今回は、夏のぎらぎらした暑さを味わわせてくれる犬の小... 続きをみる
仕事柄、ペットを亡くされた方とお話をすることがありますが、なんとお答えすればよいかいつも悩みます。ずっと一緒に暮らしてきた動物を亡くす哀しみ・喪失感を、簡単に慰められる言葉などありません。そんな時、一冊の本が救いになるかもしれないと思うことがあります。今回ご紹介するのもそんな一編です。 前回もご紹介... 続きをみる
ペットを飼っているご家庭に、小さなお子様がいらっしゃることも少なくありません。子供と犬であれば体の大きさはさして変わらず、似た者どうしの彼らが一緒に戯れている姿を見ると、こちらも心が和みます。情操教育にペットは有効だ、というのはやや人間本位の考え方かもしれませんが、たしかに物言わぬ動物たちとの触れ合... 続きをみる
「この子は番犬にならないんですよ」 新規のお客様宅にお伺いした際、よく聞く言葉のひとつです。僕と会うなり尻尾を振って懐いている姿を見て、苦笑交じりにお客様がそうおっしゃいます。もちろんペットシッターとしては、番犬タイプよりもこちらのほうが嬉しいことは言うまでもありません。 僕が子供の頃、田舎で暮らし... 続きをみる
お客様から、どの獣医さんがいいのと訊かれることがありますが、なかなか答えづらい質問です。理由は簡単で、すべての獣医をすべてのケースで比べたことがないからです。どのワインがいいのかと聞かれるソムリエは、すべてのワインをいろんな条件で試したうえで答えることができます。いっぽう、たとえば一都市の中でも、す... 続きをみる
ペットのシッティング期間中、 ペットシッター自身が体調を崩したらどうなるのか、と聞かれることがあります。普段から体調管理に努めることはもちろんなのですが、それでも不測の事態に陥る可能性はあります。ペットシッター・ジェントリーでは、近隣に複数のスタッフが在籍していますので、基本的にはそのスタッフ達が代... 続きをみる
先日、リピーターのお客様から、とくにお世話を終えたタイミングでもないのに贈り物が届きました。見てみると、今年のカレンダーでした。いつもお世話をしていたワンちゃんが亡くなったのはお聞きしていたのですが、カレンダーはその子の写真を取り込んでご自分で作られたものでした。まだ亡くされて間もない時期なのに、当... 続きをみる
以前、『少女奇譚 あたしたちは無敵/朝倉かすみ』 という小説をご紹介した際、動物愛護について自分なりに思うところを書きました。他にも似たような疑念はいくつかあって、そのうちの一つが純血信仰です。犬でも猫でも、ペットショップで売られているペットはたいてい純血種です。最近では愛護センターから引き取るケー... 続きをみる
今年はなかなか寒くならないですね。仕事柄、車に乗っている時間が多く、日中だと車内は30℃近くにもなります。車の中は温室と同じですので、冬の装いだとかなり暑く感じてしまいます。 何度も書いているとおり、ペットシッターの仕事は夏のほうが大変です。冬は寒くて大変だろうと思われがちですが、室内はペットのため... 続きをみる
猫ブームと言われて久しいですが、仕事上でもここ3~4年は確かに猫人気の高さを感じます。2005年に名古屋市内でペットシッターを開業した時には、猫と犬の依頼がほぼ半々、やや猫が多いかというくらいでした。その後、2010年に岡崎市に移住した直後は、この比率が逆転し、やや犬が多い状況となります。マンション... 続きをみる
冬の寒さと夏の暑さ、どちらが辛いかと聞かれれば、即答で夏の暑さ、と答えます。とくに、ペットシッターの仕事を始めてからは、それが身にしみるようになりました。お客様宅の室内はたいていエアコンが完備されているので、冬でも夏でもさほど苦労はありません。問題は、犬のお散歩です。冬の寒さもなかなかきついものです... 続きをみる
仕事中に一度、猫に指を噛まれたことがあります。その猫は、僕が背中を何気なく撫でている時に突然振り向いて噛みつき、また同じ姿勢に戻りました。普段はおっとりしたおとなしい猫なのに、噛まれた瞬間はほとんど目に見えないほどの素早さでした。 いっぽう、犬には噛まれたことはないのですが、それでも、じゃれて飛びつ... 続きをみる
犬のお世話をする際、食事中に犬に触れることは絶対にありません。近くを通ることも避けるくらいです。どんなに人懐こいワンちゃんでも、食事中には食べ物を取られまいという本能が働くためか、急に怒って噛みつくようなこともあります。ご飯をぜんぶ食べ終わってからも、犬が自分からその場を離れるのを待ち、じゅうぶんに... 続きをみる
今回の記事を書くにあたって、やや緊張しています。本ブログでは、これまで様々な小説や映画をご紹介してきましたが、今回は一番の問題作です。いつもならペットシッターの仕事にからめて紹介するくだりも、どうやっても不謹慎になる気がして、今回はやめておきます。 本作については、不謹慎で下品で不道徳、そうした言葉... 続きをみる
犬と猫とを比べると、犬は飼い主に積極的にアピールして親愛の情を示し、猫は自分のペースで気ままに寄ってきたり離れたりする、というイメージがあります。たしかに僕もそう感じることはありますが、その枠に収まりきらないペットもたくさんいます。シッティングの作業中ずっと足元で鳴き続け、僕が座れば隣に寝そべって撫... 続きをみる
ペットシッターという仕事の喜びは、もちろん大好きな動物に触れ合えることが一番なのですが、同時に、お客様がとても喜んでくださることも大きいものです。作業を終えて鍵のご返却に伺った時など、「おかげでゆっくりと旅行ができました」「報告メールを何度も読みました」「本当に助かりました、次もぜひお願いします!」... 続きをみる
僕がこれまでに扱った最も大きな犬は、グレート・デーンです。大きいものだと体高が1メートル、後ろ足で立ち上がると170センチ程にもなります。そうした知識はあったものの、事前訪問で初めて会った時には、想像以上の大きさにひるみました。一緒にシェパードとゴールデンレトリーバーがいたのですが、この2匹が小型犬... 続きをみる
ペットシッターに限らず、ペットを扱う者であれば、動物愛護という概念に触れざるをえません。動物を大事に思い、大切に扱うこと。それはごく当たり前の尊い行為なのですが、僕はこの動物愛護という精神について考えるとき、いつも複雑な思いにかられます。よく耳にする、「どんな生き物でも命の重さはみな同じ」という考え... 続きをみる
はじめまして。当ブログでは、ペットシッターを営む私が、日常業務を交えつつ、ペット関連の本や映画を紹介していく予定です。どうぞよろしくお願い致します。 ペットシッターとは、ペットを飼っている方が旅行などで自宅を空ける際、飼い主さんの自宅でペットの食事やトイレの掃除・散歩などのお世話を行うサービスです。... 続きをみる