存在と単位:連ねる力が創る特異的な淀みたち
わたしの臓器たちは それぞれが それぞれのやり方で 身体として連なりを持とうと努力してくれている そうした性質を持つものとして定義され その定義に従い形態形成されてきた臓器たち そんな臓器たちが その義務を果たし続けているのである この義務履行のおかげで 心臓と肺が血管でつながり 血管の中を赤血球が... 続きをみる
わたしの臓器たちは それぞれが それぞれのやり方で 身体として連なりを持とうと努力してくれている そうした性質を持つものとして定義され その定義に従い形態形成されてきた臓器たち そんな臓器たちが その義務を果たし続けているのである この義務履行のおかげで 心臓と肺が血管でつながり 血管の中を赤血球が... 続きをみる
あの人の目は素敵だけれど あの人の鼻はいただけない なんてことがあるとしよう この様な場合の「あの人」は 一体 素敵なのだろうか? それとも 素敵ではないのだろうか? 全体というものは 寄木細工でできている仏像様のようなもので 良いと悪いが混在しているのが大抵である 良い処だけ見れば素敵であり 悪い... 続きをみる
棚の柱に横板をネジで止める おねじを 柱と横板に開けられた穴を通して 裏からめねじでおねじを止める こうした作業を繰り返し 梱包されていた棚を使える棚に変えてゆく 柱も 横板も ネジも それぞれ単独では果たせない目的を 棚となり達成することが出来る 梱包されていた棚の部品たちは 組み立てられ 初めて... 続きをみる
生命は自然の中で生きている 人間は 自然の中ではなく 街の中に棲んでいる 動物は巣を作り その中で暮らしている 穴を掘ったり 木の葉を集めたり 枯れ枝を集め巣を作る 街は大きな巣なのだろう いろいろなものを運んできては 街を便利にしてゆく そして いらないものを 街から追い出し 自然の中に捨てる 自... 続きをみる