「R18」ユノ×チャンミン
こちらのお話は1話目からムラゴンでは弾かれる可能性があるため、こちらへどうぞ→夢の続き
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物心ついた時から、自分は何か違うと思っていた。 いや、結構違った。 例えば。 「ベッキョン。良かったな。弁当作ってもらって」 「うん、楽しみだよ」 これは、俺の父親。いつもは給食だけど、今日は課外研修で隣町へ全員バスで移動し一日そこで過ごすから弁当だった。 父さんは、いい男だと思う。厳しいけど、頼り... 続きをみる
こんばんは、皆さま。終わった者です。 これで当分東方神起様の二次BLは書かなくても良いぐらいの量をこの夏は書いたのでございますゆえ。 そんな最近寝不足の当管理人でございますが、あとがきのようなものにうつりたいなと。 *お二人目のリクエスト内容は「Somethingの世界で、夢想でもバーチャルでも、ペ... 続きをみる
オックスフォードから院だけこっち来てて。 モデルみたいですごい顔してるの。 すごい顔ってどんな顔だよ。 ユノも来て見てよ。本当にすごいから。 いや、男見ても仕方ないよ。 見たら驚くよ。ユノより格好良いし。 「そんなこと言って」 妬かせたいだけだろうといつものように思っていたら、あれか、と女のキャンパ... 続きをみる
こんばんは、皆さま。一昨日書いておったものに追記して上げる者です。 チャンミン氏のカムバック企画は友人が素晴らしいものをしてくれましたゆえ、全く必要なかったのでございますが、ユノ氏でリクエスト募集しておりまして、その時に次はチャンミン氏でと書いておりましたゆえ、こちらでもリクエスト募集で記念の短編を... 続きをみる
鷹狩りじゃ、鷹狩りじゃ。 兄が唇の端に泡を出しながら、着物の前を開けたまま飛び出した。 土壁で冷えて暗い内から、一気に太陽の下へ出た。 真夏の背の高い草が、ところどころに黄色や白の花をつけて繁っている。 その中を垢だらけの裸足が駆けた。 「戻れ、戻れ」 染みをつけた、汚れた裾を凧のようにさせ、緑の中... 続きをみる
*1から続きものです。 結婚記念日には、必ずワインとケーキと花束を買うことにしていた。妻はワインにうるさくて、良く分からないが高ければ大丈夫、とこの日だけはユノは金をつぎ込んだ。間違えると、パートナーは面倒な性格で、くどくどと「あなたはここが悪いから」などと何時間も付き合うことになるのだ。 「おめで... 続きをみる
*1から続きものです。 「おじいちゃん、薬だよ」 リョウクは、白い布団の横に正座をすると、手慣れた様子で、盆で持って来た薬と水を用意した。 「ゴホッ……」 咳をしながら、白い着物姿のイトゥクは起き上がり孫に渡された錠剤を口に入れ、口元に近づけられた水差しを含んで水を飲んだ。 「もう良い」 白い手をか... 続きをみる
*1から続きものです。 「あなた!この口紅なによ!」 「いや、だからそれは」 シウミンは、両手を掌を見せるように突き出し、白いワイシャツのまま、下もスラックスで妻を見上げていた。 真夏日に、早く着替えてシャワーに直行したいのはやまやまだが、許されなかった。 かれこれ、一時間はこの状態だった。 「これ... 続きをみる
甘さが足りないと言うことで。 『チャミナ。チャンミナ』 『ユノヤ。ユノヤ』 『今日ライブう♡』 『わあ!好きー!』 『好きー!』 『今日ね、ぼく一人だからね、寂しいからね、チャンミナになんかしてほしいー』 『じゃあ、ユノヤ、ちゅ♡』 『わあ、ちゅ♡』 『好きい!』 『ぼくの方が好きい!』 「終わった... 続きをみる
こんにちは、皆さま。あまりにも長すぎたかなと言う事で記事を二つに分けた者です。 それでは、「続き」でございます。 「続きでも笑って」からサブタイトルをつけようとしたのでございますが、やめたのでございますね。 第一話「その目で笑って」(ジョンヒョンの場合)ヨンファ CNBLUEの短編 当管理人は、もう... 続きをみる
*何でも許せると言う方のみご覧ください。こちらのお話の続きでございます。「その目で笑って 5」(ユノの場合)チャンミン 東方神起の短編 - 夢の続き お疲れ様です、お疲れ様ですとかけられ、元は同じ言語でも違う変化を遂げているものがいくつか混じっていたが、三日滞在すれば聞きなれていた。 汗に濡れた顔や... 続きをみる
そんなぐりぐりした目で見られるともう何も言えなくて、この一番年下の弟には、みんな甘かった、とデビュー当時を思い出した。 そして、弟の仕事とはいえ、全員の世話を焼き、もしかして一番しっかり者なのだろうかと思い始めたら、予想以上のしっかり者で、自分含め全員が気圧されることもあって、それで今は、リーダーの... 続きをみる
こんにちは、皆さま。今日こそはあとがきを書こうと思い、画像から入った者です。 それでは、『ぼくらが恋した貴方へ』と言うお話のまあまあ長いあとがきとなるのでございますゆえ、「まあまあならなんとか」と時計の針を気にしていらっしゃる方にはぴったりなのではないかと、当管理人は思っておるのでございますね。 こ... 続きをみる
チャンミンは、上向きの針を横目に眺めて、0時丁度を確認すると、光るような大きなそれの瞳をゆらりと動かして、再度正面で、久しぶりに会った恋人の、顎が色を変えているのを眺めた。早く伸びるそれが太さも相まって、元々地黒の肌をより濃く、青くしている。 チャンミン本人も例外ではなく、今日は朝に剃ったきりであっ... 続きをみる
こんばんは、皆さま。「おやおや、あなたのことは知っていますよ?確か睡魔……ユメロウ?」とプテラノドンにさらわれた人の名前と一緒になった者です。 お久しぶりでございますが、あとがきのようなものでございます。 バレンタイン記念の短編も一緒にしようと思っておったのでございますが、あちらが長くなっております... 続きをみる
45度に傾いた直線が描かれている。 十字についた線を斜めに横切るそれは、光の軌跡だ。 それを頭の隅に置きながら、5分の1ほど読んだところで、表紙全体を見た。 出版社の名前も何も記載されていない。著者の名前も。 早まろうとする鼓動を落ちつけるため、周りに視線を送った。 止まったまま。 これは、特殊相対... 続きをみる
*ミノ子氏が書き上がらず、急遽パラレルをちょこっとご用意いたしました。 夜中の駐車場で、ここと言う風に車内の灯りがついた大きな黒の新車に、はあっと出した息を曇らせながら走った。 滑り込むようにして中に入る。 車内には、ハンドルを抱え込むようにして上体を持たれている後輩がいる。 バイト先で知り合ったこ... 続きをみる
頭が可笑しくなった。 原因が分からない。最初に「何で?」と聞いた俺に、馬鹿にしたように浮かべた笑みが、お互いの、どちらに向けられていたのかも分からない。 チャンミンは確かに可笑しくなって、その日からずっと隙あらば可笑しくなる。 正常と異常のはざま。同性と異性のあいだ。 最近はそうして真ん中にいる。 ... 続きをみる
「世界最後の日に誰に会いたい?」 見慣れた顔は、そう言った。 俺が少し考える間、ユノの黒っぽい目は、静かな水面のようだった。 夜の水面。 動きがなかった。 それから俺は、誰もが言うだろうと思った無難な答えを出した。 「お母さん」 俺の口がその言葉を紡ぎ終わる前に、ユノは消えた。 消え方は、不思議だっ... 続きをみる
そして、出て来た彼の母親の言葉に、泣いた。 「目が覚めたのよ」 言葉の主も涙を浮かべていた。 ユノは病院にいた。 彼女は家事をしてから再び行くと言うということで、病院にはユノの父親がいた。 夏の前に、意識不明になった体が二か月の時を経て目を覚ました。 ここ一週間は特に状態が良くて、手足が反応すること... 続きをみる
また夜が来ていた。 ソファーに座ったまま、ちらちらと動く明かりが、視野に入ってきて、意識を取り戻して、そちらを見た。いつの間にか照明はこれだけになっている。濡れた状態の視界で見ると、どこかの市議が不正に金を受給していたニュースが流れていた。 ユノは? ユノがいないはずない。 でも、隣はまだ空いていた... 続きをみる
「ユノ」 テレビの音が耳に入らなくなる。体中の血液がどこかに引いていく。 「ごめん、チャンミン」 「……いつから?」 「さっき、いきなり」 「全然、見えない?」 「うん」 綺麗な青いシャツがぼやけていくのをこらえた。 「ユノ、ベッド行きませんか?俺が誘導するから。そこで今日は話して過ごそうよ」 「ご... 続きをみる
「歩いてて、夜道で。横を走っていた車が歩道に乗り上げてきた」 スピードは落としてなかった。痛みは覚えてないけど、体から音がした。 ユノが呟いているのを聞きながら、夜が明けた。 その体からした音は、どんな音だったか、俺は聞かなかった。少しだけ眠っていた。でも目を開けたら、そのままの顔があって、嬉しかっ... 続きをみる
遮るものがない、午後四時の光だった。 こんな状態で眠らないようにしている。メラニンが生成されて、肌が黒くなるのをメンバーは嫌がった、アイドルだったから。皆気を付けてはいたけれど、その中でも、色が薄い方だと思う、殆ど付いていないほど。その彼が、眠っていた。 終わりを迎えようとしているけれど、夏の日差し... 続きをみる
訝しく寄せられた眉間を一瞥したあと、さっさと刺身の乗ったサラダを取り分けて、皿をその前に投げ出した。外観だけは高級感のある黒いテーブルはその摩擦だけで剥げてぼろが出そうだった。無駄に暗くした照明はそのためか、と思いながら返事をする余裕がなかった。 何も答えず、次に自分に取り分けて、隣のテーブルに戻る... 続きをみる
映ったものをまた映している。けれどこれが真実の姿のはずだ。いつでも忠実に物事を捉えようと努めていたから。手のひらで頬の表面を覆った。両手で両頬は隠された。だけど、その手から覗かせた部分は丸裸だった。それを消すように、顔の様々な場所をさする。でも、さすった傍から、肌は見えた。 病んでいる。俺の目には、... 続きをみる
そんなに自分達は悪いことをしただろうか。 非科学的なことは、全く信じていない。確かに心のどこかでそんな未知の領域を望んでいることはあったかもしれない。でも、こんなに最悪な体験は望んでいない。 俺は放心していた。これで想いが叶ったなんて言えるのか。 目に焼き付けるよう俺を見て、ユノが俯いて言った。 「... 続きをみる
伸びて来た癖毛を無造作に掻き上げた。そんな錯覚を今更気にしてどうするんだ。 やっぱりユノを行かせるんじゃなかった。 こんな時間になっても来ない。いつまで噛みしめてるつもりなんだ。それとも仕事が遅いのか。 連絡先さえ言わずに出て行くなんて、確信犯に思えて来る。俺だって聞く暇がなかったほどの忙しなさだっ... 続きをみる
それを視認しながら、そんなものにも意識がいってしまうほど、俺は気を紛らわせたかったんだと思う。 恋愛の始まりには凡そ相応しくない表情で何も答えてくれないから。あんなに固く、言わないと誓った相手に、俺は、吐露したのに。でもそれはユノが先に告白したからで。 過去の話をするためにわざわざここへ来たなんて思... 続きをみる
呆然と姿を眺めた。綺麗に並んだ歯並びは、変わらない。大きな犬歯が前に出ていた姿の時から、仲良くなった。その歯並びに変えた時「痛いよ」と後輩の自分に笑っていた顔が昨日のことのように思い浮かぶ。 この国の中で、自分達の高校は、自分達だけの祖国を持つ人間で構成されていた。だけど、そこから飛び出して、外の人... 続きをみる
テレビをつけた。 年代物のテレビは、灰色の画面の中心に弾ける様な音と共に丸く白い円を浮かび上がらせたあと、像を映し出した。 どこかの市議会選で起きた不正をニュースが報じている。 見出しは簡素で、ただ、読み上げる声には一定の技量があった。その技量には、見ている人間は少ないと言う諦念まで含まれてはいるけ... 続きをみる
驚いている警備員に部長が事情を説明して、全員で再び犯人探しに乗り出した! 「チャンミン、どうだ?」 部長が言った。 「はい」 僕は曲げた片手を、口元にあてたもう一方の手の肘につけて考えているポーズを取った。 「事件を最初から、追っていきましょう」 僕達は、丁度真ん中のソンミンさんのデスクにろうそくを... 続きをみる
「ガイシャは?」 「スイマ・ユメオ。趣味はフィギュア鑑賞、自宅はふもとの駅近く、両親と住んでます」 「両親との仲は?」 「まだ調査中ですが、時々会社に母親から夕食は何がいいかと言う電話がかかってくるので良好だと」 「なるほど」 ミノが顎に手を置いて、頷きながら呟いた。 「あのさ、ミノ。僕そっちやって... 続きをみる
*問題があるお話なので、「何でも許してあげてもいい」と思われる方のみ宜しければご覧ください。最後まで不真面目に終わる話です。 僕たちの会社は山の中にある。けど結構大きい。 そこで自分達は、WEBを担当する部署に属している。 WEBは勤務時間なんて関係ない。 午前様なんてしょっちゅうで、社員は大体最寄... 続きをみる
「一口ちょうだい、チャンミン!」 「はあ……」 ユノのこの癖は別にいいけど、何で?と思う。 「あの、同じ物食べてるんですけど」 「でも、チャンミンの方が美味しそうに見えるから」 何て隣の芝生が青く見える人なんだろうか。 別に食べさせるのはなんてことない。 でも俺はいつも、「えー」とか「何でですか?」... 続きをみる
「あ、お帰り」 「おー」 「今俺しかいないよ」 「あ、そう」 ダイニングに入って来たヒチョルを、イトゥクはテーブルで迎えた。 「どこ行ってたの?」 「ああ、買い物?そっちは今日、何してたの?」 「なんか昨日の疲れでさ」 深夜までしていた仕事のせいで、今日が休みにも関わらず、 メンバーが午前中みんな部... 続きをみる
「はじめまして」 「あ、はじめまして」」 「どっからですか?」 「あ、ソウルです」 「へえ、都会だなあ。俺は光州です」 「ああ、いいとこですねえ」 という会話をしたのは大分前。 「……ユノ。暇だから話しましょう」 「ああ、うん」 「ユノ……元気ない?」 「ああ、ちょっとしっけちゃって」 僕はユノの顔... 続きをみる
皆さまこんばんは。あとがきのようなものをまさか二回に渡って書いている者です。 こちらは短編のあとがきのようなものになりますので、もし寝る前に「何か早く寝てしまいたいと思えるものが読んでみたい!」と希望されていらっしゃる方がおられましたら、最適なのではないか、と考えてございます。 管理人が勝手に設定い... 続きをみる
*「ステージ裏」のお二人とは別です。 俺は腹を押さえていた。 本番十分前なのに、どうやら今ものすごくお腹が痛い。 でも治まりそうな予感もある。 「ヒョン」 ユノはさっきまで収録していた映像の撮影で使っていたシャボン玉で遊んでいる。 「ヒョン。聞いて下さい」 ユノが俺を見た。 「見てチャンミン!すごい... 続きをみる
「チャンミン、ちょっとやめて」 ユノが言うのも構わず、Tシャツを着た肩を後ろに引っ張った。 「チャンミン、やめてって」 タンクトップの俺は、言われても同じことをした。 ユノは耳まで顔を赤くして、俺に背を向けている。 「久しぶりなんだから顔見せて下さいよ」 「もう見ただろ!」 タオルケットを俺の分まで... 続きをみる
ノックの音が聞こえた。 「だれ?」 「俺です」 ああ、なんだよ。連絡事項か? と、思って俺はホテルの部屋のドアを開けた。 数時間前も一緒に夕食をとっていたチャンミンがそこにいた。 俺は風呂上がりでバスローブ姿だったけど、チャンミンはパーカーとハーフパンツだった。 「どしたの?」 スリッパでつかつかと... 続きをみる
「ヒョン。どうしたの?」 「うん……」 といってユノが黙った。 「お腹?」 ユノが苦笑した。 そのユノと似た黒い衣装を着ている俺は素早く視線を泳がせた。 本番十分前でトイレに行って戻って来るには難しいだろう。 ユノが腹に手を当てた。 「チャンミン、大丈夫だよ」 でも、全然大丈夫そうな顔ではない。 「... 続きをみる
「うーん」 俺は唸っていた。 俺は二人組のアイドルグループのリーダーなんだけど、どうやら相方のチャンミンのことを好きになってしまったみたいなんだ。 でもチャンミンは男で、 俺も男だ。 そのチャンミンを自分に振り向かせる、効果的な告白方法はないかと、ずっと考えている。 「うーん」 ないな。 どれをとっ... 続きをみる
「チャンミン、ちょっと見て」 移動車の中で、PSPでゲームをしていたら、隣に座っていたユノが声をかけてきた。 「なんですか?」 返事だけして、俺は画面に集中している。 「チャンミン見てっ!」 今いいとこなのに、と思いながらも肩まで揺すられて仕方なくユノに向いた。 「ほら!」 昼間の眩しい日差しに、逆... 続きをみる
「チャンミン、ちょっと聞いて」 スウェット姿の俺がビール片手に、iPhoneで友人にメッセージを送っていると、 下着一枚のユノがダイニングに入って来た。 「なんですか?」 顔を上げた俺の正面に来て、深刻そうに腰掛けた。 ダイニングテーブルに向かい合うのは、久しぶりだなと、思った。 お互い離れて暮らす... 続きをみる
~~~今よりちょっと昔の話。 あっちーな。 ユノは思っていた。 気温は50℃を超えている。 でもユノは大丈夫だった。 そこにずっと座っていた。 というよりも立つことは出来なかった。 でも、暑いというより、 暇だ、と思った。 さんさんと照り付ける太陽と、三角形の見慣れた建物だけがぽつぽつと視界にあった... 続きをみる
「チャンミン、ちょっといい?」 iPodで音楽を聴いてたら、隣のユノが話しかけてきた。 俺はイヤホンを外した。 「なんですか?」 ユノは深刻そうに自分の上半身を見て、「あのさあ」と、俺に向いて言った。 「この服、やっぱ変じゃない?」 俺は少しその光景を眺めてから、視線を泳がせた。 「考えすぎですよ」... 続きをみる
俺達は、黙々と働き続けていた。 今日はアイスクリームだった。 やっと運び終えて、また戻る途中だった。 「彼女いいよね」 細い手を動かして、ユノが言った。 ちらりとその顔を横目で見る。 俺達の中では小さいと言われているそれをのせた首をひねって笑っている。 「いいかな。考えたことない」 俺は答えた。長い... 続きをみる
「チャンミン、ちょっと来て」 部屋でyoutubeを見てたら、ノックされてユノが顔を出した。 さっき俺は、ドラマの撮影で遅く帰って来たユノに、一足早く「おやすみなさい」 と、声かけたところだった。 「なんですか?」 ユノはシャワーを浴び終えて、自室にいたのかTシャツと下着一枚だった。 俺はスウェット... 続きをみる
「何ですかこれ?」 見慣れた掌にのせられた白い物体に俺は首を傾げた。 顔を上げると、ユノが視線を泳がせて呟いた。 「大福」 「いや、それは分かるんですけど」 「いちごが入ってるよ」 「まあ、それはいいんですけど」 苺の大福はピンクだけかと思ったら白いのもあるんだな、とは思ったけれど。 俺はまた視線を... 続きをみる
「海に行こうか」 ユノが言った。 ふと笑ってしまう。 彼は夢を見ているのだ。 若い時の夢だ。 「そうですね」 と言うと、満足そうに頷いている。 「ねえ、ヒョン」 「なに?」 「何か食べたいものありますか?」 「うーん……ないかな」 「そうですか。じゃあ、僕の食べたいものにしましょう」 「うん」 何に... 続きをみる
確か、ここは一度通った気がする。 雰囲気で、と「シム・チャンミン」は思った。 でも絶対とは言えなかった。 視界がとても暗いのだ。 体をくるりと動かしたら、恐らく方向さえ分からなくなる。 だから、壁づたいに歩き始めたものの、どこからか間違えたのかもしれない。 困っていた。 今までこんなことはなかった、... 続きをみる
登場人物が違うクリスマス企画三部作の一組目です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ヒョン!!」 俺はパートナーの呼び声に起こされた。 今日は、仕事で、ホテルにいる。 実はクリスマスイブなんだけど、そんなこと関係ない。 明日は早朝から仕事だし、今日も早朝から... 続きをみる
今日、夕方には収録が終わって、家に帰ると、ユノヒョンからメッセージが来ていた。 俺の家で一杯飲みたいと。 さっきまで一緒にいたのに。 わざわざここに来るのか。 珍しいな。 珍しいから、O.K.してみた。 高校の時の同級生に会うとか言ってなかったかな。 まあ来るなら、お酒買って来てもらうよう書いとこう... 続きをみる
ずっとずっと隠してる。 じゃないと一緒にいられないから。 でも最近はもうバレないんじゃないかと思いはじめてる。 その俺の甘さが、 ユノにバレた。 ユノのマンションに先に着いた移動車の中で、「じゃあお疲れ」なんて平然と言うからちょっとイタズラしたかっただけかもしれない。 車から降りるユノの指先に一瞬自... 続きをみる
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