4/12 「買うから」株が上がる、「上がるから」株を買う...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝わったことで、株高に拍車が掛か... 続きをみる
4/12 「買うから」株が上がる、「上がるから」株を買う...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝わったことで、株高に拍車が掛か... 続きをみる
冒頭部分 ・2020年通期の純利益(GAAP)は+U$42.5十億。内訳は営業利益+U$21.9十億、実現済キャピタルゲイン+U$4.9十億、未実現キャピタルゲイン+U$26.7十億、減損-U$11.0十億。 ・2020年は大規模な買収を実現出来ず、営業利益は前年比-9%であった一方、内部留保増加と... 続きをみる
バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオ比較(2007年 vs 2017年)
銘柄の長期保有方針で有名なウォーレン・バフェット氏ですが、実際のところはどうなんだろう?という疑問を持ったので調べてみました。今回は2017年末と10年前の2007年末のポートフォリオを並べて、保有時価のトップ15の顔ぶれを比較してみました。若干字が小さくて読みづらい点はご容赦下さい。 左が2007... 続きをみる
ウォーレン・バフェット氏(正確には同氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社)が保有する最新の銘柄を確認し、同氏の考え方を学んでみたいと思います。 それでは、早速、2018年6月30日時点で同社が保有する銘柄(単位:U$十億)を確認していきましょう。 アップル 約U$56十億(27%)、ウェルズ... 続きをみる
バークシャー・ハサウェイ社は買いか?~自社株買い基準から考える~
今年7月、ウォーレン・バフェット氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社が従来の自社株買い実施基準(PBR 1.2倍以下)を撤廃しました。これにより、同社の自社株買いへの期待が高まっていましたが、8月30日にテレビ番組でのインタビューを通じて、バフェット氏は、保有株式が割安に評価されているとして... 続きをみる
ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイは傘下にバークシャー・ハサウェイ・エナジーという会社を持っています。同社はアメリカを中心に太陽光・風力といった再生可能エネルギーに多額の投資をしています(詳細はバフェットと再生可能エネルギー - ウォーレン・バフェット ウォッチャー参照)。特に太... 続きをみる
前回ブログのバフェットとハリケーン - ウォーレン・バフェット ウォッチャーで述べた通り、バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社は傘下に損害保険・再保険(保険会社の為の保険)会社を抱えています。昨年、その再保険会社が日本の地震保険の再保険事業に進出する計画が報道されたので、ご存知の方も... 続きをみる
大型ハリケーン「ハービー」が米国テキサス州湾岸部を直撃しています。この度、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。 「ハービー」による人々の精神的な被害に加え、その被害額が数兆円に上るとの予想が報道され始めています。意外に知られていませんが、ウォーレン・バフェットがCEOを務めるバークシャ... 続きをみる
ウォーレン・バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイは傘下にバークシャー・ハサウェイ・エナジーという会社を抱えており、同社はアメリカを中心に風力・太陽光といった再生可能エネルギーに多額の投資をしています。 アメリカでは、技術の進歩と規模の経済によって、風力・太陽光が石炭での火力発電のコスト... 続きをみる
バフェットから学ぶお金持ちになる方法 ~シーズ・キャンディ~
今回はウォーレン・バフェットの投資を振り返ることで、彼からお金持ちになる方法を学びたいと思います。題材として見ていくのは、アメリカ西海岸を発祥とするお菓子メーカーのシーズ・キャンディです。バフェットは自身がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社の子会社を通じて、1972年に同社を買収しました。20... 続きをみる
8月4日(金)にウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ社が2017年2Q(4-6月期)の決算を発表しました。鉄道・エネルギー事業が好調だった一方、保険部門での損失が膨らみ、営業利益が前年同期比11%減の41億2000万ドルと市場予想を下回る結果となりました。 損益も然ることながら、今回... 続きをみる
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ社が、iPhoneでお馴染みのアップル社の株式を約2.5%、170億ドル相当を購入したことを発表しました(2017年1月末)。"Big 4"と呼ばれるウェルズ・ファーゴ、コカ・コーラ等への投資と同等の金額を投じたことになります。 巷では、 『あのI... 続きをみる
少し前の話になりますが、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ社が2016年の通期決算を発表、純利益は241億ドルでした。この中で特筆すべき点の一つは、2015年にバークシャー・ハサウェイとブラジルのプライベート・エクイティー(PE)である3G Capitalが主導して誕生したクラフト... 続きをみる
次のバークシャーが考えていること ~マーケル・ホールディング~
投資の天才ウォーレン・バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社の存在を知っている方はこう考えたことがあるのではないでしょうか? 「次のバークシャーとなる会社があるのであれば、知りたい」と。 実はあるんです。その会社の名前はマーケル・ホールディング(マーケル・ホールディング【MKL】:株式... 続きをみる
バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオ (2016年3月31日時点)
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社が2016年3月末に保有していた上場株のポートフォリオが発表されました。ここで発表されているのは上場株である為、我々個人投資家もバークシャーがどの様な株を持っているかを知ることが出来ますし、ポートフォリオを真似することも出来ます。 但し、あくまで3... 続きをみる
バフェットの日本への投資シリーズ第2弾です。(第1弾はバフェットの日本への投資①「日経平均プットオプション」 - ウォーレン・バフェット ウォッチャーをご参照下さい。) バフェットがCEOを務めるバークシャーには"Powerhouse Five"と総称される非保険事業で収益の柱となっている5社があり... 続きをみる
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイは株主に配当を支払っていません。利益を内部留保して更なる成長に向けて投資をするか、若しくは自社株買いをする方が配当を支払うより株主の為になるから、とバフェットが考えているからです。株主から配当をする様に求められたこともありますが、その案は他株主に圧倒... 続きをみる
バフェットが語るバークシャー・ハサウェイ社の株の購入に当たっての注意
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社(バークシャー)の株購入シリーズ第2弾です。(第1弾はバークシャー・ハサウェイ社の株の購入方法 - ウォーレン・バフェット ウォッチャーをご参照下さい。) バフェットはバークシャーの株を購入する際の投資家の注意点として、次の3点を2014年のann... 続きをみる
「ウォーレン・バフェットという伝説の投資家の存在は知っているけど、どうすれば彼に自分のお金を増やしてもらえるんでしょうか?」 「ウォーレン・バフェットに運用を任せたいんだけど、そんなこと出来るのかな?」 友人からこんな質問をよく受けます。ウォーレン・バフェットというビル・ゲイツの次くらいにお金持ちで... 続きをみる
「バフェットは借金が大嫌い」 こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?彼自身が質素な生活をしていたり、貯金を若者に勧めたりということもあり、この様なイメージを持たれるに至っているのでしょう。 ただ、実際のバフェットは借金をハナから否定している訳ではありません。 「手持ちの25%以上のお... 続きをみる
バフェットはROEが高い企業への投資が大好きです。Annual Reportの中で買収基準にも挙げているくらいです。 こういった観点では日本にはバフェットのお眼鏡に叶う企業は多くありません。(詳しくは、バフェットの典型的銘柄であるコカコーラと某日本企業の比較をした"バフェットとROE①コカコーラ"を... 続きをみる
先週の土曜日にバークシャーの株主総会が開催されました。今回は初めてYahoo Financeで生中継されたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。ちなみに私は「朝まで一言一句聞き漏らすまい!」と意気込んでいたにも関わらず、日本時間の2時には夢の中にいました(笑) リアルタイムでは殆どバフェット... 続きをみる
バフェットはAnnual reportにAcquisition Criteria(買収基準・条件)を幾つか挙げていますが、その中の一つに以下があります。 Qte Businesses earning good returns on equity while employing little or n... 続きをみる
バフェットは1988年に当時のバークシャーの全財産の1/4を使ってコカコーラの株式を取得しました。既にコカコーラは収益力と成長を織り込んだ株価となっており、周囲はバフェットが高値掴みをしたと思った様です。 ところが、その後、コカコーラはドナルド・キーオという優秀な経営者に率いられたことも相俟って、1... 続きをみる
米国内の鉄道輸送量(主に石炭輸送)が減少しているという記事がありました。バークシャーが保有する鉄道事業であるBurlington Northern Santa Fe(BNSF)にはどの様な影響があるのでしょうか。 http://finance.yahoo.com/news/double-digit-... 続きをみる
BuffettはPrivate Equity(PE)の手法を短期的視野でしか物事を考えず、(その結果)ハイレバレッジで企業買収をし、価値を毀損させているとしてしばしば批判します。 https://www.quora.com/Is-Berkshire-Hathaway-a-private-equity... 続きをみる
先週はUBSレポートが話題になりました。レポート自体は読んでいませんが、複数の関連記事を読むと、レポートの内容はBuffettが去った後もBerkshireはs&p 500(つまり市場平均)を上回る結果を残し続けるだろう、という主旨だった模様です。 (関連記事の内の一つ) http://www.ma... 続きをみる
バフェットは自身を含む富裕層に対する税率が安いとして、しばしば増税論を口にします。また、所得税に限らず、生まれた家庭の違いによってその子供の裕福度が変わるのは不公平との理由で相続税の増税も唱えています。 一方、自身が経営するバークシャーに関しては、M&Aを含む取引に対する課税を可能な限り回避する姿勢... 続きをみる
バフェットの名言の行間を読む①「株の理想の保有期間は”永遠”だ」
1988年のバフェットから株主への手紙の中で、バフェットは株の保有期間に就いてこう述べています。 Quote In fact, when we own portions of outstanding businesses with outstanding managements, our favor... 続きをみる
砂糖税の導入・プライベートブランドの台頭等、何かと逆風の強い清涼飲料メーカーですが、バフェットのコカコーラへの支持は変わる気配がありません。 2015年のバークシャーのAnnural Reportを読み解くと、バークシャーはコカコーラの発行済株式総数の内、9.3%を保有する大株主です。2015年のコ... 続きをみる
最近、「バークシャー・ハサウェイ社の株価は適正なのか?」という論調の記事をよく目にします。2015年のS&P 500の株価上昇が1.4%に留まったのに対して、バフェットが企業の価値増減の目安としているバークシャーの1株当たりの純資産増加が6.4%と大幅に上回っていた為にバークシャーを見直す動きが出て... 続きをみる
バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオ (2015.9.30)
今回は企業の本質的価値と会計原則の関係を考えてみたいと思います。 Warren BuffettがCEOを務めるBerkshire Hathawayが13F(*)をSECに提出しました。”Big 4"と呼ばれるWells Fargo・Coca Cola・IBM・AMEXがportfolioの約半分を占... 続きをみる
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