• ロボットの可能性 広がるばかり

    最近の新聞記事には、毎日のようにロボット・人工知能が掲載されている。無い日はない。そこでは、意外な側面も見れて興味深い。 「スタップ細胞はあります。」で有名な生命科学の現場。実は国際的にも、論文発表された実験結果の1~3割しか再現できていない。そうした実情が、創薬開発の足を引っ張っており、不正の温床にもなっているとか。ビックリだ。報道されていなかった。 試薬の微妙な調合や容器の取り扱い、はては裏技

  • 前橋地裁判決を評価 ! 原発事故の責任認定

    18都道府県約1万2千人が争う集団訴訟の初判断が下された。従来国の政策として、一歩引いた形の判決が多かった裁判所から、踏み込んだ判決が出た。 原道子裁判長に敬意を表したい。 地震国日本の原子力発電事業を推進するうえで、東京電力は津波を予見できた。国は放置された対策の規制権限を行使すべきだった。などの骨子だ。 裁判員制度が導入され、一審で刑罰が重く評価されたのを、二審で従来通りの判例に戻す事例が続い

  • 人工知能AIと人間の生き方

    30年ほど前、漠然と語学を身につけなくてはと思っていた時。 ロンドン留学から帰ってきた先輩が曰く、「大丈夫だよ。お前が働き盛りのころは自動翻訳機が出来ている。英語なんて必要なくなるよ。」 この言葉を真に受けた私がバカだった。 しかし、生体認証は本格的な場面を迎えつつある。(だからと言って語学能力は必要) 銀行は、駅前店舗を持たなくなる。生体認証によるセキュリティーと決済機能は、金融サービスを変質さ

  • 科学技術と地方創生 岡山理科大やるじゃない

    岡山理科大学と新見市とワイン製造販売企業が、連携して「ワイン発酵科学センター」や「ブドウ栽培実験場」を運営するとのこと。 多くのワイン醸造家を輩出すると思うと、我がことのように喜ばしい。 瀬戸内は、日本の地中海。すばらしいアイデアだと思う。 南欧の事業主は、自身のワイナリーを持つと一流との評価が伴うとか。文化でもある。 先日、岡山大学光合成研究部門が、光合成による水の分解のメカニズムを解明したとの

  • 語学教育(日本語や英語)に思うこと

    私は、中学3年(NHKラジオ講座含む)+高校3年+予備校+大学教養部2年 英語を学びました。不毛の時間と金銭の浪費でした。成果なしです。 その後、 仕事で出張、夕食時、お互い第二外国語である英語で会話。話ができないと基礎能力を疑われ、人間性まで問われた時、死に物狂いで話しました。 香港で、生産が始まったとき。 ちょっと目を離していたら、英語を習っていない技術者が、専門仕様書で会話が成り立っているの

  • 子供の伸びしろ あるんだな これが。

    昨日に続いて、本日は日曜理科研究室です。 午前中は、マスターⅠコースの濃野博士の時間です。 細胞の分化・再生がテーマでした。 幹細胞の再生からips細胞の話しへ、どんどん講義は進みます。 濃野博士の大学生レベルの教示に、こどもたちが自分の近くの事例を基に呼応するのを聞いていると、ついていけず、取り残された感じを覚えました。 良く瞬間的に呼応できるなと。 ロボットの高橋智隆先生が、常々発言するように

  • 日本の教育のありかた ガラパゴス化してる?

    今日は(土曜日)プログラミング教室の説明会でした。 朝一番,ロボット教室の体験授業が3名あって、10時30分からのスタートでした。 8世帯 親子15名が参加。 「なぜ今プログラミングなのか」のプレゼンンを1時間。熱心に聴講いただきました。 英国に続き、昨年フィンランドも義務教育化された。PISA型先進国は、小学一年生で学校からアカウントを配布され、メールアドレスを持ち情報リテラシーの教育が始まって

  • 今も昔も変わらない 「哀しみ」

    日本の大学受験の在り方が変われば、社会で受け入れる会社側も喜ぶし、送り出す中学・高校も実質的なあり方に集中できるのかもしれない。しかし。 私の予備校時代、大学から西洋史学科の教授が世界史の講義に来ていた。とても楽しかった。日本の大学で西洋史学科を持つところは限られた。古代オリエントも逸話も含め、物語であった。聞き入っていると。 突然、ある男の受講生が発言した。「先生、受験に直接関連した話に限定して

  • アメリカが支配している僕たちの日常生活

    米本国では、大統領が執務室を金ぴかに飾って、アメリカ製品を買えとか言ってますが、これは仮の姿です。本当のアメリカは別のところにあります。 塾を運営すると買い物が日常です。 まず本。むちゃくちゃ買います。昨年は300冊以上を買ってます。リストをもって、古書店から一般店まで岡山の書店を探し回りました。即座にあきらめました。無理です。在庫なんてありません。家に帰ってAmazonです。即完了。近くのコンビ

  • こどものプログラミング教育に関して

    世界で学童期のプログラミング教育が関心を集めている、日本でも2020年から義務教育の指導要領に追加される。この欄でイスラエルの事例を紹介したように、日本は世界に一周半ほど遅れている。 現在国内に初等期プログラミング教育の専門家はいない。心あるSEとか情報系のエンジニアが取り組んでいる。しかし、共通して懸念されることは、コーディングの専門家から見た教育論が多すぎることだ。コードロジックと教育の発達段

  • humanロボット岡山中央教室 スコラこども塾

     この1月で、当塾ロボット教室は5年目を迎える。2013年1月7名の生徒と始めた時は、岡山県下唯一のhumanロボット教室であった。今でも、津山や和気や高梁などから多くの生徒が通ってくる。  この間、修了者も送り出してきた。講師も経験を重ね、ロボット・プログラミングで専任講師は6名に上る。転校などで不安定になった子や様々な生徒が集まってきたが、唯一ロボット製作が好きなことが共通していれば、おのずと

  • 社会に出て役立つ能力 育成しましょう

    IQや偏差値は見える力です。これが必ずしも社会人としての基礎指数にならないという事実があります。特に、価値が乱立し、多様化した国際社会では顕著に出ます。この見えない能力が「非認知能力」として問われ始めています。 ヘックマンの著書など最近の教育論を読むと、IQよりもむしろ、この非認知能力が社会的成功に結びつきやすく、また、幼児期のしつけ、就学前教育に質のよい介入をすることが、この非認知能力を高めると

  • 穏やかな人になる前に、「怒るべき」こととは

    本日マンションのエレベータを降りると、スマホを眺める50歳くらいの女性が立っていた。挨拶もなく、ど真ん中に立っている。エレベータから出るのが一苦労だった。「この人日本人なのかな?」と思いつつマンションを出た。 思えば、カルチャーセンター本部教室でも多くの年配の女性たちが、エレベーターの入り口を塞いでいる。降りるに降りれない。日本橋三越や高島屋でもこんなことはなかった。待ち受けの人は除けたものだ。日

  • 生徒を見くびってはいけませんね

     野田教室では、5年ほど前からロボット・プログラミング教室を運営しており、多くの小・中学生が演習に励んでいます。今年から山陽新聞カルチャープラザ本部教室で、ロボットやパソコンに触れたこともない、未経験な小学生向けのコースを開設しました。体験学習の裾野を広げる狙いもあります。  はじめての小学生が、パソコンと自律型ロボットに触れ、演習を繰り返します。基礎的な訓練が続くと、「モ~疲れた」「先生やってー

  • 「初等教育」と「土作り」

    日本テレビの鉄腕ダッシュを毎週見ている。「ダッシュ海岸」がお目当てだった。最近、新宿に「人と自然の共生」を実現するプロジェクトが加わった。これが面白い。 新宿の沼地にあった土は、昔の富士の火山灰がそのまま残っていて、乾燥すると岩盤となり、砕くと砂のようで、植物を育てるのに不適合。それを、豊かな土にかえるのが「ミミズ」の機能だと紹介する。ミミズの体内で、火山灰はアルギン酸を得て細粒化する。このことで

  • スマホ・タブレットは退廃か?それとも老人仕様か?

     15歳時点で、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活で直面する課題にどの程度活用できるかを測る国際学力調査-PISA-の結果がトップニュースを飾っている。OECDが実施し、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野を国際比較している。先進国の国際標準だ。  日本は、各分野上位に位置しているが、今回「読解力」が大幅に低下した。初等期科学教育では、母国語の読解力と論理展開力、そ

  • 5年の生徒の叫びに思うこと

    昨日も、日曜理科研究室の教務掛を務めていました。風邪気味で、重い調子で授業ノートを取っていたら、ある子の叫ぶ声で身が引き締まる思いをしました。 上田博士が、実験を進めるうち、大きな紙袋から取り出したのが以前「磁場と電場」の授業で使用した博士の制作物でした。振り子が上下双方引き合うような、磁場を視覚的に印象付けるものでした。すると教室に突然声が響きました。 「アッ、前に見た。美しいモニュメントみたい

  • 待ったなしの高齢化と科学技術

     3日政府の未来投資会議の下部組織が、人工知能による介護・医療分野での工程表を発表した。それによると2030年以降に実用化と目標設定されている。一言で「遅い」。 人工知能は、第四次産業革命の中核をなす先端技術。先進各国は、国家戦略として技術開発とそれに伴う教育の強化を進めている。  一方、高齢化先進国である日本は、毎日のように老人による交通事故を報道している。未来ある子どもの命を絶つ事例も起こり、

  • 博士たちの協演 岡山理科学館の一日

    今日は朝から、岡山理科学館教務掛としての務めです。スコラこども塾は志を同じくする岡山理科学館「日曜理科研究室」を全面的に協賛支援しております。 10時45分からは、本年3月まで医科大学分子生物学教授であった濃野博士の授業です。原子構造の説明や周期表からはじまり、水とエタノールを対比した検証実験で、「物質の三体」を体感しました。気化した水蒸気の冷却過程で大気圧の影響を示す実験。大きな音を立て瞬時に潰

  • こどもの多様性とは

    当教室には、ロボット教室や理科実験教室など多くの科学教室があります。私もプログラミングの教室を担当しています。 今年、10月生として新たに加わった小学四年の男の子。先日振替授業で一緒になりました。新たに自律型ロボットを製作するのが導入時の授業です。プロジェクターで動画を見せ、仕様書に沿って3時間程度制作を進めます。パソコンに向かっていた時。 突然、背後から声が聞こえました。かみしめるように。「幼稚

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