• 「見える学力」従来型と「見えない学力」21世紀型

    当塾の指導理念は、終始この問題と対峙してきた。 座学講義(従来型)に対して 体験演習(21世紀型) 暗記中心(従来型)に対して 仮説志向(21世紀型) 直ぐ聞く(従来型)に対して 気づき重視(21世紀型) 算数も国語も類推が可能になるまで、作戦を立て仮説検証を繰り返す習慣化が重要。これによってイメージや感覚が向上する。 論理的「忖度」は大切だ。ただし「自力で調べて検証すること」も忘れてはならない。

  • プログラミングが大学入試科目に 一周半遅れの日本

    高大接続改革の一環として「大学入試共通テスト」が準備されている。その科目に「プログラミング」「情報処理」が検討されている。IOT革命の中核をなす情報処理技術。ビッグデータを支配するものが世界を支配する。 高等学校でもやっと2022年度から「情報Ⅰ」として共通必修化が計画された。試験そのものもCBT方式でパソコンを使うわけで、「読み、書き、そろばん」同等となる。 データサイエンティストと呼ばれる技術

  • 世界中が仁義なき戦い 「業界の壁が壊れる」

    最近の日経新聞をめくると、どのページにも異分野の企業が激しく激突する近未来が描かれている。 小売り業の覇者「ウォルマート」はIT通販の「アマゾン」とインドにおいてまで激しい激突を繰り広げる。米国金融界は、規制緩和に怯える。ITの巨人「Google」や「アマゾン」が金融界に乗り込むと、預金量だけでも米国銀行トップ3になる。莫大な顧客の個人情報や消費動向を把握した彼らは、資産管理や保険やあらゆるサービ

  • 学びの多様化 全寮制高等専門学校

    日本三名山の白山の麓に、全寮制の高専ができた。1~2年は全寮制で、3年次は全員ニュージーランドへの留学が決められている。 理数科目は、全て英語で進められる。世界に通用する人材の育成が目標だ。 しかし、初年度は定員を割ったそうだ。認知度の不足が主要因とか。 欧米の同様の学校は、芸術やスポーツ教育にも力を入れており、寮生のメンタル管理のノウハウにも優れている。英国のイートン校をモデルとした海陽学園にも

  • 最後は瀬戸内海に帰りたい

    子どものころ、夏は北木島だった。楠キャンプ場。浜と松の美しい景観だった。足の届かない所へ出ると、下には海藻の林があった。海藻は魚の産卵や稚魚の成育場であり、二酸化炭素の消費地でもある。「ブルーカーボン」と呼ぶらしい。 私たちの身の回りでは、冬はより寒く夏はより暑くなる。どんどん落差が拡大する。一方、北極海の海は暖かくなり、氷が解け深海への還流が出来なくなっている。酸素をふくんだ豊かな海水は、深海へ

  • 企業の採用に異変 イノベーションの予兆

    大手金融機関は、デジタルと金融の融合による「フィンテック」に揺れている。人口減少やマイナス金利にとどまらず、異業種参入を可能にする電子取引の時代への対応に苦慮している。多くの店舗やATMは不要となる。大きな組織ほど次世代には重荷となる。 先ずは、事務や窓口業務の大幅な採用減だ。AIが取って代る。続いてSTEM人材の積極採用。ビックデータの解析など情報処理は中核の業務となる。向かう相手はGoogle

  • 人の移動 激しさを増す21世紀

    最近はアジアが人気だとか。欧米よりアジアの新興都市に若者は魅力を感じるらしい。たしかに、ヨーロッパは刺激とは縁遠い。しかも高齢化は日本並みだ。社会保障費は高騰するから、移住者に冷たくなる。 日本でも職の移動が激しさを増す。転職者の30%は10%以上年収が上がっているとか。スキルを上げてキャリアアップ。成長性の高い産業へと人は移動する。これで、日本の成長力が回復するなら喜ばしいことだ。 IT技能者と

  • ヒューマンロボット岡山中央教室 スコラこども塾

     この4月で、当塾ロボット教室は6年目を迎える。2013年1月7名の生徒と始めた時は、岡山県下唯一のhumanロボット教室であった。今でも、津山や和気や高梁などから多くの生徒が通ってくる。  この間、修了者も多数送り出してきた。講師も経験を重ね、ロボット・プログラミングで専任講師は6名に上る。時には転校などで不安定になった子や様々な生徒が集まってきたが、唯一ロボット製作が好きなことが共通していれば

  • 本を読まない大学生 激増

    大学生活協同組合が公表した調査では、全く読書をしない学生は53.1%で、毎年増加し、5年で18.6%増えたとか。 私は、中学校と高等学校では本を読まなかった。前者では部活三昧・後者は受験参考書となった。しかし、小学校と大学での読書は豊かだったと思う。 読解力は、論理的思考を醸成し、他者への働きかけを効率よく実現する。そして他者の言い分を理解し、自分の考えを的確に伝えることができる。リーダーの要件だ

  • 別れの日 惜別の思い

    3月になると最終授業が続く。小学校1~2年にロボット教室に入り、理科実験や速聴読を経てプログラミング教室に通った生徒は、6~7年通ったことになる。 この塾を始めた頃の小学1年生も、今や中学2年生だ。 児島や和気や井原や津山から、遠路送迎の労を取っていただいた保護者各位にも感謝の気持ちは尽きない。よく通ってきてもらえたものだ。 終えて皆を送り出す際にも、涙声を押し隠すこととなる。 初等期の科学への教

  • 改めて初心に 「Scientific literacy」科学の教養

    アメリカが先行していたゲノム医療が日本でも本格化する。臓器別ではなく遺伝子の特性に依拠した治療薬の選定が始まる。中核拠点病院に岡山大学病院が選ばれた。旧帝大と慶応病院・国立がんセンターと並ぶ陣容が評価されたのだ。誇らしい。 一方、内閣府の革新技術プロジェクトで「チョコで若返り」研究に多額の資金を充てていたが、「チョコレートを食べた人だけのデータ」だったとか。厚生労働省の働き方改革のデータと一緒だ。

  • プログラミング教室 4年間の変化を報告

    先週の土曜日に、第八期プログラミング教室説明会を開催した。親子で参加いただき1時間の説明を熱心に聴講いただいた。 5年前、アメリカのIT経営者達が作ったキャンペーン動画を見つけた。毎回説明会の冒頭に流している。「100万人エンジニアが不足しているのに、なぜ学校でプログラミングを教えないのか」「未来を変える魔法のようなもの」「ロックスターになるにも、医者になるにも必要なこと」と訴えていた。近い将来、

  • 子どもの口から「そうだねー」連発

    プログラミング教室では、4名程度の集団で演習する。最近生徒から「そうだねー」が連発される。いささか無理がある場合があるが、教室は良い雰囲気にはなる。カーリング女子の影響だ。強豪の社会人チームを離れ、ふるさと北見市に帰って巻き返す選手たちの奮闘は、子供の心にも伝わったのか。 世界のマーケティングを永く主導してきたコカ・コーラ社のマーケティング部門は、当時我々のバイブルであった。アイデア会議で相手の意

  • あまりに保守的な空気? 日本の空

     国大協が民間英語試験の配点比率を1割にしたいと発表した。9割は現状維持とか。国際標準に近い「読む・聞く・話す・書く」4技能は遠くへ消えていく。小学校から高等学校までの教育の在り方や大学での情報収集と思考の国際化が求められていた改革案だったが、大学側が抵抗している。アジアの中の日本の教育の現状が浮き彫りにされた。  一方、政治行政は思考停止が続く。働き方改革の「裁量労働制」の問題が、廃案か延期かと

  • 一歩先は奇人 半歩先は偉人 科学技術の世界

    JAXAが超小型衛星の打ち上げに成功した。電柱サイズのロケットの打ち上げコストは、日本の誇るH2A型100億円に対して約5億とか。民間宇宙ビジネスの拡大に拍車がかかる。アメリカのベンチャーも今年1月成功している。 今や、宇宙開発は会社や大学の手の届くところにある。多くの小型専門衛星が地球を取り巻くと気象・自動運転・農業・金融・保険・医療などの分野で、IOTや5Gと相まって劇的なイノベーションが展開

  • 権威とか専門性が日本を停滞させている

    新しい年を迎え、胸弾むべき時に、「足踏み」「停滞」を感ずるのはなぜか? エネルギー政策や科学技術での日本の足踏み感が否めないからだ。 英仏は40年までに車の内燃機関の製造販売を停止する。ドイツは50年までに自然エネルギーの構成比を80%に高める。中国・インドも技術革新の国策へとエネルギー政策を転換した。一方、日本は発送電分離が進まず、風力や太陽光の開発コストが高止まりする中、送電能力はダブついたま

  • 驚いてる場合ではない。 年長さんがメール

    ロボット教室のプライマリーコースも軌道に乗ってきた。多くの年中さんから小学1年生が通ってきている。幼くても自分のペースで進める、アクティブな体験が可能だ。 ある日のこと、講師が「電池が少なくなってきたかもね」と指摘した。ロボットのモーターに不具合が出たのだろうか。すると、しばらく本人は机の下に。そして数分後、お母さんが新品の電池を持ってきた。メールで注文したようだ。年長さんの素早い対応に、当方唖然

  • 働き方改革 生き方の多様性 でも基本は質だ

    政府の2018年度税制改正案にも、所得控除に「働き方の多様性」が登場した。 個人自営業や副業や、様々な働き方が求められ、人生の二毛作や三毛作も取り上げられている。全て賛成だ。が、しかし、 スタイルだけ模倣しては意味がない。定職を持たず、好みの生業を自称し、競争力もなく、ただただ無為に生きていては意味がない。 自分の価値や評価を見極め、自らの指針の糧とするだけの教養は義務教育で育てなくてはならない。

  • 景気報道のウソ 真実が伝えられていない

    「記録的な株高」とか「好景気が継続」とか、テレビ・新聞報道に疑問がある。 世界は、リーマンショックや欧州債務危機を乗り越え、破格の株高だ。 遅れて今頃やっと、安さが際立つ日本株が海外から買われているだけだ。 なぜ、報道は正確を極めないのか。 新聞記事を使った学習も推奨されているのだが、肝心の記事が偏ったものになると 世界が見えない、日本しか知らないこどもになってしまう。 世界から見た日本を正確に報

  • 高等教育の無償化に異議あり まず大学はつぶすべき

    幼児教育の無償化は論を待たない。が、高等教育、特に大学は別だ。 全国に定員を充足できない、内容の伴わない大学がやまのようにある。ドイツと比べても、主要大学の研究水準は互角だが、地方や末端大学となると比較にならない。 いたずらに国費を使って、有為な若者の時間を無駄に消費するなど国家の損失だ。 まずは、淘汰だ。 工業高等学校や高専を充実させて無償化するとか、実学的な専門学校(情報・農業・福祉・海洋)を

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