前回からのつづき、 後に樋口一葉の『わかれ道』を読んだときに単純に「捨吉」を想い出した。大人と子どもの会話だけで構成されているので似ていると思った。 『わかれ道』も短編で雅文体というほどのものでない。現代語の感覚で読めるので一読をおススメする。これも青空文庫もしくはネット上に挙げられてもいるので無料... 続きをみる
前回からのつづき、 後に樋口一葉の『わかれ道』を読んだときに単純に「捨吉」を想い出した。大人と子どもの会話だけで構成されているので似ていると思った。 『わかれ道』も短編で雅文体というほどのものでない。現代語の感覚で読めるので一読をおススメする。これも青空文庫もしくはネット上に挙げられてもいるので無料... 続きをみる
『星の王子さま』を初めて読んだのは昭和40年ころで国語の授業で扱った。女性の担任の先生が得意げに目新しい読み物をずいぶん熱心に読み解いていった。 授業があまりに長いので子ども心に奇を衒っているように感じられ反発を覚えた。といってもうわばみが象を飲みこむところばかり印象に残り、その後のことはさっぱり忘... 続きをみる