再現能力:私という知覚対象
本能が存在し 感情が存在し 私が私を考える 純粋な私には 本能も 感情もないかもしれないと 私が私を考える さりとて 本能のない私は 感情のない私は はたして私であろうかと 私が私を考える 私は眠りにつくと 私を忘れる 忘れるけれど 朝起きると はたと私に戻り 私は私を考える 球根だけになり 葉も花... 続きをみる
本能が存在し 感情が存在し 私が私を考える 純粋な私には 本能も 感情もないかもしれないと 私が私を考える さりとて 本能のない私は 感情のない私は はたして私であろうかと 私が私を考える 私は眠りにつくと 私を忘れる 忘れるけれど 朝起きると はたと私に戻り 私は私を考える 球根だけになり 葉も花... 続きをみる
味覚を感じるには 味を感じる感覚器が整備されていなければならない それに加えて その感覚器に その感覚器を刺激する物質が触れなければならない 感覚器があるということと それを刺激する物質が接触すること この二つがあり 味覚を感じる このような前提の上で 味を感じるために 刺激する物質を感覚器に接触さ... 続きをみる
痛みから解放され 自由になった理性は 痛みとは無縁の思想を説くこともできるだろう しかし 痛みを前にして その思想は何も慰めてはくれない 欲情から解放された純粋理性は 食事の喜びからも 飢えの苦しみからも 自由である 便秘の苦しみからも 排便の喜びからも 解放されている そんな純粋理性でさえ その病... 続きをみる