葉の裏に 何十何百もの昆虫の卵が産みつけられていた これらの卵の一つ一つが それぞれに独立した制約の塊である 卵の中に内在している制約が やがて芋虫を誕生させ 成長させ やがて立派な成虫となるよう道しるべを設けている そして 成虫が 時を同じくして居合わせた他の成虫と その種独自の社会を構築するよう... 続きをみる
制約と自由のムラゴンブログ
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リバイアサンは 社会で育てるだけのものではない 身体内においても リバイアサンが育てられ このリバイアサンに従い 身体のあちらこちらが統制されながら 蠢いている お腹がすけば 何かを求めて 足を動かし 目を動かし 鼻を効かせ 手を動かし 何とかお腹を満たそうと努力する この時 私の理性も 空腹のリバ... 続きをみる
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身体の中の反応は かなり厳しい制約の下に在る これに比べれば 身体に対する環境の制約は 緩やかなものである それでも 自身が覆っている厳しい制約は 当たり前のこととして それほど厳しいものに感じず 逆に 緩やかな環境の制約に 厳しさを感じるようにできている 何かを食べなければいけないという制約が 厳... 続きをみる
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酵素反応は 化学物質の反応を制約している この酵素反応も 置かれている環境により制約されている 温度やpHもさることながら 酵素反応を抑制する阻害物質や 酵素反応を促進する活性化因子にさらされ その酵素活性を制約されている 制約は 様々な要因でその強さや方向を変えてゆくところがある 同じ言葉でも 異... 続きをみる
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息を吸い 息を吐き 酸素を吸収し 二酸化炭素を排泄している 身体の中では 生化学反応が激しく繰り広げられている この化学反応のために 酸素が外部から取り込まれ 二酸化炭素を排出しているのである 化学反応の渦が 身体の中に在り そのあおりで 酸素が取り込まれ 二酸化炭素が排出されていると考えることもで... 続きをみる
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自分を変えようとしても 元の自分というものに強い引力があるらしく 変えたつもりでいても いつの間にやら また 元の自分に戻っていたりする 私も 色々自分を変えようとあれこれと試し 試行錯誤を繰り返してもいるのだけれど 元の自分の周りをぐるぐる回っているだけで いつの間にか また元の自分の軌道に戻って... 続きをみる
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酵素は 特定の基質に対して 特定の化学反応を誘導する制約である 特定の基質以外の物質に対しては 原則として自由にさせている 場合によっては 酵素活性をタイミングに応じて 上げたり下げたりもしている 何時 何処で 何が 何に対して どのように制約しているか? 生物学は この4W1Hを調べる学問である ... 続きをみる
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地球は 太陽との相対において 同じ場所に戻ってくるので 動いていても 一年という期間で見れば 同じ状態を保っている 同じ軌道を回り続ける為の いくつかの制約を 地球は満たしているのである 制約を満たすことで得られる幸を 地球は受け続け 同じ状態を保っているのである この制約を外れると 地球は 太陽に... 続きをみる
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制約のない世界に 制約を設けると そこに 新たなパラダイムが広がる このパラダイムで 制約が制約を呼び 制約の連鎖が起こり この連鎖が循環すると 秩序が表れる 貴族の時代 武士の時代 天皇の時代 政府の時代 様々な規範が 制約を生み 異なる世界秩序を表してきた 社会の利益より 企業の利益が重要視され... 続きをみる
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本能は それぞれに 特定なことに対して制約をかけ その他のことに対しては自由にさせている 自由にさせている 言い方を換えると どうでもよいこととして放置している 感情も 感覚も 知覚も 関心のある領域に関しては たとえば それが向かうべき状態であるとか それは避けるべき状態であるとかといった 制約を... 続きをみる
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車を運転する時 道路を走る 当たり前のことなのですが 道路からはみ出さないように 走路の曲がりに従いハンドルを切る 道路という アプリオリな存在に制約されながら 運転をしているのである この制約の範囲で運転しているのであり 全くもって自由に運転しているのではない 目的地やそこに至る経路は自由に決めら... 続きをみる
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言葉は 特定の意味を派生させながら 会話を循環させている 議論をらせん状に循環させながら 結論の方向へと 紆余曲折を描いている 言葉が機能する都度 言葉はアプリオリに想定している意味を派生する このアプリオリな制約の中で 会話がかみ合いながら 流れてゆくのである 甲がAと言い そのAを乙が聞き @@... 続きをみる
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秋野の山を歩くと いつの間にか 衣服に 植物の種が付いていることがある こうした植物の種を「バカ」をよび 「バカが付いた」と言いながら その種を迷惑そうに取り払ったりする 人間も 植物の棲息範囲拡大に利用されているのである 金太郎飴の 原料→金太郎飴→お金→原料→金太郎飴→・・・・ この循環において... 続きをみる
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金太郎飴は その物理的性質において その存在を持続させている しかし 舐めてしまえば 金太郎飴は消滅する ハンマーで割っても 金太郎飴は消滅する それでも また 金太郎飴を買ってくれば 金太郎飴は存在することになる 金太郎飴は どこかで作られ 運ばれ 販売されているのである そして 販売されたお金で... 続きをみる
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車を運転することで 車を制約している 運転中に意識を失うと 車は制約を失い 道を外れる すると その車は出発地点に戻れなくなり 車の循環運動は消滅する 車は 制約を外れると自由になり 道から外れてしまうのである 道から外れずに 車が走っているということは 当たり前のようでいて 実に奇跡的なことである... 続きをみる
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循環することには 3つの意義がある 持続 独立 そして 増殖の3つである * 持続は 循環することで元の状態に戻る それにより 過去の状態を再現する 万物が流転する中で 制約の檻の中 再現を繰り返すことで 循環という動的状態が持続してゆき 時間を超越してゆくのである * 独立は 循環する状態にあるこ... 続きをみる
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循環することに 本質的な意味はない 海から水が蒸発し 雲となり その雲から雨が落ち 大地を潤し 川となる そして海に戻る 雨は この循環を紡ぐ意味になる 大地を潤した水が 植物を育てると この循環に 意味が派生する 水は 植物を育むために 循環しているのだろうか? 循環が継続する中で 本来的な無意味... 続きをみる
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生きるという制約の中にいる その制約を履行する仕組みの中にいる 喜びや快感や幸せといった その制約を愉しむような仕組みも備わっているけれど 悲しみや苦痛や不幸のように その制約を維持することに四苦八苦しながら生きている 喜びや快感や幸せから解放され自由になりたいと思わずに 悲しみや苦痛や不幸から解放... 続きをみる
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本能は制約である 生き続ける為の制約である 痛みも 喜びも悲しみも 味覚も臭覚も 生きるための制約である 制約には 緩さがある この緩さの中で 自由になれる 時に あえて この緩さを超えて 自由になれる この自由を幸いに 理性が制約を創造する そして 本能の制約や 感情の制約や 理性による制約やら ... 続きをみる
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人間は 真実よりも 自分の価値観と合致するものを求める生き物らしい これは 生命の性なのかもしれない 自己を形成する制約を守る存在を希求し この制約を阻害する存在を排斥することで 生命は自信を維持している 価値観も 自己を守る制約として存在している以上 これを守るものを受け入れ これを壊そうとするも... 続きをみる
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誤りや 曖昧なものを取り除いてゆくと 真実が残る けれども あまりにきれいに取り除いてゆくと 何も残らないことにもなりかねない 何も残らないというところまではいかなくても 生きる張り合いになるようなことは 消えてなくなってしまいそうである 生きる意味について 真実を追求しすぎてはならない 本能や感情... 続きをみる
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歯車やネジは部品であり この一つの歯車を全体と見立てたり あるいは 一つのネジを全体と見立てたりすることは あまりない 歯車やネジは 何かに組み込まれることを前提として 製造されてくるからなのだろう だから 歯車やネジは 何かに組み込まれないと 一人前とはみなされない 車やカメラとして組み立てられて... 続きをみる
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今の境遇から抜け出し もっと良い境遇へと自らを招くがために 人は努力を重ねる 周囲を変えてゆく努力である そして 自身を変えてゆく努力である 境遇はこうして変わるのだけれど 私は人間を超えられない どのように境遇を変えようが 人間であることを変えられない 境遇にはある程度の自由があり 人間であること... 続きをみる
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線虫の卵も 細胞分裂を繰り返し 生体へと発生過程を進行させてゆく この発生過程において この細胞はどの組織になってゆくかが 決まってゆく 卵の細胞は 身体の全てになる可能性があるのだけれど 細胞分裂のたびに 細胞の運命は制約されたものに変わってゆくのである こうした制約により 運命が決まってゆくので... 続きをみる
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1÷2は0.5である これが 小数点第一位で四捨五入すると 1÷2は1になり 五捨六入だと 1÷2は0になる 数学は制約の上に成り立つ厳密なものではあるが 四捨五入といった自由の領域も存在している これが経済となると もっと自由の領域が広がり 一個30円もの物3つと 一個100円の物1つとを交換する... 続きをみる
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制約は とある主体に働く主体以外の作用である たとえば 鐘楼の鋳型は 出来上がる形を制約しているが 鐘楼そのものではない DNAも鋳型となり 新たに合成されるDNAやRNAを制約している こうした制約が ドミノ倒しのように連鎖し 秩序が形成されている そして こうした制約の緩みが 秩序に揺らぎをもた... 続きをみる
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全体の中にあってこそ 部分に 意義が生まれ 目的が措定されている 全体の中にない部分は 取り出された心臓のように 存在の意義が剥奪され 存在の目的も措定できない そして 部分の揃っていない全体は 心臓を抜き取られた身体のように 存在を維持し難い状況に追い込まれる このような相補的な相互関係において ... 続きをみる
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動物園の動物たちを 逮捕され収監された生き物として眺めていると なんだか楽しめない 彼らは 厳しい自然から保護され 手厚く看護された幸せな生き物として眺めた方が まだましである そんな難しいことを考えずに 見たいものを見られるからとても楽しいと 相手のことなど考えに入れず 自分のことだけ考えているの... 続きをみる
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制約は 運命を形成してゆく 制約することにより 因果律の門戸を狭め 次にどうなるのかを予定する 制約が強いほどに この門戸は狭まり 制約が緩いほどに 門戸の自由度が広がる つまりは 制約の弱さが 未来は決しているという運命論を 緩いものとしてしまい 「運命は決まっている」という事態は 否定されてしま... 続きをみる
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生きている生き物は 回っているコマに似ている 回ることで 自らを維持し 周りに在るものを蹴散らしながら 自らの存在を主張している 死んでしまった生き物は 回り終えたコマに似ている そこで倒れ あらゆる周りのものに 為されるがままにそこに在る 生命は 循環を止めてはならない 勢いよく その循環を回さな... 続きをみる
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補い合う関係において 様々な臓器が寄せ集まり 身体が形成されている 身体から取り出された心臓は 無駄に拍動し やがて鼓動を停止する 身体の中の 適切な連なりがあって 心臓は目的を持ち その存在意義を発揮できるのである そしてまた 拍動やら生体活動に必要な 酸素や栄養を 他の臓器から補給され 心臓の存... 続きをみる
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小鳥の前で 餌となる虫は 自由ではいられない のほほんとしている訳にはいかない 隠れるか さもなければ 勢いよく逃げおおせなさなければならない 酵素の前で その酵素の基質となる物質もまた 自由ではいられない 別の化合物へと 化学変化を起こさせられるのである 暑さ寒さも 様々な物質の在り様を制約してい... 続きをみる
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味覚が 美味しいものと内臓を結び付けてくれている そして 不味いものを内臓から遠ざけてくれている この味覚様のお陰様をもって 栄養になるものを食し 私は生きてゆけている 知覚が 物質を運ぶ仲介をしているのである この仲介が 私を生かしてくれているのである 味覚だけではない 五感や幸せや辛さが 様々な... 続きをみる
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味覚を感じるには 味を感じる感覚器が整備されていなければならない それに加えて その感覚器に その感覚器を刺激する物質が触れなければならない 感覚器があるということと それを刺激する物質が接触すること この二つがあり 味覚を感じる このような前提の上で 味を感じるために 刺激する物質を感覚器に接触さ... 続きをみる
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制約の効かないところで 自由が発露する この意味で 自由は 制約の破壊者である 制約もまた 別の制約の破壊者たり得る 制約間に矛盾があれば どちらかをとれば どちらかを破壊しなければ より強固な制約を維持できないからである 不完全な制約が 互いに主張し合う 生命の世界は このような不完全な制約の 栄... 続きをみる
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「ご褒美」という言葉がある いつも我慢をしていればこそ その我慢していることを「ご褒美」として 思う存分にやってのける ここに「ご褒美」の醍醐味がある しかし 普段我慢していることに 我慢をするだけの理由もあるのですから 「ご褒美」も どこかのとこらまでで自制しないと 後で後悔することになりかねない... 続きをみる
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自らが自らに課す 自己制約により 自律的に維持されている存在もあれば 他者による制約より 他律的に維持されている存在もある まあ どの様な存在であれ 自律性と 他律性が混在はしているのではあるが 自動車のように 手を加えなければ壊れてゆく存在は 他律的な存在としての要素が大きく 生命のように 自らの... 続きをみる
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様々な風習について 歴史が語られる 地形もまた 地球の歴史が語られ 生命も 進化の歴史が語られる 歴史が今を制約し 制約された今が 未来を制約しようと 刻一刻と努力を重ねている 制約は 歴史の賜物である 歴史が途絶えた制約は 消失し 残存している制約のぶつかり合いの中から 次の時代の制約が生まれてく... 続きをみる
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意識が指の関節に制約されているように 意識は 社会にも制約されている 社会による制約も 指の関節による制約のように 当たり前なものとして 意識の深層にはびこっている クリスマスやお正月は お祝いしなければならないし お盆やお彼岸には お墓参りをするのが相場である これに反する意見をしたり 根拠のない... 続きをみる
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意識が手の動きを制約し 指の関節が 指の動きに関する意識を制約する このように 肉体と意識が相互に制約している 調和が成立している関係において こうした相互制約が存在している 制約は 多源的に存在し それぞれが能動的にその制約を維持している この維持を容易にする制約が 調和へと導いているので この能... 続きをみる
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私の身体は 手は手である様に制約されている 能動的に 自律的に 手は手である様に制約されている その手の動きを 私の意識が制約している 制約の上に制約を重ねながら 手が手として動いている 寒い時には 両の手をこすり合わせ 鍋に触れ「熱い」と感じたら その手を耳たぶに持ってゆく 私の手は 自由に大きく... 続きをみる
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存在は 制約が及ぶ範囲を単位としている 個体の遺伝子の及ぶ範囲が個体であり 種の遺伝子が及ぶ範囲が種である 原子核の制約の及ぶ範囲が原子であり 太陽の制約が及ぶ範囲が太陽系である 言葉の制約が及ぶ範囲が文化圏であり 貨幣の制約が及ぶ範囲が貨幣経済圏ということになる 能動的な制約は その能動性の強弱に... 続きをみる
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同じ姿形の水鳥が湖面を浮いている ヒドリガモと言うカモの一種だという 彼らの姿形が同一であるのは 遺伝的な制約によるものであり 「ヒドリガモ」という言葉による制約ではない 皆同じ姿形としたが オスとメスとではその姿形は異なる やはり 「オス」「メス」という言葉で その姿形が制約されているのではなく ... 続きをみる
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存在は知覚されなければ 存在と認識されない 知覚は それぞれの存在の制約に対する反応である ここにおいて 存在と制約の関係が成立する 知覚能力が多様化すればするほど 存在は増加し より細かく分類され 認識されるようになる 制約が持続することで 存在が継続することになる 制約が同一であることで 同つの... 続きをみる
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制約が定常化するほどに 存在として認識され易くなる すなわち存在性が高まる 逆に 自由度が増すと 存在性が低下する 存在性は 制約度と正比例し 自由度と反比例するということである 生命は 複数の制約の集合体である 星の数ほどの制約が 生体内に集合している この中に保存性が高い形質もあれば 保存性の低... 続きをみる
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必要とするものと 必要とされるものが同居するところに 調和がある 時間的に 空間的に適切に存在し合うことで 調和が生まれるということである このような調和が生じる可能性が 自由でいる時より 制約されている時の方が高い場合において 制約は調和に貢献することになる 逆に 調和が生じる可能性を低下させるよ... 続きをみる
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目的論というのがある それと関係があるのかないのか 様々な目的が設定され それを達する能力が評価されている さて その目的が達成されれば その目的は終わる この終了に この持続可能性のなさに 目的論の頼りなさがある 持続可能性を求めるのならば 目的性より必要性だろう 必要は 次から次へと湧いてくるか... 続きをみる
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人間は 言葉に制約される生き物らしい 何の変哲もない午前零時を 年の始まりと称して盛大に祝うのも その表れである 一斉に祝うのであるから 神様も大変である 普段 訪れる人もまばらな境内に 所狭しと人が集まり 年の初めの願掛けを行う 年の初めに願掛けをした方が 年の中ごろ すなわち夏頃にするよりも な... 続きをみる
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私は 昨年末の夜 洋式トイレの前で正座をしていた 呑み過ぎた 今にも吐きそうな気分でトイレに行き 洋式トイレの前に座した そして この洋式トイレの高さに驚いた 座るにも良い高さであるだけでなく 正座して向き合うにも程よい高さなのである そこで考えた この丁度良さが正しさなのである 子供には少し大きい... 続きをみる
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ホヤが一斉に産卵し 一斉に射精をする 放出された卵は 海の中を漂いながら 偶然出会った精子と受精する 自由である その精子と受精するか 定められているわけではない ただ 雌雄同体であるホヤにあって 同じ個体から放出された精子と卵子が受精することはないという ここに制約がある 全てが制約されているので... 続きをみる
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死ぬ時には 惨めな死に方が良いかもしれない そんな死に方を見聞きして 生きている人々が 「今のまま生きていたい」 そう思わずにはいられない 惨めな死に方が良いかもしれない もっと良い死に方を求めて もっともっと生きていようと思わずにはいられない そんな死に方が良いかもしれない 死は惨めな方が良い こ... 続きをみる
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生きるという制約の中に在りながら その中に自由が入り込んでいる 完全無欠に正しい制約が無いからなのだろう 自由の領域で 周囲の制約と妥協を図っているようなところがある 今までの制約では乗り切れない周囲の状況の中 今までと同じことをしているわけにはいかない ここに自由が尊ばれる源がある 自由は伸びしろ... 続きをみる
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生まれると 「生きる」という制約に包まれることになる そして この制約から外れると死んでゆく 生きることで この制約の中にいることを確かめているのである そして この制約が正しいことを確認する この正義を 生きることで伝承するのである 生きることで正しさを証明し また時として 新たな制約を作ることで... 続きをみる
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猫に小判 小判に反応できない猫が不憫なのだろうか それとも 小判に反応してしまう人間が不憫なのだろうか さて 猫は小判に対して自由である ところが 人間は自由ではないられない 発情期の動物が 異性を見るように 人間は小判を見つめなければならないようになっている 能動的に特定の反応を起こすように しむ... 続きをみる
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暑い処には 暑いなりの植物が育ち 寒い処には 寒いなりの植物が育つ 気温は 制約の一つを為している こうした制約と相性よく生育することを 適応という 前置された制約に適応する能力は 生きるために必要な能力である 私は生まれ 前置された言語や慣習に適応しなければならなかった その能力を試されながら 成... 続きをみる
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DNAの制約の下で 生命活動が営まれている この制約の緩い部分が自由である この自由の揺らぎにおいて より目的達成の効果のある制約が成立すると その制約が 覇権を得て広がってゆく 制約の効果の良し悪しは 他の制約との相性に大きく関係している AIによる技術革新は このことの証左である 条件が異なれば... 続きをみる
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言葉と交わるということは 制約を設けるということである たとえば、、 「明日、会いましょう」 「そうしましょう」 「どこで会いましょう」 「〇〇はどうですか」 「いいですね」 こうした会話により 明日の行動は制約される こうした前提を設けることで △△に行くという自由を失う △△へ行くことの方が 〇... 続きをみる
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生まれる場所という制約を 克服し得る機構を持った身体が 淘汰選択の末に進化してきた そんな恵まれた体を持った人類が 大空を自由に飛びたいと願い イカロスの伝説を継承してきた 空を飛ぶという憧れを手にしたイカロスは もっと自由になろうと 太陽に行きたいと思いたち 実際に太陽に近づき その羽根を燃やして... 続きをみる
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きっと 猫は用を足したいと思いトイレに行くのだろう この思うことの背景に 消化器系と神経系の織りなす構造があり 便意という実存が前置され とあるきっかけで 「用を足したい」と熱望することになる そして 「トイレに行く」という実践として行動を起こし 人の目にも 「用を足したい」のだろうと 猫の実存が外... 続きをみる
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猫がトイレで用を足している きちんとトイレに行って用を足しているところを見ると 「あ、、でそうだ」と知覚しているのだろうと推測される 自分自身と自分の脳の間で 何かしらの会話をしているのである 自作自演の会話である 白日夢も このような自作自演の幻想であり その延長として 社会における共同幻想が在る... 続きをみる
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猫トイレの中で 猫が神妙な顔つきをして用を足している 彼女も彼女なりに 自分の体の中で起きていることを考えながら 用を足しているのだろうと推察される 「でるのかな」 「まだかな」 「ああでそうだ」 「でたでた」 「まだでるかな」 「そろそろ おわりでよさそうだ」 自分の外の出来事には関心がない そん... 続きをみる
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夜眠りはじめ 朝起きる その間 私の理性は眠りにつき その活動は 極めて低下しているのだろう 寝ている間の記憶はほどんどないのは 理性の働きが悪くなっている証左の一つである 理性は疲れやすく 心臓のように一日中働いているわけにはいかないのだろう 何しろ 理性は様々な欲求を 何かしら理由をつけて押さえ... 続きをみる
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私の外にある制約を 私は巧妙にかいくぐる そのかいくぐる術が 私の制約となって 私の中に存在している この制約のおかげさまで 私は 外の制約とうまくやることが出来ている 外の制約をかいくぐるための 内の制約が存在するのである これを適応というのだろう 外の制約が内在化するのである 冬が近づくと だん... 続きをみる
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私の自由は 前置された制約にぶつかりとん挫する たとえば 道の真ん中に蛇がいると その手前で立ち止まる その蛇を乗り越える自由を 私は有していない 蛇だけが制約を築いているのではない 私の中の蛇を忌み嫌う感情が 私の自由を束縛している 私の自由の前に 法律が邪魔をする時がある 法律は蛇なのである 蛇... 続きをみる
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身体の中には 多種多様な制約が前置されている この前置された制約の中を 魂が駆け回り 身体を維持しようと 前置された制約を保守点検して回っている 痛みや 満足感などの感覚は きっと 魂の道しるべである 視覚や聴覚などの五感もまた おそらくは 魂の道しるべである 魂は 身体の外にある制約とも よろしく... 続きをみる
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寒いと 辛いから 暖かさを求め動き回るのは軟弱であり 極寒を耐えてこそ 人間としての芯が現れる 、、、などと強がる思想がある 暑いと 居たたまれなくて 涼しさを求めて動き回るのもまた軟弱であり 灼熱を耐えてこそ 人間としての芯が現れる その芯を鍛えるがために 寒い場所に閉じこもり 暑い場所にあえてつ... 続きをみる
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寒いと 辛いから 暖かさを求め動き回る 暑いと 居たたまれなくて 涼しさを求めて動き回る だから 寒い場所に閉じ込められたり 暑い場所につながれたりすると 自由を叫びたくなる そして 自由を得ると 暖かさや 涼しさを求めて動き回る 感覚に制約された居場所を求めて 自由を行使するのである 自由は 往々... 続きをみる
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制約の中で調和が成立し 肺と心臓の間で 相互補完性が確立する 同じように 心臓と肝臓の間でも 相互補完性が確立する この場合において 肺と肝臓の間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると 肺と肝臓はそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることになる この自由の中で 肺’や肝臓’が現れ... 続きをみる
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制約の中で調和が成立し わたしと環境の間で 相互補完性が確立する 同じように 環境とあなたの間でも 相互補完性が確立する この場合において わたしとあなたの間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると わたしとあなたはそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることになる この自由の中で ... 続きをみる
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制約の中で調和が成立し 部分Aと部分Bの間で 相互補完性が確立する 同じように 部分Bと部分Cの間でも 相互補完性が確立する この場合において 部分Aと部分Cの間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると AとCはそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることになる この自由の中で A’... 続きをみる
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合目的的に制約がなされ 調和の関係が成立している こうした制約が積み重なり 命が生まれた 死ぬということはどういうことか? という疑問がある 生まれる前に変えることなのだろう 制約のない自由に変えるのである
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前置された制約の中に放り込まれた動きは その前置された制約に応じた動きに変質する このような前置された制約により 予定がなされ そこに一定の動きが入り込むと 実践がなされる 酵素は 前置された制約であり 基質は動きに相当する 一連の酵素反応 たとえばクエン酸回路は 一連の前置された制約であり 一連の... 続きをみる
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動いているものがないと 何も動かない 動くものがあると その動くものが動いてゆく先も動き始める そして その動かされたものが さらにその先に在るものを動かしてゆく かようにして 運動が拡散してゆく こうした運動に制約が加わると 運動に規律が生まれる この規律が循環しているところに 生命の神秘があり ... 続きをみる
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太陽の光が当たると ポカポカと暖かになる 光が熱に変わるのである こうした熱で 光が当たり続けると 水はお湯に変ったり 小さな水たまりの水は蒸発して無くなってしまう 光が当たると 物質はその性質を変えることがある その変り方は 光の当たる前の物質の状態により変わってくる 黒い紙は 熱になりやすく 鏡... 続きをみる
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時計において 電池やゼンマイといった動源の動きが歯車に伝わると 歯車に仕込まれた能動的制約に従い 歯車が動く 水力発電所において ダムに貯められた水は 人工的に設置されたパイプに流れ込むと 水の流れる方向はパイプの壁により能動的に制約され この水の流れの先にある水車を回すことになる 水の動きは あく... 続きをみる
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水の流れで水車が回る その水車がタービンを回し 電気を起こす 水も 水車も タービンも それぞれ受動的に動く この受動的な動きが総和され 電気を発生させるという能動的で合目的的な動きが実践される 水も 水車も タービンも ただ受動的に動いているのではなく 受動的動きに制約がされているのである 水も ... 続きをみる
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時計職人により 時計に命が吹き込まれ 正確な時が刻まれている こういった時の命は 時計職人により正確に配置された部品の総和として 機能している それぞれの部品は その形状も 接する他の部品との関係も 計算された合目的的なものとして 時計職人により組み立てられるのである この組み立てられた全体の中で ... 続きをみる
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能動的な動きを行う背景に 意思がある となると 時計に意志があり 電池が切れたり ゼンマイが伸び切ると その意思が消えるということになる このように考えた時の意思は 電池やゼンマイにあるかというと 時計から切り離された電池やゼンマイには 時計を動かすような意志があるとは到底考えられない 時計の歯車同... 続きをみる
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ジャンプして 地上に落下する この動きは 二種類の動きに分類される 一つは 落下する動きで これは受動的な動きである もう一つは 地上から空へ動く能動的な動きである 受動的な動きは 常に身体が晒されている力によりもたらされる力であり 能動的な動きは いつでも働くのではなく ジャンプしようとしたときに... 続きをみる
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妄想は自由である が しかしである 妄想は 欲望に裏打ちされていたり 洗脳された実存に支配されている こうした妄想から 理性が働きだし 身体を動かす ここに 生命の躍動がある 生命の自由である 私は生命に束縛され 制約され 妄想を見る生き物である
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真夜中 私以外誰もいない 歩く人も 車を運転する人もいない その中でも 信号機が働いている 赤信号で横断歩道を渡ろうが 誰も咎める人はいないだろう こんな状況でも 赤信号に足を止めてしまう習性が 私には身についてしまっている 信号機が贈ってくる信号に抗えないのである リモコンから発射される光に反応し... 続きをみる
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地域や 年代 歌の上手さに応じて 様々な合唱団が形成される それぞれの集団には 集団の意思が生まれ その意思が淘汰圧となり 構成員を選別してゆく こうした淘汰圧(例えば厳しい練習)に 順応してゆくことは 個人としては制約となる この制約を犯すことなく 自らを律することが出来なければ 集団に帰属してゆ... 続きをみる
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歌が上手い人は 合唱団に誘われ そこに入団すると 合唱団という集団に帰属することになる この合唱団の構成員は みな歌が上手い この歌の上手い集団の中で さらに歌の上手い人と 標準的な人と 比較のなかで 歌がうまくない人に区別されることになる こうした区別のなかで 歌が上手い人が さらに上級な合唱団に... 続きをみる
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唄を歌うのに 上手いと下手がある 合唱をするに際して 上手い学生は合唱団にスカウトされ あまりに下手糞で 合唱を乱すようなことがあると 歌わなくても良いと 仲間外れにされたりする こうした上手いと下手の間に 標準的な学生がいる 合唱にとどまらず 人が集まり何かをすると 何かにつけ 上手いと下手が顕れ... 続きをみる
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戦前 家制度という少子化対策があった 戦後 その名残の中で ベビーブームがあった そんなことを 考えながら 「子宝」という言葉が持つ意味に 思いをはせた その昔 子供は働き手であり 家を盛り立てる義務の中で 自由を奪われていた 子供には 「宝」という要素と 「荷物」という要素に分離することが出来よう... 続きをみる
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全能であれば 分断も共存も受け入れられるはずである 矛はすべての盾を打ち破り 盾はすべての矛を跳ね返す ここに全能があるのである 全能が崩れると 矛派と楯派の間で分断が生じる あるいは 「矛盾だ」と叫び それはおかしい何とかしないといけないと共存が生まれる どちらも全能ではない この全能でないところ... 続きをみる
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ある日 突然 太陽がなくなると 地球は 宇宙の果てに向けて 放り出される 寒くて仕方がないだろう 植物も育たなくなり お腹がすきそうである こんな突飛なことも 言葉では成立するけれど 現実的ではない 言葉は自由である しかし 言葉にも制約がある 培われてきた意味や文法の中でしか 機能しないのである ... 続きをみる
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秩序は その部分が 全体により制約されることにより成立している 細胞周期がうまく回るためには それぞれの周期で なされるべきことがなされなければならないし 一日を 毎日毎日繰り返すには 同じことを繰り返さなければならない 細胞周期や 一日や一年といった 日常の周期の中で それぞれの時期に為すべきこと... 続きをみる
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生きるということは 生きるという奇跡的な筋道をたどるように制約され この制約の中で実現している しかし この制約の中にあっても 選択肢の自由がある 目的を達するための手段として 右の道と 左の道がある どちらの道を選んでも 目的が叶えば構わない そんな自由が 大きな制約の中の 所々に散在している 椅... 続きをみる
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資産運用
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3月権利の優待カタログが届きました🙂オンワード・スクロール・石井食品🎵
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競馬
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