• 人の意思決定は間違いばかり 5

    心理会計とフレーム効果 心理会計とは、日常生活で使うお金を無意識で種類わけしていることをいいます。 取得方法による種類わけ 例えば、ギャンブルのような自分の努力ではなく運要素が強いもので手に入ったお金は大事にされない傾向があります。 例えば、 「パチンコで勝ったから、今日は贅沢するかー」みたいな心情ですね。 逆にこれが、自分の努力による確実な利益の場合 「がんばって稼いだお金なんだから、大事に使わ

  • 意思決定は間違いばかり!? 4

    楽観的な人と悲観的な人 世の中には楽観的すぎる判断と悲観的すぎる判断が多く存在します。 もちろん私たちは、超合理的な人間ではないですがしかし、自分の間違えを認識できないのは、リスクになります。 楽観的過ぎる人々 もしも、世界に楽観的な人々がいなかったら経済的成長はありえなかったでしょう。 誰かが楽観的に借金をして、そのおかげで経済が成長してきたといっても過言ではありません。彼らはすすんでリスクを好

  • 損失回避と確定性の心理学

    人が得たときのお金と実際の喜び 行動経済学では、プロスペクト理論というものがございます。 詳しくは、上記のリンクで紹介されています。 ざっくり言えば 1.人はお金を得たときの喜びは比例的に挙がるのではなく喜びは徐々に下がる傾向にある。 2.人の喜びは経済学で言うどれだけお金を保有しているかではなく、どれだけお金を得ることができたかによる。 3.損失は取得の約2倍以上感情的に嫌なものになる。・・・1

  • 現在志向バイアス

    行動経済学には「現在志向バイアス」と呼ばれる理論があって、これは「未来の利益よりも目先の利益を優先してしまう心理のことで、以下のような質問があったとき、あなたはどちらを選びますか? ・今もらえる5万円 ・1年後にもらえる7万円 一般的には「今からもらえる5万円」を選択する人が多いようで、その理由というのが、未来の喜び(7万円を手にする)を人はなかなか想像しにくく、逆に、目の前の利益が行動に影響を与

  • ウォーレン・バフェットに学ぶ投資術 1

    「ウォーレン・バフェットに学ぶ投資術」を読んだのですが面白かったので紹介して行きたいと思います。 とうブログでは、人の意思決定には多くのバイアスが含まれている、ということを沢山紹介したときに、トレーダーの短期予測はまったく当たらないということも紹介しました。 人の意思決定は間違いばかり!? 3 - 科学の力を日常生活に では、具体的にどのような投資術ならいいのかな?と考えるときに、長期的に利益を上

  • 人の意思決定は間違いばかり!? 3

    前回は、人の意思決定における少数の法則とアンカー効果について紹介しました。 人の意思決定は間違えばかり!? 2 - 科学の力を日常生活に 今回も前回の続きで、人の意思決定に間違えさせるバイアスについて紹介していきたいと思います。 後知恵バイアスとハロー効果でわかったつもり ハロー効果とは、はじめの印象がよかったから他のこともいいはずだと認知することをいいます。 例えば、美男、美女は性格もいいし、頭

  • 人の意思決定は間違えばかり!? 2

    前回では、人の意思決定は基本的に直感的思考によるものから構成されていると説明しました。 人の意思決定は間違えばかり!? - 科学の力を日常生活に さらに詳しく直感はどのような、誤りを犯していまうのかについて解説していきます。 少数の法則 人は、日常生活で何かを学習をするときに、あまりにも少ないデータからものごとを判断する傾向にあります。 例えば、バスケの世界では連続でシュートが入りやすくなるホット

  • プロジェクトの予算は多めに考えて!

    みなさんは、プロジェクトの予算、期間を考えるときにどの程度自分は正しいく予測できたと考えています。 実は、私もあなたも長期的な予測をするときに、明らかに実際のものよりも少なく予測してしまうことがわかっています。 ある調査で、30年間の間に鉄道会社は新しい鉄道を作るときに、予測利用者と予算がどれだけ実際にのものと離れているか調べた研究があるのですが、その結果利用者数は約二倍多めに見積もられ、予算は約

  • 株の予測はコイントスと同じ

    経済行動学者のダニエル・カーネマンが調査した研究に基づいて結論付けられました。 それが以下のような内容になっております。 トレーダーなどの将来、株が上がるか上がらないかを予測する専門家たちの決断は、どれほど正しいのか調べられました。仮に、予測が正しいくできる人がいるとすれば、その人の年間順位(どれだけ、予測があたったか)はその前の年と比べて相関関係があるはずです。 つまり、予測がうまい人はトレーダ

  • 人の意思決定は間違えばかり!?

    私たちは日常生活で、さまざまな思考を行います。 私たちの中には、二つの意思決定のシステムが存在しています。 一つ目は、直感的な思考。二つ目は、論理的な思考。この二種類にどのような特徴があるのでしょうか。 直感的な思考 直感的な思考では主に自分の記憶を参照して、意思決定を行います。 たとえば、曇った空を見たらなんとなく「今日は雨が降るかもしれないから、傘を持っていこう。」とか。 つまり、連想記憶です

  • ビジネスにつかえる心理学

    今回は、行動経済学や心理学の知識の中でビジネスで使えるものを紹介します。 選択枝は5つくらいに 行動経済学では、人は選択枝が多すぎると満足度が低下するとわかっています。 では、具体的にどれくらいの量がいいのか。5つ以上の選択枝が増えてしまうと人は満足度が低下してしまします。 具体的には、 同じような商品(色違い)などは5種類以上置かない。 商品の数が多すぎるときは、新しいジャンルを作成する。 マッ

  • 行動経済学とマーケティングは結びついている

    経済学者たちの多くは、マーケティングについてあまり言及することはありませんが、稀にアメリカン・エコノミック・レビューなどに広告宣伝や保証についての記事が掲載されることがあります。 しかし、ほとんどの経済学者にとって、マーケティングは経済の1側面であり、冷笑的な経済学者であれば、マーケティング活動が経済の効率を損なうとまで考えています。 まぁ、考えてみればプロモーションは真の価格を歪め、消費者がその

  • 振り込んでしまう心理

    振込詐欺って、なんで払ってしまうのだろう?? ニュースなどを見ていると、絶対に感じる思いですよね。 しかし、詐欺をする人間は人間の心理を読み人の弱さにつけこんでくるのが上手なんですよね。 よくある手口として、最初に高額の金額を要求しています。 例えば「400万円払え」などと要求されたとしましょう。 ところがそんな大金払えるわけがありませんし、被害者は「そんな大金は払えない」と突っぱねます。 しかし

  • 最後通牒ゲーム

    登場人物は、あなたと友達です。 ある人から「10万円をあげるので、友達とわけあってください。」 「友達には「あなたに10万円をあげたこと」を知らせてあります。その中で友達に分ける金額をあなたが決めてください。」 「その金額に友達が納得したら、それぞれがお金を受け取ることができるのですが、あなたの決めた金額に友達が納得できなければ、二人共お金を受け取ることができません。」 これは「最後通牒ゲーム」と

  • なぜか保険に・・・

    保険ってみなさん入っていますか? 心の安心のために入っている人もいるようですが、人はなぜか「死ぬ、入院する」など起きる確率の低いものを重視し、その反対に「死ぬ、入院する」などの起きない確率を軽視しがちで、保険料を毎月支払っていたりします。 これは、どうやら人間は「恐怖」に対しては、それが起こる確率を高く見積もってしまうらしく、その災いが起こったときにどうするのかを考え、想像し、客観的な考えができな

  • 行動経済学まんが ヘンテコノミクス

    行動経済学って、知れば知るほど楽しいものなのですが、このご時世、なかなか活字を読もう!ってことになりづらいですよね? そんなときには、佐藤雅彦、菅俊一、高橋秀明による「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」なんて、どうでしょう? これは、雑誌BRUTUSに連載された漫画作品を書籍化したもので、サザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の一冊なのだそうですよ!! これまでの経済学って、あまりに学術すぎて退屈

  • 買い物の満足感

    買い物って楽しいですよね。 「買い物」することによってストレス発散できるという人もいますし、一般的には「買い物」自体には満足感を高める効果があるのだそうです。 しかしこの「買い物による満足感」は、あまり持続しないのだそうです。 これまでどうしても「欲しかったモノ」をついに購入しました。 購入した直後は、まさにお気に入りのひとつとして毎日、使っていたのですが、日数が経つに連れ、いつのまには使わなくな

  • 心のクセを知っておく

    人間の心理は面白いもので、「実際に起こる確率の低いものを高く評価」し、「実際に起こる確率の高いものを低くする」傾向があるのだそうです。 A.0.1%の確率で50万円貰えるが、99.9%の確率で何も貰えない B.確実に500円もらえる このような選択肢があった場合、70%の人がAを選ぶ傾向にあるのだそうです。 そして次の選択肢 A.0.1%の確率で50万円損するが、99.9%の確率で何も失わない B

  • 行動経済学の知見を利用

    行動経済学の知見を利用して、生活者に省エネ行動を促し、家庭部門のCO2排出量削減を目指す―― どうやら、日本オラクルと住環境計画研究所が、行動経済学を応用し、生活者に自発的な省エネ行動を促す実証実験を2017年度から5年間にわたって実施するのだそうですよ。 そもそもの発端は、環境省の「平成29年度低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)による家庭等の自発的対策推進事業」の委託を受け、「パリ協定」

  • 今年のノーベル経済学賞

    ちょっと時期が遅れましたが、今年のノーベル経済学賞が発表され、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が受賞しましたね。 実はこの方、身近な経済行動について心理学を交えて分析する「行動経済学」の権威で、代表作としては「準合理的経済学」と「セイラー教授の行動経済学入門」という本を執筆しています。 ちなみに「行動経済学」と銘打った受賞は、2002年のダニエル・カーネマン以来15年ぶりということになるのだそ

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