• 頭が高い、控えおろう!

     12月3日配信「朝日新聞デジタル」に《尾畠さん「当たり前のことをしただけ」流行語受賞辞退》という見出しの記事が載っている。その内容は以下の通りである。  〈大分県日出町の尾畠春夫さん(79)が、自身の代名詞となった「スーパーボランティア」の流行語大賞受賞を辞退した。ノミネートが発表された先月7日、朝日新聞の取材に対し、「本人が『スーパーボランティア』なんて全然思っていない。当たり前のことをしただ

  • 死の子守唄(福田正夫・1925年)

    ねんねんねむれよ なやめよ死ねよ 生はつめたい寂しいばかり ねんねんねむれよ 狂へよ死ねよ 生は苦しい滅びるばかり ねんねんねむれよ 嘆けよ死ねよ 生は果てない死ぬばかり 【補説】数ある子守唄の中で「最高傑作」である、と私は思う。これを唄っているのは、間違いなく「父親」であろう。父親に育てられる赤児ほど「不幸」な存在は無い。この父親は絶望しているのである。女房に逃げられ、飯炊き女を「後添え」に、な

  • 時間との闘い

     「急性心筋梗塞」を発症後、5カ月が経過した。緊急手術の結果は良好で10日間で退院できたが、その後の回復は遅々として進まず、いまだに「寝たり起きたり」の生活が続いている。入院中に梅雨が明け、退院後は「災害並みの猛暑」に見舞われた。病院での栄養指導を受け、1日6グラム以下の減塩を行ったが、食欲は減退、体重は5キロ減という有様で、リハビリの看護師からは「まず、塩分は気にしないで、思う存分食べたいものを

  • 「黄金のペットボトル」

     朝刊(東京新聞)を見ながら朝食を摂ろうとして、思わず、激しい吐き気におそわれた。一面トップ記事の見出しに《道路脇に「黄金のペットボトル」 用済みをポイ捨て!? 「トラック運転手がトイレ面倒と・・・」》という文言が見える。私はその記事自体が不潔な感じがして、食欲を失った。苛酷な労働条件のため長距離運転手はトイレ休憩もままならない。だから車内で用を足さざるを得ない、というところまではわかる(共感でき

  • 虫歯治療

     私は先月末、歯痛に悩まされ、「いずれにせよ、流動食しか食べられない事態は避けなければならないので、近所の歯科医で受診した。レントゲン撮影の後、若い医師は「かなり虫歯が進んでいます。右上、左上、左下ですね。今日はとりあえず右上を治療します。右でも噛めるようになりますよ」。治療は30分ほどで終わった。今のところ麻酔が効いているので痛みは少ないが、本当に右でも噛めるようになるのだろうか、今後が楽しみだ

  • 「心臓リハビリ」終了 

     今日で大学附属病院の「心臓リハビリ」は終了となった。ただし、体調が回復したからではない。もともと病院の方針で、治療開始から5ヶ月間は「心臓リハビリ」を行い、以後は行わないということが決まっているからである。私の治療開始日は6月25日なので、今月の25日までということだ。最終日と言うことで、月1回の「体成分析インボディ測定検査」「体力テスト」等を行った。「体成分析インボディ測定検査」の結果は、前回

  • 薬物性歯肉肥大、または薬物性歯肉増殖

    2018年10月31日(水) 晴  1週間ほど前から左下の歯がしみる感じがしたので、どうしても右の歯で噛むことが多くなった。そして昨日からは、突然、右上の歯で噛むと激痛が走るようになった。固形物は全く食べられない。ゼリー飲料、粥、ヨーグルトなどの流動食で過ごしている。「吐き気」「息苦しさ」「倦怠感」「脱力感」といった不快感が軽減し、食欲が出てきたらと思ったら、「今度は歯痛か!」。インターネットに以

  • 天皇賞

     今日は東京競馬場で「第158回・天皇賞」(第11レース)が行われた。脊柱管狭窄症を患ってから(今年3月以降)、競馬場に行くこと(歩き回ること)ができなくなった。最近はその症状が軽減したので、中山競馬場まで(場外)馬券を買いに行った。これまでなら、パドックの気配を観察して買うところだが、今は、体調がそれを許さない。インターネットでオッズを調べると、馬連10倍以下が「4-5」(M.デムーロ:C.ルメ

  • 3冊の絵本

     今日は74回目の誕生日だ。「やっと辿り着いた」というのが実感である。この1年間は、「高血圧症」に始まり「脊柱管狭窄症」「急性心筋梗塞」「逆流性食道炎」「後鼻漏」等々、ずいぶんの病名を知った。また、動悸、息切れ、倦怠感、吐き気、胸焼け、脱力感、膨満感、便秘、等々、言葉としては知っていた「不快感」の数々を実感することができた。生まれてから72年間は、せいぜい「虫歯」「二日酔い」「風邪」程度の不快感で

  • 「体成分分析 インボディ測定検査」

     9月中旬から週1回のペースで、大学病院の「心臓リハビリ」に通っている。今日も午前10時から受診した。はじめに「体成分分析 インボディ測定検査」を受けた。この検査は月1回の割で7月から受け、今回は4回目である。要するに、「心臓リハビリ」の効果が現れているかをチェックするための検査らしい。これまで3回の結果を見ると、おもしろいことに、退院直後(7月)の1回目の結果が一番よく、以後は「悪くなったり、良

  • 神宮球場

     昨日は朝から「久しぶりに」(ほぼ半年ぶりに)気分爽快だったので、神宮球場まで東京六大学野球の観戦に赴いた。地下鉄千代田線で表参道まで約1時間、表参道から銀座線で一駅先の外苑前へ、徒歩10分で球場に着いた。第一試合はM大対W大、第二試合はK大対R大。(65歳以上は)無料の外野席で第二試合の途中まで「のんびりと」観戦、帰路に就いたが、今度はJR信濃町まで徒歩15分、そこからは新宿方面かお茶の水方面か

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・90

    9 初期語連鎖から文へ・・・その形式面・・・ 【要約】  1語による談話(“1語文”)のつぎに、二つの語を連鎖した談話が現れてくる。しかしこれは本格的な文の段階にはいったことを意味せず、1語談話のいろいろな特性を残している。このような原始的な語連鎖から文形成の初歩への特異な発達的変化をたどってみる。 20 初期の語連鎖  1語形式に限られていた談話に、2語の連鎖形式が加わってくるのは、1歳の中ごろ

  • 小学校クラス会

     今日は、新宿のホテルにある中華料理店で小学校のクラス会が開かれた。一同が還暦を過ぎてからは2年に1回、古稀を過ぎてからは1年に1回の割で開かれ、今年は卒業60年目に当たる。このクラスは1年から6年まで編制替えがなかったので、級友の絆はことのほか強いようだ。まさに「化石」のようなクラス会といえよう。  私自身は「体調不安定」(通院)のため欠席したが、夕方になって集合写真のメールが送られてきた。見る

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・89

    ■“対話”における母親の役割 【要約】  サンガー(Sanger,1955)は、何人かの母親の、乳児に対する音声による働きかけの細部を数ヶ月にわたり追跡観察した結果、母親、とくに“良い母親”は、子どもの目覚めている間は、ほとんど子どもに話しかけ、子どもを“音声にひたらせる”と述べている。  母親の子どもに対する働きかけが、子どもの言語発達に大きな影響を与えることを、実験的に立証した研究が、近年にな

  • 「病気」「平気」「元気」

     私の生活様態は、「病気」「平気」「元気」に三分される。72歳までは「元気モード」が続いていたが、73歳以降は徐々に「病気モード」が始まり、まもなく(1カ月後には)74歳になろうとする今、そのほとんどが「病気モード」で占められている。たまに「平気(平静)モード」が訪れたとしても、長続きすることはない。  私の旧友は10年ほど前に脳梗塞を発症し、以来、車椅子の生活を余儀なくされているが、つねに「平気

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・88

    《言語訓練の意義》 【要約】  喃語活動における母親の役割、音声模倣における母親の役割と同じことが、母子間の 命名についての音声接触でもあてはまる。まず母親からの積極的な音声的働きかけがある。実物のイヌのいるところで、母親がいつでもイヌと発声する。子どもがこの音声の特性に注意する一方、この音声の表示しようとしている非言語的カテゴリーをこの音声に連合する。そして直ちに子どもはこれを追って、イヌへの命

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・87

    ■言語訓練(教育的態度) 【要約】  人格化と同一視は、“教育的態度”によってチェックされている。これは、子どもの現在達している水準に適合する仕方で行われる発達促進のための言語訓練の基礎となっている。 《言語訓練の様式》  人間以外の生活体では、母子関係は純粋に生得的な親和関係の実現にとどまり、伝達能力の促進・発達には結びついていかないが、人間の母親の言語的な働きかけには教育的態度がうかがわれ、こ

  • 血圧の《跳ね上がり》

     昨日の朝(8時30分)の血圧は最高121~127・最低79~83、脈拍73~77であった。午前中に1時間程度外出(買い物)し、午後(14時30分)は「自転車のペダル漕ぎ」を17分(ゆっくり800回)。直後の血圧は最高119~139・最低81~89、脈拍59~66であった。しかし、夕方(17時すぎ)脈拍は60~68だったが、血圧は最高135~149・最低94~101に上昇した。1時間後(18時)に

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・86

    19 育児者の役割 【要約】  発声活動の言語化が、育児者からの影響に主として依存することは明白である。ラインゴールドら(Rheingold and Bayley,1959)の実験的研究によると、発声の十分な活発さは、ひとりの養育者のもとではじめて期待でき、多数の養育者が交替するときには、十分な効果はあがらない。彼らは0歳5カ月~0歳7カ月の間、孤児院児16名を2群に分け、一方の群には専任のひとり

  • 「幼児の言語発達」(村田孝次著・培風館・1968年)抄読・85

    18 育児語 【要約】  母親が幼い子どもに向かって用いる語を“育児語”とよぶことにする。育児者が意図的ないし非意図的に、幼児に対してだけ用いる育児語を“特殊育児語”とよぶことにする。これは、子ども自身の発する音声の諸特徴をもっている。以下、特殊育児語の形式と機能を考察し、さらに日本語の育児語について概観する。 ■特殊育児語の形成  1歳期の幼児の母親の育児語には、幼児自身にも発音しやすい、幼児自

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