• 友人

    何年ぶりかの。 友人と会った。 その友人は。 私の乳癌を知っていたから。 何とも言えない面持ちで。 やってきたんだけど。 私があまりにも変わりなく。 病気の気配すらないことに。 会った途端に。 大笑いをし始めて。 『なんなんだて~』←新潟弁 『笑い事じゃないんだけどさ』 ひとりボケツッコミ。 私の予想以上に。 心配してくれていたんだなぁと。 その様子で分かった。 そうだよね。 いくらラインで元気だ

  • 喫煙

    私は。 煙草を吸っていた。 私は。 煙草を。 やめられないでいた。 肺の難病を患ってもなお。 やめられないでいた。 おかしな話。 長女を授かったとき。 今から10年前。 煙草の本数は。 確実に増えた。 どうしても。 吸わずにはいられなかった。 子供のことを考えたら。 煙草は厳禁。 常識中の常識。 分かってはいても。 吸わずにはいられなかった。 もちろん。 自分を責めた。 そんなことすら 出来ないの

  • お墓参り

    平成23年。 F氏に聞いてみた。 『病気を治したい』 F氏によると。 私の。 父方の。 母方の。 父。 つまり。 ひいおじいちゃん。 この人が眠るお墓へ。 行きなさい、と。 それも。 グレープフルーツを持って。 ・・・・・。 理解し難いその返答に。 ためらったものの。 私は確信していた。 『この人 本物だ』 でも。。。 ひいおじいちゃん。 どこだ? 名字は? 名前は? 母に電話した。 父に聞いた。