• 負のループ

    旦那がこの世から居なくなって、 あんな最後を迎えて、 毎日が真っ暗だった。 自分を責め、旦那を責め、不倫相手を責め、 だからって何一つ救われる事はなく、 泥沼から抜け出せずボロボロだった。 息子が居てくれる事が唯一、生きる希望であり、 私は生きないといけないと、私を掻き立てるものであった。 それでも、 朝がくると絶望で、 夜寝る時はこのまま目が覚めなければ と、毎日毎日思った。 息をするだけでも、

  • お葬式

    お葬式の日。 この日の事も殆ど記憶が無い。 また親戚や親に囲まれて、 支えられながら、お葬式へ行った。 とても暑い日だった。 覚えてるのは、 喪主だから、 焼却炉の鍵を回さないと行けなくて でも、この鍵を回したら、 焼かれてしまう。 もう二度と姿を見れない。 もう二度と触れられない。 そう思うと私には回せなかった。 だから、お義父さんが一緒に回してくれた。 焼き上がり、 喉仏を運ぶのに、手が震えて

  • お通夜

    お通夜の日。 親戚も一緒に参加してくれる事になり、 大きなレンタカーを借りて皆で向かった。 まだ生後間もない息子も連れて。 まだこの時も現実味の無い私だった。 きっと 何かの間違いで、 きっと これはドッキリで、 きっと ごめんね、許してくれ その為にこんなイタズラしたのだと きっとそうだと、自分に言い聞かせてた。 でも、葬儀場に着いて、 目に飛び込んで来た旦那の名前。 一気に心臓がバクバクして

  • 受け止めきれない現実

    その後、母に電話が来た。 電話口で、明らかに慌て、そして絶句している母。 一瞬で、 普通じゃない、嫌な予感がした。 それからの事はあまり詳しく記憶が無い。 断片的にしか、記憶が無い。 母は私に嘘をついた。 自殺未遂をして、今病院に運ばれてる。 と。 でも、友達から、 大丈夫?明日の通夜行くからね。 と、ラインが入り、私も事実を知ってしまった。 取り乱す私を必死に支えてくれる母だったと思う。 本当に

  • 誰よりも大切な存在

    色んな事があり過ぎて、 充実した、幸福に溢れた妊婦生活なんて全く送れなかったけど、 産む前から心に刻んでた事がある。 “この子は私の子” “私が命を掛けて守り産み育てていく” どうしても旦那が許せなくて、 最低な事を言われたり、 それでも子供に罪はない。 私のお腹を蹴るこの子は、かけがえのない“私の子” 旦那の子だから、大切にするんじゃない。 私の子だから命を掛けるんだ。 って、思って、出産に臨ん

  • 出産

    それから無事、警察に保護された旦那。 私は数日後、陣痛が来た。 無事に産まれた。 陣痛中に駆け付けてくれて、ずっとそばに居てくれた彼のお母さん。 産まれてから1時間後、 申し訳なさそうに、バツが悪そうに旦那が来た。 産まれたばかりの我が子を抱いて泣いてた。 ずっと、泣いてた。 あの時、何を思って居たんだろう。 首の傷何? って聞いたら、 虫刺され! なんて言ってたけど、既に前日未遂してたってその後

  • 修羅場

    3人で会う事になった と言っても、勿論堂々と出てくるタイプではない旦那。 夜、先輩の家にいて皆と飲んでる状況で、 私が旦那の車の後部座席に乗り込み待機する。 という強行的な手段。 この時、予定日の一週間前。 お腹が大きくて、なかなか後部座席が狭くてキツかったのを覚えてる。 必死に乗り込み待ってたら、 何も知らず、何も気づかず、 運転席に座る旦那、助手席に不倫相手の女。 この時、不倫相手と私が口裏合

  • 最低な嘘

    なんて連絡したかとか、そんな細々した事はもう覚えてなくて、 ただ、旦那が、その先輩家族達に、 私と離婚したと嘘をついていた事がわかった。 他にも色々な嘘を、数え切れない程並べてた。 私の事を家事も何もしない、 ヒステリック女だと、 私の親の事までも悪く言ってた。 勿論、事実無根ですが。 毎日彼の為にご飯を作り、お弁当を作り、 それは確かに慣れない家事だったけど、 毎日アイロン掛けて、 リュックに仕

  • 知ってしまった日

    彼の態度がおかしくて、 あまりにも冷たくて、 反して、どんどん大きくなっていく私のお腹。 もうすぐ産まれるのに、 冷たくされる毎日がすごく辛かった。 何が理由か分からなかった。 知らない土地という事も手伝って、寂しくて悲しくて、堪らず、意味不明に冷たくされる毎日が、ただ私には生き地獄だった。 何かおかしいと思い、ケータイを見たのは覚えてる。 ラインに男の名前で登録されてる女が沢山いた。 内容とかは

  • いま心が求める映画

    灰色の冷たい冬、そして霞のかかった桜色の季節がすぎた頃から、なにか手がかりになるものを探して、色々な映画や本にすがっている。スピリチュアルなことには以前から興味があったけど、今は本当に大切に感じている。 昨日観た映画がよかった。 Hereafter ヒアアフター 好きなマットデイモンが主演だし、内容も今、心が求めているものだった。 そして今日は Passengers パッセンジャー どちらの映画も

  • 宇宙(そら)を見上げて

    わたしの大切なあのコが宇宙(そら)に翔びたってから半年以上が経ちました。 なんとか生きてきたけれど、あのコが目に浮かぶたびに溢れ出る涙は今も海のよう。 会いたい 会いたい 会いたい 娘のひとりは海の向こう 娘のひとりは離れた街に そしてあのコは宇宙(そら)に 一番小さい娘はわたしのそばに 信じているよ 確信してる あのコが宇宙(そら)にいることを そしたら姉たちと変わらないでしょう? 離れていて会

  • 亡き息子と残された家族

    前向きな事だけ書いていきたいと思っています。

  • 気持ちの良い秋晴れ。

    こんにちは。 私が居る場所は、今日とても気持ち良く晴れています。皆さんの居る場所はどんなお天気ですか。 太陽ってそこにあるだけで、多くの人を幸せな気持ちに出来るから凄く羨ましい。 お父さんが旅立ったあの日もこんな風にとても気持ち良く晴れていたな(前回記事に写真有り)。少しは晴れた気持ち、感じたのかな。青空を見て何を思ったのかな。 前回少し話に出したお手紙(という名の遺書だけど)は、あれからずっと机

  • あの日から、32日。

    こんにちは。今日は彼氏のお家から帰ろうとしたら、電車が何かの故障で動いていなかったので、近くの商業施設で時間を潰しているししゃもです。(実はこう見えてお付き合いしてる人が居るんです…^^) 昨日の記事は、実はつい最近の事なんです。 10月の上旬。もう1ヶ月経っている事が信じられません。 今日父が夢に出て来ました。青ざめた顔、あの警察署で見た父でした。普通に立っていて、「お父さん?!」って呼びかける

  • 時の流れのはやさ。

    今日、初めてブログを投稿します。 もうすぐ誕生日を迎えますが、現在21才のフリーターです。大学は中退。どこにも吐く事の出来ない心の内を吐き出す場所を探し、ここに至りました。拙い文章ですが、御容赦下さい。 ある日曜日、父は朝早くから出掛けており、夜10時を回っても帰って来ませんでした。気になった母は、父の部屋へ入ると、いつも座っていたパソコンの所に白い封筒の様な物が置いてありました。母は動転し、バイ

  • まあまあの日

    今日もさびしかった。 「何でこんな過酷な人生を送ってるんだろう」…と思った。 あの子の最後の頃の気持ちを想像して(想像するしかない。わからない事だらけ) つらくなった。 普通の人の普通の暮らしが羨ましくて、自分が惨めだった。 あの子に会いたかった。 これはいつもの事。 毎日の事。 こういう感情が泡のように胸の底から度々湧いてきて、その度に心が消耗する。 でも、自然にそれはおさまる。 「おさまる」…

  • マフラー

    直後は変な精神状態だった。 当たり前だ。我が子が死んだのだもの。それも自ら命を絶った。 私はあの子の服を、やたら洗っていた。 その様子を見ていた妹は「何をそんなにムキに洗濯ばかりしているんだろう」 と思ったらしい。 ただ、あの子の服を誰かに着てもらいたかったのだ。 捨てたりできなかったのだ。 とは言っても、死んだ子の服をあげたり、着たりしてくれる人なんて限られている。 いとこ達にずいぶん送った。

  • 試行錯誤

    多分… こういう死に方でなかったら、社会生活への復帰はそこそこはたしていたと思う。 以前の職場に戻れたと思わないけれど、どこかで働いたり、友人との関係を これほど切る事はなかったと思う。 それは私自身の「自死」に対する偏見の裏返しなのだ。 人目を避けて、うつむいて、陽の当たらないところで暮らしている感じ。 悪い事をしたわけでもないのに…と思うけれど、 今まで通りに生活できるほど私は強くないし、そん

  • Nの日

    カレンダーに予定を書く。 「N」と書いた日は、出かけたり、何か用事がある日で、 私が「普通の人モード」になる日という意味だ。 「普通の」とは、朝起きてちゃんと身支度を整え、化粧もして出かける、人に会うこと。 朝起きる、身支度を整える… そんな事は全然普通の事、普通の人にとっては。 けれど、一晩中一睡もしないことも度々あるような生活だと「普通」はなかなか難しい。 顔を洗って薬を飲んで、最低限の家事を

  • ここにさえ書けない。

    すごい夢を見た。 怖くて、不気味な夢。 ここにさえ書くのを憚れる。 ただ一つ良かった(?)のは、小さいあの子と話をしたの。 あの子は生きてて、とても可愛くて、だけどすごくヘンテコな状況で私はあの子を守ろうと(?)していた。 たしかに話したし、かわいい声も聞いた気がする。 あの子が死んで最初の頃、毎日のように夢を見た。 いつも辛い夢だったと思う。 その頃は、目が醒めるとその瞬間から絶望が始まる感じだ

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